東かがわ市議会 2016-03-03
平成28年総務建設経済常任委員会 本文 開催日:2016年03月03日
また、香港は、主に英語が通用するんですけども、日本の受入れする側の皆さん方はそんなに英語は堪能ではないんですけども、非常に、言葉が通じているとしか思えないような交流というのができておりました。そうしたことも貴重なことであります。
また、こうした行事、昨日も思ったんですけれども、ひなまつりに大勢の皆さん方、実行委員会の方をはじめ、一生懸命準備してくださっている、対応してくださっているというような、そうした陰の力があってああした大きな行事が進んでいるんだなと、改めてそのように感じたところでございます。より多くの方がそうしたかかわりといったものを持ってくれる側に参加してくれるということが今後大事なことだと、改めてそのように感じました。
今日の
総務建設経済常任委員会、どうか積極的に御意見いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
4:
◯鏡原委員長 ありがとうございました。
続きまして、議長よりごあいさつをお願いいたします。
5:
◯田中議長 皆さん、おはようございます。
昨日は初日で、今日はそのものについて付託されました案件でございまして、先ほどから、委員長、市長からもごあいさつがありましたように、今日までがひなまつりであります。市長にお願いをしたいのが、昨日のあいさつの中でも言いましたけれども、市を挙げてPRするんであれば、2月に開会して、大いにカラー写真で載せていただける新聞にしていただいたら、もっと違ったものができるんかなと思ったりもしますので、そこら辺は執行部としてお考えいただけたら有り難いかなと思っております。
そういうことで、今日の付託案件については、東かがわ市が少子化等々で過疎指定を受けたりして、いろいろな形でそのものについての策定をしていこうということでございますので、議員の皆さんはその中にあるいろいろな事業について、今後こうやったらというふうな部分もあろうかと思うんで、そういったものの含みも持ちながら質疑をしていただけたら非常に有り難いかなと思っておりますので、有意義な議論になるようによろしくお願いして、あいさつに代えたいと思います。
6:
◯鏡原委員長 ありがとうございました。
これより会議を開きます。
ただいまの出席委員は定足数に達しております。よって、委員会条例第16条により、委員会は成立をいたしました。
御案内のように、当委員会に付託されておりますのは、配付されております委員会付託区分表のとおり3議案でございます。議案の審査の進め方については、配付しております審査日程表のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
7:
◯鏡原委員長 異議なしと認めます。
それでは、議案第36号 東かがわ市過疎地域自立促進計画の策定についてを議題といたします。
政策課からの説明を求めます。
竹田副
主幹。
8:
◯竹田副
主幹 それでは、東かがわ市過疎地域自立促進計画の策定について、御説明申し上げます。
まず、過疎地域自立促進計画、いわゆる過疎計画ですけれども、これは過疎地域自立促進特別措置法に基づいて、国庫支出金の嵩上げや過疎対策事業債を発行するなど、国の財政的な優遇措置を受けるために必要となるものです。
本市の現行の過疎計画は、本年度をもって期間が一旦満了いたします。そこで、この度、平成28年度から法律の失効期限である平成32年度までの過疎計画を策定するものです。
この計画は、本市の行う事業が国の財政支援措置の対象とするために、想定する事業の全てが読み込めるような表現となっております。計画には、法が規定する項目について記載することとなっており、本市基本構想や総合戦略などを踏まえ、現行の過疎計画の一部を実情に照らして修正しております。
それでは、主な変更点について説明いたします。計画のほうを御覧ください。
まず、3ページからの1、基本的な事項の項目では、本市の概況、人口及び産業の推移と動向、行財政の状況などについて、本市の現状に合わせる形で修正しております。
ページ16の自立促進基本方針には、新たに若者が定住できる生活環境づくりの項目を追加しております。
次に、ページ19ですけれども、2、産業の振興の項目では、ア、農業の振興、イ、林業の振興、カ、観光の振興の項目を中心に変更しております。
ページ26の事業計画では、1、産業の振興、(1)基盤整備の林業で、未利用間伐材利用促進対策事業、(9)の過疎地域自立促進特別事業で、農業振興対策等事業、観光施設管理委託事業などを新たに追加しております。
次に、ページ27からですけれども、3、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進の項目では、平成22年度に市内全域に光ファイバー網を整備し、平成23年度から運用開始しておりますため、情報通信基盤の項目を中心に変更しております。
ページ30からの4、生活環境整備の項目では、平成27年4月から、香川広域水道事業体設置準備協議会に参画したことから、上水道の項目を変更しております。また、斎苑の項目では、大内斎苑は平成25年度に改築しましたが、平成11年に建設しました白鳥斎苑の老朽化による修繕が必要なことから、ページ36ですけれども、事業計画で3、生活環境の整備、(4)火葬場で斎苑整備等事業を追加しております。(5)消防施設では、大川広域行政組合消防施設等整備等事業を追加しています。
38ページからの5、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進の項目では、にこにこプランに基づき、取り組んでいく方向性を記載しております。また、介護保険制度改正により、平成28年度に取り組む新総合事業を追加しています。
43ページの事業計画では、(3)児童福祉施設で、児童館整備等事業、(7)市町村保健センター及び母子健康センターで保健センター整備等事業、(8)過疎地域自立促進特別事業で、特定不妊治療費助成事業や生活困窮者自立支援事業などを新たに追加しております。
ページ44からの6、医療の確保の項目では、事業計画に子ども医療を新たに追加しました。
次に、46ページからの7、教育の振興の項目では、ア、幼児教育の充実、イ、義務教育の充実、ウ、学校再編の実施、オ、スポーツの振興の項目で、教育の大綱などの計画に照らして変更しております。
51ページの事業計画では、(1)学校教育関連施設で、三本松小学校跡地整備事業、給食センター整備等事業、(2)幼稚園で幼稚園整備等事業、(4)過疎地域自立促進特別事業で、オリンピアンの育成事業などを追加しております。
ページ52からの8、地域文化の振興等の項目では、事業計画に(1)地域文化振興施設等で、歴史民俗資料館整備等事業、とらまるパペットランド整備等事業を新たに追加しております。
54からの集落の整備の項目では、地域コミュニティ協議会を中心とした地域課題解決や地域活性化についての項目を記載しております。事業計画には、(1)過疎地域集落整備の小さな拠点施設等整備等事業、コミュニティセンター等整備等事業を新たに追加しております。
56からの10、その他地域の自立促進に必要な事項では、事業計画に移住、定住促進対策を記載しております。
最後に、11、過疎地域自立促進特別事業の項目には、この計画におけますソフト事業のみを再掲しておる形となっております。
以上が主な変更点ですけれども、これらの事業を全て実施するというわけではなく、あくまでも今後取り組む可能性がある事業について、計画に記載しております。
以上です。
9:
◯鏡原委員長 それでは、説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方は挙手をお願いいたします。
石橋委員。
10:
◯石橋委員 ちょっと抽象的な質疑にはなろうかと思うんです。なぜかというと、この計画そのものが非常に抽象的なもんで、質疑も抽象的になるということをまず御理解願いたいと思います。
まずもって、これは恐らく国に対して、これからいろいろな事業をするに当たって、そういう過疎地域に手厚い支援をお願いしたいという、そのための資料でもあるんだろうと思うんですよ。それは十分理解します。
ただ、この背景に、今年度で終わる計画、一体、達成がどういうふうにできてどうできた、だからこういうものを追加してこうしましたというのがどこにも無いんですよね。非常に、どこを読んでも、できればいいなというような、非常に良くはできとんだけども、最後の締めくくりにこれを全部やるということではないですよということは十分理解もするんですけど、我々が見て、仮に誰かに説明するにしても、数字目標とかそういうのはどこにも無いんですよね。
であれば、この中で優先順位を、例えば執行者のほうで持っているのかどうか、これ全部はできないんだったら、当然、優先順位もあるだろうと思いますんで、その点、できる範囲内で答弁願えますか。
11:
◯鏡原委員長 竹田副
主幹。
12:
◯竹田副
主幹 この計画につきましては、委員御指摘のとおり、過疎債を使うために必要なものを載せておるということで、大きく可能性のあるものを全て書いとるという形になっております。
今、御質疑の数値目標などにつきましては、この過疎計画ではなくて総合戦略であったり、基本構想であったり、そういったもののPDCAを今後回していくことになっておりますので、その中で対応していこうと考えております。
13:
◯鏡原委員長 石橋委員。
14:
◯石橋委員 少なくとも、今年度までに何ができて何が残っとんやというぐらいは提示できるとは思うんです。これはこれからの計画なんで、国に対してこれを持っていって支援願いたいということはもう分かるんですけど、今の答弁を聞いとったって、非常に抽象的で何をどうしたいのかがよく分からない。要は、今年度で終わる分の検証はできとんですかということを、まずお伺いします。
15:
◯鏡原委員長 朝川政策課長。
16:
◯朝川政策課長 おっしゃる意味はよく分かります。過疎計画に載っているものをどれだけやれとるかという話というのは、我々としてはそれほどこの部分についてどうのこうのというのは、それのための検証というのはやっておりません。むしろ、毎年の事業、予算をどう執行して、決算の委員会でその成果はどうだったというような話の部分で、これをしたこれをしたというようなことはそれぞれ審議をいただいて、その成果についてもいろいろ御検討というか、御審議いただいているところです。
結局のところ、この過疎計画に載っとるからとか載ってないからというよりは、過疎計画は根本的にさっきも申し上げておりますように、過疎債が充当できるかどうかというだけの、言うたらそのための道具というふうに考えておりますので、これがどんだけできたかというのは、さっきも申し上げましたように、先ほどの答弁のとおり、そのための検証とまではしないと。毎年毎年の事業、予算を伴った、予算によって執行される事業の中で、どれだけできている、計画で進んでいるかどうかというのを、これは決算委員会の中で皆さんとともに御検証いただければというふうに感じておるところです。
ですから、ちょっとお示しするというのは非常に困難であるという答弁になってしまいますが、それで御容赦をいただきたいと。
17:
◯鏡原委員長 石橋委員。
18:
◯石橋委員 言わんとすることはもう理解した上で聞っきょんやけど、今さっき、職員のその答弁の中に、そういう計画は別の計画でやっているんですよという話です。ということは、これと何かの連動が無かったら、もちろんもともと絵に描いた餅なんだろうけど、もうさらに絵に描いた餅になってしまうんで、なぜかというと、ここに書いてあることが正にそのとおりなんで、これが1つずつ達成できりゃあ、もう一番理想やし、いいことだろうと思うんです。当然、これに対して何かで連動して、市独自の別の計画書があって、それを達成していくという目標があるんだろうと思うんです。何かと連動せんと、せっかくこんないいものを作って何かもったいないなと思いますんで、最後に一言答弁を願えればと思います。
19:
◯鏡原委員長 朝川政策課長。
20:
◯朝川政策課長 ありがとうございます。おっしゃることは重々承知もしておりますし、この計画等、それぞれ原課、教育委員会、それから3部のそれぞれの原課のそれぞれの基本計画、それからそれのアクションプランである実施計画、こういったこところがこれと密接不可分に連動というか、連携はしております。それは間違いございません。
そういうことで、今後も計画をできるだけ遂行できるように努めてまいりたいと思っております。
21:
◯鏡原委員長 ほかに。
木村委員。
22:
◯木村委員 33ページから34ページの、以前、各家庭に火災警報器というんを付けましょうということで、市も助成して付けたと思うんです。それで、何ぼぐらい、もう何年も経っているから、もう建て替えたりいろいろしたりしとんがあるんですけど、あれの火災警報器についての検証とかいうんはしたことがありますか。
23:
◯鏡原委員長 木村委員、この計画についてですので、それは先ほど石橋委員の議論の中でもあったように、この計画の下に付く計画の中で今進めている話ですので、今日のこの議案の議論の中では、過疎地域自立促進計画について御質疑をいただければと思います。ですので、例えば、今後その火災警報器を付けるのであればこの過疎債を使うことができるのかというふうな形の質疑に代えていただければ有り難いと思います。
総務部長。
24:
◯清川総務部長 委員長のそういう御
発言でございましたが、若干、1点だけ。普及率について検証していることは、今の段階では恐らく無いと思います。それぞれの家庭に、例えば自治会等から支援をいただいてお配りしていただいとるところもあり、それから個人で購入されておるところもあると聞いておりますが、それがどの程度普及しておって率がどれぐらいなんかという確かな数字は今挙がってないと思いますので、今後の課題ということで担当のほうも考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
25:
◯鏡原委員長 よろしいでしょうか。
ほかに。よろしいですか。
(「なし」の声あり)
26:
◯鏡原委員長 それでは、質疑が無いようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより、議案第36号の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
27:
◯鏡原委員長 無いようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第36号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
28:
◯鏡原委員長 起立全員であります。
よって、議案第36号 東かがわ市過疎地域自立促進計画の策定については、原案のとおり可決することに決定をいたしました。
ここで暫時休憩をいたします。
(午前 9時52分 休憩)
(午前 9時53分 再開)
29:
◯鏡原委員長 それでは、休憩を解いて再開をいたします。
次に、議案第40号 指定管理者の指定について(東かがわ市翼山温泉)を議題といたします。
商工観光課からの説明を求めます。
石川商工観光課長。
30: ◯石川商工観光課長 おはようございます。本日、委員会に付託されております案件について、補足説明をさせていただきます。
翼山温泉の指定管理者指定について、補足説明を申し上げます。本施設に関する経緯につきましては、去年、議員の皆様方に多少の説明もさせていただき、再度、公募をいたしました。公募の期間中、締切日までに1社からの申請がございました。その後、選定審議会に諮問し、答申を経て、本日議決案件として提出しているものでございます。
以上、簡単でございますが、補足説明のほうは終わらせていただきます。
31:
◯鏡原委員長 それでは、説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
工藤委員。
32: ◯工藤委員 市長にお聞きするんですけど、今現在、東かがわ市は3か所の温浴施設、この翼山温泉も含めて3か所あるんですけど、将来的にはこれを整理をしていくというふうな考えがあるとお聞きをしとんですけど、この度、引き続き指定管理を5年間やるというふうな中で、公共施設の在り方につきまして、5年というようなスパンでは、受ける側にも各々都合はあると思うんですけど、4年ぐらいの中で方向性を出していくお考えはあるかどうかお聞きしたいんですけど。
33:
◯鏡原委員長 藤井市長。
34:
◯藤井市長 長期的な将来計画とすれば、統廃合するといった方向になっていくと考えております。ただ、現時点、少なくとも5年といった範囲を見た場合には、利用者数等から見て、残すべきだと、そのように感じております。そうしたことで、指定管理の募集を行いました。
35:
◯鏡原委員長 工藤委員。
36: ◯工藤委員 この5年というふうな形であるんですけど、さっきも御答弁いただいたんですけど、将来的なところで言うたら、やっぱりこれは施設も老朽化していく。金額的なもんについては予算委員会の中かも分かりませんけど、施設が老朽化していく中で、早め早めのところでどういうふうな方向かというようなもんをしとかなんだら、また直さないかんというような形にもなってこようと思うんで、そこら辺りを早い段階で整理をしていくんであれば出していただきたいと思うんですけど、もう一遍、再度お願いしたいと思います。
37:
◯鏡原委員長 藤井市長。
38:
◯藤井市長 施設の大規模改修ないしはまたやり替えると、そうした必要性を感じたときには、当然、今後どうするかといった大きな判断が求められると思います。また、同時にその利用者数でありますけれども、白鳥温泉、またこの引田、翼山も8万人強の入浴者数、また利用者数がございます。この数字は、お隣のさぬき市内の温泉施設を見ても、それに勝る数字でございます。そうした状況、利用者数の推移といったことも今後の判断になると思います。耐用年数等も勘案して、そこらでどうするかという判断を下す、また利用者数の増減によって判断すると、その2つにおいて今後の判断をしていきたいと、そのように思います。
39:
◯鏡原委員長 ほかに。
渡邉委員。
40: ◯渡邉委員 前回、説明があった場合に、800万円ほど増額したという話なんですけども、それを増額しなければ指定管理の指定ができなかったと、応募が無かったという話を聞いておりますけど、前回聞いたか分からんのですけども、800万円に対しての根拠的なことと、それと今、工藤委員もおっしゃったように、5年間ということは、際で指定管理を募集するというんではなかなかいかない。2年、3年して、経緯をして、そこでどういうふうな判断をするかということが必要でないかと思います。そのことを、まず2点お伺いいたします。
41:
◯鏡原委員長 800万円の根拠は予算委員会のほうでまた質疑をいいただきたいと思いますので、後者のほうだけ御答弁いただきたいと思います。
42: ◯渡邉委員 ちょっと言い方が悪かったな。市長に、そこらの重なっとるか分からんのだけど、そういうことをお聞きしたいんと、それともう1つ、今の……。
43:
◯鏡原委員長 待ってください。今後、2、3年の中で考えていかなければいけないんでないかという質疑ですね。先ほど、市長が答弁をされております。残すべきかどうかというのは、利用者数また施設の老朽化、この上で判断をしていくというお話ですので、それでこの質疑の内容については御理解をいただきたいと。
渡邉委員。
44: ◯渡邉委員 それで、まず今の現状で、翼山温泉、この5年間のうちに、予想でいいんですけど、大きな修繕とかいうんは今の状況では無いんでしょうか。
45:
◯鏡原委員長 石川商工観光課長。
46: ◯石川商工観光課長 今現在のメンテナンス状況でございますが、大きな、例えばろ過機、ボイラー等の大物の修繕というのはございません。ただし、建設後、相当数の年数が経っておりますので、通常のメンテナンス状態で発生する修繕費というのは、相変わらず掛かっていくものというふうに想定しております。
以上です。
47:
◯鏡原委員長 渡邉委員。
48: ◯渡邉委員 そのメンテナンス費用で、機械もんですから、大きく急に壊れて大きな投資が、修繕費が要るという場合、そのときはどういうふうな判断をしていくかと思うんですが、そのことをお聞きします。
49:
◯鏡原委員長 もう一度、簡潔に質疑いただいてよろしいですか。
50: ◯渡邉委員 機械ものですので、想定外の大きな修繕費が掛かった場合、どういうふうな対応をなされるのか。
51:
◯鏡原委員長 石川商工観光課長。
52: ◯石川商工観光課長 通常の機械器具のメンテナンスは、メンテナンス業者によって適正に執行されているということでございます。当然、指定管理者によっても、日々の管理もされております。その中で、突発的に大規模な機械の改修等が発生した場合どうするかということですが、必要に応じて補正予算を組ませていただくような議会に対しての上程をしたりというふうになろうかなと思います。
53:
◯鏡原委員長 渡邉委員。
54: ◯渡邉委員 その都度その都度、議会にかけて考えるということなんですけれども、ある程度の金額的なもんを考えてせんと、5年間の指定管理をすれば、その間は必ず指定管理を続けていただけないかんということになりますので、そこらの基準を考えるべきが来ているんでないか、要するに3年間ぐらいでもっと短くするとか、そういうことも考えることが要るんでないか。指定管理を5年間続けるということは、大きな修繕費が要った場合に議会にかけてするんですけども、ある程度の基準を作らないかんのかなと私は思うんです。その点について、お願いします。
55:
◯鏡原委員長 修繕費の基準ですか。
石川商工観光課長。
56: ◯石川商工観光課長 先ほど工藤委員の答弁の中で市長も申しましたように、利用者数であるとか全体のその修繕費に幾ら掛かるというのは、この5年のスパンの中では、今言うたみたいに、継続していくという方向性で動いています。そうなってきたときに、じゃあ今どの判断でどういうふうに考えとんだと言われましても、今現状においては、今、市長が答弁された内容の中で動いているということでございますので、御理解いただいたらと思います。
57:
◯鏡原委員長 清川総務部長。
58:
◯清川総務部長 補足をさせていただきたいんですけれども、ちょっと別の観点と申しますか、先日、公共施設等総合管理計画の御報告をさせていただきました。その中で、翼山温泉も当然その範疇に入るわけでございますが、平成3年の建築なんです。25年経過したと。総合管理計画の中でお示しさせていただいたのは、1つの基準として、あれを計算する基準として、大規模改修については30年を目途に計画を策定したわけでございます。個々の老朽度の度合いとかはまた個々に診断しなくてはならないんですけれども、1つの大きな基準としては、30年といいますと平成33年になりますので、ちょうど今から5年後というふうなことになります。1つの目安として、そういったタイミングで次の将来の方向性についてまた御審議いただくということも視野に入れとくべきでないかというふうに追加させていただきます。
59:
◯鏡原委員長 よろしいですか。
ほかに。
石橋委員。
60:
◯石橋委員 私も、全く同じように、5年間指定管理することについて、これは今まで5年しとったんだけども、やはり工藤委員がおっしゃったように、施設の老朽化も考えたら、今、もちろん総務部長が説明した5年後まで、今の建築耐用年数から言うても、後5年は大丈夫だという考え方のもとに5年だということは理解はしました。
ただ、5年後が来て、急に例えば統廃合の話が持ち上がるということの無きように、是非とも検討を続けといてほしいと。今、東かがわ市に温浴施設が3施設あって、それについて全く5年後にまた考えるんだというのでは、ちょっと理解しづらいと。要は、5年後に来て、さあどうするんだという話よりも、やはり今から市民を巻き込んだレベルでのある程度の統廃合の考え方をお示しをいただきたいなというふうに思います。まず1点。
それともう1点、今回、その指定管理料を上げざるを得なかった理由は十分理解しとんですが、先ほど、市長の答弁の中に、利用者数は全く減ってないし、むしろ利用者が増えとるようなものの言い方、であれば、なぜその管理費を上げる必要があったのか、その最も原因はどこなのかを執行部側としては理解をしているのかどうか、その点を答弁願います。もちろん、予算のほうでやるけどね。
61:
◯鏡原委員長 それでよろしいですか。後者のほうは。
62:
◯石橋委員 今、ちょっと聞いとかんと、予算のほうでちょっと混乱するだろうと思って、金額云々の細かいところはええけども、大きい理由だけ。
63:
◯鏡原委員長 石川商工観光課長。
64: ◯石川商工観光課長 800万円の積算をしていくための大きな根拠となるべきもの、それとなぜ800万円に増額したのかという、そこら辺の大きな理由というふうになろうかと思います。
まず1つ、今まで翼山温泉に関する指定管理の考えの中で、指定管理委託料というのを、収入と支出の差額、これはもともと社会福祉協議会の運営物でございました。その内容を見た結果、積算をしたのが最初であったみたいでございます。その後、運営をされてきた状態で、商工観光課のほうに指定管理制度も移ってまいりまして、私のほうで精査した中身というのは、実は大きな乖離がございました。それは何かというと、収入と支出の乖離、特に支出の部分においては人件費に関する積算が非常にもともと甘かったというところにあったと思います。
私のほうでしっかりと中身を精査した結果、当然ながら、この指定管理委託料では誰も応募が無いという状態に入るというふうに考えましたので、再度、指定管理委託料を見直して、800万円に増額して募集をかたけものでございます。
5年先に向けて、施設本体をどうしていくかということの議論を早めにスタートしてはどうかということだろうと思うんですが、当然ながら、我々の課で所管しております温浴施設、温泉は全部商工観光課の所管になります。当然、商工観光課が主導をして、その3つの施設がどうあるべきであるかというのは考えてまいりたいというふうには考えます。
65:
◯鏡原委員長 石橋委員。
66:
◯石橋委員 是非とも、その3施設あるのを、今後3施設とも運営するのかどうか、それも当然市民の意見も聞いていかないかんだろうし、市の財政背景もあるだろうし、できるだけ早く議論ぐらいはしていって、ある程度先が見通せるような議論をしていただきたいと、1点申し入れします。
それと、もう1点、積算基準の若干の乖離があったということで、それは十分理解するんですよ。であれば、まず1つ考えることは、当然、市民サービスに重きを置いた施設であったことも事実です。社会福祉的な要素も十分あったし、もともと温浴施設、引田、翼山温泉を造ったときには、福祉のほうが重視されていたように思います。その料金設定をしたんでしょうけども、やはりお金が足らんからといって、ほんなら増やすんだという一方的な考えでなしに、やっぱり受益者負担のことも若干今後考えていく必要があるだろうと思うんです。それは考えたのかどうか、考えたけども今回こういうふうに至ったのか、その点、答弁願います。
67:
◯鏡原委員長 石川商工観光課長。
68: ◯石川商工観光課長 料金形態につきましては、去年温浴施設をまとめた条例に改正させていただいた折に、今までの料金体系から変えております。料金を上げることが可能であるという状態をもってして指定管理のこの翼山温泉も募集したものでございます。
内容的に大きなものが、65歳以上の方が200円の入浴料、これを条例上あったものを廃止しております。ですから、お一人600円の範囲内で指定管理者が設定すべきものというふうに条例も改正しております。ただし、今現状で申しますと、200円をいきなり400円にして計算をして指定管理者の収入とすべきものというふうな計算に至るまでには、もう少し時間がかかるというふうには考えました。それと、次の指定管理者に対しても、今みたいに公平な負担を求めるために考えてほしいんだということは申し入れをしております。ですから、今後、200円でお風呂をお使いの方が、例えば250円になるとかという可能性は十分あります。ただし、そうなる前に、半年以上周知期間をあけること。それから、回数券などを使って、もとの200円のレベルを常に維持できるやり方も考えることということを条件として御連絡をしているもんでございます。
以上です。
69:
◯鏡原委員長 ほかに。
木村委員。
70:
◯木村委員 ここは、創裕が経営するについて、先にまずはお聞きしたい。総務部長や課長は土成温泉へ行ったことがありますか。最近、土成温泉へ入ったことがありますか。あれは、入浴料が600円。70歳以上になったら500円、身体障がい者も500円、営業時間が晩の11時まで。中へ入ったら、なるほど500円取られてもしょうがないなという納得は、お湯は白鳥温泉のほうがええんですよ。ですけど、500円取られてもしょうがないなという気にはなるんです。たくさんの人が、9時半とか10時に行ってもたくさんの人が来ております。当然、経営は創裕にお任せするんですけど、市役所の課長や部長もちょいちょいよそも見て行っきょんだろうけど、こういうことも、これを今、200円を400円に上げたら、「それは高いで」と皆が言う。それを言わさないようにするためには何かを考えないかんということをせなんだら、ただ銭だけ上げたらええんやと、こういう問題では無いような気がするんですが、いかがですかな。
71:
◯鏡原委員長 石川商工観光課長。
72: ◯石川商工観光課長 木村委員のおっしゃるとおりでございまして、常々、指定管理者の方には、そのような同意見でございます。お話をしています。実は、隣のさぬき市を含めた状態の中でも、200円というのはもう異様な数字でございまして、温浴施設を運営している会社の方であれば、もう異常に安いというのは納得されとんです。ただし、今まで御利用されている市民の方の利便性を考えると、いきなりというところに今歯止めが入っとるだけであります。
それと、木村委員が言われたみたいに、ただ単に上がっただけではいかんよと。やっぱり、サービスが向上することです。営業時間が1時間延びるとか、今までの休館日があった分に関しては無いとかというようなことを常に考えてやってほしいということは常々言うていますので、その方向に向かうべきものというふうに考えております。
73:
◯鏡原委員長 木村委員。
74:
◯木村委員 そしたら、例えば、言い方が大変、僕は失礼なことを平気で言うけど、白鳥温泉でも創裕になってうんと良くなったと思う。お仲間が言うことは、「市役所の職員が白鳥町の時代からやっておるときから比べたら、客も増えたしサービスも良くなったし、うんと良くなった」と。そこには民間のやり方というんが出とんだろうと思いますから、もう行っきょる本人が良くなったと思うんですから、ほかの人も良くなったと。それで、200円というんも確かに無いんや。阿波からでも、たくさん晩に風呂に入れに来てくれよる。一遍、統計を創裕にとってもろたらええと思う。市場町から何人来よる、阿波市から何人来よるとかという統計をとってもろて、そしたらもっと徳島側へもPRを広げていったらうまくいくんでないかなと思うたりするんで、よろしくお願いします。
75:
◯鏡原委員長 少し、指定管理者の指定についての議案から外れているように感じますので、この内容についての質疑をしていただくようにお願いをいたします。
ほかに。
大森委員。
76: ◯大森委員 先ほど課長の説明の中で、200円が異常に安いという話で答弁されましたけれども、これは建てたときの経緯が、私は、福祉施設で建てたから200円でやったと、よその施設は温浴施設を建てたから600円だったと、そういった経緯があるんでないですか。何か異様に安い、何かそういった言葉だけ聞いたら、ちょっと私は違うように思うんですけど、いかがでしょうか。
77:
◯鏡原委員長 石川商工観光課長。
78: ◯石川商工観光課長 訂正させていただきます。
79:
◯鏡原委員長 何をどう訂正するんですか。
80: ◯石川商工観光課長 異様に安いんでなくて、建てた経緯をもってして200円であったということでございます。
81:
◯鏡原委員長 ほかに。
(「なし」の声あり)
82:
◯鏡原委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
これより、議案第40号の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
83:
◯鏡原委員長 無いようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第40号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
84:
◯鏡原委員長 起立全員であります。
よって、議案第40号 指定管理者の指定について(東かがわ市翼山温泉)は、原案のとおり可決することに決定をいたしました。
ここで暫時休憩をいたします。
(午前10時17分 休憩)
(午前10時17分 再開)
85:
◯鏡原委員長 それでは、休憩を解いて再開をいたします。
次に、議案第37号 東かがわ市農業委員会の委員を認定農業者に準ずる者をもって過半数とすることについてを議題といたします。
農林水産課からの補足説明を求めます。
七條農林水産課長。
86: ◯七條農林水産課長 本市の農業委員の任期が本年3月31日で満了となることから、本年4月1日付けの委員任命に向け、昨年一部改正されました農業委員会法に基づき、委員の推薦公募を本年1月12日から2月12日までの約1か月間行いました。その結果、定数17人のところ、19人の推薦応募がありました。そのうち、認定農業者については8人であり、認定農業者に準ずる者が2人でございました。
委員の任命に当たっては、法第8条第5号の規定により、認定農業者が委員の過半数を占めるようにしなければなりませんが、現在の候補者では過半数に満たないため、同法施行規則第2条第1号の規定により、市内における認定農業者の数が委員の定数に8を乗じて得た数を下回った場合は、認定農業者に準ずる者を含めて過半数とするとしても良いことになっておりますので、そのことについて議会の同意を求めるものであります。
以上でございます。
87:
◯鏡原委員長 それでは、説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
木村委員。
88:
◯木村委員 お尋ねしますけど、認定農業者が足らんのはしょうがないけど、農業法人の代表者は認定農業者に準じますか、準じませんか。
89:
◯鏡原委員長 丸山副
主幹。
90: ◯丸山副
主幹 過半数を満たさなければいけない認定農業者につきましては、正確には認定農業者等という表現になりまして、それに該当する者については、認定農業者である個人と認定農業者である法人の役員ということになりますので、過半数を満たすために該当する要件としましては、認定農業者の個人と認定農業者法人の役員両方がこの「等」というところで読みまして、過半数とする者の中に含まれます。
91:
◯鏡原委員長 農業法人の代表者が準ずる者に入るかどうか。
七條農林水産課長。
92: ◯七條農林水産課長 準ずる者ではなくて、認定農業者です。
93:
◯鏡原委員長 木村委員。
94:
◯木村委員 法人が認定農業者になっておるんですか。個人だけでなくして。
95:
◯鏡原委員長 丸山副
主幹。
96: ◯丸山副
主幹 認定農業者というものの言葉の中には、認定農業者である個人というものと、認定農業者である法人、これ両方が含まれるということでございます。
97:
◯鏡原委員長 木村委員。
98:
◯木村委員 東かがわ市に認定法人というんは何ぼあるんですか。
99:
◯鏡原委員長 丸山副
主幹。
100: ◯丸山副
主幹 11法人でございます。
101:
◯鏡原委員長 木村委員。
102:
◯木村委員 11のうち、福栄に5つあるわね。
103:
◯鏡原委員長 それは質疑ですか。
104:
◯木村委員 質疑です。
105:
◯鏡原委員長 分かりますか。
丸山副
主幹。
106: ◯丸山副
主幹 5法人でございます。
107:
◯鏡原委員長 木村委員。
108:
◯木村委員 そうすると、今回、農業委員を市長が任命するについて、地区とかいろいろを考慮して任命されるんでしょう。ですから、出てきとんでしょう。その中に偏っとることは無いですな。
109:
◯鏡原委員長 七條農林水産課長。
110: ◯七條農林水産課長 委員がおっしゃっじょる偏っとるという意味が、ちょっと。
111:
◯鏡原委員長 出てきている農業委員の応募者の中で、地域が偏って出てきていることはないですかという質疑です。
112: ◯七條農林水産課長 ないです。
113:
◯鏡原委員長 暫時休憩します。
(午前10時23分 休憩)
(午前10時23分 再開)
114:
◯鏡原委員長 休憩を解いて、再開をいたします。
どうぞ、質疑のある方は。
楠田委員。
115: ◯楠田委員 ちょっとお聞きするんですが、区域内の認定農業者数が委員の定数の8倍という文言があるんですが、この8倍という根拠について、ちょっと説明をお願いできますか。
116:
◯鏡原委員長 七條農林水産課長。
117: ◯七條農林水産課長 これにつきましては、同法施行規則の第2条第1号に「8を乗じた数を下回る場合において」ということなんですけれども、実は、昨年度、この農業委員会法の改正の説明会がありました。そのときに、国の説明によりますと、農業委員会法の一部改正を行う前に、全国の農業委員会に対してアンケート調査を行っております。その中で、認定農業者である農業委員1人を選任するには何人の認定農業者がいれば可能であるかという調査を、各全国の農業委員会にいたしました。その結果、約15人の認定農業者が委員1人に対して必要だという調査アンケートの結果がありまして、これを踏まえて、農業委員に占める認定農業者の割合が過半であることから、15人割る2で8という数字が出たという説明を受けております。
以上でございます。
118:
◯鏡原委員長 よろしいですか。
ほかに。
七條農林水産課長。
119: ◯七條農林水産課長 先ほどの答弁の中で、ばらばらというのではなくて、地域満遍無く候補が出てきております。
120:
◯鏡原委員長 暫時休憩します。
(午前10時26分 休憩)
(午前10時27分 再開)
121:
◯鏡原委員長 休憩を解いて再開をいたします。
七條農林水産課長。
122: ◯七條農林水産課長 今の応募状況につきましては、もちろんホームページで公表しております。市内全域から候補者が出ている状況でございます。
以上でございます。
123:
◯鏡原委員長 ほかに、委員の皆さん、質疑ありませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
124:
◯鏡原委員長 それでは、質疑が無いようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより、議案第37号の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
125:
◯鏡原委員長 無いようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第37号を採決いたします。
東かがわ市農業委員会の委員を認定農業者に準ずる者をもって過半数とすることについて、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
126:
◯鏡原委員長 起立全員であります。
よって、議案第37号 東かがわ市農業委員会の委員を認定農業者に準ずる者をもって過半数とすることについては、同意することに決定をいたしました。
以上で当委員会に付託されておりました議案の審査は全て終了いたしました。
委員の皆さんは大変お疲れ様でございました。また、市長はじめ執行部の方々には、心より厚く御礼を申し上げます。
これをもちまして、
総務建設経済常任委員会を閉会をいたします。
(午前10時28分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会総務建設経済常任委員長
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