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09月14日-05号

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  1. いの町議会 2020-09-14
    09月14日-05号


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    いの町議会 令和 2年第3回( 9月)定例会           令和2年第3回いの町定例会会議録招集年月日  令和2年9月14日(月曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士12番山  崎  き  よ3番井  上  敏  雄13番山  岡     勉4番井  上  正  臣14番筒  井  公  二5番藤  崎  憲  裕15番浜  田  孝  男6番土  居  豊  榮16番森  本  節  子7番池  沢  紀  子17番筒  井  一  水8番市  川  賢  仁18番高  橋  幸 十 郎9番森     幹  夫            欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  中  貴  恵書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長門  脇  忠  久環境課長西  村  正  信本川総合支所長野  田  幸  稔上下水道課長尾  崎  正  明会計管理者森  田  里  香町民課長松  本  浩  二吾北総合支所次長田  岡  重  雄ほけん福祉課長澁  谷  幸  代本川総合支所次長伊  東  勇  志森林政策課長野  村  考  宏総務課長土  居     浩国土調査課長天  野  浩  志管財契約課長平  尾  里 枝 美総合政策課長筒  井  誠  人土木課長水  田  正  孝債権管理課長近  藤  昭  彦教育次長宮  脇  健 太 郎偕楽荘所長池  田  俊  二産業経済課長岡  村  寛  水仁淀病院事務長金  子     剛            令和2年第3回定例会議事日程(第5号)           令和2年9月14日(月曜日)午前10時開議        第1 一般質問             9番  森     幹  夫             7番  池  沢  紀  子        第2 議案第81号から議案第109号まで               委員長報告               討   論               採   決        第3 発議第 6号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書        第4 発議第 7号 「妊産婦医療費助成制度創設」を求める意見書        第5 発議第 8号 国の「持続化給付金」等や地方自治体の「給付金・支援金」等に対して課税されない仕組みの構築を求める意見書        第6 発議第 9号 国の責任による少人数学級の前進を求める意見書        第7 発議第10号 地方財政の充実・強化を求める意見書        第8 発議第11号 過疎地域における公共交通の支援、財源確保を求める意見書        第9 いの町選挙管理委員会委員の選挙        第10 いの町選挙管理委員会委員補充員の選挙        第11 各常任委員会水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会並びに議会運営委員会閉会中審査、事務調査の件      開議 10時0分 ○議長(高橋幸十郎君) これから本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、一般質問を行います。 発言を許します。9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) どうもおはようございます。 ふれあいの森でございます。一般通告書に従いまして一般質問を行います。 まず初めに、町長の政治姿勢についてお伺いをいたしますが、これまでの一般質問者の中で町長の4年間の成果や自己評価、そして今までの実績等々で質問をしておりますが、いずれの質問者も池田町政を評価をしています。私もその一人であります。前者3人の質問者は池田町政を羊のごとく優しく評価をしておりますが、私は谷の底に突き落とすライオンのごとく激しい姿勢で対応をしていきますので、あしからずお願いをいたします。 それでは、病児保育についてお伺いをいたします。 町長が就任され、しょう、しゅしょ、所信表明の中で取り上げられました病児保育についてでございますが、最近ではもう五、六年前になりますが、前町長のときに一般質問の中でゼロ歳児保育には看護師を雇用してはという質問をしております。全てのゼロ歳児対象施設には実現はできなかったものの、いっときの期間ではございましたが、天神保育所八田保育園、あ、天神保育園八田保育園を兼務して雇用していた経緯があります。 その後、池田町政となり、所信表明の中で病児保育が重点項目と言いますのか、町政運営の5項目に入っておりましたので、期待をし、その点での一般質問でこのような質問を行っております。病児保育については、仁淀病院と協議や手続等が、のクリアが必要なことだから、その協議や手続等々がクリアをできる見通しがつくまでの間、ゼロ歳児保育園を対象に看護師を常駐させ、各園との連絡を取り合い、保護者が来れるまでの間、看護師に処置を任せ、保育士が通常の保育に当たるという措置を取ってはどうかというふうな質問に対しまして、ええ、まあ、ああ、現町長は所信表明では、病児保育などはきめ細かな子育て支援を町教育委員会をはじめ、各関係機関や保護者等と意見交換をしながら進めていくということでございましたが、答弁では、病児保育を実施しても利用者があまりいないということもありますが、教育委員会とも相談しながら課題などに、課題などを聞き取りに実施て、実施をしているとこ、実施をしているところを出向き、いの町に合った病児保育の実施に、実施の仕方を検討していきたいというふうなことでございました。 所信表明と答弁との違いには驚きましたが、利用者が少なくても結構です、いなくても結構です。そのようなことが行われているというだけで保護者は安心をして仕事が続けられます。所信表明、つまり公約的なことをまとめて、このようなことに取り組みますということですから、こでまれの、これまでの町行政の中でできていないことをやろうということでございますので、歴代の町長ができなかったのは何か問題があってのこ、問題があってのことでございましてできていないんじゃと、それも、取り組む気がなかったのか、それとも取り組む気がなかったのかということになりますが、まあいずれにしろ、池田町政はそのできていなかった問題を解決し、実行しようということであります。 私も、病児保育の実施に期待をしています一人であります。通常、看護師を使う病児保育とは、保育園で児童の容体がおかしい場合、すぐに保護者に迎えに、お迎えをかける。その前に看護師の判断により病院に行き、診察を受け、医師の指導により保護者が迎えに来れるまで病院内で保育を行うことだと理解をしています。病児保育と言われる名称にこだわらず、そのような対応を病児保育だと捉えています。せめてゼロ歳児保育を実施している保育園には、看護師を常駐し、保護者が安心して仕事ができる環境づくりが必要であります。 保護者にもすぐに迎えに行ける職場もありますが、なかなかほいそれとは迎えに行けない職場もあります。例えば役場の管理職員が、補佐が、係長クラスの方が議会中に子どものお迎えの連絡があれば、議会をさておいて迎えに行くのでしょうか。迎えに行きますよね。保育園や他の児童にめいよをかけることになりますから、役場の職員は率先して迎えに行くこと思います。議会を休んでまでも行かなければならないのです。しかしながら、民間の職場では、大事な会合を行っている最中に迎えの連絡が入ればどうでしょうか。なかなかほいそれとは迎えには行けないのではないと、かと思われます。しかしながら、病児保育か看護師の常駐があれば、少しでも安心して仕事に打ち込むことができると思います。 検討するとかじゃなくて、公約中の一環でできることはやるべきであります。利用者が少ないからなんて言わないでください。池田町政にとっては厳しいことではないんであります。難しいことではないのであります。保育士を雇用し、仁淀病院と連絡を取り合い、医師の診察により病室を1つ、保育士として対応すればいいのです。難しいところは、一つ一つクリアしながら取り組む必要性があります。これは、町長、あなたの所信表明であります。保護者の皆さんが期待しているものであり、また、ああ、期待していたものであり、また期待をしているものであります。3年半が経過をしました。病児保育の実施に向けてどのようなところに出向き、課題聞き取りを行ってき、きょうく、教育委員会や保護者との意見交換はどうであったのかお伺いをいたします。 そのことによって、いの町の病児保育はどのような方向に向けていくのかお伺いをしたいわけなんですが、昨日の高知新聞によりますと、2期目に向けて病後児保育に意欲を示し、示しているようですが、所信表明している病児保育が病児病後保育、病後、病後児、ごめん失礼、病児病後児保育と名称こそ変われ、何の難しく考えることはありません。まず、これまで質問してきたような対応で結構です。もたもたせずに積極的に取り組む必要があります。重要項目として町政運営はどのようにいたしていくのか、併せておくがいを、お伺いをいたします。 次に、2つ目の天神保育園改築についてですが、アといたしまして、解体、建築による地元対応であります。 現在、天神保育園改築に向けて、かおちゅ、家屋調査のじぜんしゃ、事前調査が行われています。これまでの担当課、教育委員会の対応でありますが、2年前の平成31年になりますが、現在、天神保育所の改築用地として進められていますいの警察庁舎跡ですが、私は、いの警察署としての利用が長かったわけでございますので、また警察署という名称で親しまれておりますので、警察署と言わさせていただきますが、その警察署の跡地利用を天神保育園の建築予定地としていの町が走り出しました。それと同時期に、担当課は素早い対応で保育園用地としての予定地であることを地区長と相談しながら町内会総会でせいめい、説明を行い、翌年度も同様なことを行っています。地区長を通しながら地道に前へ前へと進んできたようでございます。 本年度に入っても事業は進み、現在では、先ほど申し上げましたとおり、家屋の事前調査をはじめ、工事中の工事車両や完成後の駐車場位置等々きめかい、きめ細かな対応で進められています。私に言わせれば、公務員が、公務員がというのはあまり好みません。これぞ役場の職員、町役場の職員だというふうに思っております。きっといい仕事ができることと思います。 そこで、今質問に入りますが、警察署の付近は、もう55年前に駅東、駅前の住宅団地に続いて田んぼを埋め立てて団地化された住宅団地であります。埋め立てて55年はたっているとはいえども、地盤は決していいとは言い切れません。解体、建築どきにはかなりの振動やそうもん、騒音もあるのではないかと心配をしているところでございますが、隣接は私が若いしとも言われるぐらい高齢化し、中には寝たきりの方やそれに近い方々や独居の方も多くいます。そこで、その方々が騒音や振動に悩まされなく、安心してせいか、生活をしていくための対応をお伺いをいたします。 次に、にこにこ館食材供給施設について、アといたしまして、指定管理者と協議が必要だということで質問をいたします。 にこにこ館食材供給施設、これからはにこにこ館と略して質問をしていきますが、そのにこにこ館の指定管理、指定管理については、本議会の、本議会の議案第18号、第8、8号で指定管理者の指定に関する議案として提出されています。この件につきましては、質疑で討論も行っておりますのでさておいて、取り壊されたにこにこ館は建築をされて僅か25年足らずでの改築、すなわちしん、ち、新築、建て替えでありますが、取り壊されたにこにこ館は建築以前には川内婦人会による仁淀川右岸の波川公園付近の堤防の草刈り、清掃を委託業務として行っていたようでございます。が、川内婦人会から旧の建設省が大内の南の谷に建設されていた大内ポンプ場建設どきに、仁淀川の展示場として利用していたログハウスをポンプ場完成どきに町が譲り受けて、わくわく館として仁淀川の展示場として移転をしてきたようでございます。そのことを機会に、川内婦人会により、隣の敷地に売店らしき建物が欲しいとのことから、わくわく館がログハウスであるとともに、千本杉と言われていた波川公園の環境に合ったログハウスで建築を、建築に至ったようであります。その建築に至っては、委託業務であった草刈り清掃の無償継続とにこにこ館無償貸付けに至ったということも聞いていますが、このことについては新たな指定管理者とどのような協議を行っていくのかをお伺いをいたします。 続きまして、イとしたし、いたしまして、施設管理は行政改革に逆行ではないかということで質問をいたします。 にこにこ館は、完成後、指定管理施設として産業経済課が管理を行うようですが、波川公園とにこにこ館は一体化でない、なければならないと思っておりますが、波川公園や旧のにこにこ館の管理は管財契約は、契約課で行っておりましたし、現在の建築も管財契約で、課で行っています。なぜ波川公園とにこにこ館は一体化であるのにもかかわらず、波川公園は今までの管財契約課、新く、しく新築されているにこにこ館産業経済課が管理するようでございます。 なぜ、にこにこ館は今までどおり波川公園の一部として管財契約で、課で管理するということにはならなかったのでしょうか。私は、いつも指定管理施設については一定の管理を行う部署課で行わなければならないということを言っています。なぜならば、議員はまだしも、住民の方が波川公園の用件で管財課に向かい、にこにこ館の用件については産業経済課を訪れなければなりません。さらに、管理施設である木の根ふれあいの森の用件になりますと、本川総合支所に行ってくださいということになります。 少し意味は違いますが、このようなことで窓口の一本化、ワンストップサービスと言えるのでしょうか。このような波川公園、にこにこ館の職務分担は行政改革に逆行するとは思われないのでしょうか。お伺いをするとともに、なぜ住民に対して理解のしにくい対応をしていくのでしょうか。併せてお伺いをいたします。 次に、ウといたしまして、設計監理委託の、設計監理委託委託業務について、まず単価に問題があったのではということで質問をいたします。 この分野での業務名は略して、分かりやすい名前を、業務名で質問をさせてもらいます。本川の畜産加工、加工施設の入札は7者による指名競争入札で、事業費の2%、にこにこ館プロポーザルで3者による指名競争入札で事業費が6%、約。川内、八田各保育園もプロポーザル一般競争入札での事業費の約3%と聞いています。にこにこ館では先ほど言ったとおりで、3者で、しかも6月議会で質問したように、落札、落札者は高知県内でもいの町でもほとんど実績のない事務所を東京に持つ設計事務所であります。そもそも実績もなく、しかも東京にせっ、東京に設計事務所を持つ設計事務所をどうして指名をしたのか、いまだに不思議さは残っていますし、また、新たに事業費の約6、6%と他の事業より格段の高い率での委託契約となっていることも判明をいたしましたが、なぜかしっくりいかない事業となっています。 そこで質問ですが、入札が2回も不落になった。3回目で合わせによる協議も成立せず、設計書の見直しにより4回目の入札で落札をしたという前代未聞の入札であったわけなんですが。不落になった場合は、設計者は特に単位、単価をチェックしますが、チェックは行ったかの質問に対し、見直しを行う前に設計書に対する違算チェックは行ったと、設計事務所より違算のなかったことの報告があったという答弁でした。それこそ、あきれが天向くような答弁であります。その、そのようなチェックは当たり前のことで、私たちは検算チェックと言います。いつも言われておりますよね。ようく聞いておいてください。誰しも、不落となれば、まず設計書のどこに落ち度があったのか、心苦しくチェックを行います。そのようなことも行わないで、2回も3回も同じ設計書で、また合わせ入札ならぬ話合いがよくできたもんですよ。このようなことをするには、よほどの精神力、つまり根性が必要であります。中でみんなで渡れば怖くない、知らずにやれば怖くないですよね。しかも、いの町にとっては初めての委託設計業者であります。3回目の合わせ入札も成立せず、ようやく見直しに入っておりますが、別発注のものを一括したとか、単価については市場単価を採用していたが、価格との差があり、見積りの徴収の結果、市場価格に近いものを採用したということでありましたが。結局は、いの町で施工するものを東京市場かん、単価で積算したということになりますし、別発注としていた多目的木造建物、建築工事をくんだとしても、だったら分離発注をかけて既に落札をされている電気工事にも影響ができてきますが、その電気工事の変更もしてない。何だったんだと吹っ切れないにこにこ館建築工事ですが、まあ質問内容が単価に問題がなかったというもう質問でございますので、そのことに絞りますが。 この事業での入札が3回もの不落、設計単価に問題あったとは、あ、があったと言わざるを得ませんが、素直な答弁をお伺いをいたします。発注者であるいの町にも、大きなこれ責任があります。このような発注方法が本当に公平で、公平で公正な入札だとお思いでしょうか。このようなことが、公正、公平公正というならばもう言うことはありませんが、いかがでしょうか。併せてお伺いをいたします。 続いて、ウ、現場監理は十分かということで質問をしますが、本事業については、口うるさいほどあれやこれやと質問をしておりますが、本事業は建築しゅだい、電気工事、機械工事と分離発注をしている分離発注事業であって、それぞれの事業者が事業工程について設計事務所と打合せを行い、事業施工に当たりますが、施工に当たってはそれぞれの事業者が自らの請負、請負分野に取り組みます。施工中には幾度となく設計事務所と打合せを行いながら進めていくわけなんですが、その打合せがスムーズに施工できるように設計事務所は施行監理を、せ、ああ、設計事務所に施工監理を任せていますが、東京と現場である波川では、現場監督、すな、現場監理、すなわち現場監督が十分されているのでしょうか。お伺いをします。 つづいて、4の超高速ブロードバンドについて。 アといたしまして、この事業に対し「そぐわない」という意味は、意味で質問に入ります。 本年の3月の第1回定例会の一般会計予算の中で、超高速ブロードバンドとして令和2年度の高度無線環境整備推進事業が三瀬、神谷、三瀬、下八川、小川、上八川の一部を1億8,270め、70万円で、無線通信使用料補助として40万円が予算化され、議決されています。令和3年度、4年度、5年度と、4年間で町負担金が、町負担金額が全体で8億3,343万3,000円ということが報告され、同時にこれまでの行政報告や他の議員の質問の中で、令和元年6月の加入希望調査で配布件数が1,671軒、回答、そのうち回答があったものが6百、765軒で54.2%、そのうち加入希望者が357軒で21.3%、希望なしが388軒で23.2%、その他が20軒で1.1%。その中で、希望者全員が加入しても1軒当たりが300万にもなる、それでも実行するのかという質問に対して、多分費用対効果ということでしょうが、この事業についてはそぐわないと答弁をしておりますが、私はそぐわないということは、使う人、使う箇所によって、聞いてる人は非常に冷たく、またきつく聞こえるものであります。そのような言葉を私が使えば似合うかもしれませんが、町長が、かし、町長、賢いあなたが使えば似合いませんよ。町長が使うならば、この事業については他の事業と性格が違うのでご理解をしていただきたいと答弁すれば柔らかく聞こえます。決してそぐわないなんていう言葉は町長として使うべきでないと思われますが、そのそぐわないと言う、言われる意味をお伺いをいたします。 次に、イといたしまして、答弁に対し、自信と責任ということで質問しますが。 7月の臨時議会において、4年間の継続事業として計画されていました、されています本事業が、来年度から事業がなくなるということから、2年度で一部を3年度に繰り越し、全てを完了さすという予算措置となって可決されましたが、4年間、総事業の11億6,650万円を一気に行うという大変な事業になると思います。その間の事業主体でありますNTT西日本株式会社の施工も困難だと言わざるを得ませんが、補助金としてしつ、支出をする町側も全てを丸投げにして業者に任すということはできないことでありますので、大変なこととなる、ます。誰が何人でその工事の施工監理を行うのか、誰が完成検査を行うか、その間に357件の希望者にも早急に説明に回らなければなりません。いろいろご苦労が行くと思われますが、初めにも申し上げましたとおり、教育委員会が行っています警察署の解体、改築での説明対応のように、親切に分かりやすく説明して回り、357軒と言わず、少しでも増やせるような対応を期待しておりますが。これまでの超高速ブロードバンドの整備についての執行部の答弁によりますと、事業費がころころあちこち変わっていますので、なかなか理解しにくいところもありますが。要するに7月の臨時議会までの希望者が357軒で町補助金が8億3,343万3,000円とのことでしたが、臨時議会での補正予算では前倒し方式で同等の補助金が予算化されておりますが、質問に対してはまだ3,000万円くらい増えるかもしれないというような答弁も聞いていますし、今回の町長答弁では、1億4,237万5,000円の減額の、減額になったとの答弁をしています。減額は前倒しで、減額は前倒し前と言われています。ならば、臨時議会において減額された金額、約6億9,000万円を予算計上をして、先日、12番議員が、12番議員が質問をしていました新型コロナウイルス対策の保育士、学童保育指導員への慰労金をはじめ、緊急経済対策住宅リフォーム制度助成制度等々に充てれば、随分とコロナ対策ができるものと思われました。 国の方針に沿った整備計画にしましても、いろいろのブロードバンジュ、バンドに対する必要性を言われました。一例を取りましても、満員電車で出勤しなくてもオンラインで自宅で仕事ができるなど、いろいろ国の整備計画を述べられましたが、もう少し現実的な整備計画でないと、そのようなことが通じるとお思いでしょうか。現実はそんなに甘いものではありません。それに、ほんと、ほとんどの事業者が希望しているとも言われておりますが、そのほとんどの希望者とは何者あるんでしょうか。また、そのようなレベルの高い通信網が必要なのは357軒のほん、7軒の中のほんの一部と思いますよ。しかも、よほどの専門知識を持って行う方しか利用しないと思います。このようなことをもう少し詳しく調査をし、せめて希望者にはころま、これまで以上工期の変更から自己負担金、パソコンの必要性等々を説明しなければなりません。加入される方々が減少します。2割のげ、目安であります280軒を下回りますと、偽りの説明での予算上、予算計上、補助金のししゅ、支出となります。じゅうだんな、重大な犯罪ともなりかねません。これまでの答弁に対し、希望者357軒の確保という自信と責任はどこにあるのでしょうか。お伺いをいたします。 次に、ウ、希望者数は重要な数字に入りますが、昨年の6月議会で町長答弁によりますと、6月の時点での加入希望調査に、調査によると、先ほど申し上げましたとおり、希望者数は357軒で、配布軒数の21.3%のようでありますが、この数字は施工区域全体の数字で、各地区の詳細を調べてみました。三瀬地域で希望者数が52軒のようで、ようです。3月議会だったでしょうか。本年度の施工予定に三瀬地域が入っていたので驚き、説明をしてきたのかと聞いたときに、たしか10名足らずの参加者しかいなかったですというふうなことを記憶しておりますが。しかも、区長さんたちが多かったとも聞いています。説明を聞きにこら、来ていなかった方には、一人一人説明に伺ったんでしょうか。 それにしても、もはやスマホ、タブレットの時代、いの町にとっては8億3,000万円という莫大な費用がかかっています。ほいそれといった税金ではありません。したがって、希望者数は大変重要な数字でありますので、どのような形で希望調査の分析をし、確認を取ってきた数字なのでしょうか。お伺いをいたします。 次に、エ、2割減は重要な変更、事業の見直しが必要の質問に入りますが、先ほど質問をいたしました希望者数は重要な数字と関連がありますが、内容が少し、少し違っていますので、続けて質問をいたしますが。 予算は加入希望者がと、希望者にこだわりますが、357軒ということから賛成をしてきましたけれども、もし加入希望者がおおむねと言われる目安は、2割を超える範囲であります。本事業が言われる希望者数357軒を超える数字は問題は、がないわけなんですが、減の場合は286軒となりますが、この事業を続けていくということにはならないのです。それはどうしてかということになりますと、議員には357軒の希望者がいるとのことから賛成をし、議決をしてきたからであります。それが通常言われるおおむね286軒を下回った場合は、それこそそぐわない現状の実施に適用しないのではないでしょうか。議会で説明されたこととかけ離れた事業ともなりますので、いま一度本事業による現状と実態に適用をははくするために再度調査をおか、行わなければならないと思います。2割減になりますと重要な変更となりますので、事業の見直しが必要となります。補助金制度の見直しをするためにも、どのような見直しを行うのかお伺いをします。 また、その見直しをいま一度議会に諮るべきでありますし、さきの臨時議会での予算計上により大きく工期の変更ともなりました。そのことにより希望者数の変更が出た場合は、大変なことであります。臨時議会でも質問したように、予算計上前に関係者等に十分な説明が必要だったと今でも思っておりますが、もし本事業がこのまま続けていき、おおむねと言われる286軒をしまつ、下回ったときは、責任は重大であります。大きな責任問題であります。これがどのような責任を取るのでしょうか。お伺いをいたします。 次に、パソコン利用につい、利用が必要不可欠ということで質問をいたします。 本事業には、パソコンも必要です。希望者のうちどれくらいの方がパソコンをお持ちなん、お持ちなんでしょうか。お持ちでない方は、購入してまでもしなければなりません。パソコン教室等に行き、パソコン利用も学ばなければなりませんと思いますが、いったん希望者の中、一体希望者の中に何人パソコンをお持ちでしょうか。私の調査で持っている方は、希望者数の約半数であります。パソコンはネット通信には欠かせない必要不可欠な機器でありますが、パソコンを持っていない方は購入してまでも当事業に参加をするのでしょうか。そのような調査も必要ですが、いかがなものかお伺いをいたします。 次に、カといたしまして、移住促進には必要条件かについて質問をいたします。また、いま一つ、加入希望調査を丸飲みという形で事業実施に踏み切ったということではないでしょうか。町負担額8億3,343万3,000円という莫大な金額を要望書や加入要望調査等によって実行をしています。移住問題について、移住者によいところ、悪いところのアンケートも取ったと聞いています。悪いところはインターネットへのつながりが悪いとのアンケート調査内容でもあったようですが、私は主立った場所でのスマホによる調査を行ってきました。全て良好でした。アンケートによるつながりが悪いと言われた場所はどこだったんでしょうか。その場所に行って調査を行ったんでしょうか。また、スマホ扱いはどうた、どうだったんでしょうか。Wi-Fi、モバイルルーターではどうた、どうだったんでしょうか。お伺いをいたしまして、1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 9番、森議員から通告のありました通告主題1、町長のし、政治姿勢についての質問要点ア、病児保育の行方はのご質問にお答えいたします。 町がきめ細やかな子育て支援策として病児保育の実施を検討し、これまで多くの議員からのご質問に対しお答えしてまいりました。令和2年3月定例会でお答えいたしましたように、具体的な事業実施への方策が見いだせなかったことや、町が開催したいの町子育て世代地域実戦会議及び子ども・子育て会議で参加者から病気のお子さんをお預かりするのはリスクが高い、体調が悪いときこそ保護者がそばにいてあげてほしい、休みやすい社会づくりが必要などのご意見をいただき、病児保育の実施については困難であると判断をしたところでございます。 次に、議員のゼロ歳児保育への看護師の配置についてでございますが、現在、2名の看護師を保育園に配置しております。天神保育に医療的ケア児が在園しておりますので、そこに1人配置し、認定こども園えだがわにも看護師を1名配置しております。主に乳児の急病やけがの対処業務を行っております。看護師が園に常駐し、気兼ねなく健康相談などができる環境づくりは、きめ細やかな子育て支援の一環でありますので、看護師の配置について病児ケアの取り組みとして今後も継続、展開してまいります。 一方、病後児保育の現状についてでございます。子どもさんの看病のため長く仕事を休むことのできない保護者の皆様のために、病後児保育が大変重要な取り組みと考えております。病後児保育を行うには、場所と人員の確保がこれまでも答弁させていただきましたように必要でございます。施設としましては、保育士と児童の静養または隔離の機能を持つ観察室が必要で、かつ調理室を有することが条件にございます。また、人員につきましては、お預かりする児童を3名とした場合、看護師等1名と保育士1名の配置が必要となります。配置職員はいずれも常駐が好ましいですが、利用児童が見込まれる場合に近隣病院等から駆けつけることができる場合は常駐の必要はなく、兼務も可能という要件がございます。これらの実施場所の選定や人員の確保につきまして、現在、子育て支援センター、保育士の体制と、またあの看護師につきましては保育園の看護師の配置の増員等々、様々な角度から検討しているところでございます。 また、何より、病後児保育におきまして、回復期児童の急変に備え、協力医療機関をあらかじめ選定し、協力、協力関係の構築が必要であることから、引き続き仁淀病院等と協議をしながら事業実施の可能性を探ってまいります。 現在、高知市などで病後児保育を行っておりますが、受入れ可能は3名から6名なので、そこに対しての広域連携についても、いの町の子どもを対応できるか分からない、また改修が必要、高知市まで送り迎えが必要になるとのお答えもございましたので、仁淀病院等とまだ今後も引き続き協議をしてまいりたいと考えております。 次に、質問、通告主題4、超高速ブロードバンドについて、質問要点ア、この事業に対し「そぐわない」との意味はについてでございます。 超高速ブロードバンド整備事業につきましては、吾北、本川地域からの陳情並びに小野、成山、横藪、蔭地区での町政懇談会におきましても要望がございましたことから、中山間地域における情報格差是正のため、整備を検討してまいりました。 いの町内で未整備となっている地域につきましては、地理的要因や人口減少などにより不採算となることから、これまで民間事業者による整備が行われることはありませんでした。整備に当たりましては多額の費用もかかることから、財源の確保のため、国に対して要望活動を重ねたき、結果、これまでの公設方式に加え、民設民営方式においても新たに国庫補助メニューが創設されたことから、後年度における費用負担のない民設民営方式での整備を行うこととし、プロポーザルを実施し、施工ぎょう、事業所を、事業者を決定したところでございます。 国におきましても、超高速ブロードバンドの未整備地域の解消、令和5年度末までを目標に進めてきたところ、新型コロナウイルス感染症の発生により、在宅勤務や自宅学習などのニーズが急激に高まったこともあり、目標年度を令和3年度末に繰り上げて行うこととなったところでございます。在宅勤務や在宅学習に加え、遠隔診療や農林業などへのIoT技術の活用など、携帯電話の無線通信では安定性や通信容量の確保が不十分であるため、中山間地域にこそ必要な超高速ブロードバンド通信に光ケーブルを活用した有線方式の整備を行うものでございます。 本来なら不採算となり、民間事業者による整備が行われない地域でございますので、町、あ、国、町、通信事業者が協力して中山間地域においても市街地と同様のサービスを利用し、生活や産業などで活用できる環境を整備するとともに、今後の移住者や企業誘致、観光客の利用等を見据えた事業でございますので、現在の加入希望者のみによる費用対効果という観点にはそぐわないという答弁をさせていただきました。 議員ご指摘のとおり、今後におきましては、冷淡と取られない表現を心がけなければならないと考えております。議員おっしゃるとおり、大切な税金を使う事業でございますので、希望のない地域への無駄な整備とならないように、住民の皆様からの陳情や要望に加えまして、町でも加入希望調査を行い、通信事業者とも協議しながら慎重に整備エリアを決定したところでございます。 私からは以上でございます。 他の項目につきましては、副町長及び担当課長等より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 9番、森議員からのご質問の中の、私からは通告主題1、あ、通告主題3、にこにこ館食材供給施設についてのご質問にお答えをいたします。 まず、質問要点ア、指定管理者と協議が必要についてでございます。 新たな指定管理者とどのような協議を行っていくかというご質問であったかと思います。指定の議案を提出する、提出するに当たりまして、指定管理候補者とは管理運営条件等について詳細に協議をしてまいったところでございます。その協議に基づきまして、今後協定を締結する予定でございます。 ご質問の中にございました今までの委託業務につきましては、以前は波川婦人会に委託していた経緯はございますけれども、現在、波川公園の上流、仁淀川橋より上流部分の管理につきましては波川公民館と委託契約をしておるところでございます。また、波川公園の仁淀川より、橋より下流、遊具等を設置しております部分の管理につきましては、いの町シルバー人材センターと委託契約をしているところでございまして、この管理体制は今後も継続していく予定でございます。 続きまして、施設管理は行政改革の逆行ではというご質問にお答えをさせていただきます。 にこにこ館は地元の食材を供給する場であるとともに、仁淀川への観光の拠点となり得る施設でございますので、観光振興等の観点から産業経済課の業務であるというふうに考えているところでございます。施設の指定管理につきましては地域ごとの特性がありまして、機動的に動ける総合支所の産業課、また産業建設課等でございまして、本町においても同様でございます。指定管理を観光振興としてということで、産業経済課とするものでございます。 それから、質問要点ウ、設計監理委託業務についてのご質問にお答えをいたします。 2点ご質問がございました。 まず、単価につ、に問題があったのではのご質問でございます。 波川にこにこ館等全面改築工事につきましては、令和2年2月27日に一般競争入札にて落札となって、現在に至っているところでございます。そこに至るまでの入札の不調の原因が設計単価に問題があったのではないかというお尋ねでございました。当初、本体工事の木工事における構造材などの単価、それから外構工事のコンクリート舗装の単価につきましては、一般に公表されている市場単価を採用したものでございますので、当初の積算単価は適正であったというふうに考えているところでございます。その後、入札不調となった結果、本町における市場価格との差が顕著であるというふうに分析をしまして、その部分について見積りを徴取し、市場価格に近いものを採用するとしたものでございます。 設計書につきましては、不調があればその都度チェックをかけているところでございます。今回、指名願を提出している事業所のうちから、県内での建築賞受賞者及び町内において実績のある事業者から選定を行っておりまして、公平な発注方法であるというふうに認識をしているところでございます。 続きまして、現場監理は十分かについてご質問がありました。 工事に係る監理委託業務につきましては、設計業者でございます矢野建築設計事務所と令和元年11月1日に契約し、現在に至っているところでございます。監理業務につきましては、施工監理体制計画に基づきまして、施工図、施工計画書作成の徹底及び工事状況の確認や施工者との質疑応答を密に行って適正に進捗管理がされているものと認識しているところでございます。工程会議につきましては、第1回目を4月2日に行いまして、現在まで合計6回実施をしているところでございます。また、工程会議の実施と併せまして、日頃からメール、電話、ファクス等での打合せなど、緊密に施工監理を行っているところでございまして、適正な現場監理がなされているものと認識しているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。11時15分に再開します。      休憩 10時59分      開議 11時14分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 執行部の答弁を求めます。宮脇教育次長。      〔教育次長 宮脇健太郎君登壇〕 ◎教育次長(宮脇健太郎君) 9番、森議員から通告のありました通告主題2、天神保育園の改築についての質問要点ア、かいち、解体・建築による地元対応のご質問にお答えをいたします。 天神保育園は、昭和53年に建築されまして、劣化、老朽化が進んでいる上、平成21年度に耐震診断を行い、耐震性能が不足していることが判明したため、園児の安全をかここ、確保するとともに、地震、防災対策の促進を図るため、改築工事を実施することとなりました。新しい保育園は、議員おっしゃるとおり、旧のいの警察庁舎の跡地に建築することになっております。 現在、地元の代表の方や保育園の代表の方に委員さんをお願いして、天神保育園改築工事検討委員会を立ち上げ、一緒に新しい保育園の基本構想作りを行っていただいております。また、駅南地区の方を対象に地元説明会、中間報告会等を行い、地元の方のご意見も伺いながら地元、ち、地元に愛される保育園を目指し、検討を重ねております。 議員ご質問のかいたく・建築時の騒音、振動対策について、地元の高齢者や寝たきりの方々がそれらに悩まされることなく、安心して生活するための対応はということでございますが、天神保育園の建築予定地の旧いの警察庁舎跡地は住宅地にあり、また中には高齢者の方もおられる地域であるということもお伺いしており、6月の住民説明会と8月の中間報告会でも工事車両の振動や早朝からの通行、工事等が心配というご質問をいただきました。このことに関しては、工事車両が通るときは最徐行するなど、最大限の配慮をしながら工事を進めるのが公共工事の原則でございますので、業者が決まりましたら徹底をいたします。 工事について少しご説明をさせていただきますと、一番騒音や振動が心配なのはかいたく工事になると思います。騒音については、防音シートの設置等、また使用する工事器具やその設置場所についての配慮を行い、防音対策をしっかりと講じてまいります。また、工事は、日曜と祝日は基本休みとし、月曜から土曜日、また時間を決めて行ってまいります。施工業者が決まりますと、工程会議を行いまして、スケジュールをまず決め、この工事期間は多少音や振動の影響が出るというご連絡を前もってさせていただきたいと考えています。また、極力地域に影響がないような工事車両の適切なルートを選定し、回覧及びチラシによる工事内容の周知や工事説明会などを開催し、地区の皆様にお知らせするようにいたします。 工事期間中、騒音、振動や工事車両の出入り等により、近隣の住民の皆様には多大なご迷惑をおかけすることとなりますが、皆様の不安をできる限り解消できるように、また安全第一を考え、工事を早期に完成するよう努めますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総合政策課長。      〔総合政策課長 筒井誠人君登壇〕 ◎総合政策課長(筒井誠人君) 私からは、9番、森幹夫議員からのご質問のございました通告主題4、超高速ブロードバンドについてのイからカにつきまして答弁をさせていただきます。 まず、イ、答弁に対し、自信と責任はについてでございます。 さきにも町長よりご説明いたしましたとおり、国の方針により未整備地域の解消についての目標を令和3年度末に繰り上げ、通信環境整備に必要な大規模な予算措置が行われたことから、町としましても有利な財源を活用し、整備予定を前、前倒しして事業を実施するものでございます。事業期間が大幅に短縮されることから、施工業、施工事業者とも協議し、期限までに整備が完了できる体制を社内で十分に検討した結果、関連事業者からの応援などにより施工体制が確保できたことから、事業実施期間の確保のため、できる限り早く国からの補助金交付決定を受け、事業に着手する必要がありますので、国庫補助事業の8月の2次公募への申請に向け、7月の臨時議会で補正予算の計上を行ったところでございます。このたびの事業は、通信事業者が実施する事業に対して補助金を交付するものになりますので、工事の施工監理などは事業者が行うことになりますが、円滑な事業運営や加入者確保のため、町としましても総合政策課及び本川、吾北住民福祉課と情報共有しながら通信事業者と連携して進めてまいりたいと思います。 議員から、このイの中で加入者の確保、またあのパソコンについての説明といったご質問がございましたが、後のお答えのほうと重なりますので、そちらでお答えをさせていただきます。 次に、ウ、希望者数は重要な数字についてでございます。 質問要点アでも町長からご説明いたしましたとおり、未整備地域の皆様からの陳情や要望に加え、町でも加入希望調査を実施したところでございます。その結果、三瀬地域の皆様からも整備の希望がございましたことから、他の地域を含め、全体的な整備地域を決定後、事業者により整備スケジュールが示されたものとなっております。地域の皆様につきまして一軒一軒訪問は行っておりませんが、事業の概要などを説明会のご案内と一緒に回覧でお回ししたところでございます。 加入調査の内容につきましては、単に加入を希望するかどうかだけではなく、現在のインターネットの利用状況や接続方法、加入後の利用料や活用方法なども調査票にご記入をいただきました。日常的にインターネットを利用している方のみでなく、現在スマートフォンしか利用されていない方でも、加入を希望する方もおられました。整備を希望されない方もいらっしゃいますが、超高速ブロードバンドは今後の中山間地域にこそ必要なものでございますので、一人でも多くの方にごか、ご加入いただけるように整備完了が近づきましたら、事業者とともに各地域で加入説明会を開催してまいります。 次に、エ、2割減は重要な変更事業の見直しが必要についてでございます。 加入希望者数の2割を超える方が加入しなかった場合の対応についてのご質問でございますが、実際の加入に当たっては、工事費や毎月の利用料の負担が必要になってまいりますので、調査時に加入希望をとされた方について加入を強制するも、強制するものではございません。しかしながら、事業を実施するに当たり、国や町からの補助金を活用しておりますので、整備後には一人でも多くの方にご活用いただけるように事業者と協力して加入促進に努めてまいります。 事業の実施に当たりましては、未整備地域の皆様からの陳情や要望、加入希望調査を参考に計画を行っており、事業の完了時期も前倒しとなり、当初は整備完了まで4年間必要であった地域も早期にサービス利用が可能となることから、期間が短縮したことにより加入者が減るといった影響はないものと考えております。現時点で加入希望者が2割減となる見込みもございませんので、計画の見直しを行う予定は現在はございません。 次に、オ、パソコン利用が必要不可欠についてでございます。 今回の事業に関しまして、サービス利用にはパソコンが必須とのご指摘でございますが、自宅に光ケーブルを引込み、超高速ブロードバンドサービスに加入した後、家庭用Wi-Fiを設置することで自宅内で通信機器の無線接続が可能となります。Wi-Fi環境を利用することで、自宅内ではスマートフォンやタブレットの通信料を削減できたり、テレビをはじめとする家電製品をインターネットに接続することも可能となります。スマートフォンやタブレットの利用のために、お子様のいらっしゃるご家庭では月数万円の通信料を支払っている場合もございますので、そのような方々はかなりの通信費の負担軽減となります。 このようにかなら、必ずしもパソコンが必要なわけではなく、新しい生活様式に合わせた様々な活用方法が可能となります。 さい、最後に、カ、移住促進には必要条件かについてでございます。 さきにご説明しましたとおり、超高速ブロードバンド未整備地域において、必要な通信環境はスマートフォンや携帯電話の電波を利用するモバイルルーターではなく、光ケーブルによります高速大容量通信でございます。都市部では当たり前に利用できる光ケーブルを利用する超高速ブロードバンドの環境が整っていないということについて不便であるといったお声をいただいており、移住促進においては必須のじょう、要件の一つとなっておりますので、いの町に移住を希望される方はもちろん、通信環境が悪いために町外に転出しようとする方にも残っていただけるように本事業は必要なものであると考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) それではあの、2回目の質問に入りますが。 天神保育園の改築についてなんですが、その、か、か、あの、各課の取り壊しあるいは建築についてはですよね、その対応はごく当たり前の対応の答弁をいただきました。私がまあ質問をしておられるのは、私が若いし、ほとんどの方が高齢者であります。その高齢者が安心して生活ができる対策を聞いているのであります。いっときの期間でも安心ができる場所を提供してはというふうな質問でございますので、再度お伺いをいたしと、いたします。 それからですね、3つ目の指定管理者と協議が必要の、協定書を結ぶと、こういうことのようなんですが、まあこの指定管理者と協議もしてきたと、こういうふうなまあ答弁をされておりまして、おりましたが、何ですか、それ。早くも指定管理者が決まったかのような答弁もまあいただきました。まあこのにこにこ館のみならずですね、まあ全ての質問がまあ執行部に聞いて、対してですね、まあ都合のいい答弁だけを聞かされましたが、この指定管理者との協議が必要ということの中ではですね、堤防の草刈りですね、まああの草刈りあるいは清掃の継続はどうするんですかということを聞いておるのであって、まあ公園、波川公園についてはシルバーが委託、で、今までやっておられた、婦人会がやっておられた堤防の草刈り、清掃、これまた近い将来お金を出して委託するようなはめになるんじゃないかなと。まあ当初のまあ約束事ではございますがね、換えっこですよね。委託料を支払わんかげんため、支払わない、片一方ではもう家賃は取らないというふうな約束で今まで進んできておりますので、そういうふうな約束事を今度のこの協定書等なんかで踏んでおかないと、もう近い将来、先ほど言いましたように、多分委託業務になってしまうと思いますので、その点をもう少しはっきりしておいてください。 それから、3番目のウの1番なんですが、この単価に問題があったのではの2回目のまあ質問ですが、この率直なですよね、まあ意見をこれも求めておるんですよ。幾らその、べ、べ、別に発注をしていたものを一括して事業に増やしたと言いますけれども、単価アップにはそんなことでつながりませんよ。だから、その一番市場価格ですね、市場価格に変更したんですが、市場単価は、単価ですね、市場単価は市場の価格とではあまり変化はないと思いますよ。あっさり単価に問題があって、現場に合った、つまり高知県単価に切り替えたんではないんですか。再度お伺いします。 それと、ウの2点目の現場監理は十分かということなんですが、建築、電気、機械と3つの分野に発注をされている工事でありまして、施工管理者が現場に来なくても全てオンラインかメールで行われているようなんですが、このようなことが本当に適正な現場監理なんでしょうか。なぜでん、あの、現場に出てきて指導ができないんですか。3業者それぞれ戸惑ってますよ。本当にこんな現場監督でいいんですか。現場監理でいいんですか。初めて聞きますよ、こんなこと。設計業者が現場に来ないなんて。こんなこと副町長ご存じでしたか。設計監理委託、委託料だって他の事業の2倍も支出をしているんです。他の議員も言ってましたよね。質問をしていましたよね。当初から無理があったんじゃないが。私、本当にいっつも使う言葉なんですが、ちゃんちゃらおかしいですよ。これね、問題が起きますよ。幾ら施工業者がしっかりしているとはいえ、このような現場監理ではまともな建築ができるわけがありません。町としてはどのような対応を取っておられるのでしょうか。お伺いをします。 ウの、4のウ、希望者数は重要な数値ということでまあ2回目の質問に入りますが、要するに、希望者の357軒が必要としてい、必要としていますが、1回目で三瀬地区での希望者数が52軒ということで質問をいたしましたが、52軒という数字は正確に捉えられて、捉え、捉えられているとすると、私は信じることができません。この数字を信じて、全体希望者数が357軒と言われるならば、これは大変な数字になると思いますよ。私は、この三瀬地域10軒いるかなというふうに思ってます。仮に10軒ともなっても、希望者数の2割なんです。全体をこのような割合で見てみますと、100軒足らずになります。私は全体の2割減の285軒、全体の2割減の285軒を下回ったら大変な事業になりますという思いでありますから、これが全て三瀬地区のような率ではないとしても、吾北、本川地区では希望者数の減が避けられないという心配がしています。その357軒の数字は初めもお伺いしましたように、莫大な税金が投入されておりますので、大変重要な数字であります。再度、希望者数の希望者の確認が必要と、必要であるのではないのか、お伺いをします。 4番のエ、2割減は重大な変更、事業の見直しが必要の質問に入りますが、予算措置での事業説明では357軒にこだわっています。その重要な変更の目安としておおむね2割以内と言われておりますが、その2割減、以下ともなれば、完全な見直し問題であります。責任問題であります。 もう5、5年も6年にもなりますが、工芸村において木質バイオマスボ、まあバイオマスボイラー設置事業について、製紙工場から出てくるスラッジと言われる産業廃棄物が、が、設置しようとしているボイラーで燃焼化せられるということで、随分と議論をしました。結局は、新潟のポンプ、ボイラーメーカーに出向いて、燃料になるということを確認してきた。このような、このようなことから予算が議決され、設置されましたが、何と、その1か月どころか、四、五回スライジを、スラッジを使用した、使用しただけで燃料にならないということで現在に至っております。このことは議会に対して偽りの説明で予算化を実行してきたという苦い経験があります。 今回の議会説明の357軒の2割以下ともなりますと、それでも事業を続けていくということになれば、工芸村の偽り予算に近い議会対応であります。このようなことをもう少し詳しく調査を行えば、2割では済まないような気がします。見直しは必要です。でなければ、工芸村のボイラーのごとく、うそから出た誠、うそも方便、偽りの説明で、での予算計上、補助金の支出となり、重大な犯罪となります。2割を切れば見直しするべきです。その対応策をお伺いをします。 最後に、移住促進には。 ○議長(高橋幸十郎君) 森議員、残り5分です。 ◆9番(森幹夫君) の2回目の質問に入ります。 このアンケート調査も丸のみでほとんどの調査ができてないようです。だったら、357軒の希望者も心配になってきます。となりますと、とんでもないことになります。私は、率直に言って、本事業は5年も6年も、いや10年も前に行う事業じゃと意味は、時代遅れの事業だと思っています。時代の流れは速いんです。私は、私のこれまでの調査、聞き取りによりますと、ほとんど全ての方が8億3,000円までも、までも出して、まだそんなことをやろうとしてるんですか、もう時代遅れですよと。今やもうスマホの全て間に合います。驚いています。 思い起こせば、若い方には無理かもしれませんが、いっとき、日の出の勢いでありましたテレホンカードや使い捨てカメラと言えば分かりますが、携帯電話の普及で今や見る影もありませんし、現在はスマホ、タブレットで十分であります。スマホは電話、メール、カメラ等々、当然のことながら写メールからなり、各種のゲーム、また別で、別でも物の売買、ホテルの予約等々の役、とにかくすごいんですよ。私はまだインスタグラムは満足にできませんけれども、自営業を行っている方が言っておりました。インスタ、インスタには投稿すれば予約が殺到してきますよって。まだまだWi-Fiを取り入れれば世界中の仲間といろんなやり取りもできるそうなんですが、果たして本事業を取り組まれ、取り組み入れて、スマホ以上の利用者がいるんでしょうか。さきにも申し上げましたけれども、ほんの一部の専門した利用者しかいないんですよ。移住されてこられる方々は、Wi-Fi、モバイル、それぞれのルーターを持って本事業への接続は必要ないと思われますが、それでも移住者に対して本事業は必要条件なんでしょうか。再度、お伺いをいたします。2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 宮脇教育次長。      〔教育次長 宮脇健太郎君登壇〕 ◎教育次長(宮脇健太郎君) 9番、森議員の2回目の質問にお答えをさせていただきます。 私のほうからは、通告主題2のアについて、質問要点アについてでございます。 取り壊しのときにあの高齢者の皆様が安心して、安心できる場所の提供はについてでございますけれども、この場所の提供につきましては、現在のところ大変厳しいものであるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕
    ◎副町長(久松隆雄君) 9番、森議員からの2回目のご質問にお答えをいたします。 私からは、にこにこ、通告主題3、にこにこ館、食材供給施設についてのご質問にお答えをいたします。 まず、ア、指定管理者と協議が必要について、2回目のご質問がございました。 あの協議をしてきたと、どうしてかというふうな趣旨やったかと思います。いの町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第5条第2項のほうに、公募によらない指定管理者の候補者の選定ということで、事業計画書、収支計画書、当該だい、団体の経営状況等についての事項について、あらかじめ当該団体と協議を行うものとするという規定がございまして、これに基づき事前に協議を行っているところでございます。 それと、協定書のお話もございました。今後、必要な事項につきましては、協定書の中でうたっていかなければならないというふうに考えているところでございます。 それから、質問要点ウの設計監理委託業務についてのご質問がございました。設計、施工監理計画に基づきまして現場監理がまあ行われておりまして、原則として月に2回程度は現場に赴き、工事状況の確認等を行うことというふうになっております。工程会議は6回でございますけれども。ただしあの、この間あの、新型コロナウイルス等の件がございまして、この期間中はオンラインによる現場監理となったものもあるというふうな報告を受けております。いずれにしましても、監理は適切に行われてきたと認識をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総合政策課長。      〔総合政策課長 筒井誠人君登壇〕 ◎総合政策課長(筒井誠人君) 9番、森幹夫議員からの2回目のご質問にお答えいたします。 通告主題4、超高速ブロードバンドについてのウで、まあ2割の減をということで、その数字を下回ったら大変重要なことであるので再度調査が必要ではといったこと、そしてあの質問要点エで、2割、同じくその重要であるので対応策はといったお尋ねがございました。併せてお答えいたします。 あの1回目でもあのお答えいたしましたように、このアンケートを実施しましたが、実際に接続する場合に強制するものではございませんが、あの1、1回目でも答弁いたしましたように、多くの事業費を使う事業でありますので、利用促進、加入促進につきましては、事業者とともに努めてまいるところでございます。 またあの、町長のほうからも答弁いたしましたように、まあ今住んでいる方だけではなくて、今後の移住者とか企業誘致、またあの観光客の利用なども見据えた事業でございますので、そういったところもあの勘案して利用促進を進めてまいりたいと考えております。 次に、要点カの移住促進には必要条件かといったところで、あの移住者に本当に必要かといったお尋ねがございました。あの総合政策課のほうで移住促進もしておりまして、移住者交流会等でまああの様々な意見を伺いますが、その中でやはり高速大容量の光ファイバーの環境が整っていないといったところは、やはりあの不便であるといった話がございます。特にあのお仕事面でネットを使ってお仕事をされるということになりますと、容量的なもの、スピード的なもの等必要でございますので、光ファイバーによりますインターネット整備につきましてはあの移住者の方にとっても必要なものと考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 副町長、この単価アップにつながったんじゃないかということの答弁が。久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 大変失礼いたしました。9番、森議員からの2回目のご質問の中の通告主題3、にこにこ館食材供給施設についての質問要点ウについて、設計監理業務委託についてのご質問の中の答弁が抜かっておりました。大変申し訳ございません。 単価についての答弁でございました。これにつきましては、まあ、とう、当初からまああの不調が続いたということでございますけれども、単価のチェックにつきましてはあのその都度行ってきたという答弁をさせていただきました。 それから、たん、市場価格との差が顕著であるということから、その部分についての見積りを徴収したということでございまして、単価を切り替えたということではないというふうに認識をいたしております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) ええとですね3回目になりますけれども、天神保育園の改築についての、その改築、解体、建築について、地元対応なんですけれども、安心をして暮らせる場所の提供はできないと言われるようなまあ非常に冷たい答弁がありました。再度、私が先ほども言いましたように、本当にね、高齢者一部じゃないんです。私が若いしなんです。といえば、高齢者が非常に多いということになりますが。特にその寝たきりの方々との話し合いですよね。まあ区長さんを通じてもいいですので、民生委員さんも、と話を聞くなりして、再度よね、その対応というものをお聞きしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。お伺いをします。 それとですね、にこにこ館指定管理者との協議が必要ということなんですが、これ、副町長、まだ決まってはいないんですよ。かんきょ、管理者と協議をして行った、おこな、決まってないに行わないでくださいよ。まだ決まっていませんよ。議案がですよね、もし否決になった場合はどうするんですか。そのことについてお伺いをいたしまして、一般質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 9番、森議員からの3回目のご質問にお答えをいたします。 質問要点、あ、通告主題3、にこにこ館食材供給施設についての質問要点ア、指定管理者と協議が必要について3回目のご質問がございました。 これにつきましては、2回目でもあの答弁をさせていただきましたけれども、公募によらない指定管理者の候補者の選定ということで協議をさせていただいたということでございます。で、今回も議案として提出をさせていただいているということでございます。 まあ、否決になった場合はどうするのかというお話もございましたけれども、町としては指定管理者の候補者の選定ということで、議案として提出をしていただいておるわけでございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 宮脇教育次長。      〔教育次長 宮脇健太郎君登壇〕 ◎教育次長(宮脇健太郎君) 9番、森議員の3回目のご質問にお答えをいたします。 ご質問いただきました件につきまして、あの他の公共事業とあの、バランスも鑑みながら、それからあと、頂戴しましたご意見、あの区長さん等にもですね、ご意見をおうか、今後お伺いして協議をしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で9番、森幹夫君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。午後1時に再開します。      休憩 11時55分      開議 13時0分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、7番、池沢紀子君の一般質問の発言を許可します。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) 7番、通告に従いまして一般質問を行います。 通告主題1、農業振興について。 ア、人・農地プランの課題解決に向けどのように取り組み、農地保全を図り地産、地消につなげていくのか、お伺いをいたします。 いの町まち・ひと・しごと創生総合戦略の効果検証において、農地中間管理機構、農地バンクの利用数は、平成27年度から農地の出し手、受け手ともに実績値が目標値より低く推移しております。令和元年度の実績値はゼロです。担い手への農地集積は今後の農業振興において必要と考えられます。国は集積を進めるには農地バンク事業について現場から事務手続の簡素を求めることが多いことや、農地バンクが地域とのつながりが弱いことなどを課題として上げ、人・農地プランを見直すとしました。国の見直しを受け、いの町は今後どのように取り組み、農地保全を図り、地産、地消につなげていくのかお伺いをいたします。 イ、高収益作物次期支援、ごめんなさい、次期作支援についてお伺いをいたします。 新型コロナウイルス対策として国の制度の交付金が出されるとのことですが、どのような内容のものでしょうか。町内での申請状況はどうなっていますか。申請手続は煩雑で分かりにくいものではありませんか。受付期限は、しん、また申請、申請件数の状況はどのようになっていますか。町に問合せはあっていますか。農業者の相談、支援は町としてしっかりとできていますか。お尋ねをいたします。 2、本川地区の暮らしについて、担当課長にお伺いします。1も担当課長でした。ごめんなさい。 ア、地域で安心して暮らしていくための医療体制は十分できているのかお伺いをいたします。 コロナにより地域での暮らしがいかに大切なのか、日々暮らす中、日々暮らす中での医療体制の基盤整備と充実の必要性を痛感させられています。ここで改めて本川の医療体制はどのようなものであり、十分できているのか、また課題はどのようなものか、その解決策についてもお伺いをいたします。 イ、地区住民の暮らしへのおもい、希望。 ソラヤマいしづちの計画、しらさ山荘改築、UFOラインの商標登録、集落活動センター、移住政策、ブランド、ごめんなさい、ブロードバンド整備等々、町の行政の取り組みは進められています。3町村合併時の閉村の日、将ない、来につなぐため、苦渋の決断により合併し、10年たち、15年が続く中、地区住民の皆様方たちの暮らしへの思いに寄り添った取り組みは十分できてきたでしょうか。住民の方の思い、未来への希望はどのようなものでしょうか。町としてどのように寄り添ってきたのか、また課題についてもお伺いをいたします。 通告主題3、コロナ禍を地域で生きるために、町長及び教育長にお尋ねいたします。 質問要点ア、仁淀病院運営について。 昨年9月議会、私の一般質問答弁で町長は町立病院としてやっていくとご答弁されました。コロナ禍のもと、町立病院として運営していくための今後の一番の課題をお伺いをいたします。 イ、偕楽荘運営について。 全国各地の介護施設で集団感染が相次ぎ、死に至るケースもあっています。コロナの影響を受けながらも、利用者の方々の日常を守るためにどのような運営をされ、コロナ禍でも利用者の方々に日常生活を楽しんでもらえるようどのように取り組んでいますか。今後の課題にはどのように、どのようなものがあるのかも併せてお伺いをいたします。 ウ、家庭教育を含む子どもの暮らしについてお伺いをいたします。 休校の要請が出て外出が自粛され、3月の春休みが早くなり、また夏休みが早くなり、2学期が早くなり、子どもたちが家で過ごす時間が増えました。子どもたちの暮らしはどうだったのでしょうか。学校が再開されても、私たち地域の者は登下校時に気軽に挨拶さえも遠慮してしまうときもありました。今も学校へ行くことも許されないといいますか、学校の門をくぐることができないような状態が続いております。子どもたちはどうしているのだろうかと思っています。地域に開かれた学校がコロナ禍では地域から遠く離れてしまっています。家庭に居場所のない子ども、学校に居場所のない子どもたちの暮らしにとって、地域の私たちが担う役割もありはしないのでしょうか。全国では、困った子どもの声を地域の人たちがつないだこともあったようです。子どもを主語とした暮らしができているでしょうか。困っている子どもたちの声は届いていますか。子どもたちの心の声はつながっていますか。児童虐待の件数は増えていませんか。学校へ行きづらくなっている子どもは増えていませんか。町内の状況と課題をお伺いいたします。 エ、ひとり親家庭の現状と支援について。 ひとり親家庭は年々増加傾向にあると聞きます。コロナ禍においてひとり親家庭、特に母子家庭の離職率は高く、全国では10年前より8万所帯が、あ、ごめんなさい、これは母子家庭の所帯数です、8万所帯増加、パート、アルバイトが多く、年間平均収入200万円で父子家庭の398万円の約半分ということです。収入の減少による経済的な困窮に陥っている家庭も少なくないのではないでしょうか。町内の状況を把握できているでしょうか。件数も含めた町内ひとり親家庭の状況とその支援策についてお尋ねをいたします。 通告主題4、波川にこにこ館食材供給施設について、町長及び担当課長にお尋ねをいたします。 質問要点ア、利用料金の設定について、イ、事業の計画性について、併せてお伺いをいたします。 木造建造物組立て式の木造の箱物は、当初いのホールで行われる文化祭の控室として使うことを目的として1,260万円予算計上されたものです。その後、にこにこ館やその他で行われるイベント時にも貸し出されるようになっています。ただし、組立て、運搬に多額の費用を要することが明らかになってきています。そして、その保管場所としては、にこにこ館敷地内の倉庫ということでした。波川にこにこ館食材供給施設の工期は、この9月15日、9月議会閉会日の翌日です。また、この180、あ、ごめんなさい。108号議案波川にこにこ館食材供給施設に係る指定管理の選定に関する議案では、参考資料では令和2年10月からの計画が提出されています。それなのに、町行政としてまだこの木造建造物箱物の利用料について確かな方向性がなく、検討協議中とは、どういうことなのでしょうか。10月からの利用は開始されないのですか。利用料金を設定するのか。いつ条例を提案するのか。条例化の必要性がないのなら、利用料金を利用団体は払わなくていいのか。どこが負担するのか。運搬、組立て代はおのおのどのくらいかかって、どこが支払うのでしょうか。これらのことも含め、この施設についての事業の計画性は確かなものではなかったのではないでしょうか。お考えをお伺いいたします。 通告主題5、グリーン・パークほどのについて担当課長にお尋ねします。 質問要点ア、今後の運営における環境整備について。 ①整備当初の理念をさらに活かし、地域の資源として、充実させ、子ども達の元気な声がこだまするような環境整備をお伺いいたします。 今ある施設を大切にすべきではないでしょうか。グリーン、緑、パーク、公園のイメージがあります。この4年間、グリーン・パークほどのの環境整備はどれほど行われたのでしょうか。地域の観光資源として、また地元町内外の人々の触れ合いの場、子どもたちの自然環境学習の場として存続すべき場所ではありませんか。小水は、あ、ごめんなさい。小水力発電や学習館、バーベキューもできるのではありませんか。バームクーヘンも焼くことができるのではなかったですか。施設はどうなっていますか。老朽化していませんか。 その中で、老朽化した遊具があり、予算化され、新たなものが設置されましたが、木のぬくもりは省かれた鉄製の小規模なものになり、何だか周りの偉大な自然に押し潰されないのか少し心配です。にこ淵を訪れる県内外の観光客が増えていると聞きます。そのお客さんたちを引き込めるようなさらに魅力あるグリーン・パークほどのになるよう、地域住民を巻き込み、産業課、また町道、林道、作業道、林道ですか、ごめんなさい、も通っていますので、道の維持管理の建設課、森林政策課などの横断的な連携による水と森の魅力を生かし、子どもたちの自然を見る、感じる、心の豊かさを育む今後の取り組みをお伺いいたします。 すみません。通告主題6、行政運営について町長にお尋ねをいたします。 質問要点ア、中長期財政運営について。 いの町の基金残高が増加してきた主な要因は、公共施設等の老朽化対策や災害など、大、大地震、豪雨、台風など町民の生活の安全と安心の確保のため、将来必要となる歳出の増加に対する備えであったと考えます。コロナ禍におき、国のざい、財源を、国からのた、ごめんなさい、国からの対策、施策もありますが、町独自の施策を行うことができているのも、先輩、先人たちが健全財政を行い、積み立ててきてくれた財政調整的基金があるからではないでしょうか。コロナの終息がまだ見えてきておらず、また大地震や昨今の異常気象による豪雨災害にも備えなければなりません。コロナによる経済への影響で税収なども減る、減り、町の収入も減ることが予測されています。 仁淀病院、偕楽荘を町立で運営していくためには、多額の費用がかかります。仁淀病院の運営は厳しく、毎年赤字のところを現金預金で補っていましたが、コロナの影響でますます厳しくなり、平成28年3月31日に4億5,367万円あったのが、令和2年3月31日で2億2,473万3,000円が、令和3年3月31日現在見込額が9,135円、ごめんなさい。9,135万9,000円になることが議案99号令和2年度特老、特別老人ホーム、特別、特老の特別会計補正予算(1号)に書かれています。つまり、令和3年度には仁淀病院の赤字補填をしておりました現金預金がなくなり、一般会計から繰り入れる状況が予測されるのではないでしょうか。 また、ごめんなさい。ちょっと間違えました。すみません。元に戻ります。 仁淀病院で現金預金が少なくなっております。議案95号から状況が予測されるのではないでしょうかをちょっと削除します。すみません。間違えました。 仁淀病院のほう、議長、言い直します。すみません。へいせ、ごめんなさい。 また、特老、偕楽荘運営では、平成28年度一般会計からの繰入れが5,565万円だったのが、平成30年度は7,310万円、令和元年度は虐待事案のため新規入所者の受入れができてなかったことなどから収入が減り、一般会計からの繰入れが1億5,450万円と、前年度の2倍以上となっています。また、国保特別会計においても、基金残高の見込みが令和3年5月31日見込みが四、五千万円でしょうか。令和3年度は国保税率を上げず、この基金を使うとして、令和4年度、税率を上げなかったら、一般会計からの繰入れが必要となるのではないでしょうか。 また、水道料金の見直しが令和4年度、再来年度から行われる予定ではないでしょうか。一般会計からほかの会計への繰り出しが必要となったときに、財政調整的基金が枯渇していてはなりません。現在のコロナ危機を財政面でも乗り越え、また将来、次世代の安心・安全な暮らしにも備えるためには、中・長期財政運営の手腕が問われています。今後の、ちゅう、3月議会答弁では、住民の皆様の生活に密接な現在行っているサービス水準を維持、実行できるよう、これからも健全財政運営に努めるとの町長の答弁でした。来年度編成、予算編成に向けては、これまでの事業の精査、見直し、スクラップ・アンド・ビルドが必要となると考えられますが、どうでしょうか。お伺いをいたします。 質問要点イ、いの町第2次振興計画のあり方についてですが、このいの町第2次振興計画の基本的な在り方についてどうあるべきなのかと町長の考えを1点お尋ねをしておきます。 ウ、機構改革について。 池田町政1期4年間で行った機構改革について、1点目、どのように検証されているのかお伺いいたします。2点目、課題はどのようなものかお伺いをいたします。 エ、説明責任・情報公開・公表についてお伺いをいたします。 町民のための政策、行政サービスを行う公平公正な町行政に対して、私たち町民は敬意を払います。私たち町民が安心してこのいの町で暮らしていけるには、町行政、職員の皆様との信頼関係があってこそではないでしょうか。町行政の執行状況についてはありのままに私たち町民に分かりやすく説明する説明責任があります。行政も議会も住民に開かれたものでなくてはなりません。町長は、この説明責任、池田町長の公約だった情報公開、公表についてどのように認識し、4年間取り組んでこられたのかお伺いをいたします。 カ、あ、ごめんなさい。オ、行政報告のあり方について。 町長が行う、定例会で、定例議会で行う行政報告の在り方について町長の見解をお尋ねをいたします。 カ、住民本位の行政について。 住民に寄り添うあったか町政を推進してきた池田町長ですが、住民本位の行政についてはどのようなものであるべきか、またご苦労されたことはどのようなことだったのか、課題はどのようなものなのか、池田町長にお伺いをいたします。 キ、行財政改革検討委員会の立ち上げについて。 これまでの私の一般質問について、立ち上げないという答弁をいただいておりますが、今回もまた同じような質問をさせていただいております。今後も立ち上げる必要がないと言われるのなら、その理由をお伺いをいたします。 1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員からのご質問のうち、通告主題3、コロナ禍を地域で生きるためにとしてご質問がございました。私のほうからは、質問要点ア、仁淀病院運営について及びイの偕楽荘運営について、併せてお答えいたします。 現在、仁淀病院、偕楽荘におきましては、新型コロナウイルスの影響で面会を停止しており、入院患者、施設利用者様及びご家族の皆様には大変ご不便をおかけしております。 どういった課題があるかということでございますが、まず仁淀病院の運営についてでございます。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による受診控えによる医療機関の経営状況の悪化が全国的に言われている中、仁淀病院におきましても、その影響だけとは言い切れませんが、病院の入院、外来患者が前年度と比較しても大きく減少している状況となっており、昨年度と比較しても医業収益等が大幅に悪化しております。 そのような中、仁淀病院においては、3月の感染拡大以降、保健所から紹介された感染疑いの患者を対象としたPCR検査の検体採取について、感染予防対策に努めながら検査協力医療機関としての役割を果たしてきたところでございます。また、同時に、PCR検査の結果が判明するまでの間の疑い患者の入院受入れ医療機関としての役割も担ってきたところでございます。県は、今後の体制強化に向け、民間病院への検査協力、医療機関の範囲拡大を図っているところでありますが、新型コロナウイルス感染症への対応については特に感染拡大初期における体制確保という点で、仁淀病院も含め、公立病院であったからこその果たせた役割があったと感じております。 次に、偕楽荘の運営についてでございますが、入所を再開してからは順調に入所者を増やしてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症防止対策といたしまして、新規入所者は他の入所者との接触を避けるために1週間は個室で対応し、発熱等がないことを確認後に食堂やデイルームへの立入りを許可するという対策を取っております。 課題といたしまして、このように人手がかかりますけれども、一般会計からの繰入れにより運営が保たれている現状では、財政的にも人員増は望めない状況でございます。サービス低下にならない範囲でさらなる経費の節減に取り組んでいきや、いかなければならないと考えております。 新型コロナウイルス感染症についてはまだまだ終息の気配が見いだせず、秋冬に向けてさらなる感染拡大の可能性もあります。仁淀病院におきましては、今後も院内の感染防止対策の徹底の中、検査協力医療機関などとして県から託された役割を果たしつつ、コロナ禍における住民生活のため、地域の公立病院としての医療体制の確保に努めていきたいと考えております。 次に、通告主題6、行政運営についてでございます。 まずア、質問要点ア、中長期財政運営についてお答えいたします。 これまでも、私は事あるごと答弁の中で健全財政を維持してきたのは先人の皆様、先輩の皆様の健全財政があったその土台に乗って、今私たちがこの健全財政を維持させていただいている、それを今後も引き継がなければならないというところでございます。 中・長期の財政運営の展望といたしましては、本年度に実施される国勢調査において人口減少が予想されております。令和3年度以降は地方交付税の減少が見込まれること、また平成29年度に借り入れた伊野小学校改築事業の町債の償還が開始され、償還額も増額となるため、今後も厳しい財政状況であることは、従前からお答えしてきたとおりでございます。 このような厳しい見通しではありますが、子育て支援や防災・減災対策、インフラ整備など将来のまちづくりに関する投資や住民の皆様への安定的な公共サービスの提供につきましては、引き続き財源の確保に努めながら行ってまいります。 来年度の予算につきましても、収入に見合った歳出規模とする収支均衡を念頭に置き、社会情勢に合わせた事業の精査、選別及び平準化を図りながら中・長期的に安定した健全な財政運営に努めてまいります。 続きまして、質問要点イ、いの町第2次振興計画のあり方についてのお尋ねがございました。 いの町の目指すべき将来像とそれを実現するための基本理念や施策の方向性を定めたいの町第2次振興計画の各行政分野における具体的な施策を、施策や事業を示す基本計画、後期を令和2年3月に策定いたしました。各担当課で現状と課題、施策の体系、施策の展開を加筆修正したものをいの町振興計画審議会に諮問し、委員の皆様で協議を重ね、答申をいただきました。これまでの施策を引き継ぐものや時代の流れに即したもの、新しい分野にチャレンジする施策などを定めております。今後は、この計画に基づき、いの町の施策を進めることになりますが、住民の皆様と一緒にまちづくりを進めるための職員の育成や計画の進捗管理が肝要であると考えております。着実な実現に向けて、職員と一丸となって施策の推進に努めてまいりたいと考えております。 次に、質問要点ウ、機構改革についてでございます。 これまで機構改革についての課題についても、ついてご質問がございました。これまで機構改革は住民サービスの向上や様々な行政需要に対して迅速かつ的確に対応できる組織となることを目的に行ってまいりました。現在の行政に求められるサービスは多岐にわたっており、これまでの縦割りでの取り組みでは、町民の皆様の期待に十分に応えることができないものという考えの下、横断的な取り組みを実施するために総合政策課、債権管理課、そして南海トラフ地震対策や豪雨対策へしっかり対応するため危機管理室を新設してまいりました。 課題といたしましては、まだまだ社会情勢、そして技術開発等々、目まぐるしく変わるこの状況の中において、これで十分と考えているところではない、ああ、ではございませんので、今後もそういった時代の流れに対応して、柔軟に対応してまいりたいと考えているところでございます。 次に、質問要点エ、説明責任・情報公開・公表についてでございます。 いの町情報公開条例では、町民の共有財産である情報の開示を積極的に推進し、町の有する諸活動の情報提供の充実を図り、もって透明かつ公正で民主的な町民参加による町政実現を目指すことを目的としております。この条例の目的は、情報を町民の皆様の共有財産と捉え、町から情報の公開、公表を行うことで、町民の方に対する説明責任を果たすことにありますので、今後におきましても、町民の皆さんの参加による町政実現のために情報公開による説明責任を果たしてまいりたいと考えております。 次に、質問要点オ、行政報告のあり方についてでございます。 行政報告は、町の事業に関して町民の皆様へのお知らせとして、議会定例会において年4回実施しております。行政報告が持つ役割については、さきに述べましたいの町こう、情報公開条例の目的と合致するものであり、町の事業について町民の皆様に知っていただくための重要な役割を果たしているものと考えております。今後におきましても、引き続き広報紙の発行やホームページの更新と併せ、情報提供の充実に努め、町民参加による町政実現に取り組んでまいります。 次に、質問要点カ、住民本位の行政についてでございます。 議員からは、住民に寄り添うとはどういうこ、住民に寄り添うということでご質問がありました。住民の皆様に寄り添う姿勢は、温か、温かな町政の根幹をなすものでございます。職員とともに町民の皆様の生活に寄り添った身近で温かな町政の、を目指し、この4年間皆様の声に耳を傾け、その声をすくい上げることを心がけてまいりました。その思いを具体的に実行するために、私をはじめ職員が積極的に地域に出て町民の皆様の声をお聞きし、対話を行うことが重要であると考えており、未来を考える会などにも取り組んできたところでございます。今年度はコロナ禍で残念ながら未来を考える会は思うように開催できていないところでございます。 次に、質問要点キ、行財政改革検討委員会の立ち上げについてでございます。 議員おっしゃられますとおり、本年3月の令和2年第1回定例会で議員からの一般質問においても、定員管理や人員削減のみでなく、行政全般についての行政かく、改革の検討委員会の立ち上げについてお尋ねがございました。行政改革、ああ、行革大綱を策定する以前におきましても、行政改革は進めてまいりました。また、未来を考える会や、未来を考える会など、その形を変えて町民の皆様との協働、そして意見を聞く場というものもこれからも考えていきたいと思っております。 また、社会全体に目を向けますと、私たちは今技術革新の真っただ中を生きております。AIやロボット技術の進化はこれまでの人類の歩みをはるかにしのぐ速度で進化しております。さらに、これまで考えられなかった新型コロナウイルス感染症によりこれまでの社会状況が一変するなど、数年先を見通すと、ことが非常に困難な時代を生きております。このような社会情勢下においては、時代に即した柔軟な対応が必要であり、行革大綱の策定にとらわれず、町民の皆様に寄り添った行政の運営を行っていくことで、地域、地域地区ごとに抱える課題を抽出し、抽出した課題に対して機構の枠にとらわれず、横断的に課題解決に取り組んでまいりたいと考えており、そのために現時点において行財政改革検討委員会の立ち上げについては考えていないところでございます。 私からは以上でございます。 その他の項目につきましては、担当課長等より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村産業経済課長。      〔産業経済課長 岡村寛水君登壇〕 ◎産業経済課長(岡村寛水君) 7番、池沢紀子議員からの通告主題1、農業振興についてのご質問にお答えいたします。 質問要点ア、人・農地プランの課題解決に向けどのように取り組み、農地保全には、農地保全を図り地産、地消につなげていくかについてお答えいたします。 耕作放棄地や今後耕作放棄地となり得る農地を規模拡大を図る農業者や認定農業者など、地域の中心となる経営体に集約することで、農地の保全を図ってまいりたいと考えているところでございます。その一つとして、農地中間管理機構が農地の貸し借りを仲介する農地中間管理事業、いわゆる農地バンクの活用がございますが、貸手の情報がしっかりと把握できておらず、あまり活用され、されていないのが現状でございます。今後におきましては、県の中央西農業振興センターとJA高知県、町で毎月1回開催しております農業振興連絡会を通じ、貸手、借手のの情報等を共有するとともに、農地中間管理機構である高知県農業公社とも情報交換を行いながら農地の保全に努めてまいりたいと考えているところでございます。 地産地消及び外商につきましても、農地の栽培状況等を踏まえつつ、農業振興センターやJA、高知県と共有しながら作物の栽培強化や販路の拡大等に努めてまいりたいと考えております。 次に、質問要点イ、高収益作物次期作支援についてでございます。 新型コロナウイルス感染症拡大のため、卒業式や送別会、歓送会等のイベントの中止、観光客の激減やいん、飲食店の休業、営業時間のしゅく、短縮による経済への影響は深刻であり、それに伴い、贈答用の花束や飲食店での農産物における需要の減少といった悪影響は、農業分野にも及んでおります。 ご質問の支援金につきましては、このように卸売市場での売上げが減少するなどの影響を受けた野菜、花卉、果樹、お茶等の高収益作物について、当該影響のあった期間に出荷した農業者を対象に、次期作における生産体制の強化等の取り組みに対して支援を行うものでございます。町内を営農管内とするコスモス営農経済センター内ある仁淀川地域再生協議会が事業実施主体となっており、制度の周知につきましてはJAの各部会やJA高知県の各支所及び県の中央西農業振興センター、市町村のほうで行っているところでございます。 ご質問の中に相談手続が煩雑ではないかというところでございますが、なお、申請期間は本年度内で、月単位で取りまとめて申請している状況でございます。手続につきましては、先ほどの地域、仁淀川地域再生協議会が丁寧にJAの各部会への説明会を開催し、記載例もつけて説明をしているところでございます。市町村に相談というところで町のほうによくあるのが、農地台帳の写し、要は作物の耕作面積を証する書類といったところでご相談があっているところで、順次対応させていただいているところでございます。 仁淀川再生協議会におきましては、お聞きしましたところ、当該交付金のいの町内の申請者につきましては、8月31日現在で23件となっており、対象品目内訳につきましては、ショウガが15件、ワサビ6件、インゲン、キュウリが各1件となっているところでございます。 次に、通告主題4、にこにこ館食材供給施設についてご質問に、でございます。 つ、質問要点ア、利用料金の設定について、イ、事業の計画性について、併せてお答えをさせていただきます。 多目的木造かん建物の管理方法につきましては、保管場所は波川にこにこ館食材供給施設内でございます。町有財、多目的木造建物は町有財産として管理をし、利用希望者の申請受付等につきましては、今年度におきましては町が貸出しによる利用料金を無料で、無料で実施することとしております。利用料金を設定する場合は、適正価格とする必要がございます。市場価格と同程度にする手法もございますが、この仮設、設置できるたも、木造建物として同様のものがございませんので、経費計算を実施した後に設定していくことが最善であると判断し、本年度内は町で管理していくこととしたところでございます。 利用料金を設定した場合は、当施設の設置管理条例に利用料金の上限を設定していく手続を経て、経ていくこととなるものでございます。 それと事業の計画性といったところでございますが、全面、波川にこにこ館全面改築工事として一体的に整備されたもので、たも、木造仮設の木造建物につきましては多目的に使用していくことを計画しているところでございますので、今回の事業につきましては計画性のあるものと認識しているところでございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 野田本川総合支所長。      〔本川総合支所長 野田幸稔君登壇〕 ◎本川総合支所長(野田幸稔君) 7番、池沢議員より通告主題2、本川地区の暮らしについて、質問要点アとイについてご質問をいただきました。 まず、質問要点アからあの、答弁させていただきます。 質問要点ア、地域で暮らしていくための医療体制は十分できているかについてでございます。 まず、令和2年8月末現在の本川地区の状況ですが、世帯数は273世帯、人口438人で、65歳以上の高齢化率は55.7%となっております。林業と建設業が主たる産業で急速に過疎、高齢化が進んでいる地区となっております。 ご質問の本川地区の医療体制につきましては、町立国民健康保険診療所として長沢診療所と大橋、越裏門出張診療所の3か所を運営しています。長沢診療所は月、火、水、金の4日を診療日とし、月曜日の午後は大橋出張診療所、水曜日の午後は越裏門主張診療所で14時から16時頃までの出張診療を行っています。診療科目は、一般内科、簡単な外科処置等で院内調剤を行っております。 長沢診療所につきましては、当初、ベッド数19床で入院患者を受入れしておりましたが、医局開設のために18床に変更、そして介護保険の導入や医療、医療報酬改定、社会的入院が認められなくこともあり、認められなくか、認められなくなったこともあり、平成14年末で休床となっております。併せて、職員の減少になり、減少により、看護師2名、調理員2名、事務職1名の減となり、現在の人員体制は医師1名、看護師2名、事務職1名の計4人で診療業務を行っております。 また、本川地区には、4つのヘリポートがあり、重篤患者や緊急患者の搬送、事故や災害時の消火活動や人命活動救助、人命救助活動、負傷者の搬送、支援物資の輸送、医療救護班等の応援部隊の輸送、孤立者や救援物資の輸送等に利用できるよう整備しています。 各診療所での受診者の状況につきましては、高血圧、糖尿病等の生活習慣病に伴う内科の受診が多く、その他として振動病などの受診となっております。また、健診業務も実施しており、一般健診、特定健診、学校健診を行っております。 お尋ねにありました医療体制は十分であるかにつきましては、決して充実しているとまでは言えませんが、求められている地域医療の必要最低限以上の体制であると考えているところであります。最近では、内視鏡検査装置、レントゲン撮影装置、電子カルテの更新、空調せ、空調設備の整備、駐車場地盤沈下対策等、施設、設備の整備を図ってまいりました。引き続き施設整備と職員の労働環境の向上に努めてまいります。人口減とともに受診者数、診療報酬が減少し、厳しい運営状況ではありますが、地域医療を担う医療機関として職員、病院職員とともに継続的な運営に努めてまいります。 続いて、質問要点イ、地区住民の暮らしへのおもい、希望についてお答えいたします。 本川地区の住民にか、かな、限らず、どなたも住み慣れた土地で元気に末永く生活を続けていきたい、今は学業や就業等の理由で地元を離れているが、行く行くは戻ってきて愛着のある地元で過ごしたいと考えておられる方がたくさんいらっしゃると認識しています。 移住等で地元以外から活力を呼び込み、地域を活性させることはもちろん重要で、各担当部署でそれぞれの目標に向けて力を注いでいるところですが、同時に今現在地域で生活さて、させられ、せられている方が生活を維持し、活躍し続けることができるよう、人口減のスピードを精いっぱい食い止める対策を行うことも重要と認識しています。地域医療の継続や学校の存続のための少子化対策、移動手段の確保、買物難民の解消、鳥獣被害対策・防災対策の充実、交通安全や公共用財産の適正な管理など、多種多様な課題が山積みとなっております。 これらの課題解決に向け、課題解消に向け、国、県や関係機関、役場各担当と連携、協議しながら、また各議員の皆様にもお知恵やご協力をいただき、地域の特性も十分加味し、対応していく必要があると認識しています。引き続き住民の方のご意見やお持ちの問題等を丁寧にお聞きし、課題解決に向けて進んでまいります。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 7番、池沢議員からの通告主題3、コロナ禍を地域で生きるためにの質問要点ウ、家庭教育を含む子どもの暮らしについてお答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症対策としての臨時休業に伴い、子どもさんの生活リズムが変わり、議員ごしき、ご指摘のとおり、新しい生活様式を実践する中、心の安定、心の健康を維持する必要がございます。 学校や園におきましては、先生方に子どもさんの様子やその変化を見守り、寄り添っていただいているところでございますが、ご家庭における子どもさんの暮らしの中にも寄り添う必要があるものと考えております。経済等先行き不透明でご家庭の保護者の中には不安をか、抱えられている方もおられると存じますが、町ではこれまでどおり様々な不安などに対しまして、子育てケースワーカー、相談支援チーム、少年安全対策係などが学校、保育園、幼稚園、認定こども園と連携をいたしまして、訪問、相談活動を実施しているところでございます。また、いろいろな機会を通して、子育て中の保護者や家族を見守り、地域全体で子育てを支援するぐりぐらひろばやハートステーションいの、子育て世代包括支援センターどんぐりなど、お一人お一人のニーズに合った必要な情報をお伝えしてまいりたいとも考えております。 また、子どもさんの暮らしについては、地域の皆様のご協力もこれまで同様、必要と考えているところでございます。しかし、コロナ禍におきましては、これまで幅広い住民の皆様の参画により地域との連携、協働により地域全体で子どもさんの成長を支え、地域を創生する活動として取り組んできました地域・学校協働活動などが感染拡大防止のため、行事、それから交流学習活動が実施できず、地域の方にご協力をいただけなかったケースもございますが、現在は3密を避けつつ、感染防止対策を行いながら可能な事業を実施するという状況でございます。 地域の皆さんとの関わりがある一定制限されてはおりますが、これまで同様、地域の皆様にも子どもさんの暮らしを見守っていただきたいと存じますので、ご支援、ご協力をお願いを申し上げますとともに、関係機関との連携強化、施設の機能充実等、教育委員会として児童・生徒さんを主語に据え、大切にしたいことを考え、毎日通わせたいと思われる信頼される教育行政の推進に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。      〔ほけん福祉課長 澁谷幸代君登壇〕 ◎ほけん福祉課長(澁谷幸代君) 7番、池沢議員の通告主題3、コロナ禍を地域で生きるために、の私のほうからは、質問要点エ、ひとり親家庭の現状と支援についてのご質問にお答えいたします。 2016年の全国的なデータによりますと、ひとり親家庭の推計割合は、母子家庭1.4、1.42%、父子家庭0.16%と、全世帯の1.57%となっており、2000年頃から急増、急激に増え始めている状況にございます。当町では、ひとり親家庭医療費を受給されている方は、2020年7月31日現在で97人、母子家庭92人、父子家庭5人、全世帯の0.92%となっております。 ひとり親家庭は、一般的に経済的な不安が強く、周囲に支援者が少ないことから、孤立化しやすいなど、子育てにおいて支援が必要とされる状況がございます。そういった中、当町におきましては、子育て世代の、世代への支援といたしまして、妊娠届出時に子育て世代包括支援センターの母子保健コーディネーターをはじめとする保健師が全妊婦と面接を行っており、面接を通じ妊婦やその家族の生活等の背景を知り、妊婦や家族が抱える課題や強みを捉え、総合的な支援に努めております。特に、子育てにおいて不安や孤立化してしまう未婚やひとり親等の予防的支援の必要性がある妊婦の方々に対し、早期から個別訪問を実施し、他部署とも連携を取りながら支援体制を構築し、虐待等のハイリスク化を未然に抑えることも含めた取り組みを行っているところでございます。 特にコロナ禍において、ひとり親家庭をはじめ、子育て環境での支援が必要なご家庭には、電話連絡や個別訪問により継続的な支援を行い、さらに必要に応じて教育委員会のぐりぐらひろばや少年安全対策係と連携した支援方針を検討するなど、一人一人ご家庭の状況に合ったよいそいに、寄り添いに努めることを心がけているところでございます。新型コロナウイルスの終息の見通しがつかない中、今後も経済的不安や心身の不調が生じる方もおられるのではないかと懸念されるところでございます。 今後も相談窓口の周知徹底、関係機関との連携、寄り添い支援を持続させ、妊娠期から子育て期における切れ目のない支援に取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 田岡吾北総合支所次長。      〔吾北総合支所次長 田岡重雄君登壇〕 ◎吾北総合支所次長(田岡重雄君) 7番、池沢議員のご質問の通告主題5、グリーン・パークほどのについて、質問要点ア、今後の運営における環境整備について、①整備当初の理念をさらに活かし、地域の資源として、充実させ、子ども達の元気な声がこだまするような環境整備を問うにお答えいたします。 グリーン・パークほどの施設の設置及び管理に関する条例には、簡易宿泊施設、これはバンガローのことですが、森林生体学習館、研修宿泊棟、お祭り広場、オートキャンプ場などの設置や管理方法が定められております。これらは、昭和61年頃から始まりました程野の滝観光開発事業の中で国の事業などを導入し、整備してきました。このうち、お祭り広場などでは、平成4年11月、第16回全国育樹祭が開催され、平成14年10月、よさこい高知国体山岳縦走競技会場となりました。ほかに、全国的なラジオ番組の公開録音行事が実施されたこともあります。紅葉、紅葉の時期に合わせた催しも継続されており、平成30年から企画内容を見直し、家族連れなど幅広い年齢層を対象に体験の国ほのほの王国イベントが開催されています。大勢の子どもたちの笑い声が程野の山や空に響く催しですが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で開催が見送られました。程野地域にあるにこ淵は、条例のグリーン・パークほどののくべ、区域とは別ですが、平成24年3月のNHKスペシャルの放送以降、マスコミで紹介される機会が増えるにつれ、SNS発信も増加しております。現在もその人気が続き、来訪者の安全確保や渋滞緩和のため、地域からの要望も受けて階段や駐車場などの整備を行ったところです。 森林は水を、水は森を育み、そこでは子どもの感性も養われます。程野の滝、にこ渕や谷川、新緑と紅葉、地質、動植物、星空、四季の中での暮らしと文化、そういったものは年月の経過の中で培われた固有のものです。今後は、単に観光という捉え方ではなく、自然資源の保全と地域文化を継承するエコツーリズムという視点も重要だと考えております。 グリーン・パークほどのには、当初の整備から30年以上経過し、ご指摘のとおり老朽化した施設もあります。この4年間の環境整備というご質問をいただきましたが、程野地域のにこ渕への来訪者の安全性、利便性向上を主に、道の整備、駐車場の、駐車場、看板類の整備といったことを行ってまいりました。令和元年度設置しましたグリーン・パークほどののお祭り広場、遊具については、約25年前の全施設の計画時から安全性の基準が大幅に変更になっております。そういう中で、予算あるいは現地の傾斜地という地形に合わせ、安全を第一に整備をしたものです。確かにその自然に押し潰されるような金属製の物ということになっておりますが、あの早く周辺の自然になじんで、子どもたちが時間を忘れて遊具と、それと周囲の斜面をたつくり回るような、そんな場所になるよう、まあこの状況を見つつ、あの周辺の町内外の遠足の利用等のPRもしてまいります。 また、令和元年度には、あのバームクーヘン作りに加えて、パン窯も整備し、体験メニューの充実を図りました。こちらも、状況を見ながらPRに努めてまいります。 国、県の各種事業に加えて、森林環境譲与税を活用した地域材の利用促進に向けた積極的な取り組みを進める必要もございます。ご指摘のありました、いただいたとおり、役場内の連携も引き続き行います。社会情勢の変化を注視し、地域の方々の声を伺い、次の世代、そのまた次の世代につなぐソフト、ハード両面の環境整備を継続してまいります。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。2時20分に再開します。      休憩 14時4分      開議 14時20分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) 7番、2回目の質問を行います。 通告主題2、本川地区の暮らしについて、ア、地域で安心して暮らしていくための医療体制は十分できているのかお伺いをいたします。 長沢診療所のベッド、19床入院が18床で、平成14年から休床していると。で、今年4月に廃止したとお聞きしますが、どうして廃止したのか。ウイズコロナのときに廃止は適当で、適切であったのか。このベッド廃止による交付税の算入に影響はないのかお尋ねをいたします。 次に、通告主題3、コロナ禍を地域で生きるために、ウ、家庭教育を含む子どもの暮らしについてご答弁がなかったので、お尋ねをいたします。児童虐待の件数は増えているのでしょうか。学校へ行きづらくなっている子どもは増えていませんか。件数が分かればまた件数もお尋ねをいたします。 次に、通告主題4、波川にこにこ館食材供給施設について、多目的木造建造物について、今年度は町有財産として町が貸出し無料で実施すると、そしてその後利用料金上限を設定し、云々の答弁がありましたが、お尋ねします。この組立て、運搬は誰がするのですか。利用団体、利用される団体の方たちが自分たちで組立て、運搬をするのでしょうか。もしそうでないとしたら、業者さんにお願いをするのですか。その業者さんへの委託料は1イベント、組立て、運搬にどのくらいかかるとしていますか。以前に議会の委員会では、数万から10万ぐらいかな、20万以内ぐらいかかるような話もありましたが、現在どのように見込んでいられるのか、お伺いをいたします。あるいはイベントですので、町の何とか祭りとか、何とかイベントで使うとしたら、そのイベントに対して町が補助金あるいは委託料を払って、その中での支払いになるのか。いろんなことが仮定として考えられますが、どのように町は考えているのかお尋ねをします。 次に、6、行政運営について町長から丁寧なご答弁をいただきましたが、この中長期財政運営についてですが、それといの町第2次振興計画のあり方と併せてになりますが、例えば、仁淀病院の場合は現金預金がなくなり、一般会計からの繰入れが予想されますが、そういった数年後のことなんですが、振興計画の実施計画にはそういったことは全く記載がないわけですが、それをどのように理解すればよろしいですか。記載すべきでないですか。お尋ねをします。 そして、来年度の当初予算について、町長の答弁にあるように、本当にこれからコロナ禍の中で困った方々、困窮されている方々に対する予算措置も必要ですし、また仁淀病院、それと偕楽荘、それと国保会計など、一般会計からの繰り出しが本当に数年後から必要となり、財政がかなり逼迫してきます。それについては、今現在行われているその事業について見直す、改めて点検、検証するという作業が大変重要になってくると思います。 それも踏まえて、私がその気になりますが、行財政改革検討委員会の立ち上げについて提言しておりますのは、行政改革大綱を策定しなさいということを、それだけを言っているのではなく、これはいの町におきましてはいの町行政改革推進委員会設置条例というのがあります。私が提言している、提案しているのは、行財政改革検討委員会の立ち上げです。それで、町長は機構改革で横断的な組織の確立を目指して機構改革をしていると、今後も機構改革はしなければいけないところもまあ新しい生活様式とか、これからの多種多様な町民ニーズのためにはこれで機構改革も終わったわけではないというような答弁がありました。よりよい住民の生活の暮らしの安定のために、行政も情勢に合わせて臨機応変に対応してくという答弁ではなかったかと思います。そのためにも、また住民に寄り添うためにも、未来を考える会等で対応しているということですが、未来を考える会とはまた別組織です。別です。住民の方、そして専門、有識者の方、そして職員の皆様、行政の今と現状を分析し、そして将来を見通し、横断的な横の連携を持ちながら住民の皆様からのご理解をいただき、納得した町行政が運営できるように、開かれた行政であるように。やはり、今、情勢がかなり変わってきております。大変な厳しい時代になってきて、その不安を払拭して、役場の職員の皆様と住民の皆様が力を合わせて切り開いて未来に向かっていかなければなりません。こういったときに、町長とは私の考え方はいつまでたっても平行線かもしれませんが、やはり議員の声にも、住民の声にもさらに耳を傾けていただいて、いま一度行財政改革検討委員会の立ち上げについて検討をさら、される。するべきでないかという問いをさせていただきます。 そして次に、行政、ごめんなさい、ちょっと戻りますが、オ、行政報告のあり方について、今回、この質問要点を上げましたのは、この議会、行政報告が大変例年に比べて少ないではないかといういん、思いました。行政報告について、町長とその各担当課長の皆様方との話合いはどのようになっているのか、協議ですけれども、町長は基本的に担当課長のほうからの行政報告をしたいということを受けてですか、それとも町長のほうからこのことについて行政報告したい、どちらなのか、町長と各執行部との連携だと思いますが、どうでしょうか。いま一度お伺いをいたします。 そして、戻って申し訳ないですが、いの、イのいの町第2次振興計画のあり方についてですが、先ほども言いましたように、仁淀病院に対しては、早ければ令和3年度から一般会計からの繰り出しが必要となるのではないでしょうか。実施計画には記載がないのはどうしてなのかお伺いをいたします。 また、実施計画に上げる事業の計画性は重要であると思います。途中に上がってくるのは緊急的なものですが、今回、実施計画にないものがまあ補正予算として9月の議会に上がってきておりました。この予算計上と実施計画との関連、整合性といいますか、そういったところについてもう少し町執行部として連携を取る必要があるのではないかと思います。私たち議員、議員は、この振興計画という実施計画にないものが予算化される、あるいは途中、新規で、前年度、その前年度ないものが振興計画なくていきなり補正予算とかに上がってきたときはどうなっているのかと考えます。町の取り組みは、やはりこのいの町第2次、町長が言われるように、振興計画に沿ってされるべきではないかと考えますが、町長どうでしょうか、お尋ねをしまして2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 3番、井上敏雄君。暫時休憩します。      休憩 14時33分      開議 14時41分 ○議長(高橋幸十郎君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員の2回目のご質問にお答えいたします。 私からは、通告主題6の行政運営についてお答えをいたします。 まず、仁淀病院の現金預金がなくなってきている、数年後にはなくなるということで、実施報告に、失礼しました。実施計画の中に記載するべきではないか。また、当初、数年後、当初予算の中で繰り出しが必要となる、事業の見直し、点検作業が必要ではないか。議員がおっしゃられているのは、大綱の策定ではなく、委員会を立ち上げ、横断、委員会を立ち上げ、見直すべきであるということ。また、未来を考える会は会ではなく、別組織として専門有識者として現状分析、将来を見直した運営に対して委員会を立ち上げるべきではないかというご質問であったかと思います。 私は、先ほどから申し上げてますように、非常に目まぐるしいこの状況の中、ましてコロナという新たな災害が発生している中、この行財政かい、あの、行革大綱につきまして、大綱というものを委員会を立ち上げるというより、現在はそういった柔軟に対応していくべきであると。議員もおっしゃられました、いつまでも平行線であるということでございましたが、私もずうっと答弁させていただいているとおりでございます。 また、実施計画につきまして、突然出てくると、補正が出てくるというお話がございましたが、これは実施計画は3月、そして6月までで、3月までの計画として上げているものでございまして、それ以後につきましては、補正として出てくるものもございます。 それと、行政報告の在り方についてでございますけれども、これは庁議の中で課長から受けるものもございますし、私からこうする、これをしたいというものもございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 町長、すみません。行政報告の在り方ということじゃないです。行政報告はどういうような格好で行政報告をしているかということで、行政報告の在り方とかいうことは、とかいうような答弁じゃなしに、行政報告をするに、するのには課長とのすり合わせがあったのか、単独で報告したかというようなことの答弁に。 ◎町長(池田牧子君) 庁議の中で。 ○議長(高橋幸十郎君) ほいたら、そういうことで。在り方ではなしに。 ◎町長(池田牧子君) 質問要点の項目の中で行政報告のあり方についてとありましたので、先ほど申しましたとおり、行政報告については、庁議で課長からこれを行政報告をしたいということと、私のほうからこれをしたいということを両方併せてしているものでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 野田本川総合支所長。      〔本川総合支所長 野田幸稔君登壇〕 ◎本川総合支所長(野田幸稔君) 7番、池沢議員より通告主題2、本川地区の暮らしについて、質問要点ア、地域で安心して暮らしていくための医療体制は十分できているかに対しまして、2回目のご質問がございました。ベッドの休床を4月で廃止したのはなぜか、コロナの状況下で廃止したのは適切かどうかと交付税歳入に影響はないのかのご質問だったと思います。このことについてお答えします。 診療所につきましては、例年保健所より3年か5年間隔だったと思うんですが、定期的に現地監査がございます。平成14年頃に休床状態になりまして、その頃から定期監査に保健所が入ってきた際に、実情に応じて入院設備のない診療所への変更をしてはとアドバイスがあり続けてたところでございます。その当時は、申請に対して手続上書類を構えることができなかったと聞いておりました。で、現在に至っておりましたが、今年度の定期けん、監査によりまして手続が変更になったようで、再度指導といいますか、ベッドのない診療所に変更してはとアドバイスがあったため、手続を行ったものでございます。これは、決して新型コロナウイルス感染症の蔓延に応じて、慌ててこう手続をしたものではございません。仮に、現在入院患者受入れ可能であっても、かん、感染疑い患者を受け入れることは院内での動線を分けることが不可能である、また入院病室が2階にあって、患者様の移動に支障があるところでありますので、患者様の受入れは困難だと考えております。 続いて、交付税算入につきましては、無床のベッドがない診療所に変更になっても、交付税算入に関しては影響がないと聞いております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 7番、池沢議員の1回目の質問に対する答弁の中で答弁抜かりが、ご指摘、答弁抜かりのご指摘がございました。質問主題の3、コロナ禍を地域で生きるためにの要点ウ、家庭教育を含む子どもの暮らしについての中の2件ございまして、1点目が児童虐待の件数、これが増えていないかどうかです。これは、昨年同期と比べまして、身体的虐待の通告が、昨年が3件に対して、本年11件、増加しております。 それと、もう一点が、コロナ禍の影響で学校へ行きづらくなっている児童・生徒さんは増えていないかといったお尋ねもございました。これに関しましては、コロナの影響、休業明けで学校を休み出した児童・生徒さんの数でございますが、中学生が1名、小学生が1名。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村産業経済課長。      〔産業経済課長 岡村寛水君登壇〕 ◎産業経済課長(岡村寛水君) 7番、池沢紀子議員からの通行主題4、波川にこにこ館食材供給施設について、質問要点ア、利用料金の設定についての2回目のご質問にお答えをいたします。組立て、運搬は誰が、経費は、見込みの経費はどの程度を見込んでいるかという問いにお答えをいたします。 適正、適正な多目的木造建築につきましては、組立て、運搬が、議員ご質問のとおりございます。適正な管理、メンテナンスを行うためにも、大工さんあるいは近年、本職顔負けのDIYの得意な方もおられると思います。そういった方々が担っていただきたいという、担っていただくこととなると考えているところでございます。 経費につきましては、例えば、貸出し、利用する団体様にそういった大工さんがおられた場合とか、本職顔負けのDIYの得意な方がおられた場合といったケースもございますので、数万から数十万というところの幅につきましては現在も変更ございません。そういったことも踏まえて、町有管理として一定いろんなケースを定めた上で料金、利用料金の設定をすべきではないかという判断でございます。 イベント等につきまして、観光協会がというところのご質問もございましたが、そういったケース、観光協会の会員様に、のご協力に基づいての経費積算というところも考えられますので、そういったことも積極的に多目的に利用できる木造建築の活用に努めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で7番、池沢紀子君の一般質問を終わります。 これで一般質問を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、議案第81号から議案第109号までを議題とします。 議案第82号について委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会委員長土居豊榮君。      〔総務文教常任委員長 土居豊榮君登壇〕 ◎総務文教常任委員長(土居豊榮君) 令和2年第3回いの町定例議会において総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告いたします。 当常任委員会に付託されました議案は、議案第82号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例の一部を改正する条例議案でございまして、9月8日火曜日、議案の説明員として議案に係る所管課長並びに担当職員、加えて所管外ではありますが仁淀病院事務長の出席を求め、付託議案に対する委員会審査を委員いっせ、1名欠席の下、行いました。 また、今回の委員会審査におきまして付託された議案は、委員会付託までに議案に対する趣旨説明は十分執行部から行われたものと出席の全委員がはんたいし、判断し、議案趣旨説明を省略して直ちに委員会質疑に入りました。 それでは、審査経過並びに結果を報告させていただきます。 議案第82号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは特殊勤務手当の額の根拠や作業の内容、手当の対象となる範囲、条例施行日から現在までの各手当に該当する職員数、条例改正の必要性の把握時期がただされ、関連質問としてその他の特殊勤務手当の種類、作業等の感染リスク防止対策についての執行部の考え方、防護服等の物資の在庫、新型コロナウイルス感染の疑い患者が検査結果が出るまで病院で待機する際の安全に配慮した環境、パートの会計年度任用職員への特殊勤務手当の支給やその根拠条例についてただされ、説明員からの答弁を了として、出席の全委員確認、了承の上、採決を行った結果、出席の全委員一致によりまして、執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、総務文教常任委員会に付託された議案はお手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決さび、すべきものと決しましたことを申し添えまして、総務文教常任委員会の審査結果の報告といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第82号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第82号の討論を終わります。 議案第82号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第82号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第81号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第81号の討論を終わります。 議案第81号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第81号いの町印鑑条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第83号の討論を行います。討論はありませんか。 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) 議案第83号令和元年度いの町一般会計歳入歳出決算の認定に関する議案について反対討論を行います。 1点目に、当初予算のときと同様に、総合案内受付業務に係る予算は、いの町本庁舎規模では必要ないと判断をします。 2点目、また経常収支比率が95.3%となり、前年度よりさらに財政の硬直化が進んでおります。 3点目に、財政調整的基金の取崩しが多く、財政調整基金、平成29年5月30日現在高18億7,438万2,850円が、令和2年5月31日現在では13億8,174万7,391円で、4億9,263万5,459円の減、減債基金は平成29年5月31日現在高37億5,629万1,528円あったのが、令和2年5月31日現在では25億6,466億3,698円で11億9,162万7,830円の減、池田町政のこの3年間で財政的調整基金を16億8,426万3,289円使っています。約57億円あったものが約40億円となり、1年間に約5.6億円使ったこととなります。このような財政運営の下での令和元年度決算には反対いたします。 そして、波川にこにこ館改修工事については、令和元年度9月議会計上補正予算で3,029万1,000円の増額。理由は、トイレの数を増やす、主な内容が、トイレの数を増やすためでした。トイレについては、仁淀川の上流に作るべきであるとの他議員の提案には否定的で、このにこにこ館のトイレの数を増やすことで対応するとの提案理由でした。ところが、この9月議会の一般質問答弁において、仁淀川上流へのトイレ設置に前向きな答弁がありました。行政の事業実施において一貫性と計画性がないと言わざるを得ません。また、波川にこにこ館改修工事は、入札で3回不調、不落になり、4回目で落札、そして国の補助金を逃しています。 さらに、去年9月議会では、1度議員に配付した予算議案の一部を調整が必要となったので、などとの理由で削除、差し替えるということがありました。 さらに、定例会のほかに臨時会が令和元年5月14日、8月13日、10月31日、令和2年2月6日とあり、臨時会は会議1日で多くの議案が提案され、十分な審議が行われたとは言い難い令和元年度であったと判断します。令和元年度行政施策、事業の計画的推進が十分行われたとは言い難く、この議案に反対をいたします。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第83号の討論を終わります。 議案第83号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のために申し上げます。この採決は本案を認定することに賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案を認定することに賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 起立多数です。したがって、原案第八十、本案、議案、議案第83号令和元年度いの町一般会計歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定されました。 議案第84号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第84号の討論を終わります。 議案第84号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第84号令和元年度いの町水資源対策特別会計歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第85号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第85号の討論を終わります。 議案第85号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第85号令和元年度いの町墓地公園事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第86号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第86号の討論を終わります。 議案第86号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第86号令和元年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第87号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第87号の討論を終わります。 議案第87号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第87号令和元年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第88号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第88号の討論を終わります。 議案第88号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第88号令和元年度いの町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第89号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第89号の討論を終わります。 議案第89号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第89号令和元年度いの町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第90号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第90号の討論を終わります。 議案第90号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第90号令和元年度いの町特別養護老人ホーム特別会計歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第91号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第91号の討論を終わります。 議案第91号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第91号令和元年度いの町下水事業、下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第92号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第92号の討論を終わります。 議案第92号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第92号令和元年度いの町農業集落、集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第93号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第93号の討論を終わります。 議案第93号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第93号令和元年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第94号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第94号の討論を終わります。 議案第94号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第94号令和元年度いの町水道事業会計決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第95号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第95号の討論を終わります。 議案第95号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第95号令和元年度いの町病院事業会計決算の認定に関する議案は、原案のとおり認定することに決定しました。 議案第96号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第96号の討論を終わります。 議案第96号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第96号令和2年度いの町一般会計補正予算(第5号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第97号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第97号の討論を終わります。 議案第97号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第97号令和2年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第98号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第98号の討論を終わります。 議案第98号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第98号令和2年度いの町介護健康保険特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩します。3時35分に再開します。      休憩 15時17分      開議 15時35分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第99号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第99号の討論を終わります。 議案第99号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第99号令和2年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第100号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第100号の討論を終わります。 議案第100号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第100号令和2年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第101号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第101号の討論を終わります。 議案第101号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第101号令和2年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第102号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第102号の討論を終わります。 議案第102号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第102号令和2年度いの町病院事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第103号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第103号の討論を終わります。 議案第103号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第103号令和2年度いの町きょう、公共下水道枝川雨水ポンプ場他の建設工事委託に関する協定の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第104号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第104号の討論を終わります。 議案第104号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第104号令和2年度北浦地区灌概対策事業貯水施設整備工事の請負契約の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第105号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕
    ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第105号の討論を終わります。 議案第105号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第105号平成31年度山荘しらさ大規模改修工事(機械設備)の請負契約の一部を変更する契約の締結か、に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第106号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第106号の討論を終わります。 議案第106号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第106号財産の取得に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第107号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第107号の討論を終わります。 議案第107号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第107号財産の取得に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第108号の討論を行います。討論はありませんか。 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) それでは、議案第108号波川にこにこ館食材供給施設に係る指定管理者の指定に関する議案に反対の立場の、立場から討論を行います。 いの町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例では、(募集)として第2条では、町長または委員長は指定管理者に施設の管理を行わせようとするときは、次に掲げる事項を明示して指定管理者になろうとする団体を公募するものとするとなっています。 一方、(公募によらない指定管理者の候補の選定等)としまして、第5条には、前段は除きますけれども、2条の規定による公募によらず本町が出資している法人または公共団体、もしくは公共的団体を指定管理者の候補とすることができるということになっています。本町が出資している法人または公的団体もしくは公共的団体とは、先日の副町長の答弁の中でも明らかにされました社会福祉協議会、観光協会、そして農業公社であります。川内婦人会にこにこ館事業部は設立年月日も明らかでないし、川内婦人会との関連も定かではありません。 参考資料の①を見てみますと、指定管理者の候補までの経過による公募によらない施設とした理由には、川内婦人会は改築前の施設活用を、まあ中略しますが、川内婦人会はです。設置目的を効果的かつ効率的に達成することが期待できる公共的団体である川内婦人会は公共的団体である、以上の理由によって波川にこにこ館、これあの婦人会じゃないですよ、波川にこにこ館、ごめんなさい。波川にこにこ館食材供給施設に関し、川内婦人会にこにこ館事業部、川内婦人会じゃなくて、川内婦人会にこにこ館事業部を公募によらない指定管理者として候補として選定するとなっています。おかしくないですか、何か。川内婦人会の経過を理由としています。選定するのは、川内婦人会にこにこ館事業部であります。もう略して言いますけれども、事業部の経過は掲載されていませんし、なぜ川内婦人会として申請しなかったのでしょうか。そのことが明らかになっておりませんが。まあそれはそれといたしまして、婦人会であろうが、事業部であろうが、決して公共的団体ではありません。むしろ、婦人会であろうが、また区長会であろうが、老人会であろうが、任意の団体であります。なぜ公募によらない公共的団体というのでしょうか。すんなり2条によって公募するようなことを指導ができなかったんですか。事業部にとってはこのように反対討論まで行われて選定されるというのは、不愉快というよりも悲しいと思いませんか。 同時におこりもあるんではないでしょうか。ちょ、ちょう、町長としても、なぜこのような悲しい思いまでして選定するんですか。なぜ2条でやらんのですか。これは行政のおごりだとしか思えないんです。堂々と2条関係で公募すればよかったんですよ。とにかく川内婦人会にこにこ事業、館事業部は、公募によらない指定管理者の候補には当てはまりません。したがって、議案第108号波川にこにこ館食材供給施設に係る指定管理者の指定に関する議案は条例違反であり、強く反対するものであります。 以上で反対討論を終わりますが、議員の皆さんも他の団体の経過を理由として選定したり、また条例違反の議案に対する反対することに賛同していただくよう強くお願いを申し上げまして、反対討論を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 次に賛成者の発言を、次に、原案に賛成者の発言を許します。3番、井上敏雄君。      〔3番 井上敏雄君登壇〕 ◆3番(井上敏雄君) 議案第百、108号波川にこにこ館食材供給施設に係る指定管理者の指定に関する議案に賛成の立場から討論をいたします。 指定管理者とは、地方公共団体の指定を受けて、公の施設の管理を行う法人その他の団体をいうということになっております。 地方公共団体は、公の施設の設置の目的を効果的に達成するための必要があると認めたときは、条例の定めるところにより法人その他の団体にあって地方公共団体が指定するものにがい、当該公の施設管理を行わせることができると、これは地方自治法に載っております。公の施設の設置の目的を効果的に達成するとは、地方公共団体が自ら公の施設を管理するよりも、指定管理者に管理させるほうが一層向上したサービスを住民が享受することになり、ひいては住民の福祉がさらに増進されるとなる、なるということを言うとありまして、指定の対象は法人その他の団体であるので、個人は対象にはならないが、法人である必要はない。また、民間事業者等が幅広く含まれるとあります。その他の団体とはですね、共同の目的を達成するために結合した2人以上の集団をいうということになりまして、川内の婦人会であろうが、にこにこ館事業部であろうが、2人以上が目的を持ってそれを達成するために結合した団体ということになりますので、何らそこには不都合は生じてはおりません。 また、指定管理者が公の施設を管理する権限は指定という行政処分により生ずるものであって、契約によるものではなく、したがって、地方公共団体と指定管理者は取引関係に立つものではないので、議員、町等に係る兼業禁止の規定は適用されない。ただし、指定管理者の選定が公平にされなければならないこととなっているということにしますと、これを公募しますと、町内外の民間事業者と幅広く応募できることになります。そうなりますと、公正に選定しなければならないということになりますと、それぞれにそれぞれの応募者の、の応募した理由がたくさんあると思いますけれども、公正にということになりますと、そしたら果たして川内婦人会の事業部が選定されるということにはならないと思います。 これは、もし選定に対して大内、やや、川内婦人会を指定した場合に、応募者の中から情報公開を求めて裁判になるという話は、おそれもなると思いますし、川内婦人会は今まで十数年にわたり地域貢献、そして雇用の確保、観光振興の一翼を担って、また地元食材の使用など地産地消にも貢献をしております。にこにこ館周辺は、土日、祭日を問わず、いの町の今や一大観光地となっております。多くの人々が興を求め、あるいはいかを、憩いの場を求めてやってまいります。そうなりますと、あの状況を見ますと、公募をかけますと多くの事業者が公募をされると私は思います。 こういう観点から、今回は公募によらない指定管理者の候補として川内婦人会にこにこ館事業部の選定を提案していることには、私は大いに賛成をするものでございます。どうぞ議員の皆さんのご協力をお願いを申し上げまして、賛成討論といたします。原案賛成討論といたします。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第108号の討論を終わります。 議案第108号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 起立多数です。したがって、議案第108号波川にこにこ館食材供給施設に係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 お諮りします。議案第109号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第109号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 議案第109号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第109号教育委員会委員の任命に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第3、発議第6号を議題とします。 お諮りします。発議第6号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第6号については提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定いたしました。 これから発議第6号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第6号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第4、発議第7号を議題とします。 お諮りします。発議、発議第7号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第7号については提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから発議第7号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第7号「妊産婦医療費助成制度創設」を求める意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 議案第、日程第5、発議第8号を議題とします。 お諮りします。発議第8号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第8号については提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから発議第8号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 以上採決の結果、可否、お座りください。 以上採決の結果、可否同数です。したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって議長が本案に対して裁決します。 発議第8号国の「持続化給付金」等や地方自治体の「給付金・支援金」等に対して課税されない仕組みの構築を求める意見書については、議長は可決と裁決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第6、発議第9号国の責任による少人数学級の前進を求める意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を整えて9月7日議長に提出されたものです。 本件について提案理由の説明を求めます。12番、山崎きよ君。      〔12番 山崎きよ君登壇〕 ◆12番(山崎きよ君) 発議第9号国の責任による少人数学級の前進を求める意見書について提案理由を説明します。 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は、新しい生活様式として人との間隔はできるだけ2メートル(最低1メートル)開けることを呼びかけました。しかし、現在の国の基準である40人学級では厳しい状況です。子どもへの手厚く柔軟な教育のためにも、感染症対策のためにも早急に少人数学級を前進させることが求められます。そのためには、国が責任を持って進めることが必要であると考え、意見書を提出いたしました。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第9号の提案者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで発議第9号の質疑を終わります。 発議第9号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで発議第9号の討論を終わります。 これから発議第9号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第9号国の責任による少人数学級の前進を求める意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第7、発議第10号地方財政の充実・強化を求める意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を整えて9月7日議長に提出されたものです。 本件について提案理由の説明を求めます。9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) それではあの、地方財政の充実・強化を求める意見書ですが、人口減少、超高齢化に伴う社会保障関連をはじめとする地方の財政需要に対応するためには、さらなる地方財政の充実・強化が求められています。このため、2021年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、歳入歳出、歳入歳出を的確に見積り、地方財政の確立を求めるよう、政府に実現を求めます。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第10号の提案者に対する、提出者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで発議第10号の質疑を終わります。 発議第10号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで発議第10号の討論を終わります。 これから発議第10号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第10号地方財政の充実・強化を求める意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第8、発議第11号過疎地域における公共交通の支援、財源確保を求める意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を整えて10月ここ、9月10日議長に提出されたものです。 本件について提案理由の説明を求めます。4番、井上正臣君。      〔4番 井上正臣君登壇〕 ◆4番(井上正臣君) 過疎地域における公共交通の支援、財政確保を求める意見書について説明をさせていただきます。 過疎地域における高齢化の拡大と人口の減少により、過疎地域を運行している公共交通の運営が厳しい状況になりつつあります。過疎地域に暮らす住民の生活を守るためにも、公共交通の運行は必要であるし、社会インフラ整備は行政の使命であることから、過疎地域における公共交通の運行支援、財源の確保を求めるものであります。 なお、補足させていただきますけれども、過疎地域の公共交通は日本全体を網羅するような大きな課題であります。そういったことにつきまして、やはり公共交通は本来国の社会インフラ事業として取り組むものであるのが一般論とされておりましたので、今回意見書の提出に当たりまして、幾つかの研究論文も参考させていただきましたことを付け加えておきます。 以上によりまして、ご理解をよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第11号の提案者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで発議第11号の質疑を終わります。 発議第11号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで発議第11号の討論を終わります。 これから発議第11号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第11号過疎地域における公共交通の支援、財源確保を求める意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第9、いの町選挙管理委員会委員の選挙を行います。 お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議長が指名することに決定しました。 それでは、いの町選挙管理委員会委員に岡林皐月君、岡村利惠君、関家敎道君、田岡義幸君を指名します。 お諮りします。ただいま議長が指名しました4名の、4人の方々をいの町選挙管理委員会委員の当選者と定めることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました岡林皐月君、村岡、岡村利惠君、関家敎道君、田岡よしお君が、田岡義幸君がいの町選挙管理委員会委員に当選されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第10、いの町選挙管理委員会委員補充員の選挙を行います。 お諮りします。選挙の方法については地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。指名の方法については議長が指名することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議長が指名することに決定しました。 それでは、いの町選挙委員会、選挙管理委員会委員補充員に宮地辰彦君、玉川弘惠君、伊東正人君、伊藤孝造君を指名します。 お諮りします。ただいま議長が指名しました4人の方々をいの町選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました宮地辰彦君、玉川弘惠君、伊東正人君、伊藤孝造君がいの町選挙委員会、いの町選挙管理委員会委員補充員に当選されました。 次に補充の順序についてお諮りします。補充の順序は、ただいま議長が指名しました順序にしたいと思い、思いますが、ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、補充の順序はただいま議長が指名しました順序に決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第11、各常任委員会、特別委員会の閉会中審査、事務調査の件並びに議会運営委員会の次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項の件を議題とします。 お諮りします。各常任委員会は閉会中もそれぞれの所轄部門の事務調査を、各特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことにしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、各常任委員会は閉会中もそれぞれの所轄部門の事務調査を、水資源対策特別委員会、高知西バイパス整備促進特別委員会、仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 町長より挨拶を受けます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 令和2年第3回定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶申し上げます。 去る9月1日に開会されました今定例会は、いの町印鑑条例の一部を改正する条例議案など29議案と報告5件の重要案件につきまして、開会以来慎重にご審議を賜り、いずれも原案のとおりご決定をいただき、本日閉会となりましたことに改めまして感謝申し上げます。 今議会では、一般質問に12名の議員が登壇し、町長の政治姿勢、新型コロナウイルス感染症対策、高度無線環境整備推進事業、小水力発電事業、産業振興、観光行政、防災・減災対策、教育行政、その他地域で抱える諸問題などについて幅広くご意見を賜り、誠にありがとうございました。 町長として4年間、住民福祉の増進を目指し、温かな町政実現のため、各種事業に取り組んでまいりました。職員の皆さんの努力、頑張りあってこそ、また議員の皆様はじめ町民の皆様のご尽力あってこそのことでございます。 しかし、こそだ、まだまだ子育て支援、防災・減災対策や新型コロナウイルス感染症対策など、さらに拡充、発展させなければならない課題もございます。こうした課題へ果敢に取り組む決意で町長選に立候補を表明いたしました。これまで議員の皆様から賜りました町政に対しますご意見、ご提言等につきましては十分これを尊重し、今後の町政の運営に生かしていきたいと考えているところでございます。 最後に、各議員におかれましては、健康にはくれぐれもご留意され、町政に対しなお一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(高橋幸十郎君) 閉会のご挨拶を申し上げます。 今議会も皆様のご指導、ご協力をいただきまして、充実した議会を終わることができました。どうもお疲れさまでございました。 今年度は、年度当初から新型コロナウイルス対策に多くのエネルギーと資金を余儀なくされました。一日も早い日常生活が返り、一日も早く正常な行政運営ができることを祈念したいと思います。新型コロナウイルスの感染も下火になったという話も伺いますが、まだまだ油断はできません。皆様方、くれぐれも健康には留意されて、今後とものますますのご活躍を心から祈念申し上げまして閉会のご挨拶とさせていただきます。どうもご苦労さまでございました。 会議を閉じます。 令和2年度第3回いの町定例会を閉会します。ご苦労さまでした。      閉会 16時19分 上記会議の顛末を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。        議  長        署名議員        署名議員        署名議員...