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令和 5年  3月 福祉保健常任委員会−03月08日-01号
令和 5年  3月 企画総務常任委員会−03月08日-01号

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  1. 世田谷区議会 2023-03-08
    令和 5年  3月 福祉保健常任委員会−03月08日-01号


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    最終取得日: 2023-05-03
    令和 5年  3月 福祉保健常任委員会−03月08日-01号令和 5年  3月 福祉保健常任委員会 世田谷議会福祉保健常任委員会会議録第四号 令和五年三月八日(水曜日)  場  所 大会議室  出席委員(九名)    委員長         津上仁志    副委員長        桜井純子                菅沼つとむ                岡本のぶ子                いそ久美子                大庭正明                中里光夫                金井えり子                佐藤美樹  欠席委員(一名)                阿久津 皇  事務局職員    議事担当係長      菊島 進    調査係主事       小山内沙希  出席説明員
       副区長         中村哲也   保健福祉政策部    部長          田中耕太    次長(保健福祉政策課長事務取扱)                有馬秀人   子ども若者部    部長          柳澤 純    子ども若者支援課長  嶋津武則   保育部    部長          和田康子    保育課長        伊藤祐二   世田谷保健所    所長          向山晴子    副所長         松本幸夫   住民接種担当部    部長          久末佳枝   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 本日の会議に付した事件  1.議案審査   ・ 議案第四十三号 世田谷国民健康保険条例の一部を改正する条例  2.報告事項   (1)令和五年四月一日付け組織改正(案)の一部追加について   (2)その他  3.閉会中の特定事件審査調査事項について   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇     午後六時二十三分開議津上仁志 委員長 ただいまから福祉保健常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━津上仁志 委員長 本日委員会阿久津委員より欠席の届出が出ておりますので、御報告いたします。  本日は議案審査等を行います。  委員会運営に関しましては、引き続き新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者からの報告は簡潔明瞭に、委員からの質疑も要点を絞っていただくなど、会議時間の短縮に向けた御対応をお願いいたします。  それでは、1議案審査に入ります。  議案第四十三号「世田谷国民健康保険条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎田中 保健福祉政策部長 議案第四十三号「世田谷国民健康保険条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。  本件は、保険料保険料率等及び出産育児一時金の支給額を改定するとともに、規定の整備を図る必要が生じましたので、御提案申し上げた次第でございます。  内容につきましては、二月二十七日の委員会で御報告したとおりです。  御審査のほどよろしくお願いいたします。 ○津上仁志 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆いそ久美子 委員 今回の保険料の改定で増額になる人というのは全体のうちの何%、または何人、どれぐらいの方が増額影響を受けるんでしょうか。 ◎田中 保健福祉政策部長 ほぼ大半の人たち増額の見込みです。 ○津上仁志 委員長 それでは、意見に入ります。  本件について御意見がありましたら、どうぞ。 ◆中里光夫 委員 共産党の意見を申し上げます。  高過ぎる保険料がさらに値上げとなります。今のやり取りでもほとんどの方が値上げということで、一人当たりとして示されているものも十三万一千八百十三円から十四万三千三百六十三円と一万一千五百五十円の大幅な値上げです。都道府県化に伴う急激な上昇を抑える激変緩和措置は、昨年に引き続き据え置いたということですけれども、金額自体は上がっています。また、国の基準に合わせて法定減免の三割、五割の基準額が引き上げられたと、これは一定、低所得対策強化となっていると。それから、国の基準に合わせた未就学児均等割半額軽減、これは引き続き対象が狭いと、減額の額も小さいということで、これは改善が必要だと考えます。また、国の基準に合わせて出産育児一時金が四十二万円から五十二万円へ引き上げられたということです。  国の基準に合わせて法定減免対象引上げ出産育児一時金の引上げが行われ、低所得対策一定強化されました。子ども均等割軽減と合わせ、多子世帯や低所得世帯軽減措置強化はされたものの不十分であり、国に対して、さらに対策強化を求めるとともに、区独自の軽減策の実施を求めるものです。  区長会として、都道府県化に伴う激変緩和の比率を昨年に引き続き据え置いたことは、保険料を抑えるための一定の努力の結果と見ることができます。区長会の議論で保険料を抑えることを求めた保坂区長の態度は評価をいたします。しかし、結果として高過ぎる保険料がさらに一万円を超えて値上がりするということや区独自の軽減策もないことなどから、この保険料を認めることはできないということで反対いたします。 ◆いそ久美子 委員 議案には賛成いたしますが、我が会派からも一言意見を申し上げます。  国は、社会保障制度とその負担在り方を検討してきましたが、制度改善負担在り方については先送りとなっております。国民所得に占める租税負担率社会保障費の合計の割合である国民負担率は増加しております。物価上昇の下での国民保険料値上げ区民生活影響を与えることを十分踏まえた対応が求められるということを意見として付しておきます。 ◆菅沼つとむ 委員 今、団塊の世代で医療費がこれから一番かかるときなんだよね。だから、当然、国民保険のほうも高くなるんだけれども、これを今の現状だけじゃなくて将来を含めて考えれば、この辺は全員で負担していただくというのが一番妥当かなと。これがなくなったら大変なことになると思いますので、賛成いたします。 ○津上仁志 委員長 それでは、これより採決に入ります。  採決挙手によって行います。  お諮りいたします。  本件原案どおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○津上仁志 委員長 挙手多数と認めます。よって議案第四十三号は原案どおり可決と決定いたしました。  以上で議案審査を終わります。  ここで理事者の入替えを行いますので、委員の方はしばらくお待ちください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━津上仁志 委員長 次に、2報告事項の聴取に入ります。  まず(1)令和五年四月一日付け組織改正(案)の一部追加について、理事者説明を願います。 ◎有馬 保健福祉政策部次長 それでは、令和五年四月一日付け組織改正(案)の一部追加について御説明いたします。  なお、本件につきましては、本委員会企画総務常任委員会との併せ報告となっております。  一ページ目を御覧ください。1の基本的な考え方は、これまでの組織改正と同じでございます。  三ページを御覧ください。左から、所管部、二月七日に報告させていただいた改正組織案、今回新たにお示しする改正組織案改正内容となっております。  まず、子ども若者部でございます。二月七日の報告において、保育質向上担当参事保育の質を高める体制の中心を担い、巡回支援から見えた課題保育施設からの相談等に対し、迅速に判断し対応するため、新設することと御説明いたしましたが、さらに、区立保育園を含め、不適切な保育再発防止に向けた支援体制強化するため、保育質向上担当参事を増設するものであり、今回増設します副参事区立園及び私立園も含めた保育士等支援に関することを担当するものでございます。  次に、世田谷保健所について御説明いたします。新型コロナウイルス名称変更が現在国において議論されておりますが、名称が変更された場合、現在の課名だと、都度、課名を変更することになり、区民の混乱につながると考え、これまでの住民接種担当部部名を元とした住民接種担当課という課名に変更するものでございます。  説明は以上でございます。 ○津上仁志 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆岡本のぶ子 委員 確認ですけれども、今の保育の質をしっかりと高めるための担当は、ここに改正組織(一部追加案)で(2)と副参事の後に書かれているのは、二名という意味でよろしいでしょうか。 ◎有馬 保健福祉政策部次長 御指摘のように、二名ということでございます。 ◆岡本のぶ子 委員 区立私立とも様々課題が出ていますので、きちんとした体制強化をされたことは、評価につながるように頑張っていただきたいと思います。意見です。 ◆佐藤美樹 委員 今までも、この間の話ですと、巡回一般指導検査頻度を上げるということを伺っているんですけれども、この指導検査頻度以外に、具体的に、例えば保育士さんに対してカウンセリングというか、何か問題があるかの検査とはまた別に、保育士さんの相談に乗ったりとか、そういうのもやっていかれるんですか。 ◎伊藤 保育課長 増設する副参事は、区立園強化のほうと、あと私立区立も含めた、そういった保育者への支援というのを担当させていただきますので、そういったいろんな場面に寄り添った形で対応できるようにということで考えております。 ◆佐藤美樹 委員 この間、いろいろチェックリストとか検査体制とかあったんですけれども、やっぱりもっともっと根っこの部分で保育士人たちがやりがいとか、保育のいろんな場面で、ストレスとかいろんなものをためていないかとかというところも根っこで必要なのかなと思っているので、その辺はぜひとも体制の中でやっていっていただきたいと思います。 ◆菅沼つとむ 委員 基本的には、これは児童相談所がやったときに、当然、東京都がやっていたのが保育園だとか、そういう認可保育園だとかをチェックするのが初めから分かっていたのにしなくて、手が足りなくて、事故だとか様々なことが起きたから二人ぐらい増やそうよという話でしょう。名前だけ格好つけても、やっぱりその辺はしっかりしなくちゃいけないし、東京都から権限が来たとき、世田谷区なんかは道案内ぐらいだったのが、今度、権限が来たら、随分、権限があるからといばっているといううわさもあるんだけれども、現場現場の話をよく聞きながら、育てるようなことをしていかないと、権限が来たから言えばいいという話じゃないけれども、これはやっぱり区のほうの読みが甘かったから、初めから何度も言っておいたんだけれども、そういうことがあって、事故が起きたという話だね。 ◎中村 副区長 今、児相に伴っての権限の話から始まって御指摘いただきました。児相が来たときには、確かに児童福祉審議会ですとか、あと認可外保育施設指導権限とか、そういうのが来まして、そのときは児童相談所本体のほかに必要な人数はつけていました。それでスタートしました。ただ、今回もこの前も、この副参事をつける経過保育待機児の解消に向けて、この間、急ピッチで施設をつくってきて、巡回指導ですとか支援が追いついていなかったんじゃないかという反省の下に、さらにそこに乗っけたという経緯であります。いずれにしても反省点はありますので、この副参事二名で強力に推進して、信頼回復に全力を挙げていきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━津上仁志 委員長 それでは次に、(2)その他ですが、ほかに報告事項はございますか。 ◎嶋津 子ども若者支援課長 口頭報告となります。令和四年十一月十一日の当委員会での専決処分の御報告をいたしました世田谷奨学資金貸付金返還請求事件に係る訴えの提起のその後の経過判決についての御報告でございます。  判決につきましては、相手方口頭弁論に出廷せず、当区の主張を認める判決をいただきました。その後、相手方からの不服申立てもなく、控訴期間を経て三月四日付で判決が確定しましたので、本日御報告ということでございます。今後の方針は、弁護士と相談して進めてまいります。  私からの説明は以上でございます。 ○津上仁志 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━津上仁志 委員長 次に、3閉会中の特定事件審査調査事項についてお諮りいたします。 1. 社会福祉について 2. 保健衛生について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○津上仁志 委員長 御異なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━津上仁志 委員長 その他、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○津上仁志 委員長 それでは、最後なので、桜井委員長をはじ委員皆様、また中村区長をはじめ理事者皆様の御協力のおかげで大変充実した委員会となったことを感謝申し上げます。大変にありがとうございました。(拍手)  以上で本日の福祉保健常任委員会を散会いたします。     午後六時三十七分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名