倉吉市議会 > 2015-05-13 >
平成27年第4回臨時会(第1号 5月13日)

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  1. 倉吉市議会 2015-05-13
    平成27年第4回臨時会(第1号 5月13日)


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    平成27年第4回臨時会(第1号 5月13日)                  倉吉市議会会議録(第1号) 平成27年5月13日(水曜日)    第1 会議録署名議員の決定  第2 会期の決定  第3 説明のため出席を求めた者の報告  第4 議案の上程並びに提案理由の説明  第5 付議議案に対する質疑  第6 付議議案委員会付託  第7 委員長報告並びに同報告に対する質疑    1 建設企画常任委員会委員長    2 教育福祉常任委員会委員長    3 総務経済常任委員会委員長  第8 付議議案の討論・採決 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第8まで
                    午前10時04分 開会 ○議長(由田 隆君) 開会いたします。  ただいまから平成27年第4回倉吉市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(由田 隆君) 本日の議事日程は、お手元に配付しております日程書のとおり行います。  日程第1 会議録署名議員の決定 ○議長(由田 隆君) 日程第1、会議録署名議員の決定を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、12番福谷直美君、15番坂井徹君を議長において指名をいたします。  日程第2 会期の決定 ○議長(由田 隆君) 日程第2、会期の決定を行います。  本臨時会の会期は、本日1日限りとすることに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は、本日1日限りとすることに決定をいたしました。  日程第3 説明のため出席を求めた者の報告 ○議長(由田 隆君) 日程第3、説明のため出席を求めた者の報告でありますが、これは石田市長ほか、お手元に配付しておるとおりであります。  なお、本日届け出のあった事故者は、議員及び当局ともありません。  以上、報告をいたします。  日程第4 議案の上程並びに提案理由の説明 ○議長(由田 隆君) 日程第4、議案の上程並びに提案理由の説明に移ります。  議案第45号から第51号までを一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  石田市長。 ○市長(石田耕太郎君)(登壇) おはようございます。  それでは、ただいま上程されました議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  今議会に上程されました議案は、専決案件3件、予算案件1件、条例案件1件、一般案件2件の合計7件であります。  初めに、議案第45号 平成26年度倉吉市一般会計補正予算(第11号)及び議案第46号 平成26年度倉吉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分についてであります。一般会計補正予算については、既に予算計上済みでありました地域住民生活等緊急支援交付金事業のうち、保育サービス多様化促進事業該当園児数の増加の見込みにより、歳入歳出予算を710万円余増額し、あわせて繰越明許費の増額を行ったものであります。また、シビックセンターたからや跡地整備事業年度内完了が困難となったため、繰越明許費の設定を行ったものであります。  次に、後期高齢者医療事業特別会計については、保険料収入の増額に伴って連合負担金を増額する必要が生じたため、歳入歳出予算として360万円余増額したものであります。これら所要の予算補正について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしましたので、議会に報告し、承認を求めるものです。  次に、議案第47号 倉吉市税条例等の一部改正の専決処分についてであります。  現下の経済情勢等を踏まえ、デフレ脱却経済再生の観点から、地方税法等の一部を改正する法律が施行され、寄附金税額控除の拡充等を行うよう、地方税法等の一部が改正され、4月1日に施行されたことに伴い、本市においても、倉吉市税条例等に所要の改正を行ったものです。  次に、議案第48号 平成27年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)についてであります。  医療機器関連企業誘致事業について、地盤形状地質状況によるものや、物価インフレスライドへの対応など、当初想定していなかった費用が発生したため、1億4,800万円余を増額するもので、補正後の一般会計補正予算総額は293億6,400万円余となります。  次に、議案第49号 倉吉市介護保険条例の一部改正についてであります。  地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律により、低所得者の第1号保険料軽減強化を行う改正が行われ、平成27年4月10日にこの具体的な基準を定める介護保険法施行令及び介護保険国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が交付されました。このため、平成27年度から平成29年度まで、第1号被保険者のうち低所得者の保険料の軽減を行うよう、倉吉市介護保険条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第50号 上灘小学校屋内運動場改築建築主体)工事及び議案第51号 成徳小学校仮設校舎建築主体)工事の工事請負契約の締結についてであります。  上灘小学校については、屋内運動場改築工事を行うもので、4月23日に公募型指名競争入札を行い、2億8,274万4,000円で落札されたものです。  成徳小学校については、教室棟の改築工事が完了するまでの間、仮設校舎として使用する施設の建設工事を行うもので、4月23日に公募型指名競争入札を行い、1億6,005万6,000円で落札されたものです。  以上、今回提案しました諸議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(由田 隆君) 次に、ただいま上程されました議案について質疑をお受けするわけでありますが、この際申し上げます。議員各位におかれましては、所属の常任委員会所管事項について、本会議での質疑を控えるように取り決めがなされておりますので、御留意いただきますように申し上げます。  日程第5 付議議案に対する質疑 ○議長(由田 隆君) 日程第5、付議議案に対する質疑を行います。  議案第45号から第51号まで一括して質疑を求めます。  14番福井康夫君。 ○14番(福井康夫君) それでは早速、補正予算提案がございましたので、私、議案第48号の平成27年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)について質問をしてみたいと思います。  このたびの補正額が1億4,826万5,000円、事業名が医療機器関連企業誘致事業でございます。これは、昨年5月の執行部の資料から見ますと、総事業費は26億5,800万円ということでございました。実質の負担額は29億3,400万円とお聞きしていますが、全体のこの事業費、変更はないでしょうか。今回の1億4,826万5,000円がそのままかぶさる形で事業費は見ておいていいのか確認をしておきたいと思います。  それから次に、今回の事業費の変更でございます。理由として、説明会もいただきましたけども、貸工場の整備工事と団地の整備工事とあります。建築附帯工事のうちの項目には、2番目にインフレスライドの対応ということがございます。先ほど市長のほうもインフレスライド、予期せぬことであったという説明でございましたが、私も長年関係させていただく中では、インフレスライド、制度はあっても市の適用はなかったかなと思ったり、県としても、よくわかりませんが、以前、何かたしか県事業では、東浜のほう、東部のですね、東浜の居組のほうの道路整備等に伴うインフレスライドを導入せざるを得んじゃないかという記事があったような記憶もあるんですけども、余り記憶のないところでございます。それはそれで必要だということで認められて、県から通知があってということがちょっと腑に落ちないんですけども、本来であれば、受注者から発注者に申し入れ等があってしかるべきなのかと思うんですけども、県から通知があってこのたび見直されたという、そういった理由になっておりますけども、建物物価変動、これで5,200万円の増嵩ですね。これは必要な額だとしても、倉吉でこのインフレスライドの請負額の変更が5,200万円という、これほどの額というのもほかにあったんかどうか、もし事例があれば教えていただきたいと思います。  それから、このスライド適用対象工事が県が通知した建物物価変動ということにはなっておりますけども、このインフレスライドっていうのは、そのほかの要因で特に労務単価の見直しっていうのがあると思うんですよ。毎年2月時期にこういうスライドの県から単価表の見直しがあったり等して参考にされておる。その割には、労務単価機械機器の損料、あるいは材料単価、このたびは材料単価の関係があったかもしれませんけども、内訳を知りたいということですね。内訳いうのは、建物物価変動ということでうたってありますが、理由は。労務単価と言われるところのこういう昨今の事情っていうのが反映されておるのかどうかですね。内訳を示していただけたらと思います。  それから、スライド適用をされるとなったのは、要綱が私も倉吉の場合ようわかりません。契約後に12カ月たって以降ないしは残工事の算定に当たって基準日を設け、あるいはその基準日以降12カ月を必要とするとか、そうでない場合も特例として認める例があるようですけども、そうしたところの適用、いわゆる基準日を含めてどういう工事の受注者との協議はいつから始められたんでしょうかね。もっと言えば、県からの通知はいつあったのか、ちょっと明確にしておいていただきたいと。以上、とりあえずよろしくお願いします。 ○議長(由田 隆君) 産業環境部長。 ○産業環境部長田中規靖君) 福井議員の御質問にお答えいたします。  まず1点、全体の事業費でございます。今現在まで御説明させていただいておりましたのが全体の事業費として26億5,616万8,000円ということでございました。今回1億4,826万5,000円の増額補正ということになりまして、全体の事業費といたしましては、28億443万3,000円ということとなります。  続きまして、インフレスライドでございますけれども、こちらにつきましては、平成27年2月10日、県のほうからインフレスライド等につきましては十分対処してくださいという通知が来ております。業者との契約におきまして、契約の中でインフレスライド等、業者様のほうから請求があれば応えるという契約となっておりますので、それに今回応える形でインフレスライド分として5,000万円余の増額をさせていただくというところでございます。  それから、内訳でございますけども、こちらにつきましては、主に労務単価の変動ということで、それに基づき積算をさせていただいております。業者のほうからは、平成27年2月28日に請求が来ております。それに基づきまして、そこまでの出来高が全体の12.17%ということで、今後の所要額でスライド分として6.3%を上昇させてその差額、全体の事業費の1%を除くという分がありますけども、それを除いた分で今回の物価スライドの分5,200万円を計上させていただいておるというところでございます。以上です。 ○議長(由田 隆君) 福井議員。 ○14番(福井康夫君) 全体の工事費についてわかりました。そのまま変動はなくて、このたびの補正額がそのまま総事業費になりますよと、こういうことで進めておいでになる。一つは、このインフレスライドに係る根拠の残工事、今の進捗率でしょうけども、12.17%というのは、これが今の進捗率ということでしょうかね。残りの88%弱が結局残工事。それで、残工事の対象が結局今のこのインフレスライドに当たるとは思いますけども、全てが対象というわけでない部分もあろうと思うんですよ。そこらあたりの資料も含めて明確にしていただけたらなという面があるんですけどね。労務単価ももちろん反映されますよという答えでした。じゃあ幾らで労務単価はじいておられて、このたびのインフレスライドで幾らに上がって何人役増嵩になりますということ。ないしは、労務単価が実際に労務者への賃金に反映するのか、その確認などもどうされるのかな。  工事が今、平成27年から28年、まだあと1年弱ありますわね。残工事が非常に多いわね。通常、きょうは、石賀建設部長おいでですけども、県あたりでもインフレスライドする際にね、まだきょうも行ってみますと、鉄骨の立ち上げ状況ばかりですわね、まだ1割ちょっと。そういう中にあって、インフレスライドの適用を申請する時期っていうのは妥当なんですか、これは。そのあたりも判断も示していただけたらなと思うんですよ。反対はしませんよ、反対はしませんけども、これは。適切な時期かどうかもう一度お願いしたいなと思います。  それから、倉吉でそういうふうにこのたび県のほうが2月10日にインフレスライド適用見直しをされて、2月28日ですか、受注者のほうから申請があったということですが、協議が。基準日は2週間後ですか。そこは答弁がなかったんで、もう一度教えてください。  それから、主な設計変更を行う場合の根拠でございます。理由の中にいろいろこの事業費の変更について、資料のほうを見ますと、予定外の建築主体工事ですか、地盤形状地質状況によるものとして、北側の地盤について、やわらかい岩、軟岩を想定して設計していたが、岩盤が確認されたため、掘削に削岩機が必要になったとか、削岩により発生した土や砕石の一部の建築工事において処分するための経費。あるいは削岩機では掘削できないことから、電気発破を用いて撤去するようになったとかいうことが上がっております。やっぱりこれを聞いたときに思うんですよ。主な設計変更を行う場合の根拠っていうのが一般的にありますが、例えば、工事現場の形状、地質や湧水の状態や施工上の制約など、設計当初に示された自然的または人為的な施工条件と実際の工事現場が一致しない場合、そうした場合は設計変更はやむを得んでしょうと。あるいは、設計途中で予期することができないような特別な事情が生じた場合、これもやむを得んでしょう。  見ますと、今回の事業では、測量調査基本設計業務、一昨年の平成25年にこれ設計業務予算計上して2,580万円、工場の建設実施設計5,600万円、造成実施設計3,100万円、工損調査の業務として、着工前、着工後でこれ合わせて300万円、工場の建設監理業務、これから今始まってるんですが1,800万円合わすと、1億3,000万円を超すような基本設計とこの実施設計なんですよ。ほんで、それがあっても今回、地盤形状地質状況によって削岩機や電気発破でこの3,400万円を含む1億4,800万円の補正をせざるを得んという、何か腑に落ちんですよ。想定外であったとは思いますけども、だから今回の補正ではありましょうけども、何かしっくりこない。この当初の設計が妥当であったのかよくよく検討をされるべきだと、市長、思うわけですよ。内部でどのように議論されたのか、ここを聞きたいなと思うんですよ。以上、次よろしく。 ○議長(由田 隆君) 田中産業環境部長。 ○産業環境部長田中規靖君) お答えいたします。  まず、インフレスライドの件でございますけれども、単価の変更は平成27年2月1日をもって変更となっておるということでございます。それをもって契約書に基づきまして、事業者様のほうから、平成27年2月28日付でその適用をということでございましたので、それ以降、うちのほうが積算等をしてこの金額を出しておるというところでございます。その内訳については、今ちょっと持ち合わせがございませんので、また……。 ○14番(福井康夫君) じゃあ後で資料で出してください。 ○産業環境部長田中規靖君) 資料を提供させていただきたいと思います。  それから、設計から今回の岩盤等の部分でございます。御質問のとおり、最初調査等を行っております。ただ、スポット的な調査でございまして、全体の地下のことはなかなかわからないということがございます。今回の補正につきましても、全体的に石が出てきたということではなくて、約一部についてスポット的にかたい地盤、あるいは、相当の大きなれきが出てきたということで、そのれきを砕いて、また工場内で使用する等、こちらについて非常に想定外の処理となったということで補正をさせていただいておるというところでございます。この協議につきましては、当然事業者様、企業側ですね、それから市、現場の業者等でお互い話し合い、調整し合い、十分に金額等を精査して今回の補正に上げさせていただいておるというところでございます。以上です。 ○議長(由田 隆君) 田中部長、この物価スライド適用範囲、工事費全体なのか、もう既に済んでおるところがあるがというような質問者の意見があって、残事業について適用するのか、その範囲を示せと質問されてましたんで、その点についても。  どうぞ。 ○産業環境部長田中規靖君) この適用につきましては、その2月28日以降の残事業に対してのインフレスライドということとなります。以上です。 ○議長(由田 隆君) 14番福井議員。 ○14番(福井康夫君) まだちょっと答弁いただいてない分があるんですけどね。  例えば、インフレスライドに根拠となる部分で、先ほど県のほうからの建物物価変動でという理由になっとるけどもということで、労務単価はっていったら、それはもう当然反映される形でありますよということで、後で資料の中で幾らが幾らになったのか、それで、単価的に見直しが幾らで何人役で総額何ぼだということを含めて根拠があるでしょう、契約書があるでしょう。示してくださいよということなんですよね。今は答弁ちょっとできないかもしれませんので、そのあたりの資料も提出されて、議員に理解を求める必要があるでないかと、こういうことですね。額的には幾らですか、5,200万円ということなんですけども、労務単価がそのうちの幾らになるのかという内訳を示される必要があるんじゃないですかと、こういうことなんですけど。だから、そのチェックはどうされるですかということ。  他に倉吉にありました、こういうの、インフレスライドが。余りないでしょう、記憶が。県の指導と市の中で発注者と受注者と、それから契約書は全て調ってるとは思うんですけどもね。初めてじゃないかと思うんですけども。そうでない、以前も経験があってということであればいいんですけども、そのあたりは信頼しないというわけじゃないですけども、きっちりできておりますかと、こういうことなんですよ。残事業についても言いますように88%、適当な時期なのかどうか。あるいは、それらが全て対象になるかならないか、細かい部分も解釈があるんでしょう。そういうような部分が精査がきっちりできておりますかということなんですよ、担当者が。どうでしょう、そのあたりは。もう一度。 ○議長(由田 隆君) 田中産業環境部長。 ○産業環境部長田中規靖君) お答えいたします。  2月28日以降の残工事につきまして、当然市のほうで検査をして確認して、それで新しい単価等でうちのほうで積算させていただいて、それをお示ししてこの予算計上にしとるということでございますんで、中身のインフレスライドについては精査をしております。具体的なまだ労務単価がどれからどれになってどれぐらいを占めるということについては、また資料等で説明させていただきたいと思います。 ○議長(由田 隆君) 14番福井議員。 ○14番(福井康夫君) 通告をしてやりとりということでないんで、なかなか担当部長も答弁が難しいかなとは思っております。ただ、しっかり検証してほしいということと、これが今5月です。先ほどありましたように、県のほうからこのインフレスライドの通知も含めてですけれども、このたびの補正額1億5,000万円、県の物価スライドもこの分が5,200万円ですけども、2月にそうした通知なり、県のほうから見直しが要綱があったと。全国で見ますと、平成26年、あるいはことしの平成27年、ことしでいいますと、2月に多くの自治体、県等で、そして準じて市のほうで、見直されたりする自治体が多かったように見ました、しばらく。そうであるのであれば、3月議会でそういうことの見直しをせざるを得ないという部分というのが報告もあってもしかるべきなのかなと思うんです。ちょっと私も勉強不足、ようわかりませんが、こうしたインフレスライドを導入する、受注者から申し入れがあったら2週間以内に協議をして、それぞれまた基準日を定めてやっていかれるでしょう。そうすれば3月議会に間に合うんじゃないですかというのが一つなんですよ。それと、全体の見直しがなぜ3月でそういうことができなかったのか、何かちょっとそのあたりがね。いろいろちょっと疑問がまだありまして、そこら辺もう一回再度としてあれなんですけどね。なぜ3月にできなかったのか、しなかったのか、内部の議論はどうだったのか教えてください。 ○議長(由田 隆君) 田中産業環境部長。 ○産業環境部長田中規靖君) お答えいたします。  3月議会に提案できなかったかということでございますけれども、2月28日に受注者からの申し出があり、それの残工事の検査であったり、計算であったりということでおくれたということが一つと、それから、今回のそのほかの要因の増額でございます。こちらにつきましても、当然企業側との調整、そこで企業側からのある程度の負担も求めたりということでその調整等で時間がかかったということで、3月に提案するべきと考えますけれども、そこができなかったということで、それにつきましては、大変申しわけなく思っております。金額の精査ということで非常に時間が戸惑ったということで、今議会ということとなってしまいましたので、その辺につきましては申しわけないと思いますけれども、よりよい企業、100人雇用の企業ということで地域の活性化にも資するということで、その分の精査、十分に精査ということで時間がかかったということで申しわけなかったですけども、今議会の補正ということでさせていただきましたので、その辺よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(由田 隆君) 5回目です。  14番福井議員。 ○14番(福井康夫君) 最後と言いましたけども、最後にしたいと思うんですが、確認だけ。  設計変更されるですね、設計変更。それから、請負契約の変更もされるですね、見直し。この流れ、時期含めて流れをちょっと答弁を願います。設計変更する時期。受注者と協議は調ったでしょう、2月28日。2週間以内に話しされて協議をされて、その後、設計変更も工事の請負契約の変更ももうされたかな。これからですよね、予算とってから。流れ、時期、もう一度。 ○議長(由田 隆君) 田中産業環境部長。 ○産業環境部長田中規靖君) 今議会で御承認いただければ、早速にも変更の契約をさせていただきたいと思います。それで、次の議会にその契約の報告をということとなろうかと思います。早急にも変更の契約をしていきたいと思っております。 ○議長(由田 隆君) 続いて質疑を求めます。  7番佐々木議員。 ○7番(佐々木敬敏君) 考え方としては、先ほど14番議員と同様の、大分考え方はわかりましたけども、私はこの議案、45号と今の48号、考え方について、できれば市長に答弁をしていただきたいと思いますが。  こうやって事業を進めていく上において、設計変更なり、請負契約の変更があるわけですけども、たからやの分についても、騒音の分についてはわかりましたし、ただ、その説明の中で思ったより大きな基礎の石が出てきたと、こういう説明がありましたね。  それから、今のこの48号についても、この地盤、地質の予想しなかった形の中で増嵩せざるを得ないということでありますけども、この設計の業務の本当にどういう設計をしているのか、どこまで責任を持たせるのかということをもう少し建設課なり、担当部も含めてですけども、しっかりと精査をしていただかないと、過去にも公共工事についてこうやって地盤のことがかなり出てきまして増嵩した経緯があります。そのあたりのことをもう少しどこまで責任を持たせるんだとかいうことをもうちょっと内部で詰めてきちっと業者に対応していただかんと、入札制度そのものの根幹を揺るがすような、どんどんどんどん工事の額がふえていくということ。我々としても、じゃあそれを反対してやめなさいということにならんわけですけども、そのあたりの市長としての考え方だけちょっとお聞かせください。 ○議長(由田 隆君) 石田市長。 ○市長(石田耕太郎君) 特にこういう土木工事に係る設計変更のあり方、建築の場合は目に見える形でいろいろ考えることができるんだと思いますが、土木工事の場合は、地面下にあるということでなかなかそこが把握し切れないということが変更の大きな要因になってるんだろうと思います。ただ、変更を安易にするというのは、やはり避けていかないといけないだろうと思います。ただ、正確な設計をしようと思うと、徹底した調査というのも逆に必要になってくるということで、今度は調査費の増嵩ということにもつながる。この辺のバランスをどうとっていくのかというのが難しいところだと思いますけれども、やはり入札の背景になっている設計の途上というのは、非常に大事なものだと思いますので、安易な変更につながらないように、そういう意味では、逆に言うと、ある程度調査というものをしっかりやっていくということをやらないといけないということにもつながろうかと思いますけれども、その辺バランスをとりながらやっていきたいと思います。できるだけ安易な形で設計変更が生じることのないような運用というものをこれからも考えていきたいと思っておるところであります。  それから、議会にも御相談をしないといけないということは当然出てきますので、適時的確な議会への御報告ということも留意をしながら、どうしても必要な場合には御相談をしながらやっていくというスタンスで臨んでいきたいと思います。 ○議長(由田 隆君) そのほか質疑を求めます。  3番佐藤博英君。
    ○3番(佐藤博英君) 私も同じところで質問しようと思ってました。今の話を聞きながら大体わかりはしたんですが、契約するときにこういう大きな契約変更、ここでいえば、今、市長は土木だけに限ってちょっと言いましたけども、生産設備の内容変更に合わせた設計内容の見直しとか、製造工程の仕様変更、低高温室等の設計変更。こういう設計変更とか工事の変更というのは、やっぱり契約するときにきちんと、前もって定めておかなきゃならんのかなと。前回は土木の関係でいえば、道のつけかえ、市道認定しながらやりましたけども、こんなことしとったらどんどんどんどん、先ほどもありましたけども、工事そのものが膨らんでいく。今現在で28億円を超えるような工事になってるって言いましたけども、やっぱりこの辺のことはきちんと契約するときにもうちょっと詰めた契約内容にしとく必要があるんではないかと私は思います。でないと言われることをそのままどんどん受けていったら、さっき部長は100人雇用ということで、それを何とか実現したいっておっしゃいましたけども、それは大事なことだと思いますけれども、だけど、そのために借金はふえる、今回のでいえば、一般財源あるいは地方債っていうものが膨らんでいく。借金までしてこれやることなんだろうかと私は思いますけれども、特に変更の段階でこういうやり方ってどうなのかなって思いますけど、その辺はどう思われますか。 ○議長(由田 隆君) 田中産業環境部長。 ○産業環境部長田中規靖君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。  先ほどありましたように、安易な変更というのは慎むべきだと考えております。今回の建屋の部分の工事につきましても、やはり地盤の影響等がございまして、そのコンクリート等の変更も行っておるというところでございますし、それから、検査室等の変更につきましても、当初企業側が行うということでありましたのを貸工場の一部としてしたほうがよいのではないかという協議の中で、そういうぐあいに変更させていただいたということでございます。ただ、そうはいっても事業費が膨らむということでございますので、企業側とお話をさせていただいて、機械設備工事のほうで企業様にも負担をお願いするということで、全体の工事費が上がらないようにということで調整をさせていただいておるというところでございます。安易な変更は、当然するべきではないと思います。最低限必要なところということで、そういう方針をもって精査して補正を上げさせていただいておるというところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(由田 隆君) 3番佐藤議員。 ○3番(佐藤博英君) 終わりにしますけども、1億5,000万円というと大きな金額ですよ。何か財調があるからそういうのを使いながらという安易な考え方、私はすべきではないのかなと。しかも設計変更で工事変更でこういうことが起こるというのはどうなのかなと思います。また、やっぱりこういうことが起きとるわけですから、企業側との契約するときに今後はきちんとした対応をしていただきたいと思います。以上です。 ○議長(由田 隆君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  日程第6 付議議案委員会付託 ○議長(由田 隆君) 日程第6、付議議案委員会付託を行います。  先ほど質疑を終結した議案は、審査のため、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、議案付託表のとおり、それぞれの委員会に付託することに決定をいたしました。  委員会の開催について、御連絡をいたします。  総務経済常任委員会は議会会議室、建設企画常任委員会は大会議室、教育福祉常任委員会は第2会議室であります。  それでは、これより委員会審査等のため、暫時休憩をいたします。                 午前10時43分 休憩                 午後 0時15分 再開 ○議長(由田 隆君) 再開します。  日程第7 委員長報告並びに同報告に対する質疑 ○議長(由田 隆君) 日程第7、委員長報告並びに同報告に対する質疑を行います。  まず、建設企画常任委員会委員長の報告を求めます。  9番中野隆君。9番中野委員長。 ○9番(中野 隆君)(登壇) それでは、建設企画常任委員会委員長報告をいたします。  本日の本会議において、当委員会に付託されました議案を審査するため、委員会を開催し、担当職員の出席を求め、説明を聞き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  議案第45号 平成26年度倉吉市一般会計補正予算(第11号)の専決処分のうち、当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、建設企画常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(由田 隆君) 次に、教育福祉常任委員会委員長の報告を求めます。  2番朝日等治君。2番朝日委員長。 ○2番(朝日等治君)(登壇) それでは、教育福祉常任委員会委員長報告をいたします。  本日の本会議において、当委員会に付託されました議案を審査するため、委員会を開催し、担当職員の出席を求め、説明を聞き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。  まず、議案第45号 平成26年度倉吉市一般会計補正予算(第11号)の専決処分のうち、当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり承認すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第46号 平成26年度倉吉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分につきましては、原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第49号 倉吉市介護保険条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第50号 上灘小学校屋内運動場改築建築主体)工事の工事請負契約の締結について及び議案第51号 成徳小学校仮設校舎建設(建築主体)工事の工事請負契約の締結については、ともに原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、教育福祉常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(由田 隆君) 次に、総務経済常任委員会委員長の報告を求めます。  8番伊藤正三君。8番伊藤委員長。 ○8番(伊藤正三君)(登壇) では、総務経済常任委員会委員長報告をいたします。  本日、委員会を開催し、担当職員の出席を求め、説明を聞き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。  まず、議案第45号 平成26年度倉吉市一般会計補正予算(第11号)の専決処分のうち、当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第47号 倉吉市税条例等の一部改正の専決処分につきましては、原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第48号 平成27年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、簡単ではありますが、総務経済常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(由田 隆君) 続いて、ただいまの報告に対する質疑を求めます。  まず、建設企画常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、教育福祉常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、総務経済常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。  17番段塚廣文君。 ○17番(段塚廣文君) 議案第48号、一般会計。これについて、この予算をとやかく言うものではございませんが、今回の補正によって医療機器関連企業誘致事業、これの総事業費が、これは予算ベースですが、28億400万円、こういう形になるわけですね。それで、その財源は25億2,000万円、これは市債に求めておるわけですね、地域活性化事業債かな。それで、私ずっと委員会で割と時間かけられたのであらゆる面から議論されたと思うんで、その将来の財源について、そのことをちょっと委員長、委員会の中でどういう議論があったのかと思うんですが、28億円の事業費の中で市債を25億2,000万円余を発行しとるわけだが、今回の補正予算の中でも当初予算に県補助金を9,093万4,000円計上して、今回はそれが満額落ちとると。そして、過年度分としては3,000万円ふえて、そういう措置がしてあるわけで、その市債の25億2,000万円の年度ごとの償還によって県は補助金出すわけですね。その予算措置見ると、補助金で入ってきたものが財源としては、今度は一般財源化して予算計上してあるっちゅう形になるわけだが。この地域活性化事業債は償還20年と聞いておりますが、言ってみれば、20年かかって償還していってそれに補助がつくっちゅう形になるわけですが、聞きたいのは、このトータル20年で県補助金、一体どれぐらいな額が入ってくるのか。単年度単年度では、今回だって平成27年度で、現年度分9,000万円の当初予算から9,000万円落といて、それから、あと3,000万円ほど上乗せしてあって8,600万円の過年度分があるわけだけども、20年で、一体、県補助金として市に入ってくる金はどれぐらいになるのか、その議論はあったのかどうか。健全財政の見地から見ても、やっぱりそこらも所管として検討されたんじゃないかと思ってお聞きしたいんですが、どうでしょうか。 ○議長(由田 隆君) 8番伊藤委員長。 ○8番(伊藤正三君) 段塚議員の質問にお答えいたします。  20年をかけて県から幾ら入ってくるのかというような質問もございませんでした。執行部のほうからは、財源の内訳についてざっと説明は聞きました。その中で委員会としての委員からの質問で、今、段塚議員が言われたような質問はございませんでした。執行部のほうからの説明は聞きました。その内容は、20年間で県からどういう形で細かくその補助が出ると、交付されてくるというようなことはありませんでしたが、その内容について説明があったのは、県が67%の補助をすると。その内容は、貸工場を今回倉吉がこれに取り組むということでの新たに新設された部分と団地整備の分の補助金であるということで、これを合計したところで67%の県の補助があるというような説明であったと思います。 ○議長(由田 隆君) 17番段塚議員。 ○17番(段塚廣文君) そういう議論だったということで、具体的には、パーセントが67%とありましたが、要はトータルとして県からどれぐらい補助金が。額は議論はなかったっちゅうことですか。ないのなら仕方ないですけども。 ○議長(由田 隆君) 8番伊藤委員長。 ○8番(伊藤正三君) 額はですね、間違っとったら執行部のほうがちょっと改めていただきたいですが、13億4,000万円ということじゃなかったかと思います。(発言する者あり)県の補助金。 ○議長(由田 隆君) 17番段塚議員。 ○17番(段塚廣文君) 要は13億4,000万円。それを20年かけての話ですんでね。財政運営からいうと、問題なきにしもあらずですけども、これは約束事ですからあれですが。要は、28億円の事業費で20年かけて県は13億円補助金として入るということですね。それから、多分これは交付税措置分はどうなのか、引いた額なのかどうかということもわかりませんか。まあ議論してないなら仕方ありませんが、結構です、これで。 ○議長(由田 隆君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  日程第8 付議議案の討論・採決 ○議長(由田 隆君) 日程第8、付議議案の討論・採決を行います。  初めに、議案第45号から第51号までを一括して討論を求めます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 討論を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたしました。  これより採決を行います。  まず、議案第45号 平成26年度倉吉市一般会計補正予算(第11号)の専決処分から、議案第47号 倉吉市税条例等の一部改正の専決処分まで、計3件を一括して採決いたします。  本案は、承認することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号から議案第47号までの計3件は、承認をされました。  次に、議案第48号 平成27年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)について、起立により採決をいたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者 起立〕 ○議長(由田 隆君) 起立多数であります。  よって、議案第48号は、原案のとおり可決をされました。  次に、議案第49号 倉吉市介護保険条例の一部改正について採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案どおり可決をされました。  次に、議案第50号 上灘小学校屋内運動場改築建築主体)工事の工事請負契約の締結について及び議案第51号 成徳小学校仮設校舎建設(建築主体)工事の工事請負契約の締結についての計2件を一括して採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(由田 隆君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号及び第51号の計2件は、原案のとおり可決をされました。
     以上で本臨時会に付議された事件は全て終了いたしました。  これをもって平成27年第4回倉吉市議会臨時会を閉会いたします。御苦労さまでした。                 午後0時29分 閉会                   署        名 この会議録の正当なることを認め署名する。  倉吉市議会議長     〃 議員     〃 議員...