高松市議会 > 2016-09-20 >
09月20日-07号

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  1. 高松市議会 2016-09-20
    09月20日-07号


    取得元: 高松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-22
    平成28年第4回( 9月)定例会          ┌────────────────┐          │     平成28年9月     │          │第4回高松市議会(定例会)会議録│          │    9月20日(水曜日)    │          └────────────────┘     午前10時1分 開議 出席議員 40名  1番 大 見 昌 弘  2番 十 川 信 孝  3番 森 川 輝 男  4番 二 川 浩 三  5番 坂 下 且 人  6番 神 内 茂 樹  7番 小比賀 勝 博  8番 鎌 田 基 志  9番 橋 本 浩 之  10番 佐 藤 好 邦  11番 森 谷 忠 造  12番 中 村 順 一  13番 杉 本 勝 利  14番 藤 原 正 雄  15番 西 岡 章 夫  16番 岡 下 勝 彦  17番 田 井 久留美  18番 白 石 義 人  19番 井 上 孝 志  20番 大 浦 澄 子  21番 中 村 秀 三  22番 川 崎 政 信  23番 辻   正 雄  24番 三 笠 輝 彦  25番 造 田 正 彦  26番 大 西   智  27番 竹 内 俊 彦  28番 大 橋 光 政  29番 富 野 和 憲  30番 中 西 俊 介  31番 大 山 高 子  32番 妻 鹿 常 男  33番 太 田 安由美  34番 植 田 真 紀  35番 中 村 伸 一  36番 香 川 洋 二  37番 藤 沢 やよい  38番 岡 田 まなみ  39番 春 田 敬 司  40番 吉 峰 幸 夫  ──────────────── 欠席議員 なし  ──────────────── 議会事務局出席者  事務局長     秋 山 浩 一  事務局次長総務調査課長事務取扱           藤 田   健  議事課長     西 川 宏 行  議事課長補佐   大 西 信 明  議事係長     真 鍋 芳 治  議事課主査    平 井 ひとみ  ──────────────── 説明のため会議に出席した者  市長       大 西 秀 人  副市長      加 藤 昭 彦  副市長      松 下 雄 介  病院事業管理者  塩 谷 泰 一  上下水道事業管理者石 垣 佳 邦  教育長      藤 本 泰 雄  市民政策局長   城 下 正 寿  総務局長     小 川 武 彦  財政局長     外 囿   暖  健康福祉局長   田 中 克 幸  環境局長     森 近 竜 哉  創造都市推進局長 土 岐 敦 史  都市整備局長   石 垣 惠 三  病院局長     鴨 井 厚 二  上下水道局長   細 川 公 紹  教育局長     東 原 利 則  市民政策局次長事務取扱           福 田 邦 宏  総務局次長事務取扱坂 本 公 生  財政局次長    森 田 大 介  健康福祉局次長  上 枝 直 樹  環境局次長    竹 谷 栄 二  創造都市推進局次長事務取扱           佐 藤 扶司子  都市整備局次長事務取扱           米 谷   修  病院局次長    吉 田 憲 二  上下水道局次長  宮 脇 和 弘  教育局次長    森 田 素 子  秘書課長     中 尾 考 志  総務課長     蓮 井 博 美  財政課長事務取扱 石 原 徳 二  ──────────────── 議事日程 第7号諸般の報告日程第1 議案第96号から議案第104号まで 議案第96号 平成28年度高松市一般会計補正予算(第2号) 議案第97号 高松市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正について 議案第98号 ふるさと高松応援寄附条例の一部改正について 議案第99号 高松市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について 議案第100号 高松市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について 議案第101号 工事請負契約について(高機能消防指令システム等整備工事:四電工・三電計装特定建設工事共同企業体) 議案第102号 工事請負契約について(消防局画像伝送システム整備工事株式会社協和エクシオ四国支店) 議案第103号 路線の認定について(太田上町39号線ほか) 議案第104号 専決処分の承認について(損害賠償の額の決定及び和解について:公用車の交通事故に係る損害賠償及び和解)日程第2 陳情第7号     社会保障制度の拡充を求める陳情(委員長報告)  総務消防・教育民生・経済環境・建設水道・総合交通対策・総合防災対策(委員長報告に対する質疑・討論・採決)日程第3 閉会中継続審査申し出について 認定第1号 平成27年度高松市一般会計・特別会計歳入歳出決算について 認定第2号 平成27年度高松市病院事業会計決算について 認定第3号 平成27年度高松市水道事業会計決算について 認定第4号 平成27年度高松市下水道事業会計決算について日程第4 閉会中継続調査申し出について     総務消防・選挙の投票率向上について     教育民生・子供の読書活動の推進について     経済環境・持続可能な観光の推進について     建設水道・県内水道事業の広域化に伴う下水道事業の運営体制について日程第5 議案第105号から諮問第14号まで 議案第105号 高松市教育委員会委員任命について(吉澤 潔) 議案第106号 高松市教育委員会委員任命について(関元盛夫) 議案第107号 高松市固定資産評価審査委員会委員選任について(川口洋子) 諮問第6号 人権擁護委員候補者の推薦について(八十川芳子) 諮問第7号 人権擁護委員候補者の推薦について(松本喜代子) 諮問第8号 人権擁護委員候補者の推薦について(淺田克典) 諮問第9号 人権擁護委員候補者の推薦について(春日あけみ) 諮問第10号 人権擁護委員候補者の推薦について(片岡邦彰) 諮問第11号 人権擁護委員候補者の推薦について(藤澤武仁) 諮問第12号 人権擁護委員候補者の推薦について(千葉雅己) 諮問第13号 人権擁護委員候補者の推薦について(高嶋博美) 諮問第14号 人権擁護委員候補者の推薦について(溝渕 功)(提案説明・採決)日程第6 議員派遣について(討論・採決)日程第7 議員提出議案第5号     政治分野への男女共同参画推進法の制定を求める意見書(趣旨弁明・採決)  ──────────────── 本日の会議に付した事件諸般の報告日程第1 議案第96号から議案第104号まで日程第2 陳情第7号日程第3 閉会中継続審査申し出について日程第4 閉会中継続調査申し出について日程第5 議案第105号から諮問第14号まで日程第6 議員派遣について日程第7 議員提出議案第5号  ──────────────── ○議長(岡下勝彦君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。  ─────~~~~~────── △諸般の報告 ○議長(岡下勝彦君) この際、諸般の報告をいたします。 職員に報告させます。事務局次長。  〔事務局次長総務調査課長事務取扱(藤田健君) 高総第76号(議案第105号~議案第107号・諮問第6号~諮問第14号の議案提出)・議員提出議案第5号を報告〕 ○議長(岡下勝彦君) 次に、去る14日に開かれました決算審査特別委員会におきまして、特別委員選任に伴います委員長及び副委員長の互選が行われました結果、委員長に大西 智君、副委員長に杉本勝利君がそれぞれ決定いたしましたので、御報告申し上げます。 以上で諸般の報告は終わります。  ─────~~~~~────── △日程第1 議案第96号から議案第104号まで △日程第2 陳情第7号 ○議長(岡下勝彦君) まず、日程第1議案第96号から議案第104号まで及び日程第2陳情第7号を一括議題といたします。 本件に関し、各委員長の報告を求めます。総務消防常任委員長 神内茂樹君。  〔総務消防常任委員長(神内茂樹君) 登壇〕 ◎総務消防常任委員長(神内茂樹君) 総務消防常任委員会の審査の経過概要並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、9月14日の会議において配付されました付託案件表のとおり5件でありまして、委員会は15日に開催し、審査いたしました結果、付託案件いずれも原案可決あるいは承認することと決定した次第であります。 以下、審査の過程で特に論議のありました点及び要望事項等について申し上げます。 まず、議案第96号高松市一般会計補正予算(第2号)中、人権啓発課関係の隣保館管理運営費3,919万8,000円及び債務負担行為9,153万6,000円、また、児童館管理運営費3,997万9,000円及び債務負担行為6,078万7,000円について申し上げます。 これらは、老朽化している田村文化センター及び併設する田村児童館について、文化センター・児童館改修計画に基づき、改修工事等に要する経費を補正するものであります。 委員からは、これまでの同センター等の取り組みを評価するものの、市民に広く開かれた施設となっていない現状を指摘した上で、市民が訪れやすい施設となるよう、単に施設改修のみにとどまらず、案内板等の設置や名称の変更など、より一層、市民に親しみを持たれるものとなるよう検討されたい旨、要望する発言、また、他の委員からは、これら取り組みが同和地区に居住する子や孫等、次世代の幸せにつながるよう、改めて国に対して同和問題の抜本的解決を求めるよう要望する発言がありました。 そのほか、委員会では、一部委員から、人事課行政改革推進室関係の議案第97号高松市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正については、個人のプライバシーにかかわるマイナンバー制度に、本市が独自に利用できる事務を追加することは問題がある。 また、選挙課関係の議案第99号高松市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正については、市議会議員及び市長の選挙における自動車の使用等に係る公費負担の意義などは理解できるものの、現在の公費負担限度額そのものが高い設定であり、さらなる増額は必要ないとして、それぞれ反対である旨の意思表示があり、挙手による採決を行った結果、いずれも原案可決することと決定した次第であります。 次に、現在、当委員会において閉会中継続調査を行っております、選挙における投票率の向上については、お手元に配付されておりますとおり、さらに閉会中の継続調査を申し出ることといたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上、総務消防常任委員会の報告を終わります。 ○議長(岡下勝彦君) 教育民生常任委員長 大山高子君。  〔教育民生常任委員長(大山高子君) 登壇〕 ◎教育民生常任委員長(大山高子君) 教育民生常任委員会の審査の経過概要並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、9月14日の会議において配付されました付託案件表及び陳情文書表のとおり3件でありまして、委員会は15日に開催し、審査いたしました結果、付託案件2件については、いずれも原案可決することと決定したほか、陳情第7号社会保障制度の拡充を求める陳情については、陳情審査報告書のとおり、不採択と決定した次第であります。 以下、審査の過程で特に論議のありました点及び要望事項等について申し上げます。 まず、介護保険課関係の議案第96号平成28年度高松市一般会計補正予算(第2号)中、介護ロボット等導入支援事業補助金1,781万4,000円について申し上げます。 これは、介護従事者の負担軽減を図るため、介護サービス事業者が実施する介護ロボットの導入に対して、国の補助金を活用し補助するものであります。 委員からは、事業者選定の経緯等を確認した上で、今回の介護ロボット導入による効果を検証し、今後の普及促進の検討を行うとともに、適時適切な報告を求める発言などがありました。 次に、子育て支援課関係放課後児童クラブ施設整備事業費985万円について申し上げます。 これは、待機児童が生じている三渓小学校の放課後児童クラブにおいて、その解消を図るとともに、より適切な遊びや生活の場を提供するため、同小学校の隣接地に新たな施設を整備するものでありまして、委員からは、本施設の整備について、計画的に事業を推進し、待機児童の早期解消に向けて取り組まれたいとの要望がありました。 次に、教育局総務課関係林小学校校舎等建設事業費に係る債務負担行為9億2,190万円について申し上げます。 これは、林小学校区での児童数の急増に対応するため、平成29年度から2年間で校舎の増築及び運動場の拡張整備を行うものでありまして、委員からは、児童数が増加する同小学校の現状を踏まえ、在学児童が一日でも早く利用できるよう、早急な整備の完了を要望する発言などがありました。 次に、保健体育課関係の学校給食センター建設事業費2億8,874万2,000円について申し上げます。 これは、施設の老朽化や児童生徒数の急増に対応するため、林小学校・川添小学校・多肥小学校・協和中学校及び龍雲中学校の5校を対象とした新設第二学校給食センター(仮称)を整備するための用地取得等を行うものであります。 委員からは、川添小学校の学校給食施設は老朽化が著しいことから、早急な整備を求める発言が、一方、他の委員からは、校内に給食場を持つ自校方式のほうが児童生徒の食育に有効であることから、センター方式には反対である旨の意思表示があり、挙手による採決を行った結果、原案可決することと決定いたしました。 次に、陳情第7号社会保障制度の拡充を求める陳情について申し上げます。 この陳情の内容は、地域住民の命と暮らしを守るとりでとして、住民福祉が後退しないよう国と対峙し、憲法に基づく社会保障に対する責任を果たすよう求めるとともに、各自治体での社会保障制度に関する独自施策拡充を求めることを内容とする意見書の国・県等への提出を願意とするものであります。 委員会では、一部委員から、社会保障と税の一体改革により、社会保障は実質的には後退しており、憲法や地方自治法の理念に立ち戻るべきであり、ぜひ採択すべきであるとの発言がありました。 これに対し、他の委員からは、医療・福祉・介護等への独自政策の充実など、幅広い内容の陳情であり、過去にも同趣旨の陳情を審査したが、現在の危機的な財政状況のもと、国では将来にわたり持続可能な社会保障を維持するために、鋭意、取り組んでいること、また、消費税廃止など、現在の社会保障制度を否定していることなど、この陳情には賛成できないとの発言がありましたことから、委員会としては、挙手による採決を行った結果、挙手少数により不採択とすることと決定した次第であります。 次に、現在、当委員会において閉会中継続調査を行っております子供の読書活動の推進については、お手元に配付されておりますとおり、さらに閉会中の継続調査を申し出ることといたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上、教育民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(岡下勝彦君) 経済環境常任委員長 大見昌弘君。  〔経済環境常任委員長(大見昌弘君) 登壇〕 ◎経済環境常任委員長(大見昌弘君) 経済環境常任委員会の審査の経過概況並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第96号平成28年度高松市一般会計補正予算(第2号)中、関係部分の1件でありまして、委員会は15日に開催し、審査いたしました結果、原案可決することと決定した次第であります。 以下、審査の過程で特に論議のありました農林水産課関係の高松盆栽振興事業費130万円について申し上げます。 これは、高松盆栽のブランドイメージ確立及び国内外の需要を喚起し、生産基盤の強化を図るため、高松盆栽の郷モニターツアーを実施する実行委員会に助成するものでありまして、委員からは、今後の実行委員会の組織化等のスケジュール及び海外の認知度向上や一層の需要拡大に向けた取り組みをただす発言がありました。 これに対し当局からは、盆栽生産者やJAなどで実行委員会を組織した後、本市を訪れる外国人観光客等がふえていることから、新たな盆栽愛好家の拡大が図れるよう、ツアー参加者の利便性を考慮した上で、12月から参加人員の募集を開始し、来年3月中下旬に開催したいとの答弁がありました。 これを受けて委員から、本事業については、今後の盆栽の産地振興につながることから大いに期待しており、その成果等について適時適切な報告を求める発言がありました。 次に、現在、当委員会において閉会中継続調査を行っております持続可能な観光の推進については、お手元に配付されておりますとおり、さらに閉会中の継続調査を申し出ることといたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上、経済環境常任委員会の報告を終わります。 ○議長(岡下勝彦君) 建設水道常任委員長 佐藤好邦君。  〔建設水道常任委員長(佐藤好邦君) 登壇〕 ◎建設水道常任委員長(佐藤好邦君) 建設水道常任委員会の審査の経過概況並びに結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、9月14日の会議において配付されました付託案件表のとおり2件でありまして、委員会は15日に開催し、審査いたしました結果、付託案件いずれも原案可決することと決定した次第であります。 以下、審査の過程で特に論議のありました点及び要望事項等について申し上げます。 まず、議案第96号平成28年度高松市一般会計補正予算(第2号)中、河港課関係の急傾斜地崩壊防止事業費850万円について申し上げます。 これは、県が施行する塩江町鮎滝地区ほか、4地区における崩壊防止工事に係る地元負担金を措置するものであります。 委員からは、急傾斜地で崩壊の危険性が高い地域であっても、僻地では同事業の採択要件の一つである保全対象人家2戸以上を満たすことができず、本事業が採択されない場合があるとして、戸数要件の考え方をただす発言がありました。 これに対し当局からは、対象戸数が1戸の場合、個人への補助となることから、要件の緩和は困難であるが、周辺の人家との距離などによっては一体的整備を図ることで採択できる場合もあり得るので、今後とも個々の事例ごとに現地確認をした上で、事業採択の適否等を判断したいとの答弁がありました。 これを受けて他の委員からは、急傾斜地の崩壊は人命等被害に直結する重要な問題であることから、採択要件の緩和を求める発言などがありました。 なお、審査全体を通じて一部委員から、議案第96号中、都市計画課関係の丸亀町商店街再開発事業費1,800万円については、周辺の商店街が衰退している中、丸亀町商店街のみへの一極集中とも思える市財源の投入は問題があるとして、また、河港課関係の椛川ダム水源地域整備事業費258万4,000円については、椛川ダム建設は莫大な事業費を投入する大型公共事業であり、人口や農業従事者が減少している中で、費用対効果等の観点に加え、将来ともに市民に大きな負担を強いるものであるとして、同じく河港課関係の県施行港湾建設事業費地元負担金1億8,071万9,000円に関連して、3万トンバースの整備については、利用頻度や費用対効果等の観点から必要性が低いとして、さらに、住宅課関係の香南町北部団地住宅建設事業費に係る債務負担行為3億6,570万円については、同団地の建てかえ後に新規入居に向けた一般公募が行われず、利用が一部に限られることが懸念されるとして、それぞれ反対である旨の意思表示があり、挙手による採決を行った結果、原案可決することと決定いたしました。 次に、現在、当委員会において閉会中継続調査を行っております県内水道事業の広域化に伴う下水道事業の運営体制については、お手元に配付されておりますとおり、さらに閉会中の継続調査を申し出ることといたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上、建設水道常任委員会の報告を終わります。 ○議長(岡下勝彦君) 総合交通対策特別委員長二川浩三君。  〔総合交通対策特別委員長(二川浩三君) 登壇〕 ◎総合交通対策特別委員長(二川浩三君) 去る14日に開催いたしました総合交通対策特別委員会の審査の経過概要並び結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第96号平成28年度高松市一般会計補正予算(第2号)中、関係部分、すなわち歳出では、高松空港整備対策費においてソウル便の増便に伴い、高松空港振興期成会が実施する運航支援に要する経費の一部を負担するための航路網拡大促進費819万3,000円、国が直轄事業として実施する高松空港関連整備事業の地元負担金として6,303万2,000円、また、これに関連する歳入として市債を措置するものでありまして、審査の結果、異議なく原案可決することと決定した次第であります。 委員会では、高松空港関連整備事業地元負担金に関連して、平成30年4月に予定されている運営の民間委託後の本市費用負担についてただす発言があり、これに対し当局からは、民間委託された後は、基本的に日常的な施設等の維持修繕費等は運営事業者が担うこととなるが、航路の運航等にかかわる大規模な修繕などは、国が責任を持つことになり、事業内容によっては地元自治体にも一定の負担が生ずる場合があり、今回の予算措置は運営の民間委託に向けた対応の一環であるとの答弁がありました。 以上、総合交通対策特別委員会の報告を終わります。 ○議長(岡下勝彦君) 総合防災対策特別委員長大浦澄子君。  〔総合防災対策特別委員長(大浦澄子君) 登壇〕 ◎総合防災対策特別委員長(大浦澄子君) 去る14日に開催いたしました総合防災対策特別委員会の審査の結果について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第101号及び議案第102号工事請負契約についての2件でありまして、その内容は、現在、建設中の危機管理センター(仮称)の整備にあわせて、119番通報受付、消防・救急デジタル無線通信など、消防活動に関する支援情報等を一括して制御できる高機能消防指令システム及び高所監視カメラにより大規模災害発生時の被災状況などを確認するとともに、衛星通信により、国等、関係機関に送受信できる画像伝送システムを更新整備するため、工事請負契約2件を、それぞれ締結するものであります。 委員会においては、特に申し上げる意見・要望もなく、いずれも原案可決することと決定した次第であります。 以上、総合防災対策特別委員会の報告を終わります。 ○議長(岡下勝彦君) 以上で委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(岡下勝彦君) 御発言がないようでありますので、これにて委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次、発言を許します。38番 岡田まなみ君。  〔38番(岡田まなみ君)登壇〕 ◆38番(岡田まなみ君) 日本共産党議員団を代表して岡田まなみが討論をさせていただきます。 私は、議案第96号平成28年度一般会計補正予算(第2号)中、関係部分、議案第97号高松市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正について反対討論を行います。 また、陳情第7号社会保障制度の拡充を求める陳情について賛成討論を行います。 初めに、議案第96号のうち、学校給食センター建設事業費2億8,874万2,000円についてです。 この予算は、新設第二学校給食センター(仮称)を整備するため、用地取得等を行う予算です。 先日、テレビで高松市の中心街に1食100円で提供する子供食堂を開店された女性の方が、今、経済的理由でまともに食事がとれない子供たちがたくさんいることを知って胸が痛み、子供食堂を開店した。ここを我が家と思って気軽に食べに来てもらいたい旨のお話をされ、とても考えさせられました。 2012年政府が発表した最新数値によりますと、子供の貧困率は16.3%で、年々増加しており、深刻な社会問題です。今、まともな食事は給食だけという子供たちがかなりふえており、子供の貧困対策の一つ目が食の保障です。 本市には充実した学校給食制度があり、子供が育つために必要な栄養バランスのよい食事を提供しています。そして、でき上がった給食をいただくだけではなく、栄養士さん・調理師さんたちの顔が見える給食ができ上がる過程そのものが教育・食育であり、これをみんなの力で守っていかなければいけません。給食調理場はセンター方式で整備するのではなく、自校方式で整備すべきです。 また、第7次高松市行財政改革計画では、給食調理業務の委託化も検討課題に上げられており、センター化で委託化への道につながりやすいことも危惧されるため、よって、この予算に反対いたします。 次に、丸亀町商店街再開発事業費1,800万円についてです。 この間、丸亀町商店街再開発事業が国・県・市一体で推進されてきました。A街区は全体事業費69億2,400万円、うち国費14億3,900万円、県費6億8,900万円、市費6億8,900万円です。G街区は全体事業費151億7,000万円、うち国費25億2,000万円、県費11億7,000万円、市費13億5,000万円です。他に国から直接補助として8億8,000万円が出されており、A・G街区で既に87億3,700万円もの税金が投入されています。 ところで、丸亀町商店街の経済波及効果は市内全体に行き渡っているのでしょうか。経済産業省商業統計によりますと、日本の商店の数は、1982年の215万323店から2014年は140万7,235店へと減り、32年間で74万3,088店、34.6%も減少したことになります。商店数の72.8%を占める小売業商店が減少したことが最大の要因です。 小売業商店は、82年の172万1,465店から14年は102万4,881店へと、32年間で69万6,584店、40.5%も減少しました。毎日の暮らしに欠かせない商店の減少がとまらず、全国で600万人と言われる買い物難民を生む要因の一つになっています。 私の住んでいる近くの商店街の花ノ宮・栗林・田町を見ただけでも、シャッターがおろされ廃業した商店が年々ふえ、こういったところが市内のあちこちで見られ、丸亀町商店街との格差を感じます。田町の商店主から、どうして丸亀町だけあんなに税金を投入するのかとの声も聞いています。 市民の生活を支える地域の商店・商店街は、地域の共通財産です。丸亀町再開発事業だけに莫大な税金を投入するのではなく、市内全体の商店街振興対策予算の大幅な拡充や経済効果抜群の住宅リフォーム助成制度を本市でも早急に実施すべきです。 さて、今議会補正予算に上がっている大工町・磨屋町地区は、全体事業費62億円、うち国費15億円、県費7億5,000万円、市費7億5,000万円の予定です。A・G街区に、この予算を加えると117億3,700万円もの莫大な税金が投入されることになり、余りにも一極集中です。よって、この予算に反対いたします。 次に、議案第97号についてです。 赤ちゃんからお年寄り、在日外国人まで、日本に住民登録している人全員に12桁の番号を割り振り、その個人情報を国が管理するマイナンバー制度は、国民の税と社会保障の情報を国が掌握し、徴税強化や社会保障給付の抑制の手段に使うことが導入の狙いです。国民の行動や思想を監視する手段にされかねないことへの不安と警戒の声も上がっています。 しかし、本市においては、昨年9月、マイナンバー法で規定されている事務のほか、医療費助成などの本市独自で利用できる事務を規定する条例を制定、今回の条例改正により新たに三つの事務について追加するものです。 藤沢議員がマイナンバー制度の中止を求めた質疑に対して市長は、同制度は行政の効率化、国民の利便性の向上、公平公正な社会の実現を目指す上での社会基盤となると言い、マイナンバーを推進する立場です。 しかし、個人の意思に関係なく国民一人一人を一生涯共通番号で管理するマイナンバー制度は、基本的人権の尊重や思想信条の自由を明記した憲法に違反し、行政がこの制度を推進すればするほど、市民とのあつれきが生じることは必至です。 局長からは、今後、職員に対し、不適切な事務処理がないよう、マイナンバー取扱注意事項の周知徹底を行うとの答弁はありましたが、マイナンバー制度は凍結・中止・廃止を含めた見直しをすることこそ今必要であり、よって、この議案に反対いたします。 最後に、陳情第7号についてです。 国民の命と暮らしは、安倍政権の社会保障削減政策によって毎日のように脅かされ続け、奪われ続けています。経済的理由による自殺者や病気になる人が後を絶ちません。戦前戦後を必死で生き抜き、現代の日本の礎を築いた高齢者に、年寄りは早く死ねということかと言わせるような非情な日本でいいのでしょうか。 さらに、安倍首相は参院選挙期間中はだんまりを決め込み、選挙が終わった途端に社会保障の大改悪に乗り出し、高齢者の医療費窓口負担を75歳以上についても2割負担を段階的に導入する計画や、生活保護の母子加算を再び切り捨てようという血も涙もない計画、私が一般質問で申しました介護保険制度の大改悪など、めじろ押しです。 年金積立金は5兆3,000億円の巨額損失が発生していることも明らかになりました。安倍政権は、武装して他国に行き、殺し殺されるような危険な状態をつくるより、社会保障の充実で安心して子育てでき、教育・医療・介護が受けられ、人間らしい生活が送られる賃金を保障し、不安なく老後が過ごせる社会にするために力を尽くすべきです。 今、地方は、住民の暮らしの困難、福祉・医療の危機、地方経済の衰退など、深刻な問題に直面しています。さらに、安倍政権が推進する消費税増税、社会保障切り捨て、雇用破壊、TPPなどのアベノミクスは、地方の衰退を加速させるだけです。 ところが、高松市政はアベノミクスを積極的に推進し、さらに、国の悪政を先取りするようなことも行っています。 6月には、市民の大切な財産である公共施設を再編整備する1次案が示され、それを知った多くの市民が大変怒っています。自治体の本旨を投げ捨てて、国民健康保険料の大幅値上げや障害者福祉金、77歳の敬老祝い金の廃止を強行し、一方で屋島競技場や危機管理センター(仮称)などの不要不急の大型開発には熱心です。 陳情書にあるように、市としては自治体の原点に立ち返り、住民の命と暮らしを守るとりでとして住民の福祉が後退しないよう、憲法第25条の社会保障の充実を図る国の義務を果たさせるとともに、市としても社会保障制度に関する独自施策拡充を図るべく全会一致で陳情書を採択されるよう強く求め、賛成討論といたします。 御清聴ありがとうございました。 ○議長(岡下勝彦君) 34番 植田真紀君。  〔34番(植田真紀君)登壇〕 ◆34番(植田真紀君) それでは、市民派改革ネットを代表して討論を行います。 議案第96号平成28年度高松市一般会計補正予算(第2号)、議案第97号高松市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正について、議案第99号高松市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。 まず、議案第96号平成28年度高松市一般会計補正予算(第2号)中、丸亀町再開発事業費1,800万円についてです。 概算事業費約62億円をかけて大工町・磨屋町地区の再開発に関して調査を行う経費ですが、この再開発事業の必要性が理解できません。 既にA街区の丸亀町ドームの店舗では、家賃が高いこともあり、空き店舗のままになっているところもあります。市として町なかのまちづくりを考えていくのであれば、丸亀町だけでなく、中央商店街全体を考慮する必要があると考えます。 次に、香南町北部団地住宅建設事業費債務負担行為3億6,570万円についてです。 改良住宅の香南町北部団地は、合併前の旧香南町時代の2005年に、36戸のうち14戸の建てかえ工事を行いました。しかし、残りの22戸については、合併協議において建設計画に残し、10年かけて協議した結果、本議案の補正予算として提出されたものです。 ところが、坪単価90万円で4DK、1戸当たりの建設事業費2,340万円は、一般的な市営住宅と比較しても余りにも高額です。 次に、学校給食センター建設事業費2億8,874万2,000円についてです。 食育基本法では、食育は子供たちの身近な施設であらゆる機会を利用して行わなければならないとあり、センター化は効率化・集約化のみを全面的に押し出して、一番大切な子供の成長と食の部分の議論が抜け落ちています。 当該学校区の児童生徒数は、今後、約10年間は増加をしていくと推測されますが、施設の耐用年数が40年から50年であることを考えると、それ以降の人口減を見込んでいるとは思えません。 センター化をするよりも、今ある自校方式の調理場を修繕しながら子供たちに五感で感じる給食を提供し続けるべきです。 次に、県施行建設事業に対する地元負担金、椛川ダム水源地域整備事業費258万4,000円、港湾建設事業1億8,071万9,000円については、椛川ダム、高松港多目的国際ターミナル3万トンバースとともに不必要な事業への本市負担であることから、反対です。 次に、議案第97号高松市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正についてです。 番号法では、自治体は条例をつくることでマイナンバーの独自利用が認められることから、昨年、条例を制定し、今回の改正において新たに本市独自でマイナンバーを利用する事務を追加するということです。 条例で定めるものは、法律にない事務を追加するほか、自治体の中において法律で規定された以外の用途で庁内連携する場合や、市長部局と教育委員会など自治体内で別の機関で情報連携する場合の事務についてです。今まで行っていた庁内情報連携が、マイナンバー制度が入ったために、わざわざ苦労して条例をつくるといった余計な事務がふえています。このようなことがマイナンバー制度のメリットとして上げている行政の効率化と言えるのでしょうか。 個人のプライバシーに深くかかわる事務が、法定受託事務を超えて利用・連携が拡大するため、市民は自分の情報がどう使われるか把握できません。しかも、就学援助事務や子供の医療費助成など、法律では提供が認められない事務でも提供が広がるおそれがあることから、反対です。 次に、議案第99号高松市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてです。 このたびの条例の一部改正は、消費税率が5%から8%になったことから、公職選挙法の改正を受けてということです。 そもそも条例で定める公費負担の限度額は、実費を大きく上回っている上、実費であることを裏づける書類の添付が不要な制度のため、上限額いっぱい使い切る不透明な支出になっていることが問題視されています。 お金をかけずに選挙に出られるようにと設けられた自治体の選挙公営制度ですが、各地で不透明な使途が問題になっている政務活動費と同じように、選挙公費を上限いっぱい使い切らないと損だとの意識が、最少の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないとした地方自治法の趣旨に反する事態になっていることから、反対です。 以上で私の討論を終わります。 ○議長(岡下勝彦君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 まず、議案第96号平成28年度高松市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(岡下勝彦君) 起立多数であります。よって、議案第96号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第97号高松市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(岡下勝彦君) 起立多数であります。よって、議案第97号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第99号高松市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(岡下勝彦君) 起立多数であります。よって、議案第99号は、原案のとおり可決されました。 次に、総務消防常任委員会付託案件のうち、議案第98号ふるさと高松応援寄附条例の一部改正について及び議案第104号専決処分の承認について、以上2件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決あるいは承認であります。本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第98号及び議案第104号の2件は、いずれも原案のとおり可決あるいは承認されました。 次に、教育民生常任委員会付託案件のうち、議案第100号高松市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。 次に、建設水道常任委員会付託案件のうち、議案第103号路線の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。 次に、総合防災対策特別委員会付託案件の、議案第101号工事請負契約について及び議案第102号工事請負契約について、以上2件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第101号及び議案第102号の2件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、陳情第7号社会保障制度の拡充を求める陳情を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、陳情審査報告書とおり不採択であります。本件については、陳情審査報告書のとおり不採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(岡下勝彦君) 起立多数であります。よって、陳情第7号は、陳情審査報告書のとおり不採択と決定いたしました。  ─────~~~~~────── △日程第3 閉会中継続審査申し出について ○議長(岡下勝彦君) 次に、日程第3閉会中継続審査申し出についてを議題といたします。 認定第1号平成27年度高松市一般会計・特別会計歳入歳出決算についてから認定第4号平成27年度高松市下水道事業会計決算についてまで、以上4件について、決算審査特別委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしてあります申出書のとおり、閉会中継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 決算審査特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第4号までの4件は、決算審査特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  ─────~~~~~────── △日程第4 閉会中継続調査申し出について ○議長(岡下勝彦君) 次に、日程第4閉会中継続調査申し出についてを議題といたします。 各常任委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしてあります申出書のとおり、閉会中継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。  ─────~~~~~────── △日程第5 議案第105号から諮問第14号まで ○議長(岡下勝彦君) 次に、日程第5議案第105号から諮問第14号までを一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長 大西秀人君。  〔市長(大西秀人君)登壇〕 ◎市長(大西秀人君) 本日、追加提出いたしました人事案件について説明申し上げます。 議案第105号及び議案第106号高松市教育委員会委員任命につきましては、来る9月30日に任期が満了いたします神内 仁氏及び木場已男氏の後任委員として吉澤 潔氏及び関元盛夫氏をそれぞれ任命いたしたいと存じます。 次に、議案第107号高松市固定資産評価審査委員会委員選任につきましては、来る9月30日に任期が満了いたします川口洋子氏の後任委員として、さらに同氏を選任いたしたいと存じます。 次に、諮問第6号から諮問第14号までの人権擁護委員候補者の推薦につきましては、来る12月31日に任期が満了いたします八十川芳子氏、松本喜代子氏、淺田克典氏及び春日あけみ氏の後任委員の候補者として、さらに同氏を、また、蓮井孝夫氏、中條定男氏、星川叔子氏、山下幸男氏及び西原泰廣氏の後任委員の候補者として片岡邦彰氏、藤澤武仁氏、千葉雅己氏、高嶋博美氏及び溝渕 功氏をそれぞれ推薦いたしたいと存じます。 以上、追加提出いたしました人事案件について説明申し上げましたが、何とぞ満場の御賛同を賜りますよう特にお願いを申し上げます。 ○議長(岡下勝彦君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第105号から諮問第14号までの12件については、先例に従い、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第105号から諮問第14号までの12件については、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 それでは、これより採決いたします。 まず、議案第105号高松市教育委員会委員任命についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第105号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、議案第106号高松市教育委員会委員任命についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第106号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、議案第107号高松市固定資産評価審査委員会委員選任についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第107号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第6号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第6号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第7号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第7号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第8号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第8号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第9号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第9号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第10号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第10号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第11号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第11号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第12号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第12号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第13号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第13号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、諮問第14号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第14号は、これに同意することに決定いたしました。  ─────~~~~~────── △日程第6 議員派遣について ○議長(岡下勝彦君) 次に、日程第6議員派遣についてを議題といたします。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。34番 植田真紀君。  〔34番(植田真紀君)登壇〕 ◆34番(植田真紀君) 市民派改革ネットを代表し、ただいま議題となっています議員派遣のうち、海外視察と金沢市訪問団派遣について、反対の立場で討論いたします。 まず、海外行政視察についてです。 1人当たり60万円の予算で7名の議員が、観光・公共交通及びICTに係る先進施策を研究し、本市行政運営に資するためという目的で、カナダのバンクーバー市、アメリカ合衆国のサンフランシスコ市・サンノゼ市・モントレー市に行くというものです。 私も海外の進んだ取り組みを実際に見ることは、情報化社会において情報のやりとりがどこにいてもできる現在、決して無駄なことではないと思っています。 しかし、今回の議員派遣の内容を見ても、それを公費で行う合理的な必要性及び公務性、さらには緊急性も全くありません。 例えば、行き先の一つであるモントレーベイ水族館は、公式ホームページからグーグルマップのストリートビューを活用したバーチャルツアーを見ることができます。水槽の中まで見ることができ、現地に行かなくても臨場感たっぷりです。その上、水族館に関する詳細な説明もあります。このようなことも考慮した視察内容なのでしょうか。行くことだけが目的になっていないでしょうか。 毎年、本市議会の海外視察は、海外の先進施策を研究し、本市行政運営に資することを目的に議決しているのですが、私は情報公開請求を行い、これまでの海外視察の報告書を読んでみました。 報告書には、海外視察に参加させていただいたことに感謝し、これからの高松市の発展に役立てるように取り組みたいとあっても、その取り組みは見られなかったり、大変有益な研修であったとか、議員として幅広い知識と見識を持つために大変重要と、議員個人の自己満足で終わっていたり、公費を使って行っているにもかかわらず、その効果を市政に反映されなければ、さまざまな市民サービスを切っているときに、単なる海外視察との批判の声に応えられないと思います。 2014年、山梨県議らの海外視察をめぐる旅費返還訴訟では、最高裁が県の上告を棄却し、旅費の返還請求を命じた二審判決が確定しましたが、その東京高裁判決では、政治にかかわる者としての識見を深めるなどということは、研修目的や県政にかかわる分野及びそれに関連する分野について、海外事情の調査・研究をすることとは、およそ関係がないことはもとより、仮に極めて広い意味において政治家としての意欲の向上につながるものであったとしても、それは政治家個人の研さんという分野に属することであって、決して公の費用でもって行うべきものではなく、自費で行うべきものであるとあります。 海外視察に関する住民監査請求や住民訴訟が多数起こっている中、リスクを負ってまで海外視察に出かけるだけの緊急性や重要性を果たして説明できるのでしょうか。なぜ、どうしても行きたいのなら自費で行くということにはならないのでしょうか。 それは、文化・観光交流都市金沢市訪問団派遣についても同じです。2013年の高松市・金沢市文化・観光交流協定に基づいて、本市議会においても交流促進と協定に関する行政視察を目的に、2014年に第1回目の訪問団派遣を行い、今回が2回目となります。 しかし、訪問団は正副議長と各会派の代表者で、無所属議員を除いた構成になっています。そもそも会派というものは任意の議員集団であり、地方自治法にも位置づけられていません。この訪問団派遣が両市の協定に基づいて行われるのなら、会派に関係なく参加したい議員が自己負担で交流を行うべきです。交通費や宿泊費などの経費を公費から支出することから、会派の代表者という制限をかけなければいけないのです。 この訪問団派遣についても、海外視察同様、公費を支出する合理的な理由はなく、自費で行うべきです。 以上の理由で、両議員派遣について反対し、このような税金を使って行う本市議会の行政視察のあり方を見直すべきであること、さらには、議会報告会などで、どのようなことを生かしていくのかを報告すべきであることを強く訴え、私の反対討論を終わらせていただきます。 ○議長(岡下勝彦君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 順次、お諮りいたします。 会議規則第167条の規定により、まず、三笠輝彦君を初め7名の諸君を、お手元に配付いたしてありますとおり議員派遣することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(岡下勝彦君) 起立多数であります。よって、三笠輝彦君を初め7名の諸君を議員派遣することに決定いたしました。 次に、西岡章夫君を初め11名の諸君を、お手元に配付いたしてありますとおり、議員派遣することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者多数〕 ○議長(岡下勝彦君) 起立多数であります。よって、西岡章夫君を初め11名の諸君を議員派遣することに決定いたしました。 次に、吉峰幸夫君を初め5名の諸君を、お手元に配付いたしてありますとおり、議員派遣することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、吉峰幸夫君を初め5名の諸君を議員派遣することに決定いたしました。 次に、香川洋二君を、お手元に配付いたしてありますとおり、議員派遣することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、香川洋二君を議員派遣することに決定いたしました。 次に、大見昌弘君及び中西俊介君を、お手元に配付いたしてありますとおり、議員派遣することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、大見昌弘君及び中西俊介君を議員派遣することに決定いたしました。 重ねてお諮りをいたします。 ただいま議決されました、それぞれの議員派遣に変更がありました場合の措置については、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれの議員派遣に変更がありました場合の措置については、議長に委任することに決定いたしました。  ─────~~~~~────── △日程第7 議員提出議案第5号 ○議長(岡下勝彦君) 次に、日程第7議員提出議案第5号政治分野への男女共同参画推進法の制定を求める意見書を議題といたします。 提出者の趣旨弁明を求めます。33番 太田安由美君。  〔33番(太田安由美君)登壇〕 ◆33番(太田安由美君) 議員提出議案第5号政治分野への男女共同参画推進法の制定を求める意見書について、提出者を代表して趣旨弁明を行います。 昨年8月、国会において自民・民進・公明党などの賛成多数で女性活躍推進法が成立し、働く場面で活躍したいという希望を持つ全ての女性が、その個性と能力を十分に発揮できる社会を実現するために、女性の活躍推進に向けた数値目標を盛り込んだ行動計画の策定・公表や女性の職業選択に資する情報の公表が、事業主に義務づけられました。 しかし、女性参政権行使70年目を迎えた我が国では、今なお、女性の政治分野への参画は低迷しています。都道府県議会の女性議長は、47都道府県議会のうち、滋賀県議会議長のみとなっており、市区町村議会議長においても、1,721議会のうち、女性議長は40議会にとどまっています。 女性の政治参画を進めなければならない理由として、まず、女性への差別的な扱いをなくし、社会的立場を向上させるということが挙げられます。 これまで女性議員は、数は少ないながらも、女性が置かれた立場を自分たちのこととして問題提起し、政策決定に力を発揮してきました。育児・介護休業法、男女共同参画社会基本法、配偶者からの暴力を禁じるDV防止法といった法整備が次々に実現したのは、何より女性議員が強い危機感を持ち、尽力したことが大きかったと言えます。 また、急激な少子・高齢化や広がる格差といった今日的な課題を考えたとき、女性の視点は社会全体にとって不可欠なものになっています。女性の視点から、今の保育士や介護職員の深刻な人手不足、子供の貧困や非正規雇用の拡大などの問題を政治に反映させ、格差解消につなげる。さらに、東日本大震災や熊本地震のような災害への備えに、女性の視点を生かしていくことが必要です。 本来、こうした課題には男女を問わず知恵を出し合い、向き合うことが望ましい社会です。ただ、現実には、特に災害・震災時などに女性の視点が反映されにくかったことを考えると、やはり、さまざまな局面で女性が意思決定にかかわる重要性が増していると言えるのではないでしょうか。 本意見書は、女性議員の増加を促し、男女がともに政策決定に協働し参画する政治分野への男女共同参画推進のための法律制定を、女性参政権行使70年目の、この年にこそ実現されることを強く求めるものです。 以上で趣旨弁明を終わりますが、満場の御賛同をいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(岡下勝彦君) 以上で提出者の趣旨弁明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第5号については、先例に従い、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡下勝彦君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号については、質疑・委員会付託・討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 それでは、これより議員提出議案第5号政治分野への男女共同参画推進法の制定を求める意見書を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔起立者少数〕 ○議長(岡下勝彦君) 起立少数であります。よって、議員提出議案第5号は、否決されました。  ─────~~~~~────── ○議長(岡下勝彦君) 以上で今期定例会の全日程を終わりました。 これにて平成28年第4回高松市議会定例会を閉会いたします。      午前11時10分 閉会  ─────────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項による署名者         議      長         議      員         議      員...