我孫子市議会 > 2022-08-29 >
08月29日-01号

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  1. 我孫子市議会 2022-08-29
    08月29日-01号


    取得元: 我孫子市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    令和 4年  9月 定例会(第3回) 令和4年8月招集     我孫子市議会定例会会議録(第1号) 令和4年8月29日(月)現在議員24名で次のとおり      西川佳克君      野村貞夫君      澤田敦士君      山下佳代君      江川克哉君      芹澤正子君      岩井 康君      海津にいな君      高木宏樹君      戸田智恵子君      久野晋作君      内田美恵子君      飯塚 誠君      西垣一郎君      甲斐俊光君      日暮俊一君      椎名幸雄君      豊島庸市君      佐々木豊治君     坂巻宗男君      早川 真君      木村得道君      茅野 理君      松島 洋君--------------------------------------- △開会  令和4年8月29日(月)午後1時分00分 ○議長(甲斐俊光君) ただいまから令和4年第3回我孫子市議会定例会を開会いたします。---------------------------------------議事日程 議事日程(第1号) 令和4年8月29日(月)午後1時開議日程第1.会期の件日程第2.会議録署名議員指名日程第3.議案第1号から議案第16号及び報告第1号から報告第5号     (市政一般報告及び提案理由説明)--------------------------------------- ○議長(甲斐俊光君) 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議長の報告 ○議長(甲斐俊光君) 日程に先立ち御報告申し上げます。 監査委員から現金出納検査の結果報告がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。--------------------------------------- △会期の件 ○議長(甲斐俊光君) 日程第1、会期の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から9月22日までの25日間とすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(甲斐俊光君) 御異議ないものと認めます。よって会期は25日間と決定されました。---------------------------------------会議録署名議員指名 ○議長(甲斐俊光君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、              戸田智恵子議員              久野晋作議員にお願いいたします。--------------------------------------- △議長の報告 ○議長(甲斐俊光君) 本日、市長から議案の送付があり、これを受理いたしましたので、御報告いたします。     (巻末資料に掲載)--------------------------------------- △議案第1号から議案第16号及び報告第1号から報告第5号(市政一般報告及び提案理由の説明) ○議長(甲斐俊光君) 日程第3、議案第1号から議案第16号及び報告第1号から報告第5号を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。星野順一郎市長。     〔市長星野順一郎君登壇〕 ◎市長(星野順一郎君) 令和4年第3回我孫子市議会定例会の開会に当たり、市政に関する一般報告を行います。 初めは、新型コロナウイルス感染症対策です。 新型コロナウイルス感染症対策として期待されるワクチン接種につきましては、8月23日時点の接種状況は、65歳以上の方は1回目96.4%、2回目96.0%、3回目90.9%、12歳以上64歳以下の方は1回目86.7%、2回目86.3%、3回目64.4%、60歳以上の方は4回目62.4%となっています。 4回目接種につきましては、対象となる60歳以上の方と、18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方へ順次4回目接種券を送付をしています。 また、7月22日から4回目接種の対象に、18歳以上60歳未満で医療機関高齢者施設障害者施設等に従事される方が追加されました。市では、ホームページ、広報でお知らせするほか、市内の医療機関等へ周知を行い、希望する対象者へ接種券を送付いたしました。 さらに、オミクロン株に対応した新型コロナワクチン接種体制確保につきましても、早ければ10月中旬以降に接種を実施することも想定されており、引き続き厚生科学審議会での検討が進められているため、接種開始決定時には速やかに接種を行う体制を確保してまいります。 予防接種証明書につきましては、国のアプリでの取得と市への申請による発行に加え、コンビニでの交付を開始をしています。市内ではセブンイレブンで利用でき、今後も利用可能なコンビニ等の店舗は順次拡大される予定ですので、ホームページなどで御確認ください。 受診体制の整備については、多くの医療機関が休診し、市民が診療等を受けることが困難な8月13日から16日のお盆の期間に、発熱患者等に対する診療及び検査体制を整備いただいた医療機関に支援金を交付いたしました。 新型コロナ新規感染者数は、依然として高い水準にあるため、引き続き市民の不安軽減や受診しやすい体制整備に努めてまいります。 次は、コロナ禍における原油価格、物価高騰の影響への対応です。 新型コロナの影響が長期化する中、様々な困難に直面した方々の生活、暮らしを支援するため、令和4年度に新たに住民税非課税となった世帯等に対し、1世帯当たり10万円の臨時特別給付金を支給しています。対象となる世帯へは、給付に関する確認書を7月1日から送付をいたしました。申請が必要となる世帯へも周知を図り、9月30日まで申請を受け付けています。 低所得の子育て世帯への生活支援につきましては、国の緊急支援対策である子育て世帯生活支援特別給付金を支給しています。ひとり親子育て世帯に対する給付金につきましても、児童扶養手当を受給している方や新型コロナウイルスの影響により家計が急変した方に対して、8月19日までに605世帯、900名に5万円を支給いたしました。 ひとり親世帯以外の住民税非課税子育て世帯に対する給付金につきましては、令和4年4月分の児童手当または特別児童扶養手当を受給している令和4年度の住民税が非課税である方に対し、7月28日に290世帯、501名に5万円を支給いたしました。また、8月26日にも51世帯、92名に対し支給をいたしました。新型コロナの影響により家計が急変した方や、高校生相当年齢のみの児童を養育する方は申請が必要です。申請は令和5年2月28日まで受け付けています。 さらに、我孫子市の独自支援といたしまして、原油、食料等の価格の高騰などに直面する子育て世帯を応援するため、中学生以下の児童1名につき2万円の子育て応援給付金を支給しています。8月18日時点で、7,998世帯、1万2,491名に支給をいたしました。 原油価格、物価の高騰などにより、小中学校保育園等の給食も影響を受けています。各家庭の負担が増えることのないよう、小中学校私立保育園等には既に支援を実施をいたしました。公立保育園3園につきましても、給食に係る食材費について同様の支援をするため、関連する予算を今議会に上程をしています。 子ども食堂運営団体には、活動の継続を支援するため1団体につき上限10万円の補助金を交付をしています。申請は9月30日まで受け付けています。 燃料価格高騰の影響を受ける市内福祉有償運送事業者へは、市内で福祉有償運送をするための車両1台当たり1万円の支援金を支給しています。10月31日まで申請を受け付けています。 市内農業者につきましては、農業用資材費動力光熱費、肥料・飼料経費を対象とする緊急支援金の給付手続の準備を進めており、関連する予算を今議会に上程しています。 市民の生活及び経済活動を支える公共交通の維持を図るため、市内公共交通事業者等に対し、燃料価格高騰対策支援金を交付いたしました。7月14日から申請を受け付け、25日には全ての事業者からの申請が完了し、総額で464万円を交付いたしました。 医療機関への支援としましては、食材料費や光熱水費が発生する入院病床を有する医療機関及び市と第二次救急医療運営事業に関する協定等を締結している医療機関に支援金を交付するため、関連する予算を今議会に上程をしています。 次は、排水施設維持管理についてです。 排水施設維持管理につきましては、河川施設防災インフラ整備の一環として、これまで水位計が設置されていなかった準用河川つくし野川に水位計を設置いたします。工事は9月末に完了し、10月から稼働する予定です。水位計による観測データは、ホームページで閲覧可能となり、つくし野川の水位状況を確認できるようになります。併せて水位観測データの収集を行い、河川の維持管理に努めてまいります。 次は、災害予防の初動対策事業についてです。 昨年度は、災害対策基本法が改正されたことを受け、台風や豪雨による水害に備えるべく、洪水時などの安全な避難に役立てていただくため、水害情報に特化したあびこ洪水避難情報ハザードマップを作成し、各世帯に配布いたしました。このハザードマップの有効活用が図られますよう、7月に市内6か所で自治会・自主防災組織まちづくり協議会の方を対象に説明会を開催いたしました。自治会などの協力を得てハザードマップを各世帯に配布することで、洪水時の安全な避難行動や避難情報の収集など、水害への備えについて広く周知をしてまいります。 また、現在、小中学校に整備されているWi-Fi設備を体育館においても利用できるよう新たに設定を行いました。これにより小中学校の体育館を避難所として開設した場合、市民の皆さんがスマートフォンなどで円滑に情報収集を行うことが可能となります。 次は、高齢者支援についてです。 第8期介護保険事業計画整備予定広域型特別養護老人ホーム整備運営事業者を7月22日まで募集いたしました。2事業者から応募があり、8月19日に審査を行った結果、千葉県に推薦する事業候補者社会福祉法人皐仁会に決定いたしました。 次は、生活介護対象者支援事業についてです。 あらき園利用者送迎車両更新のため、6月入札により業者を選定し、リフトつきマイクロバスが12月に納車となる予定です。また、あらき園食堂棟の空調設備の経年劣化に伴い、5月30日から9月30日までの期間に更新工事を実施をしています。工事期間中、利用者の皆様方には御不便をおかけいたしますが、御理解と御協力をお願い申し上げます。 次は、未就学児の教育・保育環境の充実についてです。 湖北台保育園子育て支援センターとの複合施設である新園舎につきましては、予定どおり6月下旬に完成し、7月に引越しを行い、子どもたちは新園舎で生活を送っています。子育て支援センターすまいる広場も同様に新園舎で開館しており、親子が安心して過ごせる場となっています。今後は、9月から旧園舎の解体や園庭等の整備を進め、令和5年2月末までに全ての工事を完了させる予定です。 次は、学校教育環境の充実についてです。 民間施設を活用した水泳指導につきましては、昨年度のモデル校である湖北台東小学校に加え、我孫子第一小学校、布佐南小学校の計3校の水泳指導を民間のスイミングスクール2者へ委託いたしました。児童からは、とても楽しかった、できることが増えたなどの声が多く寄せられ、送迎バスの中でも笑顔が多く見られたと報告を受けています。児童のほか保護者や教員からも好評であり、泳力向上も期待できることから、さらに拡充することを含め今後の在り方を検討してまいります。 次は、コミュニティスクールの推進についてです。 今年度から地域とともにある学校づくりを目指し、学校評議員制度に代わって小中学校学校運営協議会を設置いたしました。このことにより、市内19校全てがコミュニティスクールとなりました。4月から5月にかけて、各学校において第1回学校運営協議会が開催され、各校の学校運営基本方針の承認と、中学校区で取り組む小中一貫教育基本方針の承認が行われました。今後は基本方針の下に各委員が学校運営や評価、学校支援に関する協議などを行い、学校運営に参画していくこととなります。 現在は、学校教育目標の実現、また各学校や中学校区の課題解決に向けて、何から話し合っていくか、一緒に取り組んでいくのかを模索していく段階です。今後、会議や国から委嘱を受けた講師を招いての研修を通し、各委員がそれぞれの立場で意見を交わしながらコミュニティスクールを充実させ、子どもたちの豊かな学びや学校と地域との連携・協働を目指してまいります。 次は、企業が進出・操業しやすい環境づくりについてです。 7月8日に、柴崎地区の産業用地整備事業者である大日本土木・マーケットトラスト共同企業体と協定を締結いたしました。今後は、同企業体が用地買収等を進めるとともに、12月までに産業用地に立地する企業の配置を含めた土地利用計画案を作成する意向であることから、市として事業が円滑に進められるよう支援をしてまいります。 次は、起業創業支援事業についてです。 公園坂通りにぎわいの創出等に寄与する事業者を4月20日から6月9日まで募集いたしましたが、残念ながら応募はありませんでした。そのため市の支援内容の見直しを行い、7月11日から9月22日まで再募集をしています。今後は、提案いただいた事業につきまして、書類審査、プレゼンテーション・ヒアリングを行い、10月下旬までには事業者を選定し、公園坂通りにぎわい創出を図っていきたいと考えています。なお、開業準備費として市が負担する施設の改修及び開業準備に係る費用について、関連する予算を今議会に上程をしています。 次は、カッパまつりについてです。 8月27日の土曜日に手賀沼公園にて3年ぶりにカッパまつりを開催いたしました。今回は、河童音頭大輪踊り大会として、手賀沼公園内に組んだやぐらの周りを輪になって踊りました。新型コロナ感染拡大防止策を行いながら、多くの方に楽しんでいただきました。また、フィナーレでは、約15分間と短い時間ではありましたが、花火の打ち上げを行い、子どもたちをはじめ市民の皆様に喜んでいただけたものと思っています。 次は、キャッシュレス決済キャンペーンについてです。 新型コロナの影響を受けている市内事業者の支援と、国が示す新しい生活様式の一つであるキャッシュレス決済の普及促進を目的として、市内対象店舗においてキャッシュレス決済をするとポイントの付与を受けられるキャンペーンの第2弾を6月1日から30日まで実施いたしました。 本キャンペーンは、市内でPayPayを導入している店舗が対象で、PayPayアプリを利用すると、どなたでもポイントを受けられる広範な取組として行いました。また、キャッシュレス決済に不慣れな方々にもこれを機に使っていただけるよう、PayPay使い方教室を7回実施をし、合計74名の方に参加をいただきました。 利用実績といたしましては、キャンペーン期間1か月での決済総額は約8億6,000万円、付与されたPayPayポイントは約1億5,000万ポイントとなりました。キャンペーンの効果といたしましては、前回と比較して決済総額が約1.3倍、付与されたポイントが約1.2倍と増加をしていることから、利用者や事業者の間でキャッシュレス決済がさらに広く普及しているものと考えられます。また、付与されたポイントが市内で使用されることにより、更なる消費の活性化につながるものと捉えています。 次は、ジャパンバードフェスティバルの開催についてです。 今年で22回目を迎えるジャパンバードフェスティバルが11月5日と6日に開催されます。今年も海外からの出展につきましては引き続き中止となりますが、我孫子駅前手賀沼公園、アビスタに会場を変更し、3年ぶりに現地開催する予定です。会場では、野鳥や自然環境に関する調査研究等の展示や発表、バードカービングなどの作品展示が行われるほか、毎年人気の手賀沼湖畔や船上からのバードウオッチング、鳥のたこ揚げ体験なども行われます。 全国から様々な鳥の生態や行動などを捉えた写真が集まる全日本鳥フォトコンテストは、応募作品展と審査員による講演会を開催いたします。また、毎年人気の鳥に関する学術的な話が聞ける鳥学講座はアビイクオーレにて開催するほか、小・中・高校生が研究の成果を発表する環境学会はアビスタホールで開催をする予定です。 さらに、プレイベントとして市民プラザギャラリーで9月16日から21日にかけて、内山春雄氏のバードカービング展示ジャパンバードフェスティバルの告知などを実施をし、開催に向け盛り上げてまいります。今年も多くの方々の交流の場となり、自然環境の大切さについて感じてもらえるジャパンバードフェスティバルにしてまいります。 次は、親水広場を中心とした交流人口の拡大と地域の活性化についてです。 手賀沼親水広場のじゃぶじゃぶ池につきましては、7月21日から3年ぶりにオープンをし、多くの家族連れなどでにぎわっています。9月4日まで運営をする予定です。 また、11月26日には親水広場を舞台に、今回で5回目となる手賀沼チームラン・キッズランうなきちカップを開催いたします。種目は、これまで実施してきた親子ラン、キッズランチームランに加えて、中学生以上が参加する800メートルランを設けました。8月1日から10月31日まで参加者を募集していますが、特に親子ラン、キッズランは人気が高く、申し込み開始からほどなく応募枠が埋まりました。会場ではキッチンカーなどの出店もあり、手賀沼周辺にぎわいを生むスポーツイベントとして定着してきています。今後も、親水広場を家族や子どもたちのふれあいの場や魅力ある施設として活用し、交流人口の拡大や地域の活性化につなげるとともに、水環境保全に関する啓発活動に努めてまいります。 次は、道路環境の維持についてです。 白山跨線人道橋につきましては、当初予定していた補修工事はこれまでにほぼ完了いたしました。現在は、老朽化が著しい一部の箇所について部材を交換する準備を進めており、9月中の完了を予定をしています。 次は、道路の整備・改良についてです。 手賀沼公園久寺家線中央に位置するマンション付近への押しボタン式信号につきましては、7月15日に稼働を開始いたしました。近隣の皆様方には、設置に際し御協力をいただきありがとうございました。今後は、手賀沼公園久寺家線整備効果の検証や公園坂通りの整備手法の検討材料となる交通量調査を、9月と来年2月の2回実施をする予定です。 下ヶ戸・中里線外1線の道路擁壁と接続道路の詳細設計につきましては、6月30日に完了いたしました。今後、若草幼稚園跡地付近の本線約100メートル区間の街路整備工事に着手をし、併せて接続する2本の市道整備も行い、今年度中の完了を目標に整備を進めてまいります。 土谷津地区道路整備につきましては、道路の拡幅工事に着手するとともに、令和3年度に雨水管工事を行った箇所の舗装本復旧工事や令和5年度に拡幅工事を予定している箇所の用地取得を行ってまいります。 布佐小学校入口交差点改良事業につきましては、児童の安全な通行を確保するため、国道356号布佐小入口交差点から約40メートルの区間において道路拡幅整備を行います。また、布佐小入口交差点から東消防署交差点までの歩道未整備区間の整備を千葉県が実施をする予定です。現在、道路の設計に伴う協議を千葉県警察本部と進めており、協議が調い次第、用地の測量を行い、完了後には千葉県とともに用地取得を進めてまいります。 並木小学校通学路につきましては、児童の安全な通行を確保するため、わんぱく丸広場から国道6号の歩道拡幅に向け、市道00-009号線の道路を整備いたします。既に現地測量は完了し、現在は詳細設計を進めているところです。 次は、常磐線・成田線沿線の活性化についてです。 成田線沿線7自治体で構成する成田線活性化推進協議会において、成田線の増発や常磐線特別快速列車の我孫子駅停車などの実現に向けJR東日本へ毎年要望を続けており、今年度は7月に東京支社、千葉支社に対しそれぞれ要望活動を実施いたしました。 沿線活性化事業につきましては、JR東日本千葉支社と連携し、成田線活性化推進協議会において、4月1日から3日まで駅からハイキングを布佐駅で開催し、3日間で400人を超える方々に参加していただきました。また、今年度は初の試みとして、9月25日に湖北駅にて成田線沿線地域クリーンアップ大作戦2022と題し、駅や沿線地域の清掃活動を実施する予定です。美化活動を通じ、成田線への愛着やイメージアップ、地域の活性化を図ってまいります。 JR東日本東京支社との連携につきましても、9月1日から3日まで沿線の松戸市、柏市、我孫子市、取手市の4市合同による常磐線産直市を上野駅中央改札外グランドコンコースで開催いたします。産直市では、ふるさと産品地元農産物の販売、PR映像の放映のほか、ゆるキャラも登場するなど、訪れた多くのお客様に沿線の魅力を発信いたします。 10月には、8日から10日まで湖北駅において自然と歴史を満喫しよう!ぬまっぺりハイキングをテーマに、駅からハイキングを開催する予定です。手賀沼沿いの遊歩道を散策しながら、手賀沼の自然を満喫していただけるコースとなっています。詳しくは、9月6日以降の駅からハイキングホームページで御確認ください。 さらに、10月22日、23日には、総武線両国駅から千葉、成田を経由し、布佐駅までの区間においてB.B.BASE手賀沼が運行される予定です。訪れたお客様に手賀沼周辺の豊かな自然環境など、我孫子市の魅力をPRしてまいります。今後も、常磐線・成田線の利便性向上に向け、JR東日本に対し要望活動を継続するとともに、様々なイベントを通し市の魅力をPRし沿線の活性化に取り組んでまいります。 次は、手賀沼公園についてです。 開店が遅れていた手賀沼公園オープンカフェは、7月1日に無事オープンいたしました。公園利用者の方々からは大変好評をいただいており、公園のにぎわい交流人口の増加につながることを期待しています。今後は、運営が安定した時期を見計らい、手賀沼公園を利用したイベントとカフェのコラボレーションや、相乗効果が期待されるキッチンカーとの連携など、公園のさらなる魅力向上に向けた取組について事業者である吉岡茶房と検討協議を進めてまいります。 次は、新たな文化交流拠点施設整備の検討についてです。 文化交流拠点施設の建設について幅広い層の市民の皆様方から意見を伺うことを目的に、5月にeモニターアンケートを実施いたしました。コロナ禍において求められる機能や市にふさわしい交流機能など様々な意見が寄せられましたが、施設整備の方向性を問う設問に対しては、市役所の新庁舎の建設と併せて一体的に整備すべきとの意見が最も多い結果となりました。アンケート結果につきましては、市のホームページで公開するとともに、7月に開催した生涯学習審議会文化連盟役員との意見交換会でも報告をしたところです。今後は、今回のアンケートでいただいた意見も踏まえながら、本市にとって最適な施設整備の方向性についてさらなる検討を進めてまいります。 次は、平和事業の実施についてです。 被爆地への中学生派遣では、8月5日から7日の3日間、市内6校の12名を広島へ派遣いたしました。出発前には、全ての中学生及び同行者のPCR検査を行い、陰性を確認した上で、広島市を訪問しています。現地でも感染症対策に努め、平和記念式典へ3年ぶりに参列したほか、資料館の見学、被爆体験講話の聴講などを通し、平和の尊さを学ぶことができました。 8月13日には、手賀沼公園の平和の記念碑前で我孫子市平和祈念式典を開催する予定でしたが、悪天候のためアビスタでの開催といたしました。式典では、広島へ派遣した中学生から被爆地で感じたことや学んだことについて報告を行いました。式典終了後の手賀沼とうろう流しも中止としましたが、平和事業推進市民会議委員や派遣中学生、平和祈念式典の参列者が平和への願いを記した灯籠をアビスタに展示し、平和を祈念いたしました。 なお、12月4日にけやきプラザで開催する平和の集いでは、派遣中学生がスライドを交えながら派遣報告を行う予定です。歴代の派遣経験者が、市内小学校の6年生を対象に平和の尊さや戦争の悲惨さなど、現地で学んだことや感じたことを伝えるリレー講座につきましては、本年度は全小学校で実施することが決定しています。既に5校で実施をし、2学期は7校、3学期は1校で行う予定です。 今後も若い世代が平和の尊さや戦争の恐ろしさを学ぶ機会を絶やさぬよう、関係団体や平和を願う多くの市民とともに平和事業に取り組んでまいります。 次は、市民公益活動の推進についてです。 今年度から新たに開設した、地域づくりのコーディネーターを養成する講座では、33名の方が受講をしています。講座は5月から始まり、これまで、市民活動の意義や地域コーディネーターの必要性と役割、また、市の地域活動の現状として、まちづくり協議会や地区社会福祉協議会の役割、市民活動団体の現状などを学んでいただきました。来年1月末までの間、地域の課題を解決する手法、会議やミーティングを円滑に進める技法、魅力ある活動の生み出し方など、地域コーディネーターに必要となる具体的なノウハウについて学んでいただく予定です。 次は電子行政の推進についてです。 新型コロナの収束が見通せない中、市民が安全に安心して行政サービスを利用できるよう、金銭の授受を必要としないキャッシュレス決済を導入していきます。まずは、証明書発行手数料など公金収納の取扱いが多くある市役所本庁舎1階の市民課と課税課の窓口、我孫子、天王台、湖北台、新木の4か所の行政サービスセンター及び鳥の博物館において、令和5年3月からクレジットカード、電子マネー、QRコードなどによるキャッシュレス決済が行えるよう導入してまいります。なお、関連する予算を今議会に上程しています。 また、デジタル化による業務効率化を図っていくため、民間事業者が提供する業務改善プラットフォームの活用について検証を行っています。それぞれの業務に合わせたアプリを職員自らが構築し活用することで、時間のかかっている業務手順の省略化につながることを期待しています。費用対効果を算出し、来年度の本格導入について検討してまいります。 次は、シティプロモーションの推進についてです。 都心で働く子育て世代に我孫子の住みやすさを知ってもらうため、新たにラジオCM「いざ、我孫子」を作成いたしました。新たなCMは、広い公園や住宅、子育て環境のよさなど、市の魅力が詰まった、パパ、ママ、子どもの3人が紡ぐ20秒のドラマに仕立てています。このCMは、市のふるさと大使、ナイツの塙さんがパーソナリティーを務めるTBSラジオの土曜の人気情報番組「ナイツのちゃきちゃき大放送」で7月から放送しています。また、来年の引っ越しシーズンに向けて、市の暮らしやすさのポイントを具体的にPRする60秒CMを、10月から毎月1回、4か月にわたりラジオ番組中に放送する予定で、関連する予算を今議会に上程しています。 さらに、9月23日には、東京23区を中心に約6,000のオフィスで働く女性に人気のフリーペーパー「シティリビング」約15万部に、我孫子への住み替えをPRする広告を掲載する予定です。 今後も、「未来につなぐ心やすらぐ水辺のまち我・孫・子」を住み替え先として多くの子育て世代に選んでもらえるよう市の魅力を発信してまいります。 次は、マイナンバーカードの普及促進についてです。 7月27日から、全国の携帯キャリアショップでマイナンバーカードの申請サポートが始まりました。キャリアショップでの申請は、QRコードつき交付申請書を用いた申請に対応するほか、通知カードや交付申請書がない手ぶらでの申請にも対応し、今まで以上にマイナンバーカードの申請がしやすくなりました。 マイナポイントにつきましては、第2弾となるキャンペーンが6月30日に開始されました。マイナンバーカードの健康保険証利用登録を行った方、公金受取口座の登録を行った方、それぞれに7,500円相当、合計1万5,000円相当のポイントが付与されます。これからマイナンバーカードを作成する方、まだマイナポイントの申込みをされていない方は、第1弾の5,000円相当と合わせて、2万円相当のポイント付与となります。いずれも、ポイント付与の申込期間は令和5年2月末までですが、カードの申請は令和4年9月末までとなっておりますので、広く市民に周知し、カードの普及率向上に努めてまいります。なお、8月7日時点の交付人数は6万6,805人、普及率は県内5番目の50.7%となっています。 最後は、震災イチョウの挿し木と岡田武松博士の顕彰についてです。 来年は大正12年に発生した関東大震災から100年の節目を迎えることから、各地で大震災の記録を再認識する取組が進められています。東京都中央区大手濠緑地にある震災イチョウは、関東大震災を生き延びたイチョウであり、当時、中央気象台長を務めていた布佐生まれの岡田武松博士の働きかけで現在地に移植されたもので、復興のシンボルとして人々を見守っています。 市では、震災イチョウの管理者である東京都と交渉を行い、我孫子高等技術専門校の協力を得て、6月29日に震災イチョウから挿し木用の枝を採取いたしました。7月15日には、布佐小学校、布佐南小学校の5年生に震災イチョウの挿し木を渡し、学芸員から岡田博士の業績と人となりを伝える特別授業を行いました。子どもたちに水やりなど挿し木の世話をしてもらい、数年後には布佐地区の小中学校や公共施設などで植樹を行い、大震災の記録の承継と岡田博士の顕彰につなげてまいります。 以上で、市政一般報告を終わります。各事業の推進に一層の努力をしてまいりますので、議員の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 引き続き、提案理由の説明をいたします。 議案第1号は、地方公務員法の一部を改正に伴い、職員の定年を段階的に引き上げるに当たり、我孫子市職員の定年等に関する条例、我孫子市一般職の職員の給与に関する条例等の関係条例について所要の整備をするため、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に対する条例を制定するものです。 議案第2号は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、再度の育児休業の取得に係る特別の事情に関し規定を整備するとともに、非常勤職員の子の出生後8週間以内の育児休業の取得要件を緩和し、及び非常勤職員の子の1歳以後の育児休業の取得の柔軟化を図るため、我孫子市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するものです。 議案第3号は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律及び建築基準法の一部改正に伴い、長期優良住宅維持保全計画の認定申請に対する審査手続に係る建築関係手数料を追加するとともに、条文を整備するため、我孫子市手数料条例の一部を改正するものです。 議案第4号は、公職選挙法施行令が一部改正され、国会議員の選挙における選挙運動に関し自動車の使用及びポスター等の作成の公費負担に係る限度額が引き上げられたことに伴い、これに準ずることができる市議会議員及び市長の選挙における選挙運動の公費負担に係る限度額を引き上げるとともに、条文を整備するため、我孫子市議会議員及び我孫子市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正するものです。 議案第5号は、市内小中学校でディスプレイとして活用しているプラズマテレビが老朽化したことから、児童・生徒のより効果的な学習環境の整備を図ることを目的に、大型液晶ディスプレイを購入するものです。 次に、補正予算について申し上げます。 議案第6号は、令和4年度我孫子市一般会計補正予算(第6号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ9億3,000万円を追加し、予算総額を500億7,300万円とするものです。 歳入の主な内容は、地方交付税、国庫支出金、繰越金、諸収入などを増額し、繰入金、市債などの減額を行うものです。歳出の主な内容は、財政調整基金及び公共施設整備基金への積立金、国・県支出金等過年度精算金などを増額するものです。また、それぞれの款で4月の人事異動などに伴う人件費の増額及び減額を行っています。 議案第7号は、令和4年度我孫子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ4,094万1,000円を減額し、予算総額を121億9,605万9,000円とするものです。 歳入は、繰越金を増額し、繰入金などの減額を行うものです。歳出は、財政調整基金積立金などを増額し、一般被保険者医療給付費納付金、一般被保険者後期高齢者支援納付金などの減額を行うものです。 議案第8号は、令和4年度我孫子市介護保険特別会計補正予算(第1号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1億8,156万3,000円を追加し、予算総額を115億8,156万3,000円とするものです。 歳入は、繰越金、繰入金などを増額するものです。歳出は、償還金、一般会計繰出金、財政調整基金積立金など増額するものです。 議案第9号は、令和4年度我孫子市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ604万4,000円を追加し、予算総額を24億3,304万4,000円とするものです。歳入は、繰越金の増額などを行い、歳出は予備費の増額などを行うものです。 議案第10号は、令和4年度我孫子市下水道事業会計補正予算(第1号)を定めるものです。 今回の補正は、4月の人事異動などに伴う職員給与費の増減及び企業債の増額などにより、収益的収入及び支出については、既定の予定額にそれぞれ52万1,000円を増額し、資本的収入及び支出については、既定の予定額にそれぞれ112万1,000円を増額するものです。 議案第11号から議案第14号までは、令和3年度の一般会計、各特別会計の歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものです。 議案第15号及び第16号は、地方公営企業法第32条第2項の規定により、令和3年度我孫子市下水道事業会計決算及び令和3年度我孫子市水道事業会計決算に伴う剰余金を剰余金処分計算書のとおり処分し、併せて同法30条第4項の規定により、歳入歳出決算を監査委員の意見をつけ議会の認定に付するものです。 報告第1号は、我孫子市一般会計の継続費に係る継続年度が終了しましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものです。 報告第2号は、我孫子市下水道事業会計の継続費に係る継続年度が終了しましたので、報告第3号、我孫子市水道事業会計の継続費に係る継続年度が終了しましたので、それぞれ地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により報告するものです。 報告第4号は、令和3年度我孫子市財政健全化判断比率及び公営企業の資本不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものです。 報告第5号は、損害賠償の額の決定について専決処分をいたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものです。 以上で提案理由の説明を終わります。十分な御審議の上に御可決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(甲斐俊光君) 以上で提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △休会の件 ○議長(甲斐俊光君) 明日から9月4日までは議案自宅審査のため休会いたします。来る9月5日は午前10時から会議を開きます。本日はこれをもって散会いたします。     午後1時47分散会---------------------------------------
    △本日の会議に付した事件  1.会期の件 1.会議録署名議員指名 1.議案第1号から議案第16号及び報告第1号から報告第5号  (市政一般報告及び提案理由説明)---------------------------------------出席議員 議長   甲斐俊光君 副議長  海津にいな君 議員   西川佳克君        野村貞夫君      澤田敦士君        山下佳代君      江川克哉君        芹澤正子君      岩井 康君        高木宏樹君      戸田智恵子君       久野晋作君      内田美恵子君       飯塚 誠君      西垣一郎君        日暮俊一君      椎名幸雄君        豊島庸市君      佐々木豊治君       坂巻宗男君      早川 真君        木村得道君      茅野 理君        松島 洋君---------------------------------------欠席議員      なし---------------------------------------出席事務局職員      事務局長            中野信夫      次長              大井一郎---------------------------------------出席説明員      市長              星野順一郎君      副市長             青木 章君      教育長             丸 智彦君      水道局長            古谷 靖君      企画総務部長          山元真二郎君      (併)選挙管理委員会事務局長      財政部長            小林 修君      市民生活部長          海老原郁夫君      健康福祉部長          三澤直洋君      子ども部長           星 範之君      環境経済部長          山本康樹君      建設部長            南川秀一君      都市部長            森 晋野君      消防長             石井雅也君      教育総務部長          飯田秀勝君      生涯学習部長          菊地 統君...