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令和3年総務常任委員会 本文 開催日:2021年02月22日

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    令和3年総務常任委員会 本文 開催日:2021年02月22日


    取得元: 東かがわ市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    検索結果一覧 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 画面を閉じる 令和3年総務常任委員会 本文 2021-02-22 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 234 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 次第 選択 2 : ◯久米委員長 選択 3 : ◯上村市長 選択 4 : ◯久米委員長 選択 5 : ◯橋本議長 選択 6 : ◯久米委員長 選択 7 : ◯久米委員長 選択 8 : ◯酒井地域創生課長 選択 9 : ◯久米委員長 選択 10 : ◯大谷危機管理課長 選択 11 : ◯久米委員長 選択 12 : ◯宮脇委員 選択 13 : ◯久米委員長 選択 14 : ◯村上グループリーダー 選択 15 : ◯久米委員長 選択 16 : ◯朝川委員 選択 17 : ◯久米委員長 選択 18 : ◯大谷危機管理課長 選択 19 : ◯久米委員長 選択 20 : ◯朝川委員 選択 21 : ◯久米委員長 選択 22 : ◯大谷危機管理課長 選択 23 : ◯久米委員長 選択 24 : ◯田中(久)委員 選択 25 : ◯久米委員長 選択 26 : ◯大谷危機管理課長 選択 27 : ◯久米委員長 選択 28 : ◯田中(久)委員 選択 29 : ◯久米委員長 選択 30 : ◯大谷危機管理課長 選択 31 : ◯久米委員長 選択 32 : ◯大谷危機管理課長 選択 33 : ◯久米委員長 選択 34 : ◯大田委員 選択 35 : ◯久米委員長 選択 36 : ◯有本副主幹 選択 37 : ◯久米委員長 選択 38 : ◯有本副主幹 選択 39 : ◯久米委員長 選択 40 : ◯大谷危機管理課長 選択 41 : ◯久米委員長 選択 42 : ◯久米委員長 選択 43 : ◯大谷危機管理課長 選択 44 : ◯久米委員長 選択 45 : ◯大田委員 選択 46 : ◯久米委員長 選択 47 : ◯有本副主幹 選択 48 : ◯久米委員長 選択 49 : ◯工藤(潔)委員 選択 50 : ◯久米委員長 選択 51 : ◯久米委員長 選択 52 : ◯有本副主幹 選択 53 : ◯久米委員長 選択 54 : ◯井上委員 選択 55 : ◯久米委員長 選択 56 : ◯大谷危機管理課長 選択 57 : ◯久米委員長 選択 58 : ◯大田委員 選択 59 : ◯久米委員長 選択 60 : ◯久米委員長 選択 61 : ◯久保総務部長 選択 62 : ◯久米委員長 選択 63 : ◯大田委員 選択 64 : ◯久米委員長 選択 65 : ◯大谷危機管理課長 選択 66 : ◯久米委員長 選択 67 : ◯大田委員 選択 68 : ◯久米委員長 選択 69 : ◯久保総務部長 選択 70 : ◯久米委員長 選択 71 : ◯中川委員 選択 72 : ◯久米委員長 選択 73 : ◯酒井地域創生課長 選択 74 : ◯久米委員長 選択 75 : ◯大田委員 選択 76 : ◯久米委員長 選択 77 : ◯大田委員 選択 78 : ◯久米委員長 選択 79 : ◯有本副主幹 選択 80 : ◯久米委員長 選択 81 : ◯大田委員 選択 82 : ◯久米委員長 選択 83 : ◯有本副主幹 選択 84 : ◯久米委員長 選択 85 : ◯大田委員 選択 86 : ◯久米委員長 選択 87 : ◯久米委員長 選択 88 : ◯有本副主幹 選択 89 : ◯久米委員長 選択 90 : ◯久米委員長 選択 91 : ◯久米委員長 選択 92 : ◯酒井地域創生課長 選択 93 : ◯久米委員長 選択 94 : ◯佐藤グループリーダー 選択 95 : ◯久米委員長 選択 96 : ◯朝川委員 選択 97 : ◯久米委員長 選択 98 : ◯佐藤グループリーダー 選択 99 : ◯久米委員長 選択 100 : ◯朝川委員 選択 101 : ◯久米委員長 選択 102 : ◯佐藤グループリーダー 選択 103 : ◯久米委員長 選択 104 : ◯朝川委員 選択 105 : ◯久米委員長 選択 106 : ◯酒井地域創生課長 選択 107 : ◯久米委員長 選択 108 : ◯朝川委員 選択 109 : ◯久米委員長 選択 110 : ◯酒井地域創生課長 選択 111 : ◯久米委員長 選択 112 : ◯井上委員 選択 113 : ◯久米委員長 選択 114 : ◯酒井地域創生課長 選択 115 : ◯久米委員長 選択 116 : ◯井上委員 選択 117 : ◯久米委員長 選択 118 : ◯酒井地域創生課長 選択 119 : ◯久米委員長 選択 120 : ◯井上委員 選択 121 : ◯久米委員長 選択 122 : ◯酒井地域創生課長 選択 123 : ◯久米委員長 選択 124 : ◯井上委員 選択 125 : ◯久米委員長 選択 126 : ◯酒井地域創生課長 選択 127 : ◯久米委員長 選択 128 : ◯井上委員 選択 129 : ◯久米委員長 選択 130 : ◯酒井地域創生課長 選択 131 : ◯久米委員長 選択 132 : ◯工藤(潔)委員 選択 133 : ◯久米委員長 選択 134 : ◯佐藤グループリーダー 選択 135 : ◯久米委員長 選択 136 : ◯工藤(潔)委員 選択 137 : ◯久米委員長 選択 138 : ◯佐藤グループリーダー 選択 139 : ◯久米委員長 選択 140 : ◯工藤(潔)委員 選択 141 : ◯久米委員長 選択 142 : ◯佐藤グループリーダー 選択 143 : ◯久米委員長 選択 144 : ◯宮脇委員 選択 145 : ◯久米委員長 選択 146 : ◯佐藤グループリーダー 選択 147 : ◯久米委員長 選択 148 : ◯大田委員 選択 149 : ◯久米委員長 選択 150 : ◯酒井地域創生課長 選択 151 : ◯久米委員長 選択 152 : ◯大田委員 選択 153 : ◯久米委員長 選択 154 : ◯佐藤グループリーダー 選択 155 : ◯久米委員長 選択 156 : ◯大田委員 選択 157 : ◯久米委員長 選択 158 : ◯酒井地域創生課長 選択 159 : ◯久米委員長 選択 160 : ◯大田委員 選択 161 : ◯久米委員長 選択 162 : ◯上村市長 選択 163 : ◯久米委員長 選択 164 : ◯大田委員 選択 165 : ◯久米委員長 選択 166 : ◯上村市長 選択 167 : ◯久米委員長 選択 168 : ◯大田委員 選択 169 : ◯久米委員長 選択 170 : ◯酒井地域創生課長 選択 171 : ◯久米委員長 選択 172 : ◯大田委員 選択 173 : ◯久米委員長 選択 174 : ◯酒井地域創生課長 選択 175 : ◯久米委員長 選択 176 : ◯大田委員 選択 177 : ◯久米委員長 選択 178 : ◯酒井地域創生課長 選択 179 : ◯久米委員長 選択 180 : ◯大田委員 選択 181 : ◯久米委員長 選択 182 : ◯佐藤グループリーダー 選択 183 : ◯久米委員長 選択 184 : ◯大田委員 選択 185 : ◯久米委員長 選択 186 : ◯田中(久)委員 選択 187 : ◯久米委員長 選択 188 : ◯酒井地域創生課長 選択 189 : ◯久米委員長 選択 190 : ◯田中(久)委員 選択 191 : ◯久米委員長 選択 192 : ◯朝川委員 選択 193 : ◯久米委員長 選択 194 : ◯上村市長 選択 195 : ◯久米委員長 選択 196 : ◯大田委員 選択 197 : ◯久米委員長 選択 198 : ◯久米委員長 選択 199 : ◯大田委員 選択 200 : ◯久米委員長 選択 201 : ◯大田委員 選択 202 : ◯久米委員長 選択 203 : ◯朝川委員 選択 204 : ◯久米委員長 選択 205 : ◯中川委員 選択 206 : ◯久米委員長 選択 207 : ◯井上委員 選択 208 : ◯久米委員長 選択 209 : ◯田中(久)委員 選択 210 : ◯久米委員長 選択 211 : ◯工藤(潔)委員 選択 212 : ◯久米委員長 選択 213 : ◯宮脇委員 選択 214 : ◯久米委員長 選択 215 : ◯大田委員 選択 216 : ◯久米委員長 選択 217 : ◯朝川委員 選択 218 : ◯久米委員長 選択 219 : ◯井上委員 選択 220 : ◯久米委員長 選択 221 : ◯大田委員 選択 222 : ◯久米委員長 選択 223 : ◯工藤(潔)委員 選択 224 : ◯久米委員長 選択 225 : ◯田中(久)委員 選択 226 : ◯久米委員長 選択 227 : ◯宮脇委員 選択 228 : ◯久米委員長 選択 229 : ◯中川委員 選択 230 : ◯久米委員長 選択 231 : ◯大田委員 選択 232 : ◯久米委員長 選択 233 : ◯久米委員長 選択 234 : ◯久米委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               総務常任委員会 1 日 時 令和3年2月22日(月)午前9時30分 2 場 所 東かがわ市議会委員会室(議場) 3 案 件 地域コミュニティと自治会との関係について       温浴施設について 2:            (午前 9時30分 開会) ◯久米委員長 皆さん、おはようございます。  本日は、総務常任委員会の御案内を申し上げましたところ、委員並びに執行部におかれましては、御出席を頂きまして誠にありがとうございます。  さて、2題の調査のうち、1つは温浴施設についてであります。不思議にも、本日2月22日は温泉マークの日です。日付けは温泉のマークの3本の曲線の湯気が、逆から見ると数字の2が3つ並んでいるように見えることと、温泉地らしい3つの言葉、風情、風景、風味の頭文字である「ふ」を3つ並べて2月22日に制定されました。おなじみの温泉マークも、東京オリンピック・パラリンピックを機に、外国の方にも御理解いただけますよう、湯気の下に人が3人お湯につかっているイラストが追加されました。今、社会はコロナ禍でもあり、大きな転換期を迎えています。江戸時代に記された温泉マークに思いをはせながら、これから先のまだ見ぬ未来につながる本市の温浴施設について活発な御議論をと、委員の皆様にお願いを申し上げまして、私のあいさつといたします。  御案内の定刻となりましたので、ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  会議の前に市長の出席を頂いておりますので、ごあいさつをお願いいたします。 3: ◯上村市長 改めまして、おはようございます。本日の総務常任委員会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  先ほど委員長からもございましたとおり、本日2件の調査事件をお取扱いいただくところでございます。  まず、1点目の地域コミュニティと自治会の関係についてでございますが、昨今の状況としまして自治会、そして地域コミュニティそれぞれのその地域差というものも非常に多くございます。どうしてもそれぞれの地域に合わせて地域の実情に根差した活動というのが市行政側にも求められておりますので、その点についても御議論を頂ければと思っております。  また、2点目の温浴施設につきましては、これまでの委員会の中でもお話しさせていただいているとおり、将来的にはベッセルおおちのみを存続させていくという前提に立った中で、さきの議会の中でも翼山温泉の次年度以降の指定管理の御承認を頂いたところでもございます。そしてまた、ベッセルおおちにつきましては、先日全国で行われました温泉総選挙2020のファミリー部門で1位を獲得するという輝かしい成績を収めているところでもございます。ベッセルおおちをこれからどうしていくかという議論についても、本日御議論させていただければと思っておりますので、本日も慎重審議のほどよろしくお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。 4: ◯久米委員長 ありがとうございました。  続きまして、議長よりごあいさつをお願いいたします。 5: ◯橋本議長 改めまして、皆さん、おはようございます。
     本日の調査事件は2件ですが、温浴施設の調査審議も第4コーナーを回り、ホームストレッチに入ったかと思っておりましたが、まだ1周も2周も残っているようでございます。1日も早いゴールを目指して活発なる議論をお願い申し上げまして、あいさつといたします。 6: ◯久米委員長 ありがとうございました。  これより会議を開きます。  ただいまの出席委員は定足数に達しております。よって、委員会条例第16条により、委員会は成立いたしました。  それでは、12月定例会において許可されました閉会中の調査事件、地域コミュニティと自治会との関係について、温浴施設についてを議題といたします。調査の進め方については、調査日程表のとおり進めたいと思います。これに御異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) 7: ◯久米委員長 御異議なしと認めます。  それでは、地域コミュニティと自治会との関係についての調査に入ります。  令和元年11月の閉会中の調査において、地域コミュニティの現状と課題について調査をいたしました。その際、委員より執行部に対して、指定管理制度の見直しや地域への関心が薄れている社会情勢についての対応、また事業区分の明確化などが求められました。本日は、この活動が住民の地域を愛する心が原動力となっておりますことから、自治会にも焦点を当て、本日は地域コミュニティと自治会との関係について調査を行います。  地域創生課からの説明を求めます。  酒井地域創生課長。 8: ◯酒井地域創生課長 皆さん、おはようございます。それでは、まず地域創生課より説明させていただきます。  地域コミュニティ協議会と自治会との関係につきましては、本市が地域コミュニティ協議会を認定支援するための基本的な方針を示してます地域コミュニティ活性化基本計画の理念のところで説明させていただいております。  概略のほうを見ますと、本市にはほぼ全域に自治会がありまして、地縁の互助組織として地域活動の重要な役割を担っていただいております。しかしながら、地域活動が活発な自治会がある一方で、人口減少、少子高齢化に伴い、活動の担い手や加入者の減少などでその活動が困難となる自治会も見受けられ、自治会単位の活動では十分な対応ができない場合も考えられております。  地域コミュニティ協議会は、その課題を一定の広域的な地域的領域で補完するものでありまして、当該地域の住民、自治会、各種団体、法人等により構成され、自立的な運営が行われる団体と定義しております。  また、今日は資料といたしまして、1ページの地域コミュニティ活性化交付金について資料を付けております。平成27年度から令和元年度までの各コミュニティ協議会ごとの予算額、決算額を、令和2年度においては予算額と2月1日現在での交付申請額を提示しております。  また、2ページには、コミュニティセンターごとの指定管理委託料の予算額と決算額を提示しております。  簡単でございますが、以上、地域創生課からの説明といたします。  続いて、危機管理課から説明いたします。 9: ◯久米委員長 大谷危機管理課長。 10: ◯大谷危機管理課長 それでは、自治会と自主防災組織につきまして御説明をいたします。  資料の3ページをお開きください。一番上の表でありますが、現在184の自治会があります。加入世帯数は9,424世帯、加入率は68.3パーセント、また自主防災組織の数は142団体となっております。  次に、自治会、自主防災組織の補助金について御説明をいたします。自治会活動助成金は、自治会の活動を助成するために各自治会の加入世帯数に応じて助成金を交付しております。各自治体の加入世帯数につきましては、最小で2世帯、一番多いところで283世帯となっております。  次の一番下の表でございますけども、自治会活動特定事業助成金であります。防災に関する活動や世代間交流などの活動に対して3分の2以内、30万円を限度に助成をしております。今年度はコロナウイルスの影響もありまして、1件だけの申請となっております。  次のページをお願いします。一番上の集会所整備事業補助金は、集会所の新築、増築または改修に対して2分の1以内700万円を限度に補助をしております。今年度はトイレの洋式化等の改修1件について補助金を交付しております。  次の表ですけども、自主防災組織活動助成金であります。自主防災組織の活動を支援するもので、1世帯当たり500円を助成しております。  次に、防災倉庫設置事業補助金であります。自主防災組織が行う防災倉庫の設置に対して4分の3以内、75万円を限度として補助金を交付しております。今年度は申請がありませんでしたが、平成16年度にこの補助制度を開始して以降、28件の補助金を交付しております。  最後に、集会所耐震診断事業費補助金であります。この事業につきましては、今のところ補助の実績がございません。  説明のほうは以上でございます。 11: ◯久米委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑のある方は挙手願います。  宮脇委員。 12: ◯宮脇委員 先ほど御説明いただいた一番最後の集会所耐震診断事業費補助金というのは、限度額というのはあるんでしょうか。 13: ◯久米委員長 村上グループリーダー。 14: ◯村上グループリーダー 診断につきましては、限度額が耐震診断ですんで、9万円になっております。 15: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。  朝川委員。 16: ◯朝川委員 この自治会の規模のお話がありました。最小が確か2世帯、最大で283世帯と、かなり構成する世帯数の幅というか開きがあるんですけれども、本来、自治会に求められるというか、市として自治会はこうあってほしいという理想というか、そういう姿があろうかと思うんですが、2世帯とか大きいところは280余りのそういう世帯、その規模の大小によって求めるというか、期待する効果、役割というのが十分に発揮できているのかどうか、この辺りをどういうふうに行政としては捉えておるか、そこら辺をお話いただきたいなと思います。 17: ◯久米委員長 大谷危機管理課長。 18: ◯大谷危機管理課長 先ほども地域創生課長より説明がございましたが、自治会というのは地域の中で最も身近な住民組織ということでございます。住みやすい地域を創っていくためには、行政が行っておりますいわゆる公助と、地域の皆さんの助け合いによる共助が欠かせないと思っております。自治会のいろんな活動、取り組みにつきましては、この地域の共助の機能を高めるものであると思っておりますので、自治会と市との関係はお互いが協力するという関係が必要だと思っております。そういった中で、規模の大きな自治会、小さな自治会ございますけども、規模の小さな自治会でも近所づきあいとか生活に必要な部分、ごみ出し、ごみの集積所の維持管理であるとか、地域の清掃とか、その規模に応じた活動をお願いしているところでございます。 19: ◯久米委員長 朝川委員。 20: ◯朝川委員 言いたいことはよく分かります。規模に応じたというところが最終的には理想だろうと思うんですけど、やはり小っちゃいところは、どう頑張ってもできる範囲というのは恐らく限られてくるだろうし、逆に大きなところも小回りが利かないということで、中で班に分けたり、幾つかの小さいグループに分けて、現実的には活動をやってるというような例もあろうかと思います。  そういった中で、やはり自治会というのは今後もずっと存続というか、こういう制度としては存続していく必要があろうかと思いますんで、そこらへの支援というか、今、現実にはいろいろな補助制度も設けてますけれども、高齢化が進む中で、やはりお金の掛かる部分に関しての支援というのは、今後も当然、必要になってこようかと思います。その辺りを今のこの現状を継続していくのか、場合によってはもう少し踏み込んでテコ入れをするような考え方があるのかどうか、こういったところを大きなビジョンにはなってこようかと思いますけれども、その辺りどうお考えなのか、お聞かせいただけたらと。 21: ◯久米委員長 大谷危機管理課長。 22: ◯大谷危機管理課長 それぞれの自治会の方のその自治会に対する愛着心とか、そういったこともあると思いますけども、隣の自治会と合併して大きな規模の自治会をつくるといったようなことも1つ方法だと思います。朝川委員の御意見を、今後、参考にしていきたいと思っております。 23: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方。  田中久司委員。 24: ◯田中(久)委員 2点ほどお伺いしたいと思います。まず、先ほど自治会の組織率のお話が大谷課長よりありましたけども、逆に加入していない世帯がどの程度あるのかと、それとその地区別に、もし、より細かいデータがあれば、それを教えていただきたいというのが1つと、あと連絡協議会というのが発足してやっておられると思います。これの進捗というか、どういうような効果が、どういうような話合いが行われたのか、その内容的なものがお聞きできればと思っております。  以上です。 25: ◯久米委員長 大谷危機管理課長。 26: ◯大谷危機管理課長 加入していない世帯数と地区別ということでございますけども、地区別の加入率というのは把握はできておりません。今、この加入率が68.3パーセントということですけども、各自治会から申請のありましたそれぞれの全自治会の加入世帯数を足したもの、これを住民基本台帳の世帯数で割ったものが、この68.3パーセントということでございます。令和2年度の場合は、住民基本台帳上の世帯数、これが1万3,801世帯であります。自治会の加入世帯数は9,424世帯となっておりますので、この差引きの世帯が自治会に入ってない世帯ということになろうかと思います。  それからもう1点、自治会の連絡協議会の活動ということでございますけども、毎年、全員の自治会長に御案内しまして、先進地視察とか研修会を行っております。主には、この自治会連絡協議会の総会で、市からのお願いごととか周知事項を皆さんにお知らせしているというような状況でございます。 27: ◯久米委員長 田中委員。 28: ◯田中(久)委員 実は、私の地元の地区でも自治会未加入の人、もちろん入っておったけど脱退されたとかいろいろ事情はあるんですけども、新しく新規に来られたけど入らないとかいろんなケースはありますが、その辺りは何か行政として対策的なものをやられているのか、やろうとしてるけどできない理由とか、そういうのがもしあればお伺いしたいと思います。 29: ◯久米委員長 大谷危機管理課長。 30: ◯大谷危機管理課長 自治会の加入というのは任意であるということもあったり、その各自治会の受入れ態勢、入会金とか会則とかが違っているということもあるので、一律に加入促進を行うということはなかなか難しい面もあるとは思いますけど、先ほど申しました自治会の連絡協議会の視察とか、それから研修を参考にしていただいて、自治会長によっては加入促進のために転入者の世帯を訪問していだいたり、それから地域の企業に対して自治会活動への協力をお願いしたりしている自治会もございます。市としても、これからできるだけ自治会に加入していただくように努力はしてまいりたいというふうには思っております。 31: ◯久米委員長 先ほどの田中委員のところなんですけれども、1万3,801世帯から9,424世帯、引いて御答弁いただいてもよろしいですか。 32: ◯大谷危機管理課長 未加入世帯は4,377世帯ということになります。 33: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。  大田委員。 34: ◯大田委員 地域コミュニティについてはこれで2回目だと思いますので、今回はその関係性ということでお伺いします。先般、議員研修で防災について研修しました。その折も、一番大事なんは何かというと近所づきあいということを、講師の先生がおっしゃっておりました。それを踏まえて質疑させていただきます。  先ほど酒井課長が言われましたように、地域コミュニティの理念、目的、また課題、その辺りを今、所管のほうで探っていただいてると思うんですが、実際的に、これは前回のときもそうだったんですが、5年、6年、7年経ってきた中で、見直しをしないといけないのではないかということが前回の委員会で発せられたと思います。そこに関してどのような見直しをされているのか、またその上でどんな課題があるのか、まず1点お伺いします。  それと自治会なんですが、これ所管は違いますが、私も自治会に加入しております。そろそろ総会の時期でございますので、資料等見てましたら、確かに自治会は市から補助金を頂いております。その内容につきましては、1世帯活動費が2,000円、自主防災が先ほど言われました500円、それから福祉活動、これはごみとかそういう形だと思うんですが、それが1世帯250円、それが市のほうから助成されております。しかし、それまた自治会のほうから出すものもございます。多分御存じだと思いますが、日赤募金の500円、それから社会福祉協議会会費が500円、それから共同募金が1,000円、これトータルしますと残りが750円です。それが自治会の財源となります。それとあと、自治会の人が会費を出して自治会活動をしております。片や、コミュニティ協議会、こちらの表にあるように、令和2年であれば2,840万円ぐらい、そのくらいの金額が助成されております。その辺りのバランスとか考えて、やはり一番大事なのは自治会いうところでございますので、その辺りをどう考えているのか、2点お伺いいたします。 35: ◯久米委員長 有本副主幹。 36: ◯有本副主幹 昨年度のこの総務常任委員会の閉会中調査で頂いた御意見の中で、幾つか見直していることがございます。  まず、交付金の中で使い道というか、活動の中で大きな課題としまして、イベント中心型になっているところがあるということがありまして、課題解決型のシフトを大きな課題と捉えております。その中で、まだ今後、案ですが、イベントの事業に関しましては交付金の対象事業から外しまして、現在あるイベント助成との統合を1つの案として考えております。その案を地域コミュニティの会長が集まる連絡協議会のほうにも一応方針として御提案しまして、また意見を頂くような形で検討してまいりたいと考えております。  あと、事業区分でイベントがばらけておりまして見にくいというところがございましたので、令和2年度の時点で事業区分を見直しております。ただ、今後のそのイベント型から課題解決型への統合も踏まえまして、令和3年度はもうイベント事業のみを1つの区分にしたいと考えておりまして、これも連絡協議会において御提案させていただいて、一応御承認は頂いております。  あと、協議会ごとに交付金事業の決算額に差があるという御指摘も頂いておりまして、経費が掛からない事業もありますので大小だけで判断できない部分はございますが、今後、地域ごとの将来ビジョンを策定する予定でございまして、その前段に地域の意向を把握するためにアンケート調査を実施する予定となっておりますので、その中で中長期的な活動計画を策定する中で、地域の意向を反映する形で活動を考えていただくきっかけを考えております。大きくはこの点を見直しております。  以上です。 37: ◯久米委員長 続いて、ほかにも見えてきた課題についてお願いいたします。 38: ◯有本副主幹 続きまして、今後の新たに見えてきた課題ですが、以前からもあるんですが、その地域コミュニティの主要なメンバーが年齢層が高いというところがございます。そこで、やはり若い世代の方に参加してもらうことを重要と考えておりますが、なかなかそれを解決する特効薬的なものは見つかっておりませんが、ただ対策を講じないといけないと思っております。まず、そもそも地域コミュニティを知らないという若い世代もいますので、まず認知度を高めること、まず知ってもらうことが重要であると考えております。  まず、今年度、広報の8月号で地域コミュニティの特集を掲載しました。今後は個別の地域コミュニティ協議会の活動を定期的に特集を組みまして、情報発信していきたいと考えております。また、地域コミュニティ自身も情報発信、ホームページ等いろいろ活用しておりますが、若い世代に知ってもらう方法を少し工夫しながら考えていきたいと思っております。  あと、またもう1つは、域学連携事業で香川大学の学生、若い世代の方が関わっていただいておりますので、その辺の活用も見直して、関係人口の1つと考えまして充実を図りたいと思っております。  以上です。 39: ◯久米委員長 大谷危機管理課長。 40: ◯大谷危機管理課長 自治会の活動助成金につきましては、自治会の活動に対して市のほうから助成をさせていただいております。その活動の1つとして市役所とか関係機関が日赤の募金とか共同募金等の協力を自治会等を通じてお願いしているという部分もあるというようなことになっております。 41: ◯久米委員長 暫時休憩します。            (午前 9時59分 休憩)            (午前10時02分 再開) 42: ◯久米委員長 休憩を解いて再開します。  大谷危機管理課長。 43: ◯大谷危機管理課長 自治会の活動助成金につきましても、今後の状況等々によって、また検討もしてまいりたいと思っております。 44: ◯久米委員長 大田委員。 45: ◯大田委員 今、有本副主幹のほうから、いろんなことに取り組んでいるとお伺いしました。これ、前回からもその課題は出てたと思うんですよね。それが今、活性化協議会の中でどのように生かされて、それが自治会とのどのような関わりになってるかいうことが一番大事なんでないかと思うんですけど、課題はもう若者がいない、それから浸透していない、認知度がない、そのために具体的にどうするかいうことを連絡協議会等で審議しますいう答弁だったような気がいたします。そうでよろしかったですね。  その上で、そしたらその若者が入ってくるにはどうしたらいいか、ホームページで掲載する。ホームページに掲載してもなかなか難しいと思うんですよね。具体的にどのような行動を取っていくかいうことを、しっかりとこれから協議会と連絡を取っていかないと、正しく交付金が本当に市民のために使われているのか、そういう声をよく聞きますので、協議会の方は一生懸命ボランティアでやっていただいております。そのノウハウというのはなかなか分かりにくいと思うんですよね。だから、最近の新しくなったコミュニティのところは、市の職員が公務忙しい中でも入って活動を手伝ってくれてる団体もあります。そういうところとうまくコミュニケーションを取っていくべきだと思います。また、入られていないところも、できましたらそういう職員の力も必要だと思いますが、その辺りどのようにお考えですか。お伺いいたします。 46: ◯久米委員長 有本副主幹。 47: ◯有本副主幹 今、委員から御指摘いただいたとおりでございます。課題のほう、私のほうで今、担当になりまして、他団体の事例とか調べまして、そういった若者の世代を参加してもらう形でどのようなものがあるかというものを調べている状況でございます。今後、連絡協議会において、課題をいきなり話し合おうといってもなかなか難しいところでございますので、私のほうでこういった取り組みがあります事例紹介でありますとか、そういった提案もしていきたいと考えております。  以上です。 48: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。  工藤潔香委員。 49: ◯工藤(潔)委員 コミュニティセンターの指定管理料についてお伺いします。指定管理を受けて各コミュニティセンターごとにいろいろな活動をなされているんですが、どのような活動をしているのか、関心のある市民が多くおられると思います。こういうところでコミュニティセンターごとの決算報告書等など、活動が分かるようなものが市のホームページで閲覧ができるのか、お伺いいたします。 50: ◯久米委員長 暫時休憩します。            (午前10時06分 休憩)            (午前10時07分 再開) 51: ◯久米委員長 休憩を解いて再開します。  有本副主幹。 52: ◯有本副主幹 市のホームページからの活動紹介ですが、今までは自治会とコミュニティというカテゴリーでホームページのほうが公表されておりました。今年度からこちらのほうで情報発信でできることからいうことで、市のホームページを地域コミュニティというカテゴリーを別に作りまして、そちらに地域コミュニティの定義であるとか基本計画とか、そういったものを公表しております。その中で、地域コミュニティ協議会個別の活動を載せようとも思ったんですが、それぞれの協議会のホームページがございますので、リンク集を作らせていただいて、そこから興味がある方は協議会のホームページに閲覧できるように改善しております。  以上です。 53: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方。  井上委員。
    54: ◯井上委員 地域コミュニティと自治会の関係、私が住んでるところは、残念ながらコミュニティ協議会、一応話はしておるんですが、現状の段階ではなかなか立ち上げができない。なぜならば、皆さん御案内のとおり、高齢化等、人数の減ということで、単位自治会自体の継続、存続、それ自体に苦慮しておるということであります。自治会内でもそれに対応して、それぞれの班分けでやっとるんですが、班の構成、これはもう前回言ったかもわかりませんが、構成を変えて対応しておるような状況です。  先ほど大田委員の質疑にありましたように、コミュニティ協議会への助成金、また自治会への助成金、この件について言及がありました。有り難いというか、今後検討していくというような返事の答弁もあったかと思います。できるだけ単位自治会のほうにも、それぞれ事業によって今は来るようになっておりますが、できるだけ単位自治会のほうへの助成も分厚くしてもらいたいと思います。  そこで、特定事業の助成金についての助成の限度額といいますか、それで対象経費、これが30パーセントになって決められておりますよね。これの部分を、30パーセントじゃなしにもう少し上げて、もっと単位自治会でも活動ができるように、その辺りの考えはないのかどうか、答弁願いたいと思います。 55: ◯久米委員長 大谷危機管理課長。 56: ◯大谷危機管理課長 自治会活動の特定事業の助成金のほうでございますけども、補助金の内容が対象経費の総額の3分の2以内で限度が30万円と、現在そういうふうになっております。一方、今年度はコロナウイルスの関係等ありまして、活動される自治会も少なかったんですけども、例年ですと大体15ぐらいの自治会に活動をしていただいております。大体同じ自治会が毎年助成金を交付申請しているというような状況もありますので、もう少し多くの自治会にこの助成金を使っていただけるような検討はしてまいりたいというふうに思います。金額も含めて、今後、検討してまいりたいというふうに思います。 57: ◯久米委員長 大田委員。 58: ◯大田委員 先ほどの答弁ですけど、地域コミュニティ活動支援事業というのは昔、福祉課のほうでありましたね。地域活性化協議会できるいうことでそれを廃止していう形で聞いてるんですが、そうでないんですか。これ、所管も福祉課から今は危機管理課ですか、そんなふうになってると理解してるんですが。それ、政策当初は200万円ぐらいだったのを減額して、ここに、先ほど言ったような何回も行くようなところは少し減らしていうように伺ってるんですが、そうでなかったでしょうか。 59: ◯久米委員長 暫時休憩します。            (午前10時12分 休憩)            (午前10時15分 再開) 60: ◯久米委員長 休憩を解いて再開します。  久保総務部長。 61: ◯久保総務部長 先ほどの特定事業に関する助成金でございますけれども、大田委員おっしゃるとおり、過去には福祉の関連の事業もございましたけれども、その変遷を経て、現在、自治会活動の特定事業として助成金制度が設けられております。内容につきましては先ほど大谷課長のほうから答弁したとおりの制度設計でございますけれども、今後いろいろ自治会のニーズもございますし、それから自治会活動を活性化していかないといけないという内容もございます。もともとベースは2,000円の交付金といいますか、特定のものはなくて1世帯2,000円からスタートしたものでございますけれども、その制度につきましても改めてこの特定事業、自治体活動が活性化になるような制度として、また再度検討させていただきたいと思っております。金額につきましてはこの場でお答えすることができませんので、検討させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 62: ◯久米委員長 大田委員。 63: ◯大田委員 金額の件ですが、自治会のところも世帯数は2,000円ですが、何世帯までは、多分100世帯ぐらいまでが基本金額みたいなんが5,000円ぐらいあったと思うんですね。活性化協議会は片や地域全体が大きいですから、その200万円というところが出てるんですけど、それは大きくても小さくても一緒だということを前回のときに言われたと思うんですね。課長にお伺いしますけど、一番多い世帯で200何世帯と先ほどおっしゃってましたが、そこの基本部分はどのくらいなのか教えていただきたいと思います。100世帯が5,000円とか何かあったと思いますので。 64: ◯久米委員長 大谷危機管理課長。 65: ◯大谷危機管理課長 自治会の助成金のほうの均等割ですけども、100世帯までが5,000円、それから101世帯から200世帯が1万円、それから201世帯以上が1万5,000円というふうになっております。 66: ◯久米委員長 大田委員。 67: ◯大田委員 一括交付金も、基本金額が基礎のところが80万円から200万円にいろんなことを鑑みて変更になったと思います。その辺りも含めて検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 68: ◯久米委員長 久保総務部長。 69: ◯久保総務部長 十分に検討したいと思います。 70: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方。  中川委員。 71: ◯中川委員 また質疑が後戻りするかもわかりませんけど、お願いします。先ほど、コミュニティの事業を発信するんにホームページを利用してリンクを考えたいということの発言があったと思うんですが、実際、私どものところは相生コミュニティなんですが、使い勝手のいいところ、集まりやすいところ、要は若い方、小さいお子さん、1歳、2歳、よちよち歩きの子から高齢の方まで、今、集まってきていただいております。どういう理由でいうんは、私ら聞く機会があるんですけど、口頭アンケートみたいになるんですが、やっぱりなかなかその辺りの情報いうんが受けられておりません。特に、こども園なんかに行かれてる方の親御さんいうんは、もうママ友の連絡で口コミでやられてるいうんが多いと感じております。以前にもQRコードを利用したらどうかとかいろいろあったと思うんですけど、その辺りの指導を是非、うちの活性化協議会の利用できるところからでもお願いできんか、もう一度、再度お考えがあるかお聞かせください。 72: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 73: ◯酒井地域創生課長 地域コミュニティ協議会の活動、各地域でバラバラ、いろいろ活動なさって一生懸命やっていただいておりますが、市としても交付金を出してます。さらに、地域の皆様と共同していくという市のスタンスからしましても、やはり地域コミュニティ協議会の活動については一定の、年間に何回か職員が一緒に行って意見交換したりとかそういったことをしながら、地域のニーズもつかみながら、さらに行政としても目指していきたい方向というのをしっかりお伝えしながらやっていきたいと思ってます。そういったところで、また周知に関しても、それから若者の活用、若者に出ていただくような仕組みというのを皆さんと考えていけたらなと思ってますので、職員がどんどん外に出ていこうと思ってます。  以上です。 74: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。  大田委員。 75: ◯大田委員 資料についてお伺いします。地域創生課の地域コミュニティ活性化交付金予算決算の表を頂きました。これについては委員長、質疑してもよろしいでしょうか。構いませんか。関係性だけ、これについて聞いてもよろしいですか。 76: ◯久米委員長 どうぞ。 77: ◯大田委員 その中で、先ほども言ったんですけど、人口規模の違いから活動の内容に温度差があるというのは、執行部も御存じだと思います。そうした中で、予算と決算が全て同額のところもございます。ということは、予算以上の決算事業をしたと踏まえてよろしいんでしょうか。その辺り、1点お伺いします。ちょうど全くの予算と決算が同じコミュニティセンターもございます。その辺り、自主事業等もございますので、この辺りはどうなっているのか御説明いただけますか。 78: ◯久米委員長 有本副主幹。 79: ◯有本副主幹 活性化交付金の予算決算で同額になっているところは、この限度額以上の事業費がありまして、限度額までしか交付できないので同額となっております。  以上です。 80: ◯久米委員長 大田委員。 81: ◯大田委員 そしたら、それは自主事業も含まれているということですか。というのは、最初に予算を報告するときには、200万円と人数割で予算が決まってるでないですか。その範囲内でいろんな事業申請をして、それ以上の申請は市役所は受け付けないでしょう、最初に。受け付けるんですか。最初に出すときに、予算の申請出すでないですか。そのときにこの枠の中でしてくださいということでないですか。だから、それはそういうことは自主事業が入ってきてるのかなということをお伺いしてるんですけど。 82: ◯久米委員長 有本副主幹。 83: ◯有本副主幹 自主事業という位置付けが私のはっきりしないところがありますが、交付金事業として対象となるものを申請いただいて、幾つか事業いただいて、それが内容が妥当であればその限度額の範囲内で決定を出すということになってますので、限度額を先にお示しさせていただいて、例えば同額であれば370万円という限度額がありましたら、それに対して各協議会が事業の計画しまして、それを370万円以上の事業を出してきます。その中で交付対象のルールがありますので、そこの内容を審査して決定したということが限度額いっぱいまで決定をさせていただいたということです。 84: ◯久米委員長 大田委員。 85: ◯大田委員 単純な発想で申し上げたんですけど、例えば100万円だったら100万円、予算は100万円、決算100万円というのは普通考えにくいので、それ以上の事業をされたのかないうことで、それがいいのであればそれでいいですし、最初の段階でそういうそれ以上のことはしたらいかんいうことは申し上げないかんですよね。もう1つ聞きますが、最初に申請する場合は、400万円だったら400万円の枠があります。しかし、うちは100万円しかしません、100万円の事業であればそれでオーケーなんでしょう。また追加があれば、そのときは追加できるということで理解したらよろしいんですか。 86: ◯久米委員長 暫時休憩します。            (午前10時24分 休憩)            (午前10時25分 再開) 87: ◯久米委員長 休憩を解いて再開します。  有本副主幹。 88: ◯有本副主幹 御質疑があった370万円に関しては市の予算決算でございまして、その各協議会の事業計画は370万円以上になります。ただ、交付金は370万円しか限度額で認められませんので、残りは自己財源の負担での事業になりますので、そこは各協議会の判断で御自由に活動できるようになっております。  以上です。 89: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。            (「なし」の声あり) 90: ◯久米委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。  ここで暫時休憩します。            (午前10時26分 休憩)            (午前10時40分 再開) 91: ◯久米委員長 休憩を解いて再開いたします。  それでは、温浴施設の取扱いについての調査に入ります。  本日で温浴施設について調査するのは5回目となります。令和元年8月開催時の翼山温泉と白鳥温泉は、指定管理者の応募がなければやむを得ず廃止するとしていた当初のスケジューリングと異なってきております。本日は、本市が所有する3つの温浴施設について、温泉マークの日にちなみ、温泉に入ったような爽快感がさえわたる委員会調査にいたしたいと存じます。  地域創生課からの説明を求めます。  酒井地域創生課長。 92: ◯酒井地域創生課長 温浴施設につきましては、令和元年8月から4回にわたってこの委員会で取り上げていただき、将来の在り方について議論を重ねてきております。今後の方向性としましては、翼山温泉、白鳥温泉につきましては、建物、設備の観点、集客の状況から長期的には廃止もやむを得ないとし、ベッセルおおちについては観光施設としての広がりも考え、施設の価値を高め存続させたいということをお示ししてきております。  しかし、廃止につきましても早急にというものではなく、現状の建物が利用でき、指定管理者からの応募がある間はできる限り維持していくこととし、今回、翼山温泉も令和3年度からの5年間の指定管理者を指定したところでございます。また、白鳥温泉につきましても現状を維持しつつ、2年後には指定管理者の募集を行う予定であります。  今回は、ベッセルおおちをどのような方向性をもって再整備していくかについて案をお示しし、御意見を頂きたく存じます。  では、配付資料の補足説明及びベッセルおおちの再整備の基本的な構想案について、佐藤しごと・にぎわいづくりグループリーダーより説明いたします。 93: ◯久米委員長 佐藤グループリーダー。 94: ◯佐藤グループリーダー それでは、提示しております資料の補足説明をさせていただきます。まず、温浴施設の在り方検討におきまして、これまでもお示ししてきましたが、再編計画案ということで再度掲示させていただいております。さきの議会で、翼山温泉の指定管理継続について、指定管理者の指定についてを議決いただいたところでございますが、再編計画案についていま一度御確認ください。  次に、3つの温浴施設の売上げ推移、利用者推移でございます。令和2年度については、参考として元年度同月比較を示しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響によりいずれも減ということになってございます。  最後に、ベッセルおおち再編整備計画素案でございます。温浴施設の在り方検討において、施設運営の財政負担の抑制と経営改善に向けた検討を更に進め、魅力度、満足度向上による施設利用者の増加と施設長寿命化を図っていかなければなりません。これまでの総務常任委員会でもお答えしてきましたが、3つの施設存続検討について、今後、保有施設の適正化による観点から、市の温浴施設の現状と課題を整理することにより、ベッセルおおちを中心とした整備が将来的には望ましいと考えておりますので、課題解決の方向性を整理いたしました。基本構想は3章構成で作り込みをしております。  まず第1章では、現状と課題として、本構想の位置付けと施設の現状把握について記載し、課題の整理として大きく3つに整理をしております。1点目は、施設の老朽化、多額の財政負担、2点目、温浴施設を行政が運営していくことの妥当性、3点目、機能とニーズのずれであります。5ページに、以上を踏まえた課題解決の方向性をまとめております。  第2章では、課題解決の方向性を受けまして、再整備方針をまとめております。ここでは、入浴を主体としつつ、施設利用の多様性の充実に取り組み、施設全体の付加価値を高め魅力を向上させるため、大きく3つのコンセプトを持って整備を進めていこうと考えております。6ページを御覧ください。まず1点目は、施設立地条件の優位性を生かし魅力度満足の向上を図ること、2点目、施設配置の機能の見直しにより集客力を高めること、3点目、利用者ニーズの把握や需要の掘り起こしにより、新たな顧客の獲得をすること、以上の3つであります。  最後に第3章では、具体的な個々のスペース、区画の整備に向けての整備案を示しております。9ページを御覧ください。ここでは再編スケジュールの案として、令和3年度から再整備を具体化するため、今回、委員会で御意見を頂きまして、最終的にこの構想を策定しまして、整備基本計画を次の段階として策定する予定としております。その際には、計画策定に係る委託業務に係る経費が必要となるため、今後、補正予算の提案も考えておるところでございます。  以上、補足説明となります。よろしく御審議お願いいたします。 95: ◯久米委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑のある方は挙手願います。  朝川委員。 96: ◯朝川委員 まず、課題の整理の辺りから何点かお聞きしたいと思いますが、まず最初に施設の老朽化、多額の財政負担ということで、この点に関して、例えば通常の年間の維持管理費用、それから大規模改修等への投資の費用、この辺りの金額的なもので、いわゆる許容額、上限として市がどこまでこれを想定しているのかという点。でないと、今まで感覚的に多額の費用、多額の費用というようなことが言われてますけど、じゃあ一体多額といったら幾らというところの具体性が全く欠けておりますので、この辺りは1つ明らかにすべき点ではあろうかなと思います。それと併せて、同種同規模の施設運営に係る費用との比較、この東かがわ市だけがそれが多額なのか、それとも世間一般にこういった施設を持つと、これぐらいのもんは通常相場としてかかってくるもんだというような話になるのかどうか。それと併せて、その掛ける費用のこれから将来にわたる財源の見通し、ここら辺りをどういうふうに考えていくか、この3点ぐらいをまず聞きたいと思います。 97: ◯久米委員長 佐藤グループリーダー。 98: ◯佐藤グループリーダー まず、維持管理経費と申しますか、年間施設を運営するに掛かっている費用でございますが、まずベッセルおおちについての指定管理事業を捉えますと約7,000万円、それと白鳥温泉でいきますと大体2,500万円、翼山に関しては全体の指定事業と分けられてございませんが、大体4,000万円程度掛かってきております。指定事業だけを捉えますと、白鳥と翼山を将来的に廃止をするとした場合には、ベッセルおおちだけの指定管理費用の7,000万円は館を運営するには最低でもそんだけの費用は掛かってくるという見込みがございます。それと大規模改修を入れるにあっての経費の許容額でございますけども、これについては今後、先ほど申しました基本計画辺りで、どういう改修をするかというところをまず考えた上でないと改修費用というのが出ませんので、その基本計画を策定する中で概算事業費のほうを算定して、また議会のほうへも御提示できたらと考えております。  それと、同種同規模の施設運営でございますけども、参考になるかあれですけども、隣のさぬき市の施設がございますけども、そこと比較しても先ほどのベッセルおおちの7,000万円と大体よく似た数値での管理費用が掛かってございますので、施設規模等によって費用は増減はあるんですけども、大体同じぐらいの運営経費としては掛かっておるところでございます。  それと、財源見通しでございますけども、施設改修をするにあっては、例えば合併特例債であるとか過疎債というところの費用を活用しての事業になる想定ではあるんですけども、合併特例債については発行限度額というものがございますので、今後その辺り、財政部局と調整しまして、改修費用のほうの財源についてはまた協議を進めていきたいと考えております。  以上です。 99: ◯久米委員長 朝川委員。 100: ◯朝川委員 もう一度確認ですけれども、大規模改修に関しては先ほどのどういう改修をするかということで額は変わってくるということなんですけれども、それと財源の見通しというのは合併特例債の枠の話もあるんで、その辺りとの関係の中で、許容額というのはおのずと落としどころというのが出てくるかと思いますが、いわゆる年間の通常の維持管理経費のここの許容額というのが、先ほど同種同規模で同じぐらいということだったので、7,000万円ぐらい掛かるんだというので、それが市としての許容額というふうに捉えてよろしいかどうか、その点もう1回確認です。 101: ◯久米委員長 佐藤グループリーダー。 102: ◯佐藤グループリーダー そのおおむね7,000万円というところは指定事業だけでございますが、それに自主事業というものを足すともう少し費用としては掛かってくるんですが、指定事業、館を運営する費用としては妥当なところと考えておるところでございます。 103: ◯久米委員長 朝川委員。 104: ◯朝川委員 ちょっと誤解があってはいけないんで、ここの許容額というのは、市が財政負担をする額ということで、今現実に7,000万円という通常の運営費いうんは掛けてないはずなんで、実際のところ市が持ち出す金額としての通常の維持管理経費、この金額をもう一度きちっと、でないと聞いとる側としては、えっという感じでしか受け止めてないと思うんで、そこをお願いしたい。 105: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 106: ◯酒井地域創生課長 佐藤リーダーの繰り返しになるかもわかりませんけど、まずベッセルおおちは今、指定管理料はゼロでございますけれども、これを今までの委員会の中でも触れたことがございますが、今後、新たな指定管理を選定するときには、適正な指定管理料を算定してそれで募集しようというように考えております。ですので、それを計算しますと、今のところで言いましたら約7,000万円ぐらい掛かるというところでございます。あと必要なものとしましては、通常の維持修繕の経費とかも入ってくるかと思います。今、3ページに3施設の修繕の実績ということでお付けさせていただいておりますけれども、最低そのぐらいの経費が必要にもなってくるのかなというような計算でございますので、7,000万円プラスアルファかなというように考えます。  以上です。 107: ◯久米委員長 朝川委員。 108: ◯朝川委員 ちょっとしつこいようですけど、ということはもう7,000万円は市としては覚悟しているということと捉えてよろしいですか。 109: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 110: ◯酒井地域創生課長 今後、方向性として、ベッセルおおちをリニューアルして指定管理施設として募集していく方向でございます。ですので、7,000万円については最低必要な経費だと思っております。  以上です。 111: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方。  井上委員。 112: ◯井上委員 今、朝川委員のほうから、まともなというか、もっともな質疑やったと思います。一体幾ら、これから市の負担部分が掛かるかという話であります。この現状と課題のところで、執行部側も認識していると思いますが、3施設とも本当にこのままでは廃止が望ましいというふうに言及もされております。我々もそのように思ってますが、そこで再編計画と。こういう再編計画の議論をするときに、今も話になったように、市の負担部分が年幾らで、5年なら5年、10年なら10年で幾ら指定管理料が要るのかということと、それと修繕、この金額が幾らになるかと、これが明らかになってこそ、我々議会のほうは議論できると思います。市民であれば、あるもんをなしにする、継続するだけの話になりますが、我々議会のほうはやはりその辺りの将来負担の部分を考えて、公平性、妥当性。公平性、妥当性にしても、今まで過去に皆さんで議論したと思いますが、どれも認められん。なぜこのベッセルおおちだけ再編計画でやるのかと。翼山温泉、白鳥温泉、これも指定管理を募集してやったらという話ですが、全体的にこの福祉の部分、観光の部分もありますが、幾ら費用が発生して東かがわ市が負担せないかんのか。これをまず明らかにしてもらわんと議論できんというか、賛成、反対、それまでもできないと思います。その辺り、きっちり出ますか。 113: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 114: ◯酒井地域創生課長 正しく今、今回お示しさせていただいてます基本構想案で、これで出来上がっていると思っておりません。今から皆さんの御意見も頂きながら、しっかりと煮詰めていきまして、例えば財政的にどのぐらいの経費が必要になってくるのかとか云々につきましても、次の基本計画の中で取り組んでいきたいと思っておりますので、まず本日のところは市としての方向性として、ベッセルおおちにはリニューアルをしていきたいというところを御理解いただけたらと思っております。 115: ◯久米委員長 井上委員。
    116: ◯井上委員 それでは、なぜベッセルおおちだけ存続、リニューアルしたいということで提案なされたのか、お答え願います。 117: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 118: ◯酒井地域創生課長 市内の3温浴施設につきましては、当然、全て大分古くはなってきております。そういった中でも、現在の入浴者数等も含めまして、ベッセルおおちのほうがたくさん入っていただいていることになっております。将来的なことを考えましたら、市内での入浴客だけを対象にした温浴施設というのは非常に難しいかなと考えておりまして、入浴を主体としつつ、施設の多様性の充実とかに取り組んで、施設の付加価値、全体の付加価値を高めるため魅力を向上していく。例えば、外からのお客さんも呼び込めるような施設、そういったものを考えましたら、ベッセルおおちが妥当でないかと思ってます。そこにリニューアルをして、付加価値を高めていきたいというように考えております。 119: ◯久米委員長 井上委員。 120: ◯井上委員 入浴者の方、また施設としてのリニューアルを図って多くの客を集める。考え方はそれはそれでいいと思いますわ。しかしながら、その温泉が特にボイラー等いろんな形でのこれから修繕等も発生する。リニューアルでやるといっても相当多額の費用が要ると思いますわ。もろもろ市の観光基本計画、その中にもベッセルおおちについて言及がありますが、このベッセルおおち自体の観光として、今、執行部側が考えられておると思いますが、観光の一体、自然環境なのか、どういうことをメインに考えておるのか。その点、お答え願えますか。 121: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 122: ◯酒井地域創生課長 温浴としてのお風呂という価値も非常にあるかと思いますが、それ以上にまず1つロケーションでございます。例えば、瀬戸内海を見渡せる夕日等のきれいな施設ということで対外的に魅力を発信すれば、外からのお客さんをたくさん来ていただけるような施設に更になっていくであろうと思っております。そういったところを入浴以外の主体として考えて施設整備をしたいと考えております。 123: ◯久米委員長 井上委員。 124: ◯井上委員 全国的に観光地として、最近特に多くの観光客を集めているというのは、やっぱり自然の価値なんですわ、ロケーション。これはもうベッセルおおちの絹島等含めてあると思いますわ。しかしながら、温泉、これはこれだけ、今先ほど指定管理も修繕料等もこれからということですが、これらを逆に言うたら温泉施設をもう排除したらええと。ロケーションとその辺りの整備して海際の公園にするとか、そういった発想がいいんでないかと。三豊市で父母ヶ浜、また名前を忘れたけど、あの山の桜の名所、相当人数を集めてますわ。ほかの、いろんな全国的に今、観光客を集めてる。やっぱり自然の美しさ、それだろうと思いますわ。だから、公共がやる妥当性、公平性、これについては温泉施設は逆に言ったらもう外してそれでやったらいいと、そんな考えはあるのかどうか。その点、お答え願います。 125: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 126: ◯酒井地域創生課長 ありがとうございます。正しく温浴をどうしていくかというのは、まずメインの議論だと思います。それにつきましても、今後皆さんとともに考えていけたらなという1つの観点だと思っております。さらに、ベッセルおおちには1つホールがございます。ホールは、ああいう階段上に客席があるホールがあそこにあるということから、交流プラザについては平面上のホールにしているというように思っております。そういった観点からも、あの施設をどうやって残していくか、さらに魅力を高めていくかというのは、正しく今この構想計画、基本構想を作っていく中で、皆さんと議論しなければならないと思っております。ですので、十分に、今のところこの中に課題として盛り込ませていただいていることを御理解いただけたらと思います。 127: ◯久米委員長 井上委員。 128: ◯井上委員 それぞれの温浴施設、別々の考え方で、逆に言うたらホールはホール、レストランはレストラン、今はやりの大手商業施設にある、食べ物ばっかりあって、いろんなコーナーがあって食べるところは一緒、ああいう形態にして、ベッセルおおちも日本料理、魚の料理、それからカレーでもええし、ラーメン、いろんなブースがあって、そこで来ていたお客さんにそれぞれ買っていただいて中で食事をしていただく、そして食事が終わったら外でいろんな自然を楽しんでいただく。昨日もちょっととらまる公園へ行ったんですが、あそこのキャンプ場も4張りしてましたわ。キャンプ場をベッセルおおちの部分でもっと広げるとか、いろんな対策、アイデアがあると思います。それらを執行部側が考えて、それで我々市議会のほうに提示してもらわんと、特に金額、これはもう非常に重要ですよ。それからアイデアによったら、非常にそんなに投資しなくても客数を呼べる、そういった考えができようかと思いますわ。その点、やる考えがあるとかおっしゃるでしょうが、答弁願いたいと思います。 129: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 130: ◯酒井地域創生課長 今さっきも何点か御提案も頂いておりますので、そういったことも検討しながら、また民間の知恵とか知識とかテクニックをお教えいただきながら、また次の機会とかに皆様方にしっかり御提案していきたいと思っております。 131: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方はいらっしゃいますか。  工藤潔香委員。 132: ◯工藤(潔)委員 機能とニーズのずれがあるというところでお伺いしたいんですけど、ターゲットの再検討ですとかニーズへの対応が求められているということですが、今後その施設の設置目的の見直しとか施設機能の見直しの検討が必要となると思われますが、そこら辺りどうお考えになっておられるんでしょうか。 133: ◯久米委員長 佐藤グループリーダー。 134: ◯佐藤グループリーダー まず、機能とずれということですけども、先ほどの御質疑にもありましたように、観光の目的の施設への変換と申しますか再編でございますが、そういった滞在型、そこへ泊っていただいて市内を観光していただくというような滞在型観光へのそういったニーズも最近特に多うございますので、ベッセルおおち本館もそうですが、周りの例えばグランピング施設であったりとかログハウスであったりも、そういったニーズに対応できるような改修を今後進めていけたらなと、そういった考えを持って進めたいと思っております。 135: ◯久米委員長 工藤潔香委員。 136: ◯工藤(潔)委員 再整備をするに当たって、今までの方向性どおり観光を主体ということでよろしいのかと思うんですけど、それ以外にも東かがわ市民の人の満足度に対するニーズへの対応というのも大変重要な課題かと思います。その中で、今後その再整備の計画を立てるに当たって、観光、市民の満足度、そこら辺りのウエートがどういう割合で計画を立てていくのか、そこら辺のお考えをお願いいたします。 137: ◯久米委員長 佐藤グループリーダー。 138: ◯佐藤グループリーダー 市民の方への満足度という御質疑でございますけども、当然、温泉施設を3つを統廃合して1つに存続するということで、今までの現状の目的でございます健康の増進、福祉の向上といった、そういった観点も当然必要になってきますので、温泉を楽しみにしておられる市民の方へのその温泉という施設の場の提供というのは、今後考えていかないかんかなと思っておりますので、そういったことも含めて整備計画を練り上げていきたいと考えております。 139: ◯久米委員長 工藤潔香委員。 140: ◯工藤(潔)委員 そしたら、観光主体だけでなく、総合的に市民の満足度というか、それも含めて総合的に計画を立てていくということでよろしいでしょうか。 141: ◯久米委員長 佐藤グループリーダー。 142: ◯佐藤グループリーダー お見込みのとおりでございます。 143: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方。  宮脇委員。 144: ◯宮脇委員 今、市民の満足度というところで、私のほうからは皆さんやっぱりベッセルおおち、温泉すごく楽しみだと言っている方の声が多いんですけれども、やはりその市民の皆様の声をどのようにして、もちろん観光はすごくいいことだと思うんですが、市民の皆様の満足度とかニーズというのをどのようにしてこれから把握されるふうにしているんでしょうか。 145: ◯久米委員長 佐藤グループリーダー。 146: ◯佐藤グループリーダー 市民のニーズというところでございますけども、これまで温泉施設のほうでのアンケートを取ったりですとかということも参考にしつつ、これから整備計画するにあって、またそういった内容のアンケートを取ったりですとかいうところで、またそういったニーズの把握というところをしていきたいと思っております。  以上です。 147: ◯久米委員長 大田委員。 148: ◯大田委員 まず確認なんですが、ベッセルおおちは躯体改修して残していくいうことを提案されてるのと、もう1つは、白鳥温泉は前回の翼山温泉と同様に指定管理者がいれば存続させる、もう1つの案、2案としては最初から指定管理をしない。その案の中で、今先ほど課長がおっしゃったのは第1案で、指定管理者がいたら存続するということでよろしいでしょうか。 149: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 150: ◯酒井地域創生課長 その予定で進めます。その前に、前提としましては、新年度に入ってですけれども、まずしっかりと白鳥温泉自体が指定管理を受けて、将来的にプラス5年後とかに耐え得る施設かどうか、施設設備がどうかというのをきっちりと整理をした中で、募集ができるんだったら募集するというようにしたいと考えてます。 151: ◯久米委員長 大田委員。 152: ◯大田委員 先ほどの答弁ですが、白鳥温泉は経過年数は前回の委員会でも過ぎておりました。今から2年後にするともう過ぎていきます。ベッセルおおちも許容年数が、あと、今でしたら5年ぐらいだと思います。大改修するときもう3年経ちますので、2年ということです。そうした施設をもって指定管理でしていくということと理解してよろしいんでしょうか。 153: ◯久米委員長 佐藤グループリーダー。 154: ◯佐藤グループリーダー まず、耐用年数の考え方の整理でございますけども、白鳥温泉に関しては耐用年数としては過ぎておるんですけども、物理的に館が利用できないとなっておる施設ではないと思っておりますので、まだ現状のままで使用はできるということですので、当然、物理的にもう例えばボイラーが壊れるですとか建物がもうコンクリートが落下するとか、そういった安全性の観点からも使用が不能になるということであれば利用できないんですけども、まだ現状でいきますと利用できますので、当面はそういった考えで指定管理を出すというような考えでございます。 155: ◯久米委員長 大田委員。 156: ◯大田委員 この委員会もこれで5回目なんですが、それぞれそのときそのときによっていろいろな提案させてもらって、私たちは審議しております。まず、2回目のときは、ベッセルおおちのみを存続させてあとはやむなく廃止いう形で、今後はこれを軸に検討するいうことでベッセルおおちだけを残していくのかと思ってたんですが、3回目のところも翼山温泉は1案で指定管理があったらいうことで指定管理がございました。4回目は、翼山温泉を指定管理としていくということでした。今おっしゃったように、来年度の予算で白鳥温泉をどうか調べてみて、良かったら指定管理をかけるとおっしゃったんですけど、それは先ほど言った費用対的にはどのぐらい掛けて維持ができるかいうことを調べてからなさるんでしょうか。 157: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 158: ◯酒井地域創生課長 これにつきましては、予算的なというよりは、しっかり私たちが現場とかそれから施設の状況を見定めて、もしかしたらそこに対して何かチェックしなければならないもので経費が掛かってきたら、そのときは議会の皆さんに御相談しながら、実際に5年間指定管理がやっていけるかどうかというのを見定めてから、次のステップに移りたいと考えてます。 159: ◯久米委員長 大田委員。 160: ◯大田委員 本当に執行部の皆さん、いろいろ考えられてこうしていく、いろいろ変わってきてるんですけど、長期的にはベースとしてはどういうふうに温泉を終わらせていくのかということを第2回目のときにおっしゃっております。正しくそのとおりだと思います。市民の意見とかもありますが、これ市長にお伺いしたいんですが、温泉、今ずっとやってますよね。指定管理、指定管理いうことで、最終的にはもうこのベッセルおおち1つを大改修して残すんが市の案ということで、その長期的に次の指定管理なんか、それとも今回なんか、その辺りがもうこれ10年間ずっとやってきてるので、最終的にはどの辺りを最終目的に考えているのか、もしお分かりでしたらお伺いしたいと思います。 161: ◯久米委員長 市長。 162: ◯上村市長 大田委員の御質疑についてなんですけども、具体的にもうこの時期でというところはなかなか申し上げることはできません。ただ、先ほど執行部、地域創生課からも申し上げましたとおり、物理的にどこまでいけるのかというのは、それこそ白鳥温泉もそうですし、今、来年度から指定管理が変わっていく翼山温泉もそうですけども、物理的にどこまでいけるのかという見極めはもちろん必要だと思いますし、そこで物理的にもうこれ以上は無理だなというところが来たら、もうそこで終了させざるを得ないと考えておりますので、その前提に立って今後も議論を進めていきたいなと考えております。 163: ◯久米委員長 大田委員。 164: ◯大田委員 今、市長のほうが物理的にとおっしゃったんですけど、これ大規模改修とかそのくらいあるんですが、物理的にと抽象的に言われても分かりにくいんですが、もう本当にそのときそのときであれば、耐用年数が過ぎてもいけるのであればずっと続けていくというような、今、答弁でしたので、その辺りがこれもう最終的には1つにするいうことは分かりました、今おっしゃったように。だから、そこの見極め方が何か少しずつ変わってきてるような気がするんで今お伺いしたんですが、もうそれはそしたら見極めながらということでしかお答えいただけませんでしょうか。 165: ◯久米委員長 市長。 166: ◯上村市長 委員お見込みのとおりでございます。 167: ◯久米委員長 大田委員。 168: ◯大田委員 今、井上委員のほうから、景色等いろんな御提案も頂きました。冒頭におっしゃったように、ベッセルおおちはすごく温泉として家族のほうでナンバーワンになったというて知名度も上がっております。前回のときも委員のほうから提案があったんですが、これ、市がもう離して民間企業でしていただくような、そのようなお考えはないのかお伺いいたします。 169: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 170: ◯酒井地域創生課長 将来的な話で言いましたら、間違いなく指定管理制度だけが1つのやり方でないと思っております。民間の方でしていただくということ、貸す、若しくは売るというようなことも視野に入れて検討していきたいと思っております。 171: ◯久米委員長 大田委員。 172: ◯大田委員 それは、次の指定管理のときでしょうか。それとももっと先のことなんでしょうか。 173: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 174: ◯酒井地域創生課長 温泉総選挙2020でファミリー部門で第1位になったということで、そういった関係の方々からは知名度が上がってきていると思います。あそこのロケーションを見たりとかした方で、ここで経営がしたいなという人がもしかしたら現れてくるかもわかりません。そういったときには、私どもお話を聞きながら、その人の将来性とかを見極めながら、もしかしたらの可能性はあります、この期間中に。大きいところで言うと、私どもとしては、まずこの計画に基づいて指定管理をする制度としての指定管理者を募集できる施設にしていくということで、まずは大きいスタンスとしては考えていきたい。だけれども、この期間に民間の方から私たちでこういったことでやりたいんだというような御提案がありましたら、それには相談に乗っていきたいというようには考えております。 175: ◯久米委員長 大田委員。 176: ◯大田委員 本当に執行部の方はいろんなところのイニシャルとかいろんなん使って、翼山温泉でも今の指定管理を離してでも指定管理を見つけてくださった能力があると思います。だから、いろんなところへ発信されて民間でするいうんで両方立てでいったらいかがかなと思いますが、いかがでしょうか。 177: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 178: ◯酒井地域創生課長 民間でということは、当然、視野に入れます。繰り返しになりますけれども、その代わり業務としてで言いましたら、やはり軸になるもんは指定管理者制度でございますので、そちらをまず考えていきたいというように思ってますが、御提案等については情報も発信しますし、御提案はどんどん聞いていきたいと思っております。  以上です。 179: ◯久米委員長 大田委員。 180: ◯大田委員 1点お伺いしたいんですが、これ大規模改修しますよね。一応、それで施設がきれいになったと。指定管理は当然あるかもわかりませんけど、ないかもわかりませんよね。その場合はどうするのかなと思いまして。今ある施設をそのまま指定管理に出すのであれば分かります。しかし、リニューアルをしました、これだけの指定管理料、分からないと、多分今日は言えないんだと思いますけど、それでもし募集者がいなかったら、これ、直でするんですか。 181: ◯久米委員長 佐藤グループリーダー。 182: ◯佐藤グループリーダー お見込みのとおり、指定管理者が手を挙げていただかないことになれば、当然、市の直営というようなことで運営を考えざるを得ないかなと思っております。 183: ◯久米委員長 大田委員。 184: ◯大田委員 その点は確認いたしました。というのは、今、ベッセルおおちもどこもみんな売上げも赤字ばっかりです。そういうところをリニューアルしても、また何年かしたら同じことになるんでないかなと思ったので、その点、お伺いいたしました。 185: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方。  田中久司委員。 186: ◯田中(久)委員 同僚委員が結構質疑していただいたので、ちょっと重なる部分もあるんですが、先ほど民間の売却とかいう話もあったので、実は昨年、今、現指定管理者の方と面談をする機会がありまして、そのときに聞いた話を少しだけ紹介させていただきますと、やはりその時点では、現状では行政のほうといろんなお話をしてるけども、なかなかお話を聞く耳を持っていらっしゃらないとかいう、結構そんな意見もありましたし、詳細は今ここでは控えますけれども、そのときに感じたことは、今の現状の指定管理の業者といろんな擦り合わせ、あのときとはまた状況も変わってますけども、ましてや大規模な改修をされるということも決まった中で、先ほどのその投資効果をどう回収する、直営になったらどうするんだと、いろんな問題が今ここに来て発生しつつあります。だから、私ももし手を挙げなかったらどうするんかという危惧をそのときに抱いたんですけれども、その辺り、今の指定管理業者ともう少しいろんなところでいろんな擦り合わせの機会を多くするとか、やはりそういうことはこれから必要ではないかと思っています。その辺りは、もちろんそのとき以降、時間もありましたのでやられておるとは思うんですけども、もう少しやはり信頼関係を持って、今、指定管理者といろんな話を進めていくという姿勢は必要やと思います。その点についてはいかがお考えなのか、改めてもう1回お伺いしたいと思います。 187: ◯久米委員長 酒井地域創生課長。 188: ◯酒井地域創生課長 ベッセルおおちの現在の指定管理者の株式会社創裕とは、田中委員の言葉に反するんですけれども、大分密に話しさせていただいております。指定管理者がやっぱり現場を一番よく知ってるということで、その方々からもたくさん、こういったことできないか、こういったことをやったらどうですかという御提案も頂いております。そういったものも検討の中に入れながら、今後、基本計画等を作っていきたいなと思っていますので、また更に一層密に話していきたいというようには考えます。 189: ◯久米委員長 田中委員。 190: ◯田中(久)委員 かなりそのお話をしたときと時間が経過しておりますので、そういうことで密にお話しされているということであれば、更にもっと密にお話を進めていただいて、関係性を重要視してやっていただければと思っていますので、そのことをお願いしておきます。 191: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。  朝川委員。 192: ◯朝川委員 最後にでええんかどうか分かりませんけど、市長にお伺いをしたいと思いますが、まずベッセルおおちに関して、今回この再整備計画というか構想を提示されておりますけれども、今まで議論がありましたように、投資をしても次の指定管理者がひょっと現れんかったらどうするんやというようなそういう危惧も、これは毎度毎度の話なんで、これを言ったらきりがないんですけど、そういった危惧もある上で、それも踏まえた上でこのベッセルおおちにかけようというそういう覚悟が最終的にはおありなのかどうか、もう石にかじりついてでもここだけは生かすんだという、そこまでの強い意志をお持ちなのか。  それともう1つ、発想というか、ベッセルおおちに付加価値を付けて、付加価値を付けることによって集客力の向上が図れるんだということになろうかと思いますんで、そういった観点から、例えばベッセルおおちに道の駅の機能をそこへ持ってきて、道の駅は今、全国的にも集客力が多いところもあったりしますんで、そういった付加価値を付けるというような発想というのは、現段階でおありなのかどうかいうことを、ここはベッセルおおちに関してです。  それともう1つ、この白鳥温泉に関してですけれども、案が翼山温泉同様、2つ今のところ示されておりまして、次の指定管理の更新の段階で、なければ廃止とか、施設の状況によってはもう更新をせずに廃止するというようなそういう案になっとんですけども、単にその廃止というのが、施設を閉鎖、取壊しをするというだけでなくて、その廃止の意味なんですけど、現状の白鳥温泉に代わる新たな何か、施設の形態とか運営主体も含めてですけども、そういう新たな何かへの転換を含むものだというふうに理解してよろしいもんかどうかと、その点について市長の率直なお考えをお聞きしたいなと思います。 193: ◯久米委員長 市長。 194: ◯上村市長 朝川委員から3点御質疑を頂きました。  まず1点目、今後、ベッセルおおちへ存続を絞っていくというところの意志、覚悟についてでございますが、委員お見込みのとおりでございます。当初からベッセルおおちを存続させていって、そこを中心に今後の市内の温浴施設を含めた観光も含めての在り方を考えていくという姿勢にブレはございません。  ただ、その中で2点目の質疑になりますけども、どういう付加価値を付けていくかというのも、これ非常に必要でございます。ただ、現在、基本構想の中では構想の中の7ページ、8ページの中で、その施設を整備していくに当たってどういう観点が必要かというのも執行部側で整理をし始めております。また、今後この点についても、議員の皆様から御意見を頂きたいと思っておりますし、また先ほどもありましたとおり、現在の指定管理者であるとか、はたまた利用者であるとか、また市外、県外の方からのニーズというのもくみ取った上で、じゃあそのニーズに適応していくこと、さらにそのニーズを生み出していくことというのも必要かと考えておりますので、そのような形で付加価値というのも今後見極めていきたい、考えていきたいと思っております。  最後の白鳥温泉の今後についてでございますが、現状のところ未定でございます。白鳥温泉の今後については、もちろん例えば先ほどのベッセルおおちの売却というところにも含めてになるかもしれませんけど、あの土地で何かをやってみたいとか、そういう対外的な投資の話があれば、十分相談にも乗っていきたいと考えております。  すみません。ちょっと前後してしまいました。2点目の追加で、道の駅の可能性についてですが、もちろん可能性の話なので否定するものではないと思っております。ただ、道の駅、確かに集客としても非常に目玉にはなりつつも、例えば全国の道の駅の半分から3分の1ぐらいが赤字の運営をずっと続けているとか、そういう収益としてどうあり得るのかというところも同時に考えなければならないので、もちろん可能性の1つとしてあり得るものかもしれませんけども、どういうやり方があるか、どういう付加価値を付けていくかというのは、先ほどの話の中でも含めて今後考えていきたいと思っております。 195: ◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。  大田委員。 196: ◯大田委員 今日の審議は執行部側からの説明ということと、今、市長の決意をお伺いしました。私たち質疑しているのは、それに対しての質疑です。皆さんの委員の意見というのは聞けていないので、ここで自由討議をしていただけたらどんなかと思いますが、委員長、いかがでしょうか。 197: ◯久米委員長 そうしましたら、今、大田委員から自由討議ということでございましたので、自由討議ですのでテーマも必要であるかと存じます。先ほどから話題になっているのは、温浴施設として残していく場合は市としての負担が7,000万円発生するということがありました。また、委員の中からは、先ほど冒頭、私が言いましたように、風情や風景や風味といったものを別の形でベッセルおおちの土地を生かしていけるのではという提案もありましたので、今、皆様が考えておられる本市の温浴施設について、そうしましたら今まで出たことについてお話をしたいと思います。  では、自由討議することに御異議はありませんか。            (「異議なし」の声あり) 198: ◯久米委員長 では、ただいまより自由討議を行います。挙手していただけましたら、まず冒頭どなたかから、いいですね。  大田委員からお願いいたします。 199: ◯大田委員 自由討議ということは、この委員の中で討議をするということなので、それで委員長、よろしいでしょうか。
    200: ◯久米委員長 はい。時間は30分以内となっておりますので、存分に使っていただければと思います。 201: ◯大田委員 私としたら、今まで何回もこの議論をしてきて、執行部の考え方も分かるし、自分の意見も述べたところでございます。しかし、本当に何回も思うんですが、ベッセルおおち自体も本当にこの温浴施設全てを残していくのがいいのか、それとも1つがいいのか、その辺りは本当に迷うところでございますが、今の議論をしてたら相当のお金が要るので、新しく転換していくようなことも井上委員が言ってたように、そういった違った形の施設に観光として目玉として捉えていく方向がよろしいんでないかと思いますが、皆さんはどんなお考えですか。 202: ◯久米委員長 朝川委員。 203: ◯朝川委員 おっしゃるとおり、そこは私も同感であります。結局、今日質疑したように、市の財政負担、要は許容できるのかどうかというのが一番大きなポイントになってきます。もしできるんだったら、3つ残してそのまま行きゃあええという発想もあるんだろうと思うんですけど、恐らくはだんだんと厳しくなってくるので、施設も当然、お金を投資していかなきゃならん。ただ、投資をしても耐用年数の問題もあって、どこかでやっぱり見切りを付ける必要があろうかということで、そこがだんだん近づいてきてるのはこれはもう事実なんで、今のままを続けるというのは、恐らく委員誰もが無理だというのは認識の上での現状をどうするかというところにあると思うんです。  ですから、現状、建物はもうどこかで見切りを付けるんだと、その後どうするか。だから、温浴施設のままいくのか、温浴施設でない新たな形態に変えて、当然、財政的な負担も後々のことを考えて新たなところへ新たな投資をして、それを違う形で市の活性化につなげるような方向に持っていくのかというのが、恐らくこの温浴施設の取扱いについての論点というか、ポイントになってこようかと思います。  ですから、当然、お金は掛けんと施設自体の維持も管理もできません。ですから、ある程度の覚悟を持って新しい投資をして、何らかの地域活性化につなげていこうというところは、おおよそ皆さん考え方の方向性としてはそういうふうな考えとしては賛同できるんでないかなというふうに思いますんで、今後は恐らく、例えば翼山温泉にしたら、この5年間の間に次どうするかというのはどこかでまたこれまでと同じような議論が出てくると思いますし、白鳥温泉に関しては、もうあと2年の間にさっきの1案か2案か、ここの部分の話として先どうするかと、先どうするかの前にもうあかんという状況も出てくるかもわからんので、そういったところをやっぱり住民に負担とか迷惑をかけんような状況で次に持っていくというところを、もう我々も一緒になって考えていかないかんだろうというふうに思ってますんで、そこは恐らく皆さん、同じようなお考えをお持ちだろうと思います。単にもうやめてしもうて終わりにせえというような、それだけの単純な発想ではないと思いますんで、そこはそれぞれのお考えもまた言っていただけたらなというふうには思います。 204: ◯久米委員長 ほかに発言はありませんか。  中川委員。 205: ◯中川委員 確かにその各温泉地を抱えてるその地域としたら、今、朝川委員が言われたように、それも含めて考えたらいいと思うんですけど、ただ先ほど、執行部、今、自由討議ですんで、もうこちらの考えを述べということなんで述べさせていただきますけど、万が一それだけの大きな投資して、その指定業者が決まらない、決定しない場合に、直営方式でも考えられるいうんを聞いて、そこでちょっと私の気持ち的にぐらつきがあります。そこまでしてその施設を残すべきか、それはもうないもんやいうことで、瀬戸際といいますか、その最終の思いでやるべきやと思うんです。今の例を出したらいかんですけど、いろいろなところで公共事業で第三セクターでやられたりとか直営でやられたいうところで成功した試しがないいうんは、私らの感覚で持ってます。ですので、そこはもうはっきりと示されたほうがいいんでないかなというんが私の気持ちです。 206: ◯久米委員長 ほかに。  井上委員。 207: ◯井上委員 先ほど、質疑の時点で大分意見は言わせてもらいました。世の中、やっぱり入口、出口論、これがあると思います。入口論、入口はもう誰でも、ああそうやな、そうやないうて賛成で進めていくんですが、出口、これをやめる、存続する、これは非常に難しい。しかしながら、いつまで経ってもその出口の部分が見えてこなんだら、これはもう無責任極まりない、そのように考えております。だから、もう今、中川委員から発言あったように、もうはっきりと出口はこうやというのを思い切って決めて、それで進めていってほしいと思います。  先ほど、7,000万円等は指定管理でいったら、直営だったら7,000万円というふうに言及もありましたが、5年経ったら、これ3億5,000万円ですわ。これに改修費用を入れよったら、もう5億円、それ以上掛かると思います。それだったら、新たに1個1億5,000万円ぐらいの温泉、難しいかもわかりませんが、そんなに充実したもんでなしに建てて、それを福祉の部分でやる。そういった考えの発想、これもあってしかるべきかなと思います。費用対効果、これが問われてるということであります。そして、自由討議やからもうこの辺りで、今言った部分でやめます。 208: ◯久米委員長 ほかに、できましたら御発言されていない方、自由討議でございますので。  田中久司委員。 209: ◯田中(久)委員 私もさっき、もしの話は仮定の話はお答えできませんというのは、よう国会で言われてますけども、もし手を挙げてくれなかったらという話が出たと思うんですけど、そのときは直営になりますと佐藤グループリーダーのお話がありましたけど、それは実際は今はないものやという考えの下で動いてらっしゃるから、そういうことを言ったという本音の話をしてますけども、実際は、私もちょっと言いましたけども、結構今は密にお話をして何とかお願いしたい、私は人間関係が一番大事だと思ってますので、そこのところを間違いないですよねという意味で発言をさっきはしたつもりなんですけども、もちろん井上委員がおっしゃったように、今すぐじゃなくて、あと1期5年もし継続したとしても、その先どうするか。あれだけのものですので、当然、7,000万円掛けてさらにまた毎年補修、これは必ず発生して、多分膨れていくと思うんですけども、その辺りをやっぱり最後のしまいの仕方というのは、やはり中長期的な考え方というのは必ず示しとかないと、というかもう当然お持ちだと思うんですけども、それを何らかの形で市民の人には示す、今回、その指定管理を変更するときには中長期的には考えてますということは示す必要があるのかなというふうに私は思いますけども、意見です。 210: ◯久米委員長 ほかに発言のある方。  工藤潔香委員。 211: ◯工藤(潔)委員 皆さんおっしゃられたことで、もうほぼほぼ同じ考えで言うことはないんてすけど、結局、そういう施設改修、再整備にしましても、存続にしましても、やはりお金が掛かってくる問題でありまして、後々そういうものを負の遺産にならないように、将来を見据えて計画なり計画を実行していかなければならないと思っていますが、またその別の考え方として、これも先ほど同僚委員の意見にも出ましたが、温浴施設というか、今の施設にこだわらず、新たな公共交通の便利なところですとか人が集まりやすいところに新たに建設をするというところの考え方も、1つ重要な選択肢ではないかと考えます。 212: ◯久米委員長 宮脇委員。 213: ◯宮脇委員 皆様の御意見を聞いて、やっぱり今後のそういった本当に一番いい形というのが何か難しいのかなとも思うんですけれども、やっぱり市民の人たちは、そこに温泉があっていろいろなんがあってという、やっぱりそういうなのは希望というか夢というか、もううれしいというか、そういうのをどんな形でもいいので残していけるような形というのを、これからまだ時間があるので模索していきたいなというふうな形でしか言えないんですけども、とにかく市民の皆さんの意見をもっともっと聞きながら、残していくという形はどういうふうにしていったら取れるのかというところも考えていっていただきたいと思います。 214: ◯久米委員長 大田委員。 215: ◯大田委員 今回は執行部からの御提案で、今、私たち委員は皆さんで自由討議をして皆さんの御意見をお伺いしたと思うんですよね。今回は、執行部がこういう形でいきますよの説明と捉えて、委員長、よろしいんでしょうか。で、私たちの意見を言ったということでよろしいんでしょうか。 216: ◯久米委員長 そうしましたら、せっかく今、自由討議のところでございますので、本日、執行部より提案されているこの計画案が出ております。この案の今後の協議を進めていくことに対する自由討議をさせていただいてよろしいですか。いかがでしょうか。この案を今後進めていくという方向で御異議ないのか、いやこういう考えがあるのかといったところ、再度確認をさせていただいてよろしいでしょうか。  では、御発言のある方からよろしくお願いいたします。  朝川委員。 217: ◯朝川委員 今日、具体的にはベッセルおおちの再整備基本構想の素案というのが示されて、それに対して市長のいわゆる覚悟、これでやるんだという覚悟も聞けましたので、この方向で執行部としては考えている。だから、その方向で進んでいくもんというふうに私は受け止めています。これに関して、委員それぞれお考えがあると思うんで、まず委員会としてこの方向で進んでいくということを、いわゆる是とするのか、いやいや待てよというような話にするのかというのは、まず1つポイントとしてはあろうかと思います。それに当たっては、先ほどお金の話も私、質疑しました。どこまで許容できるか、許容できる範囲の部分としてこれぐらいの金額だというところの説明もありましたんで、それを踏まえた上でいいのかどうか、いいのかどうかというか、市長の覚悟がそれでいくのならいいでないかというふうに持っていくのか、いやいやという話なのかは、ここで全体のこの総務常任委員会としての意見の集約はしたらいいのかなと。でないと、いつまで経っても、結局いろんな意見が出ましたねで終わってしまうかなと思いますんで。 218: ◯久米委員長 今、朝川委員が御提案がありました。本日、提案をされている執行部の案に対して是か非かというのが1つ、またもう2つ目が7,000万円が毎年掛かっていくことに対しても含めて、そういったところで自由討議を行いたいと思います。朝川委員から、今、発言がありましたので、どなたか御発言のある方、どうぞ。  井上委員。 219: ◯井上委員 委員会として、今日、提案のあった案に対してどうのこうの、もちろんこの案というか構想がないと、温浴施設についてのこれからの議論は全くできないと思います。だから、案は案として、今日の委員会の中でそれぞれ各委員が質疑、提案した部分について、次期の開催日にどう執行部側がきちっとた答えを出してくるか、それによって案は案でなしに廃止とか、案をそのままやっていくとか、またその時点で修正というか、また執行部側、委員会のほうで擦り合わせというか、合意点を見つけて進めていくと、いろいろあるんですが、もう委員会で提案あった部分は、今日の内容を踏まえて進めて次回提案してくれという以外ないと思います。 220: ◯久米委員長 ほかに発言のある方。  大田委員。 221: ◯大田委員 井上委員がおっしゃったように、これイエスかノーかいうことをここでせえ言うたって、違うと思うんですよね。だから、これを受けて、それをもって進めていくいうことに関してはよろしいんではないかなと思います。 222: ◯久米委員長 承知いたしました。ほかに発言のある方。  工藤潔香委員。 223: ◯工藤(潔)委員 私も、さっき朝川委員のところでもおっしゃられたんですけど、改修費云々にしても、この基本計画が出来上がらなければ金額的にも分からないというところで、まずはこの素案を基に協議を進めていってというところが、方向性としてはそのほうがいいとは思います。 224: ◯久米委員長 田中久司委員。 225: ◯田中(久)委員 私も、この素案、この案をもって方向性を示している、この案をもって進めていくことに賛成します。ただ、条件というわけではないんですが、ほかの今の廃止になるので、その辺りのしまいの仕方と、あとはさっき申しましたベッセルおおちを5年刻みでそのときになって考えるということでは当然ないということはもうよくお分かりやと思いますので、中長期的な最後どういうふうな形で持っていくのかということも併せてそれも示していただきたいというのが条件ということで、この方向で賛成です。 226: ◯久米委員長 ほかに発言のある方。  宮脇委員。 227: ◯宮脇委員 この方向で進めていっていただけたらと思います。 228: ◯久米委員長 ほかに御発言をされてない方で。  中川委員。 229: ◯中川委員 もしもいう話はもう抜きにしての今言うその意見なんですが、今の説明の中では進めていかれたらいいと思います。 230: ◯久米委員長 大田委員。 231: ◯大田委員 具体的には難しいと思うんですが、例えば民間で募集するんだったらこういうことを考えてますとか、次の修理に対してはこれぐらいですいうことを、分かりやすい数字とかそういう形でお示ししていただければ、また議論が深まると思います。 232: ◯久米委員長 ほかに、ほか発言のある方、おられますか。            (「なし」の声あり) 233: ◯久米委員長 なければ、これにて自由討議を終結いたします。  続いて、質疑に戻ります。  質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) 234: ◯久米委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。  以上で閉会中の調査事件、地域コミュニティと自治会との関係について、温浴施設についての調査は終了しました。  地域コミュニティと自治会との関係については、前回の委員会において委員より質疑のあったコミュニティへの課題については、改善をされておりましたり、お取り組みがなされておりました。自治会やコミュニティ共に、さらなる活性化を推進するため、本日、委員より提案も数多くありました。行政が求める方向というお力強い言葉も伺うことができましたので、今後の執行部のかじ取りに期待をしております。  また、温浴施設については、第1回の委員会開催当初より、委員からは、社会情勢や商圏から考えても温浴施設としての継続は難しいことを前提に、今後ベッセルおおちを現状の機能のまま維持していくといった場合には、年7,000万円の市の負担が必要であることが分かりました。その点踏まえて、自由討議もいたしました。本日、自由討議の中で、委員からは、本日示された執行部の案に関してはこのまま進めても良いが、本日、委員が提案をしたアイデアや意見、そういったものを今後どのように踏まえて、しっかりと次回のときに執行部にはその点をお示しいただきたいという意見がありましたので、最後にもう一度申し添えておきます。今後も、総務常任委員会として、本当に現在の、また未来の市民の皆様に責任を果たすため、温浴施設の今後の展開に注視をしてまいりたいと思います。  委員の皆様、大変お疲れ様でした。また、市長はじめ執行部の方々には、心より厚くお礼申し上げます。  これをもちまして総務常任委員会を閉会いたします。            (午前11時49分 閉会) 会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。 東かがわ市議会総務常任委員長 発言が指定されていません。 Copyright © Higashikagawa City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...