琴浦町議会 2017-09-14
平成29年第 5回定例会(第4日 9月14日)
───────────────────────────────
出席議員(13名)
1番 大 平 高 志 2番 澤 田 豊 秋
3番 桑 本 賢 治 4番 語 堂 正 範
7番 藤 本 則 明 8番 新 藤 登 子
9番 高 塚 勝 10番 川 本 正一郎
11番 小 椋 正 和 12番 青 亀 壽 宏
13番 前 田 智 章 14番 桑 本 始
16番 手 嶋 正 巳
───────────────────────────────
欠席議員(1名)
15番 井 木 裕
───────────────────────────────
欠 員(2名)
───────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
事務局長 ────── 太 田 道 彦 主任 ──────── 岩 崎 美 子
───────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
町長 ──────── 山 下 一 郎 副町長 ─────── 小 松 弘 明
教育長 ─────── 小 林 克 美 総務課長 ────── 遠 藤 義 章
会計管理者兼出納室長 福 本 由喜美 企画情報課長 ──── 藤 本 広 美
子育て健康課長 ─── 阿 部 信 恵 町民生活課長 ──── 大 田 晃 弘
税務課長 ────── 大 田 望 農林水産課長 ──── 小 西 博 敏
農業委員会事務局長 ─ 高 橋 三枝子 上下水道課長 ──── 村 上 千 美
商工観光課長 ──── 桑 本 真由美 建設課長 ────── 倉 光 雅 彦
教育総務課長 ──── 渡 邉 文 世 社会教育課長 ──── 大 谷 浩 史
人権・同和教育課長 ─ 長 尾 敏 正 福祉あんしん課長 ── 藤 原 静 香
代表監査委員 ──── 山 根 弘 和
───────────────────────────────
午前9時04分開議
○議長(手嶋 正巳君) ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
本日、届け出のあった事故者は、議員では井木裕君が入院加療のため欠席する旨の連絡がありました。当局では、ございません。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。
本日は、議案について質疑のみを行うこととします。
質疑に当たっては、自己の議席番号を御発声と同時に挙手していただき、議長の許可を得てから質疑箇所を明示の上、行ってください。
─────────────・───・─────────────
◎日程第1 議案第116号 から 日程第19 議案第134号
○議長(手嶋 正巳君) 日程第1、議案第116号、平成28年度琴浦町
一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第19、議案第134号、平成28年度琴浦町水道事業会計決算までの19議案を一括して議題といたします。
それでは、議案第116号、平成28年度琴浦町一般会計決算について質疑を行います。
初めに、歳出の56ページ、款1、議会費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、次に58ページから80ページ、款2、総務費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
語堂正範君。
○議員(4番 語堂 正範君) 私は成果説明書のほうから質問させてもらってもよろしいでしょうか。2−21の参議院選挙の件についてなんですけども、こちらのほう、課題としまして若者層の政治参加の投票率が低かったと書かれておりますが、どの程度だったのか、まず教えてやってください。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 2−21ページの今の投票率に関することにつきましては、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) 若者の投票率につきましては、昨日の成果説明書のときにも少しありましたので、現在そのまとめをしておりまして、できましたら委員会、後日資料を御提出したいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 語堂正範君。
○議員(4番 語堂 正範君) では、後日提出をお願いします。それで投票率のほうなんですけども、前回に比べて大体7%ぐらい下がっております。下がるというのはゆゆしき事態かなと考えるところがあるんですけども、この原因として町としてはどのように捉えておられるのか、教えてやってください。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) まず、その詳細な分析というのはまだしておりませんけれども、一つには、やはり確実な高齢化の進展ということが一つあるのではないかと思っております。それから、地方自治もそうでありますけれども、国家の政治ということに対する関心度というものが相対的に低くなっておるとしたならば、やはりそこは選挙というものの意味や意義ということの啓発というものを町としても、あるいは選挙管理委員会を通じてということになろうかと思いますけども、それをやっぱり推進をしていくということが今とても、今という政治状況を考えれば、ますます重要なことであろうと認識をいたしております。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
澤田豊秋君。
○議員(2番 澤田 豊秋君) 成果説明書のほうで2−2と2−6についてちょっとお聞きしたいと思います。2−2のほうですけども、職員研修のほうの関係ですけども、ここに県の人材開発センターに223万3,000円支払っておりますし、それでこの関係で県内の研修に階層別研修、能力開発向上研修ということで148名の方が派遣されております。そのほかには当初ではアカデミーであるとか、あるいは県外研修ということも予定されておったと思うんですけども、そこらの中で県外研修等は参加してないのかどうなのか、それでこの研修の関係が148名ですけども、これは職員の大体ダブった人もおられるかもしれんですけども、幅広くやっぱり研修というのはしていかないけんと思いますが、その状況をちょっと教えていただけますか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 2−2に関しての研修のことでありますけれども、やはり研修というのはとても重要でありますし、今後ともそれは充実させていく考え方をしております。詳細につきましては、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) 県外研修につきましては、アカデミーについては現在行っておりません。ただ、個別のいわゆる業務、税の滞納とか、そういうのが県外でありますので、そういうことには参加をいたしております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
澤田豊秋君。
○議員(2番 澤田 豊秋君) アカデミー等参加してないということですけども、たまたまきょうの、けさの新聞にも人材育成力、日本は17位というのが出ておりました。それで、小さい国ほど非常にその順位が高いということがありましたけども、私は県外等の視察研修等にはぜひ参加をさせていただきたいと思います。といいますのが、先般から一般質問等にもいろいろありますけども、本当に琴浦町のよさ、あるいは全国の中から学んでくるということが非常に大事ですし、それで何といってもやはり職員が全国のいろんな研修に出て、全国の仲間をつくるということが私はとっても大事なことだというふうに思っております。それで、これからのいろんな地方創生、いろんな中で取り組むという中では、そういう全国の仲間をつくりながら、やはり地方の力をつけていくというか、そういう意味でも非常に大事ではないかなというふうに思いますし、先ほど人材育成力ということでけさの新聞のことを言いましたけども、先般の町長のいろんな答弁の中で、琴浦町の中で国際的なスポーツの中で以西地区がいろいろと国際的な大会に出ておるという話がありました。そういう中でもやはり環境等、いろんなものも影響して、私はいろんな人材が育成されていくんでないかなというふうには思いますんで、ぜひ全国等研修には力を入れていただきたいというふうに思います。
それと、次にもう1点、2−6のほうですけども、特に職員の厚生ということで、健康増進ということが非常に大事なことであると思いますが、健康診断、あるいは人間ドック、各種検診等実施しておられるわけですけども、特にこの検診が対象人数が延べが410人ということで、正職員と臨時の職員を含めた中での検診で247人、60%の受診率になっておるわけです。それで、ここのところを考えたときに、住民の検診等でも非常に検診率が低い状況もあって、職員がやはり率先して受診して健康増進に努める必要があると思うんですけども、ここの60%、247人という中には正職員と臨時の職員というのはどのくらいの割合で受診しておられますか、ちょっとそこら辺をお聞きしたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 2−6の関連での健康ということ、検診ということは、やはり重要なことであります。健康ということは病気になったときに本当に健康ということのありがたさを我々は感じるわけであります。そのことを踏まえまして、今のお尋ねの件につきまして担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) 健康診断の受診につきましては、平成28年、検診及び人間ドックの受診率でございますけども、対象職員が403人、これは正職、臨職含めてです。で、受診者数が386で、受診率が95.78%でございます。その未受診者の理由につきましては、現在、加療中であるとか、もう既に治療を受けているというようなこととか、それとか産休の職員があったというようなこととか、退職の職員もその定数の中にその時点では含まれていましたので、そういう関係で20名が未受診ということであります。で、受診率については約96%ということでございます。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
桑本始君。
○議員(14番 桑本 始君) 2−2の職員の研修で、先ほど澤田議員から質疑がありました、その関連も含めて、これは県外研修で千葉のアカデミー等に出ておられると思いますけども、行政職員としての資質を高めると同時に、私は行政職員の政策立案能力を問うとるんですわ、政策立案能力を、予算面に対して。それで、業務内容のことの勉強は私はされたらいいと思いますし、先ほど同僚議員からも先進地視察、土日が休みですから、そういう先進地視察を行って、実態で、現場で目で見てくる、それを予算化して政策立案するというふうな私は予算もつけられたらいいと思いますし、町長にもしょっちゅう言ってますけども、新入職員には簿記の3級を取得させ、これは私たち代表監査委員なんかと監査の研修に行きますと、下関市は市長が税理士でして、全国一番で市役所の66%が簿記の3級を取得しておる、これが下関市役所のナンバーワンですよ、全国の。そういう形をやはり1年でとれと私は言いません。それはどこの課に行ったって歳入歳出の経理はわからないと、これは困ると思います。これが今度はこれから公会計に入ってきます。だから基本的には商業簿記で、工業簿記で勉強しますけども、それを勘定を振りかえればいいだけのことであって、それを周知徹底するような研修制度を私は要望としてお願いしますけど、町長はどう思われますか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) おっしゃるように、専門的な分野についての、これは県外なんかも結構職員も派遣しておる。ただ、おっしゃいますように大所高所からのマクロ的な視点やミクロ的な視点を踏まえた中での大きな政策立案能力、今おっしゃるとおりであります。その辺のことというものがうちの場合はどうかということがあります。その辺のことというのは、平成28年度に限りましては不十分という、そういう側面は免れないと思っております。
がしかし、それはおっしゃるとおり、必要なことでありますし、それと現場力、現場で物を見たり感じたりする。机上のことではありませんで、現場力、実践力で何を学ぶかということも重要なことであります。鳥取大学の、例えばメーンテーマというか、学校のスローガンは、人間力はどうかということと、知と実践の融合という、2つのスローガンがあったりしますけれども、それは同じ思想に基づくものであろうと思っております。
それと、簿記のことにつきましては、公会計というのは待ったなしの状況でもありますし、一部うちも公会計の部分を入れておりまして、琴浦町の公会計ベースでのバランスシート上での琴浦町の試算は大体560億円程度というふうに認識をいたしております。そのような視点というのは、やはりこれからを考える場合にあって、とても重要な視点であると考えております。
○議長(手嶋 正巳君) 桑本始君。
○議員(14番 桑本 始君) それと、例えば予算に始まると、部下職員から政策を出させて、課長がまとめて、総務課長、副町長、町長の査定があるわけですけども、私は職員が政策立案してきたときは、必ず予算面がつくと思います、ナンバーワン、ナンバーツーが見られるとき。そうするとこの予算の財源はどこから持っているだいや、いや、それは県庁の職員とでもディスカッションしながら、プレゼンしながらでもとっときますわというような、そういう職員について、実績が上がる職員については、私は2階級特進の人事評価もいいではないかなというふうに思っています。県庁も10人の有名な職員がリストアップされています。それは費用と効果の成果をなした職員ですから、2階級特進でも私はそういう人事評価を、ことしから人事評価ですから、そのくらいの職員の意気込みは買ってあげてもらって、やっぱり執行部のトップもそういうのの予算づけをちゃんと言えるような職員で、県でも行ってヒアリングでもしてくるような職員に私は育てていきたいと思いますけど、もう一言、町長、その辺についてどうでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) やはりおっしゃるように、何かというものを変革していくために必要なのは、人材とか、人間の資質とか、先駆性とかということ、そういうことがいかに大切なのかなということをおっしゃった貴重な意見というふうに拝察をするわけであります。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
小椋正和君。
○議員(11番 小椋 正和君) 2−13、交通安全対策、ここに課題としても書いてあるわけですけれども、たしか今、女性の方の団体というのが年々少なくなってしまって、交通基本条例もあるわけですけれども、それに逆らったような推進団体、女性の団体がなくなってくるということをどのように今後捉えていかれるのかということと、やはり私はこども園等の保護者の方々、子育てをして子供を保育園に連れていっておられるお母さんを基盤とした、そういう組織的なものをつくっていただいて、あるわけですから、そういうものを活用してこういうものを徹底して図られていったらいいのではないかなというふうに思うわけですけども、その点を今後の対策というか、お聞きしたいと。
それと、交通災害の加入も年々下がっていると。そんなに大きな金額で出してあるわけじゃない、1,000円、500円のあれですけれども、その周知徹底というか、もっとPRというのを今後どうされるのかということで、お聞きしたいというふうに思います。
次に、2−24、消防団の非常備消防事務経費ということで、このたび28年度は消防ポンプも買われましたけれども、今、大分ずっと毎年のように順次更新されているわけですけれども、今後の予定というのもちょっとお聞きしたいと。やはり高額なものですし、話によると大事に使っていただいておるのは前からわかっておりますけれども、今後の更新予定とか、どういうところがまだ買いかえに残っているのかということを、ちょっとお尋ねしたいというふうに思います。
それから、3−16、上中村の携帯電話移動鉄塔ということの整備事業で、これも何年もなるわけですけれども、本当で金額は少ないわけです。しかし、これもKDDI、当時確かにああいう山間地の場所に鉄塔というのは加入者がいないということもあって、やはり地域で、こういう行政でということが必要であったと思うわけですけど、現在の状況からいうと、そういうところは業者でどんどん建てていくという時代になったわけですので、これを早急にこのKDDIさんとお話をしていただいて、やはり受けてもらうと。そんなに大きな金額でない、維持費ぐらいはもうやっていただくというような、いつごろそういう対応をしていかれるのか、今後やられるのか、もうやって既にあるのかというのをちょっとお尋ねしたい。
それから、3−19、子どもの遊び環境整備事業ということで、遊具の修繕・撤去というのがあるわけですけども、各保育園とか、以西保育園も廃園になりましたのがまだ残っておると思います。それから、安田の保育園も今年度からは使われなくなって、そういう遊具というものをあのままの状況にしていくのか、今後活用はどうされるのか、やはりその辺のところをお尋ねしたいというふうに思います。以上。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 大きくは4つのページの部分についての質問でありまして、それぞれ担当課長のほうで答えさせます。交通安全の部分につきましては、今回の秋の全国交通安全運動なんかの場合は、いわゆるゆるキャラなるものを総動員したり、やっぱり生きた牛を登場してなかなか安全性なんか問題がありまして、そうもなってはないんですけれども、いろいろなことで変えていこうと思っておりますし、そこの中での女性の方の力というものをかりながらどういうふうに考えていくかということでありますが、いずれにいたしましても2−13、2−24、これは2−24は消防団の関係で、3−16は上中村の件でありますし、3−19は遊具のことについてであります。それぞれ担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) 交通安全、2−13の件でありますけども、御指摘のとおり、以西地区を除く全ての地区で交通安全母の会が解散になりました。これの一つの要因が人口減少とか高齢化というもので、母の会の人数が減ってきたということがあります。これまでの母の会は、交通安全にさまざまな活動をしてきていただいて、交通安全の推進について大変な取り組みをしてきていただいたわけですけども、現在はそういう状況であります。
次には、地域でどういうふうに交通安全を推進していくのかということについては、今現在、具体的なものは持っておりませんけども、それは課題として今後検討することということにしております。それと、交通災害共済のPRにつきましても、どういうPRができるかというのもちょっと検討を今していかなければならないというように考えているところでございます。
続きまして、2−24でございますけども、消防ポンプ車の更新でありますけども、さきに第5分団の消防ポンプ車を更新をいたしました。現在、更新を行わなければならないポンプ車というのは、現時点では把握をいたしておりません。以上でございます。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
藤本企画情報課長。
○企画情報課長(藤本 広美君) まず、3−16のエーユーの鉄塔についてでありますけども、当時建てましたのが21年だと覚えておりますけども、そのときの契約によって10年間はちょっと契約が解除できないというようなことになっておりますが、今後将来にわたってKDDIということで協議をしていく必要があるんではないかということは考えております。
それから、3−19の遊具の関係ではありますけども、こちらのほうにつきましては、今、公共施設の総合管理等もありますので、また今後検討していきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 小椋正和君。
○議員(11番 小椋 正和君) 2−13の交通安全に取り組む団体ということで、先ほどの最初にも言いましたけれども、そういう団体が高齢化して維持が困難になっていくということは、やはり若いお母さんというのも今、チャイルドシートというのもなかなか皆さんつけていただいとるようでつけていただいていないというのが実態とありまして、警察のほうもよく保育園のほうにそういう指導ということで行かれるときに、保護者の方も結構慌てられてつけていないというようなことがあったりして、そういうところの若いお母さんに、そういう子供を守るということの観点から、そういう組織のきちんとしたものをつくるかつくらんかというのは別といたしましても、そういう今回秋の交通安全運動で八橋こども園に行って指導もされるということで、大変重要だというふうに思っておりますけども、やはり全部の保育園にすれば相当数のお母さんに啓発が図れるということでありますんで、そのような対応を今後考えていってもらえたらいいかと思いますけれども、その点、町長にお伺いしたいというふうに思いますし、あとの件はわかりましたけども、あと遊具の問題ですね、大変私が思っておるのは、あって確かに移設はお金がかかるわけだけれども、もったいない、使わずにそこに放置してあるということは、保育園やなんかもなくなったとこに、またそのちょっと行ってみておりませんけれども、古布庄の保育園やなんかもどうなっておるのかというのも最近ちょっと見ておりませんけれども、近くでは以西とか安田というのは最近でしたけども、まだそのままの状態、それから以西、それから旧以西小学校のあそこにも結構な遊具もあって、近くの子供さんは本当でそれで遊んでおられるわけですけど、一般に公平性からいったら、そんなに皆さんが全部が行ってあそこで遊ばれるというわけでもないわけです。やはりそういうものの今後の管理というものを今後どうされるのかということを、町長のほうの考えでいいですのでお聞きして、終わりたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 交通安全のことについては、毎回感じるわけでありますけれども、交通安全の出発、出動式があって、私の場合はずっと野井倉まで上がって、またずっと川東のほうをずっと回って啓発活動を展開し、帰ってくるわけでありますけども、それぞれの集落に看板を持って、交通安全のというのと、やはり女性の方が多いなというふうに感じております。ただ、一つありましたように、今の子育て世代のお母さん方に対してどういうふうな、これまで以上の何らかの啓発活動というのはやっぱり重要なことだと思っておりますので、そのような方向がいいというふうに感じております。
あるいは、そういう方でもって何かの別の組織化を図ることはどうかということも論議としてあると思いますが、でも少なくとも目指すべき方向としては、子供たちを守るお母さんのそういう拠点としての意識をより以上高めていくように、何らかのやっぱりそういうことが今、必要な時代だというふうに認識をいたしております。
最後の遊具の関連でありますけれども、これが管理が不徹底なこと、遊具というものももろ刃の剣で安全対策との関係もあります。安全のこともあります。それで、それをどういうふうなあり方に本当に整理をするのかということを、具体的な例えば以西であったり安田であったり、その辺のことについては検討がなされなければならないと考えております。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 決算書では78ページの地方創生加速化交付金事業費です。成果のほうでは3−34です。関西圏からの新規就農希望者を獲得するという目的で、関西でテレビ放映を制作して放映されたということであります。新規就農希望者を獲得するということですけども、実績はどうだったのか、このテレビ放映によって何人の方が就農されたのか、実績をお願いします。
それから、ずっと事業の実施状況の中で2番目に、琴浦町航空デジタルカメラ撮影及びビデオ作成業務というのがあります。20万5,000円ほどですけども、これは具体的にはどういう内容でどういうものなのか、内容をお願いします。
それから、成果と課題の中に、放映があって、下のほうですけども、移住、就農ツアーに関西圏から6名の申し込みありとあります。この6名というのは、そのテレビを見たことによって申し込みがあったのか、全く関係なしなのかをお願いします。
それと、このビデオというかDVDというか、こういうものは今、町民の方が見ようと思えば、どっかに行けば見れるのか、その放映というのは簡単にできるのかをお願いします。以上。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 3−34の地方創生加速化交付金で実施しました当該事業のことにつきまして、まずは担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 藤本企画情報課長。
○企画情報課長(藤本 広美君) まず、3−34の1点目のテレビ放映によって就農者があったかどうかにつきましては、これについては把握はできておりません。それから、ビデオの航空デジタル撮影とか、ビデオ撮影業務の中身につきましては、ちょっと今ここに資料を持ち合わせておりませんので、また後で報告させていただきたいと思います。
それから、6名の申し込みということでありますが、数名はテレビを見てということで問い合わせは聞いておりますけども、全ての6名の方が全てテレビによってということは、ちょっと把握はできておりません。
それから、現在、このDVD等のビデオですけども、ホームページとか、そういう一般の公衆で誰でも見れるようなところでは放映はできないということでありますけども、何かの会合で1回流すとかということについては可能だというふうに聞いておりますが、今すぐにぱっと出てくるかどうかについては、ちょっとまた検討させていただきたいと思います。調べさせてください。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) ちょっと意外な返答だったですね。その実績は把握してないということですけど、実際には例えばこのテレビ放映以降、琴浦町に就農された方があるとすれば、その方に聞けばすぐわかることなんですね。なぜ琴浦に就農されましたかと。いや、あのテレビを見て、琴浦はすばらしい町だったから申し込んでしたんだということで、そのようなことはわかると思うんですけども、把握してないというのは、こういう事業をやって、計画をしてするんですから、その実績はどうだったかというのは当然わかると思うんですけど、その辺はどうなんですかね。
それから、例えば図書館にDVDがあって、簡単に町民が借りれるという、そんなことはできてないんですかね。今現在は、この放映というのは例えばどこどこが管理していて、もう希望があれば幾らでもお貸ししますよということになっておるのかなってないのか、お願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) これは担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 藤本企画情報課長。
○企画情報課長(藤本 広美君) 著作権等の問題がありますので、ちょっと確認をしてみないとわかりませんけれども、例えば移住定住の相談会とかの中で来られた方に見ていただいたりということは、今現在でも使用しておりますけども、図書館でおいてそれを貸し出すということについては、ちょっと確認をしてみないとちょっと検討はできないと。
○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 答弁漏れがあったようですけど、琴浦町航空デジタルカメラ撮影及びビデオ撮影業務、これは具体的にはどういう内容で、どういうことがあるのか、お願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) 少し私が携わっていましたので、私のほうから説明させていただきます。
この琴浦町の関西テレビの番組の制作につきましては、やはり琴浦町の農業を知っていただくというのが大きな目的でもあります。その中で、視聴率が3%といえども20万人以上の世帯が見ておられるという、まずそこが大きなところであります。
それと、今の御質問につきましては、航空デジタルカメラ、これも飛行機を飛ばして、それも格安で20万程度ということですので、格安で飛んでいただく。それもビデオ撮影といいますか、琴浦町を空中から見た琴浦町ということで、琴浦町のイメージをより深く視聴者の方にお伝えできるんではないかなということで、この関西テレビの放映の中にその航空カメラで撮った動画を入れて放映をしております、という状況でございます。ですから、その単体というよりも、飛行機で飛んで動画で上空から琴浦町を撮影して、海のほうからとか、山のほうからとか、里の部分を撮影して、それを関西テレビで一緒に流したということで、それは琴浦町をより知っていただきたいという気持ちでそういうものを追加して盛り込んだということでございます。
さっきのは答弁漏れでしたが、いいですか。
○議員(9番 高塚 勝君) その飛行機で撮った写真というのは、著作権は町が持っていると思うんですけども、それは簡単に見ることができますか。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) それは、町で持っていると思いますので、それは見ることはできると思いますけども、それは確認させてください。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいね。ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、次に、80ページから98ページ、款3、民生費について質疑に入ります。質疑ございませんか。質疑はありませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 次に、98ページから104ページ、款4、衛生費について質疑に入ります。質疑ございませんか。質疑ございませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 次に、104ページから116ページ、款5、農林水産業費について質疑に入ります。質疑はございませんか。
大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) 事業の成果説明書でいかせてもらいたいと思います。6−38、これは農林水産のほうですね。6次産業化総合事業、これが交付金のほうですけど、これはありますように587万円ほどをかけて取り組まれておる事業なわけですけど、設備や経費補助をしたということですけど、こちらの詳細のほうをわかる範囲でいいのでよろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 6−38の御質問のお尋ねの件につきまして、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) 6次産業化の事業の詳細ということで、この事業は事業主体は赤碕町漁協ということで、水産業費ですので赤碕町漁協に対して助成というようなことでございます。そもそも6次化事業ですけども、こちらのほうは3年間の計画を立てていただいて、今よりも販売をさらに強化していこうという6次化の計画、こちらのほう認定を受けまして、27年度から始めております。28年度につきましては、2年目ということで、中身につきましては具体的にはアカモクの原材料の購入、それから加工ということでアゴの3枚おろし器を新設をしました。それから、大きいところで言いますと、滅菌海水装置を設置いたしまして、要するにより安全性を高めるというようなものでございます。結局付加価値を高めていこうというような装置ということで、あとイベント等の販売促進等になります。こちらのほうが1,100万741円の事業費で、決算額のほうが県が3分の1と町が6分の1で、2分の1というようなことになっております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) ほかにございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 事業説明のほうに、成果説明のほうでいかせていただきます。6−3、未来へつなぐ琴浦農業プロジェクトの農林水産課のページですが、芝の収穫費の委託料が1,200万円で、鳥取大学に芝の収穫機の開発製作を依頼したという点でありますが、この点について、いわゆる目玉だというふうに思いますのでちょっと質問したいと思います。もうこの機械は3世代目というふうに思います。トップカーを使ったのが2台ありまして、ハラダ精工に発注して500万弱かけてつくったのがあります。今度はクローラタイプであります。3世代の芝の収穫機でいうと、基本的なコンセプトは台車が変わった程度の、基本的に切った芝をすくい上げながらベルトコンベヤーで引き上げていってやるというような、こういう発想は変わってないんですね。そうするとですよ、そういう形でいうと2,000万近くの予算を投入して現在に至っているわけですけども、2世代目は船上山の倉庫に眠っていると。行政財産だと、それで使われてないわけですね。今度これが1,200万で委託して、成果品として1台は町のものになっているわけですが、これをどういうような形でやるのかが1点目ね。
それから、要するに成果は需要によって図られるんですね、市場原理でいくと。そういう点からいくと、今のところ予約が1台と。町に納品されるのが1台、計2台ということになりますね。これは予約は共同開発に参画した県芝だというふうに思いますが、これも八百長相撲みたいなもんですから、これはいい機械ができたからぜひとも導入しようというような形にもなってないように思うんですが、そうではなかったらそうではないと言っていただきたいと。こういうような形でいって、この事業の地方創生の加速化交付金で国庫資金を使っているとはいっても、やっぱり国民の税金ですから、そういう点でいってこれをどう評価して、どういうふうな今後の活用につなげていくのかというとこら辺は、やはり本会議場で町長の口から議員の皆さんに説明していただく必要があるんじゃないかというのが1点目、とりあえずお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 6−3のいわゆる芝の収穫機に関してのことでありますけれども、結局地方創生ということをどう考えるのか。で、国は地方創生という言葉を発して、地方でどういうことをしていかんと今の日本というものは憂慮すべき形になっちゃうじゃないか。そこで地方創生ということで、これまでなかなか思うようにできなかったことや、課題があるんだけれども、リスクもあるし、どうしたもんかなというようなものというものに対してチャレンジをしたり、あえて失敗も恐れずにやるべき、そういう方針を国が打ち出してきた。これまではそうではありませんでした。国が細かい補助金の交付要綱なんかをしてがんじがらめのことで、それがやっぱり補助金の使い方のあるべき形だということでずっとやってきたけれども、そういうやり方を何十年もやってきた今の結果としての日本の状況はどうかということがあって、そこには少子高齢社会ということもいろいろな要因もある中にあって、それを国も意識をかちんと変えちゃって、変革して、こういう形でやろう、そしてそれぞれのやる気というものを引き出して挑戦をしてもらってやらないけんでないかというふうな形で出てきたものが、地方創生の基本的なコンセプトであります。
その中であって、地方の場合は、芝というものが町の特産であり、あるいは鳥取県を代表する農産物の一つであるということであります。しかし、芝の収穫機の作業は中腰で重労働で、そしてそれは10年前や15年前はもっと若くてそんなもんは必要なかったと思っております。でも、ずっと時間が経過した今は、そのことがやっぱりすごく農家にとって負担になってきたということであります。そういう状況を琴浦町としては農林水産業の振興ということを掲げている琴浦町としては、それは民間のやること、そのそれぞれの人がやること、町は何も考える必要もないし、何もしなくても傍観者であっていいのかということが問われると思います。その思いは町も、あるいは芝の組合も、その生産の組織も鳥取大学も、いろいろなやっぱりその課題というものを、必要性というものを感じておるわけで、そこの中で連携をして挑戦をしていった。確かにいろんなゼロから何かを生んで商品化していく過程の中にあっては、その段階、その段階を区切ってみるというといろんな評価があると思いますし、これから先もこのことについての評価は、仮に二分するかもしれませんけれども、私としてはこういう方針やこういう決断をしてよかったなというふうに自信を持って言いたいわけであります。
で、具体的には今まだその機械というのは、今は河島農具のほうにちょっと返って、持ち上げる部分のさらなる改良の、もっと安定する改良のパーツを取りつけ、調整や試行錯誤がありますけれども、少なくとも商品化ということはもう目の前であります。商品化のことについて、私も河島農具の会長と社長に会ってそういう方針というのを確認をしておるわけであります。今は1台予約が入っております。それは青亀議員がおっしゃった当該組合ではないということを申し上げたいわけであります。
それから、今そういう形ででき上がったものは、今の構想としては、町がそれを保管しておくということではなくって、町の備品という位置づけの中で一つのルール化をして、芝の生産の組織にそういうルールのもとで使ってもらい、そしていろんな課題をまたフィードバックしていって、商品力を上げていくということを考えております。そして、鳥取大学と河島農具と琴浦町、三者で特許をもう出願中でありまして、ことしの3月ぐらいに特許庁は受け付けをしております。1年ぐらいかかるということでありますけれども、1台売れることによって資産としましては琴浦町は3分の1ということでありますので、8万円前後の収入が入ってくる。そういうふうに思っております。そして、こういうことが地域の芝の生産者にやる気やなんかを起こしてもらって、そして芝の作付がふえたり、それから少しでも、100%の機械ではないですけれども、これまでの作業よりも随分ととっても楽になったなということを喜んでもらえることを強く期待をしておるところであります。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) そうすると、この今の河島農具に返って改良されているマシーンというのは、町の行政財産というふうになると思いますが、さらなる開発、改良も含めて町が生産者団体や生産者に貸し出しをして改良を目指していくという、こういうふうにも理解されるんですけども、そうするとこれはまだまだ続くというふうな形にとれるんですが、基本的にはそういうような考え方で、さらにこの問題を追求していくのかというようなところは、どういうお考えなんでしょうかね。よろしく。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) うちはそういう形で、課題というものを河島農具や鳥取大学が提供しますけれども、それに伴って琴浦町が新たな予算措置をして、その支援をするということは考えておりません。それは考えておりません。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) ということは、どういうふうになるのかちょっと私の頭では理解できないんですが、要するに私はこの事業はこれで打ち切って、あとはその機械の開発、改良について言えば、利用者である農家や生産組合と販売するメーカーである会社とが情報交換をしながら改良型をつくっていって、さらなる販路を目指していくというのが私は一般的な方法だと思うんですね。いつまで行政がかかわってこれをやるのか。行政の本来の仕事じゃなかったんじゃないかと思っているんですね。だからそうなったらそうなったで、一定の期間でこの区切りなら区切りをつけてやる。その成果物についていえば、町が行政財産として保有するのはふさわしくないから、払い下げるなりなんなりするとかいうような事業のけじめなりをつける必要があるんじゃないかと思いますが、この点についてあと委員会でもまた言いますけれども、町長が出席されているからそこのところははっきりさせたい。
それからもう一つ、同じページなんですが、生薬を栽培研究と栽培管理の業務を鳥取大学に委託した、こうなっているんですが、それで成果と課題では、販路の確保や栽培方法の確立を図っていく必要がある。こういうような評価やことでいいのだろうかと。本当に栽培研究をして、栽培管理の業務を委託して、その成果がちゃんと町のほうに入っているんですか。私、現場の人を聞きますと、全くそういうデータなんか用意して待っているけども、提供してくださいというようなこともないと言ってますよ。それでどうしてそういうような状態で販路だとかいうところに結びつくんでしょうかね、この評価。その2点でちょっと、3回目ですから、お願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 芝の収穫機のことにつきましては、商品化という意味は、当然具体的には米子の河島農具製作所が自分のとこで商品をして売るということであります。しかし、まさしく産学金官連携ということで取り組んできたわけでありますよね。地方創生ということで、産学金官連携構想という、そういう大きな枠組みでもって現在に至っておるわけであります。ですから、いろんな芝の、その生産組織やなんかに貸したときにいろいろな不都合や改良点というのは、芝組合とか、そういう会社のほうから直接河島のほうに上がる場合もあるでしょうし、河島がみずから気づくこともあるでしょうし、町を経由して町が把握することもあるわけであります。そしたら、町はそれをアドバイスとして河島農具に情報を提供するということだけの話であります。あくまでもそこから先は、当然河島農具の責任において商品化をするということでありますので、何らその矛盾というか不都合なことではないというふうに認識をしております。当然のことだと思っております。
それから、生薬のことにつきましても、生薬ということも未知の部分で、これはまた担当課長のほうで答えさせますけれども、やはり繰り返しになりますが、地方創生というテーマの中で、安定してリスクがなくって間違いないものであれば、それは現状から何も変わらないわけでありますし、行政の守備範囲論というのはおっしゃいましたけれども、古典的な行政の守備範囲論だけでいいんですかということだと思うんです。ですから、きょうの議員の皆さんがいろいろ質問されるのは、これまでの行政の固定的な枠組みや考え方ではいけんでないかと、こういうことがあらへんかということでどんどん説明されるのは、そういううがった見方だというふうに思っております。そういうことを思っております。ですから、この生薬のことについてもいろんな評価もあると思っておりますけども、そこのことにつきましては担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) 生薬の成果のとこの書きぶり等もございますけども、確かに昨年はホーリーバジルと八升豆というようなことで、ホーリーバジルにつきましては、一部を食品メーカーのほうにサンプル提供というようなことを鳥取大学のほうが主体で行いました。それから、八升豆につきましては、栽培の方向で一部実際やってみて収穫のほうがなかなか難しい面があるというような実態が起こりました。その中で成果品としては鳥取大学からの報告書というのをいただきまして、その中でお示しをたしかしたような気もしますけども、常任委員会のほうでですね。なかなか、またこの生薬の関係は今年度も引き続き行っておりますので、その中で実際の最後の課題のところに書きました販売の販路の拡大、栽培方法の確立というようなのは、より詰めていかなきゃいけないのかなと思います。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 農林関係のところですけども、成果表のほうでお願いします。多分今開いておられる6−3、まず就農体験ツアーの関係ですけど、これも中部地震の関係で中止になったということですけども、中止になったにもかかわらず40万の出費があるということは、これ何かのキャンセル料だとか、何が発生したのかなということをちょっとお聞きしたいと思います。
次に、成果表の6−6です。がんばる地域プラン、これは一般質問等々でも私もずっと質問させてもらいました。いよいよ多分本年度が最終年になるんですかね、ここでミニトマトの作付面積ですけども、若干目標よりも下がっております。去年の目標値よりも下がっております。この要因というのは何だったのかということと、それとミニトマトのハウスですけども、これはリースとなっておりますけども、何年リースなんでしょうか。それで何棟分で何年リースということでやって、リース先までは結構ですけども、リースということは毎年例えばこれだけの金額を何年間払われるのかなというような形でちょっと思ってしまいましたので、その辺のところを教えてください。
ミニトマトの関係でもう1カ所というかな、6−17です。野菜の振興対策事業というところでもミニトマトが出てきております。事業の実施状況というところで、まず最初に積立金の部分ですけども、ミニトマト、ブロッコリーの積み立てがしてあります。最終的にこれ価格補填があったのかなかったのか、なかった場合にはこれは積立金はどのようにその団体が処理されているのかなということをお聞きします。活動があったんであれば積立金を有効に使われているわけですけども、なかったとしたらこれはどこにどうなっておるのかなということをちょっとお聞きしたいと思います。
それと、これは2番目は去年の長雨の件でのブロッコリーの緊急支援だと思うわけですけども、戸数が書いてありますけども、反別がわかれば教えていただきたいと思います。
それと、その下にあります雪害等でのハウスの倒壊についての撤去が5戸ということです。それで、これは撤去だけなのか、撤去してもしかしたらこれで農業を終えられる方がなきにしもあらずということをちょっと聞いたもので、この撤去の条件としては新設されるのかなという、新設されたのかということを聞きたいと思います。
それと、繰越明許の金額は出てないわけですけども、※年度内に完了しなかったハウスは29年に繰り越しと書いてありますけども、何棟繰り越しになって、今現在はもう全て完了されたのか、それで5棟のうち5棟とも新しくハウスを建てられたのか否か。ここで先ほどのミニトマトのハウスのリースがありましたけども、これを活用された方があるのかなということもちょっと頭をよぎったもんで、その辺のところがわかれば教えていただきたいと思います。
次にちょっと返りまして、きのうの質問のときに聞きましたけども、毎年行われております食のみやこのフェスティバルですけども、ことしも中部地区はよくスイカの時期とかメロンの時期に開催されます。西部のほうは今週末、今月にあるということを聞いておりますけども、負担金を町が出されて、町の関係団体、13店舗となっておりますけども、これ農業関係のところが全てじゃないことは私も承知しております。それで出店してもらうのに、出店されるのに町のさくら祭り、白鳳祭であれば、1テナントのテント料をいただいてブースを出してもらっております。ここの13団体は全て町が負担して出店してもらったのか、それと多分、商工観光課のほうにお願いしてのイベント参加というのも、これの参加された団体がもしかしたらあるじゃないか。農林課が全部その13店舗を選定されたのか、その辺のところを。そのところをなぜ聞きたいかというのは、商工観光課との連携をちゃんととっておられたのかなということをちょっと聞きたいわけで、そのことを教えていただきたいと思います。
次に、6−22、才ノ木のダムといいますか、ため池のところの崩壊といいますか、土砂が流出したということで、昨年に緊急的に町が予算補正をして土砂の撤去をやったわけですけども、私の記憶のある中では、これは一時的に町が出すが、関係者、管理者にも応分といいますか、負担をしてもらうんだというようなことがあったように思うんです。それでこの件について、その後どうなったのかということ。それと、漁協の関係で港のほうの魚介類にも影響があったかなかったか。なかったというのは聞いておるんですけども、実際に最終的に全くなかったのか否かということをお聞きしたいと思います。
次に、6−30です。これは中部地震の関係の災害復旧といいますか、その部分で4件出ております。ここの補助額ですけども、これを簡単に数字だけでいいですけど、補助率が全部これ一律に補助の率は、例えば半分だとか、7割、8割とかっていうことだけを教えていただきたいと思います。
また、これ説明会のときにも言いましたけども、中部地震の関係の被害状況の一覧表だとか、農業関係の、それと豪雪関係の被害状況の一覧等がわかればということで、資料をということでお願いしておりましたので、そのところもまた、きょうは出てませんので、後日でもお願いしたいと思います。まずは、多岐にわたりましたけども、お願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) お尋ねの6−3のキャンセルのことであったり、6−6のミニトマト関連のことであったり、6−17のミニトマトの関連、あるいは食のみやこ、あれは倉吉のあそこのところであった分の負担金的なことのことであったり、あるいは6−22での堤の汚水の関係の才ノ木の関係の負担金のことであったり、あるいは6−30の補助率のことであったり、それぞれ担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) まず、6−3ですけれども、就農体験ツアーのキャンセルに伴う支出については、これは新聞広告等を出していますので、広告費用が主なものということでございます。直前ですね。
それから、6−6、地域プランですけれども、ミニトマトの若干実績が目標に対して届いていないというようなことで、なかなか予定されている方がなかなか増反に踏み切れていないというのが実際のところでございますけれども、当初からしたらふえていると、何とかその事業推進は進めているというところです。
それから、リースの関係ですけれども、こちらのほうはリースは農協が建てて生産者にリースで貸し出すというスタイルになっております。リース期間は何年だったかな、ちょっとそこを確認はしたいと思いますけれども、というような仕組みです。ちょっと不足のことがあったらまた教えていただければと思います。
それから、6−17の価格差補填の関係ですけれども、こちらのほうはちょっと発動状況、それから積み立ての資産等の流れは、ちょっと大変申しわけありませんけど、確認させてまた連絡させていただければと思います。申しわけありません。
それから、2番の、あわせてブロッコリーの長雨対策の支援事業の45戸と、成果説明書には書いておりますけども、面積ですね、面積的にはちょっと今、手元にはございませんので、また後ほど調べて報告させていただきたいと思います。
3番目の雪害の園芸施設の復旧事業ですけれども、4戸5棟のハウスを平成28年度内に撤去を完了いたしました。それから、29年度につきましては、この事業のあくまでも再生をするものが事業の対象ということでございます。それで、今現在、ハウスの再生はまだ行っておりません。これから行うということで、といいますのは、国のパワーアップ事業というのを活用したり、ちょっといろいろ出口が二つございまして、国の事業を活用するのと県の事業を活用するのとというようなことで、まだこれから再生をしたいということです。また、5戸のうちの4件がハウスを再生したいと。それで、この事業の要件で必ずハウスを再生ということではございませんで、露地のものでも、露地栽培で行ってもよいという要件になっております。露地の方が1件あるということでございます。
それから、6−12、地産地消推進の中の食のみやこフェスティバルというようなことで、こちらのほうの13事業者ということで、農業関係といいますのが、農業の加工とミニトマトの加工関係の方と、それから大山乳業さんと赤碕漁協さん、それからJAさんというようなことで、残りは琴浦町の商工会経由で申し込みいただいた事業者さんということになっております。具体的には、琴浦町で営業されている食品、店舗、レストランと個人の方の出店がありました。この方たちの出店について町が費用を出しているかということですけども、そちらのほうは各事業者に対する助成ということは、これはありません。町の負担というか、負担金交付金は、何というんでしょう、中部の市町村で大体200万円の負担金というような割り当てがございまして、財政規模とか人口によって琴浦町はこんだけ負担してねというようなことで、大体35万8,000円の支出というようなことになっております。商工との連携ですけれども、商工観光経由で商工会のほうに出店募集をお願いいたしまして、連携としてはできているのかなというふうには思っております。
それから、才ノ木のため池ですけれども、こちらのほう、一旦町のほうで負担を行いました。その他収入のところに37万6,000円、こちらのほうが地元負担金になっております。それで、漁協との関係ですけれども、被害ということはなかったというようなことですけれども、結局こういったことはもう繰り返さないというようなことで、中干し等をする場合というのはもう必ず事前に漁協さんに連絡をして、こういったことを繰り返さないようなことでお互い了解の上で行っていくというような体制をとっているところでございます。
それから、6−30ですけれども、共同利用施設の災害復旧事業の補助率ということですけれども、こちらのほうは全額、国の査定額が、ちょっと済みません、ど忘れしちゃいまして、またちょっと確認させてください。申しわけありません。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) きのう私が説明会のときに細かく聞かなかったのがいけなかったかもしれませんけども、また委員会のときでもきちんと説明をしてほしいと思いますし、出せる資料はいただきたいと思います。
1点だけ、6−12の2ですけども、これ答弁漏れだと思いますけども、13店舗は1ブース借りるのに、琴浦町の場合だったら1ブース幾らという形で出店料をいただいておるんですけども、この13店舗は無償での出店をされておるのかなということを聞きたかったわけです。無償であれば、別に13店舗でなくてももっとふえてもいいのかなと思ったりしておったもんで、元気な方もおられますんで、どういって絞られたのかないうことを、その辺のところを聞きたかったので、1点だけ出店されたところの負担金はあったのか否かというのを教えてください。
あと、確認ですけども、6−22の土砂の撤去作業についての、その他の収入の37万6,000円が、これが地元負担だったということで今、説明がありましたけども、確認ですけども、それでよろしいでしょうか。その2点、とりあえず。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) まず初めに、6−12の件です。これは食のみやこの分で、こんなの構成員としましては、鳥取県と、それから中部の市町と、それから商工会とJAさんで構成されて、いつ、どういう形でやったらいいかということを協議をして開くという、このイベントであります。会長はJA鳥取中央の組合長が会長で、副会長が倉吉市長であります。中部の総合事務所長なんか出ておられることであります。そこの中で町の負担もあります。多分またその委員会のほうで決算書とかも出すと思いますけども、商工会の負担金というものもあったように記憶しております、商工会の負担金。そしてそれぞれの市町の売り上げとか、それぞれの商工会の売り上げとかというデータも全部出ておりますので、それも参考にしていただければと思いますが、琴浦町の商工会の売り上げというのは、大体中部ではやっぱり一番だというように思っております。大体近年、そういう傾向であります。
それと、6−22のこの負担金のことにつきましては、これは負担をどこまで、今回のこのケースで、その組織が結局過失によって起きたこのことについて、町が結局緊急避難的に立てかえたわけでありますけれども、町は法律的にどれだけの賠償を請求する権利があるかいなということでうちの顧問弁護士に相談をしております。結果としましては、水利組合的なものの実態は法律的には権利能力なき社団、つまりそれは正式な法人ではありませんで、株式会社でもありませんし、農事組合法人でもありません。任意な団体ということで、それは法律的には権利能力なき社団ということであります。権利能力なき社団の責任能力というのはほとんど問えないというのが1点あります。
そして、ならそれを構成員の個人資産がある場合は、それをもとに個人に請求する権利があるかということについても論議をしたですが、それもやっぱり困難でしょうというのが弁護士の見解であります。私たちも、そうは言ったってということで町長室に来てもらって、それでとにかくこういう事業の場合、一般的に農林の事業は5%の負担ということがよくあると。だけえ、とにかく道義的な責任を含めて5%相当のお金、つまり50万円ぐらい払ってくださいということの話をしました。ただ、その組織はほとんどもう予算といったお金らしいものはありませんので、分割払いをしてくれということで、今回の28年度決算の37万というのは、分割払いの金額がその金額でありますので、29年度にあと20万円近くのお金が入ってくるというふうに思っております。
○議長(手嶋 正巳君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 3回目で、もう一回です。そういう話で受益者というか管理者の方と話がしてあるということで、またその辺の詳しいところは農建のほうでも話をしていただけたらと思います。
もう一回あるということで、これは半分以上苦言ですけども、6−3と6−20でお願いします。種雄牛肥育事業の補助金が出て、今回は159万8,000円の支出があります。白鵬85−3や百合白清の優良牛の導入に対してということでありました。この成果として、先般、全共がありました。白鵬の総合評価ということで全国に肉の部門では第1位に輝いたということで、新聞、ニュースで広く公表されておりますし、私も同じ畜産農家として和牛の生産にも取り組んでおりますので、うれしく思っております。ところが、公費で行かれた副町長、議長の報告が一切ありません。私は残念でかないません。こうやって予算をつけて町内に優良な白鵬と百合白清の牛を残すんだということで導入して、この28年度の導入が今回の全国の評価になったか否かというのは、もしかしたら月齢が足らないのかなと思ったわけですけども、28年度から琴浦町として取り組んだ成果じゃないかなと私はある意味では思っております。ところが、全然報告もないし、議員中まで議長が応援に行かれたという話も全然私の知っている議員は、みんなが知らなんだ、知らなんだといって言っておられるようなことでして、もうこれは先週の多分金曜日、議会の初日の日に終わってから行かれたのか、それで月曜日からのまた本会議に間に合うように帰ってこられたと思うわけですけども、町長、一言ぐらいこういう成績でしたというのをやっぱり本会議の開会前でも報告してほしかったなと思います。
その意味で、ここでこういう肥育素牛の導入補助というのをされました。ただ、値段が高かったので思ったよりも導入が少なかったというようなことも出ておりますし、また、6−20のほうでは和牛の導入補助を実施、新たに設けて生産者の負担を軽減したということでうたってあります。今回の日本一を受けて、また29年も多分この事業、進捗してあると思いますし、30年度に向けても、日本一の肉牛が鳥取県にはいるんだ、以前も町長も語られました、その種雄牛というのは琴浦町で生産された牛なんだということを、やっぱり本議会でも誇りに思って他町村にも、全国に発信すべきだと思いますけども、予算のところでのちょっとひっかけての質問と意見になりましたけども、その辺のところをお聞きしたいと思います。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 6−3と6−20のことについて、今、川本議員のほうから質問があったわけでありますけれども、それは指摘のとおりだというふうに思っておりまして、こんなにすばらしい成績であったということを議会のいろんな場面の中で、結果としてお知らせをしてないわけでありまして、それは少し皆様におわびをしなければならないと思っておるところであります。
今回の第1位というのは、実はよくわからない、牛の人はよくわかるけど、我々ちょっとよくわからない、いずれにしましてもその辺は副町長のほうで少しそのことの意味も含めて、ちょっと説明をさせますけれども、本当に1頭が肉として販売金額が、要は500万円以上を超えてしまうような金額で肉が売れるということへなってくるわけでありますし、それはマーケットでの琴浦のブランド化ということ、そしてこれから先の和牛なり、そういうようなことのマーケットでの影響力というのはすごく大きいわけでありますし、今後も大いに期待をしておるわけでありますけども、そういうことでありました。報告がなかったということにつきましては、繰り返しになりますけども、おわびを申し上げます。
○議長(手嶋 正巳君) 小松副町長。
○副町長(小松 弘明君) 第11回の全国和牛能力共進会で、鳥取県の牛が日本一になったということの報告がおくれたことは、まことに申しわけありませんでした。先週の土日に議長と一緒に行って、そこの確認といいましょうか、現地の視察、それから激励ということで行かせてもらいました。町内では東伯畜産が8区というところで牛を出しておられましたので、その結果も見てまいりましたけども、全体的な話でいったときには日本一の話になるんですけども、東伯畜産さんの牛がどうかといったときに、非常にいい牛なんですけども、優等賞ということで全国、そこのレベルは非常に区でしたので、順番でいくと、17という数字だったものですから、ちょっとちゅうちょしたといいましょうか、どう説明したらいいのかというのが難しくてちゅうちょしていたところです。いずれにしてもこの琴浦町で何を自慢できるかといえば、その種雄牛、雄牛の元導入された生田英則さんが平成17年の7月7日に岐阜の高山の市場から導入された牛、非常に牛を見る目があったんだろうと感謝しておりますけども、その牛から今おっしゃっている白鵬85−3、あるいは百合白清2という牛が生まれたと、またそういう技術があって、この琴浦町から生産されたということで非常に誇りに思っております。日本一の種雄牛、日本一の肉牛、そしてそれの影響で今、子牛の市場は日本一の子牛の値段になっております。我々はずっと和牛王国復活ということを言っておりましたけども、それが実現できたと思っております。
そういうことで、ちょっと連絡というか報告がおくれましたけども、いずれにしてもこれから肥育をしていく方の励みにもなるということで、今回の予算の中で入れております牛は、まだまだこれから出荷ということで、こういう成績が出て、それから鳥取県の牛を購買に来られる、あるいは肥育の成績が上がっていくためには、導入してから、あるいは生まれてから30カ月という時間が必要ですので、これからいい牛がどんどん出ていくためのもとを入れたということで御理解いただければと思います。よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、次に進ませていただきます。
次に、116ページから120ページ、款6、商工費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 事業説明の評価のほうでいきたいと思いますが、商工観光課で、1つは国際交流コーディネーターですが、非常に評価が低くて、どう評価するって今後は課題だというようなこともおっしゃっているわけですけれども、国際交流をコーディネートするという人なわけですが、民間の国際交流があったときに、そういう要求があったときに、ページ数は4−17です、コーディネートするということなんですけども、そもそもこの設置目的やそういうところからいって、どういうことを将来的には考えていかなければならないのかということをどう思っているのか。それから、その次のページで、その次の次ですね、日韓友好交流公園の管理運営費ということで上がっておりますが、必要性が3で、妥当性が3で、公平性が1で、有効性が1で、効率性が3で、先駆性が1で、合計得点が12ポイントと、こういうことになっておるわけですが、ここで見ると来館者が9,000人ちょっととなって、平成22年度の3万1,847人から実に28%に激減しているわけですが、こういうことも含めてどういうふうに考えておられて、どういうふうな形を今後改善をしたり何かするのが必要なのかということを、まずお考えをお聞きしておきたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 4−17、4−19につきましては、それぞれ担当課長のほうで答えさせますけれども、4−17でも4−19でも言えることでありますが、やはり4−17については実際に韓国のほうから琴浦町が応募した応募に応じて、本当に来てもらって面接を受けて、そして今、一生懸命働いていただいておるわけであります。一つは、やはり具体的には大韓民国の江原道麟蹄郡との交流ということもあって、これまで、ことしはちょうど20年になるんですけれども、人と人との交流、あるいは中学生なんかの交流なんかも含めて人と人の交流がずっと定着もしてきました。20年という時間が決してお互いにとって順風満帆なことではなかったということも御案内のとおりでありますけれども、でもこれから先、人の交流プラスやはり物の経済的なことということは、それはマーケットとして韓国に限らないわけでありますけれども、そういうような意識、やっぱり物と物の経済的なことということを趣向的な形も含めてどうかということがあります。ちなみに、例えば大山乳業の乳製品は、今、韓国の市場ではとても人気があるというふうに思っておりますけども、そういうような形でのまだまだ萌芽的な取り組みではありますけれども、そういうところでの人材として、通訳的なことが中心にはなるかもしれませんけども、期待をしたいというのが1点であります。
それから、4−19のことについては、確かに数値で見るというとずっと減ってきておるということもあります。これはやはり今の中東アジアあるいは日韓の国際的な環境、国際的な交渉、国際政治というものをある面では数字として色濃く反映しておるというふうに見ることもできると思っております。でも、これはこれから先もいろんなことがあると思いますけれども、そういうものとして捉えながら、結局そこの中でのまた町の既存の観光の資源なんかとどういうふうに連携をして取り組んでいくのかという、そういう構想も持ちながら取り組んでいくことが何より必要であろうと考えております。いずれにいたしましても、例えば総論的なことを含めて4−17と4−19につきましては、担当課長のほうで補足なり、あるいは違った思いもあろうと思いますけども、説明をさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 桑本商工観光課長。
○商工観光課長(桑本真由美君) 2件につきましては、いずれも国際交流の関係かと思っております。
御指摘のありました国際交流コーディネーターですけれども、彼女、今4年目になりますかね、非常に一生懸命頑張っていただいているんですけれども、28年度に限って言えば、非常に活動が見えないというようなことを住民の皆さんから御意見をいただいたりというようなことがあり、そういった反省も踏まえて、今年度についてはもう1件、4−19のほうにも出てきますけれども、日韓友好資料館、あちらのほうの有効活用も含めて彼女の、コーディネーターの活動ということで、毎月1回あそこでちょっとしたイベントをしていくというような形で、地元の方にも来ていただけるような施設にしていきたいなということで、若干この28年度は評価が低いという御指摘なんですけども、それを受けてちょっとやり方を変えていっているというのが今の状況であります。日韓友好公園につきましては、韓国からのお客様ですとかがバスで御来館いただいて展示を見ていただいたりというのも結構多いというふうに聞いているんですけど、なかなか地元の近くの方がその展示を見に来られるというのは、そんなにそんなないのかなというようなこともありまして、リピーターをふやすという意味でもその施設を身近に感じていただくという意味でも、ちょっと国際交流コーディネーターを介したそういった取り組みを通じて利用者をふやしていきたいなというふうにも思っていますし、また施設、今年度から済みません、正式な名称が出てこないんですけど、日本ウオーキング協会みたいなやつが認定している認定コースの一つ、スタンプを押す場所の一つに認定されているんですね。そうしたことも含めて、あの公園の活用をさらにふやしていけたらなというふうに考えております。ちょっと説明が足りない部分があれば、またお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 国際情勢が北朝鮮の問題をめぐって非常に緊迫をしている状況の中で、国際交流をどう考えていくかということは非常に重要な問題で、お互いに意思の疎通を図りながら突発的な事故が起こらないようにするということは、今の緊急課題なんですけれども、まず一つは、やっぱり国際交流をどう町として今後進めていくのかというところの原点に立ち返って20年だとおっしゃいますけれども、やはり再構築を図っていくような、そういうタイミング、時期になっているんじゃないかなというふうに考えます。
もともと環日本海交流というのは、第5次総合計画によって日本海国土軸という、日本の国土軸を構成するときに、日本海国土軸のためには環日本海交流が必要だということで、そういう政策の肝いりで始まったものでありますけれども、それからが大分たっていますから、そういう問題を考えるときだろうというふうに思います。
それから、日韓交流資料館ですが、臨時職員を配置してやるわけですけど、私は資料館が資料館の役割を果たしているのかなということを思うんです。もともとあそこの目玉というのは、鳥取藩のオカ藩士が漂流、漂着してきた朝鮮人を境港から長崎まで船で護送して、長崎から対馬を経て朝鮮に帰った。その長崎でオカ藩士に宛てたキム船長の謝恩状を歴史的美談として成り立っているというふうに思うんですね。しかし、キム船長が残した書物は「仁右衛門袖控」という、これは佐伯仁右衛門ですが、赤碕の庄屋ですが、袖控ですからメモ帳ですが、そこにあるハングル文字で、大風が吹いて難破したという、掛け軸に書いてある、あれしかないんですね。日本語が書けないし話せないしというような形で、どうしてあんな謝恩状が出るのかなというような形は、歴史的には検証がまだ私は終わってないと思っているんです。そういうことも含めて、資料館というんであれば、新しい資料も発掘しながら展示をして、資料館の価値を高めるなりなんなりというような、そういうコンセプトといいますか、ものがないとやっぱり魅力があって韓国からアシアナ航空で来て、鳥取砂丘へ行く途中に寄って公園を訪問して、そして見識を深めるなり友好のそういう実を上げるとか、そういう形にならないと意味がないと思うんですが、そういうような方向で検討していただけんでしょうかね。どうでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) いろんな意見がやっぱりあると思います。これは日本人の、日本の我々の意識というものもそのときそのときの一つの外交上のこと、国際的な政治のこと、国家間の利害の関係のことによって我々日本人の、他の国に対する意識も非常に心理的にも振幅するし、それはお互いの国がそうであると思っております。今の大韓民国も含めた中華人民共和国でも、あるいは台湾の中華民国でもそうです。あるいはウラジオストクのほうに接するロシアでもそうなんですけれども、やっぱり要は隣国であったり隣人であったり、長い歴史の中では政治的な対立があったり、本当に深刻な戦争があったりしてきたと思っております。それは和寇があったり元寇があったりという鎌倉時代のころから室町時代のころのずっと歴史があって、19世紀があって、20世紀があって、21世紀があるということで、これから22世紀、23世紀という長い潮流の中で、やっぱり隣人と、そしてその近くの人々とのことというものを長い目で見たらどういう視点で我々は考えなければならないのかということになると、やっぱり平和ということでありましょうし、仲よくしていくということでありましょうし、あるいはお互いに経済的な利益というものを共有をしていくということだと思っております。そういう大きなコンセプトというのがないといけんなというふうに思っております。
確かに隣の国にありましては、やはり日本との関係では、とてもいつも近いがゆえにいろんな形の国家間の政治的な対立があったりして、現在もあるわけでありますけども、青亀議員がおっしゃったような意見ということも踏まえながら、いずれにしてもどういう形がいいのかなということを模索していくということが必要なことであろうと思っております。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
小椋正和君。
○議員(11番 小椋 正和君) 成果説明書の4−11、物産館ことうらの管理運営でございますけれども、昨年あそこの一帯が改修されました。観光情報発信の拠点としてそういう設置工事もなされましたけれども、あのときに竣工式というか、あのトイレの情報館を通っていかなければならないトイレの体制というものはどういうものなのかなということ、ここにアーケード撤去工事費として225万ほど出してあるわけなんですけども、本当で果たしてそういうのが、国がせえって言ったからああいう工事になったんだという趣もあると思いますけれども、大変使いにくい。あそこの前を絶対通らなくてはトイレに行けないというような状況が今後いつまでも続いていって、国交省に変更はできないものなのかというのを思うわけですけど、その点は町長はどのように考えておられるでしょうか。
それから、4−16、公共交通対策ですけども、町営バスの管理を委託している行政としての立場としての管理体制の関与ということは、どの程度までその範囲というものはあるのか、町長にお尋ねしたいというふうに思います。
○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩いたします。
午前10時47分休憩
───────────────────────────────
午前10時47分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 2点で、4−11のトイレの関係でありますけど、これはもう多くの人から異口同音にこのトイレのことの改善点をということは町としても聞いておりますし、国土交通省の倉吉河川国道事務所長のほうには、もちろんもう既に伝えてはおります。国土交通省のほうも、やはり多くの意見を聞いておって、そのことは本当に承知をしておるところであります。でも、今々は、すぐにはやっぱり直せれんということが向こうの見解でありますけれども、少しそこには含みもあるのかなというふうに感じておるところでもあります。今々どこかに入り口をつくるとかということは、ちょっと困難なようであります。でも、それは至るところから、これを何とかせえということは国交省は聞いておって、承知をしております。
それと、バスの関係でありますけど、100円バスということで、今も100円で頑張っておるわけでありますし、本当に町民の人に、ちょっと横道ですけれども、町民の皆様には1カ月に1回でも全員乗りましょうみたいな、そういうことが必要かなというふうに思っておりますが、委託先の日ノ丸バスの関係につきましては、基本的には委託をしておりまして、この間もちょっと事故がありまして、そういうような形では国土交通省の指導も受けたりしておりますし、とにかく何かいろんなことがあれば町のほうにおっしゃっていただければ、向こうのほうに伝えるということはいたしますが、補足の説明は担当課長のほうでさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 桑本商工観光課長。
○商工観光課長(桑本真由美君) バスの管理体制について、補足にもなりませんが、今の時点、ちょっと契約書を手元に持ってきておりませんので、詳しい、細かい範囲のことは今お答えすることはできないんですけれども、運行者は町です。町がバスの運行について日ノ丸自動車さんに委託をしているという状況ですので、最終的には町のほうが、こういう運行をしてほしいという話をする立場だと認識していますので、先ほどありましたとおり、御要望とかも結構町のほうに住民の皆さんからもいただいているところですし、その都度日ノ丸のほうには伝えているところであります。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 小椋正和君。
○議員(11番 小椋 正和君) 道の駅の話ですけども、確かに国土交通省もメンツがあるといえばそういうことで、なかなか早速使いにくいからあそこのトイレの前にドアをつくってというか、入り口をつくるということもできないと思いますけれども、町長も言われましたように、多くの方々からそういう不満というか、いう声が上がっているということをやはり捉えて、いつまでもそういうのを投げておくということも、これは国も悪いわけですし、行政としても、私たちの町の物産館、情報コーナーもあるわけですけど、そういうところも何しとるだということを言われるということは琴浦の責任ということになってくると思いますので、その点はやはり早急に解決していただいたほうが、琴浦町のためにも、あそこに利用される方々のいい面、悪い面ばっかりを持って帰ってもらったって困りますので、よい環境というか、そういうイメージを持ってもらうためにも、やはり改善していただければというふうに考えるわけです。
もう1点のバスの問題ですけれども、これも運転手さんがおられて、乗客が乗られる。皆さん、使われる方は、いいイメージで乗って、ああ、このバスに乗って、100円で乗ってよかったなあという、そういう安心感、安全・安心を持って乗られるわけですので、やっぱりそこの運転手さんの印象が悪かったら、いや、何だ、こういうことは誰が管理しとるだ、運営しとるだということになったときに、それも一つのイメージが悪いという状況がつくり出される面があると。そういうことのないように、そういう社員教育というですか、そういうものを徹底していただいて、琴浦のそういう顔としてどういう方が乗られるか、町民ばっかりではないと思いますので、そういうことも含めてやはりやっていただければありがたいかなというふうに思ってお聞きしたわけですので、その点を答えていただきまして、終わります。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) トイレのことにつきましては、これは事あるごとにそれは要望をいたします。結果として、今の場合はああいう構造になっておりますので、その情報の発信の基地というか、あそこを結局通ることになります。観光協会での利活用や町のPRというものは、いやが応でもそういう感触を持っていただく人が多いなということはあると思いますけども、おっしゃいました利便性のことについてはそのとおりだと思っておりますので、うちは継続して国土交通省のほうには要望いたします。
それと、バスのことについては、桑本のほうが申しましたように、100円バスの経営者は琴浦町であります。で、更新時にプロポーザル方式とかいうようなんで、それぞれのバス会社の中から提案をしてもらって、思いやどれだけで運行できるかというような形で審査をして業者を決めていくということになっております。今は結果として一つの会社がずっと継続しておりますけれども、そういうルールになっております。
それともう一つ、今、小椋議員おっしゃいましたようなことというものを、例えばやはり私のほうで、例えばきょうの昼からでも実は午前中に議会の中で、誰とは言いませんけれども、こういうことが本会議の中で出ておったということを伝えたほうがいいということであれば、こちらのほうからはきょうの昼からでも会社のほうには伝えるようにいたします。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですね。
ほかに質疑ありませんか。
澤田豊秋君。
○議員(2番 澤田 豊秋君) 成果説明書の4−15でちょっとお願いしたいと思います。交流ネットワーク事業ということですが、人口減対策等、いろんな意味で人口増の中では交流というのは非常に大事な要素の一つだろうというふうに思います。その中で、琴浦会が昨年は11回目が東日本で開催されておるわけです。それで、この琴浦会もいろんな意味で、ここの課題にもありますように、会員の減少、そして事業の見直しということもあります。会員数が西日本と東日本で117名ということです。それで、私も常々思っておるんですけども、非常にこういった琴浦会との連携というのは非常に大事なことだと思いますし、私は幸い、鳥取県というのは非常に日本海新聞さんが大々的にPRされて、非常に小学校、中学校、高校の同窓会であるとか、あるいは同級会であるとかというのが盛んに行われておるわけです。それで、そういう中に県外からも帰ってこられます。そういったことももっと会員をふやすという意味からすると、そういったものをもう少し活用して、やはりいろんなそういう会の中でも提供して、こういう会があるんだということを知らせて、もっと会員をふやしていく必要があるんではないかなというふうに思います。
それとあわせて、事業等の中で、先ほど出ておりました関西テレビの関係からすると、1,000万から使ってせっかくあれだけのものをして十分生かされてないということなんでして、そういったこともすると、そういった方々にもぜひ見ていただいて、琴浦の町のよさあるいはいろんなものを今の課題等やっぱり提供しながら、大きな力になっていただくということが大事ではないかな、そういう意味では非常に交流人口をふやしていったりとか、あるいはふるさと納税で1万2,500円からの500件以上の方が納税しておられるわけです。それで、これについては、ある町では、いわゆる観光人口といいますか、そういう関係者も住民だというふうな捉え方でやっておられる町もあるようです。1万2,500という非常に多くの全国の中からふるさと納税も納めていただいておるわけです。そういった方々もある意味では琴浦町に関係した人口の一人だろうというふうに思うんです。そういったものをどうやってこういう交流人口等もひっくるめながら、膨らませていくかということが、これから私は非常に大事ではないかなというふうに思っておるんですけども、そこら辺のところで昨年の場合は会員が37名なんですけども、もっとふやして、あるいは琴浦との連携といいますか、そういう意味で今後のどのようにお考えでおられるのか、お聞きしたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 4−15の関連で、確かに琴浦会の関係というのは御案内のとおり、それが東日本であっても西日本であっても、基本的にはやっぱり高齢化が進んだ組織だということで、やっぱりその若返りをどうしていくのかということは、やはり町としても問題意識を持って取り組まなければならないと思っております。その一つとしては、ことしから始めた大学の奨励金の一般化ということに踏まえて、そういう人にそういうことの組織があるとか、何かそこのところに関心を持ってもらうようなことを、やはり具体的に資料なり説明するようなことということをしなきゃならないというふうに思っております。それから、関西テレビの関連で、去年、やっぱり守口、門真商工会議所のほうから、と例えば町の商工会なんかと交流をしておりますので、20人ぐらい来られたんですけれども、やっぱり守口からの商工会議所の皆さんは言いよられました。見た見たっていって、そういうようなことをちょっと紹介をさせていただきます。
それと、ふるさと納税につきましても、きょうの段階で4,470件で、8,300万円の金額になっておりまして、この8,300万円というのは、前年同月比で比べて少しだけふえておるのが、今の8,300万であります。やはりそういう辺での琴浦に関心を持ったり、あるいはいろんな思いの中での、そういうことに対してやっぱりPRしていくということはとても重要なことでありますし、そういうことを踏まえまして補足の説明なりは担当課長のほうでさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 桑本商工観光課長。
○商工観光課長(桑本真由美君) 琴浦会の関係です。先ほど御提案いただいた同窓会なんかを活用して会員をふやせというような御意見なんですけども、ぜひ参考にさせていただいて今後検討していきたいと思っております。
あと、町長のほうからもありましたけれども、関西テレビの番組が放映されますよとか、あと今でしたらそうですね、介護予防の体験ツアーの参加者を募集していますよ、農業体験ツアーの参加者を募集していますよといった情報提供については、関西、関東のほうに毎月1回、会員さん宛てにお便りを送るようにしているんですね。そういった中でも情報提供していったりということを日々やっているところです。さっきありました関西テレビにつきましては、もともと関西での放送で、こちらではまだ放送が再放送しかなかったんで、まず関西で放送ということだったんで、関西の皆さんにはお知らせしたところ、我々はまだ見てないけれども、会員さんから見たよ見たよというような声をいただくというようなことで、活用させていただいていると思います。
町長からもありましたけれども、やはり年齢、年代が随分偏っているという現状も今ありますので、先ほどちょっと話がありましたように、若い世代への取り込みというものも考えていきながら、取り込んでどういった活動をしていく、どういった情報発信をしていくというところも含めて考えていきたいと思っておりますので、また御意見、御提言ありましたら教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 澤田豊秋君。
○議員(2番 澤田 豊秋君) 今、私は同窓会等の話をしましたけども、やっぱり私のところも中学校のところは関西支部とか関東支部とか持っておるんです。それで、そういうので時々やりますけども、そういうときに情報提供したりするんですけど、そういう中で、例えばいわゆる琴浦会の東日本の場合は、どこに連絡したらいいとかというようなこともひっくるめて、非常によく新聞出ますので、琴浦町の中でもすごく新聞に出ておりますので、そこには選挙人がおると思いますので、できるだけそういうところにも情報提供しながら、連携がとれるようなことを考えていけば、もっとやっぱり会員もふえると思いますし、琴浦町に対する関心ももっとやっぱり出てくるんではないかなと思います。
それで、先ほど町長が奨学金の中で、ふるさと云々ということで、そういう中にもという、もちろんそれが当然必要だろうと思うんですけども、現在、そういう非常に活発に行われておりますので、そういうところをうまく利用して関係者をふやしていって、パイプをつくっていったらというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
桑本始君。
○議員(14番 桑本 始君) 簡単に、4−14の町長、移住のことなんですけども、先般、同僚議員のほうからも空き家の問題がありまして、私の質問した大分の豊後高田市とか、いろいろなところ、岩美町を見ているに、税務課の納付書のときに、空き家ナビの関係の情報提供を税金の納付書に郵送しておられるんですよ、これ非常に効果があって、町もこういうこと、町報を見たりも、テレビを見たりもやっておられて、それも一つの策かなということで、ナビに登録してその分の物件しか定住奨励金が出ないようなうちは町になっておりますから、そうするとナビに登録してもらってというふうな格好ではどう考えられておるでしょうか、これ提言ですけど。
○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩します。
午前11時05分休憩
───────────────────────────────
午前11時05分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 今の件につきましては、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 桑本商工観光課長。
○商工観光課長(桑本真由美君) 空き家ナビの登録促進について、納付書の発送時に同封をという御意見だと思います。昨年度まではチラシをつくって一緒に入れていただくというふうにお願いをしていて、ことしもちょっと予定をしてたんですけど、連携が申しわけないんですけど悪くて、今回の納付書発送のときには同封ができてない状況です。以後、連携をとりながらやっていきたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) なら、次に進ませていただきます。
次に、120ページから132ページ、款7、土木費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) ありませんね。
次に、132ページから134ページ、款8、消防費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 次に、134ページから154ページ、款9、教育費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 成果説明のほうでは15−41、いわゆるカウベルホールの運営費です。いわゆる昨年の中部地震においてカウベルホールの調査ですかね、多分やられたというふうに思うんですが、こういうような建物というのは、町内にはいろんな施設があって、いわゆる耐久年数をもうすぐ迎えるとか、そういう施設もあるというふうに思うんですね。これ見てみると、長寿命化に対応するためには、いわゆる施設の改修ですね、大体こういうような改修とかなんとかの試算とか、大体これぐらいかかるだろうとか、維持管理も含めて大体これぐらい要るんだろうと、二、三十年ぐらいの計画のようなものができているのか。
例えばの私の思いですけど、これを長寿命化して改修をされて維持費をつけてやるということになれば、相当な金額になると思うんですね、恐らく。数千万とか、そういうレベルでなくて、7億も8億も要るような可能性もあると思うんです。果たしてこれを今後も続けられる考えなのか、あるいは指定管理をお願いしても、なかなかおられないというような状況で、例えば全国に打って出て公表して、この施設を何とかやってくれというようなことでもされるのか。やっぱり将来的に私は、二、三十年先を見ると多分相当な金額が要ると思うんですよ、きちんと直そうと思えば。だけど、町内の施設はそれだけじゃないんですね。公民館もあれば、いろんなもんがあります。こうやってどんどんどんどん寿命が来て、どうされるかわからんけど、建てかえするのか縮小して小さくするのかわかりませんが、そういう建物がいっぱい出てくるんですね、これから。どこの町もこういうのが大きな懸念だと思うんです。このカウベルホールも一つのあれなんですけど、大体そのような長期的な考え方というのはどのようにお持ちですか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 15−41と、具体的にカウベルホールの運営ということに関連して、町の公共施設のあり方や長期的な展望に立ってトータルでどの程度の銭が要るのかみたいなこと、あるいはそれを指定管理にするのか、ある程度の修繕をかけて民間の買いたいところに売ってしまうとか、あるいは場合によっては取り壊しということも選択肢の中にはあるということで、それはおっしゃるように、今というときは、そういうことを真剣に考えて、長期的な負担がトータル何ぼぐらいかかるだろうということを考える中で、ことしのことや来年のことや、その先のことを考えたりしていかなければならない、そういうところに立っておるのがやっぱり今だろうと思っております。そのことは、思いとしては一緒なわけであります。
その中にありまして、ですから、そういう公共施設のあり方についての計画づくりということをしていかなければならないし、試算もしていかなければならないし、施設によって、この施設はどういうあり方にしていくのか、この施設はどういうふうにしていくのというようなことは本当判断や決断をしなければならない時期に来ております。ちなみに、カウベルホールの場合に、今の状態をきちんと直したとして、維持管理は別ですよ、約8億円ということで、それはどう考えるのかということが、例えばカウベルホールの場合でも本当にどう考えるのかということに立っておるということは、そのとおりであります。
○議長(手嶋 正巳君) 前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 今、町長のほうから大きな数字が出ましたね、8億円なんていう数字ですね。これただ一つの建物なんですが。今のカウベルホールのことについて、例えば誰か第三者的な人に、何々委員会みたいなのだとか、そういうような会を持って話し合いをされておるとか、そういうような状況というのはあるんでしょう。また、例えばあるとするならば、そういう人たちの意見といいますか、そういうようなものはあるんでしょうか。その会がなければ別ですけど、そういう会というのはありますか。もしあるとするならば、内容までちょっと教えていただければと思います。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 今のところは、そのあり方について本格的に検討する組織はまだできておりません。8億というのは、やっぱりそういう専門の設計事務所に頼んで今の状況を積算をしてもらったものということであります。やはりこれはそういうことでありますけれども、何年も結論を出さず、ずるずる引きずることは許されるのかなということは深刻な懸念を持っておるところであります。
○議長(手嶋 正巳君) 前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 今、町長のほうから、そんなに長くは待てないと、ある程度のところで決断をせにゃいけんときが来るだろうということなんですね。さっきも言いましたけども、この施設だけではないんで、20年、30年先を見た決断をきちんとされるべきだというふうに思いますし、いわゆる町民の幸せのことを考えて、何が正しいのかということを真剣に考えて対応していただきたい。終わります。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
藤本則明君。
○議員(7番 藤本 則明君) 成果説明書のほうで行きたいと思います。14−3、スクールソーシャルワーカーによる年間支援件数もろもろということで書いてございます。1から9まで合計78件ということで出ております。1の不登校20件、20人ということでしょうけれど、ただ学校に行きたくないということではなく、いじめ的なものを受けて行きたくないということもありましょうし、もし内容が公表できるなら教えていただきたい。
2番目、いじめ、暴力行為、非行等の問題行動2件ということで出ております。いじめはわかるんですが、いじめの中には暴力行為もありましょうし、きのうの全協でも申し上げました。暴力行為の中には、私は言葉の暴力ということも十分加味されても間違いではないというふうに思っておりますけれども、そういった見解も教えてください。
それと、3番目の友人、教職員等の関係の問題6件とありますが、内容がわかれば。以上3点教えていただきたい。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 14−3のこのことにつきましては、教育委員会のほうで答えていただければと思っております。
○議長(手嶋 正巳君) 小林教育長。
○教育長(小林 克美君) 詳細については、担当課長のほうから答えていただきますが、そこにも上げてありますように、スクールソーシャルワーカーによる件数でありますので、スクールソーシャルワーカーがかかわった件数をそこに上げております。
○議長(手嶋 正巳君) 渡邉教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉 文世君) 昨日、夕方にいただきまして、きちんとしたものはまだでき上がっておりませんけれども、わかる範囲でお答えをさせていただきます。
まず、件数につきまして、昨日は人数と申し上げましたけれども、あくまでも事象の件数ということで、1人の子供に対し、何件かあるという場合がございます。不登校につきましてですけれども、20件の中には家庭環境によるもの、貧困であったり家庭内不和、ネグレクト傾向、身体的虐待というものがございます。ちょっと件数につきましては、まだ詳細が出ておりません。
2番のいじめにつきましては、暴力行為と非行等というのがございまして、暴力行為は家庭環境による虐待、それから非行等につきましては、発達課題と友人関係でございます。それが1件ずつございます。
3番の友人、教職員等との関係ということにつきましては、家庭環境、発達課題、友人関係というのがございます。以上でございます。
○議長(手嶋 正巳君) 藤本則明君。
○議員(7番 藤本 則明君) 課長のほうではまだ把握し切れていない部分もあるということですけど、委員会のほうで説明をされると思いますので、その資料をもしいただけるなら頂戴したいと思います。
今、課長のお話の中に、不登校の件についてはようように理解ができますが、2番目のいじめ、暴力行為ということ、きのうの全協でも私、申し上げました。往々にして小・中学校の中でもあるでしょうけれども、大人の世界でも私はあると思っております。これほど陰湿な誹謗中傷や個人攻撃というのが平然と行われているような状況を見ると、私はやはり芽は摘み取っておくべきだというふうに認識しておりますので、ぜひこれは前向きに考えて努力していただきたい。教育長も相当熱心に頑張っておられますけれども、ぜひこれは頭に置いていただきたいと。いわれのない、それこそ差別と言ったら失礼ですけれども、何をもって誹謗中傷するのかと、いわんやというふうに思いますので、ぜひそれは認識を新たにしていただきたい。
それから、3番目の友人、教職員等々の関係の問題ということで出ておりますけれども、実は申し上げにくいんですが、私の子供も中学時代にいじめに遭いました。初めていじめを持つ子の親になりましたが、本当にどう対処していいのかわかりませんでした。そして、私の家内が担任の先生に便箋7枚にびっしりと母親の思いを書きました。返ってきた言葉は何もありませんでした。これは一つの例外でしょうけれども、やはり教育委員会、そして家庭、地域が一体となって、こういった問題を解決していくんだという強い姿勢をぜひ町自体でも持っていただきたい。まずそれはお願いと要望でありますけれども、そういった見解はどうでしょうか、教育長。
○議長(手嶋 正巳君) 小林教育長。
○教育長(小林 克美君) おっしゃるとおりに、子供は大人の鏡であると思います。小さいときにその芽を摘み取っていただきたいということも本当に受けとめたいと思いますが、おっしゃられたように、地域ぐるみで、あるいは家庭ぐるみで子供を育てていかないといけないと思います。園なんかで子供がごっこ遊びをしていると、家庭の様子そのままだというふうによく園の先生が言われます。子供たちはやはり親の姿あるいは地域の姿、周りの姿を見てまねて、その言葉遣い、あるいは言いっぷりというようなものをまねながら成長していくものであると思っております。ぜひ家庭と連絡を密にしながら子供たちを育てていきたいと思ってます。
いじめや暴力等の事案があれば、必ず家庭に連絡をして、親を含めた形でのお互いの謝罪の場であるとか、あるいは和解の場であるとか、そういったことを設けながら一つ一つ進めていっております。ありがとうございました。
○議長(手嶋 正巳君) いいですね。
ほかに質疑ありませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 教育委員会の15−31ですね。これは赤崎台場のことですが、一番下のほうに看板を設置して、事業としては22万9,000円で、一般財源で少ないんですが、適切な保存方法や遺跡の活用方法を検討していくため事業の継続が必要であると、こういうふうな形に書いてあります。大高野の問題もありますが、琴浦町の文化財行政の問題について少し考えてみる必要があるんじゃないかというように思います。必ず最近、このごろ文化財問題を議論したり、行政が文書を書くときに活用という言葉が出てきますね。ですから、何か観光だとか、そういうようなものに役に立つんじゃないかというようなところを感じるんですね、私は。
赤崎台場というのは、鳥取藩のお台場がずっと指定されたのは、一定の全県公園化構想がやられたときにやられたわけですが、そのときに赤崎台場は国指定にはならずに、これは公共用地として埋め立てられて売却してますから、周知の文化財包蔵地になってるんですね。だから、ここには文化財としての台場が埋まってますよということを周知がされてると、県の指定ですね。これが今度、文化庁の予算なんかで発掘調査をして追加指定されたと、こういうふうな形になるわけです。それには用地の買収で3,600幾らかかってきたと。発掘調査をしまして、あったと。あることは初めからわかってるんですね。発掘調査で、残念ながら平面測量をしたけれども、縦断測量をしてないから、水準測量をしてないから台場の断面が描けない。こういうような不十分な調査だったと思います。それで、また埋め戻したと。今、更地です。10万円で看板があって、その発掘調査の写真が載ってる。
発掘調査は、国の予算、補助金がついたりなんかして純町費の持ち出しは少なかったと思うんですが、どうしようとしてるのか。埋蔵文化財を保存するのは、一番いいのは、そのままにしておくのが一番いいんです。しかし、活用、利活用となると、ちょっと話が違ってくる。そういうようなことがあって、あすこを見たときに、今は更地で、あとは草刈る仕事ぐらいしかないだろうと。訪れる人もないでしょう。幕末の台場、日本が鎖国して開国するときの台場なんですけれども、例えば品川台場なんかはもう機能してなかったんですね。ペリーが来ても一発の大砲を打ったわけじゃなし、無血開城みたいなもんなんです。そういう歴史的な経過の中で、何が台場を歴史的に研究したり保存したりすることの値打ちがあるのか、それがどう活用、利活用できるのかというようなことがやっぱりこれからは問われてくるんじゃないかと思います。
同じく、大高野の問題も、3ヘクタール近くの、2.7ヘクタールぐらいの広大な土地が国の補助金がほとんどで用地が取得されたと。かなり単価は高かった。中には山林もある。これを維持管理するのは、当然国の補助金なんかもつくでしょうが、以前建物があったところの遺跡があって、東伯時代に発掘調査をされてるんですね。だから、発掘調査をして詳細な研究をさらにする必要は私はないと思うんですが、じゃあ、それを維持管理しながら、それに利活用というような形が出てきたときに、どうなるんだろうかと。文化財行政の何か関係なんかでお金が落ちるような形で誤解されてるんじゃないでしょうか。そこのところの根本をちょっと考えるときが今じゃないだろうかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 文化財行政のあり方とか、あるいは文化財というものを本質的にはどういう認識をするのかというようなことだと思っております。でも、文化財というものはやっぱり適切に残していくということが重要でありますし、それぞれの文化財団というものをどう活用するかということであれば、観光なんかと一体的な空間の中のある一定のエリアの中の一つに位置づけて、そして有機的に観光資源の一つとして使うということは当然ありますし、そういう取り組みも必要だというふうに考えてるのが1点と、もう一つは、ほんなら文化財というものを歴史教育とかというようなものと関連づけて認識を深めるということも重要なことであります。
赤崎台場にありましては、おっしゃるように、幕末のことでありますので、中国のアヘン戦争から大体10年ぐらい、それから明治維新の前3年か4年ぐらいのころにつくられたものでありまして、あのときの日本、中国、ヨーロッパ、アメリカ、ロシアあるいは呼称で言えば朝鮮の問題、そういうことというものを例えば今の国際環境とあわせたときに、やはりテーマは違います、規模も違いますけども、そういうようなことも、つまりそれはどういうふうにあれを教育として生かしていくのかということが当然あっていいことだと思っております。
大高野の分につきましては、これは斎尾廃寺跡との一体的なものもありますし、法隆寺式の伽藍ということもありますし、ちょうどあのころは倉吉にも国府がありまして、山上憶良か、万葉集の歌人でありますけども、あれが結局今の県知事と同じように中央のほうから来ておったところと大体重なってまいります。山上憶良は、当時遣唐使、中国は唐の時代でありますので、楊貴妃やなんかがおった時代でありますので、遣唐使として派遣されて、中国から帰ってきて、それから中国から派遣されて倉吉のところに着任をした。ちょうどそのころと同時代のものであります。それは万葉集、古今和歌集、いろいろありますけれども、やはり万葉集というのは今もって魅力的な歌集でありますし、そういうようなものと学校教育の中でどう広げながら教育に使っていくのかということもあると思いますし、そういうことは大切にしなければならないと思っております。これは私の見解でありますので、また教育委員会の教育長の見解は少し違うかもしれませんけども、私はそういうことがあっていいと考えております。
○議長(手嶋 正巳君) 小林教育長。
○教育長(小林 克美君) 赤崎台場の保存活用についてでありますけども、活用というと、僕は単に収益だとか、お金が入ってくるということだけではなくて、遺跡の重要性であるとか歴史的な価値であるとか、そういったことを広く知っていただくというようなことも、これは活用の一つではないのかなと、そういうふうに思っています。
赤崎台場については、保存活用計画の策定が必要でありますが、策定に当たっては、これは鳥取藩台場跡としての史跡指定でありますので、浦富、橋津、由良、淀江、境港、各台場との連携を図る必要があると思っております。また、大高野官衙遺跡あるいは斎尾廃寺跡については現在、専門家有識者の方による保存活用検討委員会を開いておりますので、専門的な立場から御意見をいただきながら計画を進めていきたいと思ってます。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 鳥取池田藩の公文書が大量に残ってて、鳥取大火のときなんかは、鳥取県がそれを守るのが一生懸命だったんですね。日本でその時代の藩の公文書が残ってるのは熊本県の細川藩と鳥取県の池田藩の2つなんですね。ですから、当時の公文書としての台場の資料だとか、そういうのは研究には事欠かない豊富なものがある。だから、赤崎台場も図面も残ってるし、いろんな例えば大砲の試射をやって何ぼ飛んだとかなんとか、火薬は何匁使ったとか、いろんなことは豊富にあるんですね。ただ、それを公費で買って、1回埋めて破壊して、売り飛ばしたものを公費で買い戻して、それであることはわかってるのに、また掘って確認して、それも水準測量もしないから堤体の断面も書けないような調査をして、それで看板つけて利活用も含めてどうこうするということが文化財行政としては王道なのかということを問うてるんです。
もっとそういう点でいったら、どういう歴史的意義があって、どういうことが解明されて、郷土の歴史としてこれは貴重なんだというような形になるのかならないのか。私は、例えば由良の台場を見たときに、あれだけの土量の土をあの砂丘地に持ってきて、運んで堤防を築いたと。その運搬はどうやったのか。土木技術としての歴史というのは解明する価値があると思うんです。その土取り場は橋津だというふうに言われてるし、運んだのが北条水路だというふうに言われてる。しかし、当時の技術としてあれだけのものを築き上げたということの価値や、あるいは六尾の反射炉、当時日本で最先端の技術で形場の炭を使って反射炉で鉄鉱石を溶解したという、それで大砲をつくったというような歴史というのは非常に貴重だし、研究するテーマがある。しかし、我が町の赤崎台場はどうなんだというようなことを考えていかないと、私は本当の史跡の活用にならないんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 本当にそういうプロセスを経て、国の史跡に追加になった。そして、それは官報で告示されたということで、国の史跡になったということであります。そして、今おっしゃるように、青亀議員が例えば北栄町の由良の台場を見たときに、そのようなことをおっしゃいました。そういうことがあっていいと思いますし、そして、それは多分、赤崎台場につきましても、六尾のところのあれから持ってきて据えつけたというようなことだと思いますけれども、そこにはその場所、その場所でのいろんなストーリーというものがあるというふうに思っております。品川台場のことをおっしゃいました。ペリーが来たときに、結局当時の大砲の技術はそうだったと思うんですけれども、でも、結局当時の日本人が持っておる全ての知識を結集してつくった大砲がそれであって、それはどうかということは、それはそういうもんだと思いますけども。おっしゃったように、史跡というものを通して当時の歴史というもの、あるいは北東アジアの歴史というようなことを学ぶ機会にもなるんでしょうし、いろんなそれこそ素材として多方面での学習の素材になりますし、そういう使い方をすることが意義のあることであると思っております。
○議長(手嶋 正巳君) 小林教育長。
○教育長(小林 克美君) おっしゃられるとおりに、歴史的な経過であるとか、あるいは技術的なものを含めて本当の真の価値というようなものも見出していく必要があるのかなと、そういうふうに思っております。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですね。
ほかに質疑ありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 次に進ませていただきます。
次に、154ページから158ページ、款10、災害復旧費から款13、予備費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑ありませんね。
次に、歳入については、16ページの町税から54ページの町債の災害復旧事業まで一括して質疑に入ります。質疑ございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 監査委員さんにも出席を願っておりますので、監査委員さんにも一言しゃべってもらうほうがいいんじゃないかと思いまして質問したいと思いますが。監査の2ページですね、決算の概要というのが5となっております。決算の状況(普通会計)としてずっとありまして、表があります。表があって、この中で地方税の問題に触れられてまして、法人税割の減少率が高く、対前年度比マイナス23.1%となったと書いてあります。表の中で、法人均等割が1.06%減ってると。それで、その下の法人税割が23.07%になってる。こういうことだと思います。それで、これはちょっと大変な数字だというふうに思います。
この間、安倍政権のもとで法人税の減税が行われたり、いろいろ税制の改正もあるでしょうし、それは地方税にも波及してることもあるかと思いますが、いずれにしても、ほとんど法人の数は変わってないのに法人税収が大幅に減ってるということは、やはりもうかってないということになるんじゃないかなと思うんですが、そこら辺のところをちょっと心配ですので、監査委員さんのほうにもちょっとお願いしてましたので、概要などわかれば報告をお願いしたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) 山根代表監査委員。
○代表監査委員(山根 弘和君) 青亀議員のほうから決算監査調書の2ページの決算の状況の市町村民税、法人税割の件で御質問をいただきました。
結論から先に申し上げますと、法人の事業年度の変更によるものでございます。決算期がかわったということによっての税割の変更でございます。御承知のとおり、市町村民税の法人税割というのは、本町に本店または主たる事務所を置く法人の法人税額を課税標準として課する市町村民税でございます。いわゆる法人の所得でございますが、先ほど申しましたように、その法人がこれ2社というふうに聞いておりますが、事業年度がかわったということで、本来であれば28年度に入るであろう市町村民税が翌年度に延びたというふうに理解をしております。ですので、この法人税割につきましては、先ほどもおっしゃいました、いろんな景気の動向ですとかがございますけれども、あるいは損金の決算処理とか、法人によっていろんな状況はあると思いますが、事業年度の変更のときに限って言えば、29年度を見れば、28年度に少なくなった、へこんだ分が29年度に入ってくるんではないかなというふうに思っております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 監査委員さんのほうからお答えをいただいたわけですけれども、26年度は「琴浦新時代への挑戦」と銘打って事業展開したし、27年度は「新たな地方創生に向けて」というキャッチフレーズでありました。28年度は「始動〜ことうら創生の実現に向けて〜」、29年度は「連動〜ことうら創生への加速〜」、そういうふうな形でやってこられたわけですけども。これは今度は町長のほうにお聞きしますけども、こういうふうな結果というのは、本当のところの姿というのは、地方創生でいろいろ頑張っているんですけども、地域の法人の経営環境なり所得環境なり、そういうようなこと、住民の所得の関係で言えば住民税の所得割の関係だと思うんですが、そこら辺のところはどういうふうに見ておられて、どういうところが問題があるのかというようなところは分析しておられるでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) ちょっとそれは現時点では一つの総論的な感覚的な部分というものは、そういう発言になるのはお許しをいただきたいと思いますけれども。今、最近の町内の経済の状況というものを概観したときには、やはり企業活動というのは総体的には堅調に推移をしておるというふうに認識をしております。
雇用の問題というものも、人は一方では欲しいんだけれども、ハローワークにあれしとっても、なかなか人は来んということでありまして、町内の経済的な環境というのは堅調に推移をしておるというふうに思っております。そして、地方創生ということで町が取り組んできた施策が地域の経済に目に見えてプラスに働いたかということを合理的に説明するには至ってないと考えております。でも、税収も含めまして堅調に推移をしてきたというふうに、そういう感覚を持っております。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 堅調に推移したときに法人の利益である法人税の税額が23%減るのだろうかなというような素朴な疑問があるんですけどね。法人は、専門の税理士なりなんなりを雇いながら、経費を最大限見ながら納税利益を極力抑えるというような、やり方としては当然なことなわけで、それをやるわけですよね。そういうふうな中でやって、これは一貫して企業が納税に対してとる基本的なスタンスだと思うんです。だから、そういう点で言うと、法人の利益が減少した分が法人の納税額の減少に直結するというのは常識的な線だと思うね。だから、山下町長は堅調に推移してるのに、こういうことが起こるのは、ちょっとなかなか説得力がないように思うんですが。私、心配してるのは、そういうような形で地元の企業が頑張っていただくのを願いながら、でも、そういうところに大きな問題点や隘路が横たわってるんじゃないかというのをこの税収を見たときに心配して質問してるわけですね。そこんところ辺は、本当のところはどうだろうかなというところをもう少し内部へ精査するなりなんなりして報告していただけませんか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 法人税割の減少率が対前年度比23.1%につきましても、代表監査委員が報告されたとおりだというふうに認識をしておりまして、これは青亀議員が御懸念の23.1%の減少、均等割ではなくて法人税割が23.1%減るということは、企業の収益がどんと下がったわけだけえ、そこに町が見落としておった大きな何かがありはしないかということの提言だというふうに思っておりますけれども、この23.1%の主たる要因は、町内にあるとても大きな企業の2社の決算日を変更したということに伴うことでありまして、だけん、逆に言いますと、29年度の法人税割というのがこうはならないというふうに思っております。そのように思っております。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですね。
ほかに質疑ありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 成果のほうで一番最初のページですね。地方債の関係です。今の議案は一般会計ですから、一般会計の一番上の欄ですね。27年度末が152億の残高で、28年度は発行が6億、返済が13億、利息は1億7,000万払ったと。145億の一般会計のほうの借金があるという形です。普通一般の家庭で考えれば、貯金が42億ほどあると。そうすると、早く借金を返してしまいたいと、利息を払うのが大変だということで。借金は少なくして、返済をして何とかしたいというのが一般的ですけども、13億は返す。でも、6億は借りると。1億7,000万利息は払うという形ですね。努力はしておられると思いますけども、例えば繰り上げ償還であるとか、いろいろな方法で、基金を使って何とかするとかやっておられるとは思うんですけども、その辺の努力はどの程度されたのか。
それから、借金を6億ですけども、金利もどれぐらいかはいろいろあると思いますけども、本当は例えば同じ借金を金融機関とか国に払うんだったら、町民から6億借りて、町民に利息を払ったほうが町民としては喜ぶじゃないかなという気はします。また、基金も、その運用をそれこそ確実なようなものがあれば、株だとか、その他もろもろもあると思います。その辺のことがどういうようなことを考えられたのか、よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) おっしゃるとおりでありまして、とても財政運営って難しいことだと思っております。それで、例えば琴浦町は、その資料によって、いろいろちょっと数値も年度によって違うんですけれども、地方債の残高というのは145億ありまして、それで145億というのは市町村の中では一番大きいんです。ちなみに、境港は125億でありますので、うちは非常に大きいわけであります。でも、これは先行投資をして、いろいろなことを、起債を借りて、いろんな住民の福祉の向上のためにしておるということでありますし、公債費比率といって財政の健全性をあらわす指標がありまして、それも当然許容の範囲内のことであります。
それから、繰り上げ償還は今回の補正予算でも出しておりますけれども、約1億円ほど繰り上げ償還をいたします。そういう議案を出しております。それは補助金ということで、それぞれの土地改良区に補助金で出して、その補助金をもとに土地改良区は繰り上げ償還をするというものであります。それに伴いまして、結局町のほうとしては一千五、六百万円ぐらい負担が少なくなるということもあります。繰り上げ償還はそういうことでありますし、それから低利債に借りかえということもよくあるんですけれども、4%で借りておったものを今はほとんど非常に低いレートになりますけれども、それはなかなか金融機関の関係では応じてもらえないということも事情としてはあります。
金利としましては、今ゼロ%の金利ということもありますので、町としましては日本の国債あるいは地方債といっても、大きな例えば大阪とか東京とか、そういうところが発行する地方債ですね、それを買って運用、20年物とか30年物とかというのを買ったりいたします。これは主に証券会社から買います。表面の金利は0.5%とか0.8%とか、いろいろありますけれども、1億預けておけば年間55万とか60万とか80万とかという利回りになります。だけど、そういうものというのは結局相場がありまして、今1億預けとったけども、今1億をすぐ現金にかえたいというような場合は、1億円が1億円で返ってくるとは限りません。9,800万でしか返ってこない場合があったりします。
そういう公社債での運用のリストということは必ずあるわけで、定期預金のように1億預けたら、いつでも1億返ってくるということではありません。利子はいいんですけれども、本当は10年間預ける予定だったんだけど、財政運営で5年後に今すぐに1億円を取り崩さないけんときに、1億円の公社債の相場があって、9,900万でしか返ってこない場合もありますし、場合によっては1億1,000万で返ってくる場合もありますという、そういう運用上のリスクということも当然考えながら、有利なものと、それから財政秩序ということを考えながら運営をしておるというのが実態であります。
○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 借金をすれば、交付金でそれが見返りがあるというようなことがあって、なかなか複雑だとは思うんですね。ただ、一般的に言えば、借金があれば、なるべく早く返して、借金をしないというのが一般の町民の考えだと思いますね。同じ借金するんだったら、町債を町民に発行して、町民の皆さんに買っていただいて、あの道路、下水道特別会計ですけども、あの下水は我々のお金を出したものでできてるんだとかいうことになれば、非常に参画意識も出てくると。それで、やはり金融になると非常にリスクもあるということで、プロの力、例えば訴訟なんかであれば顧問弁護士のような方にお願いして、そういう専門的なことになると。こういう金融関係、42億の基金があり、こういう借金がある。これをどうすれば一番うまく運用できて、一番よくなるかと、そういうような顧問的なそういう専門家はおられるんでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) そういうふうなファイナンスのための運用の専門的な人はおりません。まずはおりませんということです。それから、1億とか2億とかと、そういうふうにするときには、それぞれの証券会社がいわば自分に有利なような形で、魅力的な商品ですよというものを持ってきて、それの説明をするということ。そこのところは我々としても100%信じるわけではないですけれども、リスクということも十分に考えながら、複数の職員とも協議をしながら、ほんなら今回は1億しようとかということ。だけど、それは町内の金融機関とのバランスということもやっぱりあったりいたしますので、その辺のことの秩序ということも考えながら運用をしておるということであります。
○議長(手嶋 正巳君) いいですね。
ほかに質疑ありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
ここで、一般会計全般にわたっての質疑を受けたいと思います。質疑ございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 先ほど法人税が2,000万近く減ったという話は決算期の違いだというふうに答弁があって、それはそれでそうなのかということで理解できるんですが。当然2,000万円減ったというのは、今年度に2,000万円がふやしてあるでしょうね。要するに決算期がずれて減ったんだから、その分は2年分されるとか、そういうような形でふやしてはないんですか。同じ金額で入れてるんですか。そこら辺どうでしょう。私の勘違いかもわからんけど、素朴な疑問。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) それは従来の決算期の変更がないとしたならば、28年度に入ってきたはずです。その決算期を変更することによって、29年度に入ってくるということでありますので、決算の内容が変わらなかったら2,000万円相当の金額は29年度に入ってくるという理解になります。だけれども、29年度の予算を編成するときには、そのほかの企業もいっぱいことありますので、そのほかの企業の収支内容というものはトータルに考えて、29年度の法人税割額が出てくることになります。今は29年度ですので、2,000万円相当は29年度の中に入ってまいります。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) そうすると、28年度の決算は、そうやって1,900万減ったんですね。それで、それは減額補正はなしで減らしてるんですか。だから、今年度の予算を組むとき、対前年度比で積算するわけですから、そこら辺のところが素人にはようわからんので、どうなんでしょうかと。決算期がずれて、1年だけそれが少なくなって、ずれた決算期でこれからずっと継続していくと同じ金額になるわけで、その決算期のところが2,000万円法人税が減ったというのを減額補正してやってるのか、それとも減額補正せずにいて、締めてみたら少なかったということなのかということです。前年対比で予算を組むわけですから、12月ぐらいに。どうなんでしょう。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 28年度の決算書の16ページをごらんをいただきたいと思います。16ページに項のところで町民税で個人、法人とありまして、それで法人の均等割と法人税割を合計、当初予算では9,600万見ておって、補正で1,400万の減額で、予算額ベースでは8,154万6,000円となっております。そして、予算はそうなんだけれども、調定額ということで見ると、調定額というのは、本来これだけ入ってくる予定というのは現年度滞納繰越分を含めまして1億81万8,000円でありましたけれども、結局締めてみると9,850万8,000円ということになったというような内容になっております。したがいまして、予算額ベースでは8,100万円ぐらいということだけど、実際に入ってきたお金は9,800万だった。でも、9,800万は本来は理論的には1億から入ってくるだろうなというふうに思っとったんだけれども、実際の決算額は9,850万8,000円という内容になったということであります。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 済みませんね、時間とっちゃって。それはこの決算書で見たら、調定額というのはそれであって、支出済み額が9,800万で、それで収入未済額が230万ですから、それは調定額と収入未済額との関係なんですよね。そうじゃなくて、調定額そのものは減らしてるのかということです。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) それは理屈の上では減らしてないと説明にならないわけであります。2,000万相当の調定額を減らして、調定減の結果1億何ぼということになるということですよね。だから、そこんところの確認はちょっといたしておりませんけれども、おっしゃるように、理論的にはそこで2,000万相当の調定減がなされておるということが推測されます。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 監査意見書の21ページの一番上に財産管理状況があって、28年度は3万平米の土地を新しく入手したと。主なものは大高野の遺跡だと。そこに、下のほうの表に行政財産は2万3,000平米プラス、普通財産が6,900、約7,000平米入ったということですけども、これはどういうようなものが28年度は土地を取得されたかというのが1つと、あと山林は増減なしですけども、琴浦町の町有林はどういうところにあって、今はどういうようなことをしておられるのか、お願いします。以上。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) それは監査報告の21ページの山林の56万7,647平米のことだと思いますけれども、山林の56万7,647平米の町有地の主たる場所は、大成と旧赤碕町との町界の谷間です。前にナダオ農場があった、あれから少し北側のほうに下って、そこが谷になっておりますので、そこのところが、主に何十町とあるのはそこでありまして、そこの管理の状況というのは、やっぱり残念ですけれども余りいい管理の状況になっておりませんけども、おおむねはそこであります。
○議長(手嶋 正巳君) ちょっと暫時休憩します。
午後0時04分休憩
───────────────────────────────
午後0時04分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き再開いたします。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 普通財産の件につきましては、再度よくちょっと調べて後で報告させていただきます。
○議長(手嶋 正巳君) そういたしますと、ここで休憩に入らせていただきます。再開は13時30分、1時半からということでよろしくお願いいたします。
午後0時04分休憩
───────────────────────────────
午後1時27分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、議案第117号、平成28年度琴浦町国民健康保険特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第118号、平成28年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第119号、平成28年度琴浦町農業集落排水事業特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 昨日もちょっと聞いたわけですけども、特に農業集落排水事業の範囲というのは中山間が多いと思いますし、その中で空き家だとか一人おりになった関係で、どこかの町内施設に入られたとかで一時休止というのが出てきてるんじゃないかなとちょっとお聞きしたんで、そういうふうなところを回答をお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) そのことに関しましては、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 村上上下水道課長。
○上下水道課長(村上 千美君) 農業集落排水では、28年度では2件ほど死亡と転出で使用の停止届が出ております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第120号、平成28年度琴浦町下水道事業特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 先ほどと同じ質問になるかと思いますけども、現在、29年度も事業進捗中だと思いますけども、28年度の下水道の加入状況とあわせて、接続一時中止だとかというのが何件ぐらいあったかというのをちょっと教えてください。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) そのことに関しまして、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 村上上下水道課長。
○上下水道課長(村上 千美君) 接続率については、東伯地区では74%になります。赤碕のほうでいきますと、赤碕も同じく74%になります。それと、下水道を接続されてて、死亡とか転出等で使用を停止される方は年間で10件程度ございます。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑はございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第121号、平成28年度琴浦町介護保険特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第122号、平成28年度琴浦町後期高齢者医療特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第123号、平成28年度琴浦町船上山発電所管理特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、琴浦町各財産区特別会計決算について一括して質疑に入ります。
議案第124号、八橋財産区特別会計から第132号、以西財産区特別会計までの9議案について質疑ございませんか。
大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) 質問のほうをさせてもらいたいと思います。
財産区ですけど、これも議会のほうで多分昔も話が出たことがあるんじゃないかと思いますけど、どこの財産区とは言いませんけど、歳入歳出、今の財産が全くないようなところもあるわけです。それで、極端な話、歳出、歳入ともゼロとか、そういったことで全く動きがないような状態で何年も出されているような状態だと思うわけですけど、やはりそこのところは歴史的な使命を終えたところについては、これから考えていく必要があるんじゃないかと思うわけですよね。ゼロ円でこのままずっと出していくのか、やはりそこんところは管理者が町長なわけですから、どういうふうに考えておられるのか、よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) それは財産区によって、おっしゃる部分があって、それはどう考えるかということがあります。ただ、歴史的な経過もありますし、確かに今、決算額ゼロとか1万円に満たないようなものについて、急遽財産区の中で新たな何かを取り上げなければならないということもなかなか予見しがたい部分もありますし、そういう点では、そのあり方というものについては今後検討することになろうと思います。ただ、一つには、そうは言いましても長い歴史なり経過もありますし、地域でのことということもあったりしますので、今後とも、それは問題意識を持ちながらやはり検討することが必要だろうと思っております。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第133号、平成28年度琴浦町水道事業会計決算と議案第134号、平成28年度琴浦町
水道事業会計剰余金の処分の2件について一括して質疑に入ります。質疑ございませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 上水道、水道事業会計の決算ですね。きのうも説明を受けたわけですけども、この報告書の10ページ、水道料金も上がりましたし、その中で、去年の3月よりガーデンヒルズのほうを上水道として給水を開始したということで、供給水量というのも増加して、料金も上がったということもお聞きしました。そこで、ガーデンヒルズ、何戸分ぐらいに供給をされておるのかなということと、そこの中で一番最後に、今後の動向を注視していく必要があると書いてありますけども、この意味というのはどういうことなのかなと。一時的にふえたというよりも、ガーデンヒルズが加わって、その量というのは今後確保されるんじゃないかなと私は思ったわけですけども、動向を注視ということですけども、どういうことなのかなということで伺いたいと思います。
それと、先ほど下水の一時中止とかというのもあったわけですけども、同じように、やはり上水道のほうも10数戸の方が28年度休止されたというのがあるのか否かということもお聞きしたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) まず、水道事業というものを全町的にどう考えるかということも根本的な問題としてはあると思っております。特に中山間部にあっては、いろんな形でのそれがありますし、それはそれぞれの地域での思いもありますし、片方にはやっぱり町全体の上水に一本化をすべきではという意見もありますし、そうでもない意見もある。それからもう一つは、特に中山間地域を中心とした高齢化が一層進む中で、維持管理がどうかということと、それからそれを町が全体として上水道で一元化することも町会計上のリスク、あるいは結局一時的にそれを受け入れても、メンテナンスや機器の更新というようなことも含めれば、上水の財政運営上の健全さはどうかということがありますけれども、町全体として町民のそういうことを、あくまでもそういう財政運営上の合理性だけでもって入れるとか排除するとかみたいな選択もできないんじゃないかなという、そういうテーマというものがあります。それは、午前中にありました町の公共施設の今後のあり方ということともダブってくる話ではありますけれども、そういうことを一つの懸念というか、課題として認識をいたしております。そして、上水の中では、実際には町内にいろいろと新しいスタイルのアパートができたというか、そこのところでの需要というのは無視できないことであろうと考えます。
そのほかの補足や詳細につきましては、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 村上上下水道課長。
○上下水道課長(村上 千美君) ガーデンヒルズですけども、今現在で84戸、対象があります。それと、あと使用水量なんですけども、ガーデンヒルズで年間1,868万80立米使っておられます。それで、実際にこの決算書に出ております前年よりの増加が4,149ということになっておりますので、ガーデンヒルズがもし入らなかった場合は、今までの同じ対象でしたら使用量が少なくなるということがありますので、それでこういう一時的なということで書かせていただきました。
それと、水道のほうで転出なりして空き家というのは、ちょっと今資料がございませんので、後ほど資料を提出したいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
これをもって平成28年度琴浦町の各会計決算に対する質疑は全部終了いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第20 平成28年度琴浦町各会計決算議案の委員会審査付託
○議長(手嶋 正巳君) 日程第20に進みます。
お諮りいたします。ただいま一括して議題としております議案第116号、平成28年度琴浦町一般会計決算から議案第134号、平成28年度琴浦町
水道事業会計剰余金の処分についてまでの19議案については、お手元に配付しております審査付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に審査付託したいと思います。
なお、一般会計決算については、総務常任委員会への付託としておりますが、各常任委員会にかかわる分野については分割審査をお願いし、委員長が意見を集約していただきたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、これらの19議案については、お手元に配付しております審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査付託することに決しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第21 議案第102号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第21、議案第102号、琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とします。
質疑ありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 農業委員会の委員さんの報酬に予算の範囲内で町長が定める額を支給するということなんですけども、上限が2万円ということをお聞きしたんですけども、予算の範囲ということになると、予算があれば出すし、なければ出さんということになるんですね。一般的には一般の報酬というのは、例えば基本給があれば、それの1.何倍だとか0.何倍とかということで、上限であれば、そういうような表現のほうがいいと思うんですけども、予算の範囲という、なぜ予算の範囲内にされたのかをお願いします。
それから、これは委員会資料の中にそういう説明資料があるんですけども、例えばこれは成功報酬というか、実績に応じて出すということなんですけども、実績というのはやっぱり年度なりで終わらないと結果が出ないと思うんですけども、例えば前年度の結果に対して、翌年度にこういうものを出されるのか、当該年度で最後にボーナスって言ったらおかしいですけども、そういうものを出されるのか。それから、極端なことを言うと、例えば御病気であるとかなんとかで1年間全く委員活動ができなかった方があるとすれば、そういう方も一律に出るのか。例えば出席日数によって出るのか。その辺少し詳しくお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) その辺の部分につきまして、担当課長のほうから説明を申し上げます。
○議長(手嶋 正巳君) 高橋
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(高橋三枝子君) 初めに、予算の範囲ということなんですけど、これは位置づけは、この事業、委員会の資料にも出しておりますけど、農地利用最適化交付金という事業が平成28年、新しい農業委員会法になったときに始まり、農業委員さんが新しくなられた7月20日からの琴浦町では事業になるんですが、その事業を行うには、この条例を整備しなければいけないということで、範囲内というのは、活動と成果の実績に応じて国、県が交付金として支給するもので、ですから、実績によって金額は毎年変わるので、こういう書き方になっております。
実績の年度なんですけど、1月から12月の実績によって、目標と実績によって計算式があるんですけど、その年の実績と、これは活動実績と成果実績とありまして、活動実績は予算の3割、成果実績は予算の7割ということで、活動実績は、農業委員会さん、推進委員さんが毎月活動された日数の実績によって支払われるもので、成果というのは、担い手の農地集積と遊休農地の発生防止解消のその年の実績に応じて、目標達成の率によって金額が確定するものです。その事業の実績に応じて皆さんに支払うものです。支払い方法ですけど、これから規則を決めるんですけれど、皆さん統一じゃなくて、毎日の活動の活動日誌をつけていただいて、その実績によって支払う予定しております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 確認ですけども、1月から12月までの実績を見て幾ら出すかというのを決めるということですから、ちょうど年度が普通の年度とはちょっと違うんですね、1月から12月ですと。そうすると、その実績を踏まえて、12月までですから、1月から3月までの3カ月間に実績はこうだったから、あなたには幾ら出しますとか、皆さんにはこうということになるんですか。月々ではなしに、1月から12月からの結果を見て、その翌年の1月から3月の間にお支払いするということでいいのかどうか。そうすると、一番最大限を見ておいて一応予算枠はとっておいて、あとは実績で減るか、ふえることはないにしても、減るか同じ額かということでいいのか。それからもう一点は、個人によって、活動実績によって支払いする金額は変わるということですね。再度確認です。よろしく。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) それは局長のほうで補足させます。
○議長(手嶋 正巳君) 高橋
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(高橋三枝子君) 実績は1月から12月までの実績でいきますし、支払いは、今年度は7月20日からの新しい農業委員さん、推進委員さんからの事業になりますので、期間としては7月から3月、年度で9カ月の計算でいきます。その実績は12月末までの実績でいって、1月にその申請を出して、年度内でまとめて支払いを、予定としては3月か4月の支払いになる予定です。その支払い方法というのは、国、県からは予算の範囲内で町のほうに額は決まってきますけど、町としては町によって考え方はいろいろですけど、琴浦町としては今まだ未定ですけど、予定としては活動実績によって支払う予定にしております。
○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) まだ私は余り理解できませんので、私は農建の委員会のメンバーでございますので、また委員会のときに詳しいことは、もし資料等があれば提示していただければと思います。終わります。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第22 議案第103号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第22、議案第103号、琴浦町情報公開条例及び琴浦町個人情報保護条例の一部改正についてを議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 議案第104号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第23、議案第104号、琴浦町老人ふれあい工房条例の一部改正についてを議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) 質問させてもらいます。
これは読めば現在の指定管理から町の管理のほうに移管されると、そういうことだと思うわけですけど。それにあわせて、かなり内容のほうも削除されたりとか変更があったりもするわけですけど、ちょっとそこの中で聞きたいのが、例えば第3条で販売会の実施に関する件なんかが削除のほうをされております。それに伴ってかどうかわかりませんけど、利用料の規定のほうも削除されております。これは使用料の規定のほうは指定管理者のほうが受け取っておられたんでしょうから、そういうことも含めての削除だと思うわけですけど、これは額面どおり読めば、イベント出店などがなくなって、これはできなくなって利用料のほうは取らないような形になるわけなのか、その辺のところ、詳しいところをよろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 担当課長のほうで説明をさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 藤原福祉あんしん課長。
○福祉あんしん課長(藤原 静香君) まず、販売会についてですが、そこのふれあい工房で販売会をすることということがどうなのかなということで、つくられたものを例えば文化祭とか、いろいろなところで販売されるというのはあれなんですけど、販売会というところが適切ではないということで、今回削除をしております。利用料については、現在はいただいておりません。
○議長(手嶋 正巳君) 大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) では、例えばこちらのほうで福祉関係の事業所さんなんかが何かしらの販売会をしたいとか、そういうことでもだめですよ、ここではさせることはできません、そういうことでいいわけですね。それだけの確認です。
○議長(手嶋 正巳君) 藤原福祉あんしん課長。
○福祉あんしん課長(藤原 静香君) このふれあい工房でということですか。それについては販売会は行わないという形でお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 今、大平同僚議員の質問とちょっと関連するんですけど、この販売会という意味ですけども、ふれあい工房でつくったものを販売することはだめだということで理解していいんでしょうか。何かそげんところがわかりませんけども。この販売会というのは、さっきありましたけど、ふれあい工房での販売会なのか、販売目的でふれあい工房でつくることはだめですよという意味なのかということですけども、その辺を聞きたいと思います。
それと、このふれあい工房は築何年になるのかなということ。それと、今度は町に移管するということで、窓口は、今、藤原課長が答弁されておりますので、申し込み等をするについては、そちらの課のほうに申し出をすれば利用はできるということなんでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) その辺のことにつきまして、担当課長のほうでお答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 藤原福祉あんしん課長。
○福祉あんしん課長(藤原 静香君) ふれあい工房の販売会ですが、ふれあい工房で販売会を実施するということが禁止ということです。つくられたものをいろいろなところで販売されるのは、そこのところは言っておりません。
それから、ふれあい工房ですが、平成2年の建物になっております。平成18年から28年間、10年間社協のほうに指定管理を一旦しまして、それで昨年1年間で検証して行うということで、社協のほうと協議しまして、9月からはこちらの町のほうの管理というふうになっております。ちなみに、利用者の人数としては、4月が2日間、5月が1日、6月が4日で、7月、8月は利用がございません。そういった実態でございます。
○議長(手嶋 正巳君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) これは町長のほうに聞かないけんなと思うんですけど、こういう工房だとか作業所というのが平成2年ですから、まだ15年、16年ほどですけども、そういうのが今後たくさん出てくると思うんですけども、指定管理からまた返ってくるということで。指定管理先のほうも、なかなか大変だというようなこともあるんじゃないかと。今後こういう施設というのは、特に今回はこの工房の件ですけども、どう町長としては活用されるのか。今、聞くところによると、この上半期だけでも10件以上までは使われてないというような状況でありますし、そげんところを最後ちょっと町長に、どういう思いを、今後検討されるというのは答弁は多分出ると思うわけですけども、どのような考えで今おられるのかお聞きします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) これはカウベルホールの場合も指定管理にしておって、また結局直営へもとに戻したということであります。老人ふれあい工房条例も、これも利活用の実態もあるし、結果としてはまた直営に戻したということでありまして、大きな例えばカウベルホール、こういうふれあい工房という比較的ちっちゃなもの、結局指定管理にして、また戻す。でも、これを何の検証もなく町はほんならずっとこれから先堅持していく、直営でいきますよということにはならんテーマだと思っとるんです。それはやっぱり廃止をしてしまうとか取り壊しをしてしまうとかあるいは希望者の人には有料で譲渡するとか、とにかくそういうことを本格的に考えないけん一つのステップとして、今回は指定管理者先の意向もあって町に返しましたけれども、それで、これから先、町として5年も6年もこのままの体制で、しかもこれを運営していくということは許されないのではないかというふうに思ってるところであります。
○議長(手嶋 正巳君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 最後、これは提言として発言をさせてもらいますけども、こういう施設というのは、やはり運営というのは難しいと思います。それで、今回直営に返ったわけですし、場所柄的にも、これは東伯中学校に近いところにありますし、そういう中学校だとかにも利用してもらえるような、そういう施設に使っていただけたらなと思いますし、もう一つだけ、ちょっとまだ気になるところがあって、せっかく今回条例を改正されるなら、老人を高齢者に変えてください。もしくはこれをとっちゃって、琴浦町のふれあい工房にしていただけたらなと思うんですけども、何かここだけ老人というのが入っとるもんで、この際だったら最終日までにここの部分も、もしかしたら条例ということで頭は変えられんかもしれんですけども、ええ機会じゃないかなということで、町長どがいに考えておられるか、お聞きしたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) やっぱりおっしゃる部分は言えると思いますね。老人という言葉は最近は使いませんし、もっとポジティブな表現というもの、前向きな表現というものを使うということは、そのとおりだと思っております。これはどがな形がええもんでしょうかな、悩むところでございますが。そういう意味も含めまして、これはちょっと休憩してください。
○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩いたします。
午後1時58分休憩
───────────────────────────────
午後2時00分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 実は今回のこの一部改正と、それからもう一つは、来年の4月くらいにはこれを移転、ふれあい交流会館のほうにそういう施設もあったりして、そちらのほうの機能を充実をさせていくということで、それで、この老人のふれあい工房というのは分庁舎の左側で社協とのちょっとその辺にある建物でありまして、これは結果としては半年後ぐらいには取り壊しをするというようなことでございまして、そういうこともあったりして、今回はこのままで提案をさせていただければというふうに思っております。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第24 議案第105号
○議長(手嶋 正巳君) 日程第24、議案第105号、平成29年度琴浦町
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ございませんか。
大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) まず、16ページ、民生費の児童福祉費の中で、この中で工事請負費23万円、多世代交流施設フェンス撤去工事ということで上がっております。これはフェンスのほうは撤去されるわけですけど、これは撤去をされたら、そのままなんでしょうか。それとも、その上に修繕費ということで60万円上がっておりますけど、そちらのほうで新しくフェンスか何か、それにかわるものを設置されるとか、そういうことなんでしょうか。その詳しいところをお願いしたいのと、それから22ページ、教育費、教育総務費の中で、賃金で嘱託職員で80万円ということで上がっております。説明では、赤碕小学校に嘱託職員のほうを入れられるということだったんですけど、これは内容ですね、週に何日、例えば午前中だけ出てきてもらうとか、午後だけですとか、学校なんで繁忙期もあると思います。そういうときに集中的に来てもらうようになってるのか。その辺の詳しい内容のほうをよろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 16ページの工事請負費の23万円と、それから22ページの賃金の80万のことだと思いますが、そのことにつきましては、それぞれ担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 阿部子育て健康課長。
○子育て健康課長(阿部 信恵君) 16ページの多世代交流施設のフェンス撤去のお尋ねですけれども、これフェンスが腐食しておりますので、子供たちが集まるところですので、撤去したいと考えております。小学校との間のフェンスになりますので、撤去して、新たに現在のところは設置する予定はございません。上のほうの60万につきましては、八橋小学校で行っております放課後児童クラブのドアが壊れてしまいましたので、その修繕の予定にしております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 大平議員、申しわけありません、もう一度ちょっと、2番目のことをもう一回ちょっとお願いしたいんですけどね。
○議員(1番 大平 高志君) 2番目のことは。
○議長(手嶋 正巳君) 失礼しました。
渡邉教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉 文世君) 22ページの嘱託職員80万円の増額要求の件ですけれども、これは赤碕小学校3年生のほうに転入がございました。転入後が36名ということになりまして、通常5月1日に36名の場合は2クラスになるんですけれども、年度中途ということで2クラスにはなりません。そういうところから、1人の町講師を配置いたしまして、常勤でフルタイムで10月から勤務をしていただきたいということで要求をさせていただいております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 17ページですね。一番上の「子どもの居場所づくり」推進モデルで140万ですけども、具体的には子ども食堂だと思うんですけども、何カ所ぐらいで、既にそういう希望があるのかないのか、差し支えなければ、どの辺に予定がされてるのかをお願いします。
それから、21ページ、土木費の都市計画総務費で、琴浦町福祉のまちづくり推進事業補助金320万、エレベーターということをお聞きしたんですけども、具体的には、どういう建物のどこの施設なのかをお願いします。
それから、次の22ページですけども、非常備消防費の中で、1、報酬、非常勤職員で防災専門員199万2,000円、津波とか云々ということをお聞きしたんですけども、具体的にはどういうような方がどういうような形の勤務をされるのか、お願いします。
それから、同じく19番の防災士の養成研修受講負担金36万、何人分を予定しておられるのかをお願いします。
それから、一番下のところ、教育費の事務局費の中の13番、委託料971万5,000円、学校情報ネットワーク分離業務委託料ですけども、具体的にはどういう内容で、どういうところに委託をされるのかをお願いします。以上、よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 17ページの子ども食堂絡みのこと、それから21ページの320万円の、こちらは石見会館の絡みだと思っておりますが、21ページの件です。それから、22ページの199万2,000円の賃金のことと防災士の36万のこと、それからネットワークの関連でありますが、971万5,000円のこと、それぞれ担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 藤原福祉あんしん課長。
○福祉あんしん課長(藤原 静香君) 「子どもの居場所づくり」推進モデル事業についてでありますが、こちらについては昨年、予算要求をしましたが、事業所がなかなか手が挙がらなかったということで予算をつけておりませんでした。今回は、鳥の巣で行っております事業について県のほうに正式に事業申請をして、開始をしようとするものでございます。
○議長(手嶋 正巳君) 倉光建設課長。
○建設課長(倉光 雅彦君) 21ページ、琴浦町福祉のまちづくり推進事業補助金320万円でありますけども、これにつきましては、施設につきましては石見会館の前のカラオケ屋さんが2階というふうなところで、飲食業、飲み物、食べ物を提供するのにはバリアフリー化が必要だというふうなことで、カラオケ提供だけじゃなくて飲み物や食べ物も提供したいというふうなところから、そういったものについてはこの福祉のまちづくりの補助対象になると、飲食業等々になるということで、そこにエレベーターをつけたいというところからの申請であります。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) 22ページの報酬の199万2,000円でございますけども、当初予算ではなかったんですけども、4月から総務課に三浦専門員に来ていただいております。本来でありましたら6月補正でお願いするところを失念しておりまして、今回の要求になってしまいました。申しわけありません。それと、防災士の人数でありますけども、20人を今予定しております。
○議長(手嶋 正巳君) 渡邉教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉 文世君) 22ページの学校情報ネットワーク分離業務委託料971万5,000円の説明です。詳しくは常任委員会のほうでもさせていただきたいと思っておりますけれども、来年度の本格導入を前に教職員用のネットワークと
児童生徒用のネットワークをもとから分離するという作業を行いたいと思っております。それによりましてセキュリティーを確保するというところで、各小・中学校全て分断する内容でございます。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 23ページです。教育費、小学校費、中学校費の並びですが、就学援助費が65万円と85万4,000円が補正で増額されてるわけですが、これは就学援助の入学支度金を支払うための今年度の増額ということで理解してよろしいでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 渡邉教育総務課長。
○教育総務課長(渡邉 文世君) おっしゃるとおりでございます。よろしいですか。人数としては16人と18人を見込んでおります。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第25 議案第106号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第25、議案第106号、平成29年度琴浦町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 国民健康保険税の前期高齢者納付金を1億1,962万7,000円を増額するというもの、それから一般会計繰入金が1,196万1,000円の増額ということで、合わせて1億3,426万7,000円でありますが、歳入のほうは。歳出は予備費が1億868万1,000円と、こういうことですが、これは前期高齢者、つまり60歳から64歳までの人数に応じて払われるものなんですが、実は来年度から国保の都道府県化がありまして、非常に微妙な今タイミングなのですが、8月31日までに来年度の国保の都道府県化にかかわる保険税の額の報告をせよというような形で厚生労働省になるようになってるわけですが、そういう点でいうと、私が一般質問で言ったのは、27年度決算をもとにした鳥取県内の数字の情勢をあわせて、都道府県の試算によってどれぐらい国民健康保険税が変わるのかというような形が出されてたものをもとにして一般質問をして、琴浦町はかなり上がるからというようなことを言ったわけですけれども、本年度の決算もこうやって出ておるし、28年度の決算も確定して出ていますし、今年度の補正もかなり大幅な補正が出てるわけでして、そこら辺のところをどういうふうに見るのか、どういうふうな影響があるのかも含めて非常に神経質になる時期なんですが、そこら辺のところをちょっと解説的にもわかる範囲でお願いしたいなと。
委員会のほうなどにも、そういう情報をできるだけリアルタイムで提供していただくのがいいんではないかと思うんですが、それも含めて今国保でちょっとかなり大幅な予備費、使う予定のないお金が億の単位で出てますから、そこら辺の見通しも含めてちょっとお聞きしますが、いかがでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) リアルタイムの情報の提供ということは必要なことでありまして、そのようにいたします。それと、今回の補正で、議員指摘のとおり、気になる予備費ということがあると思います。我々としましては、この12月の補正時に実際には保険給付費のほうがずっとふえてくるというふうな判断をしておりまして、9月の補正予算段階にありましては予備費の1億800万という増額の補正になっておりますけれども、本当はこういう状態のほうがいいと思うんですけれども、12月段階ではやっぱり医療費の総額というのはふえてくるだろうということで、そういう判断をしております。補足につきましては、担当課長のほうでいたします。
そういうことを踏まえて、平成30年度の保険者が鳥取県と琴浦町ということになって、新たな抜本的な枠組みでスタートをすることを踏まえる中で、平成28年度、29年度あるいは平成27年度ぐらいからのうちの国保のあり方というものを概観する中で、30年度というものをどう見るかということだと思っております。そこのところは、ありましたように、やはりずっと30年度に向けて体制が固まっていって、大きな方針というものが固まっていく中にあって、町としましてやっぱり法定外の繰り出しのことというものがどういう変遷を経ながら、あるいはどういう形で琴浦町の納税者に納得をしていただけるような形でのソフトランディングができるのかということを我々としても、いろんな情報を注視しながら、いろんなことを考えておるというのが今の状況でありまして、実務的なことも含めまして、詳しいことは担当課長のほうで説明させます。
○議長(手嶋 正巳君) 大田町民生活課長。
○町民生活課長(大田 晃弘君) いろいろ国保の件で御質問いただきまして、ありがとうございます。御指摘のとおり、予備費のほうに1億868万1,000円組んでおります。これは、先ほど町長が申しましたように、療養給付費といいまして医療機関等に支払う金額がまだふえるであろうという見込みは立っておるんですけども、ほんなら具体的に幾らなのかという部分が9月補正段階で固まっておりません。なので、12月の補正でこの辺の歳出予算の調製はさせていただきたいなというふうに考えております。
あと、前期高齢者交付金というものが先ほどおっしゃいました1億1,962万7,000円、これは社会保険診療報酬支払基金のほうからの今年度の交付決定を受けまして増額補正させていただいております。今回、補正には上がっておりませんけども、国からの補助金で療養給付費等負担金というものがあります。この療養給付費負担金というものが前期高齢者交付金の増減を踏まえて国の負担金が変わってくるということがあります。その変更申請の時期が11月ぐらいということになっておりまして、国の負担金のほうの減額がまだ見込まれてるような状況です。今はまだ額が確定になっておりませんので、今回このような補正予算にさせていただきました。
あと、保険基盤安定繰り入れの御質問があったかと思いますけども、これは7割、5割、2割の保険税の軽減に係る一般会計からの法定繰り入れの分です。7月に行われました本年度の本算定を受けまして、大体当初とかなりずれが出てきましたので、一般会計のほうも補正予算をさせていただいておりますけども、今回増額補正させていただいたようなことでございます。
あと、8月31日に国のほうに報告という案件がございました。鳥取県におきましても、県が国に報告するという期限が8月31日で、市町村のほうは直接は報告しておりませんが、その資料も鳥取県議会において、あしたの県の常任委員会の資料というものが市町村に配付されております。同様の資料を町の議会の教民常任委員会のほうにも御提示して御説明させていただきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 担当課長さんのほうには、我が党の地方議員ファクスニュースの最新号ということで情報提供させていただきまして、そういう形で国も、国民健康保険税が都道府県化になって大幅に高騰することを極力抑えるというように、かじを切りましたから、そういう点でいったら、最近ちょっと医療費が抑制ぎみになっているデータだとか、あるいは最近の国保税をめぐる市町村の決算や予算の動きなども、最新情報を報告させて高騰を防ぐ、あるいは激変緩和の措置をとる、こういうような形になってますから、当然県も保険者ですけども、町村も保険者ですから、最新の情報を議会にも提供していただきながら、国民健康保険税の負担が可能な限り抑制されるような形で、ここは議論を積み重ねていくのが今のタイミングとしては非常に重要になってると思いますので、そういう観点で、保険者として琴浦町も議会に情報提供をお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうね、それで。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 当然県とか国とかから流れてくる、それに係る情報というものはスピード感を持ってお出しすることができます。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですね。
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第26 議案第107号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第26、議案第107号、平成29年度琴浦町
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第27 議案第108号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第27、議案第108号、平成29年度琴浦町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第28 議案第109号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第28、議案第109号、平成29年度琴浦町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第29 議案第110号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第29、議案第110号、平成29年度琴浦町
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第30 議案第111号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第30、議案第111号、平成29年度琴浦町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第31 議案第112号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第31、議案第112号、平成29年度琴浦町
船上山発電所管理特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第32 議案第113号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第32、議案第113号、平成29年度琴浦町赤碕財産区
特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第33 議案第114号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第33、議案第114号、平成29年度琴浦町安田財産区
特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第34 議案第115号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第34、議案第115号、平成29年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第35 議案第135号
○議長(手嶋 正巳君) 次に、日程第35、議案第135号、建設工事請負契約の締結について〔旧
以西小学校改修工事〕についてを議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) これは旧以西小学校、これ農業宿泊研修所の件だと思うわけですけど、6,296万円とかなり大きな金額なわけですけど、こちらのほうは、これ私、毎度聞きますけど、予定価格のほうは事前・事後公表なのか、また落札率は何%でしたでしょうか。あと、入札に参加された方は何社で、何回目にこれ落札に至ったのか、その辺よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) この件に関しまして、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 藤本企画情報課長。
○企画情報課長(藤本 広美君) 入札のデータをちょっと今こちらのほうに持ち合わせておりませんので、また後で報告させていただきます。
○議長(手嶋 正巳君) 大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) これ6,000万超える工事で、それがどうやって落札されたか、この金額はどうしてなのか、今資料がないというのは私はおかしいと思いますよ。次からは気をつけてください。これでもう最後のこれ議案だと思うので、とってこいとかとは言いませんけども、次からは気をつけてほしいと思うわけですけど、町長のほう、その辺のところはどうですか。よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) これは大変申しわけなく思っております。この議案が出る段階では、当然に予見できる質問項目であろうと思っておりますし、そのことに対する対応というものがなかったということは全く遺憾なことでありまして、適切に指導いたします。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。
前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 一金6,296万4,000円と書いてある。これは消費税は入っとるんですか、入ってないんですか。大体今までは、ここで消費税が幾らで、合計が幾らだということで出てきとったんですが、消費税の表示もないし、これは税込みですか、税別ですか。ちょっと確認してください。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
暫時休憩いたします。
午後2時25分休憩
───────────────────────────────
午後2時25分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 当該金額は消費税込みの金額でございます。
○議長(手嶋 正巳君) 前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 今までは消費税が幾らで、もとの元金に対して消費税を足して幾らだっていうのが出とったのに、最初からちょっと思っとったですけどね。今回に限って消費税の金額もないわ、ちょっとおかしいなと思って、これ聞いてみないけんわなと思っとったですけど。もうちょっと徹底してほしいなと思いますが、いかがですか。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 初心忘るべからずということを肝に銘じまして、適切に対応いたします。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですね。
ほかに質疑はありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) これは請負入札が終わって、それの承認ということですけども、この件につきましては、昨年度から非常に問題がある施設だということでありました。まず、農業研修のための施設ということですけども、こういう農業研修をするためにこの施設をつくるんだと、そういう要綱は当然できて、募集もしておられると思いますけども、その要綱はできてるのか、できてないのか。現在、そういう予定される方、ここに入る予定の方、内容を見ますと、独身の部屋が4部屋と家族が1部屋ですね。そういう予定があったので、こういうぐあいになったのか。それがまず1点ですね。要綱があるのかないのか。既に希望者があるのかないのか。それがまず1点。
それから、当初から私は、こういう学校のようなものを共同住宅にするということは、コストもかかるし、非常に不便だしということは指摘しました。ですから、設計のときに私は反対したと思います。それで、結果的には、この入札の金額を見ますと、坪当たり126万円かかっとるんです、この住宅は。この金額と仮に同じものを、以西小学校は敷地が広いですから、そこに平家を建てれば、こんな金額はかかりません。だから、そういう古い建物を使うということは何か安く上がるようですけども、どっちかというと2倍ぐらいかかると思うんですね。ですから、なぜこれにこだわられたのか。かえって以西小学校の敷地に平家の目的の施設をつくったほうがよっぽど安く上がるし、使い便利もいいと思うんです。そういう比較検討をされたのか、されてないのかですね。それをお願いします。
それから、設計はこういう形でできておりますけども、非常に皆さん、考えてください。ああいう木造の2階の大きな建物の中の真ん中辺に住宅があって、玄関は1階の端っこのほうだと。そこから例えば夜1時、2時に帰ってきたときに、自分の部屋に行くのには並大抵じゃないですね。管理面も困られます。それから、見ますと物干しも何もないと。物干しは、一旦多分外に出ていって干されるんじゃないでしょうかね。そういうことを考えたら、本当にこの建物を利用する価値がどこにあるかと思うんですよ。ただ、この議案は、入札をしたらこうですから、これを承認してくださいということですけども、その以前の問題ですね。これは前々から問題になっとることですから、以上の点をお答えいただきたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 質問の内容が多岐にわたっておりますので、少し答弁漏れ等もあるかもしれません。またそれを指摘をいただければと思いますけども、現時点では、要綱のことにつきましては担当課長のほうで答えさせますが、要綱はまだできていないというふうに理解をしております。いろいろとおっしゃっておるわけでありますが、町としましては、地方創生ということがあって、その後、琴浦町として実現するためには、どういうことがあるかなということを思ったわけであります。それから、片方には中山間地域というものをどう活性化させていったらいいのか、人の動きというものをどうつくっていくのか。それがありましたし、そして、旧以西小学校は木造でありまして、とても立派な建物であります。それをやはりどう生かすかということも考えたわけであります。
それと、真に若くて農業に挑戦する人を、しかも中山間地域のそういう施設に一時的でもそこを基地として活動してもらうということは地域の活力にもつながることでもあるし、そういう構想もあったわけであります。でも、今段階で何人が予定があるということはありません。
それから、単価のことについては、それは指摘のとおりで、それだったら全く新築したほうがよくて、既存のものの一部改修は割高だということは一つの見解としてあるかもしれませんが、我々としては、あの建物をどう生かすかということを考えたわけであります。
そして、今後問われることは、そういうふうに投資をしてでき上がったものが本当にどう私が説明しとるような形で生かして、目的が達成できるかということが問われることになります。それと、2階ということで、一部改修することによっての治安的なことについても、それなりに論議をしたというふうに理解をしとるところであります。以上であります。
○議長(手嶋 正巳君) 小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) 要綱ですけども、町長からも回答がありましたとおり、要綱の部分はまだできておりません。したがって、募集もまだかけていないということで、めどといたしましては、今現在の状況ですけれども、一般質問等の中でもあったと思いますけれども、結局研修生を受け入れる体制というのがまだ整っていないというようなこともありまして、今現在、研修生の受け入れ体制を整え中の調整をしておる段階と。せっかく来てもらっても、ここでの研修というのは、あくまでも農家での研修というのを想定しておりますので、県外から来ていただいて、それがまず居住するところがないというところを充てるというのが一つの目的でございます。スケジュールといたしましては、来年度4月の受け入れ開始を目標というようなことで、もっと早くせないけんというような御意見もいただきました。というようなことで、年内には要綱のほうを確定していきたいという予定にしております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 最初に質問させていただきましたけども、いいと思うんですよ。以西地区にこういう施設か来るのは、私はいいと思います。ただ、木造の校舎があるから、それを利用せないけんと。ましてや、それも2階にということなんですね。皆さん、考えてみてください。皆さん、ここに住まれて、非常に住みやすい感じになりますか。玄関からは、はるか遠いところに自分の居室があると。夜、真っ暗なところに帰ってきたときに、どうするかとか、洗濯したって干し場もないとか、本当にそういうことなんですね。それはそれとして、先ほどの質問の中で、同じつくるんだったら、どうも例えば設計の方と相談したら、これは物すごく金額がかかると、結果的には坪当たり126万かかっとるんですよ。それだったら以西地区のどこかに、そういう研修のための宿泊施設をつくったほうが安くて便利もいいし、そういう検討をされたか、されなかったかですね。それが1つ。
それと、それからもし仮に家族の方が3組出た場合には、どうされるのか。これから募集をされるということです。家族で移住して農業したいという人が3組出た。そのときには1組は入れると思いますよ。あと2組の方はどうするんですか。この単身者のところに2部屋使うんですかね。その辺のところはどういうぐあいに考えておられるのか、お願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。
暫時休憩いたします。
午後2時38分休憩
───────────────────────────────
午後2時38分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 一番初めのは、コストの部分で、新築をしたときのコストと、そこのところはしておりません。やはり思いとしては、初めに旧以西小学校ありきの中でそれを考えたというのが事実であります。
それと2点目は、これは農業を目指す人もいろんな方がおられますし、それと今は空き家というものも結果として多くなってきておるわけで、目指す人は必ず以西の小学校のあそこの棟を使ってくださいとは、そういう考え方ではありません。目指す人で空き家がすぐに見つかって、うまくいけば、それはそうでしょうと。だけども、普通目指す場合は、まず初めに住むところがない、やる気があるのに住むところがないというといったときに、すぐにそれだったら、あすこを利用してくださいと提案できる環境をつくらないけんということが考え方としてはあったということであります。
それから、家族が3世帯の場合には、やはり1世帯しか対応できませんし、あとの単身用のものでよかったら、これも使いますとは言いますけれども、なかなかそうはならないと思っております。
○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 非常にいたしいのは、ここまで図面もできて、入札も終わって、業者さんも決まってのことですので、それで、もっと早くこういうことは我々も、今まで再々この問題については執行部のほうにも、どうなっとるだということはあったんですけども、結果的にはこういうことなんですね。ですから、わかりました、その経過なりは。非常に私から見れば協議不足というか、検討不足が多々あると思います。いいです。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第36 休会の決議
○議長(手嶋 正巳君) 日程第36に進みます。
お諮りいたします。議事の都合により、明日15日から24日までの10日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、明日から24日までの10日間は、休会とすることに決しました。
─────────────・───・─────────────
○議長(手嶋 正巳君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
次の本会議は、25日午前10時に開きますので、定刻までに議場に御参集を願います。
本日はこれにて散会いたします。
午後2時41分散会
───────────────────────────────...