• "富津市議会定例会会議録"(/)
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  1. 富津市議会 2022-03-22
    令和 4年 3月定例会−03月22日-05号


    取得元: 富津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-23
    令和 4年 3月定例会−03月22日-05号令和 4年 3月定例会                 令和4年2月招集              富津市議会定例会会議録第5号)                  議 事 日 程           令和4年3月22日(火) 午前10時開議 日程第1 議案第8号から議案第15号まで並びに請願第6号及び陳情第5号      (委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第2 議案第16号及び議案第17号      (討論省略、採決) 日程第3 議案第18号及び議案第19号      (提案理由の説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 〇本日の会議に付した事件 1.開  議 1.議長の報告 1.議案第8号から議案第15号まで並びに請願第6号及び陳情第5号   (委員長報告、質疑、討論、採決)
    1.議案第16号及び議案第17号   (討論省略、採決) 1.議案の上程(議案第18号及び議案第19号) 1.市長の提案理由の説明 1.議案第18号及び議案第19号   (質疑、委員会付託省略、討論、採決) 1.市長のあいさつ及び報告 1.閉  会 〇出席議員  1番 宮 崎 晴 幸 君   2番 渡 辺 純 一 君   3番 三 富 敏 史 君  4番 福 田 好 枝 君   5番 関     努 君   6番 猪 瀬   浩 君  7番 諸 岡 賛 陛 君   8番 三 木 千 明 君   9番 千 倉 淳 子 君  10番 山 田 重 雄 君   11番 平 野 英 男 君   12番 佐久間   勇 君  13番 渡 辺   務 君   14番 石 井 志 郎 君   15番 平 野 明 彦 君  16番 福 原 敏 夫 君 〇出席説明員  市長         高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君  教育長        岡 根   茂 君   総務部長       中 山 正 之 君  総務部参与      石 川 富 博 君   市民部長       鹿 島 和 博 君  健康福祉部長     坂 本 秀 則 君   建設経済部長     茂 木 雅 宏 君  会計管理者      池 田 剛 和 君   農業委員会事務局長  藤 川 幸 男 君  選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長   消防長        宇 山 則 幸 君             尾 形 卓 信 君  教育部長       平 野   勉 君   総務部次長      市 原 岳 人 君  総務課長       高 梨 正 之 君 〇出席事務局職員  事務局長       重 城   祐     主幹         大 川 美佐子  係長         三 木 貴 好           ────────────────────────                    開     議             令和4年3月22日 午前10時00分 開議 ○議長(渡辺務君) ただいまから、本日の会議を開きます。           ────────────────────────                     議長の報告 ○議長(渡辺務君) 日程に入るに先立ち、私から報告します。  初めに、市長から追加議案2件の提出があり、これを受理したので報告します。受理しました議案については、本日の日程第3としてありますので、御了承願います。  次に、議案等の採決のとき、賛否の確認に正確を期するため、起立姿勢を数秒間保つようお願いします。  次に、本日、議場内の写真撮影の申出があり、これを許可しましたので、報告します。  以上で、私からの報告終わります。           ────────────────────────        議案第8号から議案第15号まで並びに請願第6号及び陳情第5号 ○議長(渡辺務君) 日程第1、議案第8号から議案第15号まで並びに請願第6号及び陳情第5号を一括議題といたします。           ────────────────────────                予算審査特別委員会委員長の報告 ○議長(渡辺務君) それぞれ関係委員会へ付託しました議案等の審査の結果について報告を求めます。  初めに、予算審査特別委員会に付託しました議案の審査結果について報告を求めます。予算審査特別委員会委員長三木千明君。            〔予算審査特別委員会委員長 三木千明君登壇〕 ◎予算審査特別委員会委員長三木千明君) 皆さん、おはようございます。予算審査特別委員会に付託されました議案4件について、その審査結果を私から御報告申し上げます。  去る3月15日及び16日の2日間にわたり、執行部説明員の出席を求め、第3委員会室において委員会を開催し、15日には議案第12号について、また16日には議案第13号から議案第15号まで、このことについて慎重に審査した結果は次のとおりであります。  初めに、議案第12号 令和4年度富津市一般会計予算について申し上げます。  歳入に関して、国有資産等所在市町村交付金対象件数と減額されている理由は何か。不動産売却収入は、どの不動産を幾らで売却する予定なのか。企業版ふるさと納税営業活動の取組をどのように考えているのかなどの質疑がなされました。  また、歳出に関して、議会費及び総務費関係では、会議録の作成などAIを使用したソフトの導入を検討しているのか。脱炭素車両を導入する考えはあるのか。ステイふっつ移住促進事業の概要はどのようなものか。デジタルサイネージの放映時期、期間などについて、どう考えているのか。市地域公共交通会議負担金はどういったものなのかなどの質疑がなされました。  次に、民生費及び衛生費関係では、シルバー人材センターの活動を市として増強する考えはあるのか。障害者の訪問入浴事業委託料は、何人の利用を見込んでいるのか。飯野保育所雨どい改修工事の概要はどのようなものか。学童運営サポート体制をどのように考えているのか。環境美化補助金は、どのような事業を補助対象とするのか。新型コロナウイルスワクチン接種事業は、どのように実施するのか。君津中央病院大佐和分院は、どのような方針で運営に当たるべきと考えるのかなどの質疑がなされました。  次に、労働費から土木費まで及び災害復旧費関係では、「輝け!千葉の園芸」次世代産地整備支援事業の概要はどのようなものか。中小企業資金融資対策事業で支出する各補助金算出根拠は何か。市観光協会補助金の用途は何か。海水浴場の開設を今年度どのように考えているのかなどの質疑がなされました。  次に、消防費、教育費及び公債費から予備費までの関係では、消防団員出動手当算出根拠は何か。読書支援員の活動などの概要はどのようなものか。ICT支援員は何名いるのか。タブレット端末に不具合が生じた際、使用する子供たちに支障のないように対応しているのか。青堀小学校校舎改築事業の今後のスケジュールはどのようになっているのかなどの質疑がなされました。  次に、総括的な質疑では、保証金が免除される年度に有効な借換債を発行していくべきと考えるが、借換債を検討したことはあるか。財政健全化維持のための市の考えはいかがかなどの質疑がなされました。  追って行われました反対討論においては、コロナ対策についての予算が少ないこと。この予算では、市内全域の市民の交通権を確保するには程遠く、思い切った公共交通網の整備が必要であること。市が建設し、市が運営する図書館を造ることを望むので、この計画自体に反対であること。以上のことから、本予算に反対するとの反対討論がなされ、一方、賛成討論では、富津市をはじめ、全国の地方公共団体は厳しい状況に直面している。現状の富津市では、市税に関して、収入の減少を見込んでいたが、想定より影響が少なかった。現状に関しては、財政運営のバランスを崩すことなく、経営ができている状態である。  今後は、コロナ禍の対応はもとより、地域の防災、子育てしやすいまち日本一の実現に向けた社会保障関係費公共施設老朽化対策費など将来的に増加する財政需要に見合う財源確保が求められる。  市民の皆さんが求める全てを実現できない以上は、最小経費最大効果が上がるように創意工夫をしなければならないが、本予算は創意工夫をしている箇所が随所に見られたため、本予算に賛成する。  令和4年度一般会計予算は、新型コロナウイルス感染症下の困難な状況でも、前年度と比較すると増額予算となっており、歳出では、新型コロナウイルスワクチン接種事業市立図書館整備事業などが推進されている。  予算執行に当たり、歳入確保と歳出の精査により、子育て日本一を目指し、市民の安全安心で暮らせるまちづくりに邁進されることを期待し、本予算に賛成するとの討論がなされ、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号 令和4年度富津市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。  審査の過程において、国民健康保険税の額、徴収率及び1人当たりの医療給付費をどのように見込んでいるのか。令和4年度の傷病手当金は、国の財政支援の対象となるのか。国民健康保険基金の残高はどれくらいで、どのように運用していく考えかなどの質疑がなされました。  討論においては、国民健康保険税は、市独自の事業として就学児から18歳以下の均等割額の3割軽減措置を行っている。国や県からの支出金が減額する中、国民健康保険基金からの繰入れを行い、事業の安定を図るとともに、特定健診や疾病予防に力を入れ、特に健康寿命を延ばし、医療費削減にもつながる取組としての特定保健指導は、県下でも筆頭に上げられている。  本予算は、住みたいまち、選ばれるまちに向けた富津市づくりの事業につながるような予算配分である。よって、本予算に賛成であるとの賛成討論がなされ、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第14号 令和4年度富津市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。  審査の過程において、後期高齢者医療保険料賦課限度額の引上げと影響について、電算業務委託内容に被保険者利便性向上につながる取組が含まれているのかなどの質疑がなされました。  反対討論においては、今年10月から75歳以上の高齢者で単身者の場合、年収200万円以上、複数世帯後期高齢者年収合計が320万円以上の場合、医療機関の窓口で支払う自己負担額は現行の1割から2割に引き上げられる。社会保障のためと消費税を10%に引き上げながら新たな負担を高齢者に押しつけるもので、これでは高齢者の生活はますます苦しくなってしまう。後期高齢者医療費窓口負担2割化は高齢者の暮らしと命を脅かすものであることから、本予算に反対するとの反対討論がなされ、一方、賛成討論では、後期高齢者医療制度高齢化の進展とともに被保険者医療費が増加し、発足当時の保険料均等割額の軽減などの特例措置は見直されているが、介護保険料軽減の拡充や年金生活者支援給付金の給付と併せて実施され、段階的に見直しが図られ、着実に制度が定着し、成果を上げている。  今後、ますます高齢化が進展する中で、将来にわたり国民皆保険を堅持するためにも、広域連合と連携を図り、持続可能な医療体制制度構築に一層、努力していただくことを要望し、本予算に賛成するとの討論がなされ、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第15号 令和4年度富津市介護保険事業特別会計予算について申し上げます。  審査の過程において、保険給付費増額の主な要因は何か。認知症初期集中支援チームの活動はどういうものか。また今後どう発展させていくかなどの質疑がなされ、反対討論においては、昨年8月から補足給付の見直しが実施された。利用者や家族は短期入所の利用がしにくくなった。年金額が下がっているのに食費の値上げの影響は大きい。どうしても必要だから利用しているのに、私たちをさらに苦しめるまねを国はするのかと訴え、施設や事業者からは、金銭的な負担が増えることで利用控え、介護疲れ、共倒れという悪循環が生じることになるなどの声がある。このような介護保険の改悪は許せるものではないと考え、本予算に反対するとの反対討論がなされ、一方、賛成討論では、第7期の実績等を精査した上で、令和3年度からの第8期介護保険事業計画を策定しており、今後も堅実な介護保険運営がなされるものと推察できる。介護保険財政の健全性、持続性の確保に十分努力しているものと見受けられるので、今後においても本計画に基づき、高齢者福祉の拡充及び介護保険財政の健全化、持続性確保を要望し、本予算に賛成するとの討論がなされ、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が、予算審査特別委員会に付託されました議案の審査結果であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、審査報告を終わります。 ○議長(渡辺務君) 委員長の報告は終わりました。  ただいまの報告について質疑ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。           ────────────────────────                総務産業常任委員会委員長の報告 ○議長(渡辺務君) 続いて、総務産業常任委員会に付託しました議案等の審査結果について報告を求めます。総務産業常任委員会委員長山田重雄君。            〔総務産業常任委員会委員長 山田重雄君登壇〕 ◎総務産業常任委員会委員長山田重雄君) 総務産業常任委員会に付託されました議案3件及び請願1件について、その審査結果を報告します。  去る3月8日午前10時から第3委員会室において委員会を開催し、執行部への説明員の出席を求め、慎重審査した結果は次のとおりです。
     初めに、議案第8号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号 富津市情報公開条例及び富津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、土地開発公社から譲り受けた文書の保存期間について、情報公開の請求先についての質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号 富津市手数料条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第6号 「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋め立てに使用しないよう求める意見書」の提出を求める請願について、審査の過程において、願意を十分理解するため、請願者の趣旨説明の後、討論においては、遺骨収集及び当該戦没者の遺族への引渡しについては、国の責務として実施しているため反対するなどの反対討論がなされ、採決の結果、賛成者なしをもって不採択とすべきものと決しました。  以上が、総務産業常任委員会に付託されました議案の審査結果です。よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、御報告を終わります。 ○議長(渡辺務君) 委員長の報告は終わりました。  ただいまの報告について質疑ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。           ────────────────────────                教育福祉常任委員会委員長の報告 ○議長(渡辺務君) 続いて、教育福祉常任委員会に付託しました議案等の審査結果について報告を求めます。教育福祉常任委員会委員長諸岡賛陛君。            〔教育福祉常任委員会委員長 諸岡賛陛君登壇〕 ◎教育福祉常任委員会委員長諸岡賛陛君) 教育福祉常任委員会に付託されました議案1件及び陳情1件について、その審査の結果を報告します。  去る3月9日午前10時から、第3委員会室において委員会を開催し、執行部説明員の出席を求め、慎重に審査した結果は次のとおりです。  初めに、議案第11号 富津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、未就学児に係る均等割額を5割軽減するとの改正だが、市独自施策として実施している未就学児から18歳以下の者に対する3割軽減措置を5割にした場合の影響額はどれくらいになるのかとの質疑がなされ、その後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、陳情第5号 富津市立図書館設置に関する陳情については、願意を十分理解するため、陳情者の趣旨説明執行部の説明を聴取した後、審査の過程において、指定管理者制度を導入した場合のメリット、デメリットはどのようなものか。ランニングコストイオンモール富津内に設置した場合と新たに建設した場合、共に同程度の費用が見込まれるとのことだが、新たに建設した場合、保守点検費用警備費用などがかかり、同程度にはならないのではないか。  イオンモール富津が撤退し、新たに市で図書館を設置することになった場合に備え、その費用を図書整備基金に積み立てていく考えはあるのかなどの質疑がなされ、その後、討論においては、イオンモールからの提案により、新たに建設して図書館を造るのではなく、経費を抑えて念願の拠点となる図書館をつくることができる。中心市街地の空洞化を防ぎ、利便性も考え、イオンモール富津内につくることは望ましいことだと思う。  また、利用しやすいように変わり続け、成長していく図書館を市民の皆さんとともにつくっていきたいという市の考えに同調し、反対するなどの反対討論と、商業施設は集客が見込まれるが、イオンモール富津図書館を設置した場合、地震や火災などの際に避難する非常階段が1か所しかなく、かなり狭いので対応できるのか大きな不安がある。  また、大阪府茨木市の穂積図書館では、イオンに対する賃料は無料で、指定管理者制度を導入していない。このような対応が可能であれば、市としても公設で取り組んでほしいと考え、賛成するとの賛成討論がなされ、採決の結果、賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。  以上が、教育福祉常任委員会に付託されました議案等の審査結果です。よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(渡辺務君) 委員長の報告は終わりました。  ただいまの報告について質疑ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) それでは、順次、討論、採決をします。  初めに、議案第8号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。反対討論ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 賛成討論はありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  議案第8号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立全員です。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、議案第9号 富津市情報公開条例及び富津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。反対討論はありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 次に、賛成討論ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  議案第9号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立全員です。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、議案第10号 富津市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。反対討論ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 次に、賛成討論ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  議案第10号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立全員です。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、議案第11号 富津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。反対討論ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 賛成討論ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  議案第11号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立全員です。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、議案第12号 令和4年度富津市一般会計予算について、討論に入ります。反対討論ありますか。4番、福田好枝君。 ◆4番(福田好枝君) 私は、この予算に対して反対の立場から討論させていただきます。  この予算には、市民の暮らしを守る施策があることは十分承知しておりますが、次の点についての予算を認めることができません。  1つ目として、コロナ対策についての予算の計上が少ないことです。  コロナ対策については、国から費用が来ていますが、市独自で予算を確保してほしいと思います。いつでも、どこでも、何度でも、PCR検査ができるように、また抗原検査キットの常備など、住民への支援や援助を行うべきではないでしょうか。  2つ目として、公共交通に対しての予算についてです。  あまり乗客のいないバスに多額の補助金を投入する事業に対して、市民から不満の声が届いています。市民は君津市のようなコミュニティバスデマンドタクシーなどを走らせてほしいと望んでいます。  富津市みらい構想(案)での生活の満足度についてのアンケート結果では、公共交通網の整備に対する不満が80.2%と最も多くなっています。  しかし、この予算では、市内全域の市民の交通権を確保するには程遠く、思い切った公共交通網の整備が必要ではないでしょうか。  3つ目は、図書館整備事業についてです。  市は、イオンに指定管理者制度での図書館を設置することで、この事業を進めています。市が建設し、市が運営する図書館を造ることを望むので、この計画自体に反対であることから、この予算に対しても賛成できません。  以上の3点から、一般会計予算に反対いたします。 ○議長(渡辺務君) 次に、賛成討論ありますか。14番、石井志郎君。 ◆14番(石井志郎君) 議案第12号 令和4年度富津市一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。  令和4年度一般会計予算は、歳入歳出195億5,000万円と、一昨年内の新型コロナウイルス感染症下の困難な状況でも、前年度と比較すると7億5,000万円、約4%の増額となっており、歳入では、市税、地方交付税、国庫支出金が増額、歳出では、主に民生費や衛生費、教育費が増額となっており、新規事業や拡充事業としては、子ども・子育て支援事業や子ども医療の充実、レディース検診の推進、新型コロナウイルスワクチン接種事業、きみさらず聖苑の整備、有害鳥獣対策や水産業対策推進事業、森林整備事業、市道整備事業、教育環境整備や市立図書館整備事業などが推進されています。  予算執行に当たり、歳入確保と歳出の精査により、子育て日本一を目指し、市民の安全・安心で暮らせるまちづくりに邁進されることを御期待し、令和4年度一般会計予算について賛成いたします。 ○議長(渡辺務君) ほかに討論ありますか。1番、宮崎晴幸君。 ◆1番(宮崎晴幸君) 私は、議案第12号に対し、賛成の立場より討論させていただきます。  新型コロナウイルスの先が見通せない状況下にあるにもかかわらず、市民ニーズに沿った予算が配分されていると私は感じます。  一例に挙げれば、市道下飯野線、浅間山線、そして、長年の市民の要望のありました図書館建設等の予算をしっかりとつけ、そしてそれを実行していく姿に、私は大きな安心感を覚えております。  また、継続的な取組として、子育て日本一を掲げる、富津市ならではの子育て支援策、そして新たに移住定住推進に向けた予算もしっかり拡充されていることから、私は本予算に対し、賛成の立場より討論させていただきました。 ○議長(渡辺務君) ほかに討論ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
     議案第12号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立多数です。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、議案第13号 令和4年度富津市国民健康保険事業特別会計予算について、討論に入ります。反対討論ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 次に、賛成討論はありますか。12番、佐久間 勇君。 ◆12番(佐久間勇君) 委員長報告にもございましたけれども、改めまして、私から国民健康保険事業特別会計予算に賛成の立場で討論いたします。  国民皆保険制度ができて、貧富にかかわらず安心して医療を受けることができるようになりました。運営体は広域連合ですが、社会保険加入者を除く国民健康保険被保険者から税として受益者負担分を徴収しているのが行政であります。  当該予算において、国民健康保険税として徴収するお金は、国保会計の16%ほどとなっています。国保の広域化後は、県から示される標準保険料率よりも保険税率を引き下げ、被保険者の負担を軽減している。国や県からの支出金が減少する中でも、国民健康保険基金からの繰入れを行い、事業の安定を図っています。  また、国保税のうち市の独自事業といたしまして、就学児から18歳以下の均等割額の3割軽減措置も行っています。特定健診や疾病予防に力を入れ、特に健康寿命を延ばし、医療費削減にもつながる取組として、本市の特定健康指導は県下でも筆頭に位置しております。  誰しも健康で暮らしたいはずです。被保険者である我々も、自力で生活できる健康寿命を延ばすように、また笑顔の日々が送れるように、心身の状態を把握して、健康維持に努めなければなりません。  予算に繰入れをしている国民健康保険基金の残高も気になるところですが、現状では住みたいまち、選ばれるまちに向けた富津市づくりの事業につながるような予算配分だと確信しております。よって、本予算に賛成いたします。 ○議長(渡辺務君) ほかに討論ございますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  議案第13号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立全員です。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、議案第14号 令和4年度富津市後期高齢者医療特別会計予算について、討論に入ります。反対討論ありますか。4番、福田好枝君。 ◆4番(福田好枝君) 私は、この予算に反対の立場から討論させていただきます。  今年10月から75歳以上の高齢者で単身の場合、年収200万円以上、複数世帯後期高齢者年収合計が320万円以上の場合、医療機関の窓口で支払う自己負担が現行の1割から2割に引き上げられます。社会保障のためと消費税を10%に引き上げながら、新たな負担を高齢者に押しつけるもので、これでは高齢者の生活はますます苦しくなってしまいます。  後期高齢者の医療窓口負担2割化は、高齢者の暮らしと命を脅かすものであり、このことから、この予算に反対いたします。 ○議長(渡辺務君) 次に、賛成討論ありますか。3番、三富敏史君。 ◆3番(三富敏史君) 私は、賛成の立場で討論させていただきます。  後期高齢者医療制度は、家族や社会のために長年貢献された高齢者の方々が安心して医療を受けられるよう創設された制度であり、世代間の負担を明確にすることで、みんなが納得し、支え合える医療保険制度となっております。  その制度運営は、高齢化の進展とともに、被保険者医療費が増加し、発足当時の保険料均等割額の軽減などの特例措置は見直されておりますが、介護保険料軽減の拡充や年金生活者支援給付金の給付と併せて実施され、段階的に見直しが図られ、着実に制度が定着し、成果を上げられております。  本市における後期高齢者医療の被保険者数は、令和4年2月末時点で8,522人で、富津市の人口のおよそ2割、5人に1人に当たりますが、後期高齢者医療制度は都道府県単位で運営されていることから、広域化による財政基盤の強化が図られております。  今後ますます高齢化が進展する中、将来にわたり、国民皆保険を堅持するためにも、広域連合と連携を図っていただき、持続可能な医療制度構築に一層努力していただくよう要望し、賛成討論といたします。  以上でございます。 ○議長(渡辺務君) ほかに討論ございますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  議案第14号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立多数です。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、議案第15号 令和4年度富津市介護保険事業特別会計予算について、討論に入ります。反対討論ありますか。4番、福田好枝君。 ◆4番(福田好枝君) 私は、この予算に反対の立場から討論させていただきます。  昨年8月から補足給付の見直しが実施されました。利用者や家族は、短期入所は利用しづらくなった。年金が下がっていくのに、食費の値上げの影響は大きい。どうしても必要だから利用しているのに、私たちをさらに苦しめるまねを国はするのかと訴えています。  また、施設や事業者からは、金銭的な負担が増えることで利用控え、介護疲れ、共倒れという悪循環が生じることになるなどの声があります。このような介護保険の改悪は許せるものではないと考え、この予算に反対いたします。 ○議長(渡辺務君) 次に、賛成討論ありますか。3番、三富敏史君。 ◆3番(三富敏史君) 私は、賛成の立場で討論させていただきます。  高齢化社会が急速に進展する中、令和3年4月時点の本市の65歳以上の高齢者は1万6,497人、要介護・要支援認定者は3,091人であり、制度開始の平成12年度と比較いたしますと、高齢者はおよそ1.4倍に、要介護・要支援認定者は3.4倍に増加しております。  我が国では、子が親を介護するのが日本の美風とも言われ、介護は家族の問題という意識が根づいていた中、核家族化の進展や超高齢化社会により、介護する側の高齢化も深刻な問題となっております。  さらに、世界一長寿国となった昨今、寝たきりや認知症などの要介護高齢者は増加の一途をたどり、家族だけで介護するのが困難な時代となったことから、社会全体で支える仕組みとして創設されたのが介護保険制度と認識しております。  そうした中、富津市では、平成30年度から取り組んできた第7期介護保険事業計画が完了しました。令和3年度からは、第7期計画の実績等を精査した上、中長期的な視点で第8期介護保険事業計画を策定しておりますので、令和4年度以降も堅実な介護保険運営がなされるものと期待でき、介護保険財政の健全性、持続性の確保に十分努力しているものと推察できます。  よって、今後においても、本計画に基づき、高齢者福祉の拡充及び介護保険財政の健全化、持続性確保を要望し、賛成討論といたします。  以上でございます。 ○議長(渡辺務君) ほかに討論ございますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  議案第15号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立多数です。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、請願第6号 「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋め立てに使用しないよう求める意見書」の提出を求める請願について、討論に入ります。反対討論はありますか。6番、猪瀬 浩君。 ◆6番(猪瀬浩君) 私は、請願第6号 「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋め立てに使用しないよう求める意見書」について、反対の立場で討論いたします。  まず、遺骨に関する法律については、墓地、埋葬等に関する法律、いわゆる墓埋法があります。この法律によって、遺骨は原則墓地などに埋葬しなければならないことが定められているわけであります。  また、戦没者の遺骨については、戦没者の遺骨収集の推進に関する法律が平成28年に制定されたことにより、戦没者などと思われる遺骨を発見した際には、墓埋法及び戦没者の遺骨収集の推進に関する法律によって、遺骨の発見者は国へその報告をし、国が責任を持って遺族の方に遺骨を渡して、きちんと埋葬していこうという方針を打ち出し、また昨年からは遺骨のDND鑑定などもスタートさせたわけであります。  そういった意味で、今回請願者が願う戦没者の遺骨を大事に扱ってもらいたいということについては、国は既にしっかりと指針を示しているわけであります。  一方で、請願者の方は、自然公園法に基づく沖縄戦跡国定公園の指定敷地内において、その遺骨などが含まれる土砂が埋立てに使われるのではないかということも危惧されているものと捉えました。  この沖縄戦跡国定公園は、沖縄県、国によって、自然公園法に基づき、開発を認めるエリアと認めないエリア、また開発できるエリアにおいても、開発許可のレベルを設けているわけであります。  その設定に基づき、遺骨などが含まれている割合が少ないだろうエリアにおいては、もし遺骨などを発見した場合には、墓埋法や戦没者の遺骨収集の推進に関する法律に基づいて、しっかりと対応していくことを条件に沖縄県が開発許可を出しています。  請願者の方としては、既に長い年月がたち、遺骨なども風化してしまって、土砂と区別がつかないので、沖縄戦跡国定公園内の開発は、すべからく認めるべきではないという意味合いも含んでいらっしゃったかと私は感じたわけでありますが、これについては沖縄県が沖縄戦跡国定公園の開発可能エリアの見直しを図っていくことで対応すべき問題であると考えますし、対応できるものと考えます。  なお、沖縄県の新聞などを見ると、本来沖縄県の開発許可を取らないと土砂の採取などができないのに、無許可で土砂の採取を行っている業者もいるなどといったニュースを目にしたわけでありますが、これについては自然公園法や自然環境保全法違反であると考えますので、そちらの法律に基づいて、違反者には処罰を下していくべきだと考えます。  以上のことを考えますと、従来から国としては、戦没者の遺骨などを含む土砂を開発に使用することを認めているとは考えられず、さらには平成28年からという終戦から考えると、対応は遅きに失していると言えるかもしれませんが、戦没者の遺骨収集の推進に関する法律を制定するなどして、遺骨などの収集にもしっかりと対応していくことを法律化したことからも、請願者の方が求める戦没者の遺骨などを含む土砂を開発に使用することのないように、国としては既に配慮をしているものと考えられるわけであります。  一方で、請願者の方が心配なさっている沖縄戦跡国定公園内における開発においては、沖縄県において開発可能エリアなど、開発許可基準の見直しを図ることによって保全活動をしていくべきであると考えますし、無許可開発を行っている事業者に対しては、自然公園法などに基づく開発行為の停止を求めていくべきものであると考えるわけであります。  以上の理由をもちまして、今回請願者が訴える要旨や理由については、現行法などによって対応できるのではないかと思うとともに、請願者がどういった意図で、どこまでの規制設定を求めているのかが不明瞭であったため、この請願については反対申し上げます。 ○議長(渡辺務君) 次に、賛成討論はありますか。4番、福田好枝君。 ◆4番(福田好枝君) 私は、この請願に対して賛成の立場で討論いたします。  戦没者の遺骨収集は、ボランティアらにより今も続いています。遺骨を新基地建設の埋立てに使用することは、犠牲者の尊厳を冒涜するものであり、物言わぬ戦没者を二度殺すような人道に反する行為です。  そして、この請願は、日米同盟の抑止力の維持と普天間飛行場の危険性除去のための辺野古移設についての議論と混同しているものではなく、遺骨を含む土砂を埋立てにしないよう求める意見書の提出をお願いしているものです。  全ての都道府県から死者を出した沖縄戦であり、沖縄の問題と顔を背けるわけにはいかないのです。この請願にあるように、平和の礎には千葉県出身の1,632人の名前も刻まれています。  地中に眠る遺骨は、沖縄だけの問題ではないと考えます。人の遺骨が入った土砂を埋立てに使うということに対し、あまりにもひどいという常識的な考えから、基地推進の議員も意見書に賛同し、全国に広がっています。  そして、2月8日の時点で206の地方議会で採択されています。戦争で犠牲になった人々を遺族とともに痛み、日本全国が1つになって行動すべきと考え、私は、この請願に対して賛成いたします。 ○議長(渡辺務君) ほかに討論ありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  請願第6号について、委員長報告は不採択でありましたので、原案について採決します。  請願第6号 「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋め立てに使用しないよう求める意見書」の提出を求める請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立少数です。よって、請願第6号は不採択と決しました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、陳情第5号 富津市立図書館設置に関する陳情について、討論に入ります。反対討論はありますか。12番、佐久間 勇君。 ◆12番(佐久間勇君) 私は、富津市立図書館設置に関する本陳情につきましては、採択に反対の立場で討論いたします。  公設公営で建設してくださいとの陳情ですが、本市は県下でも数少ない図書館がない市と言われ続けておりました。  2004年に(仮称)福祉・教育施設整備促進検討委員会を設置し、私は、市民公募の中から参加、2010年には図書館と福祉の機能を持つ複合施設の基本計画に携わりました。その後、破綻報道のあおりから、箱物への夢は凍結されてきた経緯があります。  富津市には、公民館、市民会館にある3図書室、移動図書館や天羽中学校のような学校図書室がありますが、拠点となる図書館は確かにございません。
     今回イオンからの提案により、安価な投資で、念願だった拠点となる図書館をつくることができる。都内では3階や地下の図書館もあります。あくまでも新規に造るのではなく、経費を抑えて、待望の図書館をつくることに意味があると思います。  中心市街地の空洞化を防ぎ、利便性から、イオン内につくることは望ましいと思います。買物ついでに気軽に立ち寄れる図書館、さらに子育て世帯の親も安心して読書ができるような一時預かり所などが併設されたらなどと、夢が膨らむ次第であります。  また、市が考える利用しやすいように変わり続け、成長していく図書館を市民の皆様とともに、つくり上げていきたいとの考えにも同感できます。  よって、本陳情の採択には反対いたします。 ○議長(渡辺務君) 次に、賛成討論はありますか。4番、福田好枝君。 ◆4番(福田好枝君) 私は、この陳情に対して賛成の立場で討論いたします。  この陳情は、図書館設置について反対しているのではなく、次の2点について考えていただきたいとの思いから出されているものです。  1点目は、設置時に30年経過しているイオンの3階につくられることへの不安、2点目は、指定管理ではなく、市の直営で行っていただきたいということです。私も全く同じ考えです。  市は、費用面についてもイオンに設置することで経費の節約になる、イオン側からは、社会貢献、地域貢献として月額10万円という格安の賃料を示されているとのことですが、果たして本当なのでしょうか。  このことについて調べてみると、決して格安ではないと分かりました。例えば、参考資料として配布されたつがる図書館の賃料は208万2,000円で、年間2,498万4,000円ですが、指定管理料は5,000万円で、合計で7,498万4,000円です。  一方、令和5年に設置予定の富津市立図書館の賃料は年間で120万円で、指定管理料は1億円程度を見込んでいると基本計画にあり、合計で1億120万円です。1,606平米のつがる図書館と1,450平米の富津市立図書館、ほぼ同じ規模でありますが、指定管理料が倍なのはどうしてでしょうか。  ほかにもイオンに設置の図書館を調べると、大阪府茨木市の穂積図書館は1,317.72平米で、賃料は無料です。そして、指定管理ではなく、市の直営であることが分かりました。これこそ社会貢献、地域貢献と言えるのではないでしょうか。  市民の税金を投入しての事業です。もう一度よく考えていただきたく、この陳情に賛成いたします。 ○議長(渡辺務君) ほかに討論ございますか。6番、猪瀬 浩君。 ◆6番(猪瀬浩君) 私は、この陳情第5号 富津市立図書館設置に関する陳情について、反対の立場で討論いたします。  まず、この陳情で求められる公設公営で建設してもらいたいといった内容についてでありますが、中身を見ますと、イオン富津内に図書館をつくることに反対をしますということと指定管理者等、民間に事業を委託することに反対するといった内容になっているかと思います。  反対理由につきましては、陳情書の中に事細かに書かれておりますが、イオン富津内に、もし図書館をつくるために係る建設費なんですけど、こちら特にハード費用については、令和4年度当初予算にも計上されましたが、おおよそ1億5,000万円ということが示されています。  一方、もし富津市が自前で図書館を造れば、陳情者の方たちが心配される図書館が途中でイオンの中からなくなってしまうのではないかというリスクはなくなるわけでありますが、市独自で建設、図書館を造れば、建設費に9億円程度かかるわけでして、その後、大規模修繕等、長くもたせるための費用なんかを考えると、富津イオンの中に借りてつくるよりも、トータル的には高くなる計算になるかと思います。  8年前の財政難報道が起きたときに、富津市は箱物ばかり造るけど、いざ造っても利用者が少なく、税金の無駄遣いをしているのではないかといった声も上がったわけであります。  そういったことを考えますと、いきなり公設図書館を造るのではなく、まずは民間施設をお借りしての読書ニーズなどの機運を高め、8万冊の図書館では満足できないぐらい利用ニーズが出てくるようであれば、10年間の間に公設図書館建設基金も積み立てていき、10年後には公設図書館を造れるように計画を進めていくべきだと考えます。  なお、イオン富津内に図書館スペースを借りた際に、現在、市のほうからは詳細なレイアウトが示されていませんので、陳情者の方が心配なさる避難経路など、不安だといった声が陳情書の中に盛り込まれているわけですが、これについては私も同様の意見であります。  市からは、窓は一応あるなどのお話も聞いておりますが、実際にテナントスペースなどの写真を示してもらったわけでもないので、どのような窓があるのか分からない、また災害時における図書館内の避難誘導灯設備がどのようなものになるのかが分からないので、本当に安全に避難させることが可能なのかといった不安もあります。  これにつきましても、今回の令和4年度当初予算の中で、実際に改装工事を始める前にレイアウト図などをできるだけ議会等に示してもらえるといった回答をいただきましたので、こういったレイアウト図をつくる中で、今回陳情でいただいた不安に対する対策は講じられるものと信じております。  あと指定管理者による活用ですが、あくまでもイオン富津図書館の運営については、指定管理者に委託することになるわけですが、公民館図書館、移動図書館車等は、市職員で管理することになり、イオン富津図書館を含めた市内全図書館、図書室のトータルコーディネーターは市が手綱を握ると聞いております。  また、イオン富津図書館の運営においても、指定管理者だけではなく、有識者などを含む市民との図書館運営協議会を設置したりしながら、市職員、司書なども含めて、一緒に運営を方法を学んでいくつもりなので、指定管理者任せになるということはないという市の言葉を信じたいと思います。  この10年間における図書館においては、陳情者の方からすると、物足りないと思うお気持ちもあるかと思いますが、今まで図書館がなかった富津市において、十分ではないのかもしれませんが、まずは図書館ができることをこれからの富津市の文化レベルのさらなる高まりとなる1つのきっかけと考え、イオン富津内の図書館では駄目だ、指定管理者運営でなければ駄目だとするのではなく、最初から公設公営の図書館を目指すのではなく、まずはできることという形で、今回の市が提案する内容を私は賛成することから、今回の陳情には反対をさせていただければと思います。 ○議長(渡辺務君) ほかに討論ございますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  陳情第5号について、委員長報告は不採択でありましたので、原案について採決します。  陳情第5号 富津市立図書館設置に関する陳情についてを採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立少数です。よって、陳情第5号は不採択と決しました。           ────────────────────────                 議案第16号及び議案第17号 ○議長(渡辺務君) 日程第2、議案第16号及び議案第17号を議題とします。教育長、岡根 茂君。 ◎教育長(岡根茂君) ただいま議題とされました議案第16号につきましては、私に関わる議案でございますので、退席の許可をお願いいたします。 ○議長(渡辺務君) 岡根教育長の退席を許可いたします。                〔教育長 岡根 茂君退席〕 ○議長(渡辺務君) お諮りします。議案第16号及び議案第17号については、人事案件につき、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 異議なしと認め、直ちに採決します。  初めに、議案第16号 富津市教育委員会教育長の任命につき議会の同意を求めることについて、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立全員です。よって、議案第16号は原案のとおり同意されました。  ここで、教育長、岡根 茂君の入場を許可いたします。                〔教育長 岡根 茂君入場〕 ○議長(渡辺務君) ここで、教育長、岡根 茂君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。教育長、岡根 茂君。 ◎教育長(岡根茂君) ただいま教育長任命に関わる承認につきまして、皆さんの御承認いただきましたことを感謝申し上げます。今後とも微力ではございますが、富津市の教育行政充実のために全力で取り組むことをお誓い申し上げ、御挨拶といたします。今後ともどうぞよろしくお願いします。 ○議長(渡辺務君) 次に、議案第17号 富津市教育委員会委員の任命につき議会の同意を求めることについて、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立全員です。よって、議案第17号は原案のとおり同意されました。           ────────────────────────                     議案の上程 ○議長(渡辺務君) 日程第3、議案第18号及び議案第19号を議題とします。  ただいま議題とした議案は、お手元に配布の議案一覧表のとおりですので、朗読を省略します。           ────────────────────────                   市長の提案理由の説明 ○議長(渡辺務君) ただいま議題となっている議案について、提案理由の説明を求めます。市長、高橋恭市君。                 〔市長 高橋恭市君登壇〕 ◎市長(高橋恭市君) ただいま追加提案いたしました議案第18号及び議案第19号の提案理由について説明いたします。           ────────────────────────                 議案第18号及び議案第19号 ◎市長(高橋恭市君) 議案第18号 令和4年度富津市一般会計補正予(第1号)については、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,938万円を追加するもので、補正の内容は、国の交付金を活用し、中山間地域で使用する簡易給水施設に先進的技術を導入することで、水の安定供給及び管理負荷の軽減を図るため、小規模分散型水インフラ整備事業に係る経費及びこれに関連する歳入を計上するものであります。  議案第19号 市道路線(西内裏塚線)の認定については、地域住民の利便性を確保するため、市道西内裏塚線を認定することについて、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、議案第18号及び議案第19号の提案理由の説明といたします。十分御審議の上、原案どおり御可決賜りますようお願いいたします。 ○議長(渡辺務君) 以上で、提案理由の説明を終わります。  ただいまの説明について、質疑ありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第18号及び議案第19号について、委員会付託を省略し、直ちに全体審議とすることに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 異議なしと認め、そのように決定します。  それでは、順次、討論、採決します。  初めに、議案第18号 令和4年度富津市一般会計補正予算(第1号)について、討論に入ります。反対討論はありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 次に、賛成討論はありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  議案第18号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立全員です。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(渡辺務君) 次に、議案第19号 市道路線(西内裏塚線)の認定について、討論に入ります。反対討論はありますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 賛成討論はありますか。
                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。  議案第19号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 ○議長(渡辺務君) 起立全員です。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。  以上で、今定例会に付議されました事件の審議は全て終了しました。           ────────────────────────                  市長のあいさつ及び報告 ○議長(渡辺務君) 次に、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。市長、高橋恭市君。                 〔市長 高橋恭市君登壇〕 ◎市長(高橋恭市君) 令和4年3月富津市議会定例会の閉会に当たり、御礼の御挨拶と御報告を申し上げます。  初めに、ウクライナ国内及び周辺国への救援活動に対する支援について申し上げます。  我が国は、これまでウクライナの民主主義の回復と安定化を図るため、支援を行ってまいりましたが、2月24日、ロシアはウクライナへの軍事侵攻を開始しました。  政府においては、法人の安全確保に努めるとともに、国際社会と連携しつつ、ロシア軍の即時撤収、ウクライナに対する人道的支援と速やかな平和の実現に向け、全力を挙げて取り組んでいただけるよう望みます。  本市においては、平成2年に世界の恒久平和を達成するため、平和で戦争のない社会、基本的人権の尊重される社会、暴力と差別のない社会を追求し、次代を担う子供たちに、より住みよい環境を確保していくことを誓う平和都市宣言をしております。ロシアのウクライナへの一連の軍事侵攻に対して、1日も早い平和的な解決を望むものであります。  このような状況から、ウクライナ国内及び周辺国への救援活動に対する支援のため、市役所本庁の総合案内、社会福祉課窓口及び天羽行政センターにおいて、救援金の受付を行っております。頂いた救援金は、日本赤十字社千葉県支部を通じ、ウクライナへの救援活動に充てていただきます。御賛同いただける市民の皆さんの御支援、御協力をお願いいたします。  さて、議員の皆様方におかれましては、御多用の中、本定例会に連日御出席を賜り、御提案申し上げました各議案につきまして、慎重なる御審議をいただき、原案のとおり御承認、御可決及び御同意を賜り、誠にありがとうございました。  また、議案第1号から議案第7号までにつきましては、御審議の上、原案のとおり御承認及び御可決をいただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。  今会期中に皆様方からお寄せいただきました貴重な御意見、御提言等につきましては、十分検討いたしまして適切な措置を講じる所存であります。  次に、諸般の御報告を申し上げます。  初めに、新型コロナウイルスのワクチン接種について申し上げます。  ワクチン接種者数につきましては、本日午前8時現在で3回目の接種を終えた方は1万9,654人で、対象者の約52%、そのうち高齢者につきましては、対象者の約82%となっており、県内でも接種が進んでいる自治体の1つとなっています。引き続き、接種を希望する市民の皆さん全員が1日も早く接種できるよう努めてまいります。  次に、富津市土地開発公社の清算結了について申し上げます。  富津市土地開発公社は、令和3年10月14日に千葉県知事の解散認可を受け、清算の手続が進められておりました。令和4年1月28日開催の富津市土地開発公社清算人会において、残余財産の確定及び処分について承認され、残余財産1,640万6,353円が出資団体である富津市に帰属されました。令和4年3月7日に清算決了の届出が千葉県知事に提出され、全ての清算事務が完了いたしました。  次に、大佐和老人憩の家の解体工事について申し上げます。  令和3年9月より建物等の解体工事を進めておりました大佐和老人憩の家につきましては、令和4年2月14日に解体工事が終了し、地権者との土地賃貸借契約が3月末をもって終了いたします。  次に、峰上出張所、関豊連絡所及び金谷連絡所の廃止に伴う郵便局での代替業務開始について申し上げます。  峰上出張所、関豊連絡所及び金谷連絡所の廃止に伴う代替措置として、関尻郵便局及び金谷郵便局において実施する住民票の写しのほか、各種証明書の発行や市への提出書類の預かり業務は、令和4年4月11日から開始する予定です。  以上で、報告を終わります。  ウイズコロナで迎える令和4年度、私たちは、ふるさと富津市をしっかりと見詰め、施策を着実に実行し、地に足をつけ進んでいかなければなりません。今を生きる市民の皆さんに誇りと愛着を持って富津市に住み続けていただけるよう、富津市の魅力を発信し、多くの方が富津市に関心を持っていただき、この地を選んでいただける施策を展開することで、本市の未来を市民の皆さんとともに築いてまいります。  議員の皆様には健康に十分御留意され、市政運営になお一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。           ────────────────────────                    閉     会 ○議長(渡辺務君) これをもちまして、令和4年3月富津市議会定例会を閉会とします。お疲れさまでした。            令和4年3月22日 午前11時12分 閉会 上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためにここに署名する。   令和  年  月  日             富津市議会議長   渡 辺   務             富津市議会副議長  平 野 英 男             署名議員      渡 辺 純 一             署名議員      三 富 敏 史             署名議員      福 田 好 枝...