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09月06日-一般質問-04号

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  1. 筑西市議会 2022-09-06
    09月06日-一般質問-04号


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    最終取得日: 2023-05-30
    令和 4年  9月 定例会(第3回)                  令和4年第3回               筑西市議会定例会会議録 第4号令和4年9月6日(火) 午前10時開議                                            令和4年第3回筑西市議会定例会議事日程 第4号                             令和4年9月6日(火)午前10時開議第 1 一般質問本日の会議に付した案件 日程第 1 一般質問出席議員   2番 水柿 美幸君     3番 國府田喜久男君    4番 中座 敏和君   5番 石嶋  巌君     6番 小倉ひと美君     7番 三澤 隆一君   8番 藤澤 和成君     9番 保坂 直樹君     10番 田中 隆徳君   11番 稲川 新二君     12番 小島 信一君     13番 大嶋  茂君   15番 増渕 愼治君     16番 真次 洋行君     17番 仁平 正巳君   18番 尾木 恵子君     19番 三浦  譲君     20番 堀江 健一君   21番 秋山 恵一君     22番 榎戸甲子夫君     23番 箱守 茂樹君   24番 赤城 正德君欠席議員   1番 鈴木 一樹君     14番 津田  修君説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       小室 髙志君      市長公室長     西秋  透君   総務部長      渡辺 貴子君      企画部長      熊坂 仁志君   財務部長      山口 信幸君      市民環境部長    渡邉 千和君   保健福祉部長    平間 雅人君      こども部長     松岡 道法君   経済部長      横田  実君      土木部長      阿部 拓巳君   上下水道部長    鈴木 勝利君      会計管理者     板谷 典子君   教育部長      鈴木 敦史君      秘書課長      新井 隆一君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      中島 国人君      書記        里村  孝君   書記        谷島しづ江君                                           〔副議長 保坂直樹君議長席に着く〕 ○副議長(保坂直樹君) おはようございます。 津田議長より欠席のご連絡がありましたので、地方自治法第106条第1項の規定により、議長の職務を行います。 それでは、これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は22名であります。よって、会議は成立いたしております。 なお、欠席通知のあった者は、1番 鈴木一樹君、14番 津田修君の2名であります。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。 また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 「一般質問」であります。 この際申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言はそれぞれ30分、質問回数は、一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、通告順に従い発言を許します。前回は三浦譲君までの質問が終了しておりますので、本日は國府田喜久男君からお願いいたします。 3番 國府田喜久男君。          〔3番 國府田喜久男君登壇〕 ◆3番(國府田喜久男君) 3番 日本共産党、國府田喜久男です。よろしくお願いいたします。 まず質問の前に、市民の皆様から寄せられましたご要望、提言、苦情、あるいはSOS、これらを聞きまして行政にいかに反映させるか、私は思っております。そして、みんなで住みやすい、この住み心地のいい筑西市をつくるためのチームの一員として、そういう立場から質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 さて、皆さん、高齢者になりますと、耳が遠くなります。あるいは、目がしょぼしょぼしてしまいます。そうしますと、皆さん眼鏡をかけますよね。そのように、補聴器は耳の眼鏡の代わりです。そういう意味で、もっと簡単に手に入ればいいなという趣旨の質問です。高齢者にとっては、補聴器、これはさっき言いましたように非常に大切なものです。なぜかといいますと、認知症の予防にもなっているということは、もう皆さんもご存じのとおりです。 それで、皆さん、先日私は年金者組合の総会に参加いたしまして、年金者のお話を聞いてきました。そうしましたら、6.7%も年金は減らされてしまって本当に困っていると。一方、先日の報道では、大企業の内部留保が600兆円を超えたと、あるいは大企業の役員の方は年収1億円、あるいは9億円の方もいるということです。先ほど言いましたように、年金者の生活は大変だと。また、先日の一般質問では、大嶋議員がおっしゃったように、月14万円の方がかなりいるということです。このように、14万円以下の方が人に1人ということです。このように、貧困と格差が広がっております。そうしますと、皆さん、生活設計がどうしても狂ってしまっております。このような高齢者の方にとっては、20万円も30万円もするような補聴器は、なかなか手に入らないということではないでしょうか。 前回の私の質問に対する市の答弁は、国や県、あるいは他の市町村の動向を踏まえながら検討するということでした。その後の他の市町村の状況についてお答え願いたいと思います。あとは質問席で質問しますので、よろしくお願いします。 ○副議長(保坂直樹君) 國府田喜久男君の質問に答弁を願います。 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) 國府田議員のご質問にご答弁申し上げます。 令和3年第4回定例会でも、國府田議員のご質問に対してご答弁させていただきましたが、茨城県内では、古河市が高齢福祉サービスとして補聴器購入費等の助成を行っております。対象者は、市内に住所を有し、聴覚障害による身体障害者手帳を受けていない65歳以上の方で、1人1回1台のみ、購入費の2分の1の範囲内で限度額は1万円となっております。前回の答弁と同じ内容でございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 私の得た情報では、群馬県、最近9月の補正予算で予算を組んだそうですが、既に実施している前橋市や大泉町よりも多い金額で予算を組んだそうです。 それで言いたいのは、国や県、他の市町村の動向を見るということは一定必要かとは思いますが、率先して筑西市は、やはり逆にほかの目標になるような、そういう決断をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 繰り返しの答弁となってしまいますが、国や県、近隣市町村、特に茨城県では古河市のみとなってございまして、全国的には約1,800の自治体がある中で、52の市町村にしかまた至っていない状況でございますので、特に県内近隣市町村の動向を踏まえながら、検討を重ねていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 前回の私の同じ質問では、須藤市長突発性難聴でやっているということでしたが、今の状況はどうでしょうか、心配していますけれども。 ○副議長(保坂直樹君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) ご心配いただいてありがとうございます。私はこっちは正常なのですが、ちょっとこっちは聞きづらくなったものですから、議員のご意見聞けないとまずいですので、あるいは市民の皆さんの声聞けないとまずいもので、ちょっとやらせていただきます。 今の状況は、これやっているおかげで両方がちゃんと聞こえますので、こっちは完全に聞こえるのですが、今の状況は至って聞こえて元気でやっております。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) それで安心しました。 それで、やっぱり須藤市長も自ら難聴者の不自由さというか、経験したと思います。前回の須藤市長の発言でも、欧米では41%ぐらい補聴器を使っていると、日本の場合は13%ぐらいとおっしゃいました。これは、確かに国民性の違いということも、それは事実かもしれませんが、先ほど言いましたように高齢者にとっての二、三十万円というのは、本当になかなか手の届かない金額も一因かと思います。 そういう点で、須藤市長、やはり自分の自らの経験から、ぜひ決断していきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 市でもいろいろな条件、後で部長に説明させますけれども、ほかの条件で助成をしていることがあると思いますけれども、格安ですと1万円から2万円ぐらい、高いものですと片方だけで50万円もするやつもありますし、そういうことを考えれば、税金を使うものですから、格安でもしっかりと耳に合えば、その方のためには非常にいいと思いますので、そういう点ではしっかり考えていきたいと思っているところでございます。部長に説明させます。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し申し上げます。 本市では、聴覚障害の手帳を有し補聴器を必要とする方への助成のほか、障害者手帳を持たない軽度・中等度の18歳未満の難聴児に対しても助成を行っております。障害者手帳を持たない高齢者の方には、補聴器の助成につきましては、まず医学的所見に基づき身体障害者手帳の交付申請をしていただき、助成を受けていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。
    ◆3番(國府田喜久男君) 当市では、65歳以上の人口が約3万2,000人、32%の方がおります。確かに難聴者については個人差はありますが、この方たちは、私も含めてですけれども、社会的貢献をずっとやってきたわけです。初日の一般質問で水柿議員が、当市では出産祝金として20万円が出るということで、非常に喜んでいるということで私もお聞きしましたが、そのとおりだと思います。 しかし、先ほど言いましたように、高齢者は長年貢献したわけですから、その高齢者の難聴に対する補聴器補助は、決して、生き金という言葉はおかしいですが、本当に生きた金になるのではないかと思います。須藤市長の言う「住んで最高。筑西!」、これの一環ではないかと思います。全国に、まだまだ早いほうですので、先駆けての補助をぜひ決断してもらいたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) その前に、出産費用の20万円は、繰り返しで申し訳ありませんが、出産するのに60万円かかると。会社その他入っていれば、40万円は保険等で下りますので、20万円が足らないということで20万円出させていただいています。今国会のほうで、全国の出産する子供たちに20万円の出産お祝金を差し上げたらどうかということで実際やっておりまして、筑西市に聞いてくれれば、こっちが教えてあげるつもりなのですが、今国会でもやっておりますので、そのようなことで出産のことはやっています。 耳のことでございますけれども、私は片方やっていますけれども、非常に脳は、やっているおかげで両方の脳が正常に働いているらしいです。これやっていないと、こっちはちゃんとしているけれども、こっちは駄目になるということで、認知症にもかかるということございます。全般的に考えますと、今國府田議員がおっしゃったことは大切でございますので、しっかりと考えていきたいと、このように思っているところでございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) ぜひ決断をお願いしたいと思います。 それと、前回も言いましたが、難聴者、要するに補聴器をやる前に検査、これの検査の中身をぜひ健康診断に入れてほしいということを要望いたしましたが、どうでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 市の行う成人集団健診につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき実施してございます。検査項目につきましては、特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準により特定健診の検査項目が定められておりまして、聴力検査検査項目には定められてございません。 聴力検査を実施する場合におきましては、より詳しい検査ができます人間ドックの受診や、ご自身で耳鼻咽喉科等の受診をしていただくことがより効果的かと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 耳の遠い方と話していますと、こういうふうに手でやって、はっ、はっと言っていうのと、それから、よく分かっていないのに、うんうんって言ってしまうのが特徴なのです。そういう意味で、難聴者がやっぱりどのくらいなのかということで聴力検査をするということは、自覚を高めるという意味でも、あるいはご家族の方にとっても、どのくらい自分の両親や祖父母が難聴なのかということが分かるようにしておくということも、1つは大切かと思うのですが、いかがでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 やはり日頃から聞きづらいという方は、1度専門の耳鼻咽喉科のほうを受診していただいて、詳しく検査をしていただくことが効果的と思います。やはり健康診査ですと、何十人という人がいろいろな項目を受ける中での検査になってしまいますと、どうしても流れ作業的な部分も発生するおそれもございますので、やはり繰り返しの答弁になりますが、耳鼻咽喉科で1度じっくり受診していただきまして、状態によっては障害者手帳の交付の申請をしていただく等の検討をしていただければと考えます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) その答弁は、一応そのことは分かるのですけれども、やっぱり健康診断のついでと言ってはおかしいですけれども、項目に入れることによって、もっと気軽に聴力検査ができるという方法は、ぜひ今後も検討していただきたいと思います。 ○副議長(保坂直樹君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) ちょっと難しいところは、私は瀬端耳鼻科に行っておりますけれども、耳の状況を見るのには非常に時間がかかりまして、目の検査ですと、片目に当ててやったり、歯の検査ですとすぐできるのですが、耳は非常に1人に要する時間がかなりかかりまして、そういう点からも、なかなか厳しいのではないかなと。部長が言ったのは、やはり正確な状況を知るためには、耳鼻科に行って正確に診てもらったほうが確かではないかなと、このように言っているところでございまして、項目に入れることも1つかもしれませんが、これは私の時間で普通10分ぐらいかかりますので、そこらのところも今考えて、正確に耳の状況を見るのには耳鼻科がいいのではないかなと、このように言っているところでございますので、ご理解をひとつお願いしたいと思います。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 引き続き要望いたしますので、次の質問に行きたいと思います。 次に、勤行川桜づつみの環境整備について。高島橋付近へのトイレの設置について前回も要望いたしましたが、令和3年、一般質問で出しました。そうしましたところ、あそこについては水回りの関係がありまして、なかなか設置は難しいということでした。私もほかの人に聞いてみたところ、土壌式浄化法、どぶとは違うのですが、土壌にいるバクテリアに汚物を発酵させて、それできれいな水に戻すという方法があるということを聞いたのですが、いかがでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 阿部土木部長。 ◎土木部長阿部拓巳君) 國府田議員のご質問に答弁申し上げます。 高島橋付近へのトイレの設置につきましてでございますが、前回の質問を受け検討いたしましたが、当地区周辺に給水及び排水施設がないことから整備に多額の費用がかかるため、勤行緑地にトイレが2か所ございますので、勤行緑地桜づつみ周辺ウオーキング等を楽しまれている方につきましては、勤行緑地のトイレをご利用いただきたいと考えております。 なお、既存のトイレを快適に利用していただくため、洋式化等の改修を検討しているところでございます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) トイレは、私も確かめてきましたが、川の西側にあることは事実です。しかし、直線で言えば近くても、ずっと回ったりする場合には非常に遠い、間に合わないという女性の方からの要望でした。みんな共通して言えるのは、高島橋のほうの東側、駐車場のある辺り、あの辺が本当に欲しいのだよなと。先ほど言いましたように、前にも言いましたようにあそこはサイクリングロードにもなっていますし、散歩もします。あるいは、あそこからハイキングに出るいる人もいます。そういう意味で、あそこが起点としてはちょうどいい場所なのです。ですから、何とか工夫してあそこにトイレという熱望がありますので、何とか検討できないものかということなのですが。 ○副議長(保坂直樹君) 阿部土木部長。 ◎土木部長阿部拓巳君) 今議員がおっしゃいましたところにつきましては、給水管が東に約200メートル離れているような状況でございます。また、そちらには下水道も来ていないということから、土壌浄化式というご提案ですけれども、それと一般的には合併浄化槽という形が考えられるということでございまして、そうしますとトイレ以外に、そういったものについても多額の費用がかかるということでございまして、勤行緑地は高島橋から約750メートル行ったところに、ひょうたん池近くのトイレがございます。また、もう一か所、そこから南側に行きまして、高島橋から約1,100メートルのところにもう1つトイレがあるということでございまして、勤行緑地については2か所のトイレがあるということで、まずはこのトイレを快適に使えるように洋式化とか、そういったものを検討していきまして進めていきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 今後とも研究しながら、ぜひ設置に向けての努力をしていただきたいと思います。 それと、前回も言いましたように、あそこのところに川からツルが張ってくるのです。それで、聞いてみましたところ、おしゃべりしながら話したり、あるいは自転車が通ったりしてよける場合に、どうしても足元のツルが邪魔で、あれはもうちょっと刈る場合に、川のほうまで何とかならないかという要望を出されたのですが、いかがでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 阿部土木部長。 ◎土木部長阿部拓巳君) お答えいたします。 川側の除草につきましては管理区分がございまして、今茨城県のほうで実施していただいているところでございます。市のほうで除草していますところにつきましては、シバザクラの管理除草が3回、芝刈りは4回実施しているところでございます。除草の時期につきましても、付近の状況等もございますので、回数は実施しているのですけれども、その実施時期等を検討して進めていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 分かりました。 それから、数か月前、私健診で小林の健康センターですか、あそこへ行きましたところ、ちょうどかみさんと一緒だったので、トイレをのぞいてみました。そうしたら、何と大のほうがあったのです。大のほうが、汚して。それで、私一人だとちょっとあれだけれども、かみさんと一緒だったもので見たのですが、そうしたらもう素早く対応していただいて、結局シルバー人材センターの方が掃除した後だったらしいのです、汚したのは。それで、連絡したところ素早い対応で、職員の方が始末してくれたそうです。うちのかみさんも、ああ、お父さんすごいなって、よかったなって言ってもらいましたので、この場をお借りして、素早い対応にお礼したいと思います。よろしく言ってください。この問題については以上で終わりにします。 次に移ります。本城町の通学道路、私が通学道路と言いましたら地元の方は、いや、通学道路でもあるが、ここは生活道路なのだと言われました。あそこのところは、家並みに向かってかまぼこ型に微妙な傾斜があるのです。あそこは小学生、中学生が通るのですが、非常に通りづらい。おまけに用水の蓋が、加工してあるというのは全部蓋なのです。そこにつまずきやすい。それから、老人カーであそこを通るにも、もう通りづらい。そういうことなので、今までも何回かあそこは市に要請しているのですけれども、なぜあそこ修復、修正、それができないのだろうという声が寄せられましたので、質問したいと思います。 ○副議長(保坂直樹君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 國府田議員のご質問にご答弁いたします。 議員おっしゃるように、下館小学校前の通学路、こちらは車道部分に対して歩道部分が低い、いわゆるかまぼこ状の形状になっているため、児童生徒の通学路である歩道にも傾斜がついている、そういった箇所が見られるようでございます。また、側溝のコンクリートの蓋につきましても、外側半分が数センチ低くなるような構造になっております。 こちらにつきましては、いずれも道路上の雨水の排水性といったものを考慮したものと考えられます。これらにつきましては、地形の特性によるものでもございます。これを抜本的に改善するということになりますと、道路管理関係部局のほうとも協議、検討が必要になるものと考えてございます。 なお、この区間の中でも、例えば側溝の蓋が欠けていたり段差が大きいなど、特に危険性が高いような場所がある場合には、関係部局と協議をさせていただいて、部分的な改善が可能か検討してまいりたいと考えてございます。 また、この通学路を利用する児童生徒につきましても、学校におきまして道路の形状、そういったものがかまぼこ型ということで特性を理解して、注意して登下校するように指導を進めてまいりたいと存じております。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 地元の方に言わせますと、こういう傾斜しているので、特に小学校1、2年の生徒については、斜めに歩くような感じで、皆さんもご存じのように地震なんかで家が傾いた場合は、ちょっと精神的に不安定になってしまうということと同じで、こういうことで斜めで歩くことは負担になる。あるいは、小学校1年生の場合は転んでしまうという人がいて、逆に車道を歩く子もいるということのような状況なのです。ですから、確かにあそこを見てみますと、予算上もかなりかかるなという場所については私も理解はしているのですけれども、かといってそういう危険というか、そういう場所をそのままにしていていいのかということなると、やはりそれは違うと思います。 先ほど言いましたように、通学路と言いましたら、いや、通学路ではありませんよと、あそこは生活道路ですよということです。ですから、蓋の形状も微妙に傾斜があるのです、あれ見ていただけたでしょうか。そうなのです。あの蓋も昔の蓋で、ちょっと今風に合わないし、それから昔ガードレールがない頃のことだと思うのです、もうちょっと自由に歩ける頃の。そういう点で、あそこを何とかしてほしいという、これは長年来の地元の願いだったみたいなのです。ですから、もうちょっと突っ込んであそこを重点的に何とかしてほしいということなのですが、いかがでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 阿部土木部長。 ◎土木部長阿部拓巳君) 國府田議員の質問に答弁申し上げます。 当該道路に関しましては通学路に指定されており、教育委員会との合同での通学路の点検を実施しているところでございます。 道路の補修整備につきましては、地元自治会からの要望を受け現地を確認し、緊急性を考慮しながら道路の補修整備に努めているところでございます。 側溝蓋の破損などの通行に障害が出る緊急性の高いものにつきましては早期に対応いたしますが、それ以外につきましては順次補修整備を行い、市民の安心安全の確保に努めておりますので、ご理解賜りたく存じます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 私も見てきましたが、まだまだ欠けていたり、あるいは隙間があったりで、確かにランドセルが大きく見える小学生にとっては、本当に危険だなと思っています。地元の方もそれを見ていて、何とかしないとなということで私に要請されましたので、質問に取り上げたのですが、もうちょっと何か前向きな、確かに大変なのは分かりますが、大変だと言っては前に進みませんので、もう一回現場を見ていただいて、ぜひ進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか、最後。 ○副議長(保坂直樹君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) ただいまご意見いただきましたように、この区間の中でも、特に議員おっしゃるように側溝の蓋が欠けたりとか段差とかというのも、私も現場を見させていただいたのですけれども、ところどころありますので、特に危険性が高いような場所につきましては関係部局と協議して、検討してまいりたいと、改善のほう進めたいと思っています。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) やはり大人の感覚と、幼稚園終わって小学生になったばかりの子供たちにとっては、また負担が大きいと思うのです。そういう点で、先ほど言いましたように、ぜひ今後の検討課題として前向きに進めていただきたいと思います。 これで質問を終わります。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。          〔16番 真次洋行君登壇〕 ◆16番(真次洋行君) おはようございます。16番 真次洋行です。時間が30分なので、早速、通告に従って質問させていただきたいと思います。 初めに、行政における交付申請書の日付や公文書の日付の元号表記は、西暦、和暦の記載について、どのように本市ではなっているのかお伺いします。国では、各市町村の役所が使う公文書の日付表記で、元号と西暦のどちらを使うのがよいか尋ねたところ、併記するが36%、元号が33%、西暦が26%ということでありました。本市においては、このような日付の記載についてどのように考えているのかまずお聞きして、質問席で次の質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○副議長(保坂直樹君) 真次洋行君の質問に答弁を願います。 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) 真次議員のご質問に答弁させていただきます。 西暦、和暦ともに年を特定する表現の方法につきましては、まず市といたしましては、西暦表記であっても、和暦表記であっても、その特定する年は把握できますことから、その記載の有効性に違いはないものと認識しております。 よって、市の規則や要綱等で定めております、市民の皆様からご提出いただきます交付申請書等の様式につきまして、直接記載していただく申請日等の日付につきましては、基本的に西暦、和暦、いずれにも対応できるようにしておりますので、どちらの表記をお使いいただいても支障はございません。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 分かりました。例えば1つの例です。このように住民票とか、印鑑証明とか、所得証明というのがあります。これは筑西市では、このどちらでもいいと、これは何も書いていません。これは西暦でもいいし、和暦でもいいということでよろしいわけですね。 また、住民異動届については、令和ってもう書いてあります。ということは、これはやっぱりそういう意味でどっちでもいいというのであれば、これは外したほうがいいのではないですか、西暦で書くのであれば。この下のほうも、細かく言いますけれども、また税についても令和って書いてあります。今言ったように、どちらでもいいということであれば、西暦、和暦でもいいということであれば、これ以外にもあります。細かくしません。そういうことでは、なぜこういうことを言うかというと、こうやってどっちで書くのだと聞かれる場合が結構ありますので、質問させていただきました。 そういうことで、どちらでもいいということであれば、市のこの文書については、よく見直されたほうがいいと思いますけれども、その辺はどうでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) お答えいたします。 議員さん先ほどおっしゃられたとおり、様式の都合上、昭和、平成、またはSやHなど和暦による元号を選択式としているものが一部様式としてございます。これらにつきましては、西暦表記を希望される方にはご不便をおかけしている状態でございますけれども、和暦による表記をお願いしている様式もございますので、先ほど答弁させていただきましたように、どちらの表記を使っていただいても支障ないということになっておりますので、今後様式のほうの変更、そういった機会があったときには再考させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 分かりました。ぜひそういう細かいところですけれども、我々も気がつかなかったところで、こういう考える方がいらっしゃいまして、そういうことで言われましたので、ご検討いただきたいと思います。お願いします。 次に、マイナンバーの普及についてお聞きします。現在国は、様々な形でマイナンバーカードの普及を行っております。一番分かりやすいのは、20,000ポイントを、マイナンバーカードでそれぞれ申請して納税や保険証を、また使うと2万円のポイントをもらえるようになっております。そういう意味で、このマイナンバーカードの普及率というのは現在どのようになっているのか、お伺いします。 ○副議長(保坂直樹君) 渡邉市民環境部長。 ◎市民環境部長(渡邉千和君) 真次議員のご質問にご答弁させていただきます。 本市におけます市民のカードの取得率、交付率でございますけれども、令和4年8月14日現在の交付枚数といたしましては4万6,924枚、交付率といたしまして45.9%でございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 45%前後ということでありますけれども、これは目標を定めて、国は100%って、こういうものを目指していると思いますので、この辺のアピールというか、市民にマイナンバーカードの普及を図るべき。やっぱり2万円のポイントって魅力的ですので、この辺を大いに活用してアピールしたらいいと思います。国のほうも、これまだ予算的には残っているような、こういうふうに言われておりますので、ぜひそういう意味で、市としてマイナンバーカードが普及するように皆さんに訴えていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 そこで、マイナポイントの1つとして、このマイナンバーカードで保険証代わりとして使えるようになっております。本市においては、使える医療機関がどのぐらいあるのか、または薬局はどのぐらいあるのか教えてください。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) 真次議員のご質問にご答弁申し上げます。 令和4年8月14日現在、市内でマイナンバーカードが使えます医療機関としましては、医科で14か所、歯科で17か所です。薬局につきましては19か所でございます。全て合計しますと50か所となってございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) これを使うには、今言った医療関係では14か所、歯科では17か所というのですけれども、これを使えるというのは、多分カードを使うためのシステムというか、そういうのが必要だと思うのですけれども、そういうことについては、ここは使えますよという表示方とか、ステッカー制度があると思うのですけれども、そういうのはどういうふうに確認されているのかどうか、お願いします。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 医療機関等におきましてマイナンバーカードが使える普及に関しましては、直接的には総務省が実施してございまして、総務省が県を通してそういった設置のための補助金等や、そういったステッカーのほうを配布して、掲示しているというふうに認識してございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 今言ったように、せっかくこれからマイナンバーカードが保険証として全国的に使われる、この流れになってきております。そういう意味では、今言ったように筑西市にはかなりの医療機関や歯科、また薬局等もありますので、これをどこでも使えるような、そういうための施策というのは考えるべきだと思いますけれども、それについての対策は考えているかどうか、お聞きします。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 そういった普及の啓発や情報発信につきましては、その都度情報収集しまして、市ホームページ等で公表していきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) ぜひこれからもそういうことでありますので、普及して保険証とか、そういうことでマイナンバーをせっかく私も取得しているわけなのですけれども、使えるような医療機関や薬局が多くできることを期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 次の質問させていただきます。次に、農業の肥料価格高騰対策についてお伺いします。現在、エネルギー価格の上昇やロシアのウクライナ侵攻により、肥料価格高騰が叫ばれております。昨年に比べて、1.5倍肥料費が上がっているという声も聞いております。そういう意味で、この対策について、4月29日閣議決定されました。8月1日、政府は788億円の予備費を使って活用することを決定し、既に申請等を行っているところであります。これは、秋肥料、令和5年に係る春肥料について、その上昇した分について7割を国が助成するというものであります。 そこで、この助成を受ける申請には様々な条件があります。まず、市内の農家数はどのぐらいなのか。昨日の三浦議員の質問で3,315件ということでありましたけれども、それでよろしいのかどうか、よろしくお願いします。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) 真次議員のご質問にご答弁申し上げます。 議員さんおっしゃいますとおり、三浦議員へのご答弁どおり市内の農家数につきましては3,315戸となってございます。これにつきましては、国が実施いたしました2020年農林業センサスに基づくものでございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 農家の方と話をしたのですけれども、申請が非常にややこしくて分からないと、我々細かい領収書だとか集計だとかあるので、それについてもう少し分かりやすくしてもらいたいと、こういうような声もありました。 そこで、受けるための条件というのはどういう条件があるのかお聞きします。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) ご答弁申し上げます。 まず、申請の方法ということでご答弁をさせていただきます。国の肥料価格高騰対策でございますが、まず初めに化学肥料使用量の2割低減に取り組むことが条件となってございます。 2つ目といたしまして、農業者のグループをつくっていただく感じでなってございます。このグループの定義でございますが、農業協同組合もしくは農業者の部会等の組織、肥料販売を行う民間事業者、農業者の組織する団体等を想定しているものでございます。いずれも5戸以上の販売農家が参加する必要がございます。 この対策への参加要件は、先ほど言いましたように化学肥料の2割低減を目指してもらいまして、そのほか土壌診断による追肥の設計、堆肥の利用、緑肥作物の利用など、15項目のうちから2つ実施する必要がございます。 申請期限につきましては、国からまだ下りてきてございませんので、今後の発表を注視してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 今いろいろと言われましたけれども、ここにいろいろな項目のチェック点があるのです。これは、やっぱりある意味では大変だと思うのです、申請する人は。これだけのチェックした上で出すということは。これは、もう少し簡素化できる方法というか、そういうのはないものかどうかお伺いします。例えば例を挙げます。例えば昨年100万円の肥料を買いました。しかし、今年は1.5倍で150万円になりました。つまり、単純に50万円上がった分の7割を国が補填すると、こういうシステム、簡単に言うとそういうふうになっていると思います。そのためには、いろいろなチェックがあるので、これはやっぱりもう少し農家の方々に分かりやすいような手続の簡素化というのは、行政としては考えられないのでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) 議員おっしゃいますそのチェックリストでございますが、そのチェックリストは先ほど申し上げました肥料の2割低減を目指すチェックリストとなってございますので、そこを2つチェックできないと、2割低減に取り組まないというふうなことになってございますので、そのチェックリストは提出する必要がございますので、そのほかにつきましては、国から資料が下りてき次第、農家の皆さんに説明をしたいと思いますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) それで、先ほど農家の数を3,315件ということで聞きましたけれども、この中で先ほど言われましたグループ、5戸以上のということで、例えばこの中には各小さくやっている方、1町歩にも満たない人たちが、農家をやっている方がいらっしゃいます。その人たちが5人集まれば、こういう申請はできるという理解でいいわけですね。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) ご質問にご答弁申し上げます。 まず初めに、農家の定義というものがございまして、やはり販売農家を想定してございます。肥料を使う家庭菜園を営むものではなく、販売農家を定義として考えてございますので、肥料を買っていただいて、原則販売実績があることが前提というふうにしてございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 分かりました。この辺も、ちょっと私いろいろな歩いている中で、大きく集落営農やっている方や、個別的に、今言ったそういう農家の方とこの問題について話し合ったときに、その辺はやっぱり丁寧に説明して、分かりやすくしてあげることが大事だと思います。そういう方々なので、農業新聞を読んでいるということで私に言っておられましたけれども、そういう面についても行政として今度は打ち出されてきますから、しっかりとそういう方々の相談で分かりやすく説明してほしい、そう思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、消費者の問題についてはちょっと時間の関係で割愛するかもしれませんので、よろしくお願いいたします。 次に、教育行政についてお伺いします。にいばりの里周辺の整備計画について。私は、この問題については令和元年6月定例会の一般質問で質問しました。これは、どういう質問だったかというと、農業資料館、新治廃寺跡の、こういうことについて道路、そういうものについて旧協和町の方が35年間、もう質問してから2年以上たちますから37年間、そうやって造るために、行くための土地を寄附してやったと。そういうことの内容で、何とかその辺の遊歩道や、また駐車場等も含んだ形でできないかという質問をしました。そのときの答えとして、この計画については今後、新治廃寺の保存計画今やって進めていると、今年と来年、2年で全体計画を今作成しているところですということで、あれからもうまた逆に2年たちました、令和4年ですから。どういう進捗状況なのかお伺いします。 ○副議長(保坂直樹君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 真次議員のご質問に答弁申し上げます。 新治廃寺跡保存活用計画の策定に当たりましては、各方面の有識者の皆様からご意見を頂戴するために、平成31年3月に筑西市新治廃寺跡保存活用計画策定委員会を設置してございます。 構成メンバーといたしましては、大学の教授の方、奈良文化財研究所の方、それから市の文化財保護審議会の会長など、専門家をはじめとしまして地元の有識者の皆様などの協力を賜りまして、令和元年度と令和2年度、この2か年にわたって協議をいただいてございます。ここでの協議を基にしまして、令和3年3月に史跡新治廃寺跡附上野原瓦窯跡保存活用計画が策定されたところでございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) では、この作成について令和3年に策定が終わったと。今令和4年ですか、そういう解釈でいいわけですね。その中で、どのように進めていくかということについては検討されているのか。策定しただけで終わって、今後のことについてはどういうふうになっているのか、その辺はどうなっているのでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 計画の今後ということでございます。新治廃寺跡につきましては、昭和10年代に発掘調査が行われたのを最後に、発掘等行われていないのが現状でございます。80年ほど前の発掘調査になりますので、まずは当時の調査内容の再確認、また全体像の把握がまず必要になってくると考えてございます。そのためには、必要に応じて計画的に発掘調査等を実施する必要がございますが、その際には地権者の方々、関係者の皆様など、ご理解をいただきながら必要に応じて進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 私はそのときの質問の中で、この地域は万葉集にもうたわれているような地域で、風光明媚で本当にいいところだと、ホタル池があったりするのだと。これは、ある意味では観光の目玉にもなるのではないかと、万葉のそういう歴史的に見たところで。そういうことで、令和元年の2回の定例会で質問させていただいたのです。そして、そこの住民の人が35年間待ったのだけれども、何もできていない、何も進んでいないと。まだ今の話だと、これからまた35年ぐらいかかるのですか。ということは、せっかくその土地を寄附してくれた人たちの思いというのは、何とかこの地域をそういうことでやろうと、そういうことを込められておりますので、その辺しっかりとちょっとやっていただきたいなと、これ市長どうでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 1市3町が合併したときに、それぞれの市町において大切なものとなるものでありまして、協和町につきましては新治廃寺跡ということで非常に大切にしているということを、1市3町が平等の面からもやっていきたいと、このように言ったことを覚えております。これ今議員さんおっしゃったように、新治廃寺跡はしっかりと今後とも続けて保存していきたいと、そして観光地にもなる可能性もありますので、そういうこともやっていきたいと、このように思っているところでございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 市長、また部長、このあれについてはよろしくお願いします。 次に、全国学力テストについてお伺いします。これは、学力テストは4月19日行われました。その中で、小学6年生105万1,000人、中学3年生103万4,000人が参加しました。当然茨城県の各市町村からも参加しております。項目については、国語、算数、数学、理科のテストでございました。これは、新学習指導要領に基づいた初めてのテストであります。特にコロナ禍の中のテストでありましたけれども、本市において、このテストにおいて学力の低下はなかったかどうか。全国平均は、小学校の回答率が国語が65.6、算数が63.2、理科が63.3、中学校では国語が69、数学が51.4、理科は49.3%の回答率であったそうです。 本市において、コロナ禍の中で迎えた学力テストについては、どのような結果だったかお伺いします。 ○副議長(保坂直樹君) 小室教育長。 ◎教育長(小室髙志君) ただいまのご質問にお答えいたします。 本年度の全国学力・学習調査と、昨年度の同じテスト、全国学力・学習調査、比較しました。小学校、中学校ともに、僅かではありますが、平均正答率が向上した、そういう状況でございます。 以上です。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 本市においては昨年よりも、その前よりも向上したということでよろしいわけですね、分かりました。 このテストの中で、茨城県としては全国的平均の中ではあると思いますけれども、そういう中でいろいろな記事がありますけれども、特にこの中で今後の課題として何が残ったか。全国的には、理科の問題についての回答率が低かったということが言われております。そういう中でいろいろな、国語についてもありますけれども、また数学についても、算数についても、やってみると考える力と、その辺が若干劣っているのではないかと、こういうふうな総合的な結果の判断がありました。 本市についての今後の課題というのは、どういうことがあるのかお伺いします。 ○副議長(保坂直樹君) 小室教育長。
    ◎教育長(小室髙志君) お答えいたします。 この結果の内容をかなり分析いたしました。その分析の結果、難易度の高い応用力的な問題に関しては結果はよかったのです。ただ、漢字の書き方あるいは計算力、それについては昨年度よりもやや低い。つまり、基礎的、基本的な力というものが若干低かったという状況です。これを解決するためには、これはもう時間を確保して、やはり練習をさせるということが私は大事だと思います。漢字の書き取り、計算、練習させるということが大事だと思うので、やっぱり1時間の授業の中でそういう時間を確保して子供たちに練習させる、そういう方向で今考えております。 それと、何といっても大事なのは、私いつも答弁させていただいていますが、やっぱり授業が大事だということを考えております。子供たちにいかに主体的に学習させるか。子供たちに活動させる時間を確保できるか、その辺のところを十分これから各学校に指導していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 16番 真次洋行君。 ◆16番(真次洋行君) 今教育長が言われましたけれども、そのような問題点が全国的にも、いろいろな資料から見ると、言われております。そういう意味では、ある意味では今回のテストを受けて、ある程度課題が見えてきたので、これをどう克服していくか、こういうことにしっかりと取り組んでいただきたいと述べまして、質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○副議長(保坂直樹君) ここで休憩といたします。                                休  憩 午前11時 1分                                                                              再  開 午前11時14分 ○副議長(保坂直樹君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 5番 石嶋巌君。          〔5番 石嶋 巌君登壇〕 ◆5番(石嶋巌君) 5番 会派日本共産党、石嶋巌、一般質問を行います。 77周年となる今年の終戦記念日、ロシアによるウクライナ侵略の激戦が続く中、アジア太平洋戦争と結びつけて、戦争と平和について考えざるを得ません。例年NHKと民放は、戦争関連の番組を放映しました。NHKスペシャル「ビルマ撤退戦 絶望の戦場」は、日本が敗北を認めた後も、現地軍上層部の無謀で無造作な決定、専断的で無責任な行為が、戦闘以外の飢餓、病気、自決などによって多くの犠牲者を生みました。また、Eテレ特集「久米島の戦争~なぜ住民は殺されたのか~」では、戦争で窮地に陥った軍隊組織は、市民を犠牲にしてでも上層部が自己保身に走る姿を浮かび上がらせました。地上戦があり、20万人以上が犠牲になった沖縄戦、沖縄は今年、施政権返還50周年の年でもあります。 戦後77年核兵器廃絶に向けた取組について伺います。この筑西市は、非核平和都市宣言(平成22年6月)に、平和憲法の精神、非核3原則、核兵器の廃絶を全世界に強く訴えている宣言です。筑西市での、この非核平和都市宣言に基づいた取組について伺います。1つは、非核平和パネル展、8月4日から12日まで、その来場者数と、どのような感想が寄せられたか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 石嶋巌君の質問に答弁願います。 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) 石嶋議員のご質問にご答弁申し上げます。 筑西市では、広島・長崎の惨禍を忘れず、再び繰り返されることがないよう、核兵器のない平和な世界の実現を目指す平和推進活動の一環といたしまして、毎年非核平和パネル展を開催しております。今年のパネル展でございますが、議員がおっしゃいましたように8月4日から12日までの9日間、中央図書館のエントランスギャラリーにおきまして開催をさせていただきました。 期間中の来場者でございますけれども、受付簿のほうに記入をしていただいた方は16名でございましたが、パネル展は図書館の入り口の通路付近のギャラリーで行いましたので、来館した方のほとんどの方が御覧いただけたものと考えております。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 記帳した方が16名ということで、本当にちょっと少ないかなという感じは受けましたが、ホールにあったということで、記帳しないで見学された市民もいらっしゃるというふうに推測いたします。 そうした中で、どのような感想が寄せられたか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) お答えいたします。 来場者からどのような意見があったのかというご質問でございますが、7名の方から自由意見をいただきました。主な意見といたしましては、核兵器禁止条約への参加を求める意見、それから核兵器の全廃を求める意見、長崎の原爆資料館での感想、また平和な世界の実現を求める意見などがございました。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 本当にその市民の皆さんから寄せられた意見、これは政治の責任で実現をしていかなければならないと強く思います。 その次に、広島への折り鶴の奉納は今月ですから、これは飛ばしまして、スピカビル壁面に掲示しました非核都市宣言の懸垂幕、これ8月1日から19日の間ですが、この懸垂幕に対する市民から寄せられた反応とか意見があればお伺いします。 ○副議長(保坂直樹君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) お答えいたします。 8月1日から19日までの20日間の間、非核平和都市宣言の懸垂幕を掲示させていただきましたが、お問合せのほうはございませんでした。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 問合せはないということで確認いたしました。 それで、筑西市役所、この本庁だけではなくて、協和支所、明野支所、関城支所、川島出張所ありますが、これらの支所、出張所への懸垂幕はどうして掲示されなかったのか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) お答えいたします。 なぜ掲示されなかったのかという理由については、私のほうでは今ちょっと分からないのでございますが、今解体のほうやっております下館庁舎のほうの広告塔、以前はございまして、そちらのほうに非核平和都市宣言というものの広告塔がございました。こちらのほうは、解体と同時に広告塔のほうも壊されてしまうのですけれども、今後はスピカ庁舎の南側のほうに、懸垂幕という形で示させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 支所、出張所への掲示は分からないということなのですが、来年に向けて、ひとしく多くの市民の皆さんの目に触れるような、非核平和都市宣言の設置が必要と私は強く考えるものであります。 今聞いていなかったのですが、旧市庁舎の設置、宣言の看板が撤去されたということなのですが、やっぱり常設設置が望ましいのかなというふうに思います。19日間とか一時的な形ではなくて、常設して常に市民の目に触れる、市民にも考えていただく、そうした非核平和都市宣言が必要かというふうに考えますが、その点についてはいかがでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) ご答弁いたします。 広告塔ということで、下館庁舎のほうは解体されてしまうのですけれども、現在小林地内のほうに1か所設置がございます。それと、下館庁舎のほうの広告塔は解体してしまうのですけれども、スピカのほうには、先ほど申しましたとおり南側のほうに、常設ということで懸垂幕のほうは掲示させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) では、ぜひ常設の設置で市民へのPRといいますか、目に触れる、そうした取組にしていっていただきたいと思います。 次に、8月6日での広島の原爆記念日で、広島市の松井市長が平和宣言を行いました。続いて、9日には長崎市で、田上長崎市長が長崎平和宣言を行いました。これらの両市の平和宣言を受けてどのような受け止めをしたのか、筑西市市長に伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 広島市松井市長の、テレビは私ずっと見ておりました。広島市長の見ていたのですけれども、長崎のほうがちょっと見られなかったのですけれども、両市とも真剣に平和の訴えをうたっておりました。 私は、この平和宣言というのは、広島・長崎のいわゆる原爆なのですけれども、このようなことが二度と世界に起こらないように、そのように真剣に松井市長の話を聞いておりました。我が筑西市におきましても、そのような趣旨に基づいてしっかりと推進運動もやっていきたいし、今後とも二度と起こらないことを願って、運動にも筑西市としても参加していきたい、このように思っているところでございます。 以上です。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 原爆の惨禍を二度と起こさないという須藤市長の力強い答弁いただきました。 田上長崎市長の……ご紹介したいと思うのですが、それと長崎市では、被爆者代表の宮田隆さんが平和の誓いを行いました。一部ご紹介しますけれども、本日、これは8月9日ですけれども、ご列席の国会議員、県議会議員、市議会議員のリーダーの皆様、被爆者と対面し、被爆者の心の痛みと被爆の実相を聞いて、世界に広く伝えてくださいと被爆者は訴えました。 次の質問に移りますが、世界で唯一の核兵器の惨害をその歴史に刻み込んだ被爆国として、政府に核兵器禁止条約に署名、批准を強く求めるべきと考えますが、市の考え方を伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 核兵器禁止条約の宣言でございますけれども、令和3年1月20日に採択されまして、茨城県も市でございますけれども、茨城県44市町村あるのですが、現在10の市町村が参加しております。 筑西市といたしましても、茨城県全体の行動もありますし、10の参加している市のご意見等も聞きまして、しっかりと考えていきたいと、このように思っているところでございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) やはり核兵器の惨害を繰り返さないという意味では、今全世界で核兵器禁止条約の取組を進めているわけです。そういう意味で、44市町村の中で、筑西市も一緒になって政府に署名、批准を強く求める、そうした方向で進んでいただきたい。 次に、新型コロナウイルス感染症対策について伺います。マスク、アルコール消毒、3密を避け、不要不急な外出を控えて、この2年半、3年近くやってきましたが、ここに来てオミクロン株の感染爆発があります。これをどう捉えているのか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) 石嶋議員のご質問にご答弁申し上げます。 テレビや新聞等で報道されておりますように、オミクロン株の感染爆発は、全国的に感染者が高止まりしている状況が続いていると認識してございます。昨日の大嶋議員さんの質問に対しまして経済部長が答弁をいたしておりますが、茨城県全体の感染者数と本市の感染者数の増減が同様に推移しているとございました。私のほうでも、筑西市の感染状況は、茨城県全体としての感染が拡大することと関連して、感染拡大爆発していると認識してございます。 引き続き、今まで以上に基本的な感染防止策が重要と考えますので、ホームページやSNS等で情報発信、注意喚起に努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 次に、市民からのコロナウイルス感染症の相談や問合せ状況についてお伺いいたします。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 市民の皆様からの電話やメール等で新型コロナウイルス感染症の感染者数、感染不安やPCR検査希望等を含め、様々な相談、問合せをいただいてございます。新型コロナウイルス感染症についての相談件数につきましては集計してございませんが、その都度、説明や回答をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) やはり前回の質問でも、市民の不安を払拭して安心を届けるという意味で、この相談、問合せの対応は、本当に大事なことかなと思います。さらに充実していっていただきたいというふうに思います。 その次に、新型コロナウイルス感染症対策ビジョン、これは令和2年10月に策定されました。対策方針及び経過報告、これが去年の11月に策定されました。それで、この中でも方針及び経過報告、去年11月に策定された方針ですが、ここでは第6波が懸念されておりという表現なのです。今第7波ですので、これ第7波も含めた今後の対策等の戦略が必要かと思います。これの第3弾の検討があるのかどうか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 感染状況が落ち着く見通しが大変厳しい状況でございますが、国や県の方針及び対策の情報を収集し、市としての感染対策を検討することで、市民の安心安全に努めてまいりたいと考えます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) そこは、さらに力を入れていただきたいと強く要請いたしますが、県や政府についても、政府も国の度々の方針転換ということでありますが、やはりこれは筑西市から必要な事項を強く要請していくことが必要と考えます。 それと、医療崩壊とか言われますが、筑西市における医療機関との連携、支援策については、どのような変化があったかどうか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 新型コロナウイルス感染症に対します医療機関との連携、支援策としましては、通常の医療機関が休診となりますお盆期間中の8月14、15日に、真壁医師会筑西支部の先生方の協力の下、筑西市夜間休日一次救急診療所を発熱外来専門として診療を行いました。これは、本年7月以降、県内及び本市の感染者数の増加により輪番制病院の救急医療体制が逼迫したことから、真壁医師会に支援の要請があったことを受け、近隣の医療機関の負担軽減のためにも、臨時に診療を実施したものでございます。 今後も、感染状況及び医療体制の逼迫を鑑みまして、地域医療との連携支援に努めていきたいと考えます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 次に行きますが、最近コンビニなんかに寄りますと、救急車が足りないというポスターが貼ってあるのが目につきました。そういう意味で、患者の搬送先がすぐに決まらない救急搬送困難事案は起きているかどうか、伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 患者の搬送先がすぐに決まらない、いわゆる救急搬送困難事案につきましては、筑西広域消防本部への聞き取りによりますと、医療機関への問合せが4件以上の事案、現場滞在時間30分以上の事案、またこれら両方に該当します事案の3事案が救急搬送困難事案となり、毎月集計後、茨城県消防安全課へ報告しているとのことでございます。 筑西広域圏内におけます救急搬送困難事案の現状把握、原因究明、解決方法等につきましては、筑西市、桜川市、結城市にまたがる問題と考えますので、筑西広域議会の場で議論されるものと認識してございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) ですから、桜川市、筑西市、結城市での情報の共有化、これが大事だと思います。そういう意味で、この搬送事案を軽減するようにしていく施策が求められております。 次に、インボイスについて伺います。来年10月からインボイス制度が予定されておりますが、対象の市内事業者については、市でどのように把握しているか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) 石嶋議員のご質問にご答弁申し上げます。 議員もご承知のとおり、インボイス制度は消費税の仕入れ税額控除の方法の1つでございます。消費税につきましては税務署への納付でございますので、市において対象者数を把握はしてございません。 なお、市内事業者の皆様への周知につきましては、下館税務署主催による制度説明会の開催や、商工会議所、商工会等の商工団体におきまして、事業者を対象にセミナーの開催、パンフレットの配布、個別相談等を実施しているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) そうしますと、統計要覧なのですが、ここでいきますと24の業種別商店数、従業員数、年間商品販売額、売場面積の推移とありますが、ここでいう店舗総数1,010件、内訳は卸売業が234件、小売業商店数776件ありますが、これらのうち、インボイス制度が対象になる事業者数、商店数はお分かりになるかどうか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) 議員おっしゃいますとおり、事業者数につきましては統計要覧のとおりだと思うのですが、インボイス制度につきましては免税事業者が該当されると思いますので、その数が把握できていませんので、把握はしてございませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 免税事業者といいますと、年間の売上げが1,000万円以下の事業者が、今度インボイスの対象になってくるということの理解でよろしいでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) 免税事業者に関しましては、インボイス制度に移行するか、免税事業者のままでいるかというのは、事業者の判断になってくるかと思います。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 二者択一になるわけですが、そうなりますと納税事業者、インボイスを選択すると消費税を納めなければならない。選択しなければ、免税事業者のままであれば取引対象からインボイスを発行されないから、取引がなくなる可能性はあるかどうか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) ご答弁申し上げます。 そこにつきましては、仕入れ業者と事業者との話合いになってきますので、どちらを選択するにしても事業者の判断というふうな感じになってくるかと思います。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) その判断は判断ですが、インボイスを選択した事業者としなかった事業者は、いずれもこのインボイスで、事業が継続することが難しくなるということはないですか。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) ご答弁申し上げます。 そういったお話は、事業者のほうからは若干あるような感じはございますけれども、そこが先ほど、何回も申し上げますけれども、事業者の判断、インボイスを選択しなくても免税事業者のままでいられますので、そこは行政が関与する問題ではないのかなというふうに認識してございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 分かりました。 では、次の質問に移ります。シルバー人材センターの運営への影響について伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎経済部長(横田実君) 石嶋議員のご質問にご答弁申し上げます。 シルバー人材センターでは、公益社団法人であっても免税事業者ではなく、消費税を納付しておりますので、インボイス制度の導入に向けて準備を行っているとのことです。インボイス制度が導入されますと、会員に支払う配分金に係る仕入れ税額控除が認められず、シルバー人材センターでは新たに預かり消費税分を納税する必要が生じることから、現在対応を検討していると伺ってございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) これ大変な問題だと思います。シルバー人材センターで働いている人、それと人材センターで、どちらで消費税負担をするかというところが問題だと思いますが、その確認いたします。 ○副議長(保坂直樹君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平間雅人君) ご答弁申し上げます。 その辺につきましては、今シルバー人材センターは全国的に同じような問題が起こっておりますので、全国シルバー人材センター事業協会が特例措置を求める要望活動を行っていると伺ってございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) これ本当に大変な問題なのです。このインボイス制度の導入について、市ではどのように捉えているか伺います。 ○副議長(保坂直樹君) 山口財務部長。 ◎財務部長(山口信幸君) 石嶋議員のご質問に、財務部のほうの立場で答弁をさせていただきます。 インボイス制度につきましては、国の法律に基づきまして令和5年10月1日から全国一律で実施されるものということでございます。正式には、適格請求書等の保存方式と呼ばれるものでございまして、現在複数税率が設けられている消費税につきまして、適正な課税を確保する観点から導入される仕入税額控除制度のことになります。 本市では、本制度の導入の後に、本市と取引のあります事業者が不利益を被ることがないように、また本市から消費税の課税仕入れを行う事業者が適切に仕入れ税額控除を行うことができるように、導入に向けて適切な対応を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 総務省から6月20日付で送付されていると思うのですが、一般会計は非課税、課税対象になっておりませんが、特別会計、公営企業会計が課税対象になってきます。 この間、2021年は地方議会の意見書97件でありましたが、7月末には423件になっております。このインボイス制度は、地域経済を破壊する、そうした税制です。ですから、当市においてもインボイス制度中止の声を上げていきたい、そのように強く考えます。 ○副議長(保坂直樹君) 時間です。 ◆5番(石嶋巌君) 以上で終わります。 ○副議長(保坂直樹君) 15番 増渕愼治君。          〔15番 増渕愼治君登壇〕 ◆15番(増渕愼治君) 皆さん、こんにちは。議席番号15番 増渕愼治でございます。 一般質問の前に、我々の仲間でも、もう稲刈りをやる準備、また筑西市の名産品になっています梨の豊水の本当に収穫期に当たるこの時期に、台風11号がそれていただいてよかったなというふうに思っています。久しぶりの一般質問で緊張しているし、30分でどこまでできるかちょっと自信がないのですけれども、執行部の皆さんには的確な答弁をひとつお願いしたいと思います。 早速一般質問に入らせていただきます。駅南地区のまちづくりということで、実は担当部から、このようなまちづくりニュースというのを頂きまして、これに基づいて、ちょっと分からない点もあるし、市民の皆様からいろいろ質問を受けて間違ったお答えをしてはいけないので、今日はひとつ駅南のまちづくり、特に駅南の南町、現在商店があります。今回はその先、サンキから行くと、俗に言う優良農地がある、この開発をこちらは目指しているのだろうというふうに思います。現在、皆さんもご存じのとおり筑西幹線道路の一部、開通いたしまして、そして今一本松・玉戸線も工事も始まりまして、これから橋を架けるということで、市長もいろいろ苦労しているのではないかと思いますけれども、取りあえずあのライン、環状線は近いうちに通れるようになるわけです。 その中で、駅南地区を今ある既存の商店街地区と、その道路のああいった優良農地、それをどのような形でまちづくりをやっていくのかなというふうに思っています。何回か集まりにお邪魔させていただいて、執行部からいろいろ説明をしていただいた中で、駅南地区のまちづくりについての進捗状況、それを伺いたいと思っています。 その中で、地区計画というのが出ているのです。恐らくこの地区計画を使って開発していくのではないかなと、私はそのように思っているのですけれども、筑西市でも現在、この運用をして実績もしあれば、お願いしたいというふうに思っています。 非常に長い、議員の皆さんなど、いつ終わるのかなというふうに思ったと思うのですけれども、八丁台の土地区画整理事業が終わりまして、これも平成元年から始まったのです。30年ということで長きに、すばらしい地域ができました。町名も変わりまして、案内も頂いたりなんかしているのですけれども、これからの筑西市のまちづくりの中で、執行側の考えと、当然市長の考え方もあるのでしょうけれども、非常に現在止まっている駅南の開発を進めていただければというふうに思っている人もいると思うのです。特に駅があって、商店があって、そしてその後ろに住宅があって、これが一般的なまちです。そういう意味では、駅南地区もそのような価値がある地域だと私は思っているので、ぜひここら辺は、今日は担当部局にしっかりとお聞きしたいなというふうに思っています。 それから、今回総括方式でやらせていただきますので、真岡鐵道についてお尋ねをしていきたいと思います。当然真岡鐵道は、私は非常に思い入れがありまして、今からもうかなり前、真岡鐵道が廃線になるというときに、筑西市の若手の皆さんが存続運動をしていただいて、今第三セクターで存続しています。うちの須藤市長は、たしか真岡鐵道株式会社の副社長になっていると思うのですけれども、地域住民の足の確保として非常に重要な鉄道ということで、残してよかったなというふうに思っています。たまたま公共交通で、あした箱守先輩が水戸線と常総線を質問するということでありますので、この公共交通をいかに守っていくかということを再度確認する意味で、お尋ねしたいというふうに思っています。 そして、真岡鐵道はもう1つの面があるのです。当然生活の足の確保とか、そのためにある鉄道であることは間違いないのです。もう1つ、皆さんもこれSLが走っているように、観光振興という1つの大きな姿があるのではないかなと私は思っています。我が市も、真岡鐵道の支援をしています。そして、あの沿線でSL運行の協議会もつくっているので、こちらにも支援させていただいて、このSLを使って何とかまちづくりしたいなというのは前から質問しているのですが、なかなか難しいというか、なかなかゴーサインが出ないのです。 非常に寂しい限りなのですけれども、SLは土、日、祝日、1日1往復運行しているのです。SLはコロナで休んでみたり、ディーゼル車を引っ張ってくるディーゼルが壊れて動かなくなったり、いろいろ問題はあるのですけれども、ぜひSLを観光振興の目玉として再度取り上げていただきたいなというのが私の考えであります。 実は、SL真岡線は2両あったのです。1両は、途中真岡市が所有していたものですから、鬼怒川の東武に譲りまして、現在鬼怒川温泉駅と下今井駅の間をSL、今非常に話題になっているそうですけれども、これは東武鉄道でやっています。大樹、これはまた東武ですから、スカイツリーでもうかっているのでしょう、SL今3両所有している。そういうことで毎日運行していて、距離的には20分か30分ということで短い区間らしいのですけれども、まちづくりをやっているということがあります。それは、筑西版のまちづくりをやっていただくということでありますので、それがすぐ筑西市というわけではありませんけれども、SLを使ったまちづくりも1つ考えていただきたいというふうに思っております。 一応雑駁な質問なりましたけれども、駅南のまちづくりと真岡鐵道の支援とSLを使った観光振興をぜひお願いしたいなということで、1回目の質問といたします。 ○副議長(保坂直樹君) 増渕愼治君の1回目の質問に答弁願います。 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) 増渕議員の1回目の質問にご答弁を申し上げます。 私からは、真岡鐵道のSLの観光振興の活用についてご答弁を申し上げます。SLもおか号は、本市の大切な観光資源ということで認識はしてございます。昨年3月には、コロナ禍ではございますが、県内の首都圏在住のベトナム人の皆さん40人を対象に、本市の魅力を発信していただこうとモニターツアーを実施し、その行程の中に下館駅から久下田駅までのSL乗車体験を組み入れたところでございます。大変高い評価をいただき、参加者のSNSなどで海外に発信をしていただけたところでございます。 現在、全国で定期運行中のSLは12路線ございます。通年で運行している路線は、SLもおか号を含めて3路線のみとなってございます。この貴重な観光資源を真岡市や益子町、茂木町と広域連携を図りながら有効に活用して、本市の存在をPRできるよう取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 阿部土木部長。 ◎土木部長阿部拓巳君) 増渕議員のご質問に答弁申し上げます。 初めに、下館駅南地区のまちづくりの進捗状況でございますが、当地区は都市計画マスタープランにおいて将来市街地候補地区として位置づけられているところでございます。まちづくりにつきましては、現在検討の段階でございまして、これまでに対象地区の現況調査、事業化に関する検討や現在の土地利用状況や複合的まちづくりの意向調査等を行ったところでございます。 次に、まちづくりの今後の計画でございますが、当地区は市街化を抑制する市街化調整区域になっており、地区のほぼ全域が農用地区域に含まれるため除外が必須となることから、事業化に向けては中期的、長期的な視点に立って考えているところでございます。 続きまして、地区計画制度の内容でございますが、地区計画は都市計画法に定められたまちづくりの手法の1つでございまして、一定の地区を対象に、道路、公園などの施設に関することや、建築物の用途、敷地等に関することを定め、その地区の特性に応じたきめ細やかなまちづくりのルールを定めたものでございます。 続きまして、地区計画制度の本市における運用状況でございますが、現在筑西市には、市街化区域内に沖田地区、海老ヶ島東部地区、市街化調整区域に下館綜合卸センター地区、田宿地区、猫島地区の5地区を地区計画決定しており、直近では令和3年12月8日に田宿地区の区域面積拡張の地区計画決定を実施いたしました。 また、建築等行為の届出実績でございますが、令和3年度は沖田地区で2件、海老ヶ島東部地区で5件、田宿地区で1件の届出がございました。 続きまして、下館駅南地区での本制度の運用でございますが、地区計画では、農用地区域や農地転用の許可がされないと見込まれる区域を含まない等の要件があるため、地区計画のみでの事業化というのは難しい状況でございます。今後、最も有効な事業手法を検討してまいりたいと考えているところでございます。 続きまして、真岡鐵等についての支援でございますが、今回真岡鐵道につきましては、支援としまして今回の9月の補正予算では出していないような状況でございますが、今後真岡鐵道の運行状況を見ながら、市としましても支援について検討してまいりたい、そのように考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 15番 増渕愼治君。 ◆15番(増渕愼治君) どうもありがとうございました。駅南地区、非常に農振地区であることはもちろん分かっているので、なかなか地区計画では難しいということです。すごくハードルが高いということなのでしょうけれども、市長、これ全然不可能なことではないのでしょうか。このような形で、皆さんでまちづくりをやろうということ、答弁もらいますけれども、ちょっとそこら辺がまるっきり無理なのだと。現在合同庁舎あって、国交省の河川事務所がありますけれども、市民からはいろいろな要望がある中で、先ほど言いましたけれども、時間はかかりましたけれども、八丁台の区画整理事業は終わりました。新たな計画、もちろん今回議案にも出ていますけれども、旧下館市民病院の跡地の利用、これも重要なことでありますけれども、その中で一部市民からは、いろいろ考えはあるのでしょう。当然福祉センターの耐久性の問題、それから、まだ市民運動をやっている市民ホールの造っていただきたいというような問題もあります。また、この駅南地区、これは私の考えですけれども、今年、来年ということで、明野で小中一貫校が始まります、できて。当然教育委員会としては、下館地区の小中一貫も考えていると思うのです。そういう意味で、南中学校が非常に場所的にはよくて、私も母校なので、嘉田生崎小学校非常に子供が少なくて本当に大変なのですけれども、そこら辺の問題も含めると、駅南地区ではいろいろな行政施設があったり、当然今の時代ですから、もちろん民間の力を借りてまちづくりをやるということ、そういう意味では、非常に可能性が高いかなというふうに私は思っているのです。そこら辺のところを部長も含めて、全く不可能なのか、方法によってはできるのか、そこら辺をぜひ、時間はかかると思いますけれども、私はこれからの筑西市を考える中では、やはり駅南地区の開発、特に駅南地区、12月の議会では、今度は旧駅南地区、今の問題もあるのです。もう50年以上前のが、一番先に筑西市でやった区画事業ですから、いろいろな樹木の問題、歩道の問題ありますけれども、これは12月にやらせていただいて、その先、この商店街を生かす意味でも、ぜひ奥には住宅や、そして複合施設や、そういうのを造ってすることが、やっぱり人口減少、若い人を何とか筑西市に引き止める1つの手段として、非常に大事な要素ではないかなというふうに思っています。 そのことと、真岡鐵道については非常に厳しいと思います、コロナがあって。だが、真岡鐵道は本当に存続してよかったと思っているのです。ぜひ部長には、このSLを何とか観光振興に使ってもらいたいと思うのです。この日だけですよ、朝10時三十何分に出発する、あの周りだけは沿線に結構人がずっと見に来て、いなくなって、またということで、非常に難しいといって、何とか活用したいなと。このSLは、真岡市、益子町は非常にうまく使っています。益子町は観光資源がありますから、陶器という。そして、最終の茂木町は、わざわざ真岡線の脇に道の駅を造ったのです。だから、そういう意味で非常に観光資源に、もちろん生活の真岡線と観光利用の真岡線を考えれば、ぜひ観光の真岡線をもう一度考えてもらいたいなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ○副議長(保坂直樹君) 増渕愼治君の2回目の質問に答弁願います。 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 駅南の開発でございますけれども、現在現地調査をして、いろいろ状況を調べているところでございます。一言で言えば、不可能ということはありません。 私は、1市3町が合併して平等になるためには、あそこの筑西幹線道路を利用して、明野から、関城から、協和から、例えばあそこに何かつくる場合も、皆平等に1つのところに集まれるような、そして1つのまちができるような、そういう筑西幹線道路だと思っておりますので、部局に指示いたしまして、今現地調査をやらせているところでございます。あそこは農家の方も何人かいらっしゃいますので、農家の方の意見もしっかり聞かなくてはいけませんので、そういうことを聞いたり、しっかりとそこら辺を調査して、将来的に何とかしたいと、このように思っているところでございますので、諦めてはいません。やっていきたいと思っております。 真岡鐵道でございますけれども、私は副社長をやっております。1両SLをやらせていただきました。実は車検がございまして、2年に一遍鉄道の車検、列車の車検やるのですが、年々それに付随している材料というか、部品というか、なくなりまして、1両車検するのに大体1億円から2億円の車検代がかかりまして、非常に経営的にも厳しい中で、2両を持っているというのは厳しいということで、日光のほうに買っていただいたわけでございます。ですから、私はちょっと、すぐしゃべりますけれども、下館駅に梨やいろいろな農産物を置いて、そこに宅配便を置いて、小山あたりから来た人にはそのままそこで買っていただいて、宅配便はサービスして、そして本人だけは向こうに行ってもらう。ここの列車は、私に言わせれば真岡市や益子焼きとか、そういうところがもうかって、筑西市、下館はもうかっていないといつも頭にありますので、あそこにいろいろな野菜と梨、その他スイカを置きまして買っていただいて、その脇に宅配便をただでサービスして送るというような方法も考えて、観光にも役立てたいと、このように思っているところでございます。 ○副議長(保坂直樹君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) ご答弁申し上げます。 議員おっしゃるように、下館駅は始発駅ということでございますので、休日にはSLに乗車するために大勢のお客様がお見えになってございます。また、出発を待つSLの雄姿を写真に収めようと、大勢のカメラマンも詰めかけてございます。SLのまち筑西をより強く打ち出していくために、下館駅を中心としたまち歩きイベントやハロウィンのイベントなど、観光振興とSLを絡めて展開してまいりたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。
    ○副議長(保坂直樹君) 阿部土木部長。 ◎土木部長阿部拓巳君) 駅南地区につきましては、先ほど市長からありましたとおり全く無理ということではなく、今後とも進めてまいりたいと考えております。 こちらにつきましては、事業者、ゼネコン、ディベロッパー等に聞き取りを行いまして、やはり土地利用のポテンシャルが高いということで、その地区についての商業施設とか複合産業的なものの土地利用、あとは、それを含めてどういったものを立地できるかというものを含めまして、今後農振農用地ということでございまして、かなり時間がかかるところはございますけれども、中長期的な視点に立ちまして、しっかりと進めていきたいと思うところでございます。 また、権利者の方につきましても、約半数の方が土地利用について前向きに進めたらいいのではないかということもございまして、そういったものも含めて、今後ともまちづくりニュース等でお知らせしながら、ちょっと長いスパンにはなってしまうのですけれども、進めていくということで考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(保坂直樹君) 15番 増渕愼治君。 ◆15番(増渕愼治君) 最後の3回目になります。 まず、駅南のまちづくりということで前向きなお答えをいただきまして、本当にありがとうございました。部分部分には出てくるのですよ、都市計画プランの中には商業施設とか。確かに行政が何をしようかといっても、なかなか難しいと。ただ、今の筑西市の中で可能性のあるところであるということは、きっとそんなには認識は間違っていないと思うのです。不動産屋とか、私もお客さんとかいろいろ友達がいる中で、駅南がなぜあれ以上発展しないかということをよく議論するのですが、やはり問題は、もう1つその中の、駅南の今のサンキの先に住宅がないのです。人が少ない。アパートはあります。駅南にも造っている。そういう意味では、ぜひあの地域を開発できれば、恐らくまた違った駅南のまちができるのではないかなというふうに言われていますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 横田部長、前にも質問したのですけれども、今、鬼怒川の大樹は、あそこは下今市と鬼怒川温泉駅、両方に転車台があるのです。だから、転車台も含めて、ぜひ検討していただくことをお願いして、質問とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○副議長(保坂直樹君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会いたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午後 0時10分...