銚子市議会 > 2016-06-30 >
06月30日-06号

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  1. 銚子市議会 2016-06-30
    06月30日-06号


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    平成28年  6月 定例会             平成28年6月銚子市議会定例会    議 事 日 程 (第6号)               平成28年6月30日(木)                                午前10時開議日程第1 議案第1号及び議案第3号から議案第5号まで     (委員会委員長報告質疑討論、採決)日程第2 陳情第12号から陳情第16号まで     (委員会委員長報告質疑討論、採決)日程第3 議案第6号 銚子市職員の給与の特例に関する条例制定について     (上程、説明、質疑討論、採決)                                            〇本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                            〇出席議員(19名)   1番   田  中     努  君      2番   笠  原  幸  子  君   3番   椎  名  亮  太  君      4番   石  上  友  寛  君   5番   加  瀬  栄  子  君      6番   桜  井     隆  君   7番   工  藤  忠  男  君      8番   鎌  倉     金  君   9番   宮  内  和  宏  君     10番   加  瀬  庫  藏  君  11番   大  野  正  義  君     12番   尾  辻     廣  君  13番   釜  谷  藤  男  君     14番   広  野  恭  代  君  15番   岩  井  文  男  君     16番   根  本     茂  君  17番   地  下  誠  幸  君     18番   石  上  允  康  君  19番   宮  内  昭  三  君                                            〇欠席議員(なし)                                            〇説明のための出席者  市  長  越  川  信  一  君     副 市 長  島  田  重  信  君  教 育 長  石  川  善  昭  君     理  事  飯  田  正  信  君  政策企画  宮  澤  英  雄  君     総務市民  長  島     潔  君  部  長                    部  長  健康福祉  石  井  倫  宏  君     産業観光  笹  本  博  史  君  部  長                    部  長  都市環境  椎  名     寛  君     消 防 長  山  口  昌 一 郎  君  部  長  教育部長  山  口  重  幸  君     会  計  城 之 内  一  道  君                          管 理 者  水道課長  野  口     寿  君     秘書広報  安  藤     隆  君                          課  長  財政課長  宮  内  伸  光  君                                            〇事務局職員出席者  事務局長  原     孝  一        書  記  千  葉  眞  一  書  記  石  毛  秀  明          午前10時00分  開 議 ○議長(石上允康君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(石上允康君) この際、諸般の報告をいたします。  本日市長から追加議案1件が提出されましたので、ご報告いたします。  議案取り扱いについては、議会運営委員会を開催いたしましたので、議会運営委員会委員長からその報告を求めます。  宮内和宏議員。          〔宮内和宏君登壇〕 ◆宮内和宏君 おはようございます。議会運営委員会を開催いたしましたので、そのご報告を申し上げます。  本日市長から追加議案1件の提出がありました。これが取り扱いにつきましては、お手元に配付してあります議事日程(その2)のとおり本日の日程に追加し、上程、説明、質疑の後、委員会付託を省略し、討論、採決することに議会運営委員会としては決定いたしました。  以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、議事運営についてよろしくご協力くださるようお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。 ○議長(石上允康君) 以上で議会運営委員会委員長報告は終わりました。 △議案第1号、議案第3号~議案第5号の委員長報告質疑討論、採決 ○議長(石上允康君) これより日程に入ります。  日程第1、議案第1号及び議案第3号から議案第5号までの4議案一括議題といたします。  去る6月10日の本会議において各委員会に付託いたしました各議案について、これよりその審査の経過と結果について各委員長報告を求めます。  最初に、総務企画委員会委員長岩井文男議員。          〔岩井文男君登壇〕 ◆岩井文男君 おはようございます。総務企画委員会委員長報告を申し上げます。  去る6月10日の本会議において当委員会に付託されました議案審査のため、6月24日午前10時より全員協議会室において委員会を開催いたしました。  当日は、委員全員が出席し、理事者側から市長及び関係部課長等の出席を得て慎重に審査をいたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会に付託されました議案は、議案第1号 平成28年度銚子一般会計補正予算(第1号)中関係予算議案第3号 銚子災害救護従事者に対する賞慰金の授与に関する条例制定について、以上の2議案であります。  まず、議案審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第1号中関係予算及び議案第3号については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。  問 議案第1号、一般会計補正予算について、お試し移住のための物件はどのようなものか伺います。また、申し込みがあった場合、どのくらいの期間とするのか伺います。  答 お試し移住の物件は、空き家バンクに登録されているものの中から1軒を予定しています。市の中心部に近い5DKの住宅で、4人、5人の家族でもお試し移住ができる広さを持った物件です。期間は、申請者の要望により、おおむね1週間から1か月とする予定です。  問 一般会計補正予算自治振興費250万円は、自治宝くじ助成事業を活用して宮原町芸能保存会太鼓等購入費の助成を行うということですが、自治宝くじ助成事業の過去5年間の実績について伺います。  答 平成23年度が銚子民謡保存会小畑地区平成24年度が清川町響会、平成25年度が垣根町・四日市場町の銚子市民謡保存会みこし連合阪流会平成26年度が海鹿島町の潮鼓会平成27年度が野尻町の青年団で、いずれも太鼓等購入に対して限度額の250万円を助成しています。  問 一般会計補正予算消防費救命胴衣ゴムボートを購入するとしていますが、購入する救命胴衣の数はどのくらいなのか、またゴムボートはどのようなものを何艇購入するのか伺います。  答 海岸及び河川敷を警戒する消防団が31部あり、消防車1台当たりの乗車人員が5名ですので、31部掛ける5着と団本部として5着の合計160着を購入しようとするものです。4人乗りのゴムボートで、船外機を取りつけるものではなく、オールでこぐ、またはロープで引いて安全な場所に移動するというものです。5艇のゴムボートを購入する予定です。  問 今までにゴムボートを使用した災害救助にはどのようなものがあったのか伺います。  答 消防本部で保有している船外機を取りつける救命ボート使用実績は多くあります。今回購入しようとするゴムボート使用実績については、2つの例があります。1例目は、昭和46年9月の台風25号で、市内全域に戦後最大の被害をもたらしました。大雨により、多くの場所で増水し、床上浸水が571棟、床下浸水が1,828棟、死者10名、負傷者26名という大きな被害でありました。このときに西小川町では滑川の氾濫により道路が冠水し、周辺の地域では水位が人の肩くらいまで上昇したことにより、住民が避難できず、住宅などに孤立してしまいました。これを消防職団員が協力してゴムボートを活用し、救出したということが報告されています。2例目は、平成4年10月に記録的な集中豪雨があり、春日町、西小川町、本城町などで床上浸水が85棟、床下浸水が179棟の被害が発生しました。春日町の尾永井団地では、道路が冠水して水位が上昇し、避難がおくれた高齢の女性1名を消防署員ゴムボートで救出したという事例があります。  問 議案第3号について、災害救護従事者に対する賞慰金は、特に抜群の功労、抜群の功労、特に顕著な功労などにより、その額に差があります。賞慰金の額に差があることについて伺います。  答 この賞慰金は、災害で亡くなった方、障害を負った方に対する単なる弔慰金見舞金という意味合いではなく、災害救助を遂行した者の功労に対するものであることから、その功労の程度により賞慰金の額に差を設けているものです。その功労の程度については、救助の際の災害現場危険性、災害の内容・大きさ、二次災害が起こる危険性があるかどうか、またその従事者本人救助活動の内容及びその効果、救助した人数、緊急性があったかどうか、賞慰金支給対象となった方が殉職するに至った経緯、障害を負うに至った経緯など、さまざまな要因が想定されますので、ケース・バイ・ケースで判断されるものと考えています。なお、千葉県市町村総合事務組合消防賞じゅつ金条例がありますので、その先例なども参考として決定することになると考えています。  問 災害救護従事者に対する賞慰金は、功労の程度の判断が難しいと思います。客観的な判断を行うため、外部の者の意見を聴くなどのことをするのか伺います。  答 この条例案の第7条に「市長は、賞慰金の授与に当たっては関係機関と連携を密にし、適正な授与に努めるものとする」という規定があります。関係機関として、消防本部、海上保安庁などが想定されますので、これらの機関の意見を聴くことなどを経て決定することを考えていきます。  以上のような質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。  以上のとおりでありましたので、ご報告いたします。 ○議長(石上允康君) 次に、教育民生委員会委員長広野恭代議員。          〔広野恭代君登壇〕 ◆広野恭代君 教育民生委員会委員長報告を申し上げます。  去る6月10日の本会議において当委員会に付託されました議案審査のため、6月22日午前10時から全員協議会室において委員会を開催いたしました。  当日は、委員全員が出席し、理事者側から市長及び関係部課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会に付託されました議案は、議案第1号 平成28年度銚子一般会計補正予算(第1号)中関係予算議案第4号 銚子市立小学校条例の一部を改正する条例制定について、以上の2議案であります。  まず、議案審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第1号中関係予算及び議案第4号については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。  問 議案第1号、一般会計補正予算民生費に係る工事請負費等の財源について、特定財源204万1,000円の内訳について伺います。  答 公共施設整備等基金繰入金を充てるものです。  問 一般会計補正予算保健衛生総務費に係る補助金の財源及び対象について伺います。  答 財源については、がんばれ銚子ふるさと応援基金繰入金を充てるものです。補助の対象につきましては、銚子医師会立看護研修センターが中心となって実施したアンケートから、看護職資格取得者818名のうち現在就業していない潜在看護職22名を対象とした看護職人材確保を図る事業などとなります。  問 一般会計補正予算児童発達支援センター費に係るわかば学園職員用トイレの増設を行う理由について伺います。  答 わかば学園は、45年前に建設された建物のため、職員用トイレ和式便器1個と男子用小便器1個の男女兼用となっています。これまで男女兼用トイレで対応してまいりましたが、職員数の増加や来訪者多様化に加え、今年度からは給食業務委託が開始されました。使用者数に対してトイレの数が少なく、衛生面にも問題があるため、これまで男女の区別のなかった現在の職員用トイレ男子用トイレとして使用することとし、更衣室を改修して女子用トイレを新たに増設しようとするものです。  問 議案第4号 銚子市立小学校条例の一部を改正する条例制定について、猿田小学校の閉校後、児童の就学先はどこになるのか伺います。  答 学区は海上小学校区となりますので、平成29年度以降は海上小学校へ通うことになります。  問 子どもたち通学手段及び運賃の補助について伺います。  答 猿田駅から松岸駅までJRを利用して通学することになります。通学に係る補助としては、旧猿田小学校区に居住しており、JRを利用して海上小学校に通学する児童の保護者の方に全額を補助する予定です。  以上のような質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。  以上のとおりでありましたので、報告いたします。 ○議長(石上允康君) 次に、産業建設委員会委員長宮内昭三議員。          〔宮内昭三君登壇〕 ◆宮内昭三君 それでは、産業建設委員会委員長報告を申し上げます。  去る6月10日の本会議において当委員会に付託されました議案審査のため、6月23日午前10時から全員協議会室において委員会を開催いたしました。  当日は、委員全員が出席し、理事者側から市長及び関係部課長等の出席を得て慎重に審査をいたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会に付託されました議案は、議案第1号 平成28年度銚子一般会計補正予算(第1号)中関係予算議案第5号 銚子水道事業条例の一部を改正する条例制定について、以上の2議案であります。  まず、議案審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第1号中関係予算及び議案第5号については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。  問 創業支援事業における空き店舗活用事業の昨年度の実績について伺います。  答 事業平成26年度からスタートしており、平成27年度の実績は、26年度からの継続分が2件で、家賃補助が74万4,000円です。27年度の新規分は、まず改装費補助として3件で120万円、家賃補助が4件で48万2,000円、合わせて27年度の補助実績は242万6,000円です。  問 創業支援事業における空き店舗対策事業の実績と閉店したケースはこれまでなかったのか伺います。  答 空き店舗対策事業については、平成26年度からスタートしており、26年度は2件で、どちらの店舗も飲食店でした。27年度は5件で、喫茶店が3件、軽食店が1件、マッサージ店が1件でした。いずれの店も現在まで営業しており、閉店している店舗はありません。  問 農水産まつりを開催する予定とのことですが、これまで開催されてきた中で駐車場の確保が重要だと思われます。今年度はどのような計画で行う予定なのか伺います。  答 平成26年度については、問題点として駐車場不足がありました。そこで、平成27年度は県漁港事務所の協力もあり、駐車場用地をふやし、全部で2,000台近くの駐車場を確保しました。しかし、一番遠い駐車場は会場まで約1.5キロの距離があったため、巡回バスを20分間隔で走らせて来場者利便性を図りました。今年度も駐車場用地の確保や来場者の便宜を図る点に留意していきたいと思います。また、農産と水産の合同開催予定しており、さまざまな課題が出てくると思いますが、関係者と十分協議しながら、まつりが円滑に進むようにしていきたいと考えています。  問 農水産まつりは、大勢の来場者があると予想されますので、駐車場の増設、特に会場から川口方面での増設をすることはできないか、また高齢者に対してのサービスを検討できないか伺います。  答 川口方面での駐車場用地の確保は難しいと考えています。また、来場される高齢者向けサービスについては、これから関係団体と協議していく中でどういうことができるか考えていきたいと思います。  問 インバウンド推進事業における台湾への視察は、何名を予定しているか伺います。  答 視察予定者は、市長と職員2名の合計3名を予定しています。  問 三崎団地空き家の解体は、何棟を予定しているか伺います。  答 三崎団地は全46棟ありまして、そのうち解体は1棟です。また、今回解体予定の家屋の建物面積は約120平方メートルで、解体後は柵を設置し、立入禁止にする予定です。  問 銚子衛生センター長寿命化総合計画策定業務の内容について伺います。  答 衛生センター長寿命化総合計画の策定は、国の循環型社会形成推進交付金を活用して実施する事業で、主な内容の1点目として、二酸化炭素20%削減を目標として、平成30年度から実施予定基幹的設備改良工事において、どのような機械設備を改修すれば二酸化炭素が削減できるかを調査すること、2点目として、し尿の処理量に応じた処理能力の見直しと変更、3点目として、将来、広域ごみ焼却施設へ汚泥を搬入することに伴う衛生センター焼却施設の廃止、4点目として、脱水汚泥広域ごみ焼却施設の助燃剤として使用するための汚泥脱水機の改修が主な内容です。  問 銚子衛生センター長寿命化総合計画策定業務委託契約方法について伺います。  答 一般競争入札予定しています。  問 水道事業運営審議会を設置する目的について伺います。  答 水道事業では、これまで内部要綱により設置している運営協議会にかえて水道事業条例運営審議会の規定を整備し、設置しようとするものです。審議会においては、水道事業の予算、決算のほか、本城浄水場など老朽化している施設の更新、今後の経営見通しなどについて審議していただく予定で、水道事業の運営に活かしていきたいと考えています。  以上のような質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。  以上のとおりでありましたので、報告いたします。 ○議長(石上允康君) 以上で上程議案に対する各委員長報告は終わりました。  ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石上允康君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石上允康君) 討論なしと認めます。  ただいま議題となっております議案について、これより採決をいたします。  採決は、各議案ごとに行います。  お諮りいたします。最初に、議案第1号について、各委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(石上允康君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第3号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(石上允康君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第4号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(石上允康君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第5号について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(石上允康君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。
    陳情第12号~陳情第16号の委員長報告質疑討論、採決 ○議長(石上允康君) 日程第2、陳情5件を議題といたします。  去る6月10日の本会議において各委員会に付託いたしました陳情について、これよりその審査の経過と結果について各委員長報告を求めます。  最初に、総務企画委員会委員長岩井文男議員。          〔岩井文男君登壇〕 ◆岩井文男君 陳情につきまして、総務企画委員会委員長報告を申し上げます。  去る6月10日の本会議において当委員会議案とともに付託されました陳情1件について、議案審査終了後、慎重に審査いたしましたので、これよりその結果についてご報告申し上げます。  陳情第15号は、銚子市町3895の2、銚子市民の生活を正常にする会代表長谷川眞吾氏からの市議会議員のいわゆる「充て職」への報酬に係る条例改正を求める陳情であります。  本陳情につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、全員異議なく、不採択とすべきものと決しました。  以上のとおりでありましたので、報告いたします。 ○議長(石上允康君) 次に、教育民生委員会委員長広野恭代議員。          〔広野恭代君登壇〕 ◆広野恭代君 陳情につきまして、教育民生委員会委員長報告を申し上げます。  去る6月10日の本会議において当委員会議案とともに付託されました陳情4件について、議案審査終了後、慎重に審査いたしましたので、これよりその結果についてご報告申し上げます。  初めに、陳情第12号、陳情第13号及び陳情第14号は、いずれも船橋市本町3の4の3、千葉県保育問題協議会会長田島潤一氏からで、陳情第12号は、公立保育所一般財源化を廃止し、直接補助制度に戻すことを求める意見書の提出を求める陳情陳情第13号は、保育士不足を解消するため、保育士の処遇を大幅に改善することを求める意見書の提出を求める陳情陳情第14号は、子育て費用家計負担軽減化をはかるために保育料低減化を求める意見書の提出を求める陳情であります。  これらの陳情3件については、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、賛成多数で保留とすべきものと決しました。  次に、陳情第16号は、大網白里市柳橋890番地、齋藤勝氏からの難病・疾病対策の充実に関して国等への意見書の提出を求める陳情であります。  本陳情につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、賛成多数で保留とすべきものと決しました。  以上のとおりでありましたので、報告いたします。 ○議長(石上允康君) 以上で各委員長報告は終わりました。  ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石上允康君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  笠原幸子議員。 ◆笠原幸子君 陳情第12号、第13号及び第14号について、そして陳情第16号について討論申し上げます。  陳情第12号、第13号及び第14号については、これら3本の陳情はどれも深刻化する少子化対策について国へ財政支援をしっかりと実施することを求める陳情です。陳情第12号は、自治体の直接補助をもとに戻して、老朽化する施設整備に、そして陳情第13号は保育士の処遇の大幅改善を、陳情第14号は子育てする家計へそれぞれ財政支援をするよう求めた陳情です。銚子市における1年間の出生数は年々減る一方で、平成24年347人、平成25年317人、平成26年298人、平成27年は結果が出ておりませんが、この減少傾向は顕著なものです。マスコミでもお隣の神栖市と比べられ、報道されております。銚子市の子育て支援にさらなる財政支援を実施するよう要望しますが、潤沢な財政状況ではない状況からすれば、国への支援を求めるのは、これら陳情が提出されなくても必要なことではないでしょうか。銚子市における少子化問題は、一般質問のテーマとして毎議会複数の議員からも上がっているテーマであります。銚子市の現状を踏まえるならば、付託委員会がこれらの陳情を不採択と同様の保留としたことについて残念でたまりません。ぜひともこれらの陳情銚子市議会として採択すべきものと考えます。よって、付託委員会が保留とした結果については反対いたします。  次に、陳情第16号についてです。難病、疾病対策の充実を求める今回の陳情は、病と闘いながらも、財政的にも苦難を抱える患者さんとその家族の切実な声です。難病を抱える患者さんは、病名や治療方針が決まるまでの長い期間の費用についても苦労をしています。今回の陳情第16号についても、付託委員会が不採択と同様の保留としたことについて、銚子市議会として採択すべきものと考えます。よって、付託委員会が保留とした結果について反対いたします。 ○議長(石上允康君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石上允康君) これをもって討論を終結いたします。  ただいま議題となっております陳情について、これより採決いたします。  お諮りいたします。最初に、陳情第12号について、委員長報告は保留とすべきものです。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(石上允康君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  次に、陳情第13号について、委員長報告は保留とすべきものです。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(石上允康君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  次に、陳情第14号について、委員長報告は保留とすべきものです。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(石上允康君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  次に、陳情第15号について、委員長報告は不採択とすべきものです。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(石上允康君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  次に、陳情第16号について、委員長報告は保留とすべきものです。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(石上允康君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。 △議案第6号の上程、説明、質疑討論、採決 ○議長(石上允康君) 日程第3、議案第6号を議題といたします。  議案を職員に朗読させます。          〔職員朗読〕 ○議長(石上允康君) 提案理由の説明を求めます。  総務市民部長。 ◎総務市民部長(長島潔君) それでは、議案(その2)の1ページをごらんください。議案第6号 銚子市職員の給与の特例に関する条例制定について提案理由を説明します。  本市の厳しい財政状況に鑑み、より一層の歳出の削減を図るため、職務の級が3級以上の職員及び再任用職員に対し、平成28年7月1日から平成29年3月31日までの間、給与の減額措置を実施するため、条例を新たに制定しようとするものです。  内容は、職務の級が3級以上の職員及び再任用職員の給与を減額する規定で、平成28年7月1日から平成29年3月31日までの間、給料、管理職手当、期末手当、勤勉手当及び時間外勤務手当等を減額して支給しようとするものです。  減額の内容は、給料を一律1%減額し、時間外勤務手当等についても、この減額後の給料月額で算出することにより、同様に減額することとしております。また、本年12月に支給する期末手当及び勤勉手当のうち4級以上の職員を対象とした役職に応じて加算している支給額の2分の1を減額することとし、管理職手当は一律30%を減額することとしております。  なお、一般職のうち再任用職員を除いた2級以下の職員、国・県等の人事交流等により本市に勤務している職員及び任期付短時間勤務職員は減額措置の対象外としております。この条例による減額期間における人件費の削減影響額は、共済費の削減分を含め、約4,485万円を見込んでおります。  以上で議案第6号の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(石上允康君) 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  最初に、笠原幸子議員。 ◆笠原幸子君 議案第6号について2点伺います。  職員組合との合意について、とれたのかどうか確認いたします。それともう一点は、合意に至る経過の中でどのような話し合いがなされ、職員組合からの意見や今後の要望について、どのようなことが出されたか伺います。 ○議長(石上允康君) 総務市民部長。 ◎総務市民部長(長島潔君) まず、1点目、職員組合との合意でございますが、6月24日の交渉で合意いたしました。2点目、組合からの合意に至る交渉の中での意見、要望等といったご質問でございますが、今回の給与減額交渉におきまして、組合からは、職員のことを第一に考えた働きやすい職場環境づくりを実施することや、職員のモチベーション向上策について具体的方策を必ず提示、実施することなどの要望が市長に対してございました。 ○議長(石上允康君) 次に、尾辻廣議員。 ◆尾辻廣君 本議案に対して、提案理由では、本市の厳しい財政状況に鑑み、一層の歳出の削減が不可欠となっていますが、6月27日の行財政改革審議会でも、一般会計で公債費305億円、実質公債費比率は平成26年度決算で14.4%となっており、政令指定都市千葉市及び鋸南町を除くと、銚子市は県内でワースト1位と報告され、厳しさが強調されていました。なお、特別会計を含めると、公債費、地方債は503億円となっています。また、平成27年度決算見込みに対しても厳しい指摘がありました。さらには、過去の行革審のチェック機能についても厳しい指摘があったところであります。そこで、以下の点についてお答え願います。1、議案の提出が議会最終日となった理由について、2、3級以上の職員及び再任用職員に対しとありますが、1、2級を除くとしたのは人材確保としての若年層への配慮かと思われますが、その理由について、3、給与カット額の総額及びその費目ごとの内訳について、4、平成20年から平成26年における職員の給与カットの状況について、5、直近の銚子市のラスパイレス指数及び県内の市制施行の地域との比較について、6、職員組合との交渉の経過について、これについては先ほど笠原議員の質問にもありましたので、省略して結構です。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(石上允康君) 市長。 ◎市長(越川信一君) 最終日の提案になったのはなぜかということでございますけれども、組合との交渉の合意が6月24日となりました。合意書の取り交わしは6月28日ということから、議会最終日の提案となったものでございます。本来であれば、当初提案、あるいは委員会に付託をすべき議案でありますけれども、日程的に間に合わず、市議会に対しましては大変申しわけなく、おわびを申し上げます。また、次回以降の議会に上程することとした場合には、減額期間の短縮によります減額率の引き上げが想定されます。給与減額期間は短くなるものの、月々の減額幅が大きくなり、職員の負担感が大きくなることを回避するため、今議会に提案させていただいたものでございます。 ○議長(石上允康君) 総務市民部長。 ◎総務市民部長(長島潔君) 私からは1、2級の職員等を減額の措置の対象から外している理由について申し上げます。今回組合交渉の中で若手の職員に給与減額の負担を強いることは適当ではないといった議論もございまして、1、2級の職員は給与減額の対象外といたしました。なお、任期付短時間勤務職員につきましても、1、2級の職員と同様の理由で対象外といたしました。また、国・県等、他の地方公共団体の人事交流等の職員につきましても、派遣元団体との関係を考慮したため、対象外というふうにしたものでございます。  2点目、ラスパイレスについてのご質問があったと思います。本市における平成27年4月1日現在のラスパイレス指数は99.2でございます。千葉市を除く県内36市中31番目の数値となっております。参考までに申し上げますと、県内市の平均は100.8、全国平均は98.7、類団平均は97.9でございます。  それと、給与カットの費目ごとのカットというご質問がございましたでしょうか。その辺について、議長、費目ごとの内訳の趣旨を確認させていただければと思います。 ○議長(石上允康君) それでは、ただいま執行部から趣旨確認の申し出がありましたので、これを許可いたします。  尾辻議員。 ◆尾辻廣君 カットの総額及びそれに占める例えば給料が幾ら、管理職手当が幾ら、期末勤勉手当が幾ら、共済費が幾らという、そういう内訳を。 ○議長(石上允康君) 総務市民部長。 ◎総務市民部長(長島潔君) それでは、費目ごとの減額見込み額についてお答えします。  給料につきましては合計1,510万7,037円でございます。管理職手当につきましては1,395万5,958円の減額、期末勤勉手当につきましては1,329万9,866円、共済費は減額が248万4,485円、合計で4,484万7,346円でございます。ちなみに減額の対象職員数は511名でございます。  1点答弁漏れがございました。申しわけございません。平成20年度以降の職員給与額の削減状況というご質問があったと思います。内訳を申しますと、平成20年度以降、本市におきましては3回給与削減を実施しております。平均給料削減率は、平成20年度から平成23年度に実施した削減では4.5%、平成25年度は6.35%、平成26年度は4.05%となっておりまして、この間の削減額の合計は6年間で約7億4,583万円となります。 ○議長(石上允康君) 次に、石上友寛議員。 ◆石上友寛君 それでは、2点伺います。  1点目、平成26年度に続き、また給与の減額措置をとるという内容ですが、昨年度から続く組合との交渉の過程で今回27年度の決算見込みが出ました。実質収支額約5億3,600万円の黒字、財政調整基金への積み増しも3億円ということです。そのような中で職員給与のさらなるカットに至った理由を改めて詳しくお聞かせください。  2点目、削減額約4,485万円とありましたが、こちらは職員の負担となっているわけです。新聞記事によりますと、負担額が当初見込み約1億円と、やはりこれも少なくはない額が記載されておりました。この1億円という数字の理由をお尋ねします。 ○議長(石上允康君) 市長。 ◎市長(越川信一君) 1点目の質問については、私のほうからお答えをさせていただきます。  今回の給与カットについては、銚子市の厳しい財政状況を踏まえ、昨年の8月以降、交渉を進めてまいりました。この給与カットの前提としていたのが財政の推計でございます。27年度の一般会計は約700万円の赤字が見込まれる、28年度は約3億円の赤字が見込まれるという財政推計を前提とした交渉でありました。しかし、平成27年度の一般会計の決算は法人市民税が見込みを上回ったことなどから、約5億3,600万円の黒字となりました。退職手当債の増額という特殊要因を除いても黒字の決算となっております。その中で、27年度は黒字決算となったものの、当面厳しい財政状況は続く、またごみ処理手数料など各種料金の値上げなど市民負担も求めているという中で、改めて職員の給与カットをお願いし、最終的に合意に至ったというのが経過でございます。5月の行革審の中でも、給与を下げると必ずモチベーションは下がる、給与カットでメンタルな面をそぐのは本当に心配だという民間の会社経営者である委員から発言がございました。職員の給与カットについては、先ほど部長から経過の答弁がありましたけれども、その前も含めますと、この12年間で10回の給与カットを実施してきました。毎年のように給与カットを行っているという状況でございます。とても正常な状況ではございません。最もモチベーションも下がる状況だということは認識しております。その中で、今後はモチベーションが下がることのないように、給与カットをしなくてもいい財政状況をつくっていくということが求められるというふうに思っております。厳しい状況の中で職員組合にも合意をいただいたことには心から感謝を申し上げたいと思います。 ○議長(石上允康君) 総務市民部長。 ◎総務市民部長(長島潔君) 私からは当初の削減額1億円の理由についてお答えいたします。  職員組合に当初提案した昨年5月10日の時点で、平成28年度は約3億円のいわゆる赤字が見込まれていたため、そのうちの約3分の1に当たる1億円を給与額の削減として、交渉の議論の段階といいますか、そういう形で設定したものでございます。 ○議長(石上允康君) 石上友寛議員。 ◆石上友寛君 職員の給与カットということで、これは生活費のカットということにも直結すると思います。これに関しては、先ほど答弁もありましたが、職員のモチベーションにかかわる最重要項目になると思います。今組合からの意見、要望という形での答弁、職場環境だったりとかモチベーションの向上、こういったことがございましたけれども、この点についてしっかりフォローアップできるのか、具体策があれば伺います。 ○議長(石上允康君) 市長。 ◎市長(越川信一君) 給与削減の中でモチベーションアップ、なかなか難しいことだと思いますけれども、まず第1点は今後給与カットをしなくてもいい状況をつくるということがモチベーションアップの第1だというふうに思っております。その上で、働きやすい職場環境というのはもちろんあると思いますけれども、近年特に職員の研修をかなり縮減してきてしまったと、厳しい財政状況の中で縮減してきてしまったという状況がございました。今回の社会福祉課のケースワーカーの問題にいたしましても、今後研修を充実させていくという答弁を一般質問の中でさせていただきましたけれども、職員の研修を充実させる、あるいは先進地の視察など大いに刺激を受けるような部分を積極的につくりだしていくということも具体策かなというふうに思っております。それから、今回の給与カットに当たっては、私自身が銚子市の財政状況について職員に対する説明会を行いました。具体的に銚子市の目指す方向性、それからビジョンなどについても市長みずからが語る場面をつくるということで、職員と今後の銚子市の進むべき方向性を共有していくということが非常に重要かなというふうに思っております。今後も職員のモチベーションアップをしっかりと行っていきたいなというふうに思っております。 ○議長(石上允康君) 総務市民部長。 ◎総務市民部長(長島潔君) 1点先ほどの答弁の訂正をさせていただきたいと思います。  約3億円の赤字が見込まれていたというのを昨年5月10日というふうにお答えしましたが、正しくは本年5月10日でございます。 ○議長(石上允康君) 以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石上允康君) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第6号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石上允康君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石上允康君) 討論なしと認めます。  ただいま議題となっております議案について、これより採決をいたします。  お諮りいたします。議題となっております議案第6号について、原案に賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(石上允康君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。 △閉会の宣言 ○議長(石上允康君) 以上をもって今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。  これにて平成28年6月銚子市議会定例会を閉会いたします。  慎重審議ご苦労さまでした。          午前10時59分  閉 会...