これより会議を開きます。
ただいまの出席委員は定足数に達しております。よって、委員会条例第16条により、委員会は成立いたしました。
それでは、6月定例会において許可されました閉会中の調査事件、温浴施設翼山温泉についてを議題といたします。
調査の進め方については、調査日程表のとおり進めたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
7:
◯久米委員長 御異議なしと認めます。
それでは、温浴施設翼山温泉についての調査に入ります。
温浴施設についてを議題とした前3回の委員会では、今日的視点で課題を認識し、経済合理性といった観点からも、本市は商圏エリアとしては商圏内に必要な人口が足りていないということが判明しました。また、翼山温泉に関しては、本年夏の指定管理者募集において応募者がなかった場合はやむを得ず廃止と、執行部よりお示しをいただいておりました。指定管理者募集要綱の配布が始まり、いよいよ大詰めでございます。委員の皆様の活発な質疑を期待しております。
地域創生課からの説明を求めます。
酒井地域創生課長。
8:
◯酒井地域創生課長 おはようございます。
まず、温浴施設につきましては、先ほど冒頭の皆様のあいさつのとおりでございまして、昨年8月から3回にわたってこの委員会にて案件として取り上げていただきまして、将来の在り方について議論を重ねてまいりました。そして、今回の案件となる翼山温泉につきましては、現在の指定管理の期間が令和2年度末で終了することから、令和2年8月にこれまでと同様な算定方法での指定管理委託料にて指定管理者を募集する方向であると、前回の委員会で説明させていただいたところでございます。
本日はそれに基づき、今月の14日から始めた翼山温泉の指定管理者募集の概要を説明させていただき、今後の進め方について御意見をいただきたく存じます。
それでは、佐藤グループリーダーより説明いたします。
9:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
10:
◯佐藤グループリーダー それでは、資料のほうにつきまして補足説明いたします。
まず1ページ目は翼山温泉の概要でございます。これまでお示ししてきました資料に令和元年度の決算数値を加味したものとしております。令和元年度の施設利用者のうち、入浴者は年間6万7,412人、6月に実施しましたアンケート調査によりますと、市内割合は62パーセントとなっております。施設利用者推移は減少傾向であります。また、年間売上からコストを差し引いた営業損益については289万8,000円の赤字となっており、ここ数年の決算推移としましては、赤字計上が続いております。
当該施設は、これまで再三にわたり本委員会でも調査いただきまして、施設経営的にも存続の可否判断が求められた施設ではありますが、引き続いての施設運営を存続することとして、次年度以降の指定管理者を募集することといたしました。
指定管理者募集の概要については、2ページ目をお開きください。まず、事業の内容は入浴と食堂業務を指定事業としまして、それ以外は自主事業として設定しております。指定管理期間は令和3年度より5年間、指定管理委託料は現状の算定方法と同じく過去3年間の実績を基に算定しました1,210万円を上限金額として募集しております。現在の指定管理者以外にも、幅広く公募の周知を行っているところであります。
スケジュールにつきましては、8月14日に募集告示を行い、12月議会で指定管理者の指定議案が上程できるように進めてまいります。また、募集につきましては、参加表明書の提出を求めることとしております。9月11日には応募者の有無が確認できるものとしております。
なお、以前から施設の老朽化も問題となっておりましたが、施設を存続するためには設備系の改修が必要となってまいります。指定管理期間を5年と定めておりますので、次年度以降の5年間で設備投資が単年度に集中しないように計画的に予算計上できるようにしてまいりたいと考えております。
以上、補足説明となります。
11:
◯久米委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方は挙手願います。
宮脇委員。
12:
◯宮脇委員 先ほど指定管理の募集ということで、公募での周知というところなんですけども、積極的にどのような感じで公募というのは行われているんでしょうか。また、一層のそれをするためにできるようなことというのはないんでしょうか。
13:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
14:
◯酒井地域創生課長 公募の周知でございますけれども、一番まずベースになってますのは、公示した後からホームページにアップして周知をさせていただいております。さらに、当然、今現在の指定管理者につきましては個別に周知をさせていただく、それから全国的なポータルサイトで官民連携の情報を提供できるようなポータルサイトがありましたので、そこで周知をしていただくように手配したところ、すぐにポータルサイトにアップさせていただきまして、今、情報が流れているところでございます。
そのほか、指定管理者協会というところがございまして、そういったところの会員の事業者には個別でメールを送ったりして、情報の周知には努めているところでございます。
以上です。
15:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。
井上委員。
16:
◯井上委員 まず、今、説明のあった部分でお聞きしたいと思います。
これから予想される設備投資、これについては集中せずに分散してやっていくということでありますが、想定される思ってる設備投資の全体額、これについて幾らぐらいかかるのかお聞かせ願います。
17:
◯久米委員長 古井主査。
18:
◯古井主査 設備投資の額でございますけども、今、早急に直さなければいけない設備としましては、まずサウナのヒーターがございます。こちらが500万円少々かかってくるかなと見込んでおりまして、あと熱源の関係でボイラーが2基ございますけども、そちらもまた次に指定管理をお願いするとなれば、その期間中に更新が必要かなと考えております。金額的にも500万円程度と思っておりまして、最低限1,000万円程度は必要かなと思っておるところでございます。
以上です。
19:
◯久米委員長 井上委員。
20:
◯井上委員 分かりました。それで、資料によりますと、令和元年、入浴者が6万7,412人、日に計算すると約187人ぐらいになると思うんです。それで、市内の割合62パーセントいうことですが、ということは116人。これは、延べで入浴者数をいろいろ計算されとると思うんですが、市内の人、延べでなしに個別的に一体何人の人がこの施設を利用しとるか、そのことについてお答え願います。
21:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
22:
◯酒井地域創生課長 個別に何人の方かというのは、今のところ把握できておりません。
23:
◯久米委員長 井上委員。
24:
◯井上委員 想定というか、概算でも分かりませんか。
25:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
26:
◯酒井地域創生課長 延べ160人という話で、その中にはほぼ毎日来られている方というのが意外と多い施設でございますので、そういったところを加味した数字にはなってくると思うんですけれども、具体的なものは申し訳ございません、私も計算できておりません。申し訳ないです。
27:
◯久米委員長 井上委員。
28:
◯井上委員 分からずといいますか、仕方ないですが、やはり何をするにしても、行政がする場合、公正、公平性、平等、公共性、これが言われると思うんです。だから、一体、市民全体の何人の方がこの施設を利用しとるかという点について、年間の指定管理料が1,210万円でしたか、それの金額。公募されて引き受ける方がおられれば、その年間の指定管理料の金額、果たしてこれが市民全体に受け入れられる数字なのか。例えば、100人の人に毎年1,200万円余り使うのか、それが理解できるのか、そういったところも温泉施設については考えていかなければならない。福祉と言えば、市の財政的に苦しい中、幾らでもいいのかという議論もあると思うんですが、その辺りどういうふうに考えとんのかお答え願います。
29:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
30:
◯酒井地域創生課長 現在のところ、その指定管理委託料につきましては、もうこれがマックスかなというようには考えております。
以上です。
31:
◯久米委員長 井上委員。
32:
◯井上委員 これがマックスということで、指定管理の期間内、この金額でもし決まれば、後で追加がありますとかそういうことは絶対ないわけですね。その点、確認したいと思います。
33:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
34:
◯酒井地域創生課長 5年間の指定管理をしていただく方ができましたら、年度協定を契約していくようになるんですけれども、基本的には今までと同様でございまして、外部的要因等でどうしても指定管理の委託料を変えなければいけない理由が発生する場合を除きまして、この委託料で5年間行く予定でございます。
35:
◯久米委員長 井上委員。
36:
◯井上委員 その外部的要因、これが問題になるわけです。役所が外部的要因、これはもう民間であればそれぞれ自前で対応する、指定管理の委託料で役所が補填する、この考えは賛否両論はあろうかと思います。
ところで、新型コロナウイルス感染症の影響か、これも当然、入浴者数も出ておると思います。ちなみに、今年の4月から7月の間の入浴者数、この辺りは今までの令和元年に比べてどの程度になっておるのか、その点。
37:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
38:
◯佐藤グループリーダー まず昨年度の7月期と比較させていただきますと、昨年度が5,357名の施設利用者でございましたが、7月期が3,467名の施設利用者となっております。前年度比で65パーセントに減少といいますか、少なくなっておるところでございます。
39:
◯久米委員長 井上委員。
40:
◯井上委員 7月部分で65パーセントということであります。これから新型コロナウイルス感染症はいつ終息するか分かりません。この辺りを考えていきますと、またこれ外的要因と云々等の話が出てくるかも分かりません。
市長もこの間、プールのときでしたかね、東かがわ市の存続自体の部分の言及もありました。いろんな部分で財政的に、国のほうはどんどん借金していけばいいんですが、なかなか地方については自前の財源等々で運営していくしかない。補助金等々の交付税等増えてくるとは思うんですが、やはり早め早めに、このいろんな多種多様の施設があります。これは、公共施設管理計画でも出ておりますが、またスポーツ施設等、一般質問でないから言いませんが、新型コロナウイルス感染症の影響が出た場合、これもそしたらどのように対応するんですか。外的要因等に含めるのか否か、その点についてお答え願います。
41:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
42:
◯酒井地域創生課長 今のところ検討中としかお答えができないところなんですけれども、他市も同じように温浴施設を持たれとる自治体もございますし、指定管理にそこの施設を出してるというところもございますので、他市の状況も見ながら、休業等をしたときの補償的なもの、それから今後のこのコロナ禍の中での入浴者数の減少、この2つについてはちょっと種類が違うと思いますけれども、検討していきたいと思っております。
43:
◯久米委員長 ほかに。
大田委員。
44: ◯大田委員 委員長が冒頭におっしゃったように、今回4回目でございます。その中で、この温浴施設については委員長の下、
総務常任委員会で調査を3回しております。第1回目は、温泉、温浴施設に対する課題、それから状況、それを審議しました。第2回目は、具体的な案を執行部のほうからA案からD案を示されました。温泉の在り方は、方向性は6月ぐらいに次の翼山温泉の募集期間までには決めるということになってたので、それが決まり次第、ベッセル存続に着手したいということを示されました。3回目は、1案の受入れをしてくれる事業者がなければ、指定管理期間の満了とともに廃止と考えていると示されました。それで、1案で考えているということも述べられました。
このような時系列でよろしいのか、まず確認したいと思います。
45:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
46:
◯酒井地域創生課長 大田委員おっしゃられたとおりだと思っております。
47:
◯久米委員長 大田委員。
48: ◯大田委員 そしたら今議論してるのは、執行部のほうから示されたのは、指定管理者が9月11日まで応募されるということで、現在、約10日間経っております。この間に何社かございましたか、それについてお伺いいたします。
49:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
50:
◯酒井地域創生課長 具体的に現地説明に参加します、若しくは参加表明というところは、正直今のところございません。現在のところ、今検討してますというところの回答をメール等でいただいているところは何社かございます。
51:
◯久米委員長 大田委員。
52: ◯大田委員 そしたら、この9月11日まで指定管理者の応募がなければ、前回言ったように粛々とそのような形で進めていくのではないかと私は思ってたんですが、今日の御説明でしたら、その残す、存続、修理が幾らとかそういうお話をしてるんですが、その辺がちょっとよく分からないので御説明していただけますか。
53:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
54:
◯酒井地域創生課長 今回、募集をかけておりまして、その中で応募がありまして、審議会等を経て議会の議決もいただいて指定管理者ができましたら、5年間の営業をそこでしていただくことになりますので、最低限、温浴施設の機能は維持しなければならないのが市の責務だと思います。そういった中で、今ぎりぎりで動いてますサウナ、それからボイラー等については設備を更新しなければならないというように考えているところでございます。
55:
◯久米委員長 大田委員。
56: ◯大田委員 確か前回のときに、指定期間は5年ですが、内容によって3年にするかそういうことは協議するいったことをおっしゃったような気がするんですが、その点についてはいかがでしょうか。もう5年と決まってるんですか。
57:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
58:
◯酒井地域創生課長 今回の募集については、5年でさせていただくことにしました。
59:
◯久米委員長 大田委員。
60: ◯大田委員 今回は5年ということは、前回にそしたら指定管理の相手とかいろいろ協議をして5年でない場合もあるということは、そしたら違うということですね。今回の5年がよろしいわけですね。確認します。
61:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
62:
◯酒井地域創生課長 今後、先ほど説明しましたサウナとかボイラーとかの、市としても投資をすることも考えた場合には、それから近隣の施設の動向も踏まえて検討したところ5年がいいのでないかということで、今回5年として募集させていただいております。
63:
◯久米委員長 大田委員。
64: ◯大田委員 行ったり来たりするんはよく分かるんですけど、1度方向性を決めていただいたら、先ほど議長がおっしゃったように、方向性をきちんと示していただかないと、私たちは何を議論すればいいのか分かりにくいなという感じがいたしております。
以上です。
65:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方、いらっしゃいますか。
田中久司委員。
66: ◯田中(久)委員 先ほどメールで問合せが数社あるという中には、現在の指定管理業者は入っていますか。
67:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
68:
◯酒井地域創生課長 入っておりません。
69:
◯久米委員長 田中久司委員。
70: ◯田中(久)委員 あともう1つ、あと料金の設定については今現在ありますけども、この後、どう考えてらっしゃいますか。
71:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
72:
◯佐藤グループリーダー 入浴料の設定につきましては、現状の条例ではなくて、もし新しく指定管理者が決まった段階で出してきた計画書に基づきまして、条例のほうを変更する可能性もございます。また、それは募集者が決定した段階で判断したいかと考えております。
73:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方、いらっしゃいますか。
中川委員。
74: ◯
中川委員 同僚委員からいろんな質問が出ましたので、大分私も理解できるようになったんですけど、その中で、その指定管理の募集を確認の意味も込めてまた今聞くんですけど、8月で締めて、今メールなんかで何社か問合せが来てるいうことですけど、そこでもしゼロ、もしもの話をするのはどうかと思うんですけど、申込者がなかったというたら、ほかの施設なんかでいうたら、1年間暫定的に直営にしたりとか、その間にいろいろと議論して決定をしたいう経緯があると思うんですけど、今回はそれはもう全然考えてないということなんですか、まずそれについて。
75:
◯久米委員長 上村市長。
76:
◯上村市長 今回の募集について応募がゼロだった場合の対応につきましては、現在、再募集を考えております。お示ししております資料の9月11日が参加表明の締切の期限としております。そこでの状況を見極めた上で、その場合、応募してくる事業者がゼロだった場合は再募集をかけたいと思っております。ただ、その中でどのような条件で付するか、全く同じというわけにはいきませんので、指定管理の内容であるとか期間であるとか金額であるとか、その辺りを検討した上で再募集をかけたいと思っております。
77:
◯久米委員長 中川委員。
78: ◯
中川委員 皆さん御存じのとおり、もう引田は何度も調査に来られてると思います。旧のことを、もう古いことは言うたらいかんと思うんですけども、あえて言わせていただいたら、体育ゾーンといいますか、文化ゾーンといいますか、今までの先輩議員の中でも、あの地区はいろんな目的といいますか、各建物にしても目的が変わってます。当然、今の翼山温泉の近隣のところも全てそういうなんに携わってると思います。今、整備計画いうんができてるいうんはもう十分に承知した上で、今これ質疑してるつもりなんですけど、それも踏まえて、これ市長の答弁になるかも分かりませんけど、早くその市民を、住民の方もその辺りは1つ1つのことについては情報として流れてくるんですけど、全体としての大きなビジョン、5年先、10年先の考え方いうんがなかなか掴みきれてないんが現状でないかと思いますので、その辺りは別途で結構ですので、市長がもし御答弁いただけるんでしたらよろしくお願いいたします。
79:
◯久米委員長 上村市長。
80:
◯上村市長 この温浴施設も含めた、特に引田スポーツセンターのあの地域につきましては、市民の皆さん、特に引田地区の皆さんと、これから一緒に考えませんかというお話をさせていただいております。委員おっしゃられるとおり、3年、5年、10年先どうしていくのかというのを、もうこれからの時代、行政だけで決めるものではないと思っております。市民の皆さんにも入ってもらって、むしろ市民の皆さんは主体で決めていただくことで、そこへの愛着であったりとか責任感というところが芽生えてくるものであると思っておりますので、むしろこれからのビジョンは皆さんと一緒に組み立てていきたいという話で御理解いただければと思います。
81:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方、いらっしゃいますか。
朝川委員。
82: ◯朝川委員 先ほど、今後の入浴料の件で答弁いただいたところで、少し引っかかるところがあるんで確認をしたいんですけれども、現状、募集の条件としては、現状の条例上の料金設定でやられとるというふうに理解はしておりますし、ただ、先ほどの答弁の中で、指定管理者が決まったら変わることがある、条例を変えるということがありうるというようなニュアンスの答弁だったと思うんですけれども、決まってから条例を改正するというのは、手続的には少しおかしくて、本来、現状で手を挙げてきとる話なので、それでいってもらわんことには、決まったら後で手のひら返されるという話では、これは手続的にはおかしくなってしまいますので、そこはもう一度確認したいんですけど、そういうことを想定しているのかいないのか。
83:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
84:
◯酒井地域創生課長 正しく言えば、現状、来年の4月1日からの施行上の条例を適用した募集ということでやらせていただいております。今回の今の募集につきましては、もうそれでいくことが正しいやり方だと思います。ですから、先ほど佐藤リーダーが説明したのが若干食い違いがあるというのが分かりますので、そこを訂正させていただきます。
85:
◯久米委員長 朝川委員。
86: ◯朝川委員 先ほどの答弁で1点確認します。来年の4月以降の料金というのは、変わる可能性があるということのニュアンスがあるように今の答弁では聞こえたんですけど、その予定があるというふうに捉えていいわけですか。
87:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
88:
◯酒井地域創生課長 現在、今行っている募集については変更はありません。変わりません。
以上です。
89:
◯久米委員長 朝川委員。
90: ◯朝川委員 ということは、来年の4月以降も現状の料金でいくという想定というふうに捉えとってよろしいですか。
91:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
92:
◯酒井地域創生課長 現状の料金というのは、温浴施設の現場での入浴料金ということじゃなくて、条例上の上限の入浴料金のことということでお答えさせていただきますと、今現在の条例でいいましたら、例えば翼山温泉につきましては、入浴料金の大人が条例上は上限が400円でございますので、それで募集を考えていただくということになります。
93:
◯久米委員長 よろしいですか。ほかに質疑のある方、いらっしゃいますか。
井上委員。
94:
◯井上委員 先ほど
中川委員からの質疑があって、市長が、「もし今後なかった場合、再度の募集を考えたい」という
発言がございました。ということは、市としてあくまでもこの翼山温泉を存続していくということの表明であるんでしょうか。
95:
◯久米委員長 上村市長。
96:
◯上村市長 もともとの議論に立ち返るところなんですけども、先ほど、他の委員からも御意見いただきましたとおり、当初より応募があったら存続する、応募がなければ廃止するという方向性で進んできましたので、その方向性に変わりはございません。ですので、特別に存続、何が何でも存続するんだというわけでももちろんございませんし、何が何でも廃止するんだというわけでもございません。当初の想定どおりに進めている状況でございます。
97:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方、いらっしゃいますか。
朝川委員。
98: ◯朝川委員 今の市長の御
発言で確認です。あさって、地元というか引田の皆さんとの意見交換会がありますので、政治家という立場上、やっぱり皆さんの御意見を聞いた中で考えが変わるということも全くないとは、国の状況を見てもいろいろ変わってくるというような例もありますし、そういったこともあるんですけれども、現状としてはそういうことは考えられるのかられないのかというところだけ、少しお話しいただきたい。
99:
◯久米委員長 上村市長。
100:
◯上村市長 先ほど井上委員の答弁で申しました姿勢に何ら変わりはございません。最終的に誰がやるかの話やと思っております。今からもうこのタイミング、そしてこの社会状況、この時代の流れの中で、全て公設公営でやっていくという
選択肢はございません。指定管理の中でどなたかが手を挙げていただけるかというところからこの議論はスタートしておりますので、もしも地域の方々の団体等も含めてどなたも手が上がらないのであれば、廃止もやむなしということで変わりはございません。
101:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方、いらっしゃいますか。
大田委員。
102: ◯大田委員 この委員会で、要は指定管理があればその方に5年間していただく、なければ、市長先ほどおっしゃったように廃止しないといけない。ただし、その指定管理に挙げてくれた中では選考する余地があることを多分おっしゃったと思うんですけど、あの施設も老朽化して、本当に市民の方が利用してることも踏まえて、それは今までの委員会で何度も何度も議論してきたことと思うんですよね。それがまた振出しに戻る。ちょっと私には理解できないんですけど、本当にどこの施設も残したいと思いますよ。だけど、老朽化、総合計画の中でも施設の品質の適正化いうことも書かれていたと思うんです。それで、老朽化している施設がたくさんございますけど、私もお風呂に入ってきました。そしたら、いろんなところが目につきました。まず、これは私の意見ですが、あのお風呂をきちんと存続していくには相当な大きな修正、改善が必要と考えました。というのは、入ったところには目に見えないひび割れのようなのが何箇所もございました。それから、シャワーにしましても、委員長、よろしいですか、細かいことを言いますが。
103:
◯久米委員長 はい、どうぞ。
104: ◯大田委員 シャワーにしましても、押したまま出ないです。チョロチョロしか水は出ません。お風呂は1つです。先ほど、新型コロナウイルス感染症の関係で言われてましたが、ほとんどお風呂に入っていらっしゃる方はいませんでした。いらっしゃるのは高齢者の方でした。高齢者は確か今300円でしたね。通常、普通の方が500円で、あとは300円、高齢者いうことは65歳ですよね。それを確認しますが、1点お伺いします。
105:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
106:
◯佐藤グループリーダー 条例上でいきますと、70歳以上を高齢者と捉えております。
107:
◯久米委員長 大田委員。
108: ◯大田委員 70歳以上が高齢者ということでございますが、ほとんどもう高齢者が本当に通ってこられる施設だと思います。だから、本当にこの施設を存続させていくのかというところは本当に元に戻ってくるので、もう指定管理者がいなかったらどうするのかというところを再度、先ほど市長おっしゃいましたが、再度その点お伺いいたします。
109:
◯久米委員長 上村市長。
110:
◯上村市長 改めて御説明させていただきます。まず、現在、先ほど冒頭に担当課より御説明させていただいた内容で募集をしております。そこでもし手が挙がらなかった場合は、条件等はまたその場合に検討させていただきますけども、改めて再募集をかけさせていただきます。その現在進めているものも含めて2回の募集にどなたも手を挙げていただけないという場合になった際には、廃止という形で進めていきたいと考えております。
111:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方、いらっしゃいますか。
大田委員。
112: ◯大田委員 最後に1点、市長が明日か何か、市民の方と考えられるいうことで、基本的に議論に入る前に、やはり跡地をどうするかいうことも、この委員会の中でたくさん出たと思います。それと並行していきながらいくということをいろいろ議論してきたと思うんですが、議会のほうにも嘆願書等届いております。そうした中で、それが届いたのが確か令和2年の6月ぐらいだったと思うんですが、それ以後、新型コロナウイルス感染症の関係があると思うんですが、入場者数は減ってるのか増えてるのか、その辺り1点お伺いいたします。
113:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
114:
◯佐藤グループリーダー 先ほど井上委員のほうの質問にもお答えしましたように、現実、新型コロナウイルス感染症の影響で減っておるということは確認できております。
115:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方、いらっしゃいますか。
(「なし」の声あり)
116:
◯久米委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
本日の委員会では、温浴施設翼山温泉についての調査を行いました。
委員からは、新型コロナの影響で入浴者数はどのように変化があるかといったところ、本年と昨年の7月では約2,000名の減少が見られました。また、指定管理者が現れて存続をしていく場合には大変な経費がかかるといったところから、それが東かがわ市民全体にとって公平であるのか平等であるのかといった点もお話がありました。そして、市長のほうからの答弁では、指定管理者募集については、もし出てこなければ2回行うといったお話がありました。おおむね、委員からは今までの委員会どおりのスケジューリングで進めてはどうかとの御
発言が多うございましたけれども、市長のその2回というのを聞いてやむを得ないといった感もございます。
本日、市長に対して政治家としての問いもありましたけれども、ここにおられる総務常任委員の皆様も政治家でございます。本日、皆様は、個人の考えといったものではなくて、昨年以来執行部よりお示しをいただいた再編案であったり、数字に基づく資料から導き出した御
発言をしていただいたかと存じます。ドイツの政治学者で社会学者であるマックス・ウェーバーは、政治家にとって大切なのは将来と将来に対する責任であるとの箴言を残しています。市長におかれましては、本日の委員の
発言、また前3回の委員の
発言を加味していただきまして、東かがわ市の将来のために市政を進めていただきますことをお願い申し上げます。
以上で、閉会中の調査事件、温浴施設翼山温泉についての調査は終了しました。
委員の皆様、大変お疲れ様でした。また、市長をはじめ執行部の方々には、心より厚く御礼申し上げます。
これをもちまして
総務常任委員会を閉会いたします。
(午前11時14分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会総務常任委員長
発言が指定されていません。 Copyright © Higashikagawa City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...