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令和 5年 3月定例会(第5号 3月24日)

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  1. 勝山市議会 2023-03-24
    令和 5年 3月定例会(第5号 3月24日)


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    最終取得日: 2023-06-14
    令和 5年 3月定例会(第5号 3月24日)                   令和5年3月               勝山市議会定例会会議録第5号 令和5年3月24日(金曜日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                         令和5年3月24日(金曜日)午前10時開議 第 1 議案第 65号 令和5年度勝山市一般会計予算 第 2 議案第 66号 令和5年度勝山市国民健康保険特別会計予算 第 3 議案第 67号 令和5年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算 第 4 陳情第 68号 令和5年度勝山市介護保険特別会計予算 第 5 議案第 69号 令和5年度勝山市育英資金特別会計予算 第 6 議案第 83号 個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について 第 7 議案第 84号 勝山市表彰条例の全部改正について 第 8 議案第 85号 勝山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につい             て 第 9 議案第 86号 北谷地区活性化及び各地区の特色ある地域づくり基金条例の廃             止について 第10 議案第 87号 大野・勝山地区広域行政事務組合規約の一部変更について 第11 議案第 88号 勝山市ふるさとルネッサンス基金条例の廃止について 第12 議案第 89号 勝山市税条例の一部改正について
    第13 議案第 90号 勝山市国民健康保険条例の一部改正について 第14 議案第 91号 勝山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について 第15 議案第 92号 勝山市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一             部改正について 第16 議案第 93号 こども課設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につい             て 第17 議案第 94号 勝山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部改正について 第18 議案第 95号 勝山市交通遺児年金支給条例の廃止について 第19 議案第 96号 勝山市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正につい             て 第20 議案第 97号 勝山市立中学校建設基本設計等業務プロポーザル審査会条例の             制定について 第21 陳情第  9号 中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校の             あり方の再検討を求める陳情書 第22 陳情第 10号 中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校の             あり方の再検討を求める陳情書 第23 陳情第 11号 中学校を高校のグランドに建設する計画を凍結し、中学校のあ             り方の再検討を求める陳情書 第24 陳情第 12号 公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書 第25 陳情第 13号 公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書 第26 議案第 70号 令和5年度勝山市下水道事業特別会計予算 第27 議案第 71号 令和5年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算 第28 議案第 72号 令和5年度勝山市水道事業会計予算 第29 議案第 73号 令和5年度勝山市市有林造成事業特別会計予算 第30 議案第 98号 勝山市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例             の制定について 第31 議案第 99号 財産の取得について 第32 議案第101号 勝山市ジオターミナルの設置及び管理に関する条例の廃止につ             いて 第33 議案第102号 財産の処分について 第34 議案第103号 勝山市教育委員会教育長の任命について 第35 議案第104号 勝山市教育委員会委員の任命について 第36 諮問第  1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第37 諮問第  2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第38 諮問第  3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第39 議案第105号 勝山市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について 第40 議案第106号 勝山市議会委員会条例の一部改正について 第41 決議案第 1号 久保幸治議員に規律を正すことを求める決議 第42 委員長報告 本日の会議に付した事件 第 1 議案第65号から議案第73号、議案第83号から議案第99号、議案第101     号から議案第106号、陳情第9号から陳情第13号、諮問第1号から諮問第3     号、決議案第1号 第 2 委員長報告 出席議員(16名)       1番  松 本 聖司郎 君      2番  中 山 光 平 君       3番  安 岡 孝 一 君      4番  冨士根 信 子 君       5番  高 間 清 一 君      6番  久 保 幸 治 君       7番  竹 内 和 順 君      8番  吉 田 清 隆 君       9番  下 牧 一 郎 君     10番  近 藤 栄 紀 君      11番  下 道 惠 子 君     12番  丸 山 忠 男 君      13番  松 山 信 裕 君     14番  帰 山 寿 憲 君      15番  乾   章 俊 君     16番  山 田 安 信 君 欠席議員( 0名) 説明のため出席した者    市       長      水上 実喜夫君    副   市   長      小沢 英治 君    教育長            油谷  泉 君    政策幹(兼)危機管理幹    伊藤 寿康 君    福祉政策幹          西 美智子 君    技幹             木下 秀樹 君    消防長            千京 修一 君    総務課長(兼)会計管理者   三屋 晃二 君    未来創造課長         谷内 英之 君    財政課長           壺内 幹治 君    市民課長           天立 雅浩 君    福祉児童課長         黒瀬 しのぶ君    健康体育課          木船 栄士 君    商工文化課長         畑中 健徳 君    農林課長           竹生 禎昭 君    建設課長           藤澤 和朝 君    営繕課長           木下 大史 君    上下水道課長         泉川 通子 君    監査委員事務局長       寶珍 伸一郎君    教育委員会事務局長      北川 昭彦 君    消防署長           有馬 雄二 君 事務局出席職員      局   長  鳥 山 健 一      書   記  椿 山 浩 章      書   記  櫻 井 光 雄                  午後4時2分開議 ○議長(乾 章俊君) これより本日の会議を開きます。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 会議録署名議員は前回のとおりであります。 ○議長(乾 章俊君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) この際、諸般の報告をいたします。 ○議長(乾 章俊君) 議会運営委員会から、勝山市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について、議案第105号、勝山市議会委員会条例の一部改正について、議案第106号の計2件が提出されております。 ○議長(乾 章俊君) 次に、市長から提出事件について、次の文書が参っております。                                     勝総発第2675号                                     令和5年3月24日  勝山市議会議長 乾 章俊宛           勝山市長 水上実喜夫
                    議案の追加送付について  開会中の勝山市議会3月定例会に提出するため、次の議案を追加送付します。  送付議案は、議案第103号、議案第104号の2件及び諮問3件の計5件であります。  これら5件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。 ○議長(乾 章俊君) 次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、次の報告を受理いたしております。  令和5年3月22日付、勝監発第162号、例月出納検査(2月分)の結果について  この報告書は、議会事務局に保管しております。  以上で諸般の報告を終わります。             ――――――――・――――――――                 (冨士根議員 除斥) ○議長(乾 章俊君) この際、お諮りいたします。  冨士根信子議員から、3月8日の代表質問において、議案に向き合う姿勢に関する発言で、一部不適切な発言があるので、その部分を取り消したい旨の申出がありました。  この取消申出を許可することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、冨士根信子議員からの発言の取消申出を許可することに決しました。                 (冨士根議員 入場)             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) これより、日程に入りまして、日程第1、議案第65号を議題といたします。  本件については、その審査を予算委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。 ○議長(乾 章俊君) 松山予算委員長。              (予算委員長 松山信裕君 登壇) ○予算委員長(松山信裕君) 予算委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。  本委員会は、付託を受けました議案2件のうち議案1件につきましては、10日の本会議で議決されましたので、残り1件につきまして、去る15日、16日、17日、22日の4日間にわたり委員会を開き、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。  その結果、議案第65号令和5年度勝山市一般会計予算については、原案を可決することに決しました。  審査の過程で、中学校再編施設整備事業費については、今後とも市民の意見をよく聞いて予算を執行するよう意見がありました。  以上で報告を終わります。 ○議長(乾 章俊君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。               (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 ○議長(乾 章俊君) 中山光平議員。                (2番 中山光平君 登壇) ○2番(中山光平君) 議案65号、令和5年度勝山市一般会計予算中学校再編施設整備事業費に対して反対討論を行います。  今議会の予算委員会では、ファシリティマネジメントなど議会として慎重に審議しなければならない、議論の余地がまだある、説明を従前に行ってほしいと思えるものがありました。同様の指摘は、他の議員からもされたことが印象的です。  そういった議員からの声を受けて、ファシリティマネジメントについて、行政から改めて説明がなされました。  その中で、現段階の資料は案であって、今後、議会や周辺施設の関係者とも話し合いながら進めていくという理事者の発言がありました。合わせて示された計画の基本的な部分も含めて、可変可能であるという話があったので、そこに対して反対はいたしません。  このように、議員ですら、事前の説明や議論の必要を感じたわけですから、保持している情報が少ない市民においては、なおさらのこと納得が追いつかず、性急に進められていると、そういう計画であると感じても無理はありません。そこには多々、疑問や違和感があるだろうと推察いたします。  しかし、中学校再編計画においては事情が異なります。  市民は、計画の基本的な部分である高校と中学校が同居する形で計画されている部分に違和感や疑問があって反対しています。その気持ちは、陳情として提出されており、6,000筆を超える署名数にまでなっています。  集団において、この疑問や違和感が完全になくなることはありませんが、ここまで大きく市民の意思が示された状態で計画を推進することは、信頼を毀損すると考えます。  以上の理由から、今議会に提示された中学校再編施設整備事業費については、我々市民の会は賛成することができません。  どうか、市民の違和感を拾い上げ、共に歩む議会であっていただきたいと強く求めて、私の討論を終わります。 ○議長(乾 章俊君) 久保幸治議員。                (6番 久保幸治君 登壇) ○6番(久保幸治君) 日本共産党の久保幸治です。私は、議案第65号、令和5年度勝山市一般会計予算について反対討論をいたします。  令和5年度勝山市一般会計予算には、多くの市民の暮らしに必要な予算も多くあり、それらの全てを反対するものではありません。児童センターの利用が無料になる予算とか、それから、障害児の放課後の支援の予算、こういう予算は本当に評価できる予算だと考えています。  その中で、今回の予算で、私が一番重要に思うのは、やっぱり教育費です。  学校建設費の中学校再編施設整備事業費6,400万余りが計上されており、この関連の予算というのは1億円以上になると。  これらの予算は、中学校の再編計画を進める予算であります。  現在、市民はこの再編計画に対して、行政の立場からの説明だけでは少ないんだと、その情報量が本当に少ないんだと、こういう感情で教育環境の問題、それから人口の減少という観点、地域としての問題、子育ての環境、移住定住者の増減など、ほかにも多くの観点から市民は不安を感じているわけです。  市民は、この拙速に強引に進めようとするこの計画に、その不安と、そして、市の将来を思慮して、この計画に対して立ち止まりを求め、議論の再展開による新たな展開、再開による新たな展開を求めているわけです。  この予算を認めるということになりますと、結果的に市民の3分の1にも上るその声を聞かない、無視をするという、そういうことにつながります。  私は、議員として、この予算を認めることは絶対にできません。  本来、行政は、市民の声を真摯に聞いて、そして、その声を政策に生かし、市民とともに心身豊かな町をつくっていく、これが基本スタンスであるはずです。その上で、政策の方向性に修正が必要な場合は、必要なときには、議会、議員が市民の声を聞いて、そしてその代弁者として政策の修正や転換を促し、民主的に開かれた市政、これを目指すことが本来あるべき姿だと考えています。  問題と考える予算はほかにも多いのですが、時間の制限もあるので全てを述べることはできませんので、以上をもちまして、議案第65号、令和5年度勝山市一般会計予算についての反対討論とさせていただきます。 ○議長(乾 章俊君) 山田安信議員。               (16番 山田安信君 登壇) ○16番(山田安信君) 日本共産党の山田安信です。私は、議案第65号、令和5年度勝山市一般会計予算について反対討論をします。  まず、本予算案には、賛成できる事業もあります。昨年8月に発生した水害の災害復旧工事には、地権者などの負担が条件になっており、市民が負担できないと工事ができない事態になり、勝山市は、農地については市民負担分を勝山市が負担して支援しましたが、林道などは同様の支援が見送られていました。  本予算案の豊かな森づくり推進事業交付金は、林道災害の地元負担軽減にも活用でき、林道愛護組合の方々からは助かったと喜ばれています。これは評価できる変化です。  また、コロナ禍に加えて、国際紛争や円安などで生活必需品が高騰しているのに、賃金は上がらず、市民生活は苦しいのに、国は消費税の減税を拒否し、賃上げは財界にお願いするだけというお粗末な姿勢で、莫大な利益を得ている資産家と苦しむ国民や中小企業などとの格差は広がる一方です。  本予算案には、電気料金の高騰に対して市民生活を支援する電気料高騰対策支援交付金があり、これは評価します。  また、物価高騰による小中学校給食費の増額分を勝山市が負担することなど、未来を担う子どもたちを支える事業だと評価しますが、給食費は無料が全国の自治体に広がっており、政府も給食費の無償化を検討しており、勝山市の対応は全く不十分だと指摘もしておきます。  不妊治療費の自己負担を全額助成し、完全無料にして、年齢も回数も制限しないことも評価をします。  さらに、市内で開催する式典やイベントなどに勝山市出身の音楽家を招き、市民の方々が音楽に触れあう事業も評価します。  同時に、自衛隊音楽隊コンサートを開催することには賛成できません。  評価できる事業を全ては紹介できませんが、国や福井県の事業だけではできないことを勝山市の独自事業で取り組み、その実績を示して、国や福井県の取組に引き上げていく、まさに先進事例を作る事業や市民が主人公の事業には大賛成です。  こうして評価できる事業もありますが、評価できない事業は数多くあり、その事業費も莫大であり、これは直ちに中止するか、抜本的な見直しが必要だと厳しく指摘しております。  まず、勝山高校の敷地に新中学校建設するための関係予算は、地質調査費1,086万円、基本設計と実施設計費6,421万円とプロポーザル報酬などの合計6,430万円、さらに債務負担4,165万円との総額で、設計関連予算だけでも1億円を超え、さらに、ジオアリーナへの地下通路の設計費881万円も加わります。  総務文教厚生常任委員会で、委員からアンケートで市民に賛否を問うべきだと提案されたのに、油谷教育長は、説明をしてから判断をしてもらう必要があるといって、アンケートを拒否しました。  そうなら、市民に説明が届いていないのだから、市民合意はできていないと認めるべきです。  しかも、市民が計画の凍結と再検討を求めて、有権者の約3割の6,000人を超える方が署名しているのに、市民の声を無視して設計を実施することは絶対に許されないと考えます。  問題はそれだけではありません。  総務文教厚生常任委員会で、設計業務でプロポーザル審査会条例が審議され、入札情報がほとんど非公開にするプロポーザルガイドラインを見直して、すこやかの設計で実施したコンペ方式のように、市民にも議会にもできるだけ情報を公開するという意見が多く、委員長報告に盛り込むことが確認されました。  ようやく理事者も今日、ガイドラインを見直すと説明しましたが、私は、市民の納得が得られる内容にする必要があるので、今後の課題だと指摘しておきます。  市民の署名運動は今後も続けるそうで、市民の過半数を超えたら建設工事はできるんでしょうか。今後、市議会議員選挙も市長選挙もあり、設計を実施して建設が中止になったら、設計費1億円は誰が負担するんでしょう。私は、市民の同意を前提にすべきだと指摘し、この予算には反対をします。  次に、こども会館とこども公園の工事、さらに友楽喜の廃止などの計画は中止して、考え方から見直すべきであり、本予算案に計上されている事業費には反対します。  この計画は、事前に議会に意見を求められたこともなく、議会には結果報告だけで、市長と委託事業者だけで作られたもので、私は、このやり方は先に指摘した中学校問題らとそっくりだと感じます。  本予算案には、中央公園などの整備の設計費と工事費で6,964万円が計上され、こども公園の事業費は、なんと2億5,000万円と説明をされました。  当初のこの中央公園の設計は、ゆめおーれから大清水公園へとつなぐ市街地誘客のための公園整備で、事業費は1億円程度でした。  ところが突然、こども公園に変更し、事業費は2.5倍に膨れ上がりました。  幼稚園や保育園を廃園にして、中学校は高校敷地に造る。その一方で、こども会館やこども公園を整備し、友楽喜は廃止する。私は、こうした計画を見て、情けなく感じます。  次に、恐竜公園に関する事業も数々の問題点があると考えます。  本予算案には、県立大学恐竜学部の誘致に伴う代替駐車場や進入道路、調整池の浚渫、建物等の塗装などで9,670万円が計上されています。  そもそも、駐車場は恐竜博物館への入館者に利用されるんですから、実はホテルの駐車場はホテル事業者が整備すると言っていますから、これと同様に、福井県に整備を求めるべきではないでしょうか。しかも、都市計画の本来の目的は、たとえ首長が変わっても、都市計画は守る、これが原則なのに、運動施設は長山公園の都市計画を変更してジオアリーナと駐車場を造り、恐竜の森には2期事業エリアが残されているのに、公園エリアをわざわざ増やして駐車場を造る。こんな場当たり的な進め方には反対です。  さらに、勝山市が建設したジオターミナルまちづくり会社に無償で譲渡することも賛成できません。  また、Park-PFIにより市街地誘客は誰が実施するのか、恐竜の森の事業目的は、誰が責任を負うのかなど様々な課題が継承されないまま、目先の利益だけで進めるんではなくて、Park-PFIを導入しても勝山市の権限を機能させる必要があると指摘しておきます。  私は、事業の問題を指摘するだけでは、同じような問題がこれからも次々と起こることを恐れていますし、多分、今の状況が変わらなければ、恐れは現実になるだろうと危惧しています。  そこで、この次々と問題を引き起こす勝山市の特徴はどこにあるのか、この分析がまず必要です。  この分析には、様々な視点や検証が必要なので、今回は私の私見を述べることにします。  まず、最大の特徴は、過去の数々の失敗事例の検証をしていないんで、課題の整理すらできていません。  2つ目の特徴は、勝山市の行政運営が上意下達が強くて、間違いや問題点を指摘できない組織になっていることです。  3つ目の特徴は、市民の意見を聞かない態度で、しかも、行政が示した計画の基本は絶対に変えない、枝葉の修正しか認めない、これが問題を発展的に解決する最大の障害になってることです。 ○議長(乾 章俊君) 山田議員に申し上げます。10分をオーバーいたしておりますので・・・・・・ ○16番(山田安信君) あと2、3分ですから・・・・・・ ○議長(乾 章俊君) まとめてください。 ○16番(山田安信君) よろしくお願いします。  4つ目の特徴は、目先の対策にとらわれて、長期的な見方ができない。しかも、長期的な議論をするとまとまらないなどと言い訳をする。これでは、場当たり的なことしかできなくなります。
     そもそも、こうした長期的な視点で策定される都市計画が、場当たり的に改定しても問題意識すらないというのは、致命的な欠陥と指摘せざるを得ません。  本当にいい計画は、長い時間が経過しても、いや、そこまで考えていたのかと評価されるもんです。  勝山市の計画は、そんな計画になっていますか。そんな予算になっていますか。改めて考えてほしいと思います。 ○議長(乾 章俊君) 山田議員に申し上げます。 ○16番(山田安信君) あと1分です。問題を分析したら・・・・・・ ○議長(乾 章俊君) まとめてください。 ○16番(山田安信君) 課題を解決するのはどうすべきか。これが次のテーマです。  組織の改革は、トップの姿勢と構成員の自覚を育たないとでき、組織改革には時間がかかります。  これを補うためには、市民や専門家の知恵と力を引き出す、これを具体化すれば、対応できます。  こうした改革をするには、総合的な判断力ができるトップが必要だと考えます。  しかも、このトップの特徴は、カリスマ的なトップダウンで、ボトムアップ立案が組織の力を引き出せない。市民や専門家の意見を聞かないとは真逆の力が必要で、忖度で行動してきた方には、かなり難しい能力かもしれません。  限られた時間では、討論時間では、この合意得るのは困難ですから、今回は問題提起にとどめますが、・・・・・・ ○議長(乾 章俊君) 山田議員、一応、まとめてください。 ○16番(山田安信君) こうした本気の改革が必要だと指摘をして討論といたします。 ○議長(乾 章俊君) 以上で討論を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより、採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 本件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は15名であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対の議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成9票、反対6票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成多数であります。  よって、本件については、委員長報告のとおり原案が可決されました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第2、議案第66号から日程第25、陳情第13号までの24件を一括議題といたします。  これら24件については、かねてその審査を総務文教厚生委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。 ○議長(乾 章俊君) 竹内総務文教厚生委員長。            (総務文教厚生委員長 竹内和順君 登壇) ○総務文教厚生委員長(竹内和順君) 総務文教厚生委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。  本委員会では、付託事件28件のうち議案4件については、3月10日の本会議で議決をされましたので、残る議案19件と陳情5件について、去る3月13日、14日、16日、20日及び先刻、委員会を開き、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。  その結果、議案第66号、令和5年度勝山市国民健康保険特別会計予算  議案第67号、令和5年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算  議案第68号、令和5年度勝山市介護保険特別会計予算  議案第69号、令和5年度勝山市育英資金特別会計予算  議案第83号、個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について  議案第84号、勝山市表彰条例の全部改正について  議案第85号、勝山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  議案第86号、北谷地区活性化及び各地区の特色ある地域づくり基金条例の廃止について  議案第87号、大野・勝山地区広域行政事務組合規約の一部変更について  議案第88号、勝山市ふるさとルネッサンス基金条例の廃止について  議案第89号、勝山市税条例の一部改正について  議案第90号、勝山市国民健康保険条例の一部改正について  議案第91号、勝山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について  議案第92号、勝山市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について  議案第93号、こども課設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  議案第94号、勝山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第95号、勝山市交通遺児年金支給条例の廃止について  議案第96号、勝山市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第97号、勝山市立中学校建設基本設計等業務プロポーザル審査会条例の制定について  以上19件については、いずれも原案のとおり可決することに決しました。  次に、陳情第9号、中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情書  陳情第10号、中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情書  陳情第11号、中学校を高校のグランドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情書  以上3件については、いずれも不採択とすることに決しました。  次に、陳情第12号、公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書  陳情第13号、公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書  以上2件については、いずれも趣旨採択とすることに決しました。  以下、委員会にて審査された内容について、主だったものを報告いたします。  まず、議案第97号、勝山市立中学校建設基本設計等業務プロポーザル審査会条例の制定についてでありますが、その質疑の中で、プロポーザル業務の運用にあたって透明性を図るように、なるべく公表できるものは公表し、議会に説明するようにとの意見が出されました。  次に、付託事件外の項目で、勝山市役所周辺施設ファシリティマネジメント(案)についてでありますが、今回示されましたファシリティマネジメントの計画は、公共施設等総合管理計画の一環であるということは、以前から御提示があり、理解できるが、当初予算が可決されて以降、今日までその計画案の進捗が示されてこなかった点は残念である。各施設の利用者など市民の皆さんの意見をよく聞きとって、フレキシブルに進めてほしいとの意見の一致をみました。  以上で報告を終わります。 ○議長(乾 章俊君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。               (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 ○議長(乾 章俊君) 松本聖司郎議員。               (1番 松本聖司郎君 登壇) ○1番(松本聖司郎君) 新風会・公明の松本です。この陳情第9号、10号、11号の件について討論いたします。  この学校再編に関しては、各委員会、説明会において、教育長なども毎回おっしゃるように、人口減少を見越して行うものと説明されています。  裏を返せば、人口減少が回復傾向にあると判断されれば、御破算になる可能性もあると言われているようなものです。  この提示を何度も受けているにもかかわらず、陳情書には市内の6,000人の署名が集まったとしてのみ書いてあり、その新たな名簿は、いまだ提出されておらず、昨年提出された4,000人から6,000人まで増やす努力はできるのに、人口はこれだけ増えたという成果も、この人員で問題の解決に動くという記述もありません。  事、この状況にまでなりながら、この計画に至った原因である前先代から続く人口減少の問題の解決に動いたわけではなく、やった行動は、言わば、町の中、家の中、ぐるぐる回っただけです。今後に根本の問題を解決する意思も成果もこれでは見られません。例えるなら、空砲です。音は鳴りますが、的には一発も当てる気がない。空砲で話し合いの前線に出ることを認める部隊はありません。  根幹の問題の解決には動きませんが、この計画には意見をします。させて下さい。それが市民の意思です。認めてください。そんな虫のいいことを言っている陳情書と私は判断します。  学校で言うなら、宿題をやってこない生徒の意見を聞くべきなどという義務と権利の関係性を理解していない陳情を採択すべきではないと討論し、委員長の報告の賛成討論といたします。 ○議長(乾 章俊君) 冨士根信子議員。               (4番 冨士根信子君 登壇) ○4番(冨士根信子君) 陳情第9号、10号、11号について、新中学校を勝山高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、新中学校のあり方の再検討を求める陳情の採択を求めて討論します。  その理由は、単独で建設する新中学校と勝山高校のグラウンドに建設する新中学校の比較検討の資料も議事録もないことから、強行に敷地内建設を進める教育委員会の考えが分からず、署名している市民の有権者数約3割の6,000人の方が、勝山高校のグラウンド内への建設をもう一度よく考えようと提案しているからです。  勝山高校のグラウンドに建設する案に反対する市民は、反対理由、人数を明確に提示しています。  しかし、勝山高校のグラウンドへの建設を賛成する人は、どんな理由で何人の方が賛成なのかは全く分かりません。  勝山高校のグラウンドに建設する案に決まった経緯や理由、そして、他の案との比較検討した資料や討議記録を求めても、はっきりとした回答がありませんでした。これが、6,000人もの市民の方が聞きたい回答です。  決まったことだからだけ回答している教育委員会の方だけでなく、勝山高校のグラウンドに建設する案に賛成している議員の方々の答弁も聞きたいと願っています。  もし、否決されるようなことがあれば、市民の負託に応える議員として、その否決理由を陳情された方々に文書を持って回答すべきです。それが議員としての責務だと考えます。  以上のことから、新中学校を勝山高校グラウンドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情書に賛成し、採択を求めます。  陳情12号、13号、また、公立幼稚園及び公立保育園の存続を求める陳情書の採択を求めます。  陳情項目にもありますように、勝山市が発表した公立幼稚園と公立保育園の廃園を中止し、存続させること、公立幼稚園、公立保育園の募集停止を止めること、再検討する際は公立施設の必要性について地域住民や子育て世代家庭と十分な意思疎通を行うこと、以上のことから、公立幼稚園及び公立保育園の存続を求める陳情書の採択を求めます。 ○議長(乾 章俊君) 中山光平議員。                (2番 中山光平君 登壇)
    ○2番(中山光平君) 総務委員長の報告のうち、陳情第9号、陳情第10号、陳情第11号の中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情書と、陳情第12号、陳情第13号の公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書、これらの陳情の採択を求めて討論いたします。  提出された9号、10号、11号の陳情項目には、中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方を再検討することと書かれています。また、陳情12号、13号には、再検討する際は、公立施設の必要性について地域住民や子育て世代、家族と十分な意思疎通を行うこととあります。  どちらも再検討と市民の意思疎通を求めているというわけです。  これまでも一般質問で、市民と議会、行政には隔たりがあると言ってきましたが、この文言が、まさに、隔たりを感じている証左であると考えます。  市民と議会、行政が共に歩むためには、これまで以上に意思疎通を図り、理解度を上げていくことが重要であると考えます。そのためには、一度立ち止まって、市民の胸中にある大きな疑問の払拭を考えなければなりません。理解も得られないままに推進することは、将来にわたって不安の影を落とします。  多くの市民が、勝山市行政の示す方向には意見しても取り合ってもらえないという認識を持ってしまう前に、市民に歩み寄ることが大事であると考えます。  また、全国でも統廃合が推進されている中で、勝山市が中学校や公立幼稚園、保育園の機能を維持するならば、子育てするならば勝山だと市外へアピールする材料にもなり得ると考えます。それは、中長期的には、転入者を増やすことにもつなげることができると、そういう思いからであります。  市民が住みやすいまちづくりを第一に考えるとともに、今一度、市民の声に耳を傾けて採決に臨んでいただきたくお願いいたします。 ○議長(乾 章俊君) 山田安信議員。               (16番 山田安信君 登壇) ○16番(山田安信君) 日本共産党の山田安信です。  私は、議案第66号、令和5年度勝山市国民健康保険特別会計予算と、議案第89号、勝山市市税条例の一部改正について、以上2件については反対をし、陳情第9号、陳情第10号、陳情第11号、中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情の3件と、陳情第12号、陳情第13号、公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書の2件は採択を求めて討論をいたします。  まず、議案第66号と議案第89号は、国民健康保険税に関する問題があります。  国民健康保険税は、他の医療保険と比べて加入者負担が重すぎるという制度的な問題があります。  私たちは、この問題解決するには、国や都道府県、そして市町村が、社会保障制度として財政的に支える必要があり、互助制度などと誤った認識で制度矛盾を放置すべきではないと考えています。  この問題は、これまで何度となく指摘していますので、詳しくは述べませんが、国保制度が社会保障としてのセーフティネット機能を担っていることから、国や都道府県、さらに市町村も所得再分配機能を果たすために財政負担するという合理性があること、国が国保会計の財政支援を続けるのは社会保障制度として当然のことだし、まずは、これまで削減してきた国の負担を元に戻し、さらなる国の負担が必要だし、地方自治体も独自の支援をしなければ格差は解消しない、これが私たちの主張の根本にあります。  しかも、勝山市では、勝山市の一般会計で負担しなくても、国保税の取りすぎで残っている基金を取り崩せば、国保税は値下げできると考えています。また、都道府県に制度移行したので、勝山市が基金を維持する必要は、制度上もありません。さらに、介護保険制度のように3年ごとの保険料見直しをすれば、適正な国保税にできると具体策まで示しています。それなのに、国保税を値下げしないという予算案には賛成できません。  また、他の医療制度ではあり得ない、所得のない子どもにまで均等割負担をさせるのは不公平だし、子育て世代に過大な負担をさせるのも問題だと考えます。  昨年4月に、未就学児の保険税の半分だけを国と県と勝山市が負担して、ようやく国も子どもの負担を軽減し始めましたが、これでは全く不十分です。  さらに、高所得者の課税限度額については、昨年4月に3万円引き上げましたが、議案第89号で、今年4月からさらに2万円が引き上げになります。  一方、2割軽減と5割軽減の軽減所得判定の金額は5,000円引き下げます。  この国保税の改定の目的として、中低所得者層の保険料負担の軽減を図る観点から政令に合わせて改正するとしています。  委員会に提出された制度と内容という説明図では、改定後に、この中間所得層の負担に配慮した国保税の見直しが可能になると、赤字でわざわざ明記されています。  ところが、今回の料金改定では、この図示されたような中間所得層の軽減は実施されません。  私たちは、委員会に示された資料どおりに基金などを使えば、中低所得者層の保険料負担の軽減ができるのに、これを実施しない改正には賛成できません。  以上、指摘した理由により、私たちは議案第66号と議案第89号については反対します。  次に、中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学のあり方の再検討を求める陳情は採択すべきと考えます。  この陳情は、昨年3月の陳情と比べて市民の署名が質的にも量的にも大きく上がっていることが最大の特徴です。  この1年間、市長と教育長は、7月の説明会、12月の市長と語る会、さらに今年1月の保護者説明会と市民の理解を得るために努力してきましたが、この説明を聞いても市民は納得していないんです。つまり、市民が計画の中身を知れば知るほど、反対の声が大きくなっている、まさに反対の判断の質が高まっていると考えるべきでしょう。  しかも、市民署名は、昨年の1.5倍の6,000名と有権者の3割に達し、陳情されている北郷、荒土、鹿谷の各地区では、地域の有権者数の半数を超えているんですから、まさに量的にも大きくなっていると受け止めるべきでしょう。  ところが、委員会審査では、地元地区で8割の世帯が署名してるというのに、早く進めてほしいという意見が多いと、昨年の3月議会と同じ主張を繰り返すんですから呆れてしまいます。  しかも、大勢で来て、署名するまで帰らないなどと市民の自発的な署名を否定し、攻撃するという信じがたい主張を繰り返しています。こんな非常識な態度はやめるべきだと厳しく指摘しておきます。  しかも、地域の方々は、地元の議員に、議員が計画に賛成してるのは知っているし、知っていると。だけど、私たちの代表なら、議員の意見は変えなくてもいいけれど、地域の意見の多くは計画の見直しだから、議会では地域の声を主張してほしいと言われたんじゃないんですか。  私は、この市民の声を否定したら、議会は間接民主主義の機能を果たさなくなると考えます。  ところが、委員会では、私は計画に賛成だと言うばかりで、地域の声を尊重しないのかと聞いても、同じことを繰り返すばかりでした。これで地域の代表と言えるんでしょうか。  この陳情は、計画の凍結と再検討、実施設計を止めることを求め、話し合いを拒否はしてはいません。  この陳情を不採択にすることは、話し合いすら拒否することになりますが、まさか問答無用だという考えなのでしょうか。  市民の理解を得ないで実施設計したら、さらに後戻りできない深刻な事態になりかねないし、こうした混乱の責任は、主権者の意見を無視した方々が大事になる。警鐘を鳴らしておきます。  市長と教育長は、子どもの教育のためだと、私たちの考えは正しいと考えているようですが、正しいと考えているから正しいとは限らない。こんな、誰もが理解できる道理すら理解できなくなっているんでしょうか。  討論時間が制限されてるので、全ての論点には言及できませんが、少なくとも、この陳情が求めている再検討は、今の勝山市には不可欠であり、本陳情は採択して、議会の良識を示すべきだと考えます。  次に、公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情も採択すべきと考えます。  この陳情は、委員会で趣旨採択を主張した議員が4人、採択を主張した議員が3人で、不採択を主張した議員は誰もいませんでした。  私たちは、保護者や入園希望の保護者の方々が存続を求めているのに、それを無視して廃園や募集停止を強行すべきではないと考えていますので、この陳情は採択すべきと考えています。  同時に、議会には執行権限がないので、採択でも趣旨採択であっても、陳情は理解できるという点と、市長や教育長に請願内容の実施を求めるという点では全く同じです。  私たちは、この一致点こそ大事な点であり、趣旨採択という意見を否定する必要がないので、私たちは採択をすべきという意見を示した上で、趣旨採択に反対はしないことを表明しておきます。  なお、すでに廃園を考慮して、他の施設に入園を希望された方々が混乱なく希望の変更を認めて入園できるように、勝山市の責任で調整して実施すべきだと指摘をしておきます。  以上で討論を終わります。 ○議長(乾 章俊君) 久保幸治議員。                (6番 久保幸治君 登壇) ○6番(久保幸治君) 日本共産党の久保幸治です。私は議案第66号、令和5年度勝山市国民健康保険特別会計予算と、議案第89号、勝山市税条例の一部改正について、この2件については反対討論とさせていただきます。  この2件については、山田議員の討論もあり、この部分では少し省略をさせていただきますが、陳情9号、10号、11号、中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情は採択を求め、そして陳情第12号、13号、公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情は、趣旨採択ではなくて採択を求めて討論をします。  陳情12号、13号、これに関しては、後で述べますが、まず、陳情第9号、10号、11号、これは、市内外6,000名以上、市民の3割の市民の声として出された陳情です。  その内容は、強行に推進される中学校再編計画に対し、多くの観点から不安を感じている市民、その市民からこの計画を一時凍結して、市民との話し合いを求めているものです。  私自身は、現在の学校環境から考えると、20年後の子どもの出生率を考慮しても、早急に今、こういう再編を行う必要はないと考えています。  市民と共によりよい教育環境であり、そして地域の環境、保護者の子育ての環境など多くの観点から議論が本当に必要であると、そう考え、早急な再編計画には本当に反対の立場です。  しかし、仮に、私がもし、この計画に賛成の立場であったとしても、この陳情が示す3割の市民の声を見て見ぬふりはできません。聞かないふりもできません。無視するようなことは絶対にできません。なぜなら、市民の声を、思いを、行政に届けることが議員としての仕事であり、その議員としての資格ではあるとも僕は考えているからです。  以上の理由から、6,000人以上の署名数という市民の声の根拠を元に出された今回の陳情を、私は不採択にすることはできません。  この再編計画に不安を抱く多くの市民の声に耳を傾けて、この陳情の採択を求めるものです。  陳情第12号、13号、公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情は、趣旨採択となりました。  以前、議会では、労働者の賃金の時給を1,500円にという、国に要望ということもありましたが、これも趣旨採択になったことを覚えています。  しかし、この時点でも、議会としては積極的に国に対しての要望などの行動は行われなかったと、そう理解しています。  そういう意味で、趣旨採択というのが、気持ちはわかるが行動はしないという、私は曖昧な態度表現だと考えています。  公立の幼保が必要と陳情された市民の声の趣旨、その気持ちが分かるということであれば、幼稚園、保育園の存続を採択して、市民の声を行政に届けていただけるように、心よりお願いします。  そして、この陳情の採択を求める討論とさせていただきます。 ○議長(乾 章俊君) 以上で討論を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより、採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) ただいま、総務文教厚生委員長から報告のあった24件のうち、議案第67号から議案第88号及び議案第90号から議案第97号までの以上17件を一括して採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) これら17件に対する委員長報告はお聞きのとおりであります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  これら17件については、委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、これら17件については、委員長報告のとおり原案が可決されました。 ○議長(乾 章俊君) 次に、議案第66号について採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 本件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は15名であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対の議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成13票、反対2票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成多数であります。  よって、本件については、委員長報告のとおり原案が可決されました。 ○議長(乾 章俊君) 次に、議案第89号について採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 本件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は15名であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対の議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票)
    ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成13票、反対2票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成多数であります。  よって、本件については、委員長報告のとおり原案が可決されました。 ○議長(乾 章俊君) 次に、陳情第9号から陳情第11号までの3件を一括して採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) これら3件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は15名であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  これら3件に対する委員長報告は、不採択でありますので、陳情原案について採決いたします。  これら3件については、陳情原案を採択とすることに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対、つまり、不採択とする議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成5票、反対10票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成少数であります。  よって、これら3件については、委員長報告のとおり陳情原案を不採択とすることに決しました。 ○議長(乾 章俊君) 次に、陳情第12号及び陳情第13号の2件を一括して採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) これら2件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は15名であります。 ○議長(乾 章俊君) これら2件に対する委員長報告は、趣旨採択であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  これら2件については、趣旨採択とすることに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対の議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成5票、反対10票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成少数であります。  よって、これら2件については、趣旨採択とすることが否決されました。 ○議長(乾 章俊君) ただいま議題となっております陳情第12号及び陳情第13号の2件について一括して改めて陳情原案について採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) これら2件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は15名であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  これら2件については、陳情原案を採択とすることに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対、つまり、不採択とする議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成5票、反対10票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成少数であります。  よって、これら2件については、陳情原案を不採択とすることに決しました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第26、議案第70号から日程第33、議案第102号までの8件を一括議題といたします。  これら8件については、かねてその審査を建設産業委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。 ○議長(乾 章俊君) 下牧建設産業委員長。             (建設産業委員長 下牧一郎君 登壇) ○建設産業委員長(下牧一郎君) 建設産業委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。  本委員会は、付託事件13件のうち議案5件については、10日の本会議で議決されましたので、残る8件について、3月14日、15日、20日並びに先刻、委員会を開き、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。  その結果、議案第70号、令和5年度勝山市下水道事業特別会計予算  議案第71号、令和5年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算  議案第72号、令和5年度勝山市水道事業会計予算  議案第73号、令和5年度勝山市市有林造成事業特別会計予算  議案第98号、勝山市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の制定について  議案第99号、財産の取得について  議案第101号、勝山市ジオターミナルの設置及び管理に関する条例の廃止について  議案第102号、財産の処分について  以上8件については、いずれも原案を可決することに決しました。  以下、審査された内容について、主だったものを報告いたします。  議案第101号及び議案第102号でありますが、勝山市ジオターミナルについて、福井県立恐竜博物館のリニューアルオープンや北陸新幹線の開通を間近に控え、観光客のさらなる増加が見込まれる中、指定管理者である勝山市観光まちづくり株式会社が施設を一体的に管理することで、町なかへの観光誘客のための長期的な視野に立った設備投資や効率的な施設運営、人員配置が期待できるとして、勝山市は勝山市観光まちづくり株式会社に無償譲渡したいとの説明がありました。  委員会では、これまで勝山市観光まちづくり株式会社が実施してきた観光誘客事業に対し、多くの厳しい指摘がありましたが、新体制となった勝山市観光まちづくり株式会社に今後の活躍を期待する意見もあり、採決の結果、原案を可決することに決しました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(乾 章俊君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。               (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 ○議長(乾 章俊君) 久保幸治議員。               (6番 久保幸治信君 登壇) ○6番(久保幸治君) 日本共産党の久保幸治です。私は、議案第72号、令和5年度勝山市水道事業会計予算、議案第101号、勝山市ジオターミナルの設置及び管理に関する条例の廃止について、議案第102号、財産の処分について、以上の3件について反対討論をします。  議案第72号、令和5年度勝山市水道事業会計予算。これ、会計の損失を余剰金で補うこととなっています。今回は水道料金の値上げにはつながらないということでしたが、市民の負担は、値上げにつながる市民の負担を抑えることとしていますが、委員会の質疑の中で、余剰金が枯渇すれば料金の値上げは行うと言われました。物価などあらゆる生活に必要なものが高騰する中で、市民が生きることに必要な水道料金、この値上げは、本当に抑える必要があると思っています。  その中で、この事業における簡易水道事業の統合による費用負担の問題、そしてリゾート開発に伴う負担金の問題は、その議論が先送りされて、そして水道利用料金の値下げという市民負担の軽減にはつながっていません。
     これらのことを考慮すれば、余剰金の取り崩しではなくて、諸問題の解決議論を急ぎ、水道料金の引き下げと会計の安定を図るべきと考えます。  次に懸念されるのは、国が主導する水道事業の民営化が全国でも始まりつつあるからです。水メジャーと言われる外国資本の企業の参入がこの国でも始まってる中で、高い水道料金というのは、参入を狙う外資企業の標的となります。豊かな水資源を誇りとする勝山市への誘い水になるという、そういう可能性があるということです。  議案第101号、勝山市ジオターミナルの設置及び管理に関する条例の廃止について、そして、102号、財産の処分についてですが、価値のある市の財産、これ、無償譲渡はちょっと考えられないんですね。個人的には。  ジオターミナルは建設して日が浅く、博物館に訪れる観光客の市内誘導による市内飲食店の売上などに貢献して、お土産品の販売などで大きな売上、利益を得てきました。  今後、第2恐竜博物館や大学キャンパス、公園内のホテルの建設など、このジオターミナルの店舗としての値打ちは、その年間売上、今後の商権を考えたときに、本当に大きいものと予想されます。  市税を投入した価値のある市の財産、これを市民の財産として考えたときに、無償譲渡、ただであげる、こういうことは、私は考えられません。  問題の全てを述べることはできませんが、このような理由をもって、上記議案の反対討論とさせていただきます。 ○議長(乾 章俊君) 以上で討論を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) ただいま建設産業委員長から報告のあった8件のうち、議案第70号、議案第71号、議案第73号、議案第98号及び議案第99号の5件を一括して採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) これら5件に対する委員長報告はお聞きのとおりであります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  これら5件については、委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、これら5件については、委員長報告のとおり原案が可決されました。 ○議長(乾 章俊君) 次に、議案第72号について採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 本件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は15名であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については 委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対の議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成13票、反対2票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成多数であります。  よって、本件については、委員長報告のとおり原案が可決されました。 ○議長(乾 章俊君) 次に、議案第101号について採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 本件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は15名であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については 委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対の議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成11票、反対4票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成多数であります。  よって、本件については、委員長報告のとおり原案が可決されました。 ○議長(乾 章俊君) 次に、議案第102号について採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 本件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は15名であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対の議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成11票、反対4票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成多数であります。  よって、本件については、委員長報告のとおり原案が可決されました。             ――――――――・――――――――                 (油谷教育長 除斥) ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第34、議案第103号、勝山市教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 ○議長(乾 章俊君) 水上市長。               (市長 水上実喜夫君 登壇) ○市長(水上実喜夫君) 上程されております議案第103号、勝山市教育委員会教育長の任命についての提案理由の説明を申し上げます。  議案第103号、勝山市教育委員会教育長の任命についてでございますが、現在の勝山市教育委員会教育長であります油谷泉氏、61歳が、令和5年3月25日をもちまして任期が満了となります。そこで、引き続き油谷泉氏、61歳を勝山市教育委員会教育長に任命したいと存じます。  したがいまして、この件について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を頂きたいものでございます。以上です。 ○議長(乾 章俊君) これより質疑に入ります。               (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。 ○議長(乾 章俊君) ただいま議題となっております本件については、会議規則の定めるところにより、委員会の付託を省略いたしたいと存じます。 ○議長(乾 章俊君) これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(乾 章俊君) これより討論に入ります。               (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、これに同意することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、原案が同意されました。
                    (油谷教育長 入室) ○議長(乾 章俊君) ここで、油谷教育長より挨拶を受けます。 ○議長(乾 章俊君) 油谷教育長。 ○教育長(油谷泉君) ただいまは、私の教育長再任につきまして、議会の御同意を頂き、誠にありがとうございます。  もとより微力でございますが、勝山市の子どもたちを誕生から成人までしっかりと育て、支援していく体制をより充実するよう力を尽くしてまいります。議員の皆様方には、引き続き御指導頂きますようお願い申し上げまして、誠に簡単ではございますが、御挨拶に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第35、議案第104号、勝山市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 ○議長(乾 章俊君) 水上市長。               (市長 水上実喜夫君 登壇) ○市長(水上実喜夫君) 上程されています議案第104号、勝山市教育委員会委員の任命について、その提案理由の説明を申し上げます。  現在の勝山市教育委員会委員であります大久保千恵氏、44歳が、令和5年3月31日をもちまして任期が満了となります。そこで、新たに勝山市平泉寺町笹尾第19号2番地1、池内美和子氏、40歳を勝山市教育委員会委員に任命したいと存じます。  したがいまして、この件について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を頂きたいものでございます。以上です。 ○議長(乾 章俊君) これより質疑に入ります。               (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。 ○議長(乾 章俊君) ただいま議題となっております本件については、会議規則の定めるところにより、委員会の付託を省略いたしたいと存じます。 ○議長(乾 章俊君) これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(乾 章俊君) これより討論に入ります。               (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、これに同意することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、原案が同意されました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第36、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第37、諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第38、諮問第3号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  以上の3件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 ○議長(乾 章俊君) 水上市長。               (市長 水上実喜夫君 登壇) ○市長(水上実喜夫君) 上程されていますす諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてから諮問第2号、同じく人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて及び諮問第3号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、その提案理由の説明を申し上げます。  まず、諮問第1号でございます。現在の委員であります黒田眞生氏、68歳が、令和5年6月30日をもちまして任期が満了となります。そこで、引き続き黒田眞生氏、68歳を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたいと存じます。  したがいまして、この件について、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の御意見を頂きたいものでございます。  次に、諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございますが、現在の委員であります上山峰子氏、66歳が、令和5年6月30日をもちまして任期が満了となります。そこで、引き続き上山峰子氏、66歳を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたいと存じます。  したがいまして、この件について、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の御意見を頂きたいものでございます。  次に、諮問第3号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございますが、現在の委員であります水野初美氏、73歳が、令和5年6月30日をもちまして任期が満了となります。  そこで、新たに勝山市滝波町4丁目1005番地2、山本ひとみ氏、65歳を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたいと存じます。  したがいまして、この件について、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の御意見を頂きたいものでございます。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) これより質疑に入ります。               (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。 ○議長(乾 章俊君) ただいま議題となっておりますこれら3件については、会議規則の定めるところにより、委員会の付託を省略いたしたいと存じます。 ○議長(乾 章俊君) これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、これら3件については、委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(乾 章俊君) これより討論に入ります。               (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) ただいま議題となっております3件のうち、まず、諮問第1号について採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、異議がないということに 御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、異議がないということに決しました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、諮問第2号について採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、異議がないということに 御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、異議がないということに決しました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、諮問第3号について採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、異議がないということに 御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、異議がないということに決しました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第39、議案第105号、勝山市議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを議題といたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております本件については、会議規則の定めるところにより、提案理由の説明を省略したいと存じます。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(乾 章俊君) これより質疑に入ります。               (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより討論に入ります。               (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、原案を可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。
     よって、本件については、原案が可決されました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第40、議案第106号、勝山市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております本件については、会議規則の定めるところにより、提案理由の説明を省略したいと存じます。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(乾 章俊君) これより質疑に入ります。               (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより討論に入ります。               (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、原案を可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、原案が可決されました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第41、決議案第1号、久保幸治議員に規律を正すことを求める決議を議題といたします。 ○議長(乾 章俊君) 本件については、久保幸治議員は地方自治法第117条の規定により除斥されますので、退場を求めます。                 (久保幸治議員 除斥) ○議長(乾 章俊君) ただいま議題となっております本件については、その審査を久保幸治議員に規律を正すことを求める決議案審査特別委員会に付託してありましたので、同委員長より審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。 ○議長(乾 章俊君) 丸山久保幸治議員に規律を正すことを求める決議案審査特別委員長。      (久保幸治議員に規律を正すことを求める決議案審査特別委員長 丸山忠男君 登壇) ○久保幸治議員に規律を正すことを求める決議案審査特別委員長(丸山忠男君) 久保幸治議員に規律を正すことを求める決議案審査特別委員会に付託された事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。  本委員会は、付託を受けました決議案1件につきまして、去る3月10日及び20日に委員会を開き、各委員の意見を求め、慎重に審査をいたしました。  その結果、決議案第1号、久保幸治議員に規律を正すことを求める決議については、原案を可決することに決しました。  審査の中で、無断欠席は病気が原因だから倫理観とは関係ないや、本人は反省し、再発防止の努力もしているから、ここまでしなくてもいいのではないかという意見のほか、その後の態度、行動を見ていると、もう少し真剣に受け止めてほしいなど、多くの意見が出されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(乾 章俊君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。               (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 ○議長(乾 章俊君) 山田安信議員。               (16番 山田安信君 登壇) ○16番(山田安信君) 日本共産党の山田安信です。私は、議員提案された久保幸治議員に規律を正すことを求める決議案について反対討論をします。  まず冒頭に、久保議員が議会を欠席し、遅刻したことは、久保議員自身も深く反省しており、会派としてもお詫びを申し上げます。  また、反省とお詫びだけでなく、久保議員が議長に提出した始末書でも示した自己管理改善の3項目を行い、会派としても適切な助言と援助を引き継ぎ行い、再発防止に努めます。なお、私たちの反省と再発防止の姿勢は当初から一貫しており、1月以降は欠席も遅刻もしておりません。  この深い反省と対策を実施した上で、提案された決議案には問題があると考えます。  この決議案では、反省の言葉を述べたにもかかわらず、同じ過ちを繰り返すのは、勝山市議会議員としての倫理観に欠けと記述されています。  質疑でも指摘しましたが、私は、この記述には同意できません。  医師の診断書には、ストレスによる健忘症と考えられると記述されており、遅刻と欠席の原因は、倫理観の欠如ではなくて、ストレスによる健忘症状と考えるのが妥当です。  しかも、久保議員の、この6年間の議員活動で、遅刻、欠席の3回は、昨年6月以降に集中し、それ以前にはなく、久保議員に対する倫理観に欠けという表現は、あまりにも酷い人権侵害だと考えます。  提案者は、遅刻と欠席は、診断書提出以前であるといいますが、これも妥当性のない主張です。欠席と遅刻は、昨年の6月と10月に2回続き、私たちも厳しく批判をし、改善策を確認しました。ところが、今年1月16日に遅刻をし、私はこれは普通ではないと感じて、病院に行くことを助言し、翌日の17日に診察を受け、その後も通院を続け、3月4日の土曜日に診断書を受け取り、6日の月曜日に議長に診断書を提出し、翌日の7日の議会運営委員会で私が説明をしました。ところが、その翌日の8日にこの決議案が提出され、新聞で報道されたんです。  もう一度言います。私たちは、遅刻と欠席を反省し、改善対策に取り組んでおり・・・・・・ ○議長(乾 章俊君) 山田議員、時間が過ぎております。 ○16番(山田安信君) ちゃんと討論ですからね。  しかも、病気だから仕方がないのではなく、病気を自覚して防止対策をすれば繰り返さないと考えています。  実際、この1月の受診以降は、自覚と改善策に気を張り、遅刻はしておりません。  私は、こうした反省と改善と病気の診断書と今後の通院などを考慮すれば、このような決議こそ社会的・・・・・・                (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 討論時間が過ぎておりますので、まとめてください。 ○16番(山田安信君) あの必要なね、あの説明をしているんですからね・・・・・・                (「終わり」と呼ぶ者あり) ○16番(山田安信君) 何を言ってるんですか。             (「時間を守りなさい」と呼ぶ者あり) ○16番(山田安信君) 時間の問題でなく、こんなね、人権侵害の話は済まされないですよ。しかもね、この議案は、特別委員会で議論され、私は、提案者の主張は妥当性に欠けるものだと考えています。 ○議長(乾 章俊君) 山田議員、終わってください。 ○16番(山田安信君) いえ、何を言っているんですか。  私はだって、きちんとね・・・・・・ ○議長(乾 章俊君) 時間が過ぎております。 ○16番(山田安信君) この問題に対して、なぜ反対するのか、説明する義務がありますよ。市民に説明する義務がありますよ。そのためにはね、きっちりね、だらだらやっているわけじゃありませんから。延々とやる気もありませんけれども、原稿2枚にまとめましたんでね、その時間は保証していただきたいと思っています。                (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 時間が過ぎておりますので、まとめてください。 ○16番(山田安信君) それでね、私は、連絡すれば問題がないと主張しているのに、じゃあ、欠席中の行動に問題あると主張されました。  そもそも、日程を忘れているのに連絡するとは、しろというのは無茶苦茶だし、じゃあ、連絡したら欠席の理由は問わないのに・・・・・・              (「議長、休憩」と呼ぶ者多数あり) ○16番(山田安信君) 連絡しないと行動まで問題視する、こんな訳の分からない主張が議会で堂々と・・・・・・         (「議長止めろよ、賛成者もいるんだぞ」と呼ぶ者あり) ○16番(山田安信君) このことこそ、賛成者の討論を私は制限しません。私は妥当性に欠けると考えます。 ○議長(乾 章俊君) 山田議員、終わってください。         (「動議2人出てるんだぞ、議長止めろよ」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 山田議員、もう終わってください。  (「議会のルールになっていないじゃないか。議長。賛成者いるのになんで止まらないんだ」と呼ぶ者あり) ○16番(山田安信君) 私はね、議論は、きっちりやるのが議会だと思っております。           (「止めろ」「守れよ、ちゃんと」と呼ぶ者あり) ○16番(山田安信君) それをね、意見も聞かないで止めるって言うのは、議会制民主主義の・・・・・・ ○議長(乾 章俊君) 休憩いたします。           ―――――――――――――――――――――――                 午後 5時51分 休憩                 午後 6時10分 再開           ――――――――――――――――――――――― ○議長(乾 章俊君) 再開いたします。  討論を続けます。 ○議長(乾 章俊君) 竹内和順議員。                (7番 竹内和順君 登壇) ○7番(竹内和順君) 久保幸治議員に規律を正すことを求める決議案に対する賛成討論を行います。  勝山市議会議員提要、政治倫理条例に、「この条例は、勝山市議会議員の政治倫理に関する規律の基本となる事項を定めることにより、議員の政治倫理の確立と向上を図り、もって市民に信頼される清潔で民主的な市政の発展に寄与することを目的とする」と第1条にうたわれ、第2条では、「議員は、市民全体の奉仕者として、自らの役割を深く自覚し、その人格と倫理の向上に努め」と記されています。  そこで、今回の久保議員の議会への無断欠席や事前の連絡もなしの委員会遅刻は、本条例に照らし合わせて、規律を正すべきとの思いで賛成したいと思います。  特に、議会広報委員会においては、何回も遅刻を繰り返し、こちらから連絡して、ようやく委員会に顔を出す。しかも、その遅れた謝罪もほろろに、言い訳が始まる始末。委員長の「みんなが待っててくれていたことに対して何か言うことありませんか」とか、委員長からの注意喚起や指導助言にもかかわらず、また同じことを繰り返す有様とのことです。  確かに、このようなことは誰しもあることです。私も、家庭においては何度もあります。今では、そうならないように、しっかりと対策をとっています。  また、学校の現場でも生徒に対して「また忘れたんか、二度とするなと言ったやろ」と言っても、忘れる生徒はまた忘れてきます。  もちろん、教育的指導は行います。  久保議員も同じようなことかとは思いますが、全員協議会での謝罪の姿を見て、広報委員長の弁が理解できました。全然気持ちがこもってなかったと感じました。また繰り返すのではないかなと感じたとこです。  ところで、私たち議員の責務は、活動原則とはどんなものでしょう。市民の皆さんの負託に応え、自らの判断と責任においてその職務を行うということではないでしょうか。
     議員活動をなりわいとして活動してるものではありません。議会活動の対価として議員報酬が与えられています。市民の皆さんの税金を頂いているわけでございます。  私たち議員は、4年に1度、市民の皆さんから審判を受けるのです。だから、平生の姿、活動が問われていると思います。  議会は、市民の皆さんから見られています。  そこで、1つのけじめとして、久保議員に対して、その思いを理解してもらいたい。そして、自分自身に対する戒めとして賛成討論といたします。 ○議長(乾 章俊君) 安岡孝一議員。                (3番 安岡孝一君 登壇) ○3番(安岡孝一君) 決議案第1号、久保幸治議員に規律を正すことを求める決議について賛成の討論を行います。  昨年より、久保幸治議員が、広報委員会や決算特別委員会において、遅刻や服装の乱れのお話をよく聞くようになりました。そして、決議案にもありましたが、本会議の無断欠席、他の委員会でも遅刻が続くようになり、これを受けて、12月議会で久保議員に対して懲罰とのお話が出ましたが、私は本人も謝罪をされ、反省文も書かれ、以後の態度も改めるということで、この動議には反対をいたしました。これは、久保議員を信頼して、今後の御努力に期待したものでございます。  しかし、今年に入って1月、また同じようなことが起こってしまい、私はこれは議会として一度何らかの措置をとって、けじめをつけていただきたいと申し上げた次第でございます。  久保議員におかれましては、我々の思いをお汲みいただき、以後の議員活動に十分注意をされ、頑張っていただきたいと思います。  我々もこのことを機に、市民に選んでいただいたことに対し、襟を正し、取り組んでまいることをお誓いし、今回の決議案第1号、久保幸治議員に規律を正すことを求める決議に賛成の討論といたします。 ○議長(乾 章俊君) 下牧一郎議員。                (9番 下牧一郎君 登壇) ○9番(下牧一郎君) 私は、決議案第1号の賛成討論をいたします。  私たち議員は、議員になったときに、議員提要を渡されます。そして、熟読し、よく理解するように言われます。  この議員提要の会議規則に、議員は事故のため出席できないときはその理由をつけ、当日の会議時刻までに議長に届け出なければならないと定めています。  また、勝山市議会議員政治倫理条例には、議員は、市民全体の代表者として、その品位と名誉を損なう一切の行為を慎みと明記されています。  以上の理由から、決議案第1号、久保幸治議員に規律を正すことを求める決議について賛成いたします。 ○議長(乾 章俊君) 以上で討論を終結いたします。 ○議長(乾 章俊君) これより採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 本件については、押しボタン式記名投票により採決いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(乾 章俊君) ただいまの出席議員数は14名であります。 ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  本件については、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は投票機の賛成ボタンを、反対の議員は投票機の反対ボタンを押して投票願います。                   (投  票) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(乾 章俊君) 投票を終了いたします。 ○議長(乾 章俊君) 議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(乾 章俊君) 投票の結果を報告いたします。 ○議長(乾 章俊君) 投票総数14票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、賛成12票、反対2票。 ○議長(乾 章俊君) 以上のとおり、賛成多数であります。  よって、本件については、委員長報告のとおり原案が可決されました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第42、委員長の報告を求めることにいたします。  議会改革特別委員長の報告を求めます。 ○議長(乾 章俊君) 帰山議会改革特別委員長。            (議会改革特別委員長 帰山寿憲君 登壇) ○議会改革特別委員長(帰山寿憲君) 議会改革特別委員会の報告をいたします。  本特別委員会は、3月20日に委員会を開き、議論をいたしました。  本特別委員会では、次期18期から議員定数が16人から14人になることに伴い、それぞれの常任委員会等の定数について検討いたしました。  6月定例会には、勝山市議会委員会条例の改正案を上程し、9月からスムーズに議会活動が進められるように準備を進めます。  本特別委員会では、市民の負託に応えるべく、二元代表制の一翼を担う議事機関としての責務、役割をしっかりと果たすため、今後も透明性、公平性、公正性を保持しつつ議論を重ねる中で、議会改革に邁進する所存でございます。  以上で、報告を終わります。 ○議長(乾 章俊君) 次に、議会運営委員長の報告を求めます。 ○議長(乾 章俊君) 丸山議会運営委員長。             (議会運営委員長 丸山忠男君 登壇) ○議会運営委員長(丸山忠男君) 議会運営委員会の報告をいたします。  本委員会は、去る3月1日、7日、8日、9日、20日及び先刻、委員会を開き、種々議論をいたしました。  1日、7日、8日、9日の委員会では、主に議案及び陳情の審査の付託、審査の手順、今定例会の日程などについて、協議と確認を行いました。  20日の委員会では、新たに制定する必要のある勝山市議会の個人情報の保護に関する条例とそれに付随する勝山市議会の個人情報の保護に関する条例施行規程及び勝山市議会委員会条例の一部改正について内容の確認、検討をいたしました。  また、本日の委員会では、主に令和5年6月定例会の会期日程について協議し、その会期を5月25日から6月12日までの19日間といたしたいと決定したところです。  今後も、円滑な議会運営のため、議会運営全般にわたり協議し、意見調整に努めてまいります。  以上で、報告を終わります。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 以上で、今期定例会に付議されました事件の全てを議了いたしましたので、今期定例会はこれをもって閉会いたします。           ―――――――――――――――――――――――           午後6時25分 閉会           ―――――――――――――――――――――――  押しボタン式記名投票における賛否の氏名  事件番号および事件名 議案第65号   令和5年度勝山市一般会計予算  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 9名   1番 松本聖司郎君   3番 安岡孝一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  反対に投票した議員 6名   2番 中山光平君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君   6番 久保幸治君   9番 下牧一郎君  16番 山田安信君  事件番号および事件名 議案第66号   令和5年度勝山市国民健康保険特別会計予算  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 13名   1番 松本聖司郎君   2番 中山光平君   3番 安岡孝一君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君
      7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  反対に投票した議員 2名   6番 久保幸治君  16番 山田安信君  事件番号および事件名 議案第89号  勝山市税条例の一部改正について  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 13名   1番 松本聖司郎君   2番 中山光平君   3番 安岡孝一君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  反対に投票した議員 2名   6番 久保幸治君  16番 山田安信君  事件番号および事件名 陳情第9号  中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情書  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 5名   2番 中山光平君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君  6番 久保幸治君  16番 山田安信君  反対に投票した議員 10名   1番 松本聖司郎君   3番 安岡孝一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  事件番号および事件名 陳情第10号  中学校を高校のグラウンドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情書  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 5名   2番 中山光平君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君  6番 久保幸治君  16番 山田安信君  反対に投票した議員 10名   1番 松本聖司郎君   3番 安岡孝一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  事件番号および事件名 陳情第11号  中学校を高校のグランドに建設する計画を凍結し、中学校のあり方の再検討を求める陳情書  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 5名   2番 中山光平君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君  6番 久保幸治君  16番 山田安信君  反対に投票した議員 10名   1番 松本聖司郎君   3番 安岡孝一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君
     12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  事件番号および事件名 陳情第12号  公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 5名   2番 中山光平君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君  6番 久保幸治君  16番 山田安信君  反対に投票した議員 10名   1番 松本聖司郎君   3番 安岡孝一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  事件番号および事件名 陳情第12号  公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 5名   2番 中山光平君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君  6番 久保幸治君  16番 山田安信君  反対に投票した議員 10名   1番 松本聖司郎君   3番 安岡孝一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  事件番号および事件名 陳情第13号  公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 5名   2番 中山光平君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君  6番 久保幸治君  16番 山田安信君  反対に投票した議員 10名   1番 松本聖司郎君   3番 安岡孝一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  事件番号および事件名 陳情第13号  公立幼稚園および公立保育園の存続を求める陳情書  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 5名   2番 中山光平君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君  6番 久保幸治君  16番 山田安信君  反対に投票した議員 10名   1番 松本聖司郎君   3番 安岡孝一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  事件番号および事件名 議案第72号   令和5年度勝山市水道事業会計予算  投票総数 15票  有効投票 15票
     無効投票  0票  賛成に投票した議員 13名   1番 松本聖司郎君   2番 中山光平君   3番 安岡孝一君   4番 冨士根信子君   5番 高間清一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  反対に投票した議員 2名   6番 久保幸治君  16番 山田安信君  事件番号および事件名 議案第101号   勝山市ジオターミナルの設置及び管理に関する条例の廃止について  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 11名   1番 松本聖司郎君   2番 中山光平君   3番 安岡孝一君   5番 高間清一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  反対に投票した議員 4名   4番 冨士根信子君   6番 久保幸治君   9番 下牧一郎君  16番 山田安信君  事件番号および事件名 議案第102号   財産の処分について  投票総数 15票  有効投票 15票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 11名   1番 松本聖司郎君   2番 中山光平君   3番 安岡孝一君   5番 高間清一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  反対に投票した議員 4名   4番 冨士根信子君   6番 久保幸治君   9番 下牧一郎君  16番 山田安信君  事件番号および事件名 決議案第1号   久保幸治議員に規律を正すことを求める決議  投票総数 14票  有効投票 14票  無効投票  0票  賛成に投票した議員 12名   1番 松本聖司郎君   2番 中山光平君   3番 安岡孝一君   5番 高間清一君   7番 竹内和順君   8番 吉田清隆君   9番 下牧一郎君  10番 近藤栄紀君  11番 下道惠子君  12番 丸山忠男君  13番 松山信裕君  14番 帰山寿憲君  反対に投票した議員 2名  4番 冨士根信子君  16番 山田安信君  地方自治法第123条第2項の規定に基づき上記会議の次第を記録し、これを証するために署名する。  令和  年  月  日   勝山市議会議長  令和  年  月  日   勝山市議会副議長  令和  年  月  日
      署名議員  令和  年  月  日   署名議員...