丸亀市議会 2020-12-08 12月08日-06号
HPVワクチン接種を国のプログラムとして早期に取り入れた諸外国では、有効的な効果が報告されており、HPV感染も低下し、世界全体でのHPVワクチンと検診を適切に組み合わせることで、今世紀中の排除が可能であるとのシミュレーションがなされています。
HPVワクチン接種を国のプログラムとして早期に取り入れた諸外国では、有効的な効果が報告されており、HPV感染も低下し、世界全体でのHPVワクチンと検診を適切に組み合わせることで、今世紀中の排除が可能であるとのシミュレーションがなされています。
また、世界保健機関WHOはSDGs、持続可能な開発目標に子宮頸がんの死亡率を2030年までに30%減らすことを目標に掲げ、子宮頸がん排除への戦略としてHPVワクチン接種率90%を目標にしています。日本では、子宮頸がん患者数、死亡者数とも近年漸増傾向にあります。このままワクチンの接種が進まない状況が改善しないと、子宮頸がんの予防において世界の流れから大きく取り残されると懸念されております。
子宮頸がんもHPVワクチン接種で感染を予防し、定期検診で早期発見できればほぼ100%予防できるがんだと言われており、既に世界の30カ国では低年齢でワクチンを公費助成で接種しています。今は、世界では当たり前になっているヒブワクチンや子宮頸がんワクチンが、我が国では20年おくれで最近ようやく認可され接種が始まりました。