○
石山健作臨時議長 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
石山健作臨時議長 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔
議場開鎖〕
○
石山健作臨時議長 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に14番、
広瀬義積さん、17番、
高橋絹子さん、20番、
清宮一義さんを指名します。
広瀬義積さん、
高橋絹子さん、
清宮一義さん、立会いをお願いいたします。 〔開 票〕
○
石山健作臨時議長 選挙の結果を
事務局長に報告させます。
◎
事務局長(
塩田直樹) 選挙の結果をご報告します。
投票総数19票
有効投票13票
無効投票6票
有効投票中 森 本 次 郎 議 員 8票 高 橋 絹 子 議 員 3票 阿 部 百合子 議 員 2票 以上です。
○
石山健作臨時議長 この選挙の
法定得票数は4票です。 よって、
森本次郎さんが議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました
森本次郎さんが議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をします。 ◇
△
議長就任の挨拶
○
石山健作臨時議長 議長に当選されました
森本次郎さんのご挨拶をお願いいたします。 〔
森本次郎議員登壇〕
◆
森本次郎議員 ただいま議長に選出されました
森本次郎でございます。もとより
浅学非才の身でありますので、皆様のご指導、あるいは市民の声に耳を傾けながら、しっかりとした
議会運営を行ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
石山健作臨時議長 議長が決定しましたので、
臨時議長の職務はこれで終了させていただきます。ご協力ありがとうございました。
森本議長、
議長席にお着き願います。 〔
臨時議長、議長と交代〕 ◇
△諸般の報告
○
森本次郎議長 日程第2に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。
出席要求に対する出席者については、お手元に配付の一覧表によりご了承願います。 次に、本
定例会前に提出された請願2件については、お手元に配付の
請願文書表のとおり所管の
常任委員会に付託します。 次に、本
定例会前に提出された陳情4件について、陳情第4号については、お手元に配付の
陳情文書表のとおり所管の
常任委員会に付託します。 また、陳情第1号から陳情第3号については、
参考資料として
陳情一覧表のとおり配付します。 ◇
△議席の指定
○
森本次郎議長 日程第2、議席の指定を行います。 議席は、
会議規則第4条第1項の規定により、お手元に配付の議席表のとおり指定します。 ◇
△
会議録署名議員の指名
○
森本次郎議長 日程第3、
会議録署名議員の指名を行います。 本
定例会の
会議録署名議員に、
会議規則第88条の規定により、 1番 久保田 敬次郎 さん 2番 本 田 良 さん を指名します。 ◇
△会期の決定
○
森本次郎議長 日程第4、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本
定例会の会期を本日から3月30日までの21日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 ご異議なしと認めます。 よって、会期は21日間と決定しました。 ◇
△副議長の選挙
○
森本次郎議長 日程第5、副議長の選挙を行います。 選挙は投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔
議場閉鎖〕
○
森本次郎議長 ただいまの
出席議員は19名です。
投票用紙を配付します。 〔
投票用紙配付〕
○
森本次郎議長 念のため申し上げます。 投票は
単記無記名です。 なお、同名の方がおりますので、氏名を正確に記入してください。
投票用紙の
配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。 〔
投票箱点検〕
○
森本次郎議長 異状なしと認めます。 これより投票を行います。
事務局長の点呼に応じて順次投票願います。
◎
事務局長(
塩田直樹) 点呼いたします。 〔投 票〕
○
森本次郎議長 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔
議場開鎖〕
○
森本次郎議長 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に14番、
広瀬義積さん、9番、
保坂康平さん、20番、
清宮一義さんを指名します。
広瀬義積さん、
保坂康平さん、
清宮一義さん、立会いをお願いします。 〔開 票〕
○
森本次郎議長 選挙の結果を
事務局長に報告させます。
◎
事務局長(
塩田直樹) 選挙の結果をご報告します。
投票総数19票
有効投票19票
無効投票0票
有効投票中 成 田 芳 律 議 員 10票 大 越 登美子 議 員 9票 以上です。
○
森本次郎議長 この選挙の
法定得票数は5票です。 よって、
成田芳律さんが副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました
成田芳律さんが議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をします。 ◇
△副
議長就任の挨拶
○
森本次郎議長 副議長に当選されました
成田芳律さんのご挨拶をお願いします。 〔
成田芳律議員登壇〕
◆
成田芳律議員 ただいま副議長にご推挙いただきました
成田芳律でございます。議長をしっかり補佐してまいりたいと考えておりますので、皆様方におかれましてもご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、就任のご挨拶に代えさせていただきます。 ◇
△市長の挨拶
○
森本次郎議長 市長より発言を求められておりますので、これを許可します。 市長、佐渡斉さん。 〔市長 佐渡 斉登壇〕
◎市長(
佐渡斉) 議長よりお許しを頂き、本会議の場におきましてご挨拶を申し上げる機会を頂きましたので、
一言お祝いを申し上げます。
議員各位におかれましては、去る2月23日に執行されました
四街道市議会議員選挙において、市民の期待を担い、ご当選の栄誉を得られ、本日ここに初議会を開催する運びとなりましたことは、誠にご同慶の至りでございます。また、
歴代議会議員各位のたゆまぬご努力とご尽力により、
四街道市が堅実な発展を見せておりますことは誠に喜びに堪えないところであり、引き続き
市民福祉の向上と
市政進展のため、格別なご指導、ご支援を賜りますよう、本席をお借りしてお願いを申し上げる次第でございます。 先ほど市議会の正副議長の選挙が行われ、
森本次郎議長並びに
成田芳律副議長が就任されました。お二人に対しまして、心からお祝いを申し上げます。 さて、今後は本市の
まちづくりの指針となる
総合計画後期基本計画の下、
子育て世代を中心とした若い世代の転入、
定住促進や
地方創生等の事業に取り組み、将来都市像である「人 みどり 子育て 選ばれる
安心快適都市 四街道」の実現を目指し、全力を傾注してまいりますので、議長並びに副議長に就任されましたお二方におかれましては、特段のご協力とご支援を賜りますよう、お願い申し上げるものでございます。 初議会の開催と
森本次郎議長、
成田芳律副議長の就任に当たりまして、
一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきました。誠におめでとうございます。 ◇
△
施政方針説明
○
森本次郎議長 日程第6、
施政方針説明を行います。 市長、佐渡斉さん。 〔市長 佐渡 斉登壇〕
◎市長(
佐渡斉) 令和2年第1回
四街道市議会定例会の開会に当たり、
市政運営の方針と主要な施策について述べさせていただくとともに、提案いたしました令和2年度予算案について、その概要を申し上げます。 本年は、新元号の令和になって初の新年を迎えるとともに、
東京オリンピック・パラリンピックが開催される大きな記念の年でもございます。この記念の年を迎える中で、今、日本の人口は
減少傾向で推移し、本年1月の人口は、昨年より30万人も少ない1億2,602万人となっています。国は、この
人口減少による消費・経済力の低下は、
経済成長に変化をもたらすことから、
人口減少に歯止めをかけ、2060年に1億人程度の人口を維持することを目的に、地方と一体となって
地方創生を進めているところでございます。 このような中、本市においては、これまで
人口減少という経験がなく、現在も
人口増加を続けている県内でも数少ない自治体の一つです。本年1月の
常住人口は9万2,666人で、27年国勢調査における人口と比較して約3,400人増加しています。この主な転入者は、20代後半から30代前半の子育て中の
ファミリー層が多く、本市が目指してきた若い
子育て世代から選ばれている状況にあります。この喜ばしい状況は、市の強みでもある
人づくり、豊かな自然と調和した住環境、充実した
子育て支援を「人 みどり 子育て 選ばれる
安心快適都市 四街道」として
総合計画の将来都市像に掲げ、「選ばれるまち」の実現に向け、多くの市民の皆様と取り組んできた成果でもございます。市民の皆様、関係者の皆様のご理解とご支援のたまものと心から感謝申し上げる次第です。本年も多くの方々から「選ばれるまち」として、引き続き発展していけるよう、これまで本市が培ってまいりました人、自然、歴史などの
地域資源を生かしながら、将来を見据えた中長期的な視点の下、
総合計画後期基本計画に位置づけた各事業を着実に推進してまいります。 一方、
次期ごみ処理施設建設など、山積する市政の課題や昨年の相次ぐ台風による
自然災害の教訓を生かした対応などについても、市民の安全・安心を第一に考え、機を逸することなく取り組んでまいります。今後も急激な
社会環境の変化が予想される中、市民の皆様から託された
かじ取り役という重責を担いながら、市民の皆様と共に市政を進めてまいります。そして、市民の皆様がこよなく愛する
四街道、ふるさと
四街道をしっかりと元気な
四街道っ子に、次世代に引き継いでいけるよう、先頭に立って全力を傾注してまいります。
議員各位におかれましては、一層のご理解、ご協力を賜りますよう、お願いいたします。 それでは、本市における重要な項目について申し上げます。
ごみ処理施設については、
次期ごみ処理施設等用地における
土壌汚染の範囲を把握するための
地質等状況調査が終了したことから、今後、
土壌汚染対策法の一環として、地下水の
流動方向や水質等を把握するための
地下水モニタリング調査を実施してまいります。また、
地質等状況調査の結果を踏まえ、
深度調査の実施及び
土壌汚染対策の検討を進めるとともに、
損害賠償請求事件の裁判において市の主張が認められるよう、引き続き取り組んでまいります。なお、
地元吉岡区とは、引き続き
施設建設事業と
地域振興事業等の協議を進めてまいります。
子育て支援については、「
四街道市みんなが笑顔の
まち子ども条例」を本
定例会に議案として提案させていただいており、子供に関わる人が、それぞれの立場から子供の成長を支え、全ての子供が健やかに育つことができる環境の実現に取り組んでまいります。
防災対策については、近年、
自然災害が頻発・激甚化していることや
首都直下地震など、大
規模自然災害等の発生が懸念されていることから、防災・減災等の施策を総合的かつ計画的に推進するための指針となる「
四街道市
国土強靭化地域計画」の策定を進めてまいります。
都市計画道路の整備については、3・3・1
号山梨臼井線において、
橋梁上部工築造工事及び
道路改良工事を実施するほか、3・4・7
号南波佐間内黒田線の整備に向け、
用地取得を進めてまいります。
ファシリティマネジメントの推進については、「
四街道市
公共施設再
配置計画」に基づき、
施設総量の縮減等を図るとともに、各施設の計画的な保全による
長寿命化を進めるための
個別施設計画を策定してまいります。
地方創生については、2年度を初年度とする「第2期
四街道市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略」に基づき、
地方創生の取組を切れ目なく推進してまいります。 次に、主な施策について、
総合計画の
基本目標に沿って申し上げます。
基本目標1、「だれもが健康でいきいき暮らせるまち」の分野でございますが、
子ども家庭支援については、2年度を初年度とする「
四街道市
こどもプラン(第2期子ども・
子育て支援事業計画)」に基づき、
保育サービスの充実と質の確保、配慮が必要な子供や家庭への
支援強化を図るなど、子供の健やかな成長を支え、
子育て家庭を応援する
まちづくりを推進してまいります。 また、結婚に伴う経済的な負担を軽減するため、結婚を機に本市で新生活を始める若い世代を対象に、新生活に係る費用の一部を支援する結婚新
生活応援事業を引き続き実施してまいります。
高齢者支援については、高齢者の多様な課題に対応するため、高齢者の
保健事業と
介護予防の一体的な実施を推進するとともに、「
四街道市
高齢者保健福祉計画及び
介護保険事業計画第8期計画」の策定に向け、諸準備を進めてまいります。
障害者支援については、障害のある人が地域で自立した
日常生活・
社会生活を送れるよう、必要な
障害福祉サービスの提供に努めるとともに、「第6期
四街道市
障害福祉計画」及び「第2期
四街道市
障害児福祉計画」の策定に取り組んでまいります。
地域福祉については、共に助け合い・支え合う
地域社会の実現を推進するための施策や事業を定めた、「第3次
四街道市
地域福祉計画」の策定を進めてまいります。
基本目標2、「安全・安心を実現するまち」の分野でございますが、防災・減災については、これまでの
災害対応における課題等を踏まえ、必要な
防災資機材等の整備を行うほか、防災に係る計画等の見直しや、ICTを活用した効果的な
情報発信方法等を検討します。 消防・救急については、複雑多様化する災害に対応するため、
消防体制の
充実強化に努めるとともに、
増加基調にある
救急需要に対応するため、救急車の
適正利用の啓発を継続してまいります。また、
住宅火災における死傷者の低減を図るため、
住宅用火災警報器等の
普及啓発活動を行うほか、重大な
消防法令違反があった
防火対象物の内容について公表する制度を4月1日から開始します。今後は利用者の防火安全に対する認識を高め、
火災被害の軽減を図るとともに、
防火対象物の関係者に対する適切な
防火管理を促進します。 消防団については、
災害対応能力の向上に向け、5月に第28回
四街道市
消防操法大会を開催するほか、引き続き
消防団員の確保に努めてまいります。
消費者保護については、複雑多様化する
消費者トラブルや
多重債務などの
消費者被害を未然に防止するため、引き続き消費者への啓発に向けた
消費生活講座を開催します。
基本目標4、「みどりと都市が調和したうるおいのあるまち」の分野でございますが、
環境保全については、
公害防止対策の推進として、
大気汚染や
水質汚濁、騒音等の
調査測定を継続して実施します。また、
大日地区での
環境基準を超過した地下水については、引き続き
汚染機構解明調査を実施します。
循環型社会については、環境への負荷の低減と
再生可能エネルギーの
普及促進を図るため、
住宅用省エネルギー設備等の設置について、継続して支援してまいります。 また、9月からの
家庭系ごみ処理手数料制度の円滑な実施に向け、引き続き市民への周知を図るとともに、
指定ごみ袋の
取扱店登録手続を行うなど、諸準備を進めてまいります。 住環境については、成台中
土地区画整理事業区域内の成山及び中台の一部に係る
住居表示の実施に向け、準備を進めてまいります。 また、
都市公園事業として、
環境負荷と
維持管理コストの低減を図るため、照明灯の
LED化への切替えを実施してまいります。
生活基盤については、
栗山山梨線及びつくし座3号線の
道路排水施設を整備するなど、市内の
排水対策を推進してまいります。 また、
浸水対策事業として、
四街道雨水幹線の
溢水解消に向け、調整池の測量等を実施します。
水道事業では、安定した水の供給を確保するため、第2浄水場の
濃縮槽設備の更新を行うとともに、引き続き老朽管の入替えなどの
配水改善工事を進めます。
基本目標5、「にぎわいと活力にあふれるまち」の分野でございますが、道路・交通については、
大日鹿放ケ丘2号線ほか1路線の
舗装修繕工事及び大日北12号線の
道路改良工事を進めるとともに、
山梨南波佐間線の
交通安全施設整備工事を実施し、安全・安心な
交通環境の整備を進めます。
公共交通サービスの充実では、JR東日本及び
バス事業者に対して、引き続き
利便性向上を働きかけるとともに、
公共交通空白地域等の解消に向け、
地域主体による
デマンド型乗合タクシーの
実証運行を実施してまいります。
市街地形成については、成台中
土地区画整理事業における
流通産業系の
企業誘致など、新たな
市街地形成を進めるとともに、3年度の
換地処分に向け、適正な
事業運営を促します。 産業については、
中心市街地と商業の活性化を促進するため、引き続き
空き店舗の活用に対する支援を行うとともに、商工会と連携を図りながら市内における創業者を支援してまいります。 農林業では、
子育て世代を対象とした
市民親子農業収穫体験講座を開催し、体験学習を通して参加者と農業者との積極的な交流を進め、農業と地産地消に対する理解を深めてまいります。また、農地の貸手及び借手の情報を登録・公開する農地バンク制度の利用促進を図るとともに、この制度を通じて農地を借りたい方を支援することにより、農地のさらなる集積と耕作放棄地の拡大防止に努めてまいります。
基本目標6、「ともに創る将来に向けて持続可能なまち」の分野でございますが、みんなで地域づくりについては、「みんなで地域づくりセンター」の機能を生かし、地域づくりを担う主体や行政との連携・協力を促進しながら、魅力ある地域づくりの推進を図ってまいります。また、「みんなで地域づくり事業提案制度(コラボ
四街道)」を活用し、「みんなが主役の
まちづくり」を促進するとともに、新たな地域づくりの担い手の掘り起こしを実施してまいります。 また、中学生の市政への関心と理解を深め、
議会運営の仕組みを体験的に学習してもらう場として、中学生模擬議会を開催します。 シティセールスについては、「
四街道市シティセールス戦略」に基づき、市の認知度向上を図るため、プレスリリースによる積極的な情報発信に努めるとともに、「るるぶ
四街道市」等を活用した効果的なプロモーションを展開してまいります。 行財政運営については、「第8次行財政改革推進計画」に位置づけた18の改革項目の着実な実施と的確な進行管理を図ることにより、効率的・効果的な行財政運営の推進に取り組んでまいります。また、組織機構の見直しでは、簡素で効率的かつ組織力を発揮できるよう再編を図り、2年度からの
市政運営を進めてまいります。 行政運営の推進では、10月1日を調査期日として、全国一斉に行われる国勢調査の円滑な実施に向け、周知・啓発を行うとともに、4月に実施本部を設置するなど、庁内における推進体制を整備してまいります。 以上、分野ごとの主要な施策について申し上げました。 なお、教育行政に係る方針については、
基本目標3、「豊かな心を育み学ぶ喜びを実感できるまち」と定めています。 各施策については、教育長から述べさせていただきます。 次に、令和2年度予算案の概要について申し上げます。 国は、「経済財政運営と改革の基本方針2019」により、前年度に策定した経済・財政再生計画に基づき、国・地方を合わせた基礎的財政収支の黒字化を目指し、地方交付税制度をはじめとする地方行財政改革を進め、財政健全化につなげることとしています。 本市の財政状況は、平成30年度普通会計決算では、個人市民税や地方消費税交付金等の一般財源が増加しましたが、経常収支比率は、前年度より1.0ポイント減の96.4%と若干の改善にとどまっており、依然として高水準となっております。今後も社会保障関係経費の増加傾向が継続していることや、次期
ごみ処理施設整備等の大型事業による公債費の増加が見込まれることから、厳しい財政状況が続くものと思われます。 このような状況を踏まえ、令和2年度当初予算は、「人 みどり 子育て 選ばれる
安心快適都市 四街道」の実現を目指し、「
四街道市
総合計画後期基本計画」に沿った取組を行うとともに、経常収支比率の改善を念頭に、徹底した収支改善に取り組みながら、喫緊の行政課題に対しては適切に対応していく方針の下、編成しました。これらの結果、一般会計予算の総額は、過去最高であった前年度に比べ、1億5,000万円、0.6%増加し、272億6,000万円となりました。 歳入では、市税は、新築家屋の増加による固定資産税の増などを見込み、前年度比0.7%増の112億2,600万円、地方交付税及び臨時財政対策債は、国の令和2年度地方財政対策を踏まえ、合計で32億5,000万円を計上しております。 歳出では、
子育て支援の充実や社会保障関係経費の増加等により、民生費が前年度比7.0%増の129億3,613万5,000円、都市公園園灯
LED化工事や被災住宅修繕緊急支援事業の増加等により、土木費が前年度比6.4%増の22億6,720万1,000円となりました。また、文化センター耐震改修工事の減少等により、総務費が前年度比8.0%減の30億1,385万8,000円、千代田中学校校舎大規模改造工事や小中学校におけるICT環境整備費の減少等により、教育費が前年度比15.1%減の26億9,369万2,000円、大型事業の起債の償還が終了したことに加え、普通建設事業を抑制してきた効果などにより、公債費が前年度比6.1%減の21億1,710万6,000円となりました。 特別会計の予算規模は、3会計の合計で166億7,730万円となり、前年度に比べ4億1,440万円、2.5%の増加となりました。 以上、令和2年度の施政方針を申し上げました。 本方針の下、市民の皆様が「
四街道に住んで良かった」と誇らしく感じていただけるよう、また「
四街道にぜひ住んでみたい」と多くの方々から「選ばれるまち」となるよう、本市の将来都市像の実現に向け、諸施策の推進に全力で取り組んでまいります。
議員各位におかれましては、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
○
森本次郎議長 次に、教育長の説明を求めます。 教育長、髙橋信彦さん。 〔教育長 髙橋信彦登壇〕
◎教育長(髙橋信彦) 令和2年度における教育行政方針を申し上げます。 教育委員会では、令和元年度からスタートしました
四街道市教育振興基本計画後期計画に基づき、引き続き「
四街道市の教育が目指す姿」の実現に向けて、各施策に全力で取り組んでまいります。 小中一貫教育については、各中学校区の特色を生かし、それぞれの校区で設定した「15歳の姿」の実現に向けて取り組んでまいります。また、さらなる充実に向け、小中一貫教育コーディネーターを対象とした会議を開催し、学習面及び生活面について、長期的な視野に立った系統的な教育活動を推進してまいります。 外国語教育の推進については、全小学校を教育課程特例校とし、義務教育9年間を見通した外国語教育の推進を図ります。また、外国語指導助手や英語専科教員を配置し、特色ある教材を活用しながら「聞く・話す・読む・書く」といった力を発達段階に合わせてバランスよく育成することで、英語力の充実を図ってまいります。 いじめ防止対策については、「市いじめ防止基本方針」を基に、各小中学校でいじめ防止方針の見直しを行い、いじめの早期発見、早期対応に向けた取組を行います。また、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーや関係機関と連携しながら、不登校や学校生活などの課題について必要な支援ができるよう充実した相談体制づくりに努めてまいります。 続きまして、主要な施策について、その概要を申し上げます。 子ども教育については、義務教育の充実を図るため、新学習指導要領の趣旨を踏まえ、家庭、学校、地域の連携を強めながら、「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」の調和の取れた「生きる力」を育む教育の推進に取り組んでまいります。また、学校の教育活動全体を通して「命の教育」を推進し、児童生徒の思いやる心、強い心、自尊感情の育成を図ってまいります。 特色ある教育の推進では、子供たち一人一人の実態に応じた、きめ細やかな指導の充実を図るために「少人数指導教員」を全小学校に配置し、基礎基本の定着を図ることで分かる喜びと学ぶ楽しさを味わえる学習環境を整えてまいります。 教育活動・内容の充実では、全小中学校を授業力向上指定校に指定するとともに、教職員一人一人が研究授業を実施するなど、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を進めてまいります。 また、特別な支援を必要とする児童生徒へは、特別支援教育支援員の派遣や巡回相談員による相談支援体制を充実させるとともに、保護者と合意形成を図りながら個別の教育支援計画、個別の指導計画を作成し、有効的に活用することで、個々の児童生徒への指導・支援が充実するよう、引き続き各学校を支援してまいります。 教育環境の充実では、情報活用能力を育成するために、ICT機器の整備を進め、分かりやすく深まりのある授業が行えるようプログラミング教育研修会等を実施し、教員に指導、助言していくとともに、教育モラル教育を推進してまいります。また、増加する外国にルーツを持つ児童生徒及びその保護者への支援を行うため、大学等と連携し、多文化教育スーパーバイザー及びコーディネーターの養成、保護者向け説明会等への講師の派遣を行ってまいります。 教育施設の整備では、八木原小学校校舎大規模改造工事の設計を進めるとともに、学校トイレの洋式化を引き続き推進し、将来にわたって継続利用できる教育環境の整備を図ってまいります。 生涯学習については、市民の
まちづくりへの参加を目的とした市民大学講座を開催するとともに、市民の生涯にわたる主体的な学習活動を幅広く支援し、
まちづくりに貢献できる人材の育成を図ってまいります。 社会教育施設の整備では、図書館の整備・サービスの充実を図るため、市民の生涯学習の拠点として、読書や学習に求められる多様な資料を収集整備し、蔵書の充実に努めるとともに、主催講座や展示活動を通して読書意欲の醸成を図ってまいります。また、エレベーターの改修工事を行い、施設の安全性と快適性の向上に努めてまいります。 公民館の活用・推進では、
四街道公民館の屋上防水工事や工作室解体工事等の修繕・整備を進めるなど、多くの市民が集う生涯学習の場として、適切な公民館管理に努めてまいります。 文化・スポーツについては、文化の創造と歴史の継承において、市民の芸術文化活動の発表や鑑賞の場、芸術や文化に親しむ機会として市民文化祭や市民芸術公演を開催し、市民相互の交流、芸術文化活動の振興を引き続き図ってまいります。また、地域の人々が守り伝えてきた郷土の歴史を後世に継承していくため、歴史民俗資料の収集・保存・活用を進めるとともに、市史の編さんに取り組んでまいります。 スポーツ・レクリエーション環境の整備では、引き続き障害のある人もない人も一緒に楽しむことができるガス灯ロードレース大会を開催いたします。また、各種スポーツ教室の開催や小中学校の体育施設を開放するほか、総合型地域スポーツクラブの育成支援を図るなど、生涯スポーツの環境を整え、
日常生活の中に運動の習慣化を浸透させることを目指してまいります。 以上、令和2年度の教育委員会所管に係る主要な事項について申し上げましたが、これら教育行政全般にわたり、引き続き市民の皆様並びに
議員各位のご理解とご協力を賜りながら、教育行政の推進に全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 1点訂正いたします。教育環境の充実のところにおきまして、「情報モラル教育」と言うべきところ、「教育モラル教育」と読んでしまいました。訂正させていただきます。よろしくお願いします。
○
森本次郎議長 以上で
施政方針説明を終わります。 ◇
△議案第1
号~議案第25号の上程、説明
○
森本次郎議長 日程第7、提出議案の説明を行います。 この際、議案第1号から議案第25号までを一括議題とします。 議案第1号から議案第25号までの
提案理由の説明を求めます。 市長、佐渡斉さん。 〔市長 佐渡 斉登壇〕
◎市長(
佐渡斉) それでは、本
定例会に提案させていただきました議案について、
提案理由説明を申し上げます。 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて。本案は、令和元年度
四街道市一般会計補正予算、専決第4号について、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定により提案するものであります。 なお、平成31年度
四街道市一般会計予算を令和元年度
四街道市一般会計予算に読み替えております。 補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ900万余円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ290億4,200万余円とするものであります。 繰越明許費については、庁舎等維持管理事業を追加するものであります。 議案第2号
四街道市みんなが笑顔の
まち子ども条例の制定について。本案は、全ての子供の健やかな成長を支えるため、子供に関わる人たちや市の役割などに関する必要な事項を定めるため提案するものであります。 議案第3号
四街道市固定資産評価審査委員会条例及び
四街道市行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、本条例で引用している法律の題名及び条項を改正する必要が生じたため提案するものであります。 議案第4号
四街道市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、非常勤職員の育児休業に関する規定の整備を行うため提案するものであります。 議案第5号
四街道市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、市長、副市長及び教育長の給与の特例について、特例期間を延長するため提案するものであります。 議案第6号
四街道市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、印鑑の登録資格に関する規定、その他所要の規定の整備を行うため提案するものであります。 議案第7号
四街道市が管理する市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、道路構造令の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため提案するものであります。 議案第8号
四街道市手数料条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため提案するものであります。 議案第9号
四街道市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、民法の一部改正に伴い、市営住宅への入居の手続に関する規定の整備を行うため提案するものであります。 議案第10号
四街道市
水道事業及び下
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、
地方自治法の一部改正に伴い、本条例の引用条項を改正する必要が生じたため、その他所要の規定の整備を行うため提案するものであります。 議案第11号
四街道市こどもルーム条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、
四街道市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の規定と整合性を図るため、所要の規定の整備を行うため提案するものであります。 議案第12号
四街道市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、国民健康保険事業の健全な運営を図るため、所得割額、均等割額及び平等割額を改定するため提案するものであります。 議案第13号
住居表示を実施すべき市街地の区域及び
住居表示の方法について。本案は、成山及び中台の各一部において実施されている、成台中
土地区画整理事業地区内において、
住居表示を実施すべき市街地の区域及び
住居表示の方法を定めるため提案するものであります。 議案第14号 市道路線の廃止について。本案は、既存認定路線の起点及び終点が再編成された大日桜ケ丘68号線ほか2路線を廃止するため、道路法第10条第3項の規定により提案するものであります。 議案第15号 市道路線の認定について。本案は、開発行為に伴い新設された大日桜ケ丘69号線ほか17路線を認定するため、道路法第8条第2項の規定により提案するものであります。 次に、議案第16号から議案第19号までは、令和2年度
四街道市一般会計予算及び各特別会計予算について、
地方自治法第211条第1項の規定により提案するものであります。順次ご説明いたします。 議案第16号 令和2年度
四街道市一般会計予算。予算の内容は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ272億6,000万円とするもので、令和元年度当初予算と比較し、0.6%、1億5,000万円の増額です。 歳入の主なものは、市税112億2,600万円、地方消費税交付金17億5,500万円、地方交付税22億5,000万円、国庫支出金48億7,000万余円、県支出金23億4,500万余円、繰入金6億6,100万余円、市債15億2,300万余円です。 歳出の主なものは、総務費30億1,300万余円、民生費129億3,600万余円、衛生費25億7,700万余円、土木費22億6,700万余円、消防費10億7,500万余円、教育費26億9,300万余円、公債費21億1,700万余円です。 継続費については、
住居表示事業ほか1件を設定しました。 債務負担行為については、市税等収納事務委託ほか1件を設定しました。 地方債については、文化センター改修事業ほか14件を設定しました。 一時借入金については、借入れの最高額を20億円と定めました。 議案第17号 令和2年度
四街道市国民健康保険特別会計予算。予算の内容は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ87億2,400万余円とするもので、令和元年度当初予算と比較し、1.9%、1億7,000万余円の減額です。 歳入の主なものは、国民健康保険税20億2,600万余円、県支出金61億5,300万余円、繰入金5億400万余円で、歳出の主なものは、保険給付費60億6,600万余円、国民健康保険事業費納付金24億7,000万余円、
保健事業費1億1,800万余円です。 債務負担行為については、市税等収納事務委託を設定しました。 一時借入金については、借入れの最高額を6億円と定めました。 議案第18号 令和2年度
四街道市介護保険特別会計予算。予算の内容は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ64億4,800万余円とするもので、令和元年度当初予算と比較し、6.6%、4億70万円の増額です。 歳入の主なものは、保険料16億700万余円、国庫支出金11億6,300万余円、支払基金交付金16億4,900万余円で、歳出の主なものは、保険給付費58億6,400万余円、地域支援事業費3億8,000万余円です。 債務負担行為については、市税等収納事務委託を設定しました。 議案第19号 令和2年度
四街道市後期高齢者医療特別会計予算。予算の内容は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億400万余円とするもので、令和元年度当初予算と比較し、13.9%、1億8,300万余円の増額です。 歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料12億6,900万余円、繰入金2億2,200万余円で、歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金14億3,900万余円です。 債務負担行為については、市税等収納事務委託を設定しました。 次に、議案第20号及び議案第21号は、令和2年度
四街道市
水道事業会計予算及び下
水道事業会計予算について、地方公営企業法第24条第2項の規定により提案するものであります。順次ご説明いたします。 議案第20号 令和2年度
四街道市
水道事業会計予算。予算の内容は、業務の予定量では、給水戸数4万1,400戸、主要な建設改良事業として配水管工事ほかで10億700万余円を見込みました。 収益的収支では、収入を18億7,300万余円、支出を16億3,500万余円、差引き2億3,700万余円とするものであり、資本的収支では、収入を1,200万余円、支出を10億9,300万余円、不足額10億8,100万余円は過年度分損益勘定留保資金ほかで補填いたします。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費で1億4,200万余円とし、棚卸資産の購入限度額については1,900万余円と定めました。 議案第21号 令和2年度
四街道市下
水道事業会計予算。予算の内容は、業務の予定量では、排水区域内人口8万4,100人、主要な建設改良事業として汚水管整備事業ほかで1億4,800万余円を見込みました。 収益的収支では、収入を20億7,200万余円、支出を20億6,000万余円、差引き1,200万余円とするものであります。 資本的収支では、収入を1億8,700万余円、支出を5億4,300万余円、不足額3億5,500万余円は、過年度分損益勘定留保資金ほかで補填いたします。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費で9,800万余円と定めました。 次に、議案第22号から議案第25号までは、令和元年度
四街道市一般会計予算及び各特別会計予算について、補正する必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により提案するものであります。 なお、平成31年度
四街道市一般会計予算、国民健康保険特別会計予算、介護保険特別会計予算及び後期高齢者医療特別会計予算を令和元年度
四街道市一般会計予算、国民健康保険特別会計予算、介護保険特別会計予算及び後期高齢者医療特別会計予算に読み替えております。順次ご説明いたします。 議案第22号 令和元年度
四街道市一般会計補正予算(第7号)。補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億5,600万余円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ287億8,600万余円とするものであります。 継続費については、次期
ごみ処理施設整備事業ほか1件を変更するものであります。 繰越明許費については、クリーンセンター管理運営事業ほか16件を追加するものであります。 債務負担行為については、防災行政無線移動系保守点検委託ほか3件を追加するものであります。 地方債については、道路法面等崩壊対策事業ほか4件を追加し、
ごみ処理施設周辺対策事業ほか8件の限度額を変更し、道路改良整備事業を廃止するものであります。 議案第23号 令和元年度
四街道市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,800万余円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ90億1,700万余円とするものであります。 繰越明許費については、
保健事業費一般事業を設定するものであります。 議案第24号 令和元年度
四街道市介護保険特別会計補正予算(第4号)。補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ300万余円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億7,600万余円とするものであります。 議案第25号 令和元年度
四街道市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)。補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,500万余円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億4,200万余円とするものであります。 以上、25議案の
提案理由を申し上げました。ご審議の上、ご認定賜りますよう、お願いを申し上げます。
○
森本次郎議長 次に、議案第22号について細部説明を求めます。 経営企画部長、永易正光さん。 〔経営企画部長 永易正光登壇〕
◎経営企画部長(永易正光) 議案第22号 令和元年度
四街道市一般会計補正予算(第7号)の主な内容をご説明いたします。 今回の補正予算は、主に歳入の調定状況や歳出の執行状況を踏まえ、令和元年度歳入歳出予算の整理を行うものです。 最初に、補正予算書の4ページを御覧ください。第1表、歳入歳出予算補正に記載のとおり、本補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億5,618万5,000円を減額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ287億8,672万2,000円とするものです。 8ページを御覧ください。第2表、継続費補正の次期
ごみ処理施設整備事業ほか1件は、事業計画の変更などに伴い、総額、年度、年割額を変更するものです。 9ページを御覧ください。第3表、繰越明許費補正につきましては、クリーンセンター管理運営事業ほか16事業が、年度内にその支出が終了しない見込みであることから、翌年度に繰り越して使用できる経費として設定するものです。 10ページを御覧ください。第4表、債務負担行為補正につきましては、防災行政無線移動系保守点検委託ほか3件について、令和2年度以降の事業執行に対し、本年度中に契約行為を行う必要があることから追加するものです。 11ページを御覧ください。第5表、地方債補正につきましては、道路法面等崩壊対策事業ほか4件を追加し、
ごみ処理施設周辺対策事業ほか8事業について限度額を変更し、さらに道路改良整備事業を廃止するものであります。 次に、歳入歳出補正予算事項別明細書について、主なものをご説明いたします。 14ページを御覧ください。歳入補正の主なものでございますが、1款市税の増減は、それぞれ現在までの調定状況を踏まえた本年度の収入見込みに基づき補正するものです。 15ページを御覧ください。3款利子割交付金から9款環境性能割交付金までの増減は、本年度のこれまでの交付実績などを踏まえた交付見込みに基づき補正するものです。 18ページを御覧ください。15款国庫支出金、1項国庫負担金、2目教育費国庫負担金、1節小学校費負担金の公立学校施設災害復旧費国庫負担金922万5,000円は、台風15号により被災した山梨小学校体育館等の改修に要する経費に対する国庫負担金を計上するものです。 対象事業については、歳出補正の項目で説明いたします。 19ページを御覧ください。2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、1節教育総務費補助金の公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金1億4,000万円は、国の補正予算を受けて、児童生徒1人1台端末の利用に向けた校内通信ネットワーク環境の整備に対する国庫補助金を計上するものです。 対象事業については、歳出補正の項目で説明いたします。 そのほかの15款国庫支出金及び16款県支出金の増減は、主に金額の確定や事業の進捗状況によるものです。 22ページを御覧ください。19款繰入金、1項1目1節基金繰入金の財政調整基金繰入金2億8,993万8,000円の減額は、歳出における不用額の整理等により、本補正予算における歳入の額が歳出の額を上回ることから、繰入金を減額するものです。 続きまして、歳出補正の主なものでございますが、52ページを御覧ください。7款土木費、2項道路橋梁費、6目河川費、勝田川改修事業、19節負担金補助及び交付金の勝田川改修事業負担金3,008万7,000円は、勝田川の暫定改修に係る今年度の負担額が確定したことに伴い計上するものです。 57ページを御覧ください。9款教育費、1項教育総務費、3目教育研究指導費、教育ネットワーク基盤整備事業、15節工事請負費の小中学校LAN等整備工事2億8,000万円は、国の補正予算を受けて、児童生徒1人1台端末の利用に向けた校内通信ネットワーク環境の整備に要する経費を計上するものです。 財源につきましては、19ページで説明いたしました国庫支出金の公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金及び市債の公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業債を充当しております。 58ページを御覧ください。9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、小学校施設設備維持管理事業、15節工事請負費の小学校維持補修工事2,012万9,000円は、台風15号及び19号により被災した山梨小学校体育館及び中央小学校体育館の改修に要する経費などを計上するものです。 財源につきましては、18ページで説明いたしました、国庫支出金の公立学校施設災害復旧費国庫負担金及び市債の
公共施設等災害復旧事業債を充当しております。 63ページを御覧ください。職員人件費の補正について、給与費明細書に基づき説明させていただきます。 64ページを御覧ください。給与費明細書の2、一般職については、(1)、総括の比較欄、一番右に記載のとおり、合計で1,483万7,000円の減額となっています。これは育児休業の取得等によるものでございます。 歳入歳出補正予算事項別明細書の各科目における職員人件費については、これらの要因による増減等を計上しています。 また、各科目における各事業の職員人件費以外の減額補正は、執行額の確定及び執行見込みに基づく不用額の整理等によるものです。 以上で議案第22号 令和元年度
四街道市一般会計補正予算(第7号)の説明を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○
森本次郎議長 以上で
提案理由の説明及び議案第22号の細部説明を終わります。 ◇
△散会の宣告
○
森本次郎議長 以上で本日の日程は終了します。 明日は定刻より会議を開きます。 本日はこれにて散会します。 散会 午後 2時34分...