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06月07日-01号

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  1. 中央市議会 2018-06-07
    06月07日-01号


    取得元: 中央市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-14
    平成30年  6月 定例会(第2回)平成30年第2回中央市議会定例会1.議事日程(第1号)                             平成30年6月7日                             午前10時00分開議                             於議場  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期決定の件  日程第3 諸報告  日程第4 議案第51号 中央市国民健康保険税条例中改正の件  日程第5 議案第52号 中央市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例中改正の件  日程第6 議案第53号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例中改正の件  日程第7 議案第54号 中央市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例中改正の件  日程第8 議案第55号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関する条例中改正の件  日程第9 議案第56号 平成30年度中央市一般会計補正予算(第1号)  日程第10 議案第57号 平成30年度中央市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)  日程第11 議案第58号 平成30年度中央市下水道事業特別会計補正予算(第1号)  日程第12 議案第59号 平成30年度中央市田富よし原処理センター事業特別会計補正予算(第1号)  日程第13 議案第60号 平成30年度中央市上水道事業会計補正予算(第1号)  日程第14 議案第61号 権利の放棄の件  日程第15 議案第62号 訴えの提起の件  日程第16 議案第63号 土地改良事業計画の概要の件  日程第17 議案第64号 中央市道路線認定の件  日程第18 報告第1号 平成29年度中央市一般会計予算繰越明許費の件  日程第19 報告第2号 平成29年度中央市下水道事業特別会計予算繰越明許費の件  日程第20 報告第3号 平成29年度中央市一般会計予算事故繰越の件  日程第21 報告第4号 平成29年度中央市一般会計予算継続費逓次繰越の件  日程第22 報告第5号 平成29年度中央市農業集落排水事業特別会計予算の継続費の逓次繰越の件  日程第23 報告第6号 平成29年度中央市上水道事業会計予算繰越の件2.本日の会議に付した事件  議事日程に同じ3.出席議員は次のとおりである。(16名)       1番  渡辺 亨      2番  田中 清       3番  斉藤雅浩      4番  金丸俊明       5番  木下友貴      6番  田中輝美       7番  小池章治      8番  河西 茂       9番  関 敦隆     10番  名執義高      11番  伊藤公夫     12番  田中健夫      13番  宮川弘也     14番  井口 貢      15番  福田清美     17番  田中一臣4.欠席議員(1名)      18番  山本国臣5.会議録署名議員       9番  関 敦隆     10番  名執義高6.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(30名)   市長        田中久雄    副市長       萩原一春   教育長       田中正清    会計管理者     相澤宏一   政策秘書課長    望月 智    総務課長      桜木達也   危機管理課長    今井 賢    管財課長      功刀裕章   財政課長      橘田 修    リニア交通政策課長 五味将元   庁舎整備室長    田中竜馬    政策推進監     蓮沼 隆   人材育成推進監   田中 実    市民課長      北村公利   保険課長      内田孝則    環境課長      小沢 誠   税務課長      土橋利一郎   収納対策監     降矢嘉也   福祉課長      田中浩夫    高齢介護課長    長田輝子   子育て支援課長   中込 誉    健康推進課長    相田幸子   建設課長      薬袋正仁    都市計画課長    田島幸一   水道課長      河西利広    下水道課長     相川浩記   農政課長      石田秀博    商工観光課長    飯室隆人   教育総務課長    中楯孝博    生涯教育課長    田中俊浩7.職務のため議場に出席した者の職氏名(3名)   議会事務局長    薬袋幸雄   議会書記      功刀亜紀子   議会書記      佐野裕一郎 △開会 午前10時00分----------------------------------- ○議長(河西茂)  本日は、お忙しいところご参集いただきまして、誠にご苦労さまです。 ただいまの出席議員は16名で、定足数に達しております。 ただいまから平成30年第2回中央市議会定例会を開会します。 はじめに、欠席の旨の連絡をいたします。 山本国臣議員につきましては、本日の会議を欠席する旨の届け出がありましたので、ご了承願います。 報道機関等から写真撮影等の申し出が出ております。 これを許可することにご異議がありませんか。 (異議なしの声) 異議なしと認めます。 よって、議場内での撮影を許可することに決しました。 本日の会議は、あらかじめお手元に配布してあります、議事日程表により行います。----------------------------------- ○議長(河西茂)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員会議規則第88条の規定により、  9番 関 敦隆議員 10番 名執義高議員 を指名します。----------------------------------- ○議長(河西茂)  日程第2 会期決定の件を議題にします。 本定例会の会期については、議会運営委員会が開かれております。 その協議結果について、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長伊藤公夫議員。 ◆議会運営委員長伊藤公夫)  議会運営委員長報告を行います。 本日、6月7日に招集されました、平成30年第2回定例会の運営について、去る5月31日午前10時より議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果についてご報告いたします。 今定例会に提案されます議案は条例案件5件、補正予算5件、その他4件、報告6件であります。 また、一般質問につきましては7名の議員から通告されております。 当局より、市長および関係職員の出席により、提出議案の説明を受け、協議いたしました結果、今定例会の会期は、本日6月7日から6月21日までの15日間とすることに決しました。 以上、今定例会の運営について、議会運営委員会において、協議決定いたしましたので、議員各位のご賛同とご協力を賜りますようお願い申し上げ報告といたします。 ○議長(河西茂)  議会運営委員長の報告が終わりました。 お諮りします。 本定例会の会期は、ただいまの、議会運営委員長報告のとおり、本日から21日までの15日間としたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (異議なしの声) 異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は本日から21日までの15日間と決定しました。----------------------------------- ○議長(河西茂)  日程第3 諸報告を行います。 第1回定例会以降の報告事項については、配布しました諸報告のとおりであります。 監査委員から平成30年2月から4月分に係る現金出納検査の結果について、配布しました資料のとおり報告されております。 各組合議会の結果について、配布しました資料のとおり報告されております。 教育委員会より、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定により、平成29年度中央市教育委員会の事務の点検および評価について、お手元の資料のとおり提出がありました。 以上で、諸報告を終わります。----------------------------------- ○議長(河西茂)  日程第4 議案第51号 中央市国民健康保険税条例中改正の件から、日程第23 報告第6号 平成29年度中央市上水道事業会計予算繰越の件までを一括議題とします。 市長より施政方針ならびに提出議案等に対する説明を求めます。 田中市長。 ◎市長(田中久雄)  おはようございます。 本日ここに、第2回市議会定例会の開会をお願いいたしましたところ、議員各位には公私ともにご多忙の中をご出席いただき、開会できますことに心から御礼を申し上げます。 平成30年第2回市議会定例会の開会にあたり、私の4期目の市政運営に対する所信の一端を申し述べ、議員各位ならびに市民の皆さまのご理解とご協力を賜りたいと存じます。 さて、私は、去る3月25日に執行されました市長選挙におきまして、市民の皆さまをはじめ各方面のご支援をいただき、市長として引き続き4期目の中央市のかじ取り役を担うこととなりました。 改めて、その使命と責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いであります。もう一度原点に立ち返り、私の政治信条である心の政治、公平・公正な行政運営を行い、より一層市民の皆さまとの協働により、実り豊かな生活文化都市の実現に向かって、最大限の努力を傾注してまいりますので、ご支援賜りますようお願い申し上げます。 振り返りますと、これまでの3期12年間において、合併による旧町村から引き継いだ課題を解決しながら、新しいまちづくりの指針である第1次中央市長期総合計画をはじめ、各種計画を策定し、2町1村の歴史の刻みを大切にしながら、先輩諸氏が築き上げてこられました多くの実績と成果を継承しつつ、中央市としての新たな歴史の第一歩を踏み出し、土づくりをして種を蒔き、ようやく芽が出始めました。 また、その中で昨年度には、第2次中央市 長期総合計画を策定し、今後10年間を見据える中で、蒔いた種から出た芽をどのようにして実り豊かに育てていくかをお示しすることができた、そんな12年間であったのではないかと思います。 しかしながら、全ての課題が解決したわけではなく、この間にも人口減少少子高齢化の進展、不安定な景気の動向、大雪や豪雨などの異常気象や地震などによる自然災害に対する安全・安心への意識の高まりなど、大きく変化する社会情勢の中、これからも市民の皆さまの声に聴く耳を持ち、市民の皆さまと同じ目線に立って物事を見る、市民参加型の市政運営に取り組んでまいります。 大変厳しい財政状況下ではありますが、今後の中央市にとって大きな影響を与え、また、中央市の歴史の大きな節目になるであろう、2027年開業予定のリニア中央新幹線と、その(仮称)山梨県駅について、その効果を最大限享受するために、これからの4年間は大変重要な時期と考えております。その中央市にとって大事な時期に育ち始めた大切な芽を育み、大きな実を実らすことができるよう、また、中央市の未来のために積極的な施策の展開を図り、市民の皆さまが住んでよかったと思える市にするため、より一層市民の皆さまとの連携を深め、中央市民の絆と結束を高め、活力ある元気な未来に繋ぐ中央市をつくってまいりたいと考えております。 さて、わが国経済は着実に景気回復へと向かいつつあるとされております。5月に内閣府が発表した月例経済報告によりますと、「景気は緩やかに回復している。生産は緩やかに増加し、それに伴い企業収益が改善され、雇用情勢は着実に改善している。」とされています。 また、「先行きについては、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。」と基調判断しています。 また、金融機関が発表した県内の最近の経済動向によると、「生産面においては機械工業が増勢を維持しており、需要面では個人消費が横ばいで推移している一方、設備投資は回復している」と分析されております。 県内にある調査機関の調査結果では、県内企業の正社員の採用予定が3年ぶりに増えているなど、国・県の景気の動向を示していると思われます。 しかしながら、県教育委員会によると、公立高校卒業生の県外への就職状況の割合が2年連続で最高を記録しており、人口流出による人口減少、少子・高齢化による生産年齢人口の減少といった問題に発展する要素を示しているといえます。 中央市を含め各自治体においては、経済や人口減少少子高齢化だけではなく、子育てや貧困などさまざまな問題に対する対策、また、それらを実現するための財政基盤の確保などに課題を抱えています。 今、市町村に求められているのは、しっかりと将来を展望し、特色ある地域づくりへの取り組みをするとともに、当面する諸課題への的確な対応に務めることであります。 そのためには、不易と流行を基本として、今までの前例、慣習にとらわれない、時代の変化を的確に把握し、柔軟な発想と抜本的な見直しを行い、透明性の高い簡素で効率的な行政システムの構築と持続可能な財政基盤の確立が重要であると考えております。 まず、市政運営に対する基本姿勢についてであります。 本市におきましては、まだまだ財政状況は極めて厳しい状況下ではありますが、安全・安心なまちづくり、次世代を担う子どもたちの教育、少子高齢化への対応、行政改革の推進と財政の健全化など、緊急に取り組む課題も抱えております。 私の政治信条である公平・公正を行政運営の柱とし、納税者に還元できる、迅速かつ適切な行政サービスの実践と、透明性のある行政運営市民一人ひとりを大切にした市民型政治による市民参画まちづくりを行ってまいります。そうして、市民の声が届く市政の実行を基本姿勢として、市民の皆さまとの協働で実り豊かな生活文化都市の実現を目指し、全力で市政運営に当たってまいります。 次に、中央市のまちづくりについてであります。 市民の皆さま一人ひとりを大切にした行政施策の実行と、中央市が市民の皆さまにとって住んで良かった、この市に生まれて良かったと思える中央市となるよう、市民の皆さまと協働のまちづくりを推進してまいります。 中央市の未来のため積極的な施策の展開を図りながら、中央市民の絆と結束を高め、活気があり元気な、未来につながるまちづくりに邁進してまいります。 次に、行財政改革への取り組みについてであります。 地方の財政状況は依然厳しい状況が続いており、わが中央市も例外ではありません。地方自治体を取り巻く環境の変化は、そこに住む住民と自治体がともに考え、自らの判断で地域づくりに取り組むことを求めるものであり、同時に地域特性を活かした真に個性的な地域へと転換するチャンスでもあります。そのため住民ニーズを的確に判断し、対応できる体制を整えなければなりません。昨年度策定いたしました、第3次中央市行財政改革大綱実施計画に基づき、計画的に行財政改革に取り組んでまいります。また、人材育成に努める中で、職員の意識改革能力アップを図り、積極的な行政運営と財政の健全化を目指すことで、歳出の抑制にも取り組みながら、税収の安定的確保にさらなる努力を傾注してまいります。 次に、暮らしやすい生活基盤づくりについてであります。 市の均衡ある発展のため、旧町村間のアクセス向上のための道路整備や、身近な道路環境の整備に積極的に取り組んでまいります。また、リニア中央新幹線山梨県駅の最寄駅となるJR小井川駅や東花輪駅の交通結節機能の強化について検討を行ってまいります。 加えて、公共交通の効果的な運用方法を検討する中でコミュニティバスや、鉄道・路線バスとの相互連携の強化などを図り、道路及び公共交通機関利便性向上に取り組んでまいります。 公共下水道事業については、今後とも効果的・効率的な整備を行ってまいります。田富よし原処理センター農業集落排水事業の施設についても老朽化が進行しており、点検等を行い、改築・更新を含んだ適切な維持管理を行ってまいります。 上水道事業簡易水道事業についても、配水管の整備や老朽化対策を進めていきながら、水道の安定的供給を図ってまいります。こうした生活基盤の整備を推進し、市民が快適に暮らすことができる市を創ってまいります。 次に、安全・安心なまちづくりについてであります。 自主防災組織の活性化を図るため、防災・災害ボランティアなどの人材育成を行い、市民・事業者・消防団など関係団体との連携を図り、より災害に強い体制の整備を進めてまいります。また、外国籍住民への防災に対する啓発や情報提供、災害時要配慮者の把握と避難誘導体制の確立を行うなど減災に努めてまいります。 大規模災害発生時の応急対策や避難所における良好な生活環境を確保するため、備蓄倉庫や仮設トイレなどの整備を積極的に行い、市民生活の中で自然災害による不安感を取り除き安心な地域づくりを目指してまいります。 次に、環境への取り組みについてであります。 中央市環境基本計画に基づき、エネルギー資源の活用策やその推進体制を体系的に位置づけてまいります。 資源リサイクルの推進に取り組み、ゴミの減量化を図るとともに、地球にやさしい、快適で健康な生活環境づくりを目指してまいります。このことについては改めて市民の皆さまにご協力いただき、力強く推進してまいりたいと考えております。 少子高齢化に対応したまちづくりについてであります。 少子化や核家族化の進行、地域社会の変化など、子どもや子育てをめぐる環境が大きく変化する中で、家庭や地域における子育て機能の低下や、子育て中の親の孤独感や不安感の増大等が生じているため、庁舎統合後の玉穂庁舎子育て支援総合拠点施設として整備することとしております。 また、昨年リニューアルしました市のホームページ内の子育てサイトや、同時に開設した子育てアプリなどを活用し、子育て世代の皆さまに必要な情報を積極的に発信し、誰もが安心して子育てができるまちづくりを実現してまいります。 本市においても高齢化率は今後とも高まっていくことが予想されています。その中で、高齢者のニーズを把握するとともに、高齢者が集う機会や、地域全体で支えることができる地域づくりが必要であると考えます。 医療機関民間事業所各種団体との連携のもと、高齢者のいる世帯に向けた相談事業の更なる強化と、地域で高齢者を見守る体制の整備を構築し、高齢者の社会参加を促してまいります。 また、介護予防事業についても、今後いっそうの推進を図り、年齢を重ねても心豊かで安心して暮らせる中央市をつくってまいります。 次に、福祉・医療・保健についてであります。 福祉団体や地域のボランティア団体NPO等と連携を図り、福祉需要に迅速に対応できる人材の確保と、市民による参加型の福祉活動を推進し、障がいのある人や高齢者が安心して生活できるよう、地域全体で支えながら障がい者・高齢者福祉の強化を図ってまいります。 昨今、社会問題にもなっております自殺者の対策について、地域・医療機関・保健所・教育機関等と多角的に連携しながら心の健康づくりを支援してまいります。 また、生活習慣病予防の徹底を図るため、健診・保健指導などを実施し、今まで以上に生活習慣病の予防に繋げるとともに、医療費の抑制も図ってまいります。 また、特定健康診査ガン検診等の受診率の向上を図りながら、市民の皆さまの健康づくりを支援し、保健・医療体制をさらに充実させ、健康長寿まちづくりを実施してまいります。 次に、地域を担う人材の育成についてであります。 本市では、教育の基本を「まごころ」とし、児童生徒に生きる力をはぐくむ教育、命を大切にする教育、信頼しあう教育を、学校を中心に地域や関係機関と連携を図りながらまごころをはぐくむ教育を実施しております。また、地域のみなさまのご協力をいただきながら地域で子どもを見守り、育て、子どもの安全を図っていくとともに、独自性のある教育を推進し、子どもたちが郷土への愛着を持てるよう郷土学習を推進しております。 市民の生きがいづくり学習機会の提供のための生涯学習についても内容の充実を図りながら、あらゆる世代が学べる街として住民ニーズに応えてまいります。 次に、地域を支える産業の育成についてであります。 私の地域づくりのモットーは、各地域の歴史や文化を大切にし、それを活かした地域づくりであります。 恵まれた自然を活かし、農業の活性化を図るため、農産物の地域ブランド化など、こだわりの農業を展開しながら、遊休農地、耕作放棄地を解消し、暮らしと環境にやさしい農業振興を推進してまいります。 また、商工会との連携をさらに強化しながら、多様な商工業の振興を推進し、市内商工業者の育成と事業の継承を図るとともに、集客策や地域商店での消費を促す施策を検討し、地域の活性化を図ってまいります。 以上、市政運営にあたっての基本的考え方、重点的に取り組む施策の概要を申し上げましたが、本市を取り巻く状況は、大変厳しい状況ではあります。 私は、健全で効率的な財政運営に最善の努力を傾注し、市民福祉の充実と市民の皆さまに満足していただける質の高い行政運営を目指し、市民の皆さまとの協働と市政の透明性を基本において、実り豊かな生活文化都市実現に向け、着実に一歩一歩諸事業を進めてまいりたいと考えております。 人の意見に耳を傾け、人に寄り添い、人と人との繋がりを大切にした心の政治をこれからも実行してまいります。 議員各位をはじめ、市民の皆さまのご理解とご協力を心からお願い申し上げまして、私の所信とさせていただきます。 次に、いくつかの報告をさせていただきます。 まず、中央市山梨県人会についてであります。 去る、5月18日に東京都新宿区にあるホテルグランドヒル市ヶ谷におきまして、第3回中央市山梨県人会総会が行われました。 中央市山梨県人会は、中央市が誕生し10周年の節目にさらなる成長と発展を目指し、首都圏において活躍されております中央市出身の方や、中央市にゆかりのある方々と中央市民の皆さまが密に連携していくことを目的として平成28年に設立され、今年で3年目を迎えています。 当日は、山梨県人会連合会から弦間明会長はじめ15名のご来賓を迎え、市内外の会員の皆さまを含め、総勢49名のご参加をいただきました。3回目ともなりますと、ほとんどの方が顔見知りとなり、ふるさとの話題で話が弾み、盛況のうちに総会が執り行われましたことをご報告いたします。 次に、サイクルイベント、「桃と桜のサイクリング~リニアライドやまなし中央」についてであります。 中央市初の試みとして、4月8日に行われたこのイベントは、豊富トレーニングセンターを発着地として、笛吹市から甲府市、市川三郷町を通る全長53キロメートルのコースで開催いたしました。 初開催となった今年は桜の開花が例年より早く、満開の時期は過ぎてしまいましたが、県内外からスタッフを含めて約340名の方に参加していただきました。 参加者のうち7割は県外からの参加者で、また、全体のうち女性の参加率が3割に達しました。 終了後のアンケート結果を見ると、85%の方が「また参加したい」と答えており、中央市の魅力を発信して認知度を上げることができたのではないかと思います。 また、6月24日には、同じく交流イベントとして「第1回スイートコーンマラソン&ウォーク」が開催されます。豊富地区内をコースとして行われるこの大会も、既に516名の応募があり、北は岩手県から、南は高知県まで遠方からの参加者を迎えて開催されます。その名のとおり、本市の特産品であるスイートコーンやトマトなど中央市の魅力を味わっていただき、サイクルイベントとともに中央市の魅力を発信する場にしていくと同時に交流人口の増加を図り、移住定住に繋がればと考えております。 次に、中央市消防団・女性消防隊についてであります。 5月1日から、市役所の女性職員13名による中央市消防団・女性消防隊を編成し、既に一般団員とともに礼式訓練に参加し、活動を開始しました。 大変優秀であると、消防団の関係の皆さまからもお褒めの言葉をいただいているところであります。近年、消防団活動において、女性ならではの視点を活かした地域の防災活動が求められており、女性消防隊は、平時には防火・防犯の啓発活動を行い、救命講習など知識や技能を習得し、災害時には高齢者や子どもなどへの細やかな被災者支援にあたることが主な活動となります。 今後、市民の皆さまに親しまれ、消防団や防災活動に対する理解が深まることを期待しております。 次に、農村公園多目的グラウンド改修工事についてであります。 農村公園は、飲料水兼用の貯水槽や防災備蓄倉庫などを備えた防災機能を有する公園として平成21年に開設されました。公園の設置にあたっては、地域住民間の交流を深め、健康的な活力のある地域づくりを図ることを目的として、展望広場やお花見広場、また、サッカーやグラウンドゴルフなどを行うことができる多目的グラウンドを有しています。 市には、以前よりグラウンドの芝生化についての要望があり、農村公園多目的グラウンドにおいて芝生化を行った場合には、グラウンドとしての多目的化が図れるほか、高台にあるグラウンドという立地上の問題として開設以降懸案事項となっていました強風時の砂ぼこりによる近隣作物への被害が解消できる点などのメリットが挙げられます。 その他、サッカー場として大会会場としての利用が可能となるようグラウンド面積の拡幅や、夜間利用を想定した照明施設の整備など、これまでより幅広く活用できるよう改修してまいります。 今回の改修により、グラウンドの利用率が上がり、市民の皆さまにとってより親しみのある公園となることが期待されますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。 なお、今定例会に農村公園多目的グラウンド改修工事に係る補正予算を提出いたしておりますのでご審議のほどよろしくお願いいたします。 続きまして、今市議会定例会に提案いたします議案の説明を申し上げます。 今回提案いたします案件は、条例関係5件、予算関係5件、その他の案件4件、報告関係6件であります。 まず、条例関係議案についてであります。 議案第51号 中央市国民健康保険税条例中改正の件につきましては、中央市国民健康保険運営協議会の答申に鑑み、保険税率および算定方式を改定するため、所要の改正を行うものであります。 議案第52号 中央市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例中改正の件につきましては、介護保険法施行規則の一部改正に伴い、中央市指定地域密着型サービス事業の申請者の資格について改正する必要があるため、所要の改正を行うものであります。 議案第53号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例中改正の件につきましては、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、認定こども園の定義を規定する引用条項について改正する必要があるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第54号 中央市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例中改正の件につきましては、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の基礎資格について、改正する必要があるため、所要の改正を行うものであります。 議案第55号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関する条例中改正の件につきましては、子ども・子育て支援法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、子ども・子育て支援法第19条第1項第1号に該当する就学前の子どもに係る利用者負担額について改正する必要があるため、所要の改正を行うものであります。 次に、予算関係議案についてであります。 議案第56号 平成30年度中央市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億7,374万5千円を追加し、歳入歳出それぞれ149億2,606万5千円とするものであります。 本年度当初予算は骨格予算として、予算編成をしておりましたので、今回の補正につきましては、政策的経費や臨時的経費を計上した肉付け予算としての編成を行っております。また、共通事項としまして、4月の人事異動による人件費の組み替えの補正を行っております。 各款ごとの主な補正予算の内容は、総務費では、リニア中央新幹線の建設に伴い、JR小井川駅前の市営駐輪場移転に係る工事請負費など小井川駅周辺整備事業に7,810万5千円を主なものとして計上しております。 民生費では、庁舎統合後の玉穂庁舎子育て支援総合拠点施設として活用していくため、玉穂庁舎改修工事の基本設計業務委託として、子育て支援総合拠点施設整備事業に281万9千円を主なものとして計上しております。 労働費では、市内での就職を希望する方と、市内企業の人材確保支援を目指した就職ガイダンスを都内で行うための委託料など259万2千円を主なものとして計上しております。 農林水産業費では、宇坪川改修工事及び排水機場排水ポンプ等の整備補修工事など土地改良施設等基盤整備事業に1億6,671万6千円を主なものとして計上しております。 商工費では、本市が移住・定住先となるように、都市部で開催されるイベントへの出席や、セミナー開催、また、空き家バンクに登録された物件の改修費の助成など、移住定住・空き家バンク事業に316万1千円、シルクふれんどりぃおよび関原峠の誘導看板を設置する工事費など、観光振興事業費に1,047万6千円を主なものとして計上しております。 土木費では、農村公園多目的グラウンド改築工事のため、公園管理費に2億7,535万円を主なものとして計上しております。 教育費では、リニア中央新幹線建設予定地域に含まれる、田富北小学校の仮設校舎設置等工事請負費など、リニア建設に伴う田富北小学校移転整備事業に2億8,655万円、また、田富北小学校移転に伴い移設予定の市民体育館に関する基本構想・基本設計業務委託など、体育施設整備に1,479万6千円を主なものとして計上しております。 これらの歳出に係る補正財源としましては、各種事業に係る国、県補助金やJR東海からの補償および受託事業収入、市債等の追加をし、不足財源については基金繰入等を追加したところであります。 次に、議案第57号 平成30年度中央市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億2,655万6千円を追加し、歳入歳出それぞれ3億1,452万6千円とするものであります。 次に、議案第58号 平成30年度中央市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4億2,800万円を追加し、歳入歳出それぞれ14億30万9千円とするものであります。 次に、議案第59号 平成30年度中央市田富よし原処理センター事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ213万9千円を追加し、歳入歳出それぞれ9,699万9千円とするものであります。 次に、議案第60号 平成30年度中央市上水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出に135万3千円を補正し2億7,237万5千円とするものとし、また、資本的収入は、1億9,000万円を補正するものとし、資本的支出は1億8,985万4千円を補正し3億1,104万円とするものであります。 次に、その他の案件についてであります。 議案第61号 権利の放棄の件につきましては、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提案するものであります。 議案第62号 訴えの提起の件につきましては、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提案するものであります。 次に、議案第63号 土地改良事業計画の概要の件につきましては、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提案するものであります。 議案第64号 中央市道路線認定の件につきましては、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提案するものであります。 次に、報告議案についてであります。 報告関係では、地方自治法施行令および地方公営企業法の規定により、平成29年度予算の繰越明許費等について、報告するものであります。 報告第1号 平成29年度中央市一般会計予算繰越明許費の件につきましては、14事業において、総額17億7,397万8千105円を平成30年度に繰越したものであります。 報告第2号 平成29年度中央市下水道事業特別会計予算繰越明許費の件につきましては、公共下水道事業で8,700万円を、また、リニア建設に伴う下水道施設移設事業で1,300万円を繰越したものであります。 報告第3号 平成29年度中央市一般会計予算事故繰越の件につきましては、リニア建設に伴う田富北小学校移転整備事業で1,747万5,480円を繰越したものであります。 報告第4号 平成29年度中央市一般会計予算継続費逓次繰越の件につきましては、3事業において、総額11億1,610万5,600円を逓次繰越するものであります。 報告第5号 平成29年度中央市農業集落排水事業特別会計予算継続費の逓次繰越の件につきましては、農業集落排水施設ストックマネジメント事業において3億2,000万円を逓次繰越するものであります。 報告第6号 平成29年度中央市上水道事業会計予算繰越の件につきましては、配水管布設替工事で556万6,400円を繰越したものであります。 以上、20案件の内容についての概要をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご議決いただけるようお願い申し上げ、平成30年第2回市議会定例会における所信表明および提案理由の説明といたします。 ○議長(河西茂)  市長の説明が終わりました。 引き続いて、議案の審議を行います。 議案第51号 中央市国民健康保険税条例中改正の件から、議案第64号 中央市道路線認定の件までにつきましては、会議規則第37条第1項の規定により委員会へ付託しますので、市長の説明に対する総括的な質疑を行います。 質疑ありませんか。 (なし) 質疑なしと認めます。 議案第51号から議案第64号までは、お手元の議案付託表のとおり、会議規則第37条第1項の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託します。 以上をもちまして、本日の日程をすべて終了いたしました。 来週、11日からは各常任委員会を開催していただき、付託しました議案の審査をよろしくお願いいたします。 本日はこれで散会といたします。 ありがとうございました。----------------------------------- △散会 午前10時46分...