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  1. 南房総市議会 2022-06-03
    令和4年第2回定例会(第1号) 本文 2022-06-03


    取得元: 南房総市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    1:     ◎開会宣言 ◯川上清議長 ただいまの出席議員数は18人です。  令和4年南房総市議会第2回定例会を開会いたします。                                         (午前10時00分)    ──────────────────────────────────────────     ◎開議の宣告 2: ◯川上清議長 直ちに本日の会議を開きます。    ──────────────────────────────────────────     ◎議事日程の報告 3: ◯川上清議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。    ──────────────────────────────────────────     ◎会議録署名議員の指名 4: ◯川上清議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  今期定例会会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、吉田年和君及び高倉かつ江君を指名いたします。    ──────────────────────────────────────────     ◎会期の決定 5: ◯川上清議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、会期日程(案)のとおり、6月3日から6月22日までの20日間と定めることに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    6: ◯川上清議長 御異議ないものと認めます。よって、今期定例会の会期は6月3日から6月22日までの20日間と決定いたしました。    ──────────────────────────────────────────     ◎諸般の報告 7: ◯川上清議長 日程第3、諸般の報告をいたします。  初めに、市長から提出のありました議案等は、お手元に配付の議案等一覧のとおりです。  次に、今期定例会に係る請願、陳情等の提出期限までに請願1件、千倉地区社会体育施設コミュニティ施設等整備事業に関する請願及び陳情4件を受理いたしました。請願につきましては、請願文書表のとおり総務委員会に付託いたします。陳情につきましては、議員全員協議会で資料を配付いたしました。  次に、監査委員から令和4年4月及び5月に実施されました例月出納検査結果の報告がありました。報告書は議会事務局で保管してございます。  次に、今期定例会に説明員として出席要求を行い、出席通知のありました者の職、氏名は、一覧表としてお手元に配付のとおりです。  以上をもちまして諸般の報告を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎市長の挨拶及び施政方針 8: ◯川上清議長 日程第4、市長の挨拶及び施政方針について、市長からお願いいたします。  市長。 9: ◯市長 本日、ここに令和4年市議会第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれては、お忙しい中御参集いただき、ありがとうございます。  市長5期目に当たりまして、施政運営の基本的な考え方を述べさせていただきます。  初めに、喫緊の課題であります新型コロナウイルス感染症対策についてです。長引く新型コロナウイルス感染症の影響により社会・経済活動が疲弊し、当市においても、様々な業種の方が大きな経済的損害を受けております。今なおその脅威は収まらない状況にあることから、市といたしましても、引き続き国の対応に連動し、一次産業、中小企業等事業継続のための支援や4回目のワクチンの接種に向け、万全を期して取り組んでまいります。  次に、財政運営についてですが、当市は合併に伴う財政支援を受けており、その主なものは、地方交付税の合併算定替と合併特例債の発行であります。このうち、交付税の合併算定替は令和2年度をもって終了しました。  合併直後は、交付税の合併算定替終了後の財政運営は非常に厳しいものになると見込まれていましたが、公共施設再編整備事務事業の見直しなどの行財政改革への取組や交付税措置のある有利な地方債の活用などにより、現在では将来に備えた貯金を十分に確保しております。また、今後必要とされる公共施設の再編に伴う事業費を含めた中長期的な財政推計において、おおむね収支は均衡しており、財政的に健全な状態にあると言えます。  もう一方の合併特例債は、東日本大震災復興事業による影響などから、発行可能期限が当初より10年間延長され、活用できる期間は令和7年度までとなっています。  引き続き持続可能な財政基盤を堅持し、次世代に負担を残さない効率的で効果的な公共施設の最適な配置を実現するため、合併特例債を最大限有効活用する方針であり、一歩一歩着実に事業を進めてまいりたいと考えております。  また、依然として続く人口の減少についてですが、これまで総合計画前期基本計画)や総合戦略に掲げる子育て世代の維持・増加をコンセプトに、教育環境子育て環境の充実、企業誘致起業家支援、移住・定住の促進などの事業を展開してまいりました。大変厳しい状況は続いておりますが、近年では30代から40代の子育て世代の転入が転出を上回っており、一定の効果を感じているところです。  人口減少対策においては、この南房総市で暮らしたいと思っていただけるよう地域の魅力を高めていくことが最も重要であると考えています。南房総市の魅力は何といっても豊かな自然であり、この魅力を最大限に生かし、後世に引き継いでいかなければなりません。私は、この5期目の4年間で自然との共生を基本とした政策展開や地域づくりにより自然あふれる南房総市の魅力を高め、また訪れたい、住んでみたい、暮らし続けたいと感じていただけるまちづくりを目指してまいります。  それでは、具体的な施策の取組について申し上げます。  1点目は、自然との共生による経済振興です。世界中で環境問題への関心が高まる中、当市においても自然を保全し、自然と共生しつつ、森林資源の活用や海洋環境改善に取り組んでいきたいと考えています。その中で、自然豊かな環境で働きたい、住みたいと考える方々の雇用や居住の場の確保のための一次産業への支援や、企業誘致・テレワーク・ワーケーションの推進、環境負荷を抑えた省エネ・創エネ住宅の取得促進、自然を満喫するなら南房総と思ってもらえる環境整備の促進と観光振興などを行い、当市の経済的発展を目指してまいります。  2点目は、教育・子育て支援です。子供たちの豊かな心の育成や人格の形成において、自然との関わりは大切な要素であります。豊かな人間性を育む自然体験学習の実施や、家庭の経済的負担を減らし、子供たちの才能・学力を伸ばす教育バウチャー制度の拡充、災害時に自分の命を自分で守る能力を育成するための防災教育など、子供たちが主体的に考え行動し、自ら未来を切り開く力を身につけられる教育施策を展開するとともに、子供たちや子育て中の方々、市民の皆様が憩い、集い、楽しむ公園整備を推進してまいります。また、様々な支援を必要とする児童生徒へきめ細かい対応ができるよう、教育相談センターの機能の充実や、保育所、幼稚園、小学校、中学校に特別支援教育支援員を配置するなど、早期からの生活支援教育支援を継続してまいります。  3点目は、医療・保健・福祉の充実です。少子高齢化が進行する中、誰もが住み慣れたこの自然豊かな南房総地域で、健康でその人らしい生活を継続できるよう、地域包括ケアシステムの充実、特定不妊・不育治療費子ども医療費などの助成、健康づくり介護予防のための健康ポイント事業の実施、コミュニティセンター、図書館及び通年型プールが一体となったウェルネスパークの整備、高齢者等外出支援など医療、介護、予防、生活支援を切れ目なく一体的に提供できる取組を促進してまいります。  このほか、協働のまちづくり行財政改革の推進、社会資本の整備、安心安全なまちづくりについても、引き続き重点項目として事業を実施してまいります。  今後、力を注いでいく主な施策について申し上げましたが、まちづくりの主役・担い手は市民の皆様自身であります。市民の皆様と共に力を合わせ、自然との共生による活力ある豊かなまちづくりを推進し、輝く未来を築いてまいりたいと考えております。  新型コロナウイルス感染症への対応や災害対策の強化、少子高齢化社会への対応など、まだまだ多くの課題がございますが、全身全霊をかけ市政運営に当たる所存でございますので、議員各位はじめ、市民の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げ、私の施政方針とさせていただきます。 10: ◯川上清議長 市長の挨拶及び施政方針を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎報告第2号~報告第5号の報告並びに議案第24号~議案第32号の上程説明補足説明 11: ◯川上清議長 日程第5、報告第2号、令和3年度南房総市一般会計予算継続費繰越計算書の報告についてから、日程第8、報告第5号、令和3年度南房総市水道事業会計予算繰越計算書の報告についてまでの報告を求めるとともに、日程第9、議案第24号、南房総市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第17、議案第32号、令和4年度南房総市水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題とし、市長に提案理由の説明を求めます。  市長。 12: ◯市長 それでは、今回提案いたします案件ですが、報告案件4件、条例議案3件、予算議案3件、一般議案3件でございます。  それでは、各案件の概要について御説明申し上げます。  まず、報告第2号、令和3年度南房総市一般会計予算継続費繰越計算書の報告についてですが、継続費により事業を実施しておりますし尿処理施設建設事業汚泥再生処理センター建設工事、富楽里とみやま大規模改修事業及び外房地区学校給食共同調理場建設事業につきまして、総額1億9,185万4,488円を令和4年度へ逓次繰越しましたので、地方自治法施行令に基づき、議会に報告するものであります。  次に、報告第3号、令和3年度南房総市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についてですが、繰越明許費の御承認を頂いております三芳保健福祉センター規模改修事業など21件の事業につきまして、総額9億1,931万2,572円を令和4年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令に基づき、議会に報告するものであります。  次に、報告第4号、令和3年度南房総市一般会計予算事故繰越繰越計算書の報告についてですが、総務費の丸山分庁舎・公民館大規模改修設計業務委託、民生費の富山小規模特別養護老人ホーム給湯器交換工事、商工費の温泉施設整備補助金事業及び第3セクターを基軸とした「地域利益の源」創出事業補助金事業の4件が令和3年度内での事業完了に至らなかったため、総額6,266万148円を、地方自治法に基づき、事故繰越の措置を講じましたので、同法施行令に基づき、議会に報告するものであります。  次に、報告第5号、令和3年度南房総市水道事業会計予算繰越計算書の報告についてですが、国道410号配水管布設工事4条予算分につきまして、200万円を令和4年度に繰り越し、小向浄水場1系汚泥掻き寄せ機修繕工事、国道410号配水管布設工事3条予算分につきまして、令和3年度内での事業完了に至らなかったため、総額90万4,000円を、地方公営企業法に基づき、事故繰越の措置を講じましたので、同法に基づき、議会に報告するものであります。  次に、議案第24号、南房総市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてですが、介護認定審査会の委員の任期と、介護保険料の減免に係る特別徴収の方法により徴収されている者の申請期日の変更及び新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合などの介護保険料の減免について、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第25号、南房総市過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、令和3年9月定例会において制定した南房総市過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例において引用されている租税特別措置法・同法施行令の改正に伴い、項ずれ等が生じているため、規定の整備を行おうとするものであります。  次に、議案第26号、南房総市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてですが、新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合などの国民健康保険税の減免について、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第27号、財産の取得についてですが、市内小中学校にて学校事務用に使用するノートブック型パーソナルコンピュータ等を取得するに当たり、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第28号、財産の減額貸付についてですが、ゴルフ場として一体的に利用されている市有地について、ゴルフ場を運営する三和開発株式会社に対する賃借料を減額しようとするものであります。  次に、議案第29号、財産の無償貸付についてですが、旧白浜フローラルホール、旧白浜フローラルパーク休憩所及び旧白浜保健福祉センター「はまゆう」の無償貸付契約期間が満了となるため、新たな契約を締結しようとするものであります。  次に、議案第30号、令和4年度南房総市一般会計補正予算(第1号)ですが、歳入歳出予算の補正であります。歳入歳出予算の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,633万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ239億9,533万3,000円とするものであります。  今回の補正予算では、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、原油価格や物価の高騰により様々な困難に直面している住民税非課税世帯や低所得の子育て世帯の生活を支援するため、特別給付金の給付について追加補正するものであります。  なお、本件については、生活に困窮する方々に対し早急な支援を行う必要がありますので、本日、先行議決をお願いしたいと存じます。  次に、議案第31号、令和4年度南房総市一般会計補正予算(第2号)ですが、歳入歳出予算の補正、継続費の補正、繰越明許費の設定及び地方債の補正であります。歳入歳出予算の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ20億4,224万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ260億3,757万6,000円にしようとするものであります。  今回の補正は、かねてから申し上げておりますとおり、令和4年度当初予算が骨格予算として編成されておりますことから、施政方針に基づく新たな取組に係る経費のほか、丸山分庁舎・公民館大規模改修事業、三芳村「鄙の里」大規模改修事業、市道の改良事業消防施設の整備などの普通建設事業費、朝夷学校給食センターなどの不用となった施設の解体撤去工事などを肉づけ予算として編成し、また、新型コロナウイルス感染症対策関連事業として、4回目のワクチン接種に係る費用及び市内中小企業等経営軌道回復のための支援金給付などを追加するものであります。  次に、議案第32号、令和4年度南房総市水道事業会計補正予算(第1号)ですが、3条予算の支出の補正であります。3条予算の補正は、収益的支出の営業費用について471万3,000円増額し、水道事業費用を15億3,952万6,000円にしようとするものであります。内容は、職員の異動等による人件費の補正であります。  以上、各案件に対する提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議をお願いいたします。 13: ◯川上清議長 報告及び提案理由の説明を終わります。  次に、各議案の補足説明を求めます。  議案第24号の補足説明を求めます。  保健福祉部長。 14: ◯保健福祉部長 保健福祉部長です。議案第24号、南房総市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について補足説明いたします。肩ナンバー5と6を御用意ください。  まず、肩ナンバー6の新旧対照表で御説明いたします。第2条の2の介護認定審査会の委員の任期ですが、現在の南房総市介護認定審査会の委員の任期が令和5年3月31日をもって満了します。令和5年4月1日に開始される次期委員の委嘱から、介護保険法施行令第6条第1項に規定する条例で定める任期を3年とし、条例第2条の次に介護認定審査会の委員の任期を定める条文を追加するものです。  第3条第1項第1号は条文の整備でございまして、介護保険法施行令を令に改めるものです。  第9条第2項は、保険料を特別徴収年金天引きの方法により徴収されている者の保険料の減免申請時期を、特別徴収年金天引き対象年金給付の支払に係る月の前々月の15日を支払日前7日に改めるものです。  附則第11項は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合等の介護保険料の減免の対象となる保険料の納期限について、令和3年4月1日から令和4年3月31日までを令和4年4月1日から令和5年3月31日までに、また、支払いの設定期間について、令和3年4月1日以降を令和4年4月1日以降に改めるものです。  続きまして、肩ナンバー5をお願いいたします。附則でございますが、本条例は公布の日から、第2条の2の改正規定は令和5年4月1日から施行し、また、改正後の附則第11号の規定は令和4年4月1日から適用するものであります。  以上で議案第24号の補足説明を終わります。よろしくお願いします。 15: ◯川上清議長 次に、議案第25号及び議案第26号の補足説明を求めます。  市民生活部長。 16: ◯市民生活部長 市民生活部長です。それでは、議案第25号、南房総市過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー7と8を御用意ください。  肩ナンバー8の新旧対照表で説明いたします。南房総市過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例第2条中において引用されている租税特別措置法第12条及び第45条にそれぞれ項が新設され、各条の第2項以下の項が1項ずつ繰り下がったことから、関係する引用規定を改めるものでございます。  また、租税特別措置法施行令第28条の9第10項に置かれていた資本金の額等の略称規定が改正後の同条第10項第1号中に移動したことから、関係する引用規定を改めるものでございます。  肩ナンバー7をお願いいたします。附則ですが、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。  以上で議案第25号の補足説明を終わります。  続きまして、議案第26号、南房総市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー9と10を御用意ください。  肩ナンバー10、新旧対照表で説明いたします。改正内容は、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、引き続き令和4年度においても減免を実施するため、所要の改正を行おうとするものでございます。  第19項ですが、減免の対象となる保険税は令和4年度分のもので、令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間に納期限が定められているものとなります。また、本来令和4年3月以前に納期限が定められるべき保険税について、国民健康保険への加入手続が遅れたために令和4年4月以降に納期限が定められた場合における除外規定についても併せて改正しようとするものでございます。  なお、減免の対象となる世帯は、新型コロナウイルス感染症により主たる生計維持者が死亡または重篤な傷病を負った場合、あるいは新型コロナウイルス感染症の影響により主たる生計維持者の令和4年中の事業収入や給与収入などが前年の収入と比較して3割以上減少する見込みであり、一定の基準に該当する場合、申請により国民健康保険税の全部または一部を減免するものでございます。  なお、減免の対象及び減免割合につきましては、従来と変更はございません。  肩ナンバー9をお願いいたします。附則ですが、この条例は公布の日から施行し、改正後の附則第19項の規定は令和4年4月1日から適用しようとするものでございます。  以上で議案第26号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 17: ◯川上清議長 次に、議案第27号及び議案第28号の補足説明を求めます。  総務部長。 18: ◯総務部長 それでは、議案第27号、校務用パーソナルコンピュータ等調達について補足説明申し上げます。肩ナンバー11をお願いいたします。  市内小中学校で教職員が現在使用している校務用パーソナルコンピュータ240台は購入から7年が経過し、更新の時期を迎えております。そのため、令和元年度にパソコン教室用に整備したタブレット端末150台を活用することといたしました。今回、残りのノートブック型パーソナルコンピュータ90台と240台分のオフィスソフトを取得するものです。  契約に至る経緯につきましては、令和4年4月2日に制限付き一般競争入札により入札執行したところ、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社が落札いたしましたので、同社と1,514万3,370円をもって4月28日に仮契約の締結を行いました。このことから、財産の取得に関する契約の締結をするに当たり、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第28号、財産の減額貸付について補足説明申し上げます。肩ナンバー12をお願いいたします。  減額して貸付けをしようとする財産の土地の所在地は、南房総市平塚乙2番397でございます。  当該土地は、旧富山町が観光振興を図るために企業誘致を行い、三和開発株式会社ゴルフ場用地として貸与しております。今回、当該土地ゴルフ場として一体的に利用されている土地であり、市はゴルフ場地主組合の一員となっております。このたび、ゴルフ場地主組合三和開発株式会社との協議により、賃貸借料を改正することが承認されていることから、同様に減額して貸付けを行おうとするものです。  減額した後の賃借料は年額8,289円となり、減額貸付けの期間は令和4年7月1日から令和14年3月31日までの約10年間でございます。減額して貸付けを行うに当たり、議会の議決をお願いするものであります。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 19: ◯川上清議長 次に、議案第29号の補足説明を求めます。  商工観光部長。 20: ◯商工観光部長 議案第29号、財産の無償貸付について補足説明を申し上げます。肩ナンバー13を御覧ください。  無償貸付の相手方につきましては、安房郡鋸南町大六1032番地、株式会社R.project代表取締役、丹埜倫氏でございます。  株式会社R.projectは、旧白浜フローラルホールなどの有効活用としてダンスや吹奏楽等合宿誘致を行い、地域の活性化と文化活動の促進を図ることを目的としており、当初、平成28年3月1日から令和2年9月30日までの期間で無償貸付契約を締結いたしました。その後、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を考慮いたしまして、無償貸付による期間を2年間延長していたところでございます。今回、令和4年9月30日に契約期間が満了を迎えることから、契約相手と協議を行った結果、契約更新を希望する意向を確認したため、新たな契約を締結しようとするものでございます。  契約の期間ですが、令和4年10月1日から令和5年9月30日までの1年間でございます。  当該施設では、これまでにダンスや吹奏楽などの合宿で、新型コロナウイルス感染症感染拡大前は年間約4,000人が利用されまして、地域の活性化や文化活動の促進の目的を果たしておりましたが、現在、新型コロナウイルスの影響によりまして先が見えない状況であるという理由から、引き続き無償貸付としたいと考えております。また、貸付期間中の施設の維持管理費につきましては、株式会社R.projectが負担することとなります。  無償で貸し付ける財産は旧白浜フローラルホール、旧白浜フローラルパーク休憩所、旧白浜保健福祉センター「はまゆう」及び当該施設が立地している土地1万440.13平方メートルでございます。  以上で議案第29号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 21: ◯川上清議長 次に、議案第30号及び議案第31号の補足説明を求めます。  総務部長。 22: ◯総務部長 それでは、議案第30号、令和4年度南房総市一般会計補正予算(第1号)について補足説明申し上げます。資料は肩ナンバー14、15をお願いいたします。
     肩ナンバー14、予算書の1ページを御覧ください。今回の補正予算歳入歳出予算の補正であり、補正額等につきましては市長の説明のとおりです。  初めに、歳出予算から御説明いたします。8ページ、9ページをお願いいたします。  3款1項1目社会福祉総務費の住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業1億77万5,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、原油価格や物価の高騰により様々な困難に直面している住民税非課税世帯等の生活、暮らしの支援として臨時特別給付金を給付しようとするもの、及び事務費を追加するものです。1世帯当たり10万円で、対象世帯は1,000世帯を見込んでおります。  次に、2項1目児童福祉総務費の児童福祉総務費職員人件費58万1,000円の追加は、次の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業に係る時間外勤務手当を追加するものです。  次に、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業(ひとり親以外世帯分)973万5,000円の追加及び、ページをめくっていただきまして10ページ、11ページの2目母子父子福祉費の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業1,524万2,000円の追加は、同じく新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、食料費等の物価高騰に直面する低所得の子育て世帯の生活を支援するため、特別給付金を給付しようとするものです。児童1人当たり5万円で、対象児童は両事業を合わせまして487人を見込んでおります。いずれの事業も、財源は全額国庫補助金を見込んでいます。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。戻りまして6ページ、7ページをお願いいたします。  16款国庫支出金で、子育て世帯生活支援特別給付金に係る補助金が2,555万8,000円、住民税非課税世帯等臨時特別給付金に係る補助金が1億77万5,000円を見込んでおります。  なお、肩ナンバー15で補正予算説明資料を添付いたしましたので、後ほど御覧ください。  次に、議案第31号、令和4年度南房総市一般会計補正予算(第2号)について補足説明申し上げます。  市長の説明にもありましたとおり、本年度は当初予算が骨格予算として編成されております。当初予算額、補正予算額(第1号)に加え、新規施策経費や普通建設事業費などを肉づけした今回の補正予算を合わせたものが通常の年間予算に相当することとなりますので、令和3年度当初予算との対比状況について初めに御説明いたします。  骨格予算として編成した当初予算額が238億6,900万円、補正予算(第1号)、先ほど説明しましたが、補正額が1億2,633万3,000円、肉づけ予算である今回の補正予算額が20億4,224万3,000円で、これらを合わせた補正後の予算総額は260億3,757万6,000円となります。令和3年度当初予算と比較いたしますと8億5,857万6,000円、率にいたしまして3.4%の増となります。  継続事業として実施中の千倉中学校校舎改修事業や外房地区学校給食共同調理場建設事業、富楽里とみやま大規模改修事業、鋸南町との共同事業であります中継施設建設事業、し尿処理施設建設事業のほか、今回の補正で追加する丸山分庁舎・公民館大規模改修事業、三芳村「鄙の里」大規模改修事業、市道富浦1号線道路改良事業などの大規模事業が重なっていることや、新型コロナウイルス感染症対策事業費などの追加により、前年度より増加となっております。  それでは、補正予算の概要について御説明いたします。資料は肩ナンバー16と17になります。  肩ナンバー16、予算書1ページを御覧ください。今回の補正予算歳入歳出予算の補正、継続費の補正、繰越明許費の設定及び地方債の補正であり、補正額等につきましては市長の説明のとおりです。  24ページ、25ページを御覧ください。初めに歳出予算から御説明いたしますが、各款項目にわたりましての職員人件費の財源補正は、建設事業費等の追加に伴う起債の充当によるものです。ここでは人件費分の財源補正を除き、追加補正項目がある事業について、補正内容の説明をいたします。  2款1項5目財産管理費の庁舎管理費200万円の追加は、次の車両管理費で導入する電気自動車の充電設備を設置するものです。  次に、車両管理費1,800万円の追加は、脱炭素社会の実現に向け、公用車として電気自動車を購入するものです。  次に、丸山分庁舎・公民館大規模改修事業2億9,308万8,000円の追加は、老朽化している丸山分庁舎及び丸山公民館の機能保全、長寿命化及び防災拠点として耐震性の確保のため、大規模改修工事を行うものです。  次に、6目企画費の市民活動応援事業210万円の追加は、市内NPO法人の継続的かつ安定的な活動を支援するため、補助金を交付するものです。補助率は2分の1で上限10万円、21団体を見込んでおります。  次に、8目電子計算費情報ネットワークシステム運営事業413万9,000円の追加は、マイナンバーカードを活用したオンライン手続の受付体制を整備するため、電算システムの改修及び設定等の費用を追加するものです。  26、27ページを御覧ください。9目自治振興費の和田コミュニティセンター管理運営事業122万8,000円の追加は、3階ホールの空調機が故障したため、修繕料を追加するものです。  次に、元気倶楽部管理運営事業44万8,000円の追加は、風呂の湯沸かしに使用する温水ヒーターが故障し、交換するため、修繕費を追加するものです。  次に、2項1目税務総務費530万2,000円の追加は、今年度実施する基幹系パソコン及びシステムの更新に伴うOS等の仕様に合わせ、固定資産税の家屋評価システムを更新するものです。  28、29ページを御覧ください。3款1項1目社会福祉総務費の国民生活基礎調査費7万3,000円の追加は、富山の小浦地区が令和4年国民生活基礎調査の調査対象地区となったことから、統計調査員報酬費等、統計調査に係る経費を追加するものです。  次に、4目老人福祉費の老人福祉総務費2,190万円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策として、介護サービス事業所等の感染防止に必要な物品の購入費に対し、補助金を交付するものです。補助率は2分の1で上限10万円、219事業所分を見込んでおります。  次に、介護人材確保対策事業55万円の追加は、介護職の人材確保事業として県が実施する千葉県留学生受入プログラムの留学生受入施設の支援をするため、補助金を交付するものです。  次に、介護施設等整備事業4,115万1,000円の追加は、社会福祉法人おかげさまが千倉地区に開設する小規模多機能型居宅介護事業所の開設費用に対し、補助金を交付するものです。  30、31ページを御覧ください。4款1項1目保健衛生総務費の保健衛生総務費職員人件費337万円の追加は、新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る時間外勤務手当を追加するものです。  次に、若年がん患者在宅療養支援事業97万2,000円の追加は、若年がん患者の生活の質の向上のため、在宅療養に必要なサービスの利用料の一部を助成するものです。  次に、2目予防費の予防接種事業2,155万1,000円の追加は、子宮頸がんワクチン接種の積極的な勧奨が再開されたことに伴い、積極的勧奨が控えられていた期間に該当する対象者のワクチン接種委託料と、自費で接種した者に対する費用助成金を追加するものです。  次に、新型コロナウイルスワクチン接種事業1億2,548万6,000円の追加は、4回目のワクチン接種に必要な経費を追加するものです。  32ページ、33ページを御覧ください。健康ポイント事業400万円の追加ですが、本事業は市民の運動習慣の定着や介護予防のため、また、コロナ禍における健康二次被害を防ぐため、スマートフォンアプリを活用してウオーキングや健診の受診などによりポイントがもらえる仕組みを構築し、健康づくりのきっかけを提供する事業で、業務の運営管理、景品に係る経費を追加するものです。  次に、3目保健衛生施設管理費の千倉保健センター管理運営事業76万円の追加は、駐車場内にあるトイレ浄化槽が漏水していることが判明したため、修繕料を追加するものです。  2項1目清掃総務費の中継施設建設事業1,480万4,000円の追加は、鋸南町と共同で整備する中継施設の建設予定地の測量、地質調査などを行う費用を追加するものです。  次に、2目塵芥処理費のごみ収集事業969万7,000円の追加は、老朽化している千倉清掃センターの軽トラックと2トンダンプを更新するものです。  次に、和田最終処分場運営事業8,608万6,000円の追加は、施設の廃止に伴い、水処理施設の解体撤去工事を行うものです。  34、35ページを御覧ください。白浜最終処分場管理事業92万8,000円の追加は、白浜塵芥埋立地について、地権者の了解が得られた用地1筆を購入するものです。  36、37ページを御覧ください。5款1項1目農業委員会費の農業委員会一般事務費の29万8,000円の追加は、農業委員会が現場で収集した農地情報等を共有するためのタブレット端末の運用、維持管理経費を追加するものです。  次に、3目農業振興費の農業次世代人材投資事業150万円の追加は、経営の不安定な就農初期段階の青年就農者を支援するものです。  次に、5目農地費の農地環境整備事業293万4,000円の追加は、農地環境整備計画に基づき実施した農地の区画整理事業により生じる換地清算金の徴収及び交付を行うものです。対象地区は富浦の豊岡深名地区豊岡工区、富山の平久里下地区です。  次に、2項2目林業振興費の林道維持補修事業970万円の追加は、利用者の安全を確保するため、林道の維持管理、整備改修を行うものです。林道大杉線ほか4路線で舗装修繕や排水整備工事などを予定しています。  次に、森林環境保全整備事業300万円の追加は、ナラ枯れ被害による倒木や落枝等により重大な被害を及ぼす危険性の高い樹木の伐採費用に対し、補助金を交付するものです。補助率は2分の1、上限は30万、10件分を見込んでおります。  38ページ、39ページを御覧ください。3項3目漁港建設費の漁港建設一般事業380万円の追加は、小浦漁港及び平磯漁港の施設の老朽化等に伴う維持工事を行うものです。  40、41ページを御覧ください。6款1項2目商工振興費の新型コロナウイルス対応中小企業等支援事業1億7,640万円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策として市内中小企業等事業者の感染防止対策の徹底、事業の継続及び円滑な経営軌道の回復を支援するため、売上減少額に応じて最大50万円、地域商工業等経営回復支援金を交付するものです。また、宿泊事業者については、売上減少額分の給付金に加え、客室1室当たり2万円を加算し、最大100万円を給付するものです。  次に、3目観光費の公園・遊歩道管理事業285万5,000円の追加は、老朽化による破損等により危険な公園施設の改修工事を行うもので、吉井農村公園の木柵及び花園ポケットパークトイレの連絡路木橋の改修を予定しております。  次に、観光トイレ管理事業3,910万7,000円の追加は、原岡フラワーファームトイレの浄化槽が老朽化による破損により漏水していることが判明したため、交換工事を行うものです。  次に、海水浴場安全対策事業5,700万円の追加は、老朽化により損耗の激しい岩井海水浴場監視所3か所の改修工事のほか、海水浴客の安全確保対策として、岩井海岸への監視カメラ設置工事などを行うものです。  42ページ、43ページを御覧ください。観光振興事業600万円の追加は、観光地の魅力向上と地域経済の活性化を目的として、民間事業者等が実施する観光トイレや駐車場、案内板等の整備費用に対し、補助金を交付するものです。  次に、自然体験活動推進事業184万2,000円の追加は、美しい星空を観光資源として活用するため、星空保護区の認定に向けた調査費用を追加するものです。調査対象は和田町上区になります。  次に、道の駅総務費1,180万8,000円の追加は、SDGs達成のため、食品ロス、森林保護、地産地消を軸としたエシカル商品の開発費用に対し補助金を交付するもののほか、花を基点とした観光振興及び地域の継続的な経済発展のため、千倉の花畑再生事業に対し補助金を交付するものです。  次に、三芳村「鄙の里」大規模改修事業1億3,349万3,000円の追加は、老朽化している施設の大規模改修工事を実施するとともに、併せて大型二輪車駐車場整備、飲食スペースの拡充など、コロナ禍における利用者のニーズに応じた施設整備を行うものです。  次に、新型コロナウイルス対応道の駅対策事業8,598万3,000円の追加は、コロナ禍におけるPOS、販売時点情報管理分析により消費者行動を見える化し、生産者と情報共有することで計画的に需要と供給のバランスを調整し、収益性の向上を図る体制整備費用に対し補助金を交付するもののほか、地域定期便に対する補助金の拡充、新型コロナウイルス感染症対応非常時備蓄品購入費の補助を行うものです。  44ページ、45ページを御覧ください。7款2項2目道路維持費の道路維持事業1億1,140万8,000円の追加は、道路施設の破損、機能低下した市道の維持補修を実施するもので、維持工事7路線、市道富山1号線等の舗装修繕工事、排水整備工事10路線を予定しております。  次に、3目道路新設改良費の道路新設改良事業2億1,765万8,000円の追加は、変則で危険な市道富浦1号線の交差点改良に係る工事、道路用地購入及び立木、物件等補償費を追加するほか、丸山沓見地区旧南小学校付近の狭隘で危険な丸山101号線及び安馬谷1号線の交差点改良に係る工事などを行うものです。  46ページ、47ページをお願いします。5項1目住宅管理費住宅管理事業1億1,355万3,000円の追加は、老朽化している市営住宅吹代団地の大規模改修工事などを行うものです。  次に、空家等対策事業350万円の追加は、千倉町北朝夷の特定空家等を除去するため、相続財産管理人選任申立書に係る予納金を追加するものです。  48ページ、49ページを御覧ください。8款1項3目消防施設費1億2,094万6,000円の追加は、消防団詰所の新築2か所、解体1か所、防火水槽の新設2か所、消防ポンプ車2台を購入するものです。  次に、4目災害対策費14万8,000円の追加は、新議員用の防災服を購入するものです。  次に、防災行政無線管理費369万8,000円の追加は、防災行政無線の設備の老朽化に伴う部品等の交換・修繕を行うものです。  50ページ、51ページを御覧ください。9款1項2目事務局費の廃園・廃校施設管理事業5,204万円の追加は、旧南三原小学校等跡地を活用した公園整備に要する費用のほか、旧嶺南中学校和田校舎の用務員用宿舎、駐車場の解体撤去工事、駐車場の整備、旧北三原幼稚園解体撤去工事などを行うものです。  次に、学校外教育サービス利用助成事業1,683万4,000円の追加は、利用者の範囲をこれまでの小学校5・6年生から中学校3年生までに拡充したこと、また、学習塾等の参画事業者の範囲を拡大したことによる利用費の助成金などの不足額を追加するものです。  52ページ、53ページを御覧ください。南房総学推進事業198万3,000円の追加は、子供たちが南房総市の自然を五感を通して体験し学ぶ機会をつくり、故郷に誇りや愛着を持つ子供を育てることを目的として、市内小中学校に対し、小学校5・6年生、中学校1年生1人当たり3,000円の補助金を交付するものです。  次に、4目教育複合施設管理事業費の嶺南小中学校管理事業17万6,000円の追加は、外房学校給食共同処理場の完成に伴い、必要となる防火対象物定期点検報告費用を追加するものです。  次に、2項1目学校管理費の一般小学校管理費7,281万8,000円の追加は、老朽化している富浦小学校の渡り廊下等の改修工事及び三芳小学校校庭の整備設計のほか、白浜小学校敷地の境界確定測量などを行うものです。  次に、3項1目学校管理費の一般中学校管理費1,080万2,000円の追加は、老朽化している千倉中学校校庭の整備設計を行うものです。  54、55ページを御覧ください。5項3目公民館費の公民館一般事務費69万2,000円の追加は、丸山公民館の大規模改修工事に伴い、不要備品を事前に処分する費用を追加するものです。  次に、6項2目体育施設費の社会体育施設費297万7,000円の追加は、富山多目的運動場の環境改善のため、土の入替え、暗渠排水整備に係る設計を行うものです。  次に、3目学校給食センター等管理運営事業費の学校給食センター等管理運営事業1億1,965万7,000円の追加は、外房地区学校給食共同調理場の完成に伴い、朝夷学校給食センター解体撤去工事を行うものです。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。戻りまして12ページ、13ページをお願いいたします。  12ページから17ページまでの14款分担金及び負担金、16款国庫支出金、17款県支出金は事業費の補正に伴うもの及び補助金申請状況等による補正で、説明欄記載のとおりです。  16ページ、17ページを御覧ください。次ページにまたがりまして20款繰入金5億4,388万1,000円の追加は、事業費の補正に伴うもの及び歳入歳出差引額の調整として財政調整基金から繰入金を追加するものです。  18ページ、19ページを御覧ください。22款諸収入は、4項4目の雑入で、農地の区画整理事業に伴う換地処分徴収清算金を追加するものです。  20ページ、21ページを御覧ください。23款市債ですが、1目の総務債1億6,760万円の追加は、過疎対策事業債(ソフト分)で和田最終処分場の解体撤去などに6,150万円、公共施設等除去事業債で旧北三原幼稚園解体撤去に合併特例債を2,750万円、庁舎整備事業債で丸山分庁舎・公民館大規模改修工事に合併特例債を6,060万円、低公害車導入事業債で電気自動車導入及び充電設備設置に1,800万円の起債を見込み、追加するものです。  次に、2目衛生費820万円の追加は、ごみ運搬車等整備事業債で千倉清掃センターの車両更新に過疎債820万円の起債を見込み、追加するものです。  次に、3目農林水産業債330万円の追加は、漁港整備事業債で小浦漁港及び平磯漁港の維持工事に過疎債330万円の起債を見込み、追加するものです。  次に、4目消防債1億1,000万円の追加は、消防防災施設等の整備事業債で防火水槽新設工事に過疎債を1,780万円、消防ポンプ自動車等整備事業債でポンプ車2台の購入に過疎債を3,480万円、消防団詰所整備事業債で詰所の新築工事2棟及び解体撤去1棟に合併特例債3,010万円及び過疎債2,730万円の起債を見込み、追加するものです。  次に、5目教育債3億9,650万円の追加ですが、小学校施設改修事業が、富浦小学校渡り廊下等改修事業工事及び三芳小学校校庭整備設計に合併特例債5,680万円の起債を見込み追加、中学校施設改修事業債は、千倉中学校の校庭整備設計及び千倉中学校校舎大規模改修工事に合併特例債等を1,030万円追加するものです。社会教育施設事業債は、丸山分庁舎・公民館大規模改修工事に合併特例債2億1,140万円を追加、社会体育施設整備事業債は、富山多目的運動場整備事業設計に過疎債を290万円追加、学校給食共同調理事業等整備事業債は、朝夷学校給食センターの解体撤去に合併特例債を1億1,510万円追加するものです。  次に、6目商工債1億3,350万円の追加は、三芳村「鄙の里」大規模改修事業債で過疎債1億3,350万円の起債を見込み、追加するものです。  次に、7目土木債2億1,670万円の追加は、道路改良事業債で市道富浦1号線の交差点改良工事、道路用地購入及び立木、物件補償、市道丸山101号線の交差点改良工事などに過疎債2億1,670万円の起債を見込み、追加するものです。  戻りまして、5ページをお願いいたします。第2表、継続費の補正です。丸山分庁舎・公民館大規模改修事業は令和4年度から5年度の事業で総額9億144万7,000円を、三芳村「鄙の里」大規模改修事業は同じ区令和4年度から5年度の事業で、総額2億8,923万4,000円の継続費の設定をお願いするものです。なお、各事業の年割額は予算書記載のとおりです。  6ページを御覧ください。第3表、繰越明許費です。廃園・廃校施設管理事業の旧北三原幼稚園解体撤去工事及び学校給食センター等管理運営事業の朝夷学校給食センター解体撤去工事について、いずれも年度内の完成が見込めないため、繰越明許費の設定をお願いするものです。  7ページをお願いします。第4表、地方債補正です。公共施設等除却事業債など新たに10件を追加し、ページをめくっていただき、8ページを御覧ください。過疎対策事業債(ソフト分)など6件の変更をお願いするものです。起債の方法、利率、償還の方法はいずれも予算書の記載のとおりとなっております。  なお、肩ナンバー17で補正予算書説明資料を添付しましたので、後ほど御覧ください。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 23: ◯川上清議長 次に、議案第32号の補足説明を求めます。  水道局長。 24: ◯水道局長 それでは、議案第32号、令和4年度南房総市水道事業会計補正予算(第1号)について補足説明申し上げます。資料は肩ナンバー18になります。  1ページを御覧ください。令和4年度南房総市水道事業会計補正予算(第1号)ですが、第2条の補正内容につきましては、補正予算実施計画で御説明申し上げます。  3ページを御覧ください。収益的支出の補正ですが、第1項営業費用、第1目原水及び浄水費について253万8,000円を増額し、同項第2目配水及び給水費について188万4,000円を増額し、同項第4目総係費について29万1,000円を増額し、第1款水道事業費を15億3,952万6,000円にするものです。  内容といたしましては、職員1名の増員による影響分に合わせ、昇給、昇格、異動に伴い給料及び手当が不足することから、人件費を増額するものです。人件費は流用禁止項目になることから、1ページの第3条で職員給与費も併せて増額するものです。  4ページ以降には給与費明細書及び予定キャッシュフロー計算書がございますので、御参考にしていただければと存じます。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 25: ◯川上清議長 以上で補足説明を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第30号の質疑・討論・採決 26: ◯川上清議長 ただいま説明のありました議案のうち、議案第30号につきましては直ちに質疑・討論・採決を行います。  質疑は1議員につき3回を超えることはできませんので御留意ください。  これより質疑を行います。本案についての質疑はございませんか。  安田美由貴君。 27: ◯安田美由貴議員 12番、安田美由貴。議案第30号、南房総市一般会計補正予算(第1号)について4点お伺いします。
     肩ナンバー15の、番号が1番なんですけれども、住民税非課税世帯等家計急変世帯への10万円の給付についてお伺いします。  1つ目が、住民税非課税の世帯数というのは現在何件なのか、このうち昨年度は何件給付を受けたのでしょうか。  2つ目が、住民税非課税世帯のうち未申請の世帯はどれくらいあるんでしょうか。  3点目は、生活保護世帯への給付は昨年度中に全て完了しているのかどうかお伺いします。  4点目は、この10万円の給付について、申請期限がいつまでなのか、今後どのように案内を行うのか、そういったことについてお伺いしたいと思います。 28: ◯市民生活部長 それでは、私のほうから1点目と2点目についてお答えいたします。  まず、現在の住民税非課税の世帯数についてでございますが、税務部局では通常、世帯単位で課税・非課税の情報を管理しておりません。そのため、正確な世帯数は把握できておらないところでございますけれども、ちなみに令和3年度における給付金につきましては、非課税世帯6,200世帯と見込んだところでございます。なお、令和3年度の給付世帯数につきましては4,682世帯でございます。  次に2つ目ですが、住民税非課税世帯のうち未申請の世帯ということでございますが、未申請の世帯の正確な把握はできておりません。  私からは以上です。 29: ◯保健福祉部長 私のほうからは、3点目の生活保護世帯への給付は昨年度中に全て完了したのでしょうかということにつきましてお答えいたします。対象の生活保護世帯への給付は終了しております。  続きまして、4点目の申請期限はいつまでかですけれども、これにつきましては、まず住民税非課税世帯分につきましては令和4年9月30日までとしております。あとは、子育て世帯分につきましては令和5年2月28日までとしております。  今後どのように案内を行う予定かにつきましてですけれども、プッシュ式の給付対象者につきましては、これから迅速に通知をしてまいります。そのほかは7月号の広報紙及び市のホームページに掲載し、広報をしてまいりたいと考えております。  以上です。 30: ◯安田美由貴議員 1点目の回答では、6,200世帯を見込んで、実際が4,682件という申請状況でした。約1,500世帯ほどまだという状況の中で、具体的な未申請の世帯を把握できていないということで、2点目について再質問したいと思います。この未申請の世帯を把握できないというのはどういった事情で困難なんでしょうか。 31: ◯市民生活部長 国の制度上、単純に非課税世帯であることが支給要件ということではなく、さらに他の市区町村に居住する家族等の税法上の扶養に取られていて、その者が課税である場合など非該当になるということになります。申請の受理後に照会をし、該当・非該当の決定をすることなどが主な理由でございます。  以上です。 32: ◯安田美由貴議員 要は、ほかの市に住んでいたりで同居していない家族が扶養している場合は対象外というふうになるということだと思います。市民の書類提出の手間と、事務処理をしなければならない職員の手間を考えますと、非課税世帯であれば一律に支給すべきと考えます。国の制度の改善を求めて質疑を終わります。 33: ◯川上清議長 ほかにありますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34: ◯川上清議長 質疑はないようですので、本案についての質疑は以上で終結いたします。  お諮りします。ただいま議題となっております議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35: ◯川上清議長 御異議ないものと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論、採決を行います。本案について討論はございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯川上清議長 討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37: ◯川上清議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────────     ◎散会の宣告 38: ◯川上清議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これにて散会いたします。御苦労さまでした。                                         (午前11時15分)...